JP3903103B2 - 写真プリントの作成方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、写真プリントの作成方法にかかり、特に、フィルムに記録された原画像からプリントを作成する写真プリントの作成方法に関する。写真プリント法は、アナログ式プリント法ばかりではなく、デジタル式プリント法にも適用できるものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、プリントを作成するときの露光量は、色素フィルタや蒸着フィルタで構成された色分解フィルタを備えた測光装置を用いて赤(R)、緑(G)、青(B)光の積算透過濃度を測定し、R、G、B光各々について決定している。
撮影済の写真フィルム(例えば、ネガフィルム)は、大量の写真フィルムを扱う大規模な現像所(所謂、大ラボ)や写真フィルムを1本づつ処理するような少量の写真フィルムを扱う小規模な現像所(所謂、ミニラボ)で大別されるラボにおいて発色現像等の処理液による処理がなされ、この後、ネガフィルムに記録された原画像からプリントが作成される。
【0003】
ラボでは、カラー原画像から印画紙等の複写感材へ画像を再現するため、ネガフィルムにおける濃度の違い等により仕上がりプリントの品質にばらつきがないように、露光量を決定する必要がある。このため、フィルム検定装置等の前検定段階でオペレータによりカラー原画像の目視検査から補正したり、カラー原画像を3色分解して測光し、この測光値に基づいて補正したりして得た情報によって露光量を決定し、プリントを作成している。
【0004】
ところで、プリントを作成する際に上記前段階やオペレータの入力が必要である場合には、上記のようにして得た情報を授受する必要がある。このような情報を授受するため、ネガフィルムへ透明磁性体を塗布して磁気記録層を形成し、このネガフィルムを特定する情報及びネガフィルムに焼付けられた画像を特定する情報を磁気記録することが提案されている(一例として、International Publication Number WO 90/04205)。これによれば、画像コマにそれぞれ対応して情報を記憶させることができるので、プリントを作成する時にはこれらの情報に基づいて画像コマ毎に適正な露光条件で露光することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、プリントを作成するためのプリンタでは、複数の露光量決定方法が知られており、例えば複数のプリンタを備えている大ラボではプリンタ毎に異なる場合がある。この露光量決定方法には、LATD方式、濃度平均方式、及び露光量方式に大別できる。
【0006】
LATD方式は、フィルムに記録された原画像の略全ての領域からの透過光量を測定するLATDセンサにより原画像の濃度(平均透過濃度、LATD)を求め、求めたLATDに基づいて基本露光量を求める。また、予め、原画像の略全ての領域またはそれより小さな領域(例えば、全画面の約70%の測光面積)を多数画素に分割して測光するスキャナにより原画像を3色分解測光し(プレ測光)、この測光値に基づいて基本露光量に対する露光補正量を求める。これら基本露光量とスキャナによる露光補正量との加算量に基づいて露光量を決定する。
【0007】
このLATD方式は、スキャナによる測光値のみで露光量を決定するためにはスキャナの測光精度が不十分である場合に多く用いられる。また、LATD方式は、プレ測光するためのスキャナとプリンタが分離されたシステムでも用いられる。
【0008】
なお、スキャナによる測光値が十分な精度を有する場合には、スキャナによる多数画素の測光値からLATDを求め、求めたLATDにより基本露光量を求めることもできる。
【0009】
濃度平均方式は、スキャナ性能が基本露光制御をするのに十分な性能である場合に多く用いられ、スキャナによる測光値を用いて濃度平均を求め、求めた濃度平均値に基づいて基本露光量を求める。また、原画像の略全ての領域または小さな領域をプレ測光し、この測光値に基づいて基本露光量に対する露光補正量を求める。これら基本露光量とスキャナによる露光補正量との加算量に基づいて露光量を決定する。
【0010】
露光量方式は、上記のように、基本露光量と露光補正量とを分離せずに、原画像を測光した測光値から直接プリントすべき露光量を求めるものである。この露光量方式は、無人化を指向するプリンタに用いられている。
【0011】
このように、露光量決定方法が異なると、最終的な露光量へ至るまでの過程が異なるので、プリントを作成する毎にそのプリンタの露光量決定方法に従った測光や補正を行わなければならずに、仕上がりプリントの品質がばらつくことが多かった。従って、プリントの再注文時のように、最初に作成されたプリントと略一致する色味や濃度となるようなプリントを作成する場合には、複数回の焼直しや熟練したオペレータの手作業により補正する必要があった。
【0012】
本発明は、上記事実を考慮して、既にプリントを作成したフィルムの原画像から当該プリントを作成したときの露光量決定方法の種類に拘わらず良質のプリントを作成することができる写真プリントの作成方法を得ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明は、LATD方式、濃度平均方式、及び露光量方式の何れか1つの露光条件決定方法によって、フィルムに記録された原画像からプリントを作成するにあたり、第1のプリンタにおいて、前記原画像を測光すると共に、測光値に基づいて露光条件を決定し、決定した露光条件で最初のプリントを作成し、前記第1のプリンタ以外であると共に前記第1のプリンタと異なる露光条件決定方法の第2のプリンタにおいて、前記原画像を測光すると共に、測光値に基づいて露光条件を決定し、決定した露光条件で第2のプリントを作成する、写真プリントの作成方法であって、前記第1のプリンタにおいて決定される露光条件決定方法によって前記原画像の最初のプリントを作成したときの露光量又は当該露光量に補正した露光補正量を表す補正量情報を、前記露光条件決定方法のうちの予め定めた露光条件決定方法による補正量情報の露光条件に変換して前記原画像のコマに対応して記憶し、前記第2のプリンタにおいて、記憶された露光条件に含まれる補正量情報を当該第2のプリンタの露光条件決定方法における補正量情報に変換し、変換された補正量情報に基づいて、最終露光量を決定し、決定した最終露光量で第2のプリントを作成する。
また、他の発明は、LATD方式、濃度平均方式、及び露光量方式の何れか1つの露光条件決定方法によって、フィルムに記録された原画像からプリントを作成するにあたり、第1のプリンタにおいて、前記原画像を測光すると共に、測光値に基づいて露光条件を決定し、決定した露光条件で最初のプリントを作成し、前記第1のプリンタ以外であると共に前記第1のプリンタと異なる露光条件決定方法の第2のプリンタにおいて、前記原画像を測光すると共に、測光値に基づいて露光条件を決定し、決定した露光条件で第2のプリントを作成する、写真プリントの作成装置であって、前記第1のプリンタにおいて決定される露光条件決定方法によって前記原画像の最初のプリントを作成したときの露光量又は当該露光量に補正した露光補正量を表す補正量情報を、前記露光条件決定方法のうちの予め定めた露光条件決定方法による補正量情報の露光条件に変換して前記原画像のコマに対応して記憶した記憶手段から前記露光条件を読み出す読出手段と、前記第2のプリンタにおいて、前記読出手段で読み出した露光条件に含まれる補正量情報を当該第2のプリンタの露光条件決定方法における補正量情報に変換する変換手段と、前記変換手段で変換された補正量情報に基づいて、最終露光量を決定する決定手段と、前記決定手段で決定した最終露光量で第2のプリントを作成する作成手段と、を備えたことを特徴とする。
【0016】
【作用】
【0018】
本発明では、第1のプリンタにおいて決定される露光条件決定方法によって原画像の最初のプリントを作成したときの露光量又は当該露光量に補正した露光補正量を表す補正量情報を、予め定めた露光条件決定方法による補正量情報の露光条件に変換して原画像のコマに対応して記憶する。従って、最初のプリントを作成したときの露光条件決定方法の違いに拘わらず、予め定めた露光条件決定方法による露光条件が記憶される。このため、記憶された露光条件は、露光条件決定方法が異なるいずれの露光条件決定方法からでも、予め定めた露光条件決定方法を標準的な露光条件決定方法として扱うことができ、前記第1のプリンタ以外の第2のプリンタにおいて、記憶された露光条件に含まれる補正量情報を当該第2のプリンタの露光条件決定方法における補正量情報に変換すれば、第2のプリンタで最初のプリントを作成したときの露光条件決定方法による補正量情報が、第2のプリンタ用の補正情報として機能することになる。従って、変換された補正量情報に基づいて最終露光量を決定し決定した最終露光量で第2のプリントを作成すれば第2のプリンタにおいて最初のプリントを作成した第1のプリンタで最初に作成したプリントと色味や濃度の一致するプリントを作成することができる。
【0019】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の第1実施例を詳細に説明する。図1は本発明が適用可能な写真焼付装置(プリンタ)を示すものである。
【0020】
カラーネガフィルム20をローラ対で挟持してネガフィルムの長さ方向に搬送するネガキャリヤ21の下方には、ミラーボックス18及びハロゲンランプを備えたランプハウス10が配置されている。ミラーボックス18とランプハウス10との間には、調光フィルタ60が配置されている。調光フィルタ60は、周知のように光路内に出入り可能なY(イエロー)フィルタ、M(マゼンタ)フィルタ、C(シアン)フィルタを含んで構成されている。
【0021】
ネガキャリヤ21の上方には、レンズ22、ブラックシャッタ24及びカラーペーパ26が順に配置されており、ランプハウス10から照射された光線が、調光フィルタ60、ミラーボックス18、ネガキャリヤ21に装填されたネガフィルム20、及びレンズ22を透過し、ネガフィルム20の原画像がレンズ22によってカラーペーパ26上に結像されるように構成されている。
【0022】
ネガフィルム20の側縁部には、ネガフィルムの種類を表すDXコードがバーコードによって記録されると共に、各フレームに対応してノッチが穿設されている。ネガキャリヤ21には、このDXコードやノッチを検出するために、ネガフィルム20の側縁部を挟むように配置されかつ発光素子と受光素子とで構成された検出器52が配置されている。
【0023】
上記の結像光学系の光軸に対して傾斜した方向でかつネガフィルム20の原画像の濃度を測光可能な位置には、ネガフィルム20の原画像を多数個に分割してR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)毎に測光するCCDを備えた2次元イメージセンサで構成されたスキャナ28が配置されている。このスキャナ28によって、ネガキャリア21に位置決めされたフレーム(コマ)の原画像(の全領域または全領域より小さな領域)を多数個に分割してRGBの3つの波長帯に分光して測光することができる。
【0024】
スキャナ28は、スキャナ28で測光された測光値を対数変換してフレーム毎に記憶する測光データメモリ30を介してパーソナルコンピュータで構成された露光量決定装置32に接続されている。なお、測光値をパーソナルコンピュータで対数変換して測光データメモリ30に記憶するようにしてもよい。
【0025】
また、上記スキャナ28と同様に結像光学系の光軸に対して傾斜した方向でかつネガフィルム20の原画像の濃度を測定可能な位置に、ネガフィルム20の原画像の濃度を測光するLATDセンサ29が配置されている。このLATDセンサ29によって、ネガキャリア21に位置決めされたフレーム(コマ)の原画像の100%の領域についての濃度を測定することによりLATD(平均透過濃度)を求めることができる。このLATDセンサ29は、ドライバ31を介して露光量決定装置32に接続されている。
【0026】
なお、これらのスキャナ28及びLATDセンサ29は、独立して備えることなく、スキャナ28を、LATDセンサ29として兼用してもよい。この場合には、スキャナ28において、検出された測光値からLATDを求める。このため、スキャナ28の検出領域を原画像の100%の領域について高精度で検出可能である必要がある。
【0027】
露光量決定装置32は、入出力ポート34、中央処理装置(CPU)36、リードオンリメモリ(ROM)38、ランダムアクセスメモリ(RAM)40、及びこれらを接続するデータバスやコントロールバス等を含むバス等を含んで構成されている。このROM38には、以下で説明する露光量制御ルーチンが記憶されている。
【0028】
この露光量決定装置32の入出力ポート34は、書込み及び読み出しタイミングを制御するように測光データメモリ30に接続されると共に、測光タイミングを制御するようにスキャナ28及びLATDセンサ29に接続されている。
【0029】
また、入出力ポート34は、駆動回路48を介してネガキャリア21のローラ対を駆動するモータに接続されると共に、駆動回路50を介して調光フィルタ60の駆動部、駆動回路54を介してブラックシャッタ24の駆動部に各々接続されている。また、この入出力ポート34には、キーボード44、検出器52及びCRT46が接続されている。さらに、入出力ポート34には、露光量や露光補正量等のデータを原画像のコマに対応して読み書きするためのICカードリーダ45が接続されている。
【0030】
なお、ICカードリーダ45を用いることなく、露光量や露光補正量等のデータ等のプリント情報を原画像のコマに対応して記録媒体を備えたネガフィルム、例えば、ネガフィルムの全面に透明磁気層を塗布し、この磁気層に磁気情報を記録する場合に適用が可能である。この場合には、最初のプリント作成時における最終露光量決定におけるネガフィルムの搬送工程で磁気記録情報を記録し、実質的にプリントを作成する時点におけるネガフィルムの搬送工程で磁気記録情報を読み出すようにすればよい。
【0031】
次に、本実施例の制御ルーチンについて説明する。図2を参照して、現像終了後に最初のプリントを作成する場合の露光制御を説明する。
【0032】
ネガキャリア21にネガフィルム20が装填されてスタートスイッチがオンされると、ステップ100においてICカードからプリント情報を読み取る。このプリント情報には、現像条件等が記憶されている。なお、後述するプリント情報(露光補正量)の記憶の有無により、最初のプリントを作成する処理か否かを判断し、本ルーチンを実行するようにしてもよい。
【0033】
次のステップ102では、LATDセンサ29によって、ネガキャリア21に位置決めされたフレーム(コマ)の原画像の約100%の領域についての濃度を測定する。次のステップ104では、LATD(平均透過濃度)を演算すると共に、このLATDを用いて、基本露光量LATD(Pr)i を演算する。次のステップ106では、上記で求めた基本露光量を補正する修正露光量を求めるため、プリント位置にセットされたフレームの原画像(の約70%の領域)をスキャナ28によって多数画素に分割し、各画素についてR,G,Bの3色毎に測光し、次のステップ108で測光値を対数変換すると共に、周知の補正量を求める方法によって露光補正量を演算する。
【0034】
ステップ110では、ステップ104で演算された基本露光量及びステップ108で演算された露光補正量を用いて、各々加算することにより最終露光量Ei を演算し、次のステップ112で最終露光量Ei に応じて調光フィルタ60を制御して露光を行い、プリントを作成する。
【0035】
ステップ114では、前記で求めた露光補正量を含むプリント対象コマのプリント情報をICカードに記憶する。
【0036】
このプリント情報には、プリント対象コマの各々に対応する各色毎の露光制御量及び当該露光量を決定した露光量決定方法を識別するための識別コードを含んでいる。なお、各色毎の露光制御量としては、基本露光量に対する露光補正量や露光量を用いることができ、識別コードとしては、プリンタ機種を表すプリンタコードや露光量を決定した露光量決定方法を識別する予め定めたコードを用いることができる。また、本実施例では、露光量を決定した露光量決定方法を識別する予め定めたコードとして、基本露光方式の違いをコード化した符号を用いている。この符号は、符号「0」でLATD方式を表し、符号「1」で濃度平均方式を表している。この符号は、測光面積の大きさに応じて更に増加してもよい。
【0037】
次に、図3を参照して既にプリントが作成されたネガフィルムから再度プリントを作成する場合の露光制御に用いる制御ルーチンについて説明する。
【0038】
ネガキャリア21にネガフィルム20が装填されてスタートスイッチがオンされると、ステップ200においてICカードからプリント情報を読み取る。このプリント情報には、上記で説明した各色毎の露光制御量、及び識別コードが記憶されている。次のステップ202では、プリント位置にセットされたプリント対象コマの原画像をLATDセンサ29により測光し、次のステップ204で測光値を用いて、プリント対象コマの原画像のLATD(平均透過濃度)を演算すると共に、このLATDを用いて基本露光量LATD(Pr)i を演算する。
【0039】
次のステップ206では、ステップ200で読み取ったプリント情報の識別コードを用いて、最初にプリントを作成したときの露光量を決定した露光量決定方法を判定する。この判定結果により、次のステップ208で、最初にプリントを作成したときの露光量決定方法と本プリンタにおける露光量決定方法とが一致するか否かを判断し、一致して肯定判断の場合には次のステップ210で読み取ったプリント情報の各色毎の露光制御量を露光補正量として決定する。一方、識別コードが不一致となりステップ208で否定判断の場合には、ステップ212において本プリンタにおいて用いられる補正量を演算し(後述)、演算された各色毎の露光制御量を露光補正量として決定する。
【0040】
次のステップ214では、ステップ204で求めた基本露光量とステップ210またはステップ212で求めた露光補正量とを加算することにより最終露光量Ei を求め、次のステップ216で最終露光量Ei に応じて調光フィルタ60を制御して露光を行い、プリントを作成する。
【0041】
これらのステップ206〜212による処理は、最初にプリントを作成したときの露光量決定方法と本プリンタにおける露光量決定方法との組み合わせによって判断される。本実施例では、露光量を決定した露光量決定方法を識別する識別コードに、基本露光方式の違いによる、符号「0」のLATD方式と、符号「1」の濃度平均方式がある。このため、露光量決定方法が一致する場合には、その露光補正量を求める必要がないので、読み取られたプリント情報に含まれる露光量または露光補正量を用いればよい。一方、露光量決定方法が不一致の場合には、これからプリントを作成するプリンタの露光量決定方法による基本露光量を補正するための露光補正量として、最初にプリントを作成したときの露光量決定方法による露光量または露光補正量を、これからプリントを作成するプリンタの露光量決定方法に応じて修正すればよい。
【0042】
次に、濃度平均方式によって最初のプリントが作成されたプリント対象コマの最終露光量をLATD方式で求める場合を説明する。この場合、LATDセンサ29による測光値から求まる基本露光量をLATDセンサ29より狭い検出エリアのスキャナ28による測光値から求まる修正露光量によって補正する。
【0043】
図4には、スキャナ28における測光エリアAsと、LATDセンサ29の測光エリアApとを比較して示した。LATDセンサ29の測光エリアApは、プリント対象コマのLATDを演算するために、プリント対象コマの全画面範囲となっている。これに対してスキャナ28における測光エリアAsは、プリント対象コマの全画面範囲より狭い範囲(本実施例では、約70%)とされている。
【0044】
スキャナ28では、先ず各測光セル(図4の分割測光エリアDAsに対応する)からの分割測光値di,k (k:1〜n、スキャナ28の各測光セルの位置を表す。)から測光エリアAs内の平均透過濃度LATD(Sc)i を次の式(1)によって演算する。
【0045】
【数1】
【0046】
また、測光エリアAs内の濃度平均値Dpi は、次の式(1A)によって演算する。
【0047】
【数2】
【0048】
次に、測光エリアAsをスキャナ28で測光した測光値からLATDセンサ29の測光エリアApに相当する予測LATD’(Pr)i を次のようにして演算する。
【0049】
LATDセンサ29の測光エリアApからスキャナ28の測光エリアAsを除いたエリアを仮想測光エリアAeと設定する。次に、この仮想測光エリアAeをスキャナ28の各測光セルに対応させて、分割測光エリアDAsと同様に分割して、各測光セルの水平及び垂直方向への延長性上に配置される仮想分割測光エリアDAeを設定する。また、スキャナ28からの分割測光値di,k を、その測光セルに水平、垂直、及び対角線方向で隣接する仮想分割測光エリアAeの予測分割測光値d’i,p (p:1〜m、仮想分割測光エリアの位置を表す。)とする。これら予測分割測光値d’i,p と実際の分割測光値di,k とに基づいて、次の式(2)を用いてLATDセンサ29の測光エリアApに相当する予測LATD’(Pr)i を演算する。
【0050】
【数3】
【0051】
次に、プリント情報から得た露光補正量C(Sc)i を露光補正量として設定する。この露光補正量C(Sc)i は、次の式(3)により、濃度平均値Dpに対する差分値を表す露光補正量C(Sc)i を演算し、演算された値を用いることができる。この場合、以下の各濃度値をプリント情報として記憶し、この記憶された各値を読み取って演算してもよい。
但し、Dmax :中性灰色の最大濃度
Dmin :中性灰色の最小濃度
DC :画面中央部の平均濃度
DF :画面周辺部の平均濃度
DL :画面下方部の平均濃度
DU :画面上方部の平均濃度
IR(N) :中性色と判定された濃度点の数
CSi :各色毎の補正値(高彩度点の数等によって決定される値)
A1 〜A8 :定数
Dpw :次の式(4)で演算した演算結果
Dpw=0.33{DpR +DpG +DpB }・・・(4)
DB :次の式(5)で演算した演算結果
【0052】
【数4】
【0053】
但し、dk =0.33(dRk +dGk +dBk )
【0054】
上記読み取ったプリント情報による露光補正量または演算された露光補正量C(Sc)i は、スキャナ測光エリアでの濃度平均値Dpi と、LATD(Sc)i との差の補正と、LATD(Sc)i とLATD’(Pr)i との差の補正によって修正する。濃度平均値Dpi とLATD’(Pr)i とを用いて、次の式(6)により、修正露光補正量C(Pr)i を演算する。
【0055】
演算された修正露光補正量C(Pr)i と、LATDセンサ29により測光して演算された測光エリアApのLATD(Pr)i とを用いて次の式(7)により最終露光量Ei を演算することができる。
【0056】
Log(Ei )=Ai +αi ・{LATD(Pr)i +C(Pr) i} ・・・(7)
但し、Ai :カラーペーパとプリンタとにより決定される定数であり、第1のプリンタと第2のプリンタの測光特性が略同じであるならば「0」としてもよい。
αi :補正係数、第1のプリンタと第2のプリンタの測光特性が略同じであるならば「0」としてもよい。
【0057】
一方、最初のプリントが作成されたときのLATD方式と同一の露光量決定方法のプリンタでプリント対象コマの最終露光量を求める場合には、露光補正量を修正する必要がないため、プリント情報から得た露光補正量C(Sc)i を露光補正量として設定し、修正露光補正量C(Pr)i =C(Sc)i として、上記式(7)から最終露光量を求めればよい。
【0058】
露光補正量C(Sc)i は、式(3)のように、スキャナ28から求めた露光補正量だけではなく、更に手動的に修正した量を含めることが好ましい。手動的に求める修正量は、CRTモニタ等で評価して、キーボード上から入力される方法が有効である。これら入力値に一定係数を乗じた値を露光補正量C(Sc)i に加算して用いる。
【0059】
次に、濃度平均方式によるプリンタによりプリント対象コマの最終露光量を求める場合を説明する。濃度平均方式による露光量の決定の一例を次の式(8)に示す。
【0060】
【0061】
上記画像濃度は、例えば、全画面平均濃度、画像中の最大中性色濃度等を用いることができる。
【0062】
最初のプリントを作成したときの濃度平均方式と同様のプリンタでプリント対象コマの最終露光量を求める場合には、露光補正量を修正する必要がないため、プリント情報から得た露光補正量である露光補正量C(Sc)i を露光補正量として設定して、上記式(8)から最終露光量を求めればよい。
【0063】
一方、最初のプリントを作成したときがLATD方式の場合には、プリント情報から得られる修正露光補正量C(Pr)i であるから、次の式(9)によって修正露光補正量C(Sc)i を求める。この求めた修正露光補正量C(Sc)i を用いて、上記式(8)から最終露光量を求めればよい。
C(Sc)i =C(Pr)i +{LATD’(Pr)i −Dpi }・・・(9)
【0064】
このように、最初にプリントを作成したときの露光量決定方法と異なる露光量決定方法のプリンタによって焼直しや再焼付けを行う場合であっても、最初のプリントを作成したときの露光補正量を用い、これからプリントを作成するためのプリンタにおける露光補正量を求めているので、最初のプリントと一致する色味及び濃度のプリントを得ることができる。
【0065】
なお、本実施例のプリンタを最初のプリントを作成するプリンタとして用いる場合において、LATDの他に画面平均濃度を更に求め、この画面平均濃度をプリント情報に含ませることによって、次のプリントを作成するときのプリンタがLADT方式及び濃度平均方式の何れであっても、最初のプリントを作成したときの色味や濃度が反映された最終露光量を求めることができる。また、求めたLATDと濃度平均の差を求めて、この差を記憶するようにしてもよい。
【0066】
次に、第2実施例の制御ルーチンを説明する。本実施例は、最初にプリントを作成したときのプリンタで用いられた露光量決定方法における露光量または露光補正量を、予め定めた基準露光量決定方法における露光量または露光補正量に変換し、この変換結果を最初にプリントを作成したときのプリント情報として記録するようにしたものである。なお、本実施例は、上記の実施例と同様の構成のため、同一部分は同一符号を付し詳細な説明を省略する。
【0067】
本実施例の最初のプリントを作成する場合の制御ルーチンは、図2の制御ルーチンのステップ112とステップ114との間に、図5のステップ120の処理を追加したものである。
【0068】
ステップ120では、プリンタの露光量決定方法において決定された露光量または露光補正量を、予め定めた基準露光量決定方法(本実施例ではLATD方式で説明するが、濃度平均値であってもよいのは勿論である。)における露光量または露光補正量に変換し、この変換結果を次のステップ114でプリント情報として記録する。この露光量または露光補正量への変換は、既存の露光量決定方法間において定まる関係をテーブルや関数式等により予め記憶すればよい。
【0069】
次に、本実施例の既にプリントが作成されたネガフィルムから再度プリントを作成する場合の露光制御に用いる制御ルーチンについて説明する。この制御ルーチンは、図3の制御ルーチンのステップ204とステップ214との間に、図6のステップ220の処理を追加したものである。
【0070】
ステップ220では、読み取ったプリント情報の露光量または露光補正量を、これからプリントを作成するプリンタの露光量決定方法で用いられる露光量または露光補正量に変換する。この露光量または露光補正量への変換は、上記で説明した露光量決定方法間において定まる関係をテーブルや関数式等の逆変換を予め記憶しておけばよい。この変換された露光量または露光補正量により、プリントを作成する。
【0071】
このように、本実施例では、最初にプリントを作成したときのプリンタで用いられた露光量決定方法における露光量または露光補正量を、予め定めた基準露光量決定方法における露光量または露光補正量に変換して記憶しているので、プリントを作成するための次のまたは他のプリンタの露光量決定方法における露光量または露光補正量に変換が可能である。従って、再度プリントを作成する場合には、最初にプリントを作成したときの露光量または露光補正量が反映されたプリントが作成され、最初のプリントと一致する色味及び濃度のプリントを得ることができる。
【0072】
次に、第3実施例を説明する。上記実施例では、LATDや濃度平均に基づいて決定した基本露光量を補正することによって最終露光量を求めているが、本実施例は、プリントすべきプリント対象コマの最終露光量のみが得られるプリンタに本発明を適用したものである。
【0073】
LATDや濃度平均に基づいて基本露光量を決定することなく、プリントすべき最終露光量のみを得るプリンタであっても、LATDや濃度平均の値は求めている。従って、プリントすべきプリント対象コマの最終露光量、すなわち、濃度と、このプリント対象コマのLATDまたは濃度平均値との差を演算することは可能である。本実施例では、最初にプリントを作成するときに、プリント対象コマの最終露光量に相当する濃度Exと、このプリント対象コマのLATDまたは濃度平均値との差△Dを演算し、プリント情報として記憶する。この差△Dはプリントを作成するときの露光補正量に相当する。従って、この差△Dを上記実施例と同様に、プリント情報から得た露光補正量を用いて、最終露光量を求めればよい。
【0074】
このようにすることによって、基本露光量を決定することなく、プリントすべき最終露光量のみを得るプリンタで最初に作成されたプリントに対するプリント対象コマであっても、最初にプリントを作成したときの露光量が反映されたプリントを作成でき、最初のプリントと一致する色味及び濃度のプリントを得ることができる。
【0075】
なお、プリンタ情報として、露光量決定方法(プリンタの機種等)を記憶せずに、この差△Dのみを記憶する場合には、最初にプリントを作成したときにどれだけ補正したかの傾向を判断することができ、最初に作成したプリントに近いプリントを得られるように補正することができる。
【0076】
なお、上記実施例では、スキャナを備えたプリンタに、本発明を適用させた場合を説明したが、本発明はスキャナを備えたプリンタに限定されるものではなく、スキャナを備えていないプリンタへの適用も可能である。例えば、リバーサルフィルムのプリントを作成する場合や大伸ばしプリントを作成する場合には、オペレータが手動で露光補正量を操作する。このオペレータが露光補正量を操作する場合には、プリント情報である最初に作成したプリントの露光量や露光補正量をディスプレイや専用の表示装置へ表示させることで提示すればよい。
【0077】
以上説明したように、上記各実施例によれば、これからプリントを作成するプリンタの露光量または露光補正量として、最初にプリントを作成したプリンタの露光量または露光補正量をプリント情報を用いて修正できるので、最初に作成したプリントと同じ色味及び濃度のプリントを作成できる。とくに、最初のプリント時、CRTモニタ等を用いて手動的に露光量を補正しても、再注文時において同じプリントを作成することができる優れた効果を得ることができる。
【0078】
また、最初のプリントと再注文プリントが同一現像所でなくても、また、同一の現像所内の異なるプリンタ間であっても、最初に作成したプリントと同じ色味及び濃度の再注文プリントを作成できる。
さらに、再注文プリントの場合には、再注文のプリント対象コマのみの測光とプリント情報の読み取り、または入力でよいため、1本分の全てのコマや所定のコマを測光した後にプリントを作成する必要がなく、再注文プリントの生産性の向上を図ることができる。
【0079】
さらにまた、不良プリント等により、焼直しを必要とするプリント対象コマについて、焼直しをする場合には、この焼直しプリンタを別途のプリンタによって焼直しプリントを作成できる。この場合、焼直しを必要とする不良プリント等が作成されたときのプリント情報が記憶されているので、焼直しをする場合の露光量または露光補正量を、不良プリント等が作成されたときのプリント情報を用いて修正すれば、良好なプリントを作成できる。また、不良プリント等が作成されたときのプリント情報を、焼直しをする場合の露光量または露光補正量を求めるための判定用に用いることができる。
【0080】
上記実施例では、最初にプリントを作成したときのプリント情報を用いて次のプリントを作成する場合について説明したが、上記プリント情報を試し焼きの情報として利用することもできる。また、プリント情報には、プリント対象コマの各々に対応する各色毎の露光制御量等を決定した露光量決定方法を識別するための識別コードを含んでいるので、これからプリントを作成するためのプリンタに用いることが可能なプリント情報に含まれる情報を選択することができ、プリントを作成するためのプリンタに最適な情報を用いることができる。
【0081】
なお、本発明は、図1に示したプリンタ装置だけではなく、デジタル複写装置にも同様に適用することができる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、第1のプリンタの露光条件決定方法による識別情報及び補正量情報からなる露光条件に基づいて、第2のプリンタで最初にプリントを作成したときの露光条件決定方法を判定して最終露光量を決定しているので、最初に作成したプリントと同じ色味及び濃度の第2のプリントを作成できる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能なプリンタの概略構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例の最初のプリントを作成するときの露光制御ルーチンの流れを示すフローチャートである。
【図3】第1実施例の再度プリントを作成するときの露光制御ルーチンの流れを示すフローチャートである。
【図4】スキャナ及びLATDセンサの各測光エリアと仮想測光エリアとを示すイメージ図である。
【図5】第2実施例の最初のプリントを作成するときの露光制御ルーチンの流れを示すフローチャートである。
【図6】第2実施例の再度プリントを作成するときの露光制御ルーチンの流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
28 スキャナ
29 LATDセンサ
32 露光量決定装置
44 キーボード
45 ICカードリーダ
46 CRT
Claims (2)
- LATD方式、濃度平均方式、及び露光量方式の何れか1つの露光条件決定方法によって、フィルムに記録された原画像からプリントを作成するにあたり、第1のプリンタにおいて、前記原画像を測光すると共に、測光値に基づいて露光条件を決定し、決定した露光条件で最初のプリントを作成し、前記第1のプリンタ以外であると共に前記第1のプリンタと異なる露光条件決定方法の第2のプリンタにおいて、前記原画像を測光すると共に、測光値に基づいて露光条件を決定し、決定した露光条件で第2のプリントを作成する、写真プリントの作成方法であって、
前記第1のプリンタにおいて決定される露光条件決定方法によって前記原画像の最初のプリントを作成したときの露光量又は当該露光量に補正した露光補正量を表す補正量情報を、前記露光条件決定方法のうちの予め定めた露光条件決定方法による補正量情報の露光条件に変換して前記原画像のコマに対応して記憶し、
前記第2のプリンタにおいて、記憶された露光条件に含まれる補正量情報を当該第2のプリンタの露光条件決定方法における補正量情報に変換し、
変換された補正量情報に基づいて、最終露光量を決定し、
決定した最終露光量で第2のプリントを作成する、
写真プリントの作成方法。 - LATD方式、濃度平均方式、及び露光量方式の何れか1つの露光条件決定方法によって、フィルムに記録された原画像からプリントを作成するにあたり、第1のプリンタにおいて、前記原画像を測光すると共に、測光値に基づいて露光条件を決定し、決定した露光条件で最初のプリントを作成し、前記第1のプリンタ以外であると共に前記第1のプリンタと異なる露光条件決定方法の第2のプリンタにおいて、前記原画像を測光すると共に、測光値に基づいて露光条件を決定し、決定した露光条件で第2のプリントを作成する、写真プリントの作成装置であって、
前記第1のプリンタにおいて決定される露光条件決定方法によって前記原画像の最初のプリントを作成したときの露光量又は当該露光量に補正した露光補正量を表す補正量情報を、前記露光条件決定方法のうちの予め定めた露光条件決定方法による補正量情報の露光条件に変換して前記原画像のコマに対応して記憶した記憶手段から前記露光条件を読み出す読出手段と、
前記第2のプリンタにおいて、前記読出手段で読み出した露光条件に含まれる補正量情報を当該第2のプリンタの露光条件決定方法における補正量情報に変換する変換手段と、
前記変換手段で変換された補正量情報に基づいて、最終露光量を決定する決定手段と、
前記決定手段で決定した最終露光量で第2のプリントを作成する作成手段と、
を備えた写真プリントの作成装置。
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-
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