JP2876582B2 - 列車運行管理装置 - Google Patents
列車運行管理装置Info
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Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
形ローカルエリアネットワーク(以下、バス形LANと
呼ぶ)を介して単機能計算機でなる複数台の端末装置を
接続し、これら各端末装置で運行管理装置の働きの一部
を受け持たせるようにした列車運行管理装置に関するも
のである。
公報に示されたこの種の従来の列車運行管理装置の概略
構成を示すブロック図である。図において、1は計算機
でなる運行管理装置、2はこの運行管理装置1にそれぞ
れ接続されるキャラクタまたはグラフィックのディスプ
レイ端末、3は伝送系の中央装置、4はこの中央装置3
に伝送路5を介して結ばれる伝送系駅装置、6はこれら
各伝送系駅装置4にそれぞれ接続される連動装置や案内
装置でなる被制御装置、7は運行表示盤8を駆動する表
示論理装置、9はダイヤが読み込まれているフロッピー
ドライブ装置、10は着発実績等を印字するプリンター
装置である。
行管理装置の動作について説明する。まず、列車のダイ
ヤはフロッピードライブ装置9から運行管理装置1に読
み込まれ磁気ディスク装置(図示せず)に記憶される。
このようにして記憶されたダイヤ情報を基本ダイヤと称
するが、運行管理装置1はこの基本ダイヤにディスプレ
イ端末2より入力された変更情報を付加し、その日のみ
に適用される制御ダイヤを作成する。そして、運行管理
装置1はこの制御ダイヤを基に、被制御装置6から伝送
系駅装置4、伝送路5および中央装置3を介して取り込
んだ現場の信号系状態信号を用いて、列車の追跡と進路
制御や案内制御を行う。この進路制御や案内制御の指示
は中央装置3、伝送路5および伝送系駅装置4を介して
被制御装置6に与えられる。
ら伝えられ、中央装置3および表示論理装置7を介して
運行表示盤8に表示される。又、列車の運転状態は運行
管理装置1で列車追跡を行って着発実績が算出され、中
央装置3および表示論理装置7を介して運行表示盤8に
信号機等の状態と共に表示される。さらに、ディスプレ
イ端末2では列車の運転状態を運行表示盤8よりさらに
詳細なレベルで表示したり、列車ダイヤの計画と実績と
をグラフィック表示している。そして、ダイヤの乱れは
運行表示盤8で監視され、ディスプレイ端末2を扱う監
視員はディスプレイ端末2を用いて運転制御を行い直ち
に制御に反映させる。又、着発の実績データはプリンタ
ー装置10で印字される。
ついて図7に基づいて説明する。まず、ディスプレイ端
末2を介して運転整理情報が入力(ステップS1)され
ると、入力のチェック(ステップS2)を行いその結果
がOKであれば、制御ダイヤファイル11と運転状態フ
ァイル12とを用いて列車間の状態チェック(ステップ
S3)を行う。その後、必要に応じてダイヤの修正(ス
テップS4)を行って、制御ダイヤファイル11の内容
を修正しダイヤ表示(ステップS5)を行う。そして、
このように修正された制御ダイヤファイル11により列
車追跡、進路制御が行われる。
置は以上のように構成されているので、運行管理装置1
で全業務負荷に対応せねばならず、このため比較的に高
性能大規模な計算機システムを設置しなければならない
ので装置として高価になり、又、運転整理専用に常時緻
密な運転監視を行ったり、より扱い易いマンマシン環境
の実現が難しく応答性が悪い等の問題点があった。
ためになされたもので、安価で且つ応答性の優れた列車
運行管理装置を提供することを目的とするものである。
管理装置は、ダイヤファイルを運行管理装置のみならず
各端末装置にも持たせて運転整理時の入力および入力チ
ェックを各端末装置で行うとともに、ダイヤの修正時に
は運行管理装置が管理する制御ダイヤと各端末装置が保
有する制御ダイヤとを同時に修正するようにしたもので
ある。
置は、運転整理時の入力および入力チェックを行うこと
により、運行管理装置の働きの一部を分担する。
る。図1はこの発明の実施例1における列車運行管理装
置の概略構成を示すブロック図である。図において、図
6に示す従来装置と同様な部分は同一符号を付して説明
を省略する。13は計算機でなる運行管理装置、14
a、14b、14cは単機能計算機でなり、ダイヤファ
イルを保有し運転整理時の入力および入力チェックを行
う複数台の端末装置、15はこれら各端末装置14と運
行管理装置13とを結合するバス形LANである。
て、基本ダイヤの作成は、まず、いずれかの端末装置、
例えば端末装置14aを用いて読み込み指示入力を行う
と、バス形LAN15を経由して運行管理装置13に指
示が与えられ、フロッピードライブ装置9からダイヤデ
ータが運行管理装置13に読み込まれ、基本ダイヤとし
て登録される。
イヤに変更情報を付加して作成される制御ダイヤの作成
フローを図2に基づいて説明する。まず、例えば端末装
置14aに変更情報としての変更ダイヤデータ入力(ス
テップS11)されると、端末装置14aは変更ダイヤデ
ータの入力チェック(ステップS12)を行って、チェッ
ク結果がOKであれば運行管理装置1に対する送信(ス
テップS13)を行う。一方、運行管理装置13ではこの
ようにして入力された変更ダイヤデータを基本ダイヤ1
6に付加して制御ダイヤの作成(ステップS14)を行
い、制御ダイヤファイル11へ制御ダイヤの登録(ステ
ップS15)を行う。その後、このようにして作成された
制御ダイヤファイル11の内容は、各端末装置14a、
14b、14cにファイル転送(ステップS16)され、
各端末装置14a、14b、14cでは保有しているデ
ータファイルにダイヤの登録(ステップS17)を行い、
制御ダイヤ11として記憶する。
3を基に説明する。まず、例えば端末装置14aにダイ
ヤ変更等の運転整理情報が入力(ステップS21)される
と、端末装置14aは運転整理情報の入力チェック(ス
テップS22)を行って、チェック結果がOKであれば運
行管理装置13に対する送信(ステップS23)を行う。
一方、運行管理装置13ではこの運転整理情報を基に、
制御ダイヤ11と運転状態ファイル12とを用いて列車
間の状態チェック(ステップS24)を行い、問題がなけ
れば各端末装置14a、14b、14cに対してダイヤ
の修正指示(ステップS25)を行う。
ス形LAN15におけるブロードキャスト(一斉同報)
機能を用いて行われる。そして、運行管理装置13は修
正指示を行った後、データファイル内の制御ダイヤ11
のダイヤ修正(ステップS26)を行う。又、入力元の端
末装置14aおよび他の端末装置14b、14cにおい
ても、一斉同報された修正指示を受けて、それぞれのダ
イヤファイル内の各制御ダイヤ17のダイヤ修正(ステ
ップS27、S28)をそれぞれ行った後、修正された各制
御ダイヤ17のダイヤ表示(ステップS29、S30)を行
う。
a、14b、14cに単機能計算機を適用して、今まで
1台の運行管理装置13で行っていた業務負荷の一部を
分担するようにしているので、運行管理装置13の計算
機負荷率を下げ、計算機システムの規模を縮小すること
ができ、又、単機能計算機の持つマルチウインド表示等
の手法を使うことにより、操作性の優れたマンマシン環
境が実現できる。さらに、運行管理装置1と各端末装置
13を一斉同時にダイヤ修正、ダイヤ表示を行っている
ので、運行管理装置13と各端末装置14a、14b、
14cとの間でメッセージ交換頻度が増え、且つファイ
ル転送による処理速度が劣化するということも無い。
管理システムの主要な処理すべてを行う集中形構成のも
のについて述べたが、列車追跡、進路制御等の駅機能を
各駅装置に分散した分散形構成のものについても適用で
きる。図4はこの発明の実施例2における列車運行管理
装置の概略構成を示すブロック図である。図において、
図1に示す実施例1と同様な部分は同一符号を付して説
明を省略する。19は光ファイバ伝送路、20はこの光
ファイバ伝送路19と伝送系の中央装置3とを結合する
伝送端局、21はマイクロコンピュータ等でなる運行管
理駅装置、22はこれら各運行管理駅装置21と光ファ
イバ伝送路19とを結合する伝送端局である。
おける列車運行管理装置の運転整理時の処理フローにつ
いて図5に基づいて説明する。まず、実施例1の場合と
同様に例えば端末装置14aにダイヤ変更等の運転整理
情報が入力(ステップS31)されると、端末装置14a
は運転整理情報の入力チェック(ステップS32)を行っ
て、チェック結果がOKであれば運行管理装置13に対
する送信(ステップS33)を行う。一方、運行管理装置
13ではこの運転整理情報を基に、制御ダイヤ11と運
転状態ファイル12とを用いて列車間の状態チェック
(ステップS34)を行い、問題がなければ各端末装置1
4a、14b、14cに対してダイヤの修正指示(ステ
ップS35)を行う。
ス形LAN15におけるブロードキャスト(一斉同報)
機能を用いて行われる。そして、運行管理装置13は修
正指示を行った後、データファイル内の制御ダイヤ11
のダイヤ修正(ステップS36)を行う。又、入力元の端
末装置14aおよび他の端末装置14b、14cにおい
ても、一斉同報された修正指示を受けて、それぞれのダ
イヤファイル内の各制御ダイヤ17のダイヤ修正(ステ
ップS37、S38)をそれぞれ行った後、修正された各制
御ダイヤ17のダイヤ表示(ステップS39、S40)を行
う。
36におけるダイヤ修正を行った後に、中央装置3、伝送
端局20および光ファイバ伝送路19を介して各運行管
理駅装置21に、修正後の制御ダイヤの配布(ステップ
S41)を行う。
ファイルを運行管理装置のみならず各端末装置にも持た
せて運転整理時の入力および入力チェックを各端末装置
で行うとともに、ダイヤの修正時には運行管理装置が管
理する制御ダイヤと各端末装置が保有する制御ダイヤと
を同時に修正するようにしたので、安価で且つ応答性の
優れた列車運行管理装置を提供することができる。
の概略構成を示すブロック図である。
御ダイヤの作成フローを示すフロー図である。
処理フローを示すフロー図である。
の概略構成を示すブロック図である。
処理フローを示すフロー図である。
ック図である。
ロー図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 単機能計算機でなり変更情報がそれぞれ
入力される複数台の端末装置と、基本ダイヤに上記変更
情報を付加して制御ダイヤを作成し、上記制御ダイヤに
基づき列車の動きを追跡して進路制御を行う運行管理装
置と、上記各端末装置および上記運行管理装置を結合す
るバス形ローカルエリアネットワークとを備え、ダイヤ
ファイルを上記運行管理装置のみならず上記各端末装置
にも持たせて運転整理時の入力および入力チェックを上
記各端末装置で行うとともに、ダイヤの修正時には上記
運行管理装置が管理する制御ダイヤと上記各端末装置が
保有する制御ダイヤとを同時に修正するようにしたこと
を特徴とする列車運行管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33861492A JP2876582B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 列車運行管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33861492A JP2876582B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 列車運行管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06183349A JPH06183349A (ja) | 1994-07-05 |
JP2876582B2 true JP2876582B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=18319841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33861492A Expired - Lifetime JP2876582B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 列車運行管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2876582B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
JP4719534B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2011-07-06 | 株式会社日立製作所 | 運行ダイヤ連携計画作成システム及び方法 |
JP2007230257A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Mitsubishi Electric Corp | 臨時速度制限信号装置 |
JP5498688B2 (ja) * | 2008-11-28 | 2014-05-21 | 東海旅客鉄道株式会社 | 運行計画作成システム、運行計画作成方法 |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP33861492A patent/JP2876582B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06183349A (ja) | 1994-07-05 |
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