JPH0728736A - マルチウィンドウ制御方式 - Google Patents

マルチウィンドウ制御方式

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JPH0728736A
JPH0728736A JP5175104A JP17510493A JPH0728736A JP H0728736 A JPH0728736 A JP H0728736A JP 5175104 A JP5175104 A JP 5175104A JP 17510493 A JP17510493 A JP 17510493A JP H0728736 A JPH0728736 A JP H0728736A
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JP
Japan
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event
script
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server
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Application number
JP5175104A
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English (en)
Inventor
Tomoe Yonezawa
知江 米澤
Koichi Haneda
功一 羽田
Kazunari Suzuki
一成 鈴木
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Hitachi Ltd
Hitachi Micro Software Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Micro Software Systems Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はマルチウインドウ制御機構に関し、そ
の目的は、クライアント5、サーバ6間でやり取りする
イベントやリクエストと呼ばれるデータの量を低減する
ことにある。 【構成】イベント発生時の対応処理をサーバ6内部で行
なうことを指定するためのイベント管理手段63と、そ
の対応処理内容を記述したスクリプトを登録するための
スクリプト管理手段62を設け、イベント発生時に予め
登録されているスクリプトをサーバ6内で実行する。 【効果】クライアント5とサーバ6がネットワークで繋
がれた別々のコンピュータで動作する場合に、イベント
発生時のクライアント5とサーバ6間でやり取りするデ
ータ量が減り、同ネットワークの通信性能の低下を招く
ことが無くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マウスやキーボード等
の入力装置を持つコンピュータに於いて、それらの入力
装置の操作により発生するソフトウエアの処理に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチウインドウ制御方式は、図
2に示すような機構を用いていた。
【0003】図2において1はコンピュータの本体、2
はコンピュータ間で通信を行なうためのネットワーク、
3はディスプレイなどの出力装置、4はマウスやキーボ
ードなどの入力装置である。5はクライアントと呼ばれ
るアプリケーションプログラムである。6はクライアン
ト5の要求に応じたサービスを行なうサーバであり、例
えば、マウスを動かした場合などに、マウスの移動後の
位置などを記録したデータ(以降ではイベントと呼ぶ)
を生成してクライアント5に送ったり、クライアント5
から、ディスプレイへの文字や図形の表示要求等を記述
したデータ(以降ではリクエストと呼ぶ)が送られてき
た場合などに、ディスプレイに文字や図形を表示させる
機能を持つ。クライアント5とサーバ6は同じコンピュ
ータ上でも、あるいは別々のコンピュータ上でも動作し
て良い。別々のコンピュータ上で動作する場合は、ネッ
トワーク2などの通信手段を通じてイベントやリクエス
トのやり取りを行なう。
【0004】このような構成のマルチウインドウ制御方
式においては、コンピュータ1の利用者が入力装置4に
何らかの操作をすると、サーバ6に入力装置4の状態の
変化が通知され、サーバ6はイベントを生成しクライア
ント5へ転送する。クライアント5はイベントを解読
し、それに応じたリクエストをサーバ6に出す。さらに
そのリクエストが表示要求である場合、サーバ6はクラ
イアントの要求する文字や図形を出力装置3に表示させ
ていた。
【0005】また図2の機構を基にした次のような方式
がある。
【0006】例えばコンピュータ1の利用者がマウスを
移動させたときにその移動軌跡を表示するような場合、
マウスの移動が始まった後クライアント5に通知される
イベントは、時々刻々のマウスの位置を示すイベントで
ある。このように予め発生する一連のイベントの種類が
わかる場合に、特開平1−283622号公報のマルチ
ウインドウ制御方式では、そのようなイベントの処理部
を予めサーバ6内部で持ち、イベントに応じた処理をサ
ーバ6側で行なわせるための情報と、その処理の終了条
件とを記述した制御データを、クライアント5からサー
バ6に送ると、サーバ6は終了条件を満たすまでの間、
発生したイベントをクライアント5に転送せずに、その
制御データを基にサーバ6の処理部により処理するとい
う方法をとっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うなマルチウインドウ制御方式においては、クライアン
ト5とサーバ6が別々のコンピュータ1で動作している
場合に、利用者が頻繁に入力装置4を操作すると、クラ
イアント5とサーバ6の間でやり取りするイベント、及
びリクエストの量が増えることになる。このため、ネッ
トワーク2に流れるデータ量が増え、そのネットワーク
2を利用している他のコンピュータ1の通信速度を低下
させることになる。
【0008】また特開平1−283622号公報の場
合、サーバ6はクライアント5から送られてくる総ての
制御データに対応する処理部を持つ必要があり、サーバ
6のプログラムが巨大になってしまう。そのためサーバ
6の開発コストが高くなり、また保守が困難になるとい
う問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチウインド
ウ制御方式は、クライアントから送られてくるリクエス
トに応じて、出力装置に文字や図形を表示させるための
命令を出す描画手段と、イベント発生時にサーバで実行
する表示等の処理内容を一連のリクエストの組合せで記
述したデータ(以降ではスクリプトと呼ぶ)と、その登
録要求を受け取った場合に、そのスクリプトを保存し、
スクリプト種別と保存場所等を記述したスクリプト制御
情報を作成し、スクリプトの実行要求が発生した場合に
指定されたスクリプトを解読し、スクリプトに記述され
ているリクエストを前記描画手段に送るスクリプト管理
手段と、イベントの処理先等をクライアントが指示する
ためのイベントの登録要求を受け取った場合に、処理を
行なうべきイベントの種別や、そのイベントが発生した
場合に実行するスクリプトの種別等を記述したイベント
制御情報を作成し、入力装置の操作等が行なわれた場合
にイベントを生成し、イベント制御情報に基づいて、ク
ライアントへのイベント転送、または前記スクリプト管
理手段へのスクリプト実行要求の発行等を行なうイベン
ト管理手段と、クライアント、前記描画手段、前記スク
リプト管理手段、前記イベント管理手段との間でイベン
ト及びリクエストの中継を行なうモジュール管理手段、
とを備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】モジュール管理手段は、クライアント、スクリ
プト管理手段、イベント管理手段、描画手段との間でイ
ベント及びリクエストの中継を行なう。リクエストがイ
ベントの登録要求である場合はイベント管理手段がその
要求に応じたイベント制御情報を作成し、リクエストが
スクリプトの登録要求である場合はスクリプト管理手段
がスクリプトを保存しそのスクリプトに応じたスクリプ
ト制御情報を作成し、それ以外のリクエストである場合
は描画手段がそのリクエストに対応する表示等の処理を
行なう。
【0011】コンピュータ利用者による入力装置の操作
等で、イベント管理手段に入力装置の状態変化が通知さ
れると、イベント管理手段はイベントを生成する。
【0012】そのイベント用のイベント制御情報が存在
し、且つイベントの処理をクライアントで行なうという
ことが指示されている場合は、そのイベントをクライア
ントに送り、対応する処理を実行することが出来る。
【0013】また、イベント管理手段にそのイベント用
のイベント制御情報が存在し、且つイベント制御情報に
スクリプトの種類が指定されている場合は、スクリプト
管理手段にそのスクリプトの実行を要求し、スクリプト
管理手段は指定されたスクリプトを解読し、スクリプト
中に記述されている一連のリクエストを描画手段に渡
し、描画手段はクライアントからのリクエストと同じよ
うに、そのリクエストに対応する表示等の処理を行な
う。このためイベントへの対応をサーバ内部のみで処理
することができ、クライアントとサーバ間でやり取りす
るリクエストやイベントの量を減らすことが出来る。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるマルチウイ
ンドウ制御方式の構成を示すものである。
【0015】図1において3はディスプレイなどの出力
装置、4はマウスやキーボードなどの入力装置である。
5はクライアントと呼ばれるアプリケーションプログラ
ムである。6はクライアント5の要求に応じたサービス
を行なうサーバであり、例えば、マウスを動かした場合
などに、マウスの移動後の位置などを記録したイベント
を生成してクライアント5に送ったり、クライアント5
から文字や図形の表示要求等を記述したリクエストが送
られてきた場合などに、出力装置3に文字や図形を表示
させる機能を持つ。クライアント5とサーバ6は同じコ
ンピュータ上でも、あるいは別々のコンピュータ上でも
動作して良い。別々のコンピュータ上で動作する場合
は、ネットワークなどの通信手段を通じてイベントやリ
クエストのやり取りを行なう。61はクライアント5な
どから送られてくるリクエストに応じて、出力装置3に
文字や図形を表示させるための命令を出す描画手段であ
る。62はクライアント5の要求に応じて、イベント発
生時に実行するスクリプトを登録し、スクリプトの実行
要求が発生した場合に指定されたスクリプトを解読し、
描画手段61にスクリプトに記述されたリクエストの実
行要求を出すスクリプト管理手段である。63はクライ
アント5の要求に応じて、イベント発生時のイベントの
処理先等を登録し、入力装置4の操作等が行なわれた場
合にイベントを生成し、クライアント5へのイベント転
送、またはスクリプト管理手段62へのスクリプト実行
要求を出すイベント管理手段である。64はクライアン
ト5と、描画手段61、スクリプト管理手段62、イベ
ント管理手段63との間でイベント及びリクエストの中
継を行なうモジュール管理手段である。65はリクエス
トを保存するための、コンピュータの記憶領域中の一定
領域であるリクエスト保存領域である。66はイベント
を保存するための、コンピュータの記憶領域中の一定領
域であるイベント保存領域である。なお、本実施例にお
いては、描画手段61、スクリプト管理手段62、イベ
ント管理手段63はいずれもソフトウエアで実現するも
のとするが、ハードウエアで実現することも可能であ
る。
【0016】図3はイベント管理手段63が作成するイ
ベント制御情報の一例を示し、コンピュータの記憶領域
に記録された情報として実現する。図3において631
はイベントの登録処理を要求しているクライアント5の
識別記号を記録する領域である。632はイベントの識
別記号を記録する領域であり、この記号は入力装置4の
操作等が行なわれたときにイベント管理手段63で一意
に割り当てられる記号であり、クライアント5はその記
号を知っているものとする。633はイベント発生時に
その処理をサーバ6内で行なう場合に実行するスクリプ
トの識別記号を記録する領域である。この記号はクライ
アント5がスクリプト登録要求時に、スクリプトに一意
に割り当てる記号と同じである。
【0017】図4はスクリプト管理手段62が作成する
スクリプト制御情報の一例を示し、コンピュータの記憶
領域に記録された情報として実現する。図4において6
21はスクリプトの登録処理を要求しているクライアン
ト5の識別記号を記録する領域である。622はクライ
アント5から登録要求のあったスクリプトの識別記号を
記録する領域である。この記号はクライアント5が一意
に割り当てる記号である。623は登録要求のあったス
クリプトをコンピュータの記憶領域に記録した後に、そ
の記憶領域の場所を記録する領域である。
【0018】図5はモジュール管理手段64の動作を表
わすフローチャート図である。
【0019】図6はイベント管理手段63の動作を表わ
すフローチャート図である。
【0020】図7はスクリプト管理手段62の動作を表
わすフローチャート図である。
【0021】図8は描画手段61の動作を表わすフロー
チャート図である。
【0022】以上のように構成された本実施例のマルチ
ウインドウ制御方式について、以下にその動作を説明す
る。
【0023】まず、モジュール管理手段64では、リク
エスト判定641でクライアント5からリクエストが送
られてきているかを調べ、リクエストが送られてきてい
ない場合は、入力判定648を実行する。リクエストが
送られてきている場合はリクエスト保存処理642でリ
クエストをリクエスト保存領域65に記録する。なお、
リクエストは、リクエストを送ったクライアント5の識
別記号、リクエストの識別記号、及びそれぞれのリクエ
ストに固有の付加情報で構成されているものとする。リ
クエストを記録した後、イベント登録要求判定643、
またはスクリプト登録要求判定645でリクエストの種
類を調べる。
【0024】リクエストがイベントの登録を要求するも
のである場合、イベント管理処理644によりイベント
管理手段63に実行が移る。なお、このリクエストに
は、入力装置4の操作等によって生成しなければならな
いイベントの識別記号、イベントの対応処理をクライア
ント5側で行なうか、サーバ6側で行なうかを示す記
号、及びイベントの対応処理をサーバ6側で行なう場合
に実行するスクリプトの識別記号が付加されているもの
とする。イベント管理手段63では、まずリクエスト判
定634でリクエストの有無を調べる。この場合リクエ
ストが有るので、イベント登録635によりコンピュー
タの記憶領域に図3のようなイベント制御情報を作成
し、その領域のクライアント部631にリクエストに付
加されているクライアント5の識別記号を記録し、イベ
ント部632にリクエストに付加されているイベントの
識別記号を記録する。イベントへの対応処理をクライア
ント5側で行なうことを要求するリクエストである場
合、スクリプト部633には何も記録しない。イベント
への対応処理をサーバ6側で行なうことを要求するリク
エストである場合、スクリプト部633にはリクエスト
に付加されているスクリプトの識別記号を記録する。以
上のようにイベントを登録した後、イベント管理手段6
3の処理を終了し、モジュール管理手段64の入力判定
648に実行が移る。
【0025】リクエストがスクリプトの登録を要求する
ものである場合、スクリプト管理処理646によりスク
リプト管理手段62に実行が移る。なお、このリクエス
トには登録するスクリプト、及びそのスクリプトの識別
記号が付加されているものとする。スクリプト管理手段
62では、まずリクエスト判定624でリクエストの有
無を調べる。この場合リクエストが有るので、スクリプ
ト登録625により、コンピュータの記憶領域にスクリ
プトを記録する。更に別の記憶領域に図4のようなスク
リプト制御情報を作成し、その領域のクライアント部6
21にリクエストに付加されているクライアント5の識
別記号を記録し、スクリプト部622にリクエストに付
加されているスクリプトの識別記号を記録し、保存部6
23にスクリプトを記録した記憶領域の場所を記録す
る。以上のようにスクリプトを登録した後、スクリプト
管理手段62の処理を終了し、モジュール管理手段64
の入力判定648に実行が移る。
【0026】リクエストがイベントの登録を要求するも
のではなく、スクリプトの登録を要求するものでもない
場合、描画処理647により描画手段61に実行が移
る。描画手段61では、様々なリクエストの種類を判別
して、リクエストに応じた処理を行なう。例えば、文字
描画判定611で文字描画を要求するリクエストである
かどうかを判定し、文字描画を要求するリクエストであ
る場合は、文字描画処理612で出力装置3に文字を表
示させ、再びモジュール管理手段64の入力判定648
に実行を移す。
【0027】モジュール管理手段64はサーバ6を実行
中、定期的に入力判定648で、コンピュータの利用者
による入力装置4の操作の有無を判定する。入力装置4
の操作が行なわれていない場合は、イベントを生成する
必要がないため、リクエスト判定641に戻る。入力装
置4の操作が行なわれた場合は、終了操作判定649で
操作がサーバ6の終了操作であるかを判定し、終了操作
であるならばサーバ6の実行を終了する。終了操作でな
い場合、イベント管理処理644によりイベント管理手
段63に実行が移る。
【0028】イベント管理手段63では、まずリクエス
ト判定634でリクエストの有無を調べる。既にリクエ
ストの処理を終えているため、次のイベント生成636
で、入力装置4の操作内容などからイベントを生成し、
操作内容に応じてイベントの識別記号を割り付け、イベ
ント保存領域66に記録する。次にイベント登録判定6
37でイベントの登録の有無を判定する。入力装置4の
操作の対象となるクライアント5用に作成したイベント
制御情報があり、且つイベント部632に、生成したイ
ベントの識別記号と同じ記号が記録されていれば、イベ
ントが登録されているものとして、処理判定638を実
行する。イベント制御情報が無いか、またはイベント制
御情報のイベント部632に発生したイベントの識別記
号と同じ記号が記録されていなければ、イベントに対応
する処理を行なう必要がないものとして、何もせずにイ
ベント管理手段63の処理を終了し、モジュール管理手
段64のイベント転送判定6410に実行が移る。処理
判定638ではイベントに対応する処理をサーバ6、ま
たはクライアント5のどちらで行なうかを判定する。イ
ベント制御情報のスクリプト部633に何も記録されて
いない場合は、イベントに対応する処理をクライアント
6側で実行するものとして、イベント転送要求639で
イベントをクライアント6に転送する様にモジュール管
理手段64に要求し、イベント管理手段63の処理を終
了し、モジュール管理手段64のイベント転送判定64
10に実行が移る。イベント制御情報のスクリプト部6
33にスクリプトの識別記号が記録されている場合は、
イベントに対応する処理をサーバ6側で実行するものと
して、スクリプト実行要求6310で、その識別記号で
示されるスクリプトの実行要求をスクリプト管理手段6
2に要求し、イベント管理手段63の処理を終了し、モ
ジュール管理手段64のイベント転送判定6410に実
行が移る。
【0029】モジュール管理手段64はイベント転送判
定6410で、クライアント6へのイベント転送要求発
生の有無を判定する。イベント転送要求が発生している
場合、イベント転送処理6411でイベント保存領域6
6に記録されたイベントを読みだし、クライアント5へ
転送し、リクエスト判定641の処理に戻る。
【0030】イベント転送要求が発生していない場合、
スクリプト実行判定6412で、イベント管理手段63
からスクリプト管理手段62へ、スクリプト実行要求が
発生しているかどうかを判定する。スクリプト実行要求
が発生していない場合、リクエスト判定641の処理に
戻る。スクリプト実行要求が発生している場合、スクリ
プト管理処理646によりスクリプト管理手段62に実
行が移る。
【0031】スクリプト管理手段62では、まずリクエ
スト判定624でリクエストの有無を調べる。既にリク
エストの処理を終えているため、次のスクリプト実行6
26でイベント管理手段63から要求のあったスクリプ
トを実行する。スクリプト中に描画手段61で実行する
リクエストが含まれている場合は、そのリクエストをリ
クエスト保存領域65に記録し、描画手段61に描画処
理要求を出し、スクリプト管理手段62の処理を終了
し、モジュール管理手段64の描画処理判定6413に
実行が移る。
【0032】モジュール管理手段64は描画処理判定6
413で、スクリプト管理手段62から描画手段61へ
描画処理要求が発生しているかどうかをを判定する。描
画処理要求が発生していない場合、リクエスト判定64
1の処理に戻る。描画処理要求が発生している場合、描
画処理647により描画手段61に実行が移る。
【0033】描画手段61ではリクエスト保存領域65
に記録されているリクエストに応じた処理を行なった
後、描画手段61の処理を終了し、モジュール管理手段
64のリクエスト判定641に実行が移る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はコンピュ
ータの利用者が頻繁に入力装置を操作する場合でも、ク
ライアントとサーバ間でやり取りするイベント、及びリ
クエストの量が少ないため、これらをやり取りするため
の処理時間が大きくならず、クライアント、およびサー
バの実行速度が低下しない。さらにクライアントとサー
バが別々のコンピュータで動作している場合、ネットワ
ークに流れるデータ量が増えることがなく、同じネット
ワークを利用している他のコンピュータの通信速度を低
下させることがない。
【0035】また、本発明は従来ならサーバ側で行なう
イベントの対応処理を、クライアントの提供するスクリ
プトで行なうため、サーバのプログラムが巨大になら
ず、サーバの開発コストが安くなり、保守も容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例及び従来例を示す構成図であ
る。
【図3】イベント制御情報を示す図である。
【図4】スクリプト制御情報を示す図である。
【図5】モジュール管理手段の動作を示すフローチャー
ト図である。
【図6】イベント管理手段の動作を示すフローチャート
図である。
【図7】スクリプト管理手段の動作を示すフローチャー
ト図である。
【図8】描画手段の動作を示すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】 1…コンピュータ、 2…ネットワーク、 3…出力装置、 4…入力装置、 5…クライアント、 6…サーバ、 61…描画手段、 62…スクリプト管理手段、 63…イベント管理手段、 64…モジュール管理手段、 65…リクエスト保存領域、 66…イベント保存領域、 621…クライアント部、 622…スクリプト部、 623…保存部、 631…クライアント部、 632…イベント部、 633…スクリプト部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽田 功一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立マイクロソフトウェアシステムズ 内 (72)発明者 鈴木 一成 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立マイクロソフトウェアシステムズ 内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クライアントと呼ばれるアプリケーション
    プログラムと、入力装置、出力装置、記憶領域を有する
    コンピュータ上で動作し、出力装置へ文字や図形の表示
    等を行うサーバから成り、リクエストと呼ばれる、出力
    装置への文字や図形の表示要求等を記述したデータを、
    クライアントからサーバに渡す機能と、イベントと呼ば
    れる、入力装置の操作内容等を記述したデータを、サー
    バからクライアントに渡す機能とを有するマルチウイン
    ドウ制御機構において、クライアントから送られてくる
    リクエストに応じて、出力装置に文字や図形を表示させ
    るための命令を出す描画手段と、スクリプトと呼ばれ
    る、イベント発生時にサーバで実行する表示等の処理内
    容を一連のリクエストの組合せで記述したデータと、そ
    の登録要求を受け取った時に、そのスクリプトを保存
    し、スクリプト種別と保存場所等を記述したスクリプト
    制御情報を作成し、スクリプトの実行要求が発生した場
    合に指定されたスクリプトを解読し、スクリプトに記述
    されているリクエストを前記描画手段に送るスクリプト
    管理手段と、イベントの処理先等をクライアントが指示
    するためのイベントの登録要求を受け取った場合に、処
    理を行なうべきイベントの種別や、そのイベントが発生
    した場合に実行するスクリプトの種別等を記述したイベ
    ント制御情報を作成し、入力装置の操作等が行なわれた
    場合にイベントを生成し、イベント制御情報に基づい
    て、クライアントへのイベント転送、または前記スクリ
    プト管理手段へのスクリプト実行要求の発行等を行なう
    イベント管理手段と、クライアント、前記描画手段、前
    記スクリプト管理手段、前記イベント管理手段との間で
    イベント及びリクエストの中継を行なうモジュール管理
    手段、とを備えたことを特徴とするマルチウインドウ制
    御方式。
  2. 【請求項2】請求項1において、イベント発生時にその
    処理をクライアント側またはサーバ側に分配する手段を
    備えたことを特徴とするマルチウインドウ制御方式。
JP5175104A 1993-07-15 1993-07-15 マルチウィンドウ制御方式 Pending JPH0728736A (ja)

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Cited By (6)

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