JP2882585B2 - 写真焼付方法 - Google Patents

写真焼付方法

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JP2882585B2
JP2882585B2 JP1003945A JP394589A JP2882585B2 JP 2882585 B2 JP2882585 B2 JP 2882585B2 JP 1003945 A JP1003945 A JP 1003945A JP 394589 A JP394589 A JP 394589A JP 2882585 B2 JP2882585 B2 JP 2882585B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/72Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
    • G03B27/73Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers
    • G03B27/735Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers in dependence upon automatic analysis of the original

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真焼付方法に係り、更に詳しくは露光演算
中に焼付露光が開始されるようにした写真焼付方法に関
する。
〔従来の技術〕
カラープリンタでは、カラーネガ像から少なくとも1
個の特性値を抽出し、この特性値を用いた露光量演算式
から、各色光毎に最適な焼付露光量を算出している。実
際には、焼付露光量と所定の関係を有する露光制御量を
算出し、この露光制御量に応じて焼付光の三色成分をそ
れぞれ自動制御している。
このようなカラープリンタにおけるプリント方法の一
つとして、第3図に示すように、算出された露光量に達
した色光をカットフイルタにより順次カットしていき、
所定の色バランスとなるようにするものがある。このプ
リント方法では、先ずネガフイルムを測光し、この測光
値に基づき光源光量制限のための調光演算を露光量演算
部で行い、露光時間が短すぎるカラーネガ像に対して
は、絞り又はNDフイルタを用いて減光し、カットフイル
タで制御可能な露光時間となるようにする。これは、大
光量の焼付光を使用して処理速度を向上させているから
であり、したがって、大光量の光源を使用しない場合は
不要となる。
次に、露光量演算部は調光演算を終了した後に、測光
値に基づき各色の露光量すなわち露光時間の演算を行
う。そして、この演算結果に基づき、先ずシャッタを開
いて白色光によりネガ像をカラーペーパーに焼付露光す
る。この白色光による露光中に所定の露光時間に達した
色光を補色のカットフイルタにより順次カットする。こ
れにより、色バランスのよいプリント写真を祖作成する
ことができるようになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記プリント方法にあっては、露光演
算後に焼付露光を開始するようにしており、しかも露光
時間(露光量)の演算は他の工程に比べ処理時間を多く
要するために、効率良く焼付露光することができないと
いう問題がある。特に、最近では露光時間の演算は、原
画の特徴を抽出してパターン識別演算を行い、これに基
づき露光時間を補正して精度の高い焼付露光制御を行う
ようにしているため、上記問題はより一層顕著になって
きている。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであ
り、処理時間を短縮して効率よく焼付露光することがで
きるようにした写真焼付方法を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、露光時間のうち
最小露光時間の色光の終了時が露光量算出の終了時より
も遅くなるように、焼付光の光量を設定したおき、三色
光の露光量の演算終了前から焼付露光を開始するように
したものである。また、露光時間のうち最小露光時間の
色光の終了時が露光量算出の終了時よりも遅くなるよう
に、測光値に基づいて調光量を演算し、この調光量とな
るように焼付光量を調節し、この調光後であって三色光
の露光量の演算終了前から焼付露光を開始するようにし
てもよい。
〔作用〕
ネガフイルムのコマ等の原画が測光されると、この測
光値に基づき、三色光の露光時間(露光量)の演算が行
われる。この露光時間の演算の開始時に又はその途中
で、シャッタが開かれ、白色光による原画の焼付露光が
開始される。露光時間の演算が終了すると、この演算結
果に基づき所定の露光時間に達した色光の補色のフイル
タが焼付光路に順次挿入される。このように、露光時間
の演算が終了する前にシャッタが開き焼付露光を開始す
るため、露光量演算工程の終期と焼付露光工程の初期と
が少なくともオーバーラップするようになる。従って、
露光時間演算に多くの時間を要する場合でも、このオー
バーラップ分だけ全体として処理時間を短縮することが
でき、焼付処理の効率を向上することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
カラープリンタを示す第2図において、光源10から放
出された白色光は、拡散箱11で拡散されてから、ネガキ
ャリヤ12にセットされたカラー原画例えばカラーネガフ
イルム13を照明する。光源10と拡散箱11との間には、光
源10の光量を制限するための絞り14が配置されており、
絞り14は絞り駆動部15によりその開口径が変化する。
ネガキャリア12の上方には、結像レンズ17が配置され
ており、露光位置にセットされたカラーペーパー18にネ
ガ像を結像させる。また、カラーペーパー18と結像レン
ズ17との間の焼付光路には、フイルタ駆動部20により選
択的に挿入されるシアン、マゼンタ、イエローの各フイ
ルタ21〜23が配置されている。また、各カットフイルタ
21〜23の上方にはシャッタ25が配置されており、このシ
ャッタ25はシャッタ駆動部26により焼付光路に挿入され
る。
また、ネガキャリア12には、ネガフイルム13のプリン
ト対象コマを識別するためのノッチセンサ27が設けられ
ている。更に、ネガキャリア12のフイルム入側及び出側
には、搬送ローラ対28,29が配置されており、ネガフイ
ルム13の各コマをネガキャリア12の開口に位置決めす
る。ネガフイルム13はリール30に巻き取られて収納され
ている。このリール30からガイドローラ31を介しネガフ
イルム13が搬送ローラ対28,29により引き出され、ネガ
キャリア12を経た後に巻取りリール32に巻き取られる。
また、ネガキャリア12の斜め上方には、レンズ35及び
CCD等からなるカラーイメージエリアセンサ36からなる
スキャナー37が配置されている。カラーイメージエリア
センサ36は、カラーネガフイルム13を透過した焼付光を
3色分解測光してこの測光値を特性値算出部38に送る。
特性値算出部38は、周知のマイクロコンピュータから構
成されており、各点の3色分解測光値等に基づき自動的
に3色の露光補正データを演算する。この露光補正デー
タの演算は次のようにして行う。先ず、イメージエリア
センサ36からの測光値が特性値算出部38に入力される
と、内蔵するメモリ部にこの測光値を記憶する。そし
て、記憶した測光値を、その特徴を抽出し易くするため
に前段処理する。次に、前段処理した測光値に基づき、
大面積平均透過濃度(LATD)の算出と、特定エリアの平
均濃度等の特徴抽出とを行う。この抽出結果によりパタ
ーン識別演算を行う。パターン識別演算は、抽出決かか
ら得られた識別パラメータと各種修正プログラム及び前
検定で得られたおよその補正データにより識別処理する
ことで行われる。このようにして得られた露光補正デー
タはコントローラ40に送られる。
コントローラ40も、マイクロコンピュータから構成さ
れており、スキャナー37を制御する他に、各種露光補正
データやLATDな基づき周知の露光量演算式により、自動
的に3色の露光量を露光時間を単位として演算する。ま
た、コントローラ40は露光時間の演算の他に、スキャナ
ー37からの測光データに基づき光源10の光量を制限する
調光演算も行う。更に、これら演算結果に基づき、絞り
駆動部15,シャッタ駆動部26,フイルタ駆動部20をそれぞ
れ制御する。このコントローラ40における制御手順を第
1図にタイミングチャートとして示す。
以下、この第1図及び第2図を参照して本実施例の作
用を説明する。
カラーネガフイルム13は予めネガ検定機で人手により
検定され、この検定結果による露光補正データは紙テー
プ等に穿孔パターンとして記録される。この紙テープ
は、カラープリンタに付設された紙テープリーダー41に
より読み出され、この露光補正データはコントローラ40
及び特性値算出部38に送られる。前検定の内容は、スキ
ャナー37により自動的に露光量補正データの算出が行わ
れるため、これを補足するようなおよその補正方向を指
示するようなものでよい。例えば、カラーフエリアや濃
度フエリアの有無、あるいは人物写真か風景写真か等
の、スキャナーでは苦手な画像を正しく認識させるため
の補足情報であればよい。
検定済みのネガフイルム13はネガキャリア12にセット
され、ノッチセンサ27の検出信号に基づき搬送ローラ対
28,29によりプリント対称コマがプリント位置に自動的
にセットされる。そして第1図に示すような手順により
焼付露光が行われる。先ず、光源10が発光して拡散箱11
で充分に拡散された白色光はネガキャリア12のネガフイ
ルム13を照射する。ネガフイルム13のネガ像はスキャナ
ー37で測光される。この測光値に基づき、先ずコントロ
ーラ40は、光源10の光量を制限するために調光演算を行
う。この調光は、調光演算を終了してフイルタ21〜23の
何れかが焼付光路に挿入可能となるまで、最小露光時間
T1を引き延ばすよう、光源10の光量を調節するものであ
り、したがって、ネガ像によっては調光されないことも
ある。例えば、アンダーネガ像の場合には前記従来の技
術の項目で説明したように、光源を暗く調光してそのネ
ガ像の三色透過光の内の最も明るいものを所定の光量以
下にする必要がある。所定の光量とは、それ以下にする
ことによりその露光演算結果の三色露光時間の最小のも
のT1がシャッタを開いてから露光演算が終了するまでの
時間T2よりも大きくなるような光量である。すなわち、
アンダーネガの場合に調光を行うことなくノーマルネガ
と同じような明るい光源のままで焼付露光する場合に
は、三色の露光時間はノーマルネガの場合に比べて非常
に短くなってしまう。このため、シャッタ25やカットフ
イルタ21〜23の挿入動作ではこの非常に短い露光時間に
対応することができなくなり、正確な露光制御が不可能
になる。したがって、このような場合にも正確な露光制
御が行えるように周知の調光を行い、シャッタ25やカッ
トフイルタ21〜23の動作が追従可能な露光時間に設定さ
れる。このため、調光演算の終了後に、この調光演算結
果に基づき絞り14を介して光源10の光量が制限される。
また、調光演算の終了後に、調光量を考慮した露光時間
の演算が開始される。次に、光量制限後に、シャッタ駆
動部26を介してシャッタ25が開き、白色光による焼付露
光が開始される。そして、露光量演算が終了すると、こ
の演算結果に基づき所定の露光時間に達した色光に対応
したフイルタ21〜23が焼付光路に挿入され、色光を順次
カットする。したがって、露光量演算工程の終期と焼付
露光工程の初期とがオーバーラップし、このオーバーラ
ップ分の時間T2だけ全体の処理時間を短縮することがで
きる。なお、前記調光演算結果により、ノーマルネガ像
のように調光を要しないコマであると判定された場合に
は、調光は行われずに露光演算が行われる。
このようにして、カラーネガフイルム13に記録された
コマがカラーペーパー18に焼き付けられる。1コマの写
真焼付が終了すると、ネガフイルム13及びカラーペーパ
ー18が1コマ分移送される。以下同様にしてカラーネガ
フイルム13の各コマがカラーペーパー18に焼き付けられ
る。
なお、上記実施例においては、最小露光時間T1を調節
するために光量を制限する絞り14を設け、ネガ測光値に
基づきこの絞り14を制御するようにしたが、本発明はこ
れに限定されることなく、光量の小さい光源を用いる場
合には、この絞り14を省略することもできる。また、開
口径が変化する絞り14に代えて、NDフイルタを用いるこ
ともできる。この場合には、濃度の異なる複数個のNDフ
イルタを用意しておき、調光演算結果に基づき最適な光
量となるようにNDフイルタを単体であるいは組み合わせ
て焼付光路に挿入する。
また、上記実施例では、スキャナーによりネガフイル
ムのコマの各点を測光し、この測光値に基づきパターン
識別を行い精度の高い焼付露光を行うようにしたが、現
状のようにネガ検定を細かく行えば、単にCds等の測光
センサを用い、LATDのみに基づき露光量を演算し、これ
により焼付露光する場合にも適用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、三色光の露光
量の演算終了前から焼付露光を開始し、演算終了後に露
光量に達した色光を順次フイルタによりカットするよう
にしたから、露光量演算に多くの時間を要する場合で
も、露光量演算工程の終期と焼付露光工程の初期とがオ
ーバーラップするため、このオーバーラップ分だけ全体
として処理時間を短縮することができ、作業能率を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る写真焼付方法の各工程を示すタ
イミングチャートである。 第2図は、本発明を実施するカラープリンタを示す概略
図である。 第3図は、従来の写真焼付方法の各工程を示すタイミン
グチャートである。 10……光源 12……ネガキャリア 13……ネガフイルム 14……絞り 18……カラーペーパー 21〜23……フイルタ 25……シャッタ 37……スキャナー 38……特性値算出部 40……コントローラ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原画の測光値に基づき三色光の露光時間を
    算出し、白色光による焼付露光中に、算出された露光時
    間に達した色光をカットフイルタによりカットする写真
    焼付方法において、 上記露光時間のうち最小露光時間の色光の終了時が露光
    量算出の終了時よりも遅くなるように、焼付光の光量を
    設定しておき、三色光の露光量の演算終了前から焼付露
    光を開始するようにしたことを特徴とする写真焼付方
    法。
  2. 【請求項2】原画の測光値に基づき三色光の露光時間を
    算出し、白色光による焼付露光中に、算出された露光時
    間に達した色光をカットフイルタによりカットする写真
    焼付方法において、 上記露光時間のうち最小露光時間の色光の終了時が露光
    量算出の終了時よりも遅くなるように、前記測光値に基
    づいて調光量を演算し、この調光量となるように焼付光
    量を調節し、この調光後であって三色光の露光量の演算
    終了前から焼付露光を開始するようにしたことを特徴と
    する写真焼付方法。
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