JPH04128068A - ページ記述言語処理装置およびページ記述言語処理印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明はページ記述言語でプログラムされている画像を
処理して印刷する装置に関するものである。

【従来の技術】

近年、ページ記述言語を載せたプリンタであるページ記
述言語処理印刷装置が利用されるようになった。特に、
ネットワークを用いた分数環境では、ページ記述言語処
理印刷装置が頻繁に利用されるようになっている。 従来のページ記述言語処理印刷装置では、ひとつのペー
ジ記述言語のみを取り扱うことができ、また、その処理
においては一つの中央処理装置で逐次的に解釈を行って
いた（上谷編著ｒＪＳｔａｒワークスチーシロン」丸善
、昭和６１−４−２５、ｐ、ｚ２７−２３２　）。 ネットワークを用いた分散環境では、多くのワークステ
ーシヨンから印刷装置を共有して使用する形態が標準と
なってきている。また、異種の通信プロトコルを一つの
ネットワーク環境で利用することがしばしば起こってい
る。

【発明が解決しようとする課題】

一般に通信プロトコルごとに印刷用ファイルのページ記
述言語の種類は決っているので、前述のように従来の印
刷装置では特定の通信プロトコルでしか利用できないの
で、異種の通信プロトコルが用いられるネットワーク環
境で利用するには問題があった。 そこで、本発明は予め用意した異種の複数のページ記述
言語の解釈をすることができるページ記述言語処理印刷
装置を提供することを第１の目的とするものである。 また、従来のページ記述言語処理印刷装置では、一つの
中央処理装置で逐次的に解釈を行い、解釈実行速度の面
で問題があった。従って、ネットワークを用いた分散環
境では、印刷装置を多くの計算機に共有して使用する形
態では、印刷装置での処理速度が追い付かななくなると
いう問題が生じてきた。 本発明は、この問題点を除去するために、高速にページ
記述言語を解釈し、ネットワークを通しての複数利用に
対しても十分な速度を出せるようにしたページ記述言語
処理印刷装置を得ることを第２の目的とするものである
。

【課題を解決するための手段】

本発明の多種ページ記述言語処理印刷装置は、第１図に
示すように、印刷のために入力されたページ記述言語で
書かれたプログラムのページ記述言語の種類を判断する
判断手段１と、その判断に応じて一種類が選択される、
前記ページ記述言語で書かれたプログラムを解釈し印刷
用の画像データ得る複数種類のべ一ノ記述言語解釈手段
２と、ページ記述言語解釈手段２により得られた画像デ
ータを印刷する印刷手段３とを備えたことを特徴とする
。 また、本発明のページ記述言語処理並列印刷装置は、ペ
ージ記述言語を処理する複数の密結合処理手段（第４図
４１ａ〜４１Ｃ）と、ページ記述言語処理プログラム、
ページ記述言語で書かれたプログラム、および処理結果
の印刷用画像を保存する、複数の密結合処理手段で共有
する記憶手段（第４図４２）と、印刷用画像を印刷する
印刷手段（第４図４３）とを備えている。そして、ペー
ジ記述言語処理プログラムを実行する複数の密結合処理
手段は、前記ページ記述言語で書かれたプログラムを受
け取ると、そのプログラムの解釈を並列に行って記憶手
段上に印刷画像を作り、その印刷画像を印刷手段に送る
ことを特徴とする。

【作用】

本発明の多種ページ記述言語処理印刷装置は、ページ記
述言語解釈手段を複数種類用意してあり、入力されたペ
ージ記述言語のファイル（ページ記述言語で書かれたプ
ログラム）の言語の種類を判断手段１により判定し、そ
の判定により該当するページ記述言語解釈手段を動作さ
せ、解釈によって得られた印刷用画像を印刷手段３によ
り印刷する。従って、本発明の印刷装置は多種のページ
記述言語を扱うことができるので、異種の通信プロトコ
ルが用いられるネットワーク環境で利用することができ
る。 また、本発明のページ記述言語処理印刷装置は、複数の
中央処理手段（４１ａ、　４　ｌ　ｂ、　４１　ｃ）を
用い、ページ記述言語処理プログラムを並列的に実行し
、ページ記述言語で書かれたプログラムの解釈を行う。 実施例ではページ記述言語処理プログラムは、複数の処
理手段の内の一つ（例えば４１ａ）によって実行される
管理オブジェクト、複数種類のページ記述言語解釈オブ
ジェクト、およびプリントオブジェクトなどを有するオ
ブジェクト形式のものである。管理オブジェクトはぺ−
ジ記述言語を判断し、該当する解釈オブジェクトおよび
プリントオブジェクト等の必要なオブジェクトを生成し
、また、複数の処理手段にページを指定して並列的にペ
ージ記述言語の解釈オブジェクトを実行させるというよ
うな全体の処理の流れを管理する。ページ記述言語解釈
オブジェクトは、取り扱うページ記述言語の種類の数だ
け用意されている。本発明はマルチプロセッサ処理方式
によるページ記述言語処理を可能としたので、ページ記
述言語の解釈を高速に行うことができ、印刷装置の全体
としての処理速度を向上させることができる。

【第１の実施例】 第２図は、本発明の実施例による多種ページ記述言語処
理印刷装置の装置構成の概略を示す図である。この装置
は同図に示すように、ページ記述言語処理プログラムを
実行し、ページ記述言語で書かれたプログラムを処理す
る中央処理装置！２１と、ページ記述言語処理プログラ
ム、ページ記述言語で書かれたプログラム、処理に必要
な各種のデータ、処理結果の印刷用画像データ等を記憶
する記憶装置２２と、得られた印刷用画像データを印刷
する印刷機械２３で構成されている。 第３図は以上のように構成された装置の動作を説明する
ための図である。 この第３図示すように、外部から受け取ったページ記述
言語で書かれたプログラムが記憶装置２２に置かれると
、記憶装置２２にあるページ記述言語処理プログラムの
管理オブジェクトを中央処理装置２１で実行する（手順
ｌ）。ページ記述言語判断オブジェクトはどのページ記
述言語で書いであるかを判別しく手順２）、管理オブジ
ェクトは該当するページ記述言語を処理する言語解釈オ
ブジェクトと画像印刷を処理するプリントオブジェクト
を記憶装置２２に生成する（手順３，４）。 そして、言語解釈オブジェクトは生成されると、中央処
理袋Ｗ１２１を使ってフォントオブジェクトを記憶装Ｗ
１２２に生成する（手順５．６）。 その生成後に管理オブジェクトは、中央処理装置２１を
使って言語解釈オブジェクトに初期化のメツセージをペ
ージ記述言語で書かれたプログラムとともに送る（手順
７）。 言語解釈オブジェクトは初期化のメツセージを受け取る
と中央処理装置２１を使って初期化を行って印刷物のペ
ージ数を調べ（手順８）、同時にフォントオブジェクト
とイメージオブジェクトに中央処理装置２１を使って初
期化のメツセージを送る（手順９．１０）。 言語解釈オブジェクトの初期化が終了すると、管理オブ
ジェクトは中央処理装置２１を使って言語解釈オブジェ
クトにページを指定して、解釈のメツセージを送る（手
順１１）。 言語解釈オブジェクトは解釈のメツセージとページ番号
を受け取ると、記憶装置２２に置かれたページ記述言語
で書かれたプログラムの指定ページの内容を中央処理装
置２１を使って解釈する（手順１２）。 この言語解釈のときに必要のつど中央処理装置１を使っ
てフォントオブジェクトにメツセージを送ってフォント
を作り出しく手順１３）、印刷画像をイメージオブジェ
クトに中央処理装置を使ってメツセージを送って記憶装
置２２に生成（手順１４）していく。 言語解釈オブジェクトによる解釈中は、この作業が何度
も繰り返されて、最終的なページ画像を記憶装置２２に
作り出す。言語解釈オブジェクトによる解釈が終了する
と、管理オブジェクトは中央処理袋ｒ１２１を使ってプ
リントオブジェクトにプリントメツセージを最終的なペ
ージ画像とともに送る（手順１５）。 プリントオブジェクトはプリントメツセージを受け取る
と、中央処理装置２１を使って印刷機械２３を制御して
ページ画像を印刷機＠２３に送り（手順１６）、印刷機
械２３から印刷物が得られる。 この処理の後、全てのページの処理が終るまで、手順１
１以降がくりかえされる。 この第１の実施例は、言語解釈オブジェクトを複数種類
を用意しておくことにより、多種のページ記述言語のフ
ァイルを取り扱うことができる。 また、オブジェクトによって処理が行われるので、異な
るページ記述言語についても、言語解釈オブジェクト以
外のオブジェクトは共有される。従って、新しく他のペ
ージ記述言語に対応しようとするときには、そのための
言語解釈オブジェクトを追加するのみでよい。 以上に、第１の実施例の基本的動作について説明したが
、次にインタプレスとその他のページ記述言語を解釈し
て印刷する具体例について説明する。 この具体例のシステムは、ワークスチーシロンとレーザ
ビームページプリンタで構成され、両者がパラレルイン
ターフェースで接続されている。 第２図の中央処理装置２１は各ワークスチーシロンのＣ
ＰＵであり、記憶装置！２２はワークスチーシロンの主
記憶と２次記憶である。印刷機械２３はレーザービーム
ページプリンタである。またワークスチーシロンにはオ
ペレーティングシステムとして、Ｕ　Ｎ　Ｉ　Ｘ４．２
／４．３ｂｓｄないしＳｙｓｔｅｍ■に互換でマルチプ
ロセッサ対応のものが搭載されており、本実施例はＵＮ
ＩＸ上のソフトウェアとして実現されている。 ページ記述言語で記述されたプログラムが本システムの
ワークスチーシーンで作成されるか、または他のシステ
ムで作成されてネットワークなどを経由して、本システ
ムのワークステージ１ンの２次記憶に格納された時点か
らの説明を行う。 ＵＮＩＸのコマンドから本システムが起動され、コマン
ドとともに渡されたページ記述言語で記述されたプログ
ラムの解釈を開始する。まず管理オブジェクト１ａｆｌ
ａｆｅｒに開始のメツセージが送られて、どの記述言語
で書かれているかを判断する処理が実行されて、ページ
記述言語の判定を行う。 インタプレスの場合にはプログラムの先頭がＩｎｔｅｒ
ｐｒｅｓｓというアスキー文字で始まっているので、こ
れによって識別される。他のページ記述言語もそれぞれ
に識別するための記号を持っているので、これを判別す
ることでページ記述言語の特定が行われる。 ページ記述言語が特定できると、そのページ記述言語の
解釈を行う解釈オブジェクトを生成する。 同時にプリンタの制御を行うプリントオブジェクトも生
成する。インタブレスを解釈する解釈オブジェクトを作
成するには、次のメツセージが使われる。 ｎ　ｅｗ　（ＤＣＭＰ、Ｉ　Ｐ） これはＤＣＭＰというクラスにＩＰ型のオブジェクトを
生成せよというメツセージであり、ＤＣＭＰは解釈オブ
ジェクトのクラスを表示し、ＩＰはインタプレスを表し
ていて、このメツセージによってインタプレス解釈オブ
ジェクトが作られて、それがこのメツセージの戻り値と
して返される。 プリントオブジェクトもプリンタの型が指定されて生成
が行われる。そのためのメツセージは以下のものである
。 ｎｅｗ　（ＰＲＮＴ、ＸＰＩ　ｌ） これはＰＲＮＴというクラスにＸＰＩＩ型のオブジェク
トを生成せよというメツセージであり、ＰＲＮＴはプリ
ントオブジェクトのクラスを示し、ＰＸｌｌはプリンタ
の種類を表している。このメツセージによってプリント
オブジェクトが作られて、それがこのメツセージの戻り
値として返される。 インタプレス解釈オブジェクトが作成される処理の中で
フォントオブジェクトとイメージオブジェクトの生成が
行われる。さらに解釈オブジェクトはオブジェクト内部
情報を格納するためにオブジェクト内に、インタプレス
解釈に必要なフレームやイメージ変数を操作するための
ポインタやフォントオブジェクトとイメージオブジェク
トへのアクセス手段が格納されるテーブルを作る。フォ
ントオブジェクト七イメージオブジェクトの生成には次
のメツセージを使う。 ｎｅｗ（ＦＮＴ、ｒｓｌ） これはＦＮＴというクラスにオブジェクトを生成せよと
いうメツセージであり、ＦＮＴはフォントオブジェクト
のクラスを示し、ｒＳＩは出力機械の解像度を表す。こ
のメツセージによってフォントオブジェクトが作られて
、これがメツセージの戻り値として返される。 ｎｅｗ（ＩＭＧ、　　ｒｓｌ） これはＩＭＧというクラスにオブジェクトを生成せよと
いうメツセージであり、ＩＭＧはイメージオブジェクト
のクラスを示し、ｒｓｌは出力機械の解像度を表す。こ
のメツセージによってイメージオブジェクトが作られて
、それがこのメツセージの反り値として返される。なお
解像度はオブジェクトがプリントオブジェクトに間合わ
せて情報を得る。 管理オブジェクトに解釈オブジェクトとプリントオブジ
ェクトが以下のように戻されたとする。 ｄｃｍｐｏｂｊ＝ｎｅｗ（ＤＣＭＰ、ＩＰ）；ｐｒｎｔ
ｏｂｊ＝ｎｅｗ　（ＰＲＮＴ、ＸＰＩ　１）それぞれに
ＮＵＬＬオブジェクト以外が戻れば、それは正常に生成
が行われたわけで、次に管理オブジェクトは解釈オブジ
ェクトに初期化のメツセージを発する。そのメツセージ
は以下のようなものである。 ｉｎｉ　ｔ　（ｄｃｍｐｏｂｊ、ｊｐｍｓ）ここではｉ
ｐｍｓはインタプレスのプログラム（以下ではインタプ
レスマスクと呼ぶ）を表す。 これによって解釈オブジェクトｄｃｍｐｏｂ、＋は初期
化メツセージを受け取って、初期化処理を始める。この
初期化処理では、フレームやイメージ変数の初期化、な
らびに以下のメツセージを発してフォントオブジェクト
とイメージオブジェクトの初期化も行う。 ｉｎｉ　　ｔ　　（ｆｎｔｏｂｊ） ｉｎｉｔ　　（ｉｍｇｏｂｊ） ここで、 ｆｏｔｏｂｊ＝ｎｅｗ（ＦＮＴ、ｒｓｌ）：ｉｒｒｚｒ
−ｏｂｊ＝ｎｅｗ（ＩＭＯ，ｒｓｌ）：であるとする。 ｉｎｉ　ｔ　（ｆｎｔｏｂｊ）ならびに１ｎｉｔ　（ｉ
ｍｇｏｂｊ）の戻り値は、エラーが生じたかどうかであ
る。フォントオブジェクトとイメージオブジェクトの初
期化が終了すると、インタブレスマスクｉ　ｐ　ｍ　ｓ
の初期化プログラム（以下ではプリンアンプルと呼ぶ）
を解釈実行する。この処理を行うためにスタックオブジ
ェクトを以下のメツセージで生成し初期化して、フレー
ムやイメージ変数にインタブレスマスクｉｐｍｓのため
の初期値を設定する。スタックオブジェクトを生成する
メツセージは ｎ　ｅｗ　（ＳＴＣＫ） であり、初期化するメツセージは、生成がｓｔｃｋｏｂ
ｊ＝ｎｅｗ（ＳＴＣＫ） で行われたりすると、 １ｎｉｔ　（ｓｔｃｋｏｂｊ） である。また、同時にインタブレスマスクｉｐｍｓのペ
ージ数も解釈して、これを管理オブジェクトへの戻り値
として返す。 管理オブジェクトは解釈オブジェクトの初期化を行った
後、プリントオブジェクトの初期化も行う。これですべ
ての初期化が終了する。 これ以後の処理は、インタプレスマスタｉｐｍＳを解釈
して印刷を行うものであり繰り返し行われる。 管理オブジェクトは印刷したいページを指定して、プロ
セッサＣｐｕの解釈オブジェクトｄｃｍｐｏｂｊに解釈
せよというメツセージを送る。そのメツセージは以下の
ようなものである。 ｐａｇｅ　（ｄｃｍｐｏｂｊ、ｉｐｍｓ＋　　Ｉ）ａｇ
ｅｎｏ） ここでｐａｇｅｎｏはページの指定であゝる。 解釈オブジェクトｄｃｍｐｏｂｊはメツセージｐａｇｅ
を受け取ると、ｐａｇｅｎｏで指定されたページの解釈
を行う。この時に解釈を行うために、スタックオブジェ
クトを生成する。解釈オブジェクトｄｃｍｐｏｂｊは、
インタプレスマスタに書かれたプログラムの命令を解釈
するために、そのために用意された各メツセージをスタ
ックオブジェクトに送って実行していく。そのメツセー
ジの実行のさいにスタックオブジェクトが必要に応じて
さらに７オントオブジエクトやイメージオブジェクトに
メツセージを送って、解釈とＩｍ像の形成を行っていく
。 インタプレスマスタｉ　ｐｍｓのｐａｇｅｎｏページの
解釈が終了すると、ｐａｓｒｅ　（ｄｅｍｐ。 ｂｊ＋　ｐａｇｅｎｏ）はステータスを管理オブジェク
トに戻し、管理オブジェクトはプリントオプジェツトに
印刷のメツセージを送る。そのメツセージは以下のよう
なものである。 ｐｒｉｎｔ　（ｐｒｎｔｏｂｊ、ｄｃｍｐｏｂｊ＋　ｐ
ａｇｅｎｏ） このメツセージをプリントオブジェクトｐｒｎｔｏｂｊ
が受け取ると、解釈オブジェクトｄＣｍｐｏｂｊにｐａ
ｇｅｎｏページの画像データのありかをメツセージでき
いて、その画像データを印刷機械３で印刷できる形に変
形した後、印刷機械３に制御して印刷を行う。 管理オブジェクトは要求されているページが全て終了す
るまで、解釈オブジェクトに解釈せよというメツセージ
、プリントオブジェクトに印刷せよというメツセージを
繰り返し送り続ける。 すべてが終了すると、管理オブジェクトは解釈オブジェ
クトとプリントオブジェクトに終了のメツセージ送り、
解釈オブジェクトはこれを受け取ると、フォントオブジ
ェクトとイメージオブジェクトに終了のメツセージをお
くる。各オブジェクトはこれで領域を開放し、オブジェ
クトとして存在しなくなる。 ここではインクプレスの例を示したが、その他のページ
記述言語でも解釈オブジェクトはほぼ同様の動きをし、
そのほかのフォントオブジェクト、イメージオブジェク
ト、プリントオブジェクトは同じものが用いられる。

【第２の実施例】 この実施例は複数の密結合中央処理ＨＩ！を用いて高速
にページ記述言語を解釈できるようにしたものである。 本実施例は第４図示すように、中央処理装置４１ａ１中
央処理装置４１ｂ１中央処理装置４１　ｃ　ｓ記憶装置
４２および印刷機械４３で構成されている。ここで示す
例は中央処理装置が３個であるが、中央処理装置は２個
以上なら何個でもよい。以下では中央処理装置が３個の
場合を説明する。なお、第２の実施例は、第１の実施例
とは中央処理装置が２個だけ多く、特定のオブジェクト
が複数の中央処理装置で並列に動作するよう制御される
点が異なる。第２の実施例が第１の実施例と異なる点を
中心に、基本動作の説明をする。 基本動作を表すオブジェクト間のメツセージの授受の関
係は、第１の実施例の説明に使用したのと同じ第３図で
表される。 第２実施例における手順１〜手順１０は、前に説明した
第１実施例の手順１〜手順１０と同じである。ただ、こ
れらの手順の実行は中央処理装置４１ａによりなされる
。 手順１１〜手順１６は、中央処理装置４１ａの管理のも
と中央処理装置４１ｂ１中央処理装置１４１ｃが使われ
て、以下のように実行される。 言語解釈オブジェクトの初期化が終了すると、管理オブ
ジェクトは中央処理装置４１ａを使って言語解釈オブジ
ェクトにページを指定して、中央処理装置４１ｂでの実
行を指示して解釈のメツセージを送る（手順１１）。 言語解釈オブジェクトは解釈のメツセージとページ番号
を受け取ると、記憶装置４２に置かれたページ記述言語
で書かれたプログラムの指定ページの内容を中央処理層
ｆ１４１ｂを使って解釈する（手順１２）。 次のページの処理は、管理オブジェクトが中央処理層４
１ａを使って言語解釈オブジェクトにページを指定して
、中央処理装置４１ｃでの実行を指示して解釈のメツセ
ージを送る（手順１１）。 言語解釈オブジェクトは解釈のメツセージとページ番号
を受け取ると、記憶装置ｉ４２に置かれたページ記述言
語で書かれたプログラムの内容を中央処理装置４１ｃを
使って解釈する（手順１２）。 このとき、異なる中央処理装置ではどの記憶領域も読む
ことはできるが、書き込める領域は各中央処理装置ごと
に決っている。 言語解釈のときに必要のつど現在解釈を行っている中央
処理装置を使ってフォンとオブジェクトにメツセージを
送ってフｔンとを作り出しく手順１３）、印刷［１をイ
メージオブジェクトに現在解釈を行っている中央処理装
置を使ってメツセージを送って記憶装置！４２に生成（
手順１４）していく。 言語解釈オブジェクトによる解釈中は、この作業が何度
も繰り返されて、最終的なページ画像を記憶装置４２に
作り出す。 言語解釈オブジェクトによる解釈が終了すると、管理オ
ブジェクトは中央処理装置４１ａを使ってプリントオブ
ジェクトにプリントメツセージを最終的なページ画像と
ともに送る（手順１５）。 プリントオブジェクトはプリントメツセージを受け取る
と、中央処理装置４１ａを使って印刷機械４３を制御し
てページ画像を印刷機械４３に送り（手順１６）、印刷
機械４３から印刷物が得られる。この処理の後、全ての
ページの処理が終るまで、中央処理装置４１ａの管理の
もと中央処理装置１ｂ、中央処理装置４１ｃが使われて
手順１１以降が（つかえされる。 第２の実施例は第１の実施例と同様にオブジェクトによ
って処理が行われるので、異なるページ記述言語につい
ても、言語解釈オブジェクト以外のオブジェクトは共有
することができる。 また、この実施例によれば、複数の中央処理装置を用い
たいわゆるマルチプロセッサ処理方式によるページ記述
言語処理を可能としたので、ページ記述言語の解釈を高
速に行うことができ、印届鴫装置の全体としての処理速
度を向上させることができる。 以上に、第２の実施例の基本的動作について説明したが
、次にインタブレスとその他のページ記述言語を解釈し
て印刷する具体例について説明する。これは第１の実施
例の具体例で説明したのと同じ例であり、ただマルチプ
ロセッサ処理をするようにした点で相違する。上記の基
本動作で説明したように、手順ｌから手順１０までは第
１の実施例とほぼ同じであり、手順１１から手順１６ま
でが、複数の処理装置による並列処理を行う点で第１の
実施例と相違する。従って、その相違点を中心に説明す
る。 生成した各オブジェクトの初期化をすべて終了した後、
解釈オブジェクト、フォントオブジェクトイ、メージオ
ブジェクトおよびスタックオブジェクトが、処理を行う
プロセッサの数だけコピーされて記憶装置４２に用意さ
れる。 これ以後の処理は、インタブレスマスタｉｐｍＳを複数
のプロセッサで解釈して印刷を行うものであり繰り返し
行われる。 管理オブジェクトは印刷したいページを指定して、プロ
セッサｃｐｕの解釈オブジェクトｄｃｍｐｏｂｊに解釈
せよというメツセージを送る。そのメツセージは以下の
ようなものである。 ｒ　ｐＣ（ＣｐＵ　ｒ　　ｐａｇｅ　（ｄ　Ｃｍ　ｐＯ
＋　　１ｐｍｌｚ　ｐａｇｅｎｏ）） ここでｐａｇｅｎｏはページの指定である。これは言語
解釈に使うプロセッサに順次送られて並列に処理が行わ
れる。 プロセッサｃｐｕの解釈オブジェクトｄａｍｐｏｂｊは
メツセージｐａｇｅを受け取ると、ｐａｇｅｎｏで指定
されたページの解釈を行う。この時に解釈を行うために
、スタックオブジェクトを生成する。解釈オブジェクト
ｄｃｍｐｏｂｊは、インタプレスマスクに書かれたプロ
グラムの命令を解釈するために、そのために用意された
各メツセージをスタックオブジェクトに送って実行して
い（。そのメツセージの実行の際にスタックオブジェク
トが必要に応じてさらにフォントオブジェクトやイメー
ジオブジェクトにメツセージを送って、解釈と画像の形
成を行っていく。 インクプレスマスクｉｐｍｓのＩ）ａｇｅｎｏページの
解釈が終了すると、ｐａｇｅ　（ｄｃｍｐ。 ｂｊ＋　　ｐａｇｅｎｏ）はステータスを管理オブジェ
クトｌこ戻し、管理オブジェクトはプリントオブジェク
トに印刷のメツセージを送る。そのメツセージは以下の
ようなものである。 ｐｒｉｎｔ　（ｐｒｎｔｏｂｊ、ｄｃｍｐｏｂｊ。 ｐａｇｅｎｏ） このメツセージをプリントオブジェクトｐｒｎｔｏｂｊ
が受け取ると、プロセッサｃｐｕの解釈オブジェクトｄ
ｅｍｐｏｂｊにｐａｇｅｎｏページの画像データの明り
をメツセージできいて、その画像データを印刷機械３で
印刷できる形に変形した後、印刷機械３に制御して印刷
を行う。

【発明の効果】

本発明によれば、ページ記述言語解釈手段を複数種類を
用意しておくことにより、多種のページ記述言語のファ
イルを取り扱うことができる。奴って、異種の通信プロ
トコルが用いられるネットワーク環境で利用することが
できる。 本発明によれば、複数の中央処理装置を用（たいわゆる
マルチプロセッサ処理方式によるページ記述言語処理を
可能としたので、ページ記述通詰の解釈を高速に行うこ
とができ、印刷装置の全体としての処理速度を向上させ
ることができる。 従って、ネットワークを通しての複数利用に対しても十
分な速度を出すことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本的な構成を示すブロック図である
。 第２図は本発明の第１の実施例の装置構成を示すブロッ
ク図である。 第３図は本発明の実施例の動作を説明するための図であ
る。 第４図は本発明の第２の実施例を装置構成を示すブロッ
ク図である。 １・・・判断手段、 ２・・・複数種類のページ記述言語 解釈手段、 ３・・・印刷手段。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）印刷のために入力されたページ記述言語で書かれ
   たプログラムのページ記述言語の種類を判断する判断手
   段と、 その判断に応じて一種類が選択される、前記ページ記述
   言語で書かれたプログラムを解釈し印刷用の画像データ
   得る複数種類のページ記述言語解釈手段と、 ページ記述言語解釈手段により得られた画像データを印
   刷する印刷手段と を備えたことを特徴とする多種ページ記述言語処理印刷
   装置。
2. （２）ページ記述言語を処理する複数の密結合処理手段
   と、 ページ記述言語処理プログラム、ページ記述言語で書か
   れたプログラム、および処理結果の印刷用画像を保存す
   る、前記複数の密結合処理手段で共有する記憶手段と、 前記印刷用画像を印刷する印刷手段とを備え、ページ記
   述言語処理プログラムを実行する前記複数の密結合処理
   手段は、前記ページ記述言語で書かれたプログラムを受
   け取ると、そのプログラムの解釈を並列に行って記憶手
   段上に印刷画像を作り、その印刷画像を印刷手段に送る
   こと を特徴とするページ記述言語並列処理印刷装置。