JP2879741B2 - 感熱記録材料 - Google Patents
感熱記録材料Info
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- JP2879741B2 JP2879741B2 JP1190921A JP19092189A JP2879741B2 JP 2879741 B2 JP2879741 B2 JP 2879741B2 JP 1190921 A JP1190921 A JP 1190921A JP 19092189 A JP19092189 A JP 19092189A JP 2879741 B2 JP2879741 B2 JP 2879741B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はロイコ染料とフェノール性酸性物質との発色
反応を利用した感熱記録材料において、特に高感度の感
熱記録材料に関する。
反応を利用した感熱記録材料において、特に高感度の感
熱記録材料に関する。
従来、感熱記録材料における発色時の増感効果や発色
後の画像の安定性等については種々の提案がなされてい
るが、そのうち、スルフィド系化合物を増感剤あるいは
画像の安定化剤として利用する提案は少ししか見あたら
ない。
後の画像の安定性等については種々の提案がなされてい
るが、そのうち、スルフィド系化合物を増感剤あるいは
画像の安定化剤として利用する提案は少ししか見あたら
ない。
例えば、特開昭58−90984号明細書においては、4,4′
−チオビス(3−メチル−6−ターシャリーブチルフェ
ノール)が増感効果と画像の安定化効果を有すること
が、また特開昭61−228986号明細書においては、4,4′
−チオジフェノールあるいは2,2′−チオビス(4−ク
ロロフェノール)が発色性、保存性に優れることが、ま
た特公昭51−43386号明細書においては、4,4′−チオビ
ス(6−ターシャリーブチル−3−メチルフェノール)
が発色画像の安定性を改良できることが各々提案されて
はいるが、未だ増感効果、画像の安定化効果、保存性等
満足のいくものは得られておらず、実用には耐え難いの
が現状である。
−チオビス(3−メチル−6−ターシャリーブチルフェ
ノール)が増感効果と画像の安定化効果を有すること
が、また特開昭61−228986号明細書においては、4,4′
−チオジフェノールあるいは2,2′−チオビス(4−ク
ロロフェノール)が発色性、保存性に優れることが、ま
た特公昭51−43386号明細書においては、4,4′−チオビ
ス(6−ターシャリーブチル−3−メチルフェノール)
が発色画像の安定性を改良できることが各々提案されて
はいるが、未だ増感効果、画像の安定化効果、保存性等
満足のいくものは得られておらず、実用には耐え難いの
が現状である。
本発明は上記のような点にかんがみ、増感性、発色画
像の安定性、保存性に優れ、特に増感性に卓越した感熱
記録材料を提供することである。
像の安定性、保存性に優れ、特に増感性に卓越した感熱
記録材料を提供することである。
本発明は、支持体上に無色またはやや淡色をおびたロ
イコ染料、フェノール性酸性物質(ただし、ヒドロキシ
安息香酸エステル、ジヒドロキシ安息香酸エステル、ヒ
ドロキシフタル酸エステルおよびヒドロキシイソフタル
酸エステルを除く)、及び結着剤からなる記録層を設け
た感熱記録材料において、増感剤として2,2′−チオビ
ス−(4−メチル−6−ターシャリーブチルフェノー
ル)を用いることを特徴とする感熱記録材料に関する。
イコ染料、フェノール性酸性物質(ただし、ヒドロキシ
安息香酸エステル、ジヒドロキシ安息香酸エステル、ヒ
ドロキシフタル酸エステルおよびヒドロキシイソフタル
酸エステルを除く)、及び結着剤からなる記録層を設け
た感熱記録材料において、増感剤として2,2′−チオビ
ス−(4−メチル−6−ターシャリーブチルフェノー
ル)を用いることを特徴とする感熱記録材料に関する。
本発明による無色またはやや淡色をおびたロイコ染料
は、例えば、 3−(N,N−ジノルマルブチルアミノ)−7−(o−
クロロアニリノ)フルオラン、 3−(N−イソアミル−N−エチルアミノ)−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン、 3−ジメチルアミノ−5,7−ジメチルフルオラン、 3−ジエチルアミノ−5,7−ジメチルフルオラン、 3−ジエルアミノ−6,7−ジメチルフルオラン、 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン、 2−〔N−(3′−トリフルオロメチルフェニル)ア
ミノ〕−6−ジエチルアミノフルオラン、 3−モルホリノ−7−(N−プロピル−トリフルオロ
メチルアニリノ)フルオラン、 3−ピロリジノ−7−トリフルオロメチルアニリノフ
ルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロロ−7−(N−ベンジ
ル−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、 3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−(α−フ
ェニルエチルアミノ)フルオラン 等多数が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。
は、例えば、 3−(N,N−ジノルマルブチルアミノ)−7−(o−
クロロアニリノ)フルオラン、 3−(N−イソアミル−N−エチルアミノ)−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン、 3−ジメチルアミノ−5,7−ジメチルフルオラン、 3−ジエチルアミノ−5,7−ジメチルフルオラン、 3−ジエルアミノ−6,7−ジメチルフルオラン、 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン、 2−〔N−(3′−トリフルオロメチルフェニル)ア
ミノ〕−6−ジエチルアミノフルオラン、 3−モルホリノ−7−(N−プロピル−トリフルオロ
メチルアニリノ)フルオラン、 3−ピロリジノ−7−トリフルオロメチルアニリノフ
ルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロロ−7−(N−ベンジ
ル−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、 3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−(α−フ
ェニルエチルアミノ)フルオラン 等多数が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。
本発明によるフェノール性酸性物質は、例えば、 4,4′−イソプロピリデンジフェノール(ビスフェノ
ールA)、 4,4′−エチリデンジフェノール(ビスフェノール
E)、 4,4′−エチレンジフェノール、 4,4′−イソプロピリデンビス(2,6−ジクロロフェノ
ール)、 4,4′−イソプロピリデンビス(2−メチルフェノー
ル)、 4,4′−シクロヘキシリデンジフェノール 等多数が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。
ールA)、 4,4′−エチリデンジフェノール(ビスフェノール
E)、 4,4′−エチレンジフェノール、 4,4′−イソプロピリデンビス(2,6−ジクロロフェノ
ール)、 4,4′−イソプロピリデンビス(2−メチルフェノー
ル)、 4,4′−シクロヘキシリデンジフェノール 等多数が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。
本発明に用いる結着剤としては、水溶性樹脂、有機溶
剤可溶性樹脂、光硬化性樹脂など任意の結着剤を使用す
ることができる。
剤可溶性樹脂、光硬化性樹脂など任意の結着剤を使用す
ることができる。
水溶性樹脂としては、例えば、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、変性
ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸ナトリウム、デン
プンまたはその誘導体、ポリエチレンオキサイド、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ゼラチン、カゼイ
ン、アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム、スチレン−
マレイン酸ナトリウム共重合体等多数が挙げられるが、
これらに限定されるものではなく、また通常ポリマーエ
マルジョンと呼ばれている例えばポリ酢酸ビニル、ポリ
塩化ビニル、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン、スチレン−ブ
タジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重
合体、ポリアクリレート、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等のエマルジョンを併用することもできる。
ル、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、変性
ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸ナトリウム、デン
プンまたはその誘導体、ポリエチレンオキサイド、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ゼラチン、カゼイ
ン、アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム、スチレン−
マレイン酸ナトリウム共重合体等多数が挙げられるが、
これらに限定されるものではなく、また通常ポリマーエ
マルジョンと呼ばれている例えばポリ酢酸ビニル、ポリ
塩化ビニル、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン、スチレン−ブ
タジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重
合体、ポリアクリレート、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等のエマルジョンを併用することもできる。
有機溶剤可溶性樹脂としては、テルペン樹脂、石油樹
脂、環化ゴム、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリス
チレン、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体などを
挙げることができる。
脂、環化ゴム、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリス
チレン、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体などを
挙げることができる。
光硬化性樹脂としては、例えば昭和59年12月10日
(株)総合技術出版発行「プラスチックの塗装、印刷便
覧」第70〜83頁に記載されているような各種の光硬化性
樹脂を挙げることができる。
(株)総合技術出版発行「プラスチックの塗装、印刷便
覧」第70〜83頁に記載されているような各種の光硬化性
樹脂を挙げることができる。
本発明は、増感剤としてとくに2,2′−チオビス−
(4−メチル−6−タシャリーブチルフェノール)(以
下、スルフィドと略称することがある)を使用するもの
であるが、他の増感剤と併用することは許容されるとこ
ろである。
(4−メチル−6−タシャリーブチルフェノール)(以
下、スルフィドと略称することがある)を使用するもの
であるが、他の増感剤と併用することは許容されるとこ
ろである。
本発明の感熱記録材料を実施するには、A液として、
ロイコ染料0.1〜10重量部、結着剤の1〜20重量%水溶
液0.2〜20重量部および水0.2〜20重量部を100mlのビー
カーに入れ、さらに直径3mmのガラスビーズ100個を投入
後、簡易型撹拌機を用いて、室温で2時間撹拌すること
によりロイコ染料の微粒子分散液を得た。次いでB液と
し、A液のロイコ染料をフェノール性酸性物質とした以
外は同様の方法により該酸性物質の微粒子分散液を得
た。
ロイコ染料0.1〜10重量部、結着剤の1〜20重量%水溶
液0.2〜20重量部および水0.2〜20重量部を100mlのビー
カーに入れ、さらに直径3mmのガラスビーズ100個を投入
後、簡易型撹拌機を用いて、室温で2時間撹拌すること
によりロイコ染料の微粒子分散液を得た。次いでB液と
し、A液のロイコ染料をフェノール性酸性物質とした以
外は同様の方法により該酸性物質の微粒子分散液を得
た。
さらにC液として、A液のロイコ染料をスルフィドと
した以外は同様の方法により該スルフィドの微粒子分散
液を得た。
した以外は同様の方法により該スルフィドの微粒子分散
液を得た。
感熱記録材料用の塗工液はこれら3液を混合すれば得
られ、その混合順序に制限はないが、好ましくは、A液
100重量部を予め混合させたB液100〜500重量部および
C液50〜150重量部の混合液に添加撹拌して得られる。
られ、その混合順序に制限はないが、好ましくは、A液
100重量部を予め混合させたB液100〜500重量部および
C液50〜150重量部の混合液に添加撹拌して得られる。
この塗工液を坪量50g/m2の上質紙にバーコーターで絶
乾塗布量が5g/m2になるように塗工した後、室温で乾燥
して本発明の感熱記録材料を得た。
乾塗布量が5g/m2になるように塗工した後、室温で乾燥
して本発明の感熱記録材料を得た。
本発明の感熱記録材料は、上記のような構成となって
おり、増感性、発色画像の安定性、保存性に優れ、特に
増感性に卓越した感熱記録材料として好適なものであ
る。
おり、増感性、発色画像の安定性、保存性に優れ、特に
増感性に卓越した感熱記録材料として好適なものであ
る。
以下に本発明を実施例に基いてさらに詳細に説明す
る。なお、以下において示す%および部はいずれも重量
基準である。
る。なお、以下において示す%および部はいずれも重量
基準である。
実施例1 A液 3液−(N,N−ジノルマルブチルアミノ)−7−(o
−クロロアニリノ)フルオラン 1部 ポリビニルアルコール10%水溶液 2部 水 2部 B液 ビスフェノールE 3部 ポリビニルアルコール10%水溶液 6部 水 6部 C液 2,2′−チオビス(4−メチル−6−ターシャリーブ
チルフェノール) 1部 ポリビニルアルコール10%水溶液 2部 水 2部 以上により得られた各分散液をC→B→Aの順序で均
一に混合し、坪量50g/m2の上質紙にバーコーターで絶乾
塗布量が5g/m2になるように塗工した後、室温で乾燥し
て本発明の感熱記録材料を得た。
−クロロアニリノ)フルオラン 1部 ポリビニルアルコール10%水溶液 2部 水 2部 B液 ビスフェノールE 3部 ポリビニルアルコール10%水溶液 6部 水 6部 C液 2,2′−チオビス(4−メチル−6−ターシャリーブ
チルフェノール) 1部 ポリビニルアルコール10%水溶液 2部 水 2部 以上により得られた各分散液をC→B→Aの順序で均
一に混合し、坪量50g/m2の上質紙にバーコーターで絶乾
塗布量が5g/m2になるように塗工した後、室温で乾燥し
て本発明の感熱記録材料を得た。
実施例2 実施例1においてB液中のビスフェノールEのかわり
にビスフェノールAを用いた以外は、実施例1と同様の
方法により感熱記録材料を得た。
にビスフェノールAを用いた以外は、実施例1と同様の
方法により感熱記録材料を得た。
比較例1 実施例1においてC液を用いないこと以外は、実施例
1と同様の方法により感熱記録材料を得た。
1と同様の方法により感熱記録材料を得た。
比較例2 実施例2においてC液を用いないこと以外は、実施例
2と同様の方法により感熱記録材料を得た。
2と同様の方法により感熱記録材料を得た。
比較例3 実施例2においてC液中の2,2′−チオビス(4−メ
チル−6−ターシャリーブチルフェノール)のかわりに
p−ベンジルビフェニールを用いた以外は実施例2と同
様の方法により感熱記録材料を得た。
チル−6−ターシャリーブチルフェノール)のかわりに
p−ベンジルビフェニールを用いた以外は実施例2と同
様の方法により感熱記録材料を得た。
比較例4 実施例1においてC液中の2,2′−チオビス(4−メ
チル−6−ターシャリーブチルフェノール)のかわりに
2,2′−チオビス(4,6−ジターシャリーブチルフェノー
ル)を用いた以外は実施例1と同様の方法により感熱記
録材料を得た。
チル−6−ターシャリーブチルフェノール)のかわりに
2,2′−チオビス(4,6−ジターシャリーブチルフェノー
ル)を用いた以外は実施例1と同様の方法により感熱記
録材料を得た。
比較例5 実施例2においてC液中の2,2′−チオビス(4−メ
チル−6−ターシャリーブチルフェノール)のかわりに
2,2′−チオビス(4,6−ジターシャリーブチルフェノー
ル)を用いた以外は実施例2と同様の方法により感熱記
録材料を得た。
チル−6−ターシャリーブチルフェノール)のかわりに
2,2′−チオビス(4,6−ジターシャリーブチルフェノー
ル)を用いた以外は実施例2と同様の方法により感熱記
録材料を得た。
比較例6 実施例1においてC液中の2,2′−チオビス(4−メ
チル−6−ターシャリーブチルフェノール)のかわりに
4,4′−チオビス(3−メチル−6−ターシャリーブチ
ルフェノール)を用いた以外は実施例1と同様の方法に
より感熱記録材料を得た。
チル−6−ターシャリーブチルフェノール)のかわりに
4,4′−チオビス(3−メチル−6−ターシャリーブチ
ルフェノール)を用いた以外は実施例1と同様の方法に
より感熱記録材料を得た。
比較例7 実施例2においてC液中の2,2′−チオビス(4−メ
チル−6−ターシャリーブチルフェノール)のかわりに
4,4′−チオビス(3−メチル−6−ターシャリーブチ
ルフェノール)を用いた以外は実施例2と同様の方法に
より感熱記録材料を得た。
チル−6−ターシャリーブチルフェノール)のかわりに
4,4′−チオビス(3−メチル−6−ターシャリーブチ
ルフェノール)を用いた以外は実施例2と同様の方法に
より感熱記録材料を得た。
評 価 実施例1〜2および比較例1〜7において得られた感
熱記録材料について下記の方法により評価を行いその結
果を表1に示す。
熱記録材料について下記の方法により評価を行いその結
果を表1に示す。
(1)地肌濃度 塗工液を塗工して室温で1時間放置後、未発色部分の
480nmの波長の光の反射率から次式により反射濃度を算
出して地肌濃度とした。
480nmの波長の光の反射率から次式により反射濃度を算
出して地肌濃度とした。
(反射濃度)=log〔1/(反射率)〕 (2)飽和発色濃度 感熱記録材料を熱風循環型乾燥機中に130℃で1分間
放置後の発色部分の540nmの波長の光により(1)と同
様の方法により反射濃度を算出して飽和発色濃度とし
た。
放置後の発色部分の540nmの波長の光により(1)と同
様の方法により反射濃度を算出して飽和発色濃度とし
た。
(3)動的発色濃度 市販のファクシミリ〔(株)リコー製RIFAX2313Hフル
モードA3判感熱15秒ファクシミリ〕を用いて本発明の感
熱記録材料に印字し発色部分について(2)と同様に反
射濃度を算出して動的発色濃度とした。
モードA3判感熱15秒ファクシミリ〕を用いて本発明の感
熱記録材料に印字し発色部分について(2)と同様に反
射濃度を算出して動的発色濃度とした。
(4)放置安定性 (2)での飽和発色後の発色部分の空気中での放置安
定性を下記の基準により判定した。
定性を下記の基準により判定した。
◎:変化なく安定 ○:ほぼ変化なく安定 △:若干結晶化が認められる ×:結晶化または白化が認められる (5)温感性 染色試験用昇華試験機により5秒間加熱し(温度間隔
5℃、最低温度50℃、最高温度150℃)発色時の立上り
温度の最終温度に相当する発色部分の反射濃度を(1)
と同様の方法で算出して温感性とした。
5℃、最低温度50℃、最高温度150℃)発色時の立上り
温度の最終温度に相当する発色部分の反射濃度を(1)
と同様の方法で算出して温感性とした。
表1からわかるように、本発明は従来の増感剤と比較
して増感性が優れており、なおかつ発色画像の安定性や
保存性に関しても優れた効果がでており、感熱記録材料
として好適なものであることが示されている。
して増感性が優れており、なおかつ発色画像の安定性や
保存性に関しても優れた効果がでており、感熱記録材料
として好適なものであることが示されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−64594(JP,A) 特開 昭61−228986(JP,A) 特開 昭66−190386(JP,A) 特開 昭61−98589(JP,A) 特開 平2−175189(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41M 5/28 - 5/34
Claims (1)
- 【請求項1】支持体上に無色またはやや淡色をおびたロ
イコ染料、フェノール性酸性物質(ただし、ヒドロキシ
安息香酸エステル、ジヒドロキシ安息香酸エステル、ヒ
ドロキシフタル酸エステルおよびヒドロキシイソフタル
酸エステルを除く)、及び結着剤からなる記録層を設け
た感熱記録材料において、増感剤として2,2′−チオビ
ス−(4−メチル−6−ターシャリーブチルフェノー
ル) を用いることを特徴とする感熱記録材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1190921A JP2879741B2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 感熱記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1190921A JP2879741B2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 感熱記録材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0353982A JPH0353982A (ja) | 1991-03-07 |
JP2879741B2 true JP2879741B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=16265916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1190921A Expired - Lifetime JP2879741B2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 感熱記録材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2879741B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002068206A1 (en) | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. | Heat sensitive recording material |
-
1989
- 1989-07-24 JP JP1190921A patent/JP2879741B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0353982A (ja) | 1991-03-07 |
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