JPH0594273A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
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- JPH0594273A JPH0594273A JP3227003A JP22700391A JPH0594273A JP H0594273 A JPH0594273 A JP H0594273A JP 3227003 A JP3227003 A JP 3227003A JP 22700391 A JP22700391 A JP 22700391A JP H0594273 A JPH0594273 A JP H0594273A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/46—Multiprogramming arrangements
- G06F9/54—Interprogram communication
- G06F9/543—User-generated data transfer, e.g. clipboards, dynamic data exchange [DDE], object linking and embedding [OLE]
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/44—Arrangements for executing specific programs
- G06F9/451—Execution arrangements for user interfaces
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウィンドウ・システムを変更することなし
に、クリップボードを用いてデータの交換を行うことの
できる情報処理装置を提供する。 【構成】 表示画面と、これにウィンドウ・システムを
異にした複数のウィンドウを表示する異システムウィン
ドウ同時表示手段と、1つのウィンドウ・システムのウ
ィンドウ内の転送するデータを指示する転送元データ指
示手段と、指示されたデータを同一ウィンドウ・システ
ム内の記憶領域に格納する転送元データ格納手段と、格
納されたデータを転送先のウィンドウのウィンドウ・シ
ステムに転送するデータ通信手段と、転送されたデータ
をこのウィンドウ・システム内の記憶領域に格納する転
送先データ格納手段と、データの転送先のウィンドウで
のデータの書込先を指示するデータ書込指示手段と、こ
の指示によって転送先データ格納手段から読み出したデ
ータを書き込むデータ書込手段とを具備している。
に、クリップボードを用いてデータの交換を行うことの
できる情報処理装置を提供する。 【構成】 表示画面と、これにウィンドウ・システムを
異にした複数のウィンドウを表示する異システムウィン
ドウ同時表示手段と、1つのウィンドウ・システムのウ
ィンドウ内の転送するデータを指示する転送元データ指
示手段と、指示されたデータを同一ウィンドウ・システ
ム内の記憶領域に格納する転送元データ格納手段と、格
納されたデータを転送先のウィンドウのウィンドウ・シ
ステムに転送するデータ通信手段と、転送されたデータ
をこのウィンドウ・システム内の記憶領域に格納する転
送先データ格納手段と、データの転送先のウィンドウで
のデータの書込先を指示するデータ書込指示手段と、こ
の指示によって転送先データ格納手段から読み出したデ
ータを書き込むデータ書込手段とを具備している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークステーション等
の情報処理装置に係わり、詳細にはディスプレイ上に異
なったウィンドウ・システムを表示した場合に、それら
の異なったウィンドウ・システム間でデータの交換を行
うようにした情報処理装置に関する。
の情報処理装置に係わり、詳細にはディスプレイ上に異
なったウィンドウ・システムを表示した場合に、それら
の異なったウィンドウ・システム間でデータの交換を行
うようにした情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークステーション等の情報処理装置の
普及と共に、マルチウィンドウ・システムがこれらの装
置で一般的に使用されるようになってきている。ここで
マルチウィンドウ・システムとは、複数のウィンドウを
同一画面上に表示するようにしたシステムをいう。マル
チウィンドウ・システムを用いると、同一画面上でそれ
ぞれのウィンドウに対応させて複数の処理が可能になっ
たり、複数のウィンドウを利用して画像の転記処理等を
効率的に行うことができる。
普及と共に、マルチウィンドウ・システムがこれらの装
置で一般的に使用されるようになってきている。ここで
マルチウィンドウ・システムとは、複数のウィンドウを
同一画面上に表示するようにしたシステムをいう。マル
チウィンドウ・システムを用いると、同一画面上でそれ
ぞれのウィンドウに対応させて複数の処理が可能になっ
たり、複数のウィンドウを利用して画像の転記処理等を
効率的に行うことができる。
【0003】表示画面上に複数のウィンドウを表示する
際には、それらのウィンドウシステムが単一の場合と複
数の場合とがある。前者の場合は、1つの処理プログラ
ムで複数のウィンドウが表示される場合をいい、後者の
場合とは複数の処理プログラムがそれぞれ担当するウィ
ンドウを持っている場合をいう。
際には、それらのウィンドウシステムが単一の場合と複
数の場合とがある。前者の場合は、1つの処理プログラ
ムで複数のウィンドウが表示される場合をいい、後者の
場合とは複数の処理プログラムがそれぞれ担当するウィ
ンドウを持っている場合をいう。
【0004】図16は、後者の場合のマルチウィンドウ
・システムにおける表示画面の一例を表わしたものであ
る。表示画面11には、第1のウィンドウ・システムに
よって表示されるウィンドウ12と、第2のウィンドウ
・システムによって表示されるウィンドウ13とが表示
されている。
・システムにおける表示画面の一例を表わしたものであ
る。表示画面11には、第1のウィンドウ・システムに
よって表示されるウィンドウ12と、第2のウィンドウ
・システムによって表示されるウィンドウ13とが表示
されている。
【0005】第1のウィンドウ・システムと第2のウィ
ンドウ・システムは別異のシステムを構成しているの
で、図示しないカーソルが例えばウィンドウ12の内部
に存在する場合と他のウィンドウ13の内部に存在する
場合とではそれらの処理機能が異なることになる。
ンドウ・システムは別異のシステムを構成しているの
で、図示しないカーソルが例えばウィンドウ12の内部
に存在する場合と他のウィンドウ13の内部に存在する
場合とではそれらの処理機能が異なることになる。
【0006】このようなマルチウィンドウ・システムで
も、単一のウィンドウ・システムの場合と同様に、例え
ば一方のウィンドウ12の内部の文章や線画等のデータ
を他方のウィンドウ13の内部にコピーしたり、移動し
たりすることができれば文書作成の際の操作性が向上す
る。
も、単一のウィンドウ・システムの場合と同様に、例え
ば一方のウィンドウ12の内部の文章や線画等のデータ
を他方のウィンドウ13の内部にコピーしたり、移動し
たりすることができれば文書作成の際の操作性が向上す
る。
【0007】ただし、後者の場合にはウィンドウ・シス
テム自体が異なるので、両者の間には例えば文字コード
の体系が相違したり、文字の表示のための制御コードが
異なっていたり、線画の作成方法が異なる等の多くの相
違点をもつのが通常である。そこで、単一のウィンドウ
・システムの場合のデータの利用とは異なり、これらの
ウィンドウ・システム間でデータの交換を行わなければ
ならない。
テム自体が異なるので、両者の間には例えば文字コード
の体系が相違したり、文字の表示のための制御コードが
異なっていたり、線画の作成方法が異なる等の多くの相
違点をもつのが通常である。そこで、単一のウィンドウ
・システムの場合のデータの利用とは異なり、これらの
ウィンドウ・システム間でデータの交換を行わなければ
ならない。
【0008】そこで、複数のウィンドウ・システムを作
動させることのできる情報処理装置では、従来からクリ
ップボードと呼ばれるデータ格納領域を用意することに
している。そして、一方のウィンドウ・システムからこ
れと異なったウィンドウ・システムにデータを転送する
場合には、まず前者のウィンドウ・システムを用いてこ
のクリップボードにデータを書き込み、続いて他方のウ
ィンドウ・システムを用いてこのクリップボードからデ
ータの読み出しを行うようになっていた。これによっ
て、異なったウィンドウ・システム間でのデータの交換
が実現する。
動させることのできる情報処理装置では、従来からクリ
ップボードと呼ばれるデータ格納領域を用意することに
している。そして、一方のウィンドウ・システムからこ
れと異なったウィンドウ・システムにデータを転送する
場合には、まず前者のウィンドウ・システムを用いてこ
のクリップボードにデータを書き込み、続いて他方のウ
ィンドウ・システムを用いてこのクリップボードからデ
ータの読み出しを行うようになっていた。これによっ
て、異なったウィンドウ・システム間でのデータの交換
が実現する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、クリップボ
ードは通常の場合、ウィンドウ・システムの部分に1つ
だけ設けられるようになっている。したがって、異なっ
たウィンドウ・システムを同時に動作させるようにした
場合には、これらのウィンドウ・システムが独自にクリ
ップボードを管理することになる。クリップボードは固
定された記憶領域ではなく、それぞれのウィンドウ・シ
ステムがその時々のデータに応じて記憶領域のアドレス
を指定して実現するようになっている。このため、ある
ウィンドウ・システムが例えば記憶媒体の番地aからデ
ータの格納を行ったとしても、これと異なるウィンドウ
・システムはこの番地aを知ることができず、異なった
システム間でデータの交換を行うことは事実上不可能で
あった。
ードは通常の場合、ウィンドウ・システムの部分に1つ
だけ設けられるようになっている。したがって、異なっ
たウィンドウ・システムを同時に動作させるようにした
場合には、これらのウィンドウ・システムが独自にクリ
ップボードを管理することになる。クリップボードは固
定された記憶領域ではなく、それぞれのウィンドウ・シ
ステムがその時々のデータに応じて記憶領域のアドレス
を指定して実現するようになっている。このため、ある
ウィンドウ・システムが例えば記憶媒体の番地aからデ
ータの格納を行ったとしても、これと異なるウィンドウ
・システムはこの番地aを知ることができず、異なった
システム間でデータの交換を行うことは事実上不可能で
あった。
【0010】また、以上の説明ではクリップボードを用
いたデータの交換について説明したが、セレクション
(選択)を用いたデータの交換方法についても問題があ
った。
いたデータの交換について説明したが、セレクション
(選択)を用いたデータの交換方法についても問題があ
った。
【0011】ここでクリップボードとセレクションの違
いを分かり易く説明すると次のようになる。
いを分かり易く説明すると次のようになる。
【0012】クリップボードを用いる場合には、データ
を転送する側がこのデータの受け渡し場所としてのクリ
ップボードを定めて、ここにデータを格納する。データ
を要求する側はこのクリップボードまで出向いていっ
て、ここからデータを取り出すことになる。
を転送する側がこのデータの受け渡し場所としてのクリ
ップボードを定めて、ここにデータを格納する。データ
を要求する側はこのクリップボードまで出向いていっ
て、ここからデータを取り出すことになる。
【0013】セレクションを用いる場合には、データを
要求する側がデータを所有する側に出向いていって、デ
ータを要求する。データを所有する側は要求されたデー
タを探して、これを所定の格納場所に格納し、これを通
じてデータの要求側に渡すことになる。
要求する側がデータを所有する側に出向いていって、デ
ータを要求する。データを所有する側は要求されたデー
タを探して、これを所定の格納場所に格納し、これを通
じてデータの要求側に渡すことになる。
【0014】このようなセレクションによって異なった
ウィンドウ・システム間でデータの交換を行う場合を考
えてみる。データを要求するウィンドウ・システムがデ
ータを所有する側に出向いていって所望のデータを要求
しても、その要求は異なったシステム側からの要求であ
り、データ形式等が異なっているためデータの所有側は
これを理解することができない。したがって、異なった
ウィンドウ・システム間ではセレクションというプロト
コルを用いてデータを交換することは不可能であった。
ウィンドウ・システム間でデータの交換を行う場合を考
えてみる。データを要求するウィンドウ・システムがデ
ータを所有する側に出向いていって所望のデータを要求
しても、その要求は異なったシステム側からの要求であ
り、データ形式等が異なっているためデータの所有側は
これを理解することができない。したがって、異なった
ウィンドウ・システム間ではセレクションというプロト
コルを用いてデータを交換することは不可能であった。
【0015】そこで本発明の第1の目的は、ウィンドウ
・システムを変更することなしに、クリップボードを用
いてデータの交換を行うことのできる情報処理装置を提
供することにある。
・システムを変更することなしに、クリップボードを用
いてデータの交換を行うことのできる情報処理装置を提
供することにある。
【0016】本発明の第2の目的は、ウィンドウ・シス
テムを変更することなしに、セレクションを用いてデー
タの交換を行うことのできる情報処理装置を提供するこ
とにある。
テムを変更することなしに、セレクションを用いてデー
タの交換を行うことのできる情報処理装置を提供するこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、CRT等の表示画面と、この表示画面にウィンドウ
・システムを異にした複数のウィンドウを表示する異シ
ステムウィンドウ同時表示手段と、1つのウィンドウ・
システムのウィンドウ内の転送しようとするデータを指
示する転送元データ指示手段と、この転送元データ指示
手段によって指示されたデータを同一ウィンドウ・シス
テム内の記憶領域に格納する転送元データ格納手段と、
この転送元データ格納手段に格納されたデータを転送先
のウィンドウの属するウィンドウ・システムに転送する
データ通信手段と、このデータ通信手段によって転送さ
れたデータをこのウィンドウ・システム内の記憶領域に
格納する転送先データ格納手段と、データの転送先のウ
ィンドウにおけるデータの書込先を指示するデータ書込
指示手段と、このデータ書込指示手段の指示によって転
送先データ格納手段から読み出したデータの書き込みを
行うデータ書込手段とを情報処理装置に具備させる。
は、CRT等の表示画面と、この表示画面にウィンドウ
・システムを異にした複数のウィンドウを表示する異シ
ステムウィンドウ同時表示手段と、1つのウィンドウ・
システムのウィンドウ内の転送しようとするデータを指
示する転送元データ指示手段と、この転送元データ指示
手段によって指示されたデータを同一ウィンドウ・シス
テム内の記憶領域に格納する転送元データ格納手段と、
この転送元データ格納手段に格納されたデータを転送先
のウィンドウの属するウィンドウ・システムに転送する
データ通信手段と、このデータ通信手段によって転送さ
れたデータをこのウィンドウ・システム内の記憶領域に
格納する転送先データ格納手段と、データの転送先のウ
ィンドウにおけるデータの書込先を指示するデータ書込
指示手段と、このデータ書込指示手段の指示によって転
送先データ格納手段から読み出したデータの書き込みを
行うデータ書込手段とを情報処理装置に具備させる。
【0018】すなわち請求項1記載の発明では、クリッ
プボードというデータ領域を用いてデータの交換を行う
もので、転送を指示されたデータを同一ウィンドウ・シ
ステム内の記憶領域に一旦格納し、これをデータ通信手
段によって転送先のウィンドウ・システム内の記憶領域
に転送し、これを読み出して所望のウィンドウに書き込
むことにして、前記した第1の目的を達成する。
プボードというデータ領域を用いてデータの交換を行う
もので、転送を指示されたデータを同一ウィンドウ・シ
ステム内の記憶領域に一旦格納し、これをデータ通信手
段によって転送先のウィンドウ・システム内の記憶領域
に転送し、これを読み出して所望のウィンドウに書き込
むことにして、前記した第1の目的を達成する。
【0019】ここで、データ通信手段は、通信路を介し
てデータの通信を行うようなものであってもよいし、予
め格納位置の定まった記憶媒体への書き込みと読み出し
によって異なったウィンドウ・システム間でデータの転
送を行うようなものであってもよい。また、転送しよう
とするデータを格納する方の記憶領域あるいは双方の記
憶領域はクリップボードで構成することが考えられる。
てデータの通信を行うようなものであってもよいし、予
め格納位置の定まった記憶媒体への書き込みと読み出し
によって異なったウィンドウ・システム間でデータの転
送を行うようなものであってもよい。また、転送しよう
とするデータを格納する方の記憶領域あるいは双方の記
憶領域はクリップボードで構成することが考えられる。
【0020】請求項2記載の発明では、CRT等の表示
画面と、この表示画面にウィンドウ・システムを異にし
た複数のウィンドウを表示する異システムウィンドウ同
時表示手段と、自己のウィンドウ・システムとは異なっ
たウィンドウ・システムのウィンドウに存在するデータ
の選択を要求するデータ選択要求手段と、このデータ選
択要求手段の要求に基づいて要求されたウィンドウにお
いて転送するデータの選択を行うデータ選択手段と、こ
のデータ選択手段によってデータが選択されたときデー
タの選択を要求したウィンドウにこれを知らせる通知手
段と、この通知手段によって通知があったときデータの
選択を要求したウィンドウから発せられるデータの転送
要求をデータの選択を行ったウィンドウに伝達する転送
要求伝達手段と、この転送要求伝達手段によるデータの
転送要求に基づいてデータを転送要求先のウィンドウに
転送するデータ転送手段とを情報処理装置に具備させ
る。
画面と、この表示画面にウィンドウ・システムを異にし
た複数のウィンドウを表示する異システムウィンドウ同
時表示手段と、自己のウィンドウ・システムとは異なっ
たウィンドウ・システムのウィンドウに存在するデータ
の選択を要求するデータ選択要求手段と、このデータ選
択要求手段の要求に基づいて要求されたウィンドウにお
いて転送するデータの選択を行うデータ選択手段と、こ
のデータ選択手段によってデータが選択されたときデー
タの選択を要求したウィンドウにこれを知らせる通知手
段と、この通知手段によって通知があったときデータの
選択を要求したウィンドウから発せられるデータの転送
要求をデータの選択を行ったウィンドウに伝達する転送
要求伝達手段と、この転送要求伝達手段によるデータの
転送要求に基づいてデータを転送要求先のウィンドウに
転送するデータ転送手段とを情報処理装置に具備させ
る。
【0021】すなわち請求項2記載の発明では、データ
の転送を要求された異なったウィンドウ・システムのウ
ィンドウにおいて転送するデータの選択を行い、これを
データの選択を要求したウィンドウ・システム側のウィ
ンドウに通知し、これを基にデータの選択を要求したウ
ィンドウから発せられるデータの転送要求をデータの選
択を行ったウィンドウに伝達して、データを転送要求先
のウィンドウに転送するようにし、前記した第2の目的
を達成している。
の転送を要求された異なったウィンドウ・システムのウ
ィンドウにおいて転送するデータの選択を行い、これを
データの選択を要求したウィンドウ・システム側のウィ
ンドウに通知し、これを基にデータの選択を要求したウ
ィンドウから発せられるデータの転送要求をデータの選
択を行ったウィンドウに伝達して、データを転送要求先
のウィンドウに転送するようにし、前記した第2の目的
を達成している。
【0022】ここでデータ交換は、セレクションという
プロトコルを用いるもので、データの通信は専用の通信
路を介して行っても、あるいは共有の記憶媒体を介して
行ってもよい。
プロトコルを用いるもので、データの通信は専用の通信
路を介して行っても、あるいは共有の記憶媒体を介して
行ってもよい。
【0023】また本発明では、セレクション・プロトコ
ルを使用した情報処理装置で、一方のウィンドウ・シス
テム側でデータの選択が行われたとき他方のウィンドウ
・システム側にこれを通知し、この通知を受けた前記し
た他方のウィンドウ・システムはデータの転送前のこの
状態で、自己のウィンドウ・システム内でデータの選択
が行われた旨の宣言を行うようにすれば、同一ウィンド
ウ・システム内で他にデータの選択状態が発生するのを
防止して、データの転送を確実に行うことができる。
ルを使用した情報処理装置で、一方のウィンドウ・シス
テム側でデータの選択が行われたとき他方のウィンドウ
・システム側にこれを通知し、この通知を受けた前記し
た他方のウィンドウ・システムはデータの転送前のこの
状態で、自己のウィンドウ・システム内でデータの選択
が行われた旨の宣言を行うようにすれば、同一ウィンド
ウ・システム内で他にデータの選択状態が発生するのを
防止して、データの転送を確実に行うことができる。
【0024】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0025】「第1実施例」
【0026】図1は本発明の第1の実施例における情報
処理装置の構成を表わしたものである。
処理装置の構成を表わしたものである。
【0027】この第1の実施例の情報処理装置はCPU
(中央処理装置)21を備えており、データバス等のバ
ス22を通じて各種の回路装置と接続されている。この
うちRAM(主記憶)23は、プログラムや各種データ
を一時的に格納するランダム・アクセス・メモリであ
る。ディスク制御装置24は、磁気ディスク25と接続
され、例えばこれに格納されたプログラムを読み出した
り、作成した文書の書き込みを行うようになっている。
磁気ディスク25の他に、他の外部記憶装置が用いられ
てもよい。キーボード26は、キー入力を行う装置であ
り、ポインティング・デバイスとしてのマウス27が接
続可能である。表示制御装置28は、CRT等の表示装
置29の制御を行うようになっており、画面メモリ(図
示せず)を内蔵している。通信制御装置31は、例えば
ローカルエリアネットワークを構成するケーブル32を
介して他のワークステーションやプリンタ等の機器と接
続され、必要なデータの入出力を行うようになってい
る。
(中央処理装置)21を備えており、データバス等のバ
ス22を通じて各種の回路装置と接続されている。この
うちRAM(主記憶)23は、プログラムや各種データ
を一時的に格納するランダム・アクセス・メモリであ
る。ディスク制御装置24は、磁気ディスク25と接続
され、例えばこれに格納されたプログラムを読み出した
り、作成した文書の書き込みを行うようになっている。
磁気ディスク25の他に、他の外部記憶装置が用いられ
てもよい。キーボード26は、キー入力を行う装置であ
り、ポインティング・デバイスとしてのマウス27が接
続可能である。表示制御装置28は、CRT等の表示装
置29の制御を行うようになっており、画面メモリ(図
示せず)を内蔵している。通信制御装置31は、例えば
ローカルエリアネットワークを構成するケーブル32を
介して他のワークステーションやプリンタ等の機器と接
続され、必要なデータの入出力を行うようになってい
る。
【0028】図2は、この情報処理装置における表示装
置の表示内容の一例を表わしたものである。表示画面1
1には、第1のウィンドウ・システムの第1および第2
のウィンドウ41−1、41−2と、第2のウィンドウ
・システムのウィンドウ42とが表示されている。この
図では、第2のウィンドウ41−とウィンドウ42とが
重なっているが、これは本発明の制御に直接的な影響を
及ぼすものではない。
置の表示内容の一例を表わしたものである。表示画面1
1には、第1のウィンドウ・システムの第1および第2
のウィンドウ41−1、41−2と、第2のウィンドウ
・システムのウィンドウ42とが表示されている。この
図では、第2のウィンドウ41−とウィンドウ42とが
重なっているが、これは本発明の制御に直接的な影響を
及ぼすものではない。
【0029】図3は、この情報処理装置の原理的な構成
を表わしたものである。この情報処理装置では、第1の
ウィンドウ・システム51と第2のウィンドウ・システ
ム52とが共通したオペレーティング・システム53上
で動作するようになっている。第1のウィンドウ・シス
テム51は、このシステム専用の第1のクリップボード
54を備えており、第2のウィンドウ・システム52
は、後者のシステム専用の第2のクリップボード55を
備えている。
を表わしたものである。この情報処理装置では、第1の
ウィンドウ・システム51と第2のウィンドウ・システ
ム52とが共通したオペレーティング・システム53上
で動作するようになっている。第1のウィンドウ・シス
テム51は、このシステム専用の第1のクリップボード
54を備えており、第2のウィンドウ・システム52
は、後者のシステム専用の第2のクリップボード55を
備えている。
【0030】第1のウィンドウ・システム51には、こ
のシステム上で稼働する第1Aのアプリケーション部5
7Aが、また第2のウィンドウ・システム52上にはこ
の第2のウィンドウ・システム上で稼働することのでき
る第2Aのアプリケーション部58Aがそれぞれ配置さ
れている。ここでそれぞれのアプリケーション部57
A、58Aは、対応するウィンドウ・システム51、5
2上でデータの編集処理等の既存の処理を実現するため
のプログラムである。
のシステム上で稼働する第1Aのアプリケーション部5
7Aが、また第2のウィンドウ・システム52上にはこ
の第2のウィンドウ・システム上で稼働することのでき
る第2Aのアプリケーション部58Aがそれぞれ配置さ
れている。ここでそれぞれのアプリケーション部57
A、58Aは、対応するウィンドウ・システム51、5
2上でデータの編集処理等の既存の処理を実現するため
のプログラムである。
【0031】この第1の実施例では、第1のウィンドウ
・システム51上に新たに第1Bのアプリケーション部
57Bを、また第2のウィンドウ・システム52上には
新たに第2Bのアプリケーション部58Bをそれぞれ配
置している。これらアプリケーション部57B、58B
は、それぞれ実行時に両者の間に実行路59を確保する
ためのものである。
・システム51上に新たに第1Bのアプリケーション部
57Bを、また第2のウィンドウ・システム52上には
新たに第2Bのアプリケーション部58Bをそれぞれ配
置している。これらアプリケーション部57B、58B
は、それぞれ実行時に両者の間に実行路59を確保する
ためのものである。
【0032】今、第1のウィンドウ・システムの第1A
のアプリケーション部57Aから第2のウィンドウ・シ
ステムの第2Aのアプリケーション部にデータの転送を
行うものとする。この場合には、第1Aのアプリケーシ
ョン部57Aが第1のクリップボード54にデータの書
き込みを行う。次に第1Bのアプリケーション部57B
がクリップボード54のデータを読み出す。このデータ
は、予め確保しておいた実行路(通信路)59によって
第2Bのアプリケーション部に転送される。この転送デ
ータを受け取った第2Bのアプリケーション部58B
は、これを第2のウィンドウ・システム52側に配置さ
れた第2のクリップボード55に書き込む。本来データ
の受け取りを行うべき第2Aのアプリケーション部58
Aは、第2のクリップボード55のデータを読み出すこ
とになる。
のアプリケーション部57Aから第2のウィンドウ・シ
ステムの第2Aのアプリケーション部にデータの転送を
行うものとする。この場合には、第1Aのアプリケーシ
ョン部57Aが第1のクリップボード54にデータの書
き込みを行う。次に第1Bのアプリケーション部57B
がクリップボード54のデータを読み出す。このデータ
は、予め確保しておいた実行路(通信路)59によって
第2Bのアプリケーション部に転送される。この転送デ
ータを受け取った第2Bのアプリケーション部58B
は、これを第2のウィンドウ・システム52側に配置さ
れた第2のクリップボード55に書き込む。本来データ
の受け取りを行うべき第2Aのアプリケーション部58
Aは、第2のクリップボード55のデータを読み出すこ
とになる。
【0033】すなわち、この第1の実施例の情報処理装
置では、第1のクリップボード54に対するデータの書
き込みと読み出しを第1のウィンドウ・システム51の
範囲内で行い、第2のクリップボード55に対するデー
タの書き込みと読み出しを第2のウィンドウ・システム
52の範囲内で行うことになる。
置では、第1のクリップボード54に対するデータの書
き込みと読み出しを第1のウィンドウ・システム51の
範囲内で行い、第2のクリップボード55に対するデー
タの書き込みと読み出しを第2のウィンドウ・システム
52の範囲内で行うことになる。
【0034】以上と反対に、第2Aのアプリケーション
部58Aから第1Aのアプリケーション部57Aへのデ
ータの転送は、以上の説明とまったく逆の方法をとるこ
とによって実現する。
部58Aから第1Aのアプリケーション部57Aへのデ
ータの転送は、以上の説明とまったく逆の方法をとるこ
とによって実現する。
【0035】図4は、第1Aのアプリケーション部から
第2Aのアプリケーション部へデータ転送を行う場合に
ついての実際の制御の流れを表わしたものである。
第2Aのアプリケーション部へデータ転送を行う場合に
ついての実際の制御の流れを表わしたものである。
【0036】第1Aのアプリケーション部57Aでは、
第2のウィンドウ・システム51に対するデータの転送
の要求があったら、このデータを第1のクリップボード
54に書き込む(図4ステップS101)。
第2のウィンドウ・システム51に対するデータの転送
の要求があったら、このデータを第1のクリップボード
54に書き込む(図4ステップS101)。
【0037】図5は、このようなデータ転送の要求があ
った1つの例を表わしたものである。この例で、表示画
面11上には第1のウィンドウ・システムのウィンドウ
41と、第2のウィンドウ・システムのウィンドウ42
とが表示されている。第1のウィンドウ41には、「こ
のテキストが第2のウィンドウへ……」というような文
章が表示されている。オペレータがマウス27の所定の
ボタンを押してポップアップメニュー・ウィンドウ61
を開設し、「テキスト」という語句をウィンドウ42に
コピーすることを要求したものとする。
った1つの例を表わしたものである。この例で、表示画
面11上には第1のウィンドウ・システムのウィンドウ
41と、第2のウィンドウ・システムのウィンドウ42
とが表示されている。第1のウィンドウ41には、「こ
のテキストが第2のウィンドウへ……」というような文
章が表示されている。オペレータがマウス27の所定の
ボタンを押してポップアップメニュー・ウィンドウ61
を開設し、「テキスト」という語句をウィンドウ42に
コピーすることを要求したものとする。
【0038】ここで、ポップアップメニュー・ウィンド
ウ61に表示された「コピー」という語句は、クリップ
ボードにデータを書き込む作業を意味し、「カット」と
いう語句はクリップボードにデータを移動させることを
意味する。また、「ペースト」とは、クリップボードか
ら読み出して所定の箇所にそのデータを書き込むことを
意味する。そこで、この場合、オペレータは「コピー」
という語句を選択して、「テキスト」という語句を第1
のクリップボード54に書き込む作業を指示することに
なる。
ウ61に表示された「コピー」という語句は、クリップ
ボードにデータを書き込む作業を意味し、「カット」と
いう語句はクリップボードにデータを移動させることを
意味する。また、「ペースト」とは、クリップボードか
ら読み出して所定の箇所にそのデータを書き込むことを
意味する。そこで、この場合、オペレータは「コピー」
という語句を選択して、「テキスト」という語句を第1
のクリップボード54に書き込む作業を指示することに
なる。
【0039】このようにして、第1のウィンドウ41に
おける「テキスト」という語句が第1のクリップボード
54に書き込まれる。なお、データの転送の対象となっ
た「テキスト」という語句は、選択によってハイライト
処理(強調)が行われている。
おける「テキスト」という語句が第1のクリップボード
54に書き込まれる。なお、データの転送の対象となっ
た「テキスト」という語句は、選択によってハイライト
処理(強調)が行われている。
【0040】以上の作業が終了すると、図1に示したC
PU21は、第1のクリップボード54に書き込まれた
データを、第2のクリップボード55に転送する指示を
出す(ステップS102)。この指示は、同一ウィンド
ウ・システム51内の第1Bのアプリケーション部57
Bまたは、異なったウィンドウ・システム52の第2B
のアプリケーション部58Bに与えられる。
PU21は、第1のクリップボード54に書き込まれた
データを、第2のクリップボード55に転送する指示を
出す(ステップS102)。この指示は、同一ウィンド
ウ・システム51内の第1Bのアプリケーション部57
Bまたは、異なったウィンドウ・システム52の第2B
のアプリケーション部58Bに与えられる。
【0041】この後、第1Bのアプリケーション部57
Bは、第1のクリップボード54のデータを読み出し
て、自分のデータ領域内にこれをコピーする(ステップ
S103)。そして、第1Bのアプリケーション部57
Bは第2Bのアプリケーション部58Bに対して、「テ
キスト」という語句のデータを転送するためのプロトコ
ルを発行する(ステップS104)。
Bは、第1のクリップボード54のデータを読み出し
て、自分のデータ領域内にこれをコピーする(ステップ
S103)。そして、第1Bのアプリケーション部57
Bは第2Bのアプリケーション部58Bに対して、「テ
キスト」という語句のデータを転送するためのプロトコ
ルを発行する(ステップS104)。
【0042】このプロトコルを受信した第2Bのアプリ
ケーション部58Bは、データをプロトコルにしたがっ
て受信する(ステップS105)。そして、第2Bのア
プリケーション部58は、受信したデータを第2のウィ
ンドウ・システム52が定める方式にしたがって、第2
のクリップボード55に書き込むことになる(ステップ
S106)。
ケーション部58Bは、データをプロトコルにしたがっ
て受信する(ステップS105)。そして、第2Bのア
プリケーション部58は、受信したデータを第2のウィ
ンドウ・システム52が定める方式にしたがって、第2
のクリップボード55に書き込むことになる(ステップ
S106)。
【0043】図6は、第2のウィンドウ・システムに属
するウィンドウ側での操作の様子を表わしたものであ
る。オペレータが先の図5のようにコピーするデータを
指定しても、表示画面11にいくつものウィンドウが設
定されている可能性がある。そこで、オペレータはコピ
ー先のウィンドウ42にカーソル62を移動させ、ここ
でポップアップメニュー・ウィンドウ63を開いて作業
の態様を指定する。この場合には、第2のクリップボー
ド55に書き込まれたデータを読み出してウィンドウ4
2の指示された位置に書き込むので、「ペースト」とい
う作業が指定されている。
するウィンドウ側での操作の様子を表わしたものであ
る。オペレータが先の図5のようにコピーするデータを
指定しても、表示画面11にいくつものウィンドウが設
定されている可能性がある。そこで、オペレータはコピ
ー先のウィンドウ42にカーソル62を移動させ、ここ
でポップアップメニュー・ウィンドウ63を開いて作業
の態様を指定する。この場合には、第2のクリップボー
ド55に書き込まれたデータを読み出してウィンドウ4
2の指示された位置に書き込むので、「ペースト」とい
う作業が指定されている。
【0044】図7は、以上の作業指定の結果として第2
のウィンドウ・システムに属するウィンドウ側にデータ
がコピーされた状態を表わしたものである。「テキス
ト」という語句がウィンドウ42の所望の位置にコピー
されたことがわかる。
のウィンドウ・システムに属するウィンドウ側にデータ
がコピーされた状態を表わしたものである。「テキス
ト」という語句がウィンドウ42の所望の位置にコピー
されたことがわかる。
【0045】以上、図5から図7までの操作説明から分
かるように、異なったウィンドウ・システム51、52
間でデータの転送を行う場合であっても、オペレータは
2つのクリップボード54、55間でデータの転送が行
われていることをなんら意識することなく、転送の操作
を行うことができる。
かるように、異なったウィンドウ・システム51、52
間でデータの転送を行う場合であっても、オペレータは
2つのクリップボード54、55間でデータの転送が行
われていることをなんら意識することなく、転送の操作
を行うことができる。
【0046】「第1の実施例の変形例」
【0047】図8は、第1の実施例に対する変形例を表
わしたものである。この変形例では第2のウィンドウ・
システム52がクリップボードを備えていない。ただ
し、第2のウィンドウ・システム52はこれに代わるデ
ータ領域71を保持している。
わしたものである。この変形例では第2のウィンドウ・
システム52がクリップボードを備えていない。ただ
し、第2のウィンドウ・システム52はこれに代わるデ
ータ領域71を保持している。
【0048】この変形例では、第1Aのアプリケーショ
ン部57Aから第2Aのアプリケーション部58Aにデ
ータの転送を行う場合、まず第1のクリップボード54
にこれを格納する点は先の第1の実施例と同様である。
この後、データは通信路72を経て第2Bのアプリケー
ション部58Bに到達し、ここからデータ領域71に蓄
えられる。そして、この後にデータが第2Aのアプリケ
ーション部58Aによってデータ領域71から読み出さ
れることになる。ここでデータ領域とは、例えば磁気デ
ィスクやRAM等のメモリで、データの記憶領域が異な
ったウィンドウ・システム間で特定されるものをいう。
ン部57Aから第2Aのアプリケーション部58Aにデ
ータの転送を行う場合、まず第1のクリップボード54
にこれを格納する点は先の第1の実施例と同様である。
この後、データは通信路72を経て第2Bのアプリケー
ション部58Bに到達し、ここからデータ領域71に蓄
えられる。そして、この後にデータが第2Aのアプリケ
ーション部58Aによってデータ領域71から読み出さ
れることになる。ここでデータ領域とは、例えば磁気デ
ィスクやRAM等のメモリで、データの記憶領域が異な
ったウィンドウ・システム間で特定されるものをいう。
【0049】なお、以上説明した第1の実施例およびそ
の変形例では実行路59または通信路72をデータの転
送に使用したが、これに代ってファイルや共有メモリを
介し、これらに対するデータの書き込みと読み出しによ
って両ウィンドウ・システム間でのデータの転送を行う
ようにしてもよい。
の変形例では実行路59または通信路72をデータの転
送に使用したが、これに代ってファイルや共有メモリを
介し、これらに対するデータの書き込みと読み出しによ
って両ウィンドウ・システム間でのデータの転送を行う
ようにしてもよい。
【0050】「第2の実施例」
【0051】図9は、第2の実施例における情報処理装
置の原理的な構成を表わしたものである。なお、この第
2の実施例における情報処理装置の回路構成は、図1に
示した第1の実施例におけるものと基本的に同一であ
る。ただし、図1に示した磁気ディスク25にはセレク
ション・プロトコルを実現するためのプログラムが格納
されていることになる。
置の原理的な構成を表わしたものである。なお、この第
2の実施例における情報処理装置の回路構成は、図1に
示した第1の実施例におけるものと基本的に同一であ
る。ただし、図1に示した磁気ディスク25にはセレク
ション・プロトコルを実現するためのプログラムが格納
されていることになる。
【0052】この第2の実施例の情報処理装置も、第1
のウィンドウ・システム81と第2のウィンドウ・シス
テム82とが共通したオペレーティング・システム83
上で動作するようになっている。
のウィンドウ・システム81と第2のウィンドウ・シス
テム82とが共通したオペレーティング・システム83
上で動作するようになっている。
【0053】第1のウィンドウ・システム81には、こ
のシステム上で稼働する第1Aのアプリケーション部8
7Aが、また第2のウィンドウ・システム82上にはこ
の第2のウィンドウ・システム上で稼働することのでき
る第2Aのアプリケーション部88Aがそれぞれ配置さ
れている。ここでそれぞれのアプリケーション部87
A、88Aは、対応するウィンドウ・システム81、8
2上でデータの編集処理等の既存の処理を実現するため
のプログラムである。
のシステム上で稼働する第1Aのアプリケーション部8
7Aが、また第2のウィンドウ・システム82上にはこ
の第2のウィンドウ・システム上で稼働することのでき
る第2Aのアプリケーション部88Aがそれぞれ配置さ
れている。ここでそれぞれのアプリケーション部87
A、88Aは、対応するウィンドウ・システム81、8
2上でデータの編集処理等の既存の処理を実現するため
のプログラムである。
【0054】この第2の実施例では、第1のウィンドウ
・システム81上に新たに第1Bのアプリケーション部
87Bを、また第2のウィンドウ・システム82上には
新たに第2Bのアプリケーション部88Bをそれぞれ配
置している。これらアプリケーション部87B、88B
は、それぞれ実行時に両者の間に通信路59を確保して
いる。また、アプリケーション部87Aとアプリケーシ
ョン部87Bの間には、第1のウィンドウ・システム8
1が定義するセレクション・プロトコルによる通信路9
1が配置されている。同様に、アプリケーション部88
Aとアプリケーション部88Bの間には、第2のウィン
ドウ・システム82が定義するセレクション・プロトコ
ルによる通信路92が配置されている。
・システム81上に新たに第1Bのアプリケーション部
87Bを、また第2のウィンドウ・システム82上には
新たに第2Bのアプリケーション部88Bをそれぞれ配
置している。これらアプリケーション部87B、88B
は、それぞれ実行時に両者の間に通信路59を確保して
いる。また、アプリケーション部87Aとアプリケーシ
ョン部87Bの間には、第1のウィンドウ・システム8
1が定義するセレクション・プロトコルによる通信路9
1が配置されている。同様に、アプリケーション部88
Aとアプリケーション部88Bの間には、第2のウィン
ドウ・システム82が定義するセレクション・プロトコ
ルによる通信路92が配置されている。
【0055】このような情報処理装置の動作をより良く
理解するために、1つのウィンドウ・システム間で行わ
れるデータ交換についてまず説明する。
理解するために、1つのウィンドウ・システム間で行わ
れるデータ交換についてまず説明する。
【0056】図10は、1つのウィンドウ・システム間
で行われるデータ交換の一例を表わしたものである。第
1のアプリケーション部101と第2のアプリケーショ
ン部102とは同一のウィンドウ・システム上で稼働す
るようになっている。メモリ104は、このウィンドウ
・システム103の管理下にある。
で行われるデータ交換の一例を表わしたものである。第
1のアプリケーション部101と第2のアプリケーショ
ン部102とは同一のウィンドウ・システム上で稼働す
るようになっている。メモリ104は、このウィンドウ
・システム103の管理下にある。
【0057】このようなウィンドウ・システムで、第1
のアプリケーション部101から第2のアプリケーショ
ン部102に対してデータの転送が行われるものとす
る。この場合、第2のアプリケーション部102はウィ
ンドウ・システム103に対してデータを要求するプロ
トコル(通信続き)111を発行する。
のアプリケーション部101から第2のアプリケーショ
ン部102に対してデータの転送が行われるものとす
る。この場合、第2のアプリケーション部102はウィ
ンドウ・システム103に対してデータを要求するプロ
トコル(通信続き)111を発行する。
【0058】これを基にして、ウィンドウ・システム1
03は第1のアプリケーション部101に対して他のア
プリケーション部102からデータの要求があったこと
を通知するためのプロトコル112を発行する。第1の
アプリケーション部101は、これに応えて、該当する
データをウィンドウ・システム104が管理するメモリ
104に転送するプロトコル113を発行する。そし
て、データ交換の対象となるデータを自身が保持してい
ることを示すプロトコル114をウィンドウ・システム
103に対して行う。
03は第1のアプリケーション部101に対して他のア
プリケーション部102からデータの要求があったこと
を通知するためのプロトコル112を発行する。第1の
アプリケーション部101は、これに応えて、該当する
データをウィンドウ・システム104が管理するメモリ
104に転送するプロトコル113を発行する。そし
て、データ交換の対象となるデータを自身が保持してい
ることを示すプロトコル114をウィンドウ・システム
103に対して行う。
【0059】ウィンドウ・システム103では、メモリ
104に書き込まれたデータを、データ要求先の第2の
アプリケーション部102に対して転送するためのプロ
トコル115を発行する。
104に書き込まれたデータを、データ要求先の第2の
アプリケーション部102に対して転送するためのプロ
トコル115を発行する。
【0060】このようなセレクションによるデータ交換
は、2つのアプリケーション部101、102の間にウ
ィンドウ・システム103が存在する状態で行われる。
セレクション・プロトコルは、アプリケーション部10
1、102の稼働するウィンドウ・システム103によ
って一義的に定められる。したがって、同一のアプリケ
ーション部を別のウィンドウ・システムで稼働させる場
合には、新しいウィンドウ・システムのセレクション・
プロトコル用にこれを変更する必要がある。
は、2つのアプリケーション部101、102の間にウ
ィンドウ・システム103が存在する状態で行われる。
セレクション・プロトコルは、アプリケーション部10
1、102の稼働するウィンドウ・システム103によ
って一義的に定められる。したがって、同一のアプリケ
ーション部を別のウィンドウ・システムで稼働させる場
合には、新しいウィンドウ・システムのセレクション・
プロトコル用にこれを変更する必要がある。
【0061】それでは、図9に戻って説明を行う。第1
Aのアプリケーション部87Aと第1Bのアプリケーシ
ョン部87Bの間で行われるデータ交換、および第2A
のアプリケーション部88Aと第2Bのアプリケーショ
ン部88Bの間で行われるデータ交換については図8の
説明通りである。
Aのアプリケーション部87Aと第1Bのアプリケーシ
ョン部87Bの間で行われるデータ交換、および第2A
のアプリケーション部88Aと第2Bのアプリケーショ
ン部88Bの間で行われるデータ交換については図8の
説明通りである。
【0062】次に第1Aのアプリケーション部87Aか
ら第2Aのアプリケーション部88Aに対してデータの
転送を行う場合を説明する。
ら第2Aのアプリケーション部88Aに対してデータの
転送を行う場合を説明する。
【0063】図11は、このようなデータの転送につい
ての準備手続きを表わしたものである。先に説明したよ
うに第2Aのアプリケーション部88Aからデータの転
送要求があると、第1Aのアプリケーション部87Aは
該当するデータを選択する(図11ステップS20
1)。そして、転送するこのデータが第1Aのアプリケ
ーション部87Aで選択されたことを、第1のウィンド
ウ・システム81は第1Bのアプリケーション部87B
に知らせる(ステップS202)。
ての準備手続きを表わしたものである。先に説明したよ
うに第2Aのアプリケーション部88Aからデータの転
送要求があると、第1Aのアプリケーション部87Aは
該当するデータを選択する(図11ステップS20
1)。そして、転送するこのデータが第1Aのアプリケ
ーション部87Aで選択されたことを、第1のウィンド
ウ・システム81は第1Bのアプリケーション部87B
に知らせる(ステップS202)。
【0064】第1Bのアプリケーション部87Bは、異
なったウィンドウ・システムの第2Bのアプリケーショ
ン部88Bに対してデータの転送準備のためのプロトコ
ルを発行する(ステップS203)。第2Bのアプリケ
ーション部88Bは、第2のウィンドウ・システム82
に対して、転送すべきデータを自分自身が保持している
ことを通知する(ステップS204)。この通知を行っ
たとき、第2Bのアプリケーション部88Bはまだ実際
のデータを保持していない。しかしながら、第2のウィ
ンドウ・システム82の間で意図しないデータの転送が
行われる危険性があるので、このような事態を防止する
ために、事前の通知が行われるようになっている。
なったウィンドウ・システムの第2Bのアプリケーショ
ン部88Bに対してデータの転送準備のためのプロトコ
ルを発行する(ステップS203)。第2Bのアプリケ
ーション部88Bは、第2のウィンドウ・システム82
に対して、転送すべきデータを自分自身が保持している
ことを通知する(ステップS204)。この通知を行っ
たとき、第2Bのアプリケーション部88Bはまだ実際
のデータを保持していない。しかしながら、第2のウィ
ンドウ・システム82の間で意図しないデータの転送が
行われる危険性があるので、このような事態を防止する
ために、事前の通知が行われるようになっている。
【0065】第2のウィンドウ・システム82は、第2
Bのアプリケーション部88Bがデータを保持している
ことを他のアプリケーション部に対して通知する(ステ
ップS205)。
Bのアプリケーション部88Bがデータを保持している
ことを他のアプリケーション部に対して通知する(ステ
ップS205)。
【0066】図12は、このようにしてデータの転送に
ついての準備が終了した後のデータ転送のための制御手
順を表わしたものである。先の図11のステップS20
5の通知によって、第2Aのアプリケーション部88A
は第2Bのアプリケーション部88Bがデータを保持し
ていることを知ることになる。そこで、第2Aのアプリ
ケーション部88Aはセレクション・プロトコルを用い
て、データ転送要求を第2のウィンドウ・システム82
に対して発行する(図12ステップS301)。第2の
ウィンドウ・システム82は、準備段階の処理によっ
て、第2Bのアプリケーション部88Bがデータを保持
しているものと考え、この要求を第2Bのアプリケーシ
ョン部88Bに転送する(ステップS302)。
ついての準備が終了した後のデータ転送のための制御手
順を表わしたものである。先の図11のステップS20
5の通知によって、第2Aのアプリケーション部88A
は第2Bのアプリケーション部88Bがデータを保持し
ていることを知ることになる。そこで、第2Aのアプリ
ケーション部88Aはセレクション・プロトコルを用い
て、データ転送要求を第2のウィンドウ・システム82
に対して発行する(図12ステップS301)。第2の
ウィンドウ・システム82は、準備段階の処理によっ
て、第2Bのアプリケーション部88Bがデータを保持
しているものと考え、この要求を第2Bのアプリケーシ
ョン部88Bに転送する(ステップS302)。
【0067】この要求を受けた第2Bのアプリケーショ
ン部88Bは、まだ実際のデータを保持していない。そ
こで、第1Bのアプリケーション部87Bに対してデー
タの転送を要求する(ステップS303)。第1Bのア
プリケーション部87Bは、実際のデータを受け取るた
めに第1のウィンドウ・システム81に対してこのシス
テムの定義するセレクション・プロトコルを発行する
(ステップS304)。
ン部88Bは、まだ実際のデータを保持していない。そ
こで、第1Bのアプリケーション部87Bに対してデー
タの転送を要求する(ステップS303)。第1Bのア
プリケーション部87Bは、実際のデータを受け取るた
めに第1のウィンドウ・システム81に対してこのシス
テムの定義するセレクション・プロトコルを発行する
(ステップS304)。
【0068】第1のウィンドウ・システム81は第1A
のアプリケーション部87Aがデータの保持を行ってい
ることを知っている。そこで、この要求を第1Aのアプ
リケーション部87Aに伝える(ステップS305)。
第1Aのアプリケーション部87Aは、この要求に応じ
て、自己の保持しているデータをセレクション・プロト
コルで定めた方法で第1Bのアプリケーション部87B
に転送する(ステップS306)。
のアプリケーション部87Aがデータの保持を行ってい
ることを知っている。そこで、この要求を第1Aのアプ
リケーション部87Aに伝える(ステップS305)。
第1Aのアプリケーション部87Aは、この要求に応じ
て、自己の保持しているデータをセレクション・プロト
コルで定めた方法で第1Bのアプリケーション部87B
に転送する(ステップS306)。
【0069】データを受け取った第1Bのアプリケーシ
ョン部87Bは、予め確保している通信路89を用いて
このデータを第2Bのアプリケーション部88Bに転送
する(ステップS307)。このようにしてデータの受
領を行った第2Bのアプリケーション部88Bは、第2
のウィンドウ・システム82の規定するセレクション・
プロトコルに基づいてこのデータを第2Aのアプリケー
ション部88Aに転送する(ステップS308)。
ョン部87Bは、予め確保している通信路89を用いて
このデータを第2Bのアプリケーション部88Bに転送
する(ステップS307)。このようにしてデータの受
領を行った第2Bのアプリケーション部88Bは、第2
のウィンドウ・システム82の規定するセレクション・
プロトコルに基づいてこのデータを第2Aのアプリケー
ション部88Aに転送する(ステップS308)。
【0070】次の表1は、以上説明したアプリケーショ
ン部の間で使用される基本的なコマンドの一例を示した
ものである。
ン部の間で使用される基本的なコマンドの一例を示した
ものである。
【0071】
【表1】
【0072】「第2の実施例の変形例」
【0073】以上説明した第2の実施例ではデータの転
送のために通信路を使用したが、これに限るものではな
い。
送のために通信路を使用したが、これに限るものではな
い。
【0074】「第1の変形例」
【0075】図13は、第1の変形例としてデータ転送
のために磁気ディスク上のファイルを利用した例を表わ
したものである。すなわち、この第1の変形例の情報処
理装置では、第1のウィンドウ・システム81に、この
システム上で稼働する第1Aのアプリケーション部87
Aと第1Bのアプリケーション部87B′を配置し、第
2のウィンドウ・システム82上にはこの第2のウィン
ドウ・システム上で稼働することのできる第2Aのアプ
リケーション部88Aと第2Bのアプリケーション部8
8B′とを配置している。
のために磁気ディスク上のファイルを利用した例を表わ
したものである。すなわち、この第1の変形例の情報処
理装置では、第1のウィンドウ・システム81に、この
システム上で稼働する第1Aのアプリケーション部87
Aと第1Bのアプリケーション部87B′を配置し、第
2のウィンドウ・システム82上にはこの第2のウィン
ドウ・システム上で稼働することのできる第2Aのアプ
リケーション部88Aと第2Bのアプリケーション部8
8B′とを配置している。
【0076】第1Bのアプリケーション部87B′と第
2Bのアプリケーション部88B′との間には、これら
が使用する通信路89の他に、書込・読出手段121、
122を介して磁気ディスク123上の所定のファイル
が接続されている。また、第1Aのアプリケーション部
87Aと第1Bのアプリケーション部87B′との間に
は、第1のウィンドウ・システム81が定義するセレク
ション・プロトコルによる通信路91が配置され、第2
Aのアプリケーション部88Aと第2Bのアプリケーシ
ョン部88B′との間には、第2のウィンドウ・システ
ム82が定義するセレクション・プロトコルによる通信
路92が配置されている。
2Bのアプリケーション部88B′との間には、これら
が使用する通信路89の他に、書込・読出手段121、
122を介して磁気ディスク123上の所定のファイル
が接続されている。また、第1Aのアプリケーション部
87Aと第1Bのアプリケーション部87B′との間に
は、第1のウィンドウ・システム81が定義するセレク
ション・プロトコルによる通信路91が配置され、第2
Aのアプリケーション部88Aと第2Bのアプリケーシ
ョン部88B′との間には、第2のウィンドウ・システ
ム82が定義するセレクション・プロトコルによる通信
路92が配置されている。
【0077】このような第1の変形例の情報処理装置で
は、通信路92を用いてプロトコルが通信され、データ
内容は磁気ディスク123上のファイルを用いて交換が
行われる。
は、通信路92を用いてプロトコルが通信され、データ
内容は磁気ディスク123上のファイルを用いて交換が
行われる。
【0078】「第2の変形例」
【0079】図14は、第2の変形例の情報処理装置を
表わしたものである。この第2の変形例の情報処理装置
では、第1のウィンドウ・システム81に、このシステ
ム上で稼働する第1Aのアプリケーション部87Aと第
1Bのアプリケーション部87B″を配置し、第2のウ
ィンドウ・システム82上にはこの第2のウィンドウ・
システム上で稼働することのできる第2Aのアプリケー
ション部88Aと第2Bのアプリケーション部88B″
とを配置している。
表わしたものである。この第2の変形例の情報処理装置
では、第1のウィンドウ・システム81に、このシステ
ム上で稼働する第1Aのアプリケーション部87Aと第
1Bのアプリケーション部87B″を配置し、第2のウ
ィンドウ・システム82上にはこの第2のウィンドウ・
システム上で稼働することのできる第2Aのアプリケー
ション部88Aと第2Bのアプリケーション部88B″
とを配置している。
【0080】第1Bのアプリケーション部87B″と第
2Bのアプリケーション部88B″との間には、これら
が使用する通信路89の他に、書込・読出手段121、
122を介してRAM等の共有123′が接続されてい
る。また、第1Aのアプリケーション部87Aと第1B
のアプリケーション部87B″との間には、第1のウィ
ンドウ・システム81が定義するセレクション・プロト
コルによる通信路91が配置され、第2Aのアプリケー
ション部88Aと第2Bのアプリケーション部88B″
との間には、第2のウィンドウ・システム82が定義す
るセレクション・プロトコルによる通信路92が配置さ
れている。
2Bのアプリケーション部88B″との間には、これら
が使用する通信路89の他に、書込・読出手段121、
122を介してRAM等の共有123′が接続されてい
る。また、第1Aのアプリケーション部87Aと第1B
のアプリケーション部87B″との間には、第1のウィ
ンドウ・システム81が定義するセレクション・プロト
コルによる通信路91が配置され、第2Aのアプリケー
ション部88Aと第2Bのアプリケーション部88B″
との間には、第2のウィンドウ・システム82が定義す
るセレクション・プロトコルによる通信路92が配置さ
れている。
【0081】このような第2の変形例の情報処理装置で
は、通信路92を用いてプロトコルが通信され、データ
内容は共有メモリ123′を用いて交換が行われる。
は、通信路92を用いてプロトコルが通信され、データ
内容は共有メモリ123′を用いて交換が行われる。
【0082】「第3の変形例」ところで、第2の実施例
の情報処理装置の動作を説明した図11のステップS2
04で、第2Bのアプリケーション部88Bはまだ実際
のデータを保持していないにもかかわらず、第2のウィ
ンドウ・システム82に対して、転送すべきデータを自
分自身が保持していることを通知することを説明した。
の情報処理装置の動作を説明した図11のステップS2
04で、第2Bのアプリケーション部88Bはまだ実際
のデータを保持していないにもかかわらず、第2のウィ
ンドウ・システム82に対して、転送すべきデータを自
分自身が保持していることを通知することを説明した。
【0083】複数のセレクション・プロトコルを単にプ
ロトコル変換しただけでは、同時に複数の選択された箇
所が存在することになるので、このような通知を行わな
いと、データ交換を行う際にどちらが真に選択された箇
所であるかが判らず、混乱が生じるためである。
ロトコル変換しただけでは、同時に複数の選択された箇
所が存在することになるので、このような通知を行わな
いと、データ交換を行う際にどちらが真に選択された箇
所であるかが判らず、混乱が生じるためである。
【0084】そこで、この第3の変形例ではウィンドウ
・システムを特別変更することなしに、このような問題
を解消するようにしている。
・システムを特別変更することなしに、このような問題
を解消するようにしている。
【0085】図15は、第3の変形例における情報処理
装置の原理的な構成を表わしたものである。なお、この
変形例における情報処理装置の回路構成は、図9に示し
た第2の実施例におけるものと基本的に同一であり、同
一部分には同一の符号を付している。この第3の変形例
における第1のウィンドウ・システム81によって稼働
される第1Bのアプリケーション部87Cと、第2のウ
ィンドウ・システム82によって稼働される第2Bのア
プリケーション部88Cとは、次の表2および表3(表
2と表3は本来上下に連続した同一の表である。)に示
すコマンドを用いてデータの交換を行うようになってい
る。通信路89は、第1Cのアプリケーション部87C
と第2Cのアプリケーション部88Cとの間でのコマン
ドの通信とデータの転送の双方に使用されるようになっ
ている。
装置の原理的な構成を表わしたものである。なお、この
変形例における情報処理装置の回路構成は、図9に示し
た第2の実施例におけるものと基本的に同一であり、同
一部分には同一の符号を付している。この第3の変形例
における第1のウィンドウ・システム81によって稼働
される第1Bのアプリケーション部87Cと、第2のウ
ィンドウ・システム82によって稼働される第2Bのア
プリケーション部88Cとは、次の表2および表3(表
2と表3は本来上下に連続した同一の表である。)に示
すコマンドを用いてデータの交換を行うようになってい
る。通信路89は、第1Cのアプリケーション部87C
と第2Cのアプリケーション部88Cとの間でのコマン
ドの通信とデータの転送の双方に使用されるようになっ
ている。
【0086】
【表2】
【0087】
【表3】
【0088】さて、この情報処理装置では、選択状態に
あるデータは常に単独であるという特徴がある。表2に
示すコマンドのうち、「セレクション解除」に関する2
つのコマンドはこの状態を保証するために使用される。
あるデータは常に単独であるという特徴がある。表2に
示すコマンドのうち、「セレクション解除」に関する2
つのコマンドはこの状態を保証するために使用される。
【0089】例えば、図15に示した第1Aのアプリケ
ーション部87Aの管理するデータが選択状態にあるも
のとする。このとき、第2Cのアプリケーション部88
Cは第2のウィンドウ・システム82内でデータが選択
された旨の宣言を行う。これにより、第2のウィンドウ
・システム82内でのデータの選択が解除される。
ーション部87Aの管理するデータが選択状態にあるも
のとする。このとき、第2Cのアプリケーション部88
Cは第2のウィンドウ・システム82内でデータが選択
された旨の宣言を行う。これにより、第2のウィンドウ
・システム82内でのデータの選択が解除される。
【0090】この状態で、第2Aのアプリケーション部
88Aのデータが選択されたとすると、この第2のアプ
リケーション部88Aは新たにデータが選択状態になっ
たことの宣言を第2のウィンドウ・システム82に対し
て行う。この宣言によって、第2のウィンドウ・システ
ム82は第2Cのアプリケーション部88Cに対してセ
レクションの解除を通知する。この状態では、第1Aの
アプリケーション部87Aと第2Aのアプリケーション
部88Aの双方がデータの保持者となってしまう。この
ため、第2Cのアプリケーション部88Cは、通信路8
9を介して表2最下欄のセレクション解除についてのコ
マンドを発行する。
88Aのデータが選択されたとすると、この第2のアプ
リケーション部88Aは新たにデータが選択状態になっ
たことの宣言を第2のウィンドウ・システム82に対し
て行う。この宣言によって、第2のウィンドウ・システ
ム82は第2Cのアプリケーション部88Cに対してセ
レクションの解除を通知する。この状態では、第1Aの
アプリケーション部87Aと第2Aのアプリケーション
部88Aの双方がデータの保持者となってしまう。この
ため、第2Cのアプリケーション部88Cは、通信路8
9を介して表2最下欄のセレクション解除についてのコ
マンドを発行する。
【0091】このコマンドを受けた第1Cのアプリケー
ション部87Cは、第1Aのアプリケーション部87A
のデータの選択状態を解除するために、第1のウィンド
ウ・システム81に対して新たにデータが選択状態にな
ったことの宣言を行う。第1のウィンドウ・システム8
1は、これにより第1Aのアプリケーション部87Aに
対してデータの選択の解除通知を行う。
ション部87Cは、第1Aのアプリケーション部87A
のデータの選択状態を解除するために、第1のウィンド
ウ・システム81に対して新たにデータが選択状態にな
ったことの宣言を行う。第1のウィンドウ・システム8
1は、これにより第1Aのアプリケーション部87Aに
対してデータの選択の解除通知を行う。
【0092】このようにして見掛け上はデータの保持者
が第1Aのアプリケーション部87Aから第2Aのアプ
リケーション部88Aに移動し、全体として選択状態に
あるデータがただ1つ存在するように管理を行うことが
できる。
が第1Aのアプリケーション部87Aから第2Aのアプ
リケーション部88Aに移動し、全体として選択状態に
あるデータがただ1つ存在するように管理を行うことが
できる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、異
なるウィンドウ・システム上でそれぞれ独立したアプリ
ケーションを実行し、このアプリケーション間で通信手
段を開き、この通信手段を用いてデータ交換を行うこと
にしたので、それぞれのウィンドウ・システムにおける
データ交換方式が独自に定められていても、これらの方
式を変更することなく異なるウィンドウ・システム間で
データの交換を行うことが可能になる。
なるウィンドウ・システム上でそれぞれ独立したアプリ
ケーションを実行し、このアプリケーション間で通信手
段を開き、この通信手段を用いてデータ交換を行うこと
にしたので、それぞれのウィンドウ・システムにおける
データ交換方式が独自に定められていても、これらの方
式を変更することなく異なるウィンドウ・システム間で
データの交換を行うことが可能になる。
【0094】また、専用の通信路を介してデータの交換
を行う場合にはデータの迅速な交換が可能になり、記憶
媒体を介してデータの転送を行えば、異なったウィンド
ウ・システム間のデータ転送を非同期で行うことができ
るという効果がある。
を行う場合にはデータの迅速な交換が可能になり、記憶
媒体を介してデータの転送を行えば、異なったウィンド
ウ・システム間のデータ転送を非同期で行うことができ
るという効果がある。
【図1】 本発明の第1の実施例における情報処理装置
の回路構成の概要を示すブロック図である。
の回路構成の概要を示すブロック図である。
【図2】 この第1の実施例の情報処理装置における表
示装置の表示内容の一例を表わした平面図である。
示装置の表示内容の一例を表わした平面図である。
【図3】 この第1の実施例の情報処理装置の原理的な
構成を表わしたブロック図である。
構成を表わしたブロック図である。
【図4】 この第1の実施例における第1Aのアプリケ
ーション部から第2Aのアプリケーション部へデータ転
送を行う場合についての実際の制御の流れを表わした流
れ図である。
ーション部から第2Aのアプリケーション部へデータ転
送を行う場合についての実際の制御の流れを表わした流
れ図である。
【図5】 この第1の実施例でデータ転送の要求があっ
た段階の表示画面の状態の一例を示す平面図である。
た段階の表示画面の状態の一例を示す平面図である。
【図6】 この第1の実施例で第2のウィンドウ・シス
テムに属するウィンドウ側で操作を行う段階の表示画面
の状態の一例を示す平面図である。
テムに属するウィンドウ側で操作を行う段階の表示画面
の状態の一例を示す平面図である。
【図7】 この第1の実施例でデータが転送された段階
の表示画面の状態の一例を示す平面図である。
の表示画面の状態の一例を示す平面図である。
【図8】 本発明の第1の実施例の変形例における情報
処理装置の原理的な構成を示すブロック図である。
処理装置の原理的な構成を示すブロック図である。
【図9】 本発明の第2の実施例における情報処理装置
の原理的な構成を表わしたブロック図である。
の原理的な構成を表わしたブロック図である。
【図10】 この第2の実施例における1つのウィンド
ウ・システム間で行われるデータ交換の様子を表わした
説明図である。
ウ・システム間で行われるデータ交換の様子を表わした
説明図である。
【図11】 この第2の実施例におけるデータの転送に
ついての準備手続きを表わした流れ図である。
ついての準備手続きを表わした流れ図である。
【図12】 この第2の実施例においてデータの転送に
ついての準備が終了した後のデータ転送のための制御手
順を表わした流れ図である。
ついての準備が終了した後のデータ転送のための制御手
順を表わした流れ図である。
【図13】 第2の実施例における第1の変形例として
データ転送のために磁気ディスク上のファイルを利用し
た情報処理装置の原理的な構成を表わしたブロック図で
ある。
データ転送のために磁気ディスク上のファイルを利用し
た情報処理装置の原理的な構成を表わしたブロック図で
ある。
【図14】 第2の実施例における第2の変形例として
データ転送のために共有メモリを使用した情報処理装置
の原理的な構成を表わしたブロック図である。
データ転送のために共有メモリを使用した情報処理装置
の原理的な構成を表わしたブロック図である。
【図15】 この第2の実施例における第3の変形例に
おける情報処理装置の原理的な構成を表わしたブロック
図である。
おける情報処理装置の原理的な構成を表わしたブロック
図である。
【図16】 従来のマルチウィンドウ・システムにおけ
る表示画面の一例を表わした平面図である。
る表示画面の一例を表わした平面図である。
【符号の説明】 11……表示画面、21……CPU、23……RAM、
25……磁気ディスク、26……キーボード、27……
マウス、29……表示装置、41……第1のウィンド
ウ、42……第2のウィンドウ、51……第1のウィン
ドウ・システム、52……第2のウィンドウ・システ
ム、54……第1のクリップボード、55……第2のク
リップボード、57A、87A……第1Aのアプリケー
ション部、57B、87B……第1Bのアプリケーショ
ン部、58A、88A……第2Aのアプリケーション
部、58B、88B……第2Bのアプリケーション部、
59……実行路、71……データ領域、87C……第1
Cのアプリケーション部、88C……第2Cのアプリケ
ーション部、89……通信路、101……第1のアプリ
ケーション部、102……第2のアプリケーション部、
103……ウィンドウ・システム
25……磁気ディスク、26……キーボード、27……
マウス、29……表示装置、41……第1のウィンド
ウ、42……第2のウィンドウ、51……第1のウィン
ドウ・システム、52……第2のウィンドウ・システ
ム、54……第1のクリップボード、55……第2のク
リップボード、57A、87A……第1Aのアプリケー
ション部、57B、87B……第1Bのアプリケーショ
ン部、58A、88A……第2Aのアプリケーション
部、58B、88B……第2Bのアプリケーション部、
59……実行路、71……データ領域、87C……第1
Cのアプリケーション部、88C……第2Cのアプリケ
ーション部、89……通信路、101……第1のアプリ
ケーション部、102……第2のアプリケーション部、
103……ウィンドウ・システム
Claims (2)
- 【請求項1】 表示画面と、 この表示画面にウィンドウ・システムを異にした複数の
ウィンドウを表示する異システムウィンドウ同時表示手
段と、 1つのウィンドウ・システムのウィンドウ内の転送しよ
うとするデータを指示する転送元データ指示手段と、 この転送元データ指示手段によって指示されたデータを
同一ウィンドウ・システム内の記憶領域に格納する転送
元データ格納手段と、 この転送元データ格納手段に格納されたデータを転送先
のウィンドウの属するウィンドウ・システムに転送する
データ通信手段と、 このデータ通信手段によって転送されたデータをこのウ
ィンドウ・システム内の記憶領域に格納する転送先デー
タ格納手段と、 データの転送先のウィンドウにおけるデータの書込先を
指示するデータ書込指示手段と、 このデータ書込指示手段の指示によって前記転送先デー
タ格納手段から読み出したデータの書き込みを行うデー
タ書込手段とを具備することを特徴とする情報処理装
置。 - 【請求項2】 表示画面と、 この表示画面にウィンドウ・システムを異にした複数の
ウィンドウを表示する異システムウィンドウ同時表示手
段と、 自己のウィンドウ・システムとは異なったウィンドウ・
システムのウィンドウに存在するデータの選択を要求す
るデータ選択要求手段と、 このデータ選択要求手段の要求に基づいて要求された前
記ウィンドウにおいて転送するデータの選択を行うデー
タ選択手段と、 このデータ選択手段によってデータが選択されたときデ
ータの選択を要求したウィンドウにこれを知らせる通知
手段と、 この通知手段によって通知があったとき前記データの選
択を要求したウィンドウから発せられるデータの転送要
求をデータの選択を行ったウィンドウに伝達する転送要
求伝達手段と、 この転送要求伝達手段によるデータの転送要求に基づい
てデータを転送要求先のウィンドウに転送するデータ転
送手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/595,878 US5301268A (en) | 1990-10-10 | 1990-10-10 | Apparatus for transferring information between different window systems |
US7/595878 | 1990-10-10 | ||
US07/595878 | 1990-10-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0594273A true JPH0594273A (ja) | 1993-04-16 |
JP2666621B2 JP2666621B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=24385070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3227003A Expired - Fee Related JP2666621B2 (ja) | 1990-10-10 | 1991-09-06 | 情報処理装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5301268A (ja) |
JP (1) | JP2666621B2 (ja) |
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