JPH1155038A - Fm復調回路 - Google Patents

Fm復調回路

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JPH1155038A
JPH1155038A JP21203197A JP21203197A JPH1155038A JP H1155038 A JPH1155038 A JP H1155038A JP 21203197 A JP21203197 A JP 21203197A JP 21203197 A JP21203197 A JP 21203197A JP H1155038 A JPH1155038 A JP H1155038A
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JP
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transistor
signal
terminal
input
input terminal
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JP21203197A
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Inventor
Yoshihiro Emura
由宏 江村
Atsushi Ogawa
敦 小川
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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Publication of JPH1155038A publication Critical patent/JPH1155038A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FM復調回路の移相手段をIC内に収め、外付
け部品の削減を図る。 【解決手段】 振幅制限手段111の出力端は、移相手
段112の入力端と乗算手段113の第1入力端に接続
される。移相手段112は、振幅制限手段111の出力
端と接地点の間に直列接続されるコンデンサC1,C2 と、
コレクタ(出力端)がコンデンサC1,C2 の接続点に接続
されるトランジスタQ2と、トランジスタQ2のベースに接
続される低域通過フィルタC ・R とから構成される。ト
ランジスタQ2のエミッタは、接地点に接続され、コンデ
ンサC1,C2 の接続点は、乗算手段113の第2入力端に
接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FM検波回路に関
するもので、特に外付け部品の削減を目的としたFM復
調回路に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のFM復調回路を示すブロ
ック図である。このFM復調回路は、振幅制限手段11
1、移相手段112及び乗算手段113の3つのブロッ
クから構成され、FM信号は、振幅制限手段111に入
力される。振幅制限手段111は、例えば、自動利得制
御(AGC)回路であり、FM信号の最大電圧振幅を一
定値に抑える役割を果たす。移相手段112は、FM信
号の位相を所定量、例えば90°だけ移動させる。乗算
手段113は、振幅制限手段111の出力信号と移相手
段112の出力信号を乗算し、FM復調信号を出力す
る。
【0003】図6は、図5の移相手段の構成を示すもの
であり、図7は、移相手段のみを抽出して示すものであ
る。また、図8は、図7の移相手段の位相特性図であ
る。移相手段は、コイルL、抵抗R、コンデンサCの並
列共振回路から構成されている。入力電圧VINと出力
電圧VOUTの関係は、(1)式に示すようになる。
【0004】
【数1】 また、共振周波数ω0 は、(2)式、移相θは、(3)
式に示すようになる。
【0005】
【数2】
【0006】
【数3】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5のFM復調回路に
おいて、移相手段に、図6に示すようなコイルL 、コン
デンサC、抵抗Rからなる並列共振回路を用いた場合、
振幅制限手段及び乗算手段は、1チップ内に集積できる
が、移相手段(並列共振回路)は、1チップ内に集積す
ることができず、外付けとなる。よって、ICのピン数
の増大と外付け部品の増加を招く欠点がある。
【0008】本発明は、上記欠点を解決すべくなされた
もので、その目的は、振幅制限手段及び乗算手段と共に
移相手段を1チップ(IC)内に集積することにより、
外付け部品を削減し得る新規な構成のFM復調回路を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のFM復調回路は、FM信号が入力され、前
記FM信号の最大電圧振幅を一定値に抑える振幅制限手
段と、前記振幅制限手段の出力信号が入力され、前記F
M信号の位相を所定量だけ移動させる移相手段と、第1
及び第2入力端を有し、前記第1入力端に前記振幅制限
手段の出力信号が入力され、前記第2入力端に前記移相
手段の出力信号が入力され、FM復調信号を出力する乗
算手段とを備え、前記移相手段は、前記振幅制限手段の
出力端と電源端子の間に直列接続される第1及び第2コ
ンデンサと、出力端が前記第1及び第2コンデンサの接
続点に接続される電圧電流変換手段と、前記電圧電流変
換手段の入力端に接続される低域通過フィルタ手段とか
ら構成され、前記第1及び第2コンデンサの接続点は、
前記乗算手段の第2入力端に接続されている。
【0010】本発明のFM復調回路は、FM信号が入力
され、前記FM信号の最大電圧振幅を一定値に抑える振
幅制限手段と、前記振幅制限手段の出力信号が入力さ
れ、前記FM信号の位相を所定量だけ移動させる移相手
段と、第1及び第2入力端を有し、前記第1入力端に前
記振幅制限手段の出力信号が入力され、前記第2入力端
に前記移相手段の出力信号が入力され、FM復調信号を
出力する乗算手段とを備え、前記移相手段は、前記振幅
制限手段の出力端と電源端子の間に直列接続される第1
及び第2コンデンサと、コレクタが前記第1及び第2コ
ンデンサの接続点に接続され、エミッタが前記電源端子
に接続されるトランジスタと、前記トランジスタのベー
ス及びコレクタ間に接続される抵抗と、前記トランジス
タのベースと前記電源端子の間に接続される第3コンデ
ンサと、前記トランジスタのコレクタに接続される電流
源とから構成され、前記第1及び第2コンデンサの接続
点は、前記乗算手段の第2入力端に接続されている。
【0011】本発明のFM復調回路は、FM信号が入力
され、前記FM信号の最大電圧振幅を一定値に抑える振
幅制限手段と、前記振幅制限手段の出力信号が入力さ
れ、前記FM信号の位相を所定量だけ移動させる移相手
段と、第1及び第2入力端を有し、前記第1入力端に前
記振幅制限手段の出力信号が入力され、前記第2入力端
に前記移相手段の出力信号が入力され、FM復調信号を
出力する乗算手段とを備え、前記移相手段は、前記振幅
制限手段の出力端と第1電源端子の間に直列接続される
第1及び第2コンデンサと、コレクタが前記第1及び第
2コンデンサの接続点に接続され、エミッタが前記第1
電源端子に接続される第1トランジスタと、コレクタが
第2電源端子に接続され、エミッタが前記第1トランジ
スタのベースに接続される第2トランジスタと、一方の
入力端が前記第1及び第2コンデンサの接続点に接続さ
れ、他方の入力端が前記第2トランジスタのベースに接
続される差動手段と、前記第1トランジスタのコレクタ
に接続される第1電流源と、前記第2トランジスタのエ
ミッタに接続される第2電流源と、前記第2トランジス
タのベースと前記第1電源端子の間に接続される第3コ
ンデンサとから構成され、前記第2トランジスタのエミ
ッタは、前記乗算手段の第2入力端に接続されている。
【0012】本発明のFM復調回路は、FM信号が入力
され、前記FM信号の最大電圧振幅を一定値に抑える振
幅制限手段と、前記振幅制限手段の出力信号が入力さ
れ、前記FM信号の位相を所定量だけ移動させる移相手
段と、第1及び第2入力端を有し、前記第1入力端に前
記振幅制限手段の出力信号が入力され、前記第2入力端
に前記移相手段の出力信号が入力され、FM復調信号を
出力する乗算手段とを備え、前記移相手段は、前記振幅
制限手段の出力端と第1電源端子の間に直列接続される
第1及び第2コンデンサと、ベースが前記第1及び第2
コンデンサの接続点に接続され、コレクタが第2電源端
子に接続され、エミッタが第1電流源を経由して前記第
1電源端子に接続されるトランジスタと、一方の入力端
が基準電圧源に接続され、他方の入力端が抵抗を経由し
て前記トランジスタのエミッタに接続され、出力端が前
記トランジスタのベースに接続される差動手段と、前記
差動手段の他方の入力端と前記第1電源端子の間に接続
される第3コンデンサとから構成され、前記トランジス
タのエミッタは、前記乗算手段の第2入力端に接続され
ている。前記振幅制限手段、前記移相手段及び前記乗算
手段は、1チップ内に集積されている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明のFM復調回路について詳細に説明する。図1は、本
発明の実施の形態に関わるFM復調回路の構成を示して
いる。このFM復調回路は、振幅制限手段111、移相
手段12及び乗算手段13から構成されている。振幅制
限手段111は、抵抗素子R1〜R7、npn型バイポーラ
トランジスタQ7〜Q12 を有し、移相手段112は、抵抗
素子R,R8〜R10 、npn型バイポーラトランジスタQ0〜
Q2、pnp型バイポーラトランジスタQ4〜Q6、コンデン
サC,C1,C2 を有し、乗算手段113は、抵抗素子R11 〜
R23 、npn型バイポーラトランジスタQ14 〜Q17,Q21
〜Q31 、pnp型バイポーラトランジスタQ13,Q18 〜Q2
0 、コンデンサC3,C4,C5を有している。
【0014】FM信号は、トランジスタQ7のベースに入
力される。トランジスタQ7のベースと電源V の間には、
抵抗素子R1が接続され、トランジスタQ7のベースと接地
点との間には、コンデンサC 及び電源V が接続されてい
る。
【0015】振幅制限手段111において、トランジス
タQ7,Q8 は、差動増幅器を構成し、トランジスタQ9,Q10
も、差動増幅器を構成している。移相手段112におい
て、トランジスタQ4,Q5 は、カレントミラー回路を構成
している。トランジスタQ4,Q5 のサイズ比は、トランジ
スタQ2に流す電流の大きさを決定する。乗算手段113
において、FM復調信号は、トランジスタQ19,Q25 のコ
レクタから出力される。
【0016】本発明のFM復調回路は、移相手段112
の構成に特徴がある。即ち、振幅制限手段111の出力
信号は、コンデンサC1を経由して、トランジスタQ1のベ
ース及びトランジスタQ2,Q4 のコレクタに与えられると
共に、乗算手段113の入力トランジスタQ3のベースに
与えられる。コンデンサC2は、コンデンサC1と接地点の
間に接続されている。電流源I1、トランジスタQ4,Q5 及
び抵抗R8,R9 は、トランジスタ(電圧電流変換手段)Q2
のコレクタに電流を供給するための回路を構成してい
る。なお、電流源I1は、抵抗トリミング等により電流値
を調節し、製造時のばらつきによる周波数変化をなくす
ことができる。
【0017】トランジスタQ2のベースは、抵抗R を経由
してトランジスタQ1のエミッタに接続されると共に、コ
ンデンサC を経由して接地点に接続されている。コンデ
ンサC と抵抗R は、低域通過フィルタを構成している。
また、トランジスタQ2のエミッタは、接地点に接続され
ている。トランジスタQ1のコレクタは、電源V に接続さ
れ、エミッタは、トランジスタQ0のコレクタに接続され
ている。トランジスタQ0のエミッタは、抵抗R10 を経由
して接地点に接続されている。
【0018】このような移相手段112を用いた場合、
トランジスタQ1のベース電位をVzとすると、トランジス
タQ2のベース電位V1は、AC的には以下の(4)式で与え
ることができる。
【0019】
【数4】
【0020】ここで、トランジスタQ1,Q3 の電流増幅率
βが十分に大きくて、ベース電流がトランジスタQ2のコ
レクタ電流より無視できる程に小さいと仮定すると、電
流izは、(5)式で表すことができる。
【0021】
【数5】 但し、gmは、トランジスタQ2の相互コンダクタンスであ
る。よって、インピーダンスZ は、以下の(6)式に示
されるようになる。
【0022】
【数6】
【0023】つまり、抵抗成分r は、1/gmとなり、コ
イル成分L は、CR/gmとなる。このうに、抵抗及びコイ
ルをIC内部に等価的に形成することができるため、外付
け部品を削減したFM復調回路を提供することができ
る。
【0024】本発明のFM復調回路によれば、移相手段
が半導体(IC)内に形成され、コイル(インダクタン
ス)は、等価的に、トランジスタQ1,Q2 、抵抗R 及びコ
ンデンサC により構成される。つまり、移相手段112
は、このようなインダクタンスとコンデンサ(キャパシ
タンス)C1,C2 の並列共振回路により構成されることに
なる。なお、共振角周波数ω0 とクオリティファクタ
(共振の鋭さを表す係数)Q は、以下の(7)式及び
(8)式に示すようになる。
【0025】
【数7】 また、インダクタンスL 、抵抗r 、相互コンダクタンス
gmは、それぞれ以下の(9)〜(11)式に示すように
なる。
【0026】
【数8】
【0027】以上からわかることは、トランジスタQ2の
コレクタ電流IC(Q2)を変えることにより、相互コンダク
タンスgmが変わり、かつ、インダクタンスL も変わるこ
とである。つまり、本発明によれば、IC(FM復調回
路)の製造時において、トランジスタQ2のコレクタ電流
IC(Q2)を適当な値に調整することにより共振周波数f0を
設定できるため、製造ばらつきを吸収したFM復調が可
能となる。
【0028】図2は、図1の移相手段の第1変形例を示
すものである。振幅制限手段の出力信号は、コンデンサ
C1を経由して、トランジスタQ2のコレクタに接続される
と共に出力端子に接続されている。コンデンサC2は、コ
ンデンサC1と接地点の間に接続される。定電流源I3は、
電源V とトランジスタQ2のコレクタの間に接続されてい
る。トランジスタQ2のベース及びコレクタ間には、抵抗
R が接続され、ベースと接地点の間には、コンデンサC
が接続されている。トランジスタQ2のエミッタは、接地
点に接続されている。
【0029】本例の移相手段は、図1の移相手段に比べ
て素子数が削減されており、回路規模とチップの縮小化
に貢献できる。一方、S/N比については、本例の移相
手段よりも、図1の移相手段の方が優れている。
【0030】図3は、図1の移相手段の第2変形例を示
すものである。本例の移相手段は、差動接続されたバイ
ポーラトランジスタを備え、抵抗素子を有していない点
に特徴を有する。
【0031】振幅制限手段の出力信号は、コンデンサC1
を経由して、トランジスタQ2のコレクタに接続されると
共にトランジスタQ32 のベースに接続されている。コン
デンサC2は、コンデンサC1と接地点の間に接続される。
定電流源I3は、電源V とトランジスタQ2のコレクタの間
に接続されている。トランジスタQ2のエミッタは、接地
点に接続されている。
【0032】トランジスタQ32,Q33 は、差動対を構成し
ている。トランジスタQ32,Q33 のエミッタは、互いに接
続され、その接続点は、電流源I1を経由して接地点に接
続されている。トランジスタQ32 のコレクタは、電源に
接続され、トランジスタQ33ベース及びコレクタは、電
流源I2を経由して電源V に接続されている。トランジス
タQ33 のベースは、トランジスタQ34 のベースに接続さ
れると共に、コンデンサC を経由して接地点に接続され
ている。トランジスタQ34 のコレクタは、電源V に接続
され、エミッタは、出力端子に接続されると共にトラン
ジスタQ2のベースに接続されている。電流源I4は、トラ
ンジスタQ34 のエミッタと接地点の間に接続されてい
る。
【0033】以上の構成においても、図1のFM復調回
路と同様の効果が得られる。図4は、図1の移相手段の
第3変形例を示すものである。本例の移相手段は、差動
接続されたバイポーラトランジスタを有している点に特
徴を有する。
【0034】振幅制限手段の出力信号は、コンデンサC1
を経由して、トランジスタQ33 のコレクタに接続される
と共にトランジスタQ34 のベースに接続されている。コ
ンデンサC2は、コンデンサC1と接地点の間に接続され
る。定電流源I2は、電源V とトランジスタQ33 のコレク
タの間に接続されている。トランジスタQ32 のコレクタ
は、電源V に接続されている。
【0035】トランジスタQ32,Q33 は、差動対を構成し
ている。トランジスタQ32,Q33 のエミッタは、互いに接
続され、その接続点は、電流源I1を経由して接地点に接
続されている。基準電圧源V3は、トランジスタQ32 のベ
ースと接地点の間に接続されている。トランジスタQ33
のベースは、抵抗R を経由してトランジスタQ34 のエミ
ッタに接続されると共に、コンデンサC を経由して接地
点に接続されている。電流源I3は、トランジスタQ34 の
エミッタと接地点の間に接続されている。出力端子は、
トランジスタQ34 のエミッタに接続される。
【0036】以上の構成においても、図1のFM復調回
路と同様の効果が得られる。なお、本発明のFM復調回
路は、テレビやラジオなどのFM信号の受信部などに適
用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のFM復
調回路によれば、次のような効果を奏する。従来、IC
の外付け部品とされていたコイル(インダクタンス)
を、トランジスタ、コンデンサ及び抵抗により、等価的
にIC(半導体)内に実現している。つまり、本発明に
関わる移相手段において、インダクタンスL は、C ・R
/gmで表され、抵抗r は、1/gmで表され、相互コンダ
クタンスgmは、IC(Q2)/VTで表される。
【0038】よって、本発明によれば、ICの外付け部品
の削減が可能になる。また、トランジスタQ2のコレクタ
電流IC(Q2)を変えることにより、相互コンダクタンスgm
が変わり、かつ、インダクタンスL も変わる。つまり、
本発明によれば、IC(FM復調回路)の製造時におい
て、トランジスタQ2のコレクタ電流IC(Q2)を適当な値に
調整することにより共振周波数f0を設定できるため、製
造ばらつきを吸収したFM復調が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に関わるFM復調回路を示
す回路図。
【図2】図1の移相手段の第1変形例を示す回路図。
【図3】図1の移相手段の第2変形例を示す回路図。
【図4】図1の移相手段の第3変形例を示す回路図。
【図5】従来のFM復調回路の構成を示すブロック図。
【図6】図5の移相手段の一例を示す図。
【図7】従来の移相手段の構成を示す回路図。
【図8】図7の移相手段の移相特性を示す図。
【符号の説明】
111 :振幅制限手段、 112 :移相手段、 113 :乗算手段、 Q0,Q1,〜Q34 :バイポーラトランジス
タ、 R,R',R1 〜R23 :抵抗、 C,C',C1 〜C3 :コンデンサ、 V,V',V3 :電源、 I1,I2,I3 :電流源。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FM信号が入力され、前記FM信号の最
    大電圧振幅を一定値に抑える振幅制限手段と、前記振幅
    制限手段の出力信号が入力され、前記FM信号の位相を
    所定量だけ移動させる移相手段と、第1及び第2入力端
    を有し、前記第1入力端に前記振幅制限手段の出力信号
    が入力され、前記第2入力端に前記移相手段の出力信号
    が入力され、FM復調信号を出力する乗算手段とを具備
    し、前記移相手段は、前記振幅制限手段の出力端と電源
    端子の間に直列接続される第1及び第2コンデンサと、
    出力端が前記第1及び第2コンデンサの接続点に接続さ
    れる電圧電流変換手段と、前記電圧電流変換手段の入力
    端に接続される低域通過フィルタ手段とから構成され、
    前記第1及び第2コンデンサの接続点は、前記乗算手段
    の第2入力端に接続されていることを特徴とするFM復
    調回路。
  2. 【請求項2】 FM信号が入力され、前記FM信号の最
    大電圧振幅を一定値に抑える振幅制限手段と、前記振幅
    制限手段の出力信号が入力され、前記FM信号の位相を
    所定量だけ移動させる移相手段と、第1及び第2入力端
    を有し、前記第1入力端に前記振幅制限手段の出力信号
    が入力され、前記第2入力端に前記移相手段の出力信号
    が入力され、FM復調信号を出力する乗算手段とを具備
    し、前記移相手段は、前記振幅制限手段の出力端と電源
    端子の間に直列接続される第1及び第2コンデンサと、
    コレクタが前記第1及び第2コンデンサの接続点に接続
    され、エミッタが前記電源端子に接続されるトランジス
    タと、前記トランジスタのベース及びコレクタ間に接続
    される抵抗と、前記トランジスタのベースと前記電源端
    子の間に接続される第3コンデンサと、前記トランジス
    タのコレクタに接続される電流源とから構成され、前記
    第1及び第2コンデンサの接続点は、前記乗算手段の第
    2入力端に接続されていることを特徴とするFM復調回
    路。
  3. 【請求項3】 FM信号が入力され、前記FM信号の最
    大電圧振幅を一定値に抑える振幅制限手段と、前記振幅
    制限手段の出力信号が入力され、前記FM信号の位相を
    所定量だけ移動させる移相手段と、第1及び第2入力端
    を有し、前記第1入力端に前記振幅制限手段の出力信号
    が入力され、前記第2入力端に前記移相手段の出力信号
    が入力され、FM復調信号を出力する乗算手段とを具備
    し、前記移相手段は、前記振幅制限手段の出力端と第1
    電源端子の間に直列接続される第1及び第2コンデンサ
    と、コレクタが前記第1及び第2コンデンサの接続点に
    接続され、エミッタが前記第1電源端子に接続される第
    1トランジスタと、コレクタが第2電源端子に接続さ
    れ、エミッタが前記第1トランジスタのベースに接続さ
    れる第2トランジスタと、一方の入力端が前記第1及び
    第2コンデンサの接続点に接続され、他方の入力端が前
    記第2トランジスタのベースに接続される差動手段と、
    前記第1トランジスタのコレクタに接続される第1電流
    源と、前記第2トランジスタのエミッタに接続される第
    2電流源と、前記第2トランジスタのベースと前記第1
    電源端子の間に接続される第3コンデンサとから構成さ
    れ、前記第2トランジスタのエミッタは、前記乗算手段
    の第2入力端に接続されていることを特徴とするFM復
    調回路。
  4. 【請求項4】 FM信号が入力され、前記FM信号の最
    大電圧振幅を一定値に抑える振幅制限手段と、前記振幅
    制限手段の出力信号が入力され、前記FM信号の位相を
    所定量だけ移動させる移相手段と、第1及び第2入力端
    を有し、前記第1入力端に前記振幅制限手段の出力信号
    が入力され、前記第2入力端に前記移相手段の出力信号
    が入力され、FM復調信号を出力する乗算手段とを具備
    し、前記移相手段は、前記振幅制限手段の出力端と第1
    電源端子の間に直列接続される第1及び第2コンデンサ
    と、ベースが前記第1及び第2コンデンサの接続点に接
    続され、コレクタが第2電源端子に接続され、エミッタ
    が第1電流源を経由して前記第1電源端子に接続される
    トランジスタと、一方の入力端が基準電圧源に接続さ
    れ、他方の入力端が抵抗を経由して前記トランジスタの
    エミッタに接続され、出力端が前記トランジスタのベー
    スに接続される差動手段と、前記差動手段の他方の入力
    端と前記第1電源端子の間に接続される第3コンデンサ
    とから構成され、前記トランジスタのエミッタは、前記
    乗算手段の第2入力端に接続されていることを特徴とす
    るFM復調回路。
  5. 【請求項5】 前記振幅制限手段、前記移相手段及び前
    記乗算手段は、1チップ内に集積されていることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のFM復調
    回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004023642A1 (ja) * 2002-08-30 2004-03-18 Niigata Seimitsu Co., Ltd. 受信機およびその調整システム、方法

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WO2004023642A1 (ja) * 2002-08-30 2004-03-18 Niigata Seimitsu Co., Ltd. 受信機およびその調整システム、方法

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