JP2859559B2 - コンピュータ・ネットワーク・システム、コンピュータ・システム、及びクリップボード制御方法 - Google Patents

コンピュータ・ネットワーク・システム、コンピュータ・システム、及びクリップボード制御方法

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JP2859559B2
JP2859559B2 JP7127940A JP12794095A JP2859559B2 JP 2859559 B2 JP2859559 B2 JP 2859559B2 JP 7127940 A JP7127940 A JP 7127940A JP 12794095 A JP12794095 A JP 12794095A JP 2859559 B2 JP2859559 B2 JP 2859559B2
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/54Interprogram communication
    • G06F9/543User-generated data transfer, e.g. clipboards, dynamic data exchange [DDE], object linking and embedding [OLE]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共有アプリケーション
・プログラムにおけるクリップボードの使用制御に関
し、より詳しくは、システム・クリップボードと共有ア
プリケーション・プログラム内部のクリップボード(内
部クリップボード)を連携させる方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数のコンピュータ・システムをLAN
(Local Area Network)、ISDN(Integrated Servi
ce Digital Network)、通常の電話回線などを接続し、
アプリケーション・プログラム及びそのアプリケーショ
ン・プログラムにおいて扱われるデータを共有して会議
や共同作業を行うシステムが多く開発されている。この
ように複数の使用者がそれぞれのコンピュータ・システ
ムを使って共同して編集等を行うアプリケーション・プ
ログラムを共有アプリケーション・プログラムという。
共有アプリケーション・プログラムは、グループ・エデ
ィタともいう。
【0003】この共有アプリケーション・プログラムに
は、2つの類型、分散型と集中型、が考えられている。
集中型とは、アプリケーション・プログラムの実体は1
つであり、複数の使用者からの入力をこのアプリケーシ
ョン・プログラムに集めて入力し、アプリケーション・
プログラムの出力をすべての使用者のコンピュータ・シ
ステムに送信するものである。これに対し分散型では、
全てのコンピュータ・システムで同じアプリケーション
・プログラムが実行され、複数の使用者による入力が全
てのコンピュータ・システムに送信されて実行される。
ここでは、分散型の共有アプリケーション・プログラム
を取り扱う。
【0004】このような共有アプリケーション・プログ
ラムにおけるクリップボードの操作を考えてみる。通常
のアプリケーション・プログラムにおいてはクリップボ
ードへの「複写」、クリップボードからの「貼り付け」
の操作が可能であるが、当然ユーザは同様の操作を共有
アプリケーション・プログラムにおいても用いることが
できた方が使い勝手がよい。そこで従来クリップボード
によるデータの取扱いには以下のような方法があった。
【0005】1.内部クリップボードのみを用いる方法 内部クリップボードとは、共有アプリケーション・プロ
グラム自身が管理する内部的なクリップボードである。
内部クリップボードは、その共有アプリケーション・プ
ログラム専用であるから、他のアプリケーション・プロ
グラムによってクリップボードの内容を破壊されること
はない。よって、クリップボードに関する操作を行って
もその操作に係るデータ自体を他のコンピュータ・シス
テムに送る必要はない。すなわち、複写対象を指定した
「複写」、貼り付け先を指定した「貼り付け」といった
コマンド(又はメッセージ)のみを送り、それぞれのコン
ピュータ・システムにおいてその「複写」、「貼り付
け」といった操作を行えばよい(但し、システム全体で
の「複写」「貼り付け」といったコマンドの順番は問題
となる。)。データ自体を送ることはないので、通信ネ
ットワークの通信量は少なくする事はできる。但し、他
のアプリケーション・プログラムとの間でデータをやり
とりすることができないという欠点がある。
【0006】2.システム・クリップボードを用いる方
法 システム・クリップボードとは、ウインドウ・システム
(オペレーティング・システム)が管理するクリップボ
ードである。このシステム・クリップボードを用いれ
ば、アプリケーション・プログラム間でデータのやりと
りを行うことはできる。但し、このクリップボードは共
有されておらず、接続しているコンピュータ・システム
の各々で独立にシステム・クリップボードが変更される
ので、「複写」、「貼り付け」といったコマンドのみで
はシステムとして一貫性を保つことは困難である。この
ため、貼り付けの操作の時点でデータを送る必要があ
り、その分通信量が多くなるという欠点がある。
【0007】3.共有システム・クリップボードを用い
る方法 共有システム・クリップボードとは、ウインドウ・シス
テムが管理するクリップボードを共有するものであり、
クリップボードの内容を常にシステム全体で一致させて
おくものである。この方法では、共有アプリケーション
・プログラムとしては「複写」、「貼り付け」といった
コマンドのみを送ることによりクリップボード関連の操
作を行うことができる。しかし、共有システム・クリッ
プボードを同じ状態に保つ必要があるので、この共有シ
ステム・クリップボードが変更されるたびにこれを管理
するプログラムがデータを送り直さなければならない。
このため、この方法が最も通信量が多くなる。
【0008】4.内部クリップボードとシステム・クリ
ップボードの両方を使う方法 内部クリップボード及びシステム・クリップボードの両
方を設け、使用者が明示的に使い分けるということが可
能である。この方法では、内部クリップボードを使うこ
とで通信量を少なくでき、システム・クリップボードを
使うことにより異なるアプリケーション・プログラム間
でデータのやりとりができるという両方の利点がある。
しかし使用者は、どちらのクリップボードを用いるかを
明示的に指定しなければならないので、ユーザビリティ
に問題がある。
【0009】特開平6−202997号公報は、共有ア
プリケーション・プログラムにおけるクリップボード操
作に関する発明を記載しているが、上述のようなユーザ
ビリディ及びシステム全体の通信量についての考察はな
されていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上の事項をふまえ、
本発明は、複数のコンピュータ・システムを用いる分散
処理システムにおけるクリップボード操作で、ユーザビ
リティを損なうことなく、システム全体の通信量を減少
させることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上述べた目的を達成す
るために、本発明は、内部クリップボードを有し、複数
のコンピュータ・システムで入力及び編集作業の結果を
共有するよう動作するグループ・エディタ(グループ・
エディタ手段)であって、以下のような構成を有するよ
うにしたものである。
【0012】すなわち、複写対象の特定を伴う複写の指
示に応答して、複写対象を内部クリップボードに複写す
る手段(内部クリップボード制御部)と、複写の指示に
応答して、システム・クリップボードに当該グループ・
エディタ手段を識別するための識別子をセットし、複写
対象を前記システム・クリップボードに複写する手段
(システム・クリップボード制御部)と、複写の指示に
応答して、複写対象を特定した複写メッセージを他のコ
ンピュータ・システムの対応するグループ・エディタ手
段に送信する手段(通信部)とである。このように内部
クリップボードとシステム・クリップボードの連携が行
われ、ユーザは内部クリップボードかシステム・クリッ
プボードかを意識せずにクリップボードへの複写をする
ことができる。この時点まででは、複写メッセージを送
るだけなので、通信コストは抑えられている。
【0013】貼り付け先を特定した貼り付け動作の指示
に応答して、システム・クリップボードにセットされた
識別子が貼り付け先のグループ・エディタ手段を示す識
別子と等しいか検査する検査手段(システム・クリップ
ボード制御部)と、検査手段による検査結果が真である
場合に、貼り付け先のグループ・エディタ手段の内部ク
リップボードから特定された貼り付け先に貼り付け動作
を行う貼り付け手段(内部クリップボード制御部)と、貼
り付け手段に応答して、他のコンピュータ・システムの
対応するグループ・エディタ手段に貼り付け先を特定し
た貼り付けメッセージを送信する手段(通信部)も必要で
ある。このように査手段による検査結果がであれ
ば、上述した内部クリップボードのみ有する場合と同様
な取扱いをすることができ、通信コストは最小である。
【0014】検査結果が真でない場合には、システム・
クリップボードからデータを貼り付ける手段(システム
・クリップボード制御部)と、検査結果が真でない場合
には、システム・クリップボードからのデータを他のコ
ンピュータ・システムに貼り付け先を特定して送信する
手段(通信部)も必要である。このようにすると、グルー
プ・エディタ手段を含むアプリケーション・プログラム
間においてもデータのやりとりを行うことができるにも
かかわらず、ユーザの意識するクリップボードは1つで
済む(通常のアプリケーション・プログラムからグルー
プ・エディタ手段への複写・貼り付けも可能である。そ
の)。
【0015】当然、他のコンピュータ・システムのいず
れかから複写メッセージを受信した場合に、内部クリッ
プボードに複写する手段(内部クリップボード制御部)
と、他のコンピュータ・システムのいずれかから当該グ
ループ・エディタ手段への貼り付けメッセージを受信し
た場合には、内部クリップボードから貼り付け動作を行
う手段(通信部)も必要である。
【0016】また、複写の指示に応答して、当該コンピ
ュータ・システムが複写動作を行ったことを表すフラグ
をセットする手段と、貼り付けが指示された場合に、フ
ラグがセットされているかを検査する第2検査手段と、
他のコンピュータ・システムのいずれかから複写メッセ
ージを受信した場合に、フラグをリセットする手段(フ
ラグ及びフラグ制御部)とをさらに有し、第2検査手段
によりフラグがセットされていることが確認された場合
に貼り付け手段を起動させ、フラグがセットされていな
いことが確認された場合には、データを貼り付ける手段
と貼り付け先を特定して送信する手段とを起動させるよ
うにすると、内部クリップボードの内容が破壊されても
対応することができる。
【0017】本発明を別の観点から記載すると、以下の
ようになる。すなわち、通信部と内部クリップボード制
御部とシステム・クリップボード制御部と内部クリップ
ボードを有し、複数のコンピュータで入力及び編集作業
の結果を共有するよう動作するグループ・エディタ手段
と、オペレーティング・システムによるシステム・クリ
ップボードとを有しており、グループ・エディタ手段
が、1のグループ・エディタ手段内の内部クリップボー
ドのみを内部クリップボード制御部が用いることにより
クリップボード操作が完了する場合には、通信部により
複写対象を特定した複写メッセージ及び貼り付け先を特
定した貼り付けメッセージを通信部から他のコンピュー
タ・システムに送信し、グループ・エディタ手段を含む
異なるアプリケーション・プログラム間のデータのやり
とりを必要とする可能性がある場合には、システム・ク
リップボード制御部が複写対象を前記システム・クリッ
プボードに複写し、実際にデータのやりとりが行われる
ことになった場合には、システム・クリップボード制御
部が貼り付け先にシステム・クリップボードから貼り付
け動作を行い、通信部がシステム・クリップボードの内
容を貼り付け先を特定して他のコンピュータ・システム
に送信し、メッセージを受信した場合には、内部クリッ
プボード制御部がメッセージに対応する動作を行い、貼
り付け先を特定されたシステム・クリップボードの内容
を受信した場合には、内容を指定の貼り付け先に貼り付
けるものである。
【0018】部クリップボードの内容が破壊された場
合には、先に述べた実際にデータのやりとりが行われる
ことになった場合の動作をシステム・クリップボード制
御部が行うようにすることも考えられる。
【0019】
【実施例】図1より本発明の実施例を説明する。コンピ
ュータ・システムA、B、Cは、ネットワーク100に
て相互接続されており、コンピュータ・ネットワーク・
システム(分散処理ネットワーク・システム)を構成し
ている。各コンピュータ・システムA,B及びCは、通
常モニタ1a,1b及び1c、コンピュータ本体3a,
3b及び3c、コンピュータ本体3a,3b及び3cに
設けられた補助記憶装置9a,9b及び9c、キーボー
ド5a,5b及び5c、マウス7a,7b及び7cを有
する。コンピュータ本体3a,3b及び3cは、図示し
ていないが、MPUや、メインメモリ、入出力制御装
置、記憶装置といった通常のコンピュータに必要な装置
を有しているもので、ウインドウ・システム等のオペレ
ーティング・システム(ネットワークOSも含む)やア
プリケーション・プログラム(共有アプリケーション・
プログラムも含む)を実行する。このコンピュータ本体
は一般的なので、これ以上の説明は省略する。ネットワ
ーク100は、従来技術で述べたように、LANでもI
SDNでも、通常の電話回線でもよく、各コンピュータ
・システムの位置関係も本願発明には関係ない。
【0020】本願発明は、先に述べたように共有アプリ
ケーション・システムにおいても分散型に属するので、
サーバ・コンピュータを必要とするものではないが、ネ
ットワーク・システム内に1又は複数のサーバ・コンピ
ュータを設けるようにしてもよい。さらに、図示しない
が、会議システムとして用いる場合には、各コンピュー
タ・システムにカメラを設けて、映像を送るようにして
もよい。入力装置としては、キーボード5a,5b及び
5c及びマウス7a,7b及び7cが記載されている
が、ペン入力装置を設けるようにしてもよいし、他の入
力装置を接続することもできる。プリンタやプロッタ等
の出力装置を接続することも任意である。
【0021】このような、コンピュータ・ネットワーク
・システムでは、複数のコンピュータ・システムによっ
て、データを共有し、また入力されたデータに関する編
集作業の結果を共有することにより、複数人による共同
作業を効率化することができる。すなわち、共有アプリ
ケーション・プログラムを用いることにより、各人の作
業は即座に他のユーザに送信され、その結果が反映され
る。また、カメラなどを設けることにより、協同作業を
行う者が全員同じ場所に集まることなく会議を行うこと
もできるので、遠隔地にても通常どおりの作業を行うこ
とができる。
【0022】次に図2を用いて本発明の共有アプリケー
ション・プログラムとクリップボードの関係を説明す
る。コンピュータ・システムAでは、ペイント・エディ
タ11a、エディタ13aが実行されている。そして各
エディタは、内部クリップボード17a、19aを有し
ている。また、オペレーティング・システムはシステム
・クリップボード15aを有しており、本発明はこの2
つのクリップボードを連携させるものである。また、ネ
ットワーク100により接続されたコンピュータ・シス
テムBは、コンピュータ・システムAにて実行されてい
る2つのエディタにそれぞれ対応する、ペイント・エデ
ィタ11b、エディタ13bを実行している。また、同
様に各エディタは、内部クリップボード17b、19b
を有している。オペレーティング・システムはシステム
・クリップボード15bを有している。
【0023】上述した共有アプリケーション・プログラ
ムは単なる一例に過ぎず、他のものでもよいし、その数
は2だけでなくともよい。また、同じ共有アプリケーシ
ョン・プログラムを同時に複数実行するようにしてもよ
い。さらに、共有アプリケーション・プログラムでない
アプリケーション・プログラムを実行していてもよい。
また、オペレーティング・システムは、何でもよいが、
ウインドウ・システムであれば操作が簡単で、クリップ
ボード操作も容易に行うことができよう。
【0024】図2のような構成の場合、コンピュータ・
システムAを操作しているユーザAは、例えばペイント
・エディタ11aに描かれた、ある画像を同じくペイン
ト・エディタ11aの他の場所に移動することもある
し、エディタ13aにてタイプされた、ある文章をペイ
ント・エディタ11aの特定の場所に複写する場合もあ
る。このような操作は、コンピュータ・システムBのペ
イント・エディタ11bにも反映されなければならな
い。同様に、コンピュータ・システムBを操作している
ユーザBは、例えばペイント・エディタ11bに描かれ
た、ある画像をエディタ13bのある場所に移動するこ
ともあるし、エディタ13bにてタイプされた文章を、
同じエディタ13b内の異なる場所に複写する場合もあ
る。この操作も、コンピュータ・システムAのエディタ
13aに反映させなければならない。
【0025】このような複写、移動操作はクリップボー
ドを用いるのが通常であるが、同一共有アプリケーショ
ン・プログラム内、共有アプリケーション・プログラム
間の操作、及び共有アプリケーション・プログラムでな
い通常のアプリケーション・プログラムと共有アプリケ
ーション・プログラム間の操作をユーザにとっては等価
な操作とする必要がある。よって、図3に示すような構
成が必要となる。これは、図2にて示したペイント・エ
ディタ11aを例として表している。ペイント・エディ
タ11aは、ペイント・エディタ本来の機能を実行する
ペイント・エディタ機能部21aと、内部クリップボー
ド17a、そしてクリップボードの操作を制御するクリ
ップボード制御部25aとから構成される。ペイント・
エディタ本来の機能とは、例えば様々な色の線や図形を
描く機能等をいい、本発明とは直接関係を有さないので
これ以上の説明は省略する。但し、クリップボードに関
連しない、共有アプリケーション・プログラムとしての
機能もこの部分に含まれるものとする。また、内部クリ
ップボード17aは、先の述べたように共有アプリケー
ション・プログラム自身が管理するクリップボードのこ
とをいう。そして、クリップボード制御部25aが内部
クリップボード17aや、システム・クリップボード1
5a、及び他のコンピュータ・システムとのやりとりを
行うための制御一般を実施する。
【0026】このクリップボード制御部25aの詳細な
説明を図4に示す。クリップボード制御部25aは、通
信部31a、システム・クリップボード制御部33a、
内部クリップボード制御部35a、フラグ及びフラグ制
御部37aで構成される。通信部31aは、他のコンピ
ュータ・システムとの通信を行う。システム・クリップ
ボード制御部33aは、システム・クリップボード15
aへの操作を行う。内部クリップボード制御部35a
は、内部クリップボード17aへの操作を行う。フラグ
及びフラグ制御部37aは、ユーザがクリップボードへ
の複写操作を、この共有アプリケーション・プログラム
に対し行ったことを示すためのフラグを有しており、こ
のフラグのセット、リセットを制御及び検査する制御部
を共に有している。
【0027】このクリップボード制御部25aの各構成
要素の動作を図5乃至図7にて説明する。これらの図に
ては明記していないが、本発明に係る共有アプリケーシ
ョン・プログラムを起動する際には先に述べたフラグを
リセットする。
【0028】1.ユーザがクリップボードへの「複写」
を指示した場合(図5) ユーザは、通常複写対象を指定して、その後複写という
命令を出す。ウインドウ・システムにおいては、範囲を
マウス7のドラッグにて指定し、その後複写メニューを
クリックする等の操作を行う。この時、内部クリップボ
ード制御部35aは、指定された複写対象を内部クリッ
プボード17aに複写する(ステップ43)。また、シ
ステム・クリップボード制御部37aは、システム・ク
リップボード15aを空にし(ステップ45)、システ
ム・クリップボードに共有アプリケーション・プログラ
ムのインスタンスを区別するための値を記録する(ステ
ップ47)。共有アプリケーション・プログラムは、1
つコンピュータ・システムにおいて複数実行することが
できるので、共有アプリケーション・プログラムの種類
を区別するのみでは情報が不足する。MS−Windo
ws(Microsoft社の商標)の場合には、イン
スタンスのハンドルを記録しておく。これは、システム
・クリップボード15aと内部クリップボードが同じデ
ータを記録しているということを示すためのものであ
る。そして、システム・クリップボード制御部33a
は、システム・クリップボード15aに複写対象をコピ
ーする。また、フラグ及びフラグ制御部39aは先に説
明したフラグをセットし(ステップ51)、複写操作を
行ったコンピュータ・システムの共有アプリケーション
・プログラムであることを明示する。通信部31aは、
複写対象の範囲、例えば始点、終点を特定した形の複写
メッセージを他のコンピュータ・システムの対応する共
有アプリケーション・プログラムに送信する(ステップ
53)。よって、データ自体を送信しないのでネットワ
ークにおける通信量を少なくすることができる。
【0029】2.ユーザがクリップボードからの「貼り
付け」を指示した場合(図6) ユーザは複写動作を行った後に、「貼り付け」動作を行
う。通常マウス7で貼り付けメニーをクリックする。
システム・クリップボード制御部33aは、システム・
クリップボード35aの記録中に、共有アプリケーショ
ン・プログラムのインスタンスが記録されているかを検
査し、もし記録されていれば、貼り付け指示を行った共
有アプリケーション・プログラムのインスタンスと同一
かを検査する(ステップ63)。もし、ステップ63の
検査をパスすると、フラグがセットされているかを、フ
ラグ及びフラグ制御部37aがさらに検査する(ステッ
プ65)。これらの検査にて、クリップボードへの複写
を行ったコンピュータ・システムの同一共有アプリケー
ション内での貼り付けであることが確認される。この場
合には、従来技術の部分で述べた内部クリップボードの
みを用いる場合と何等変わりがないので、内部クリップ
ボード制御部35aが内部クリップボード17aに記録
された内容を指定された貼り付け先に貼り付ける(ステ
ップ67)。そして、通信部31a貼り付け先を特定し
た形の貼り付けメッセージを他のコンピュータ・システ
ムに送信する(ステップ69)。
【0030】ところが、上で述べた2つの検査を1つで
もパスできない場合には、内部クリップボード17aの
みの操作ではすまない。例えば、異なる共有アプリケー
ション・プログラム間でのデータの受渡しである場合に
は、システム・クリップボード15aを用いなければデ
ータを複写、貼り付けできない。また、同一共有プリケ
ーション・プログラム内であっても、コンピュータ・シ
ステムAで複写した後に、コンピュータ・システムBの
同一共有アプリケーション・プログラムが他の複写操作
をして複写メッセージが送られてきて、後に述べる操作
にて、複写メッセージに対応する部分が内部クリップボ
ード17aに複写される場合もある。ここで、コンピュ
ータ・システムAのユーザが同一共有アプリケーション
・プログラム内で貼り付け操作を指示したからといっ
て、内部クリップボード17aのみを用いると、ユーザ
の意図に反することになる。よって、2つの検査を1つ
でもパスできない場合には、システム・クリップボード
制御部35aは、システム・クリップボード15aの内
容を貼り付け先に貼り付ける(ステップ71)。そし
て、通信部31aはシステム・クリップボード15aの
内容と、貼り付け先(共有アプリケーション・プログラ
ムのインスタンス及び内部の位置等)を他のコンピュー
タ・システムに送信する(ステップ73)。
【0031】3.他のコンピュータ・システムからデー
タを受け取った場合(図7) この場合、複写メッセージ貼り付けメッセージは、対
応する共有アプリケーション・プログラムに送信されて
いるので、受取は明確である(ここではコンピュータ・
システムBが受信したこととする)。複写メッセージの
場合、この複写メッセージで特定された複写対象を内部
クリップボード17bに内部クリップボード制御部35
bが複写する(ステップ85)。さらに、フラグ及びフ
ラグ制御部37bはフラグをリセットする(ステップ8
7)。これは、受信した共有アプリケーション・プログ
ラムは「複写」操作を行っていないことを明確にするた
めである。また、貼り付けメッセージを受信した場合に
は、通信部31bが内部クリップボード制御部35bを
起動し、この内部クリップボード33bは内部クリップ
ボード17bは貼り付けメッセージ内で特定された貼り
付け先に貼り付ける(ステップ91)。
【0032】他のコンピュータ・システムから送られて
くるのはメッセージだけでなく、データ自体である場合
もある。この場合には、貼り付け先も送られてくるの
で、貼り付け先の共有アプリケーション・プログラムを
見つけ、さらにその中の位置に、送られてきたデータを
貼り付ける(ステップ93)。これは、通信部31bが
自分あてであることを関知した場合には、この通信部3
1bが直接、指定の位置に貼り付ける。これは、システ
ム・クリップボードに貼り付けることも、内部クリップ
ボードに貼り付けることもできないからである。しか
し、それらの制御部のうちいずれかが扱うことことを決
めておき、通信部31bが送られてきたデータの貼り付
けを行うよう指示するようにすることもできる。
【0033】以上述べたように、通信部31、システム
・クリップボード制御部33、内部クリップボード制御
部35、フラグ及びフラグ制御部37が共同してクリッ
プボード操作を実行し、ユーザにあたかも1つのクリッ
プボードが提供されているように見せている。
【0034】上述した実施例は一例に過ぎず、様々な変
形が可能である。例えば、フラグは各共有アプリケーシ
ョン・プログラム内に設けたが、オペレーティング・シ
ステム側で実行中の共有アプリケーション・プログラム
につき一括管理してもよい。システム・クリップボード
内のデータ・フォーマットは任意であり、共有アプリケ
ーション・プログラムを区別する値(識別子)を記録す
る部分と、データ自体を記録する部分とが存在すればよ
い。
【0035】
【発明の効果】このように本発明は、複数のコンピュー
タ・システムを用いる分散処理システムにおけるクリッ
プボード操作で、ユーザビリティを損なうことなく、シ
ステム全体の通信量を減少させることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体概要を示した図である。
【図2】図1に示したコンピュータ・システムを示した
ブロック図である。
【図3】共有アプリケーション・プログラムのブロック
図である。
【図4】クリップボード制御部のブロック図である。
【図5】ユーザがクリップボードへの複写を指示した場
合のクリップボード制御部の動作を説明するための高レ
ベルのフローチャートである。
【図6】ユーザがクリップボードからの貼り付けを指示
した場合のクリップボード制御部の動作を説明するため
の高レベルのフローチャートである。
【図7】他のコンピュータ・システムからデータ又はメ
ッセージを受け取った場合のクリップボード制御部の動
作を説明するための高レベルのフローチャートである。
【符号の説明】
A,B,C コンピュータ・システム 1a,1b,1c モニタ 3a,3b,3c コンピ
ュータ本体 5a,5b,5c キーボード 7a,7b,7c マ
ウス 9a,9b,9c 補助記憶装置 100 ネットワー
ク 11 ペイント・エディタ 13 エディタ 15 システム・クリップボード 17 内部クリップ
ボード 19 内部クリップボード 21 ペイント・エディタ
機能部 25 クリップボード制御部 31 通信部 33 システム・クリップボード制御部 35 内部クリップボード制御部 37 フラグ及びフ
ラグ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−244720(JP,A) 特開 平6−52104(JP,A) 欧州特許出願公開475600(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 15/00 G06F 13/00 H04L 12/18

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のコンピュータ・システムを有するコ
    ンピュータ・ネットワーク・システムにおいて、 前記複数のコンピュータ・システムの各々は、 内部クリップボードを有し、前記複数のコンピュータで
    入力及び編集作業の結果を共有するよう動作するグルー
    プ・エディタ手段と、 オペレーティング・システムによるシステム・クリップ
    ボードとを有しており、 前記グループ・エディタ手段は、 複写対象の特定を伴う複写の指示に応答して、複写対象
    を前記内部クリップボードに複写する手段と、 前記複写の指示に応答して、前記システム・クリップボ
    ードに当該グループ・エディタ手段を識別するための識
    別子をセットし、前記複写対象を前記システム・クリッ
    プボードに複写する手段と、 前記複写の指示に応答して、前記複写対象を特定した複
    写メッセージを他の前記コンピュータ・システムの対応
    するグループ・エディタ手段に送信する手段と、 貼り付け先を特定した貼り付け動作の指示に応答して、
    前記システム・クリップボードにセットされた前記識別
    子が貼り付け先のグループ・エディタ手段を示す識別子
    と等しいか検査する検査手段と、 前記検査手段による検査結果が真である場合に、前記貼
    り付け先のグループ・エディタ手段の内部クリップボー
    ドから特定された貼り付け先に貼り付け動作を行う貼り
    付け手段と、 前記貼り付け手段に応答して、前記他のコンピュータ・
    システムの対応するグループ・エディタ手段に貼り付け
    先を特定した貼り付けメッセージを送信する手段と、 前記検査結果が真でない場合には、前記システム・クリ
    ップボードからデータを貼り付ける手段と、 前記検査結果が真でない場合には、前記システム・クリ
    ップボードからのデータを前記他のコンピュータ・シス
    テムに貼り付け先を特定して送信する手段と、 前記他のコンピュータ・システムのいずれかから前記複
    写メッセージを受信した場合に、前記内部クリップボー
    ドに複写する手段と、 前記他のコンピュータ・システムのいずれかから当該グ
    ループ・エディタ手段への前記貼り付けメッセージを受
    信した場合には、前記内部クリップボードから貼り付け
    動作を行う手段とを有するンピュータ・ネットワーク
    ・システム。
  2. 【請求項2】前記複写の指示に応答して、当該コンピュ
    ータ・システムが複写動作を行ったことを表すフラグを
    セットする手段と、 貼り付けが指示された場合に、前記フラグがセットされ
    ているかを検査する第2検査手段と、 前記他のコンピュータ・システムのいずれかから前記複
    写メッセージを受信した場合に、前記フラグをリセット
    する手段とをさらに有し、 前記第2検査手段によりフラグがセットされていること
    が確認された場合に前記貼り付け手段を起動させ、前記
    フラグがセットされていないことが確認された場合に
    は、前記データを貼り付ける手段と前記貼り付け先を特
    定して送信する手段とを起動することを特徴とする請求
    項1記載のコンピュータ・ネットワーク・システム。
  3. 【請求項3】分散処理ネットワーク・システムにおいて
    用いられるンピュータ・システムであって 内部クリップボードを有し、複数の前記コンピュータ・
    システムで入力及び編集作業の結果を共有するよう動作
    するグループ・エディタ手段と、 オペレーティング・システムによるシステム・クリップ
    ボードとを有しており、 前記グループ・エディタ手段は、 複写対象の特定を伴う複写の指示に応答して、複写対象
    を前記内部クリップボードに複写する手段と、 前記複写の指示に応答して、前記システム・クリップボ
    ードに当該グループ・エディタ手段を識別するための識
    別子をセットし、前記複写対象を前記システム・クリッ
    プボードに複写する手段と、 前記複写の指示に応答して、前記複写対象を特定した複
    写メッセージを他の前記コンピュータ・システムの対応
    するグループ・エディタ手段に送信する手段と、 貼り付け先を特定した貼り付け動作の指示に応答して、
    前記システム・クリップボードにセットされた前記識別
    子が貼り付け先のグループ・エディタ手段を示す識別子
    と等しいか検査する検査手段と、 前記検査手段による検査結果が真である場合には、前記
    貼り付け先のグループ・エディタ手段の内部クリップボ
    ードから特定された貼り付け先に貼り付け動作を行う貼
    り付け手段と、 前記貼り付け手段に応答して、前記他のコンピュータ・
    システムの対応するグループ・エディタ手段に貼り付け
    先を特定した貼り付けメッセージを送信する手段と、 前記検査結果が真でない場合には、前記システム・クリ
    ップボードからデータを貼り付ける手段と、 前記検査結果が真でない場合には、前記システム・クリ
    ップボードからのデータを前記他のコンピュータ・シス
    テムに貼り付け先を特定して送信する手段と、 前記他のコンピュータ・システムのいずれかから前記複
    写メッセージを受信した場合に、前記内部クリップボー
    ドに複写する手段と、 前記他のコンピュータ・システムのいずれかから当該グ
    ループ・エディタ手段への前記貼り付けメッセージを受
    信した場合には、前記内部クリップボードから貼り付け
    動作を行う手段とを有するンピュータ・システム。
  4. 【請求項4】前記複写の指示に応答して、当該コンピュ
    ータ・システムが複写動作を行ったことを表すフラグを
    セットする手段と、 貼り付けが指示された場合に、前記フラグがセットされ
    ているかを検査する第2検査手段と、 前記他のコンピュータ・システムのいずれかから前記複
    写メッセージを受信した場合に、前記フラグをリセット
    する手段とをさらに有し、 前記第2検査手段によりフラグがセットされていること
    が確認された場合に前記貼り付け手段を起動させ、前記
    フラグがセットされていないことが確認された場合に
    は、前記データを貼り付ける手段と前記貼り付け先を特
    定して送信する手段とを起動することを特徴とする請求
    項3記載のコンピュータ・システム。
  5. 【請求項5】複数のコンピュータを有するコンピュータ
    ・ネットワーク・システムにおいて、 前記複数のコンピュータの各々は、 内部クリップボードを有し、前記複数のコンピュータで
    入力及び編集作業の結果を共有するよう動作するグルー
    プ・エディタ手段と、 オペレーティング・システムによるシステム・クリップ
    ボードとを有しており、 前記内部クリップボードと前記システム・クリップボー
    ドを連携させるクリップボード制御方法であって、 複写対象の特定を伴う複写の指示に応答して、複写対象
    を前記内部クリップボードに複写するステップと、 前記複写の指示に応答して、前記システム・クリップボ
    ードに当該グループ・エディタ手段を識別するための識
    別子をセットし、前記複写対象を前記システム・クリッ
    プボードに複写するステップと、 前記複写の指示に応答して、前記複写対象を特定した複
    写メッセージを他の前記コンピュータ・システムの対応
    するグループ・エディタ手段に送信するステップと、 貼り付け先を特定した貼り付け動作の指示に応答して、
    前記システム・クリップボードにセットされた前記識別
    子が貼り付け先のグループ・エディタ手段を示す識別子
    と等しいか検査する検査ステップと、 前記検査ステップによる検査結果がである場合には、
    前記貼り付け先のグループ・エディタ手段の内部クリッ
    プボードから特定された貼り付け先に貼り付け動作を行
    う貼り付けステップと、 前記貼り付けステップに応答して、前記他のコンピュー
    タ・システムの対応するグループ・エディタ手段に貼り
    付け先を特定した貼り付けメッセージを送信するステッ
    プと、 前記検査結果が真でない場合には、前記システム・クリ
    ップボードからデータを貼り付けるステップと、 前記検査結果が真でない場合には、前記システム・クリ
    ップボードからのデータを前記他のコンピュータ・シス
    テムに貼り付け先を特定して送信するステップと、 前記他のコンピュータ・システムのいずれかから前記複
    写メッセージを受信した場合に、前記内部クリップボー
    ドに複写するステップと、 前記他のコンピュータ・システムのいずれかから当該グ
    ループ・エディタ手段への前記貼り付けメッセージを受
    信した場合には、前記内部クリップボードから貼り付け
    動作を行うステップとを含むクリップボード制御方法。
  6. 【請求項6】前記複写の指示に応答して、当該コンピュ
    ータ・システムが複写動作を行ったことを表すフラグを
    セットするステップと、 貼り付けが指示された場合に、前記フラグがセットされ
    ているかを検査する第2検査ステップと、 前記他のコンピュータ・システムのいずれかから前記複
    写メッセージを受信した場合に、前記フラグをリセット
    するステップとをさらに含み、 前記第2検査ステップによりフラグがセットされている
    ことが確認された場合に前記貼り付けステップを起動さ
    せ、前記フラグがセットされていないことが確認された
    場合には、前記データを貼り付けるステップと前記貼り
    付け先を特定して送信するステップとを起動することを
    特徴とする請求項5記載のクリップボード制御方法
  7. 【請求項7】分散処理ネットワーク・システムにおいて
    用いられるンピュータ・システムであって 通信部と内部クリップボード制御部とシステム・クリッ
    プボード制御部と内部クリップボードを有し、複数の前
    コンピュータで入力及び編集作業の結果を共有するよ
    う動作するグループ・エディタ手段と、 オペレーティング・システムによるシステム・クリップ
    ボードとを有しており、 前記グループ・エディタ手段は、 1のグループ・エディタ手段内の前記内部クリップボー
    ドのみを前記内部クリップボード制御部が用いることに
    よりクリップボード操作が完了する場合には、前記通信
    部により複写対象を特定した複写メッセージ及び貼り付
    け先を特定した貼り付けメッセージを通信部から他のコ
    ンピュータ・システムに送信し、 グループ・エディタ手段を含む異なるアプリケーション
    ・プログラム間のデータのやりとりを必要とする可能性
    がある場合には、前記システム・クリップボード制御部
    が前記複写対象を前記システム・クリップボードに複写
    し、実際に前記データのやりとりが行われることになっ
    た場合には、前記システム・クリップボード制御部が前
    記貼り付け先に前記システム・クリップボードから貼り
    付け動作を行い、前記通信部が前記システム・クリップ
    ボードの内容を貼り付け先を特定して前記他のコンピュ
    ータ・システムに送信し、 前記メッセージを受信した場合には、前記内部クリップ
    ボード制御部が前記メッセージに対応する動作を行い、 前記貼り付け先を特定された前記システム・クリップボ
    ードの内容を受信した場合には、前記内容を指定の貼り
    付け先に貼り付けることを特徴とするコンピュータ・シ
    ステム。
  8. 【請求項8】前記内部クリップボードの内容が破壊され
    た場合には、前記実際にデータのやりとりが行われるこ
    とになった場合の動作を前記システム・クリップボード
    制御部が行うことを特徴とする請求項記載のコンピュ
    ータ・システム。
  9. 【請求項9】分散処理ネットワーク・システムにおいて
    用いられるコンピュータ・システムであって、 内部クリップボードを有し、複数の前記コンピュータ・
    システムで入力及び編集作業の結果を共有するよう動作
    するグループ・エディタ手段と、 オペレーティング・システムによるシステム・クリップ
    ボードとを有しており、 前記グループ・エディタ手段は、 複写対象の特定を伴う複写の指示に応答して、複写対象
    を前記内部クリップボードに複写する手段と、 前記複写の指示に応答して、前記システム・クリップボ
    ードに当該グループ・エディタ手段を識別するための識
    別子をセットし、前記複写対象を前記システム・クリッ
    プボードに複写する手段と、 前記複写の指示に応答して、前記複写対象を特定した複
    写メッセージを他の前記コンピュータ・システムの対応
    するグループ・エディタ手段に送信する手段と、 貼り付け先を特定した貼り付け動作の指示に応答して、
    前記システム・クリップボードにセットされた前記識別
    子が貼り付け先のグループ・エディタ手段を示す識別子
    と等しいか検査する検査手段と、 前記検査結果が真でない場合には、前記システム・クリ
    ップボードからデータを貼り付ける手段と、 前記検査結果が真でない場合には、前記システム・クリ
    ップボードからのデータを前記他のコンピュータ・シス
    テムに貼り付け先を特定して送信する手段と、 を有するコンピュータ・システム。
  10. 【請求項10】前記検査手段による検査結果が真である
    場合には、前記貼り付け先のグループ・エディタ手段の
    内部クリップボードから特定された貼り付け先に貼り付
    け動作を行う貼り付け手段と、 前記貼り付け手段に応答して、前記他のコンピュータ・
    システムの対応するグループ・エディタ手段に貼り付け
    先を特定した貼り付けメッセージを送信する手段と、 をさらに含む請求項9記載のコンピュータ・システム。
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