JP2876582B2 - 列車運行管理装置 - Google Patents

列車運行管理装置

Info

Publication number
JP2876582B2
JP2876582B2 JP33861492A JP33861492A JP2876582B2 JP 2876582 B2 JP2876582 B2 JP 2876582B2 JP 33861492 A JP33861492 A JP 33861492A JP 33861492 A JP33861492 A JP 33861492A JP 2876582 B2 JP2876582 B2 JP 2876582B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation management
management device
terminal
input
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP33861492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06183349A (ja
Inventor
精作 舘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP33861492A priority Critical patent/JP2876582B2/ja
Publication of JPH06183349A publication Critical patent/JPH06183349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2876582B2 publication Critical patent/JP2876582B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、運行管理装置にバス
形ローカルエリアネットワーク(以下、バス形LANと
呼ぶ)を介して単機能計算機でなる複数台の端末装置を
接続し、これら各端末装置で運行管理装置の働きの一部
を受け持たせるようにした列車運行管理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば特開平1−160778号
公報に示されたこの種の従来の列車運行管理装置の概略
構成を示すブロック図である。図において、1は計算機
でなる運行管理装置、2はこの運行管理装置1にそれぞ
れ接続されるキャラクタまたはグラフィックのディスプ
レイ端末、3は伝送系の中央装置、4はこの中央装置
に伝送路5を介して結ばれる伝送系駅装置、6はこれら
各伝送系駅装置4にそれぞれ接続される連動装置や案内
装置でなる被制御装置、7は運行表示盤8を駆動する表
示論理装置、9はダイヤが読み込まれているフロッピー
ドライブ装置、10は着発実績等を印字するプリンター
装置である。
【0003】次に上記のように構成される従来の列車運
行管理装置の動作について説明する。まず、列車のダイ
ヤはフロッピードライブ装置9から運行管理装置1に読
み込まれ磁気ディスク装置(図示せず)に記憶される。
このようにして記憶されたダイヤ情報を基本ダイヤと称
するが、運行管理装置1はこの基本ダイヤにディスプレ
イ端末2より入力された変更情報を付加し、その日のみ
に適用される制御ダイヤを作成する。そして、運行管理
装置1はこの制御ダイヤを基に、被制御装置6から伝送
系駅装置4、伝送路5および中央装置3を介して取り込
んだ現場の信号系状態信号を用いて、列車の追跡と進路
制御や案内制御を行う。この進路制御や案内制御の指示
中央装置3、伝送路5および伝送系駅装置4を介して
被制御装置6に与えられる。
【0004】なお、信号機等の状態は伝送系駅装置4か
ら伝えられ、中央装置3および表示論理装置7を介して
運行表示盤8に表示される。又、列車の運転状態は運行
管理装置1で列車追跡を行って着発実績が算出され、
央装置3および表示論理装置7を介して運行表示盤8に
信号機等の状態と共に表示される。さらに、ディスプレ
イ端末2では列車の運転状態を運行表示盤8よりさらに
詳細なレベルで表示したり、列車ダイヤの計画と実績と
をグラフィック表示している。そして、ダイヤの乱れは
運行表示盤8で監視され、ディスプレイ端末2を扱う監
視員はディスプレイ端末2を用いて運転制御を行い直ち
に制御に反映させる。又、着発の実績データはプリンタ
ー装置10で印字される。
【0005】次に運転管理装置1の運転整理のフローに
ついて図7に基づいて説明する。まず、ディスプレイ端
末2を介して運転整理情報が入力(ステップS1)され
ると、入力のチェック(ステップS2)を行いその結果
がOKであれば、制御ダイヤファイル11と運転状態フ
ァイル12とを用いて列車間の状態チェック(ステップ
3)を行う。その後、必要に応じてダイヤの修正(ス
テップS4)を行って、制御ダイヤファイル11の内容
を修正しダイヤ表示(ステップS5)を行う。そして、
このように修正された制御ダイヤファイル11により列
車追跡、進路制御が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の列車運行管理装
置は以上のように構成されているので、運行管理装置1
で全業務負荷に対応せねばならず、このため比較的に高
性能大規模な計算機システムを設置しなければならない
ので装置として高価になり、又、運転整理専用に常時緻
密な運転監視を行ったり、より扱い易いマンマシン環境
の実現が難しく応答性が悪い等の問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、安価で且つ応答性の優れた列車
運行管理装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る列車運行
管理装置は、ダイヤファイルを運行管理装置のみならず
各端末装置にも持たせて運転整理時の入力および入力チ
ェックを各端末装置で行うとともに、ダイヤの修正時に
は運行管理装置が管理する制御ダイヤと各端末装置が保
有する制御ダイヤとを同時に修正するようにしたもので
ある。
【0009】
【作用】この発明における列車運行管理装置の各端末装
置は、運転整理時の入力および入力チェックを行うこと
により、運行管理装置の働きの一部を分担する。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の実施例1における列車運行管理装
置の概略構成を示すブロック図である。図において、図
6に示す従来装置と同様な部分は同一符号を付して説明
を省略する。13は計算機でなる運行管理装置、14
a、14b、14cは単機能計算機でなり、ダイヤファ
イルを保有し運転整理時の入力および入力チェックを行
う複数台の端末装置、15はこれら各端末装置14と運
行管理装置13とを結合するバス形LANである。
【0011】上記のように構成された実施例1におい
て、基本ダイヤの作成は、まず、いずれかの端末装置、
例えば端末装置14aを用いて読み込み指示入力を行う
と、バス形LAN15を経由して運行管理装置13に指
示が与えられ、フロッピードライブ装置9からダイヤデ
ータが運行管理装置13に読み込まれ、基本ダイヤとし
て登録される。
【0012】次に、上記のようにして登録される基本ダ
イヤに変更情報を付加して作成される制御ダイヤの作成
フローを図2に基づいて説明する。まず、例えば端末装
置14aに変更情報としての変更ダイヤデータ入力(ス
テップS11)されると、端末装置14aは変更ダイヤデ
ータの入力チェック(ステップS12)を行って、チェッ
ク結果がOKであれば運行管理装置1に対する送信(ス
テップS13)を行う。一方、運行管理装置13ではこの
ようにして入力された変更ダイヤデータを基本ダイヤ1
6に付加して制御ダイヤの作成(ステップS14)を行
い、制御ダイヤファイル11へ制御ダイヤの登録(ステ
ップS15)を行う。その後、このようにして作成された
制御ダイヤファイル11の内容は、各端末装置14a、
14b、14cにファイル転送(ステップS16)され、
各端末装置14a、14b、14cでは保有しているデ
ータファイルにダイヤの登録(ステップS17)を行い、
制御ダイヤ11として記憶する。
【0013】次に、運転整理時の処理フローについて図
3を基に説明する。まず、例えば端末装置14aにダイ
ヤ変更等の運転整理情報が入力(ステップS21)される
と、端末装置14aは運転整理情報の入力チェック(ス
テップS22)を行って、チェック結果がOKであれば運
行管理装置13に対する送信(ステップS23)を行う。
一方、運行管理装置13ではこの運転整理情報を基に、
制御ダイヤ11運転状態ファイル12とを用いて列車
間の状態チェック(ステップS24)を行い、問題がなけ
れば各端末装置14a、14b、14cに対してダイヤ
の修正指示(ステップS25)を行う。
【0014】このステップS25における修正指示は、バ
ス形LAN15におけるブロードキャスト(一斉同報)
機能を用いて行われる。そして、運行管理装置13は修
正指示を行った後、データファイル内の制御ダイヤ11
のダイヤ修正(ステップS26)を行う。又、入力元の端
末装置14aおよび他の端末装置14b、14cにおい
ても、一斉同報された修正指示を受けて、それぞれのダ
イヤファイル内の各制御ダイヤ17のダイヤ修正(ステ
ップS27、S28)をそれぞれ行った後、修正された各制
御ダイヤ17のダイヤ表示(ステップS29、S30)を行
う。
【0015】上記実施例1によれば、各端末装置14
a、14b、14cに単機能計算機を適用して、今まで
1台の運行管理装置13で行っていた業務負荷の一部を
分担するようにしているので、運行管理装置13の計算
機負荷率を下げ、計算機システムの規模を縮小すること
ができ、又、単機能計算機の持つマルチウインド表示等
の手法を使うことにより、操作性の優れたマンマシン環
境が実現できる。さらに、運行管理装置1と各端末装置
13を一斉同時にダイヤ修正、ダイヤ表示を行っている
ので、運行管理装置13と各端末装置14a、14b、
14cとの間でメッセージ交換頻度が増え、且つファイ
ル転送による処理速度が劣化するということも無い。
【0016】 実施例2. なお、上記実施例1では一台の運行管理装置で列車運行
管理システムの主要な処理すべてを行う集中形構成のも
のについて述べたが、列車追跡、進路制御等の駅機能を
各駅装置に分散した分散形構成のものについても適用で
きる。図4はこの発明の実施例2における列車運行管理
装置の概略構成を示すブロック図である。図において、
図1に示す実施例1と同様な部分は同一符号を付して説
明を省略する。19は光ファイバ伝送路、20はこの光
ファイバ伝送路19と伝送系の中央装置3とを結合する
伝送端局、21はマイクロコンピュータ等でなる運行管
理駅装置、22はこれら各運行管理駅装置21と光ファ
イバ伝送路19とを結合する伝送端局である。
【0017】次に、上記のように構成された実施例2に
おける列車運行管理装置の運転整理時の処理フローにつ
いて図5に基づいて説明する。まず、実施例1の場合と
同様に例えば端末装置14aにダイヤ変更等の運転整理
情報が入力(ステップS31)されると、端末装置14a
は運転整理情報の入力チェック(ステップS32)を行っ
て、チェック結果がOKであれば運行管理装置13に対
する送信(ステップS33)を行う。一方、運行管理装置
13ではこの運転整理情報を基に、制御ダイヤ11
転状態ファイル12とを用いて列車間の状態チェック
(ステップS34)を行い、問題がなければ各端末装置1
4a、14b、14cに対してダイヤの修正指示(ステ
ップS35)を行う。
【0018】このステップS35における修正指示は、バ
ス形LAN15におけるブロードキャスト(一斉同報)
機能を用いて行われる。そして、運行管理装置13は修
正指示を行った後、データファイル内の制御ダイヤ11
のダイヤ修正(ステップS36)を行う。又、入力元の端
末装置14aおよび他の端末装置14b、14cにおい
ても、一斉同報された修正指示を受けて、それぞれのダ
イヤファイル内の各制御ダイヤ17のダイヤ修正(ステ
ップS37、S38)をそれぞれ行った後、修正された各制
御ダイヤ17のダイヤ表示(ステップS39、S40)を行
う。
【0019】さらに、運行管理装置13ではステップS
36におけるダイヤ修正を行った後に、中央装置3、伝送
端局20および光ファイバ伝送路19を介して各運行管
理駅装置21に、修正後の制御ダイヤの配布(ステップ
41)を行う。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によればダイヤ
ファイルを運行管理装置のみならず各端末装置にも持た
せて運転整理時の入力および入力チェックを各端末装置
で行うとともに、ダイヤの修正時には運行管理装置が管
理する制御ダイヤと各端末装置が保有する制御ダイヤと
を同時に修正するようにしたので、安価で且つ応答性の
優れた列車運行管理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における列車運行管理装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1における列車運行管理装置で作成される制
御ダイヤの作成フローを示すフロー図である。
【図3】図1における列車運行管理装置の運転整理時の
処理フローを示すフロー図である。
【図4】この発明の実施例2における列車運行管理装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図5】図4における列車運行管理装置の運転整理時の
処理フローを示すフロー図である。
【図6】従来の列車運行管理装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図7】図6における列車運行管理装置の動作を示すフ
ロー図である。
【符号の説明】
1、13 運行管理装置 2、14a〜14c 端末装置 3 中央装置 4 伝送系駅装置 5 伝送路 6 被制御装置 15 バス形LAN 21 運行管理駅装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単機能計算機でなり変更情報がそれぞれ
    入力される複数台の端末装置と、基本ダイヤに上記変更
    情報を付加して制御ダイヤを作成し、上記制御ダイヤに
    基づき列車の動きを追跡して進路制御を行う運行管理装
    置と、上記各端末装置および上記運行管理装置を結合す
    るバス形ローカルエリアネットワークとを備え、ダイヤ
    ファイルを上記運行管理装置のみならず上記各端末装置
    にも持たせて運転整理時の入力および入力チェックを上
    記各端末装置で行うとともに、ダイヤの修正時には上記
    運行管理装置が管理する制御ダイヤと上記各端末装置が
    保有する制御ダイヤとを同時に修正するようにしたこと
    を特徴とする列車運行管理装置。
JP33861492A 1992-12-18 1992-12-18 列車運行管理装置 Expired - Lifetime JP2876582B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33861492A JP2876582B2 (ja) 1992-12-18 1992-12-18 列車運行管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33861492A JP2876582B2 (ja) 1992-12-18 1992-12-18 列車運行管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06183349A JPH06183349A (ja) 1994-07-05
JP2876582B2 true JP2876582B2 (ja) 1999-03-31

Family

ID=18319841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33861492A Expired - Lifetime JP2876582B2 (ja) 1992-12-18 1992-12-18 列車運行管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2876582B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4719534B2 (ja) * 2005-08-31 2011-07-06 株式会社日立製作所 運行ダイヤ連携計画作成システム及び方法
JP2007230257A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Mitsubishi Electric Corp 臨時速度制限信号装置
JP5498688B2 (ja) * 2008-11-28 2014-05-21 東海旅客鉄道株式会社 運行計画作成システム、運行計画作成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06183349A (ja) 1994-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2876582B2 (ja) 列車運行管理装置
JP3301940B2 (ja) 列車運行計画修正システム
JPH09167067A (ja) 帳票出力宛先プリンタ選択運用システムおよび帳票出力宛先プリンタ選択方法
JP4420316B2 (ja) 列車運行情報報知装置
JPH0728736A (ja) マルチウィンドウ制御方式
JPH04306166A (ja) 運行図表作成装置
JP3260045B2 (ja) 交通情報表示装置
JPS62116353A (ja) 列車運行管理システム
JPS60138592A (ja) 案内表示装置
JP2000052991A (ja) 列車運行管理システム
JPH03176755A (ja) 分散処理システム
JPH0927063A (ja) 金融端末装置のファイル照会方式
JPH1035836A (ja) 貨物トレースデータの地域分散管理方式
JP4188469B2 (ja) 案内表示盤の保守試験装置
JP2001347949A (ja) 乗務員運用計画作成支援装置
JPH08181775A (ja) ネットワーク運用監視システム
JPH0529581B2 (ja)
JPS60182836A (ja) 遠隔システムの保守方式
JP2000148211A (ja) 作業移動システム
JPH06321108A (ja) 電子連動システムにおける連動データ処理装置
JPH01301457A (ja) 列車ダイヤグラム作成方式
JPH11212916A (ja) 管理システム
JPS6115447A (ja) 伝送制御方式
JPS63240235A (ja) 複数交換装置管理方式
JPH117471A (ja) 業務報告書自動作成装置、業務報告書データファイリング装置及び業務稼働報告作成支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080122

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090122

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100122

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100122

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110122

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120122

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term