JP2007230257A - 臨時速度制限信号装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】保安性を高めることができる臨時速度制限信号装置を得る。
【解決手段】制御情報の集合である制御情報テーブル104を保持する情報入力部100−1〜100−nと、制御情報テーブル203を保持し、情報入力部100−1〜100−nから送信された制御情報テーブル104に基づいて保持している制御情報テーブル203を更新し、更新した制御情報テーブル203を情報入力部100−1〜100−nに送信する制御論理部200とを設ける。情報入力部100−1〜100−nは、保持している制御情報テーブル104を制御論理部200に送信し、制御論理部200から送信された制御情報テーブル203に基づいて保持している制御情報を更新する。
【選択図】図1

Description

この発明は、鉄道における自動列車制御(以下ATCと略す)運転中の列車の速度を一時的に制限させる臨時速度制限信号装置に関するものである。
ATC運転区間で、工事や天候などのため、列車が所定の速度で運転できないとき、操作員の手動扱いで、当該区間を臨時速度制限区間に設定する。ここで臨時速度制限とは、臨時に線路上のある区間に設定する制限速度のことであり、各列車は、臨時速度制限開始位置までに減速し、臨時速度制限終了位置までは臨時速度以下で走行しなければならない。
このような臨時速度制限の設定、解除にあたっては、臨時速度制限信号装置が用いられており、装置の保安性確保が重要となる。
従来の臨時速度制限信号装置では、停車場に制御盤が設けられており、レールに設けた軌道回路を基本単位として、制御盤上のてこを扱うことで制御を行っていた。臨時速度制限区間や速度といった制御情報に関しては、てこの状態によって保持するとともに、不用意な速度制限の解除の防止など、信頼性向上の対策がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−188249号公報
しかしながら、このような従来の臨時速度制限信号装置にあっては、距離や制限速度といった詳細な数値情報の入力や表示は困難であった。また、そのような詳細な制御情報を扱うためには、装置故障時の保安性確保の手段も問題となっていた。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、臨時速度制限信号装置における保安性を高めることができる臨時速度制限信号装置を得ることを目的としている。
この発明に係る臨時速度制限信号装置は、鉄道の臨時速度制限区間に関する制御情報の入力を受け、制御情報の集合である制御情報テーブルを保持する情報入力部と、制御情報テーブルを保持し、情報入力部から送信された制御情報テーブルに基づいて保持している制御情報テーブルを更新し、更新した制御情報テーブルを情報入力部に送信する制御論理部とを備え、情報入力部は、保持している制御情報テーブルを制御論理部に送信し、制御論理部から送信された制御情報テーブルに基づいて保持している制御情報を更新するようにしたものである。
この発明の臨時速度制限信号装置は、保安性を高めることができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による臨時速度制限信号装置を示す構成図である。
図において、臨時速度制限信号装置は、複数の情報入力部100−1〜100−nと、制御論理部200とを備えている。複数の情報入力部100−1〜100−nはコンピュータで実現され、それぞれ同一構成となっており、入力手段101、表示手段102、制御情報管理手段103を備えている。このような複数の情報入力部100−1〜100−nと制御論理部200とは、従来の制御盤と同様に、停車場毎に設置される。また、情報入力部100−1〜100−nが複数設けられているのは、故障時のバックアップのためであり、各情報入力部100−1〜100−nにおいて、その機能や表示される情報は同一である。
入力手段101は、キーボードやマウス等からなり、鉄道の臨時速度制限区間に関する制御情報として数値入力を行うための手段である。表示手段102は、CRTや液晶ディスプレイといった表示装置からなり、入力手段101で入力する数値といった入力内容をGUI(Graphical User Interface)として表示したり、制御論理部200からの制御情報のGUI表示(配線図、距離、速度等)を表示したりするための表示装置である。制御情報管理手段103は、CPUやメモリおよび外部記憶装置といったコンピュータとしての構成を備え、また、メモリまたは外部記憶装置に入力手段101から入力された制御情報の集合である制御情報テーブル104を保持している。この制御情報管理手段103は、保持している制御情報テーブルを制御論理部200に送信し、また、制御論理部200から送信された制御情報テーブル203を自身が管理する制御情報テーブル104に反映させ、また、その制御情報テーブル104の内容を表示手段102に表示データとして送出する機能を有している。
制御論理部200は、CPUやメモリおよび外部記憶装置といったコンピュータとしての構成によって実現され、制御情報管理手段201と制御情報出力手段202とを有している。制御情報管理手段201は、自身が保持する制御情報テーブル203を管理する機能を有している。即ち、いずれかの情報入力部100−1〜100−nから送信された制御情報テーブル104に基づいて制御情報テーブル203の内容を更新したり、制御情報テーブル203の内容を情報入力部100−1〜100−nに送信したりする機能を有している。また、制御情報出力手段202は、制御情報テーブル203の内容に基づいて、制御情報を図示しない制御対象設備に送出する機能部である。
図2は、情報入力部または制御論理部が保持する制御情報テーブルの説明図である。
制御情報テーブル104,203は、図中の行に対応する複数のデータ領域で構成される。データ領域は、図中の列に対応する、登録番号と制御データとから構成される。制御データは、制限速度、開始位置、終了位置から構成される。ここで、登録番号とは、制御情報を識別するための登録IDであり、例えば、1から255まで順番に付与され、255の次は1といったように設定されている。尚、このような制御情報テーブル104,203における制御情報の管理については後で詳述する。
次に、実施の形態1による臨時速度制限信号装置の動作について説明する。
制御情報テーブル104の制御情報を作成・変更する場合、操作員は、入力手段101より数値入力を行う。例えば、図2に示すような制御データ(制限速度40km、開始位置3500m、終了位置4000m)といったような数値を入力する。これにより、制御情報管理手段103は、入力された数値情報に基づいて制御情報テーブル104を変更し、変更した制御情報テーブル104を制御論理部200に送信し、制御論理部200では、制御情報管理手段201によって保持している制御情報テーブル203を情報入力部100−1〜100−nから送信された制御情報テーブル104に更新する。そして、制御情報出力手段202は、更新された制御情報テーブル203に基づいて臨時速度制限信号として制御対象設備に送出する。また、更新された制御情報テーブル203が制御論理部200から各情報入力部100−1〜100−nに送信され、それぞれの表示手段102で表示されると共に、それぞれの制御情報テーブル104が更新される。
このように、本実施の形態では、臨時速度制限を設定する開始位置および終了位置とその制限速度とを数値情報として入力・表示することができるため、従来のような軌道回路毎といった設定ではなく、詳細な設定が可能である。例えば、一つの軌道回路内に、速度の異なる複数の臨時速度制限を設定する、といった設定も可能である。
次に、制御情報を作成・変更する場合の制御情報テーブルの設定動作について説明する。
図3は、制御情報を作成・変更する場合の臨時速度制限信号装置の動作を示す説明図である。ここで、図中の(A)は情報入力部100−1〜100−nから制御論理部200への制御情報テーブルの設定処理を示し、(B)は、制御論理部200から情報入力部100−1〜100−nへの制御情報テーブルの設定処理を示している。
図3(A)において、先ず、情報入力部100−1〜100−nの制御情報テーブル104と、制御論理部200の制御情報テーブル203とは同じ制御情報を記憶しているとする(301,302)。次に、例えば、情報入力部100−1において、操作員の操作により制御情報を変更したとする(303)。この例では、制御情報テーブル104のデータ領域3に格納されている登録番号が「8」である制御データ「制限速度25km、開始位置800m、終了位置1200m」を、「制限速度40km、開始位置300m、終了位置1000m」に変更している。
このような変更を行う場合、操作員は入力手段101より変更する制御情報を入力する。これにより、制御情報管理手段103は、制御情報テーブル104のデータ領域3の登録番号を1だけ大きくし「9」と変更し、変更した制御情報テーブル104を制御論理部200に送信する。
制御論理部200では、情報入力部100−1から制御情報テーブル104を受信すると、制御情報管理手段201は、管理している制御情報テーブル203と、受信した制御情報テーブル104とをデータ領域ごとに照合する(304)。この照合処理において、制御情報テーブル203の制御情報のうち、登録番号が1だけ大きな値に変更されており、かつ、制御データ内の値が不正ではない場合は、該当データ領域の登録番号を1だけ大きくし保持している制御情報テーブル203の該当データ領域の制御情報を更新し、更新した制御情報テーブル203を保持する(図中(B)の305)。尚、制御データ内の値が不正な場合とは、例えば制限速度がマイナスの値であったり、開始位置や終了位置の値が臨時速度制限信号装置の制御対象区間外の値であるといった場合である。
次に、制御情報管理手段201は、更新した制御情報テーブル203を、情報入力部100−1〜100−nに送信する(306)。それぞれの情報入力部100−1〜100−nにおける制御情報管理手段103は、制御情報管理手段201から送信された更新した制御情報テーブル203に基づいて自身が管理する制御情報テーブル104を更新する(307)。このような処理を行うことにより、いずれかの情報入力部100−1〜100−nで制御情報テーブル104を変更した場合でも、全ての情報入力部100−1〜100−nの制御情報テーブル104と制御論理部200の制御情報テーブル203とを変更した制御情報テーブル104に更新することができる。
次に、制御情報を削除する場合の動作について説明する。
図4は、制御情報を削除する場合の、制御情報管理手段103の動作を示す説明図である。図4において、制御情報テーブル104のデータ領域nには、「制限速度25km、開始位置300m、終了位置800m」の臨時速度制限が設定されているものとする(401)。情報入力部100−1〜100−nにおける制御情報管理手段103は、入力手段101からの入力に基づいて、データ領域nの登録番号を1だけ大きくし「6」とし、制御データを「制限速度0km、開始位置0m、終了位置0m」に変更することで、設定されている臨時速度制限を解除する(402)。
尚、本実施の形態の臨時速度制限信号装置では、「制限速度0km、開始位置0m、終了位置0m」の制御データを、臨時速度制限の設定されていない制御データとして予め定めている。
次に、制御情報を新規に作成する場合の動作について説明する。
図5は、制御情報を新規に作成する場合の、制御情報管理手段103の動作を示す説明図である。図5において、制御情報テーブル104のデータ領域nの制御データは「制限速度0km、開始位置0m、終了位置0m」であり、臨時速度制限が設定されていないものとする(501)。情報入力部100−1〜100−nにおける制御情報管理手段103は、入力手段101からの入力に基づいて、データ領域の登録番号を1だけ大きくし「7」とし、制御データを新規に作成する。この例では、「制限速度40km、開始位置500m、終了位置1000m」の臨時速度制限を新たに設定している(502)。
制御情報の削除、あるいは新規作成により更新された制御情報テーブル104が制御論理部200に送信されると、制御論理部200の制御情報管理手段201では、管理している制御情報テーブル203と、受信した制御情報テーブル104とをデータ領域ごとに照合し、登録番号を1だけ大きくした制御情報を更新する。そして、制御情報管理手段201は、更新した制御情報テーブル203を情報入力部100−1〜100−nに送信し、情報入力部100−1〜100−nは、それぞれの制御情報テーブル104を制御情報管理手段201から送信された制御情報テーブル203に更新する。
次に、情報入力部100−1〜100−nのいずれかにおいて制御情報が初期化された場合の動作について説明する。
情報入力部100−1〜100−nが故障した場合、その後の起動時には制御情報テーブル104の登録番号を含む全てのデータ領域の値が0に初期化される。
図6は、情報入力部100−1〜100−nの故障後、再起動した場合の動作を示す説明図である。図6において、(A)は情報入力部100−1〜100−nから制御論理部200へ制御情報テーブル104を送信した場合の照合処理を示し、(B)は制御論理部200から情報入力部100−1〜100−nへ制御情報テーブル203を送信した場合の処理を示している。
図6(A)において、情報入力部100−1〜100−nのうち、情報入力部100−1は故障した後、起動した直後の状態であり、情報入力部100−1の制御情報テーブル104(100−1)は全てのデータ領域が0で初期化されている。これ以外の情報入力部100−2〜100−nおよび制御論理部200は正常であるとする(601,602)。
起動した情報入力部100−1は、制御情報管理手段103により、制御情報テーブル104(100−1)の内容をそのまま制御論理部200に送信する(603)。制御論理部200は、制御情報管理手段201により、保持している制御情報テーブル203と、送信された制御情報テーブル104とを照合する(604)。ここで、情報入力部100−1から送信された制御情報テーブル104(100−1)は、全てのデータ領域の登録番号が0であり、制御論理部200が保持している制御情報テーブル203のデータ領域の登録番号よりも1だけ大きい登録番号は制御情報テーブル104(100−1)に存在しないため、制御情報管理手段201は記憶している制御情報テーブル203を制御情報テーブル104(100−1)に更新しない(605)。
制御論理部200は、次に、制御情報管理手段201により、保持している制御情報テーブル203を、情報入力部100−1〜100−nに送信する(606)。それぞれの情報入力部100−1〜100−nにおける制御情報管理手段103は、制御情報管理手段201から送信された制御情報テーブル203に基づいて自身が管理する制御情報テーブル104を更新する(607)。このような処理により、例えば情報入力部100−1で故障が発生し、情報入力部100−1の制御情報テーブル104の内容が失われた場合でも、その情報入力部100−1の制御情報テーブル104の内容を復旧させることができる。
次に、制御論理部200において制御情報テーブル203が初期化された場合の動作について説明する。
制御論理部200が故障した場合、その後の起動時には制御情報テーブル203の登録番号を含む全てのデータ領域の値が0に初期化される。
図7は、制御論理部200の故障後、再起動した場合の動作を示す説明図である。
図7において、(A)は情報入力部100−1〜100−nから制御論理部200へ制御情報テーブル104を送信した場合の照合処理を示し、(B)は制御論理部200における制御情報テーブル203の設定処理を示している。
図7(A)において、制御論理部200は、故障した後、起動した直後の状態であり、その制御情報テーブル203は全てのデータ領域の値が0で初期化されている(701)。また、情報入力部100−1〜100−nは全て正常であるとする(702)。
起動した制御論理部200には、情報入力部100−1〜100−nのいずれかから、正常な制御情報テーブル104が送信される(703)。即ち、それぞれの情報入力部100−1〜100−nは、制御情報の変更の有無にかかわらず、一定の時間間隔で保持している制御情報テーブル104を制御論理部200に送信するよう構成されている。また、上述したように、各情報入力部100−1〜100−nの制御情報テーブル104は、それぞれが正常動作している場合は全て同一内容となっている。従って、全ての情報入力部100−1〜100−nが制御論理部200と同時に故障しない限り、制御論理部200は、起動した後、いずれかの情報入力部100−1〜100−nから正常な制御情報テーブル104を受信することになる。
制御論理部200がいずれかの情報入力部100−1〜100−nから制御情報テーブル104の情報を受信すると、制御情報管理手段201は、管理する制御情報テーブル203と、受信した制御情報テーブル104とを照合する(504)。制御情報管理手段201は、制御情報テーブル203の内容が初期化されている場合(全てのデータ領域の値が0である場合)、いずれかの情報入力部100−1〜100−nからの制御情報テーブル104のデータ領域のうち、登録番号が0でない制御情報を制御情報テーブル203に登録して更新した制御情報テーブルを保持する(図7(B)における705)。また、この場合、各情報入力部100−1〜100−nの制御情報テーブル104は特に変更されていないため(706)、制御情報管理手段201は制御情報テーブル203の内容を情報入力部100−1〜100−nには送信しない。
このような処理を行うことにより、制御論理部200が故障し、制御情報テーブル203の内容が失われた場合でも情報入力部100−1〜100−nからの制御情報によって、確実に復旧することができる。
尚、上記実施の形態1において、情報入力部100で制御情報を変更する場合は、登録番号を1だけ大きくし、また、制御情報管理手段201は、情報入力部100から送信された制御情報テーブル104の制御情報の登録番号が保持している制御情報テーブル203の該当する登録番号より1だけ大きかった場合に、情報入力部100から送信された制御情報テーブル104の制御情報で制御情報テーブル203の制御情報を更新するようにしたが、この値に限定されるものではなく、1以外の数値であってもよい。
更に、上記実施の形態1では、情報入力部100で制御情報を変更する場合は、登録番号を大きな値とするようにしたが、逆に小さい値とするルールとし、制御論理部200では受け取った制御情報の登録番号が小さかった場合に制御情報を更新するようにしてもよい。即ち、登録番号の大小関係は、予め条件として定めることによって、大小いずれの設定であっても同様の効果が得られる。
尚、上記実施の形態1において、制御論理部200が保持する制御情報テーブル203が初期化された場合には、制御論理部200は、情報入力部100から送信された制御情報テーブル104に基づいて、制御情報テーブル203を更新した後、制御情報管理手段201は制御情報テーブル203を情報入力部100−1〜100−nには送信しないとした。しかしながら、制御論理部200は、更新した制御情報テーブル203を情報入力部100−1〜100−nに送信してもよく、情報入力部100−1〜100−nは、制御論理部200から送信された制御情報テーブル203に保持している制御情報104を更新してもよい。制御論理部200が故障するのと同時に情報入力部100−1〜100−nのいずれかが故障した場合、制御論理部200の制御情報テーブル203と故障した情報入力部100−1〜100−nの制御情報テーブル104を同時に復旧させることができる。
また、上記実施の形態1において、情報入力部100−1〜100−nにおける制御情報管理手段103は、自身が保持している制御情報テーブル104を制御情報管理手段201から送信された更新した制御情報テーブル203に更新するとした。しかしながら、情報入力部100−1〜100−nにおける制御情報管理手段103は、自身が保持している制御情報テーブル104と制御情報管理手段201から送信された制御情報テーブル203とを照合し、制御論理部200と同様に制御情報管理手段201から送信された制御情報テーブル203の制御情報の登録番号が保持している制御情報テーブル104の該当する登録番号より1だけ大きかった場合に、制御情報テーブル104の制御情報を制御情報管理手段201から送信された制御情報テーブル203の制御情報に更新するとしてもよい。
以上のように、実施の形態1の臨時速度制限信号装置によれば、鉄道の臨時速度制限区間に関する制御情報の入力を受け、制御情報の集合である制御情報テーブルを保持する情報入力部と、制御情報テーブルを保持し、情報入力部から送信された制御情報テーブルに基づいて保持している制御情報テーブルを更新し、更新した制御情報テーブルを情報入力部に送信する制御論理部とを備え、情報入力部は、保持している制御情報テーブルを制御論理部に送信し、制御論理部から送信された制御情報テーブルに基づいて保持している制御情報を更新するようにしたので、臨時速度制限信号装置としての保安性を高めることができる。
また、実施の形態1の臨時速度制限信号装置によれば、制御情報テーブルは、各制御情報に対応した登録番号を有し、制御論理部は、情報入力部から送信された制御情報テーブルの制御情報の登録番号と保持している制御情報テーブルの該当する制御情報の登録番号との大小関係が予め定めた条件を満たしている場合は、保持している制御情報テーブルの制御情報を情報入力部から送信された制御情報テーブルの制御情報に更新し、更新した制御情報テーブルを情報入力部に送信するようにしたので、情報入力部で制御情報を変更した場合でも、情報入力部の制御情報テーブルと制御論理部の制御情報テーブルとの制御情報の同期を図ることができ、更に臨時速度制限信号装置としての保安性を向上させることができる。
また、実施の形態1の臨時速度制限信号装置によれば、制御論理部は、制御情報テーブルが初期化されている場合は、保持する制御情報テーブルを情報入力部から送信された制御情報テーブルに更新するようにしたので、制御論理部が故障した場合でも制御情報テーブルの内容を確実に復旧することができ、更に臨時速度制限信号装置としての保安性を向上させることができる。
また、実施の形態1の臨時速度制限信号装置によれば、情報入力部を複数備えるようにしたので、複数の情報入力部の制御情報テーブルと制御論理部の制御情報テーブルとの制御情報の同期を図ることができ、更に臨時速度制限信号装置としての保安性を向上させることができる。
この発明の実施の形態1による臨時速度制限信号装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による臨時速度制限信号装置の制御情報テーブルの説明図である。 この発明の実施の形態1による臨時速度制限信号装置の制御情報作成・変更時の動作を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による臨時速度制限信号装置の制御情報削除時の動作を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による臨時速度制限信号装置の制御情報新規作成時の動作を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による臨時速度制限信号装置の制御情報初期化時の動作を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による臨時速度制限信号装置の制御論理部故障時の動作を示す説明図である。
符号の説明
100−1〜100−n 情報入力部、101 入力手段、102 表示手段、103 制御情報管理手段、104,203 制御情報テーブル、200 制御論理部、201 制御情報管理手段。

Claims (4)

  1. 鉄道の臨時速度制限区間に関する制御情報の入力を受け、前記制御情報の集合である制御情報テーブルを保持する情報入力部と、
    制御情報テーブルを保持し、前記情報入力部から送信された制御情報テーブルに基づいて保持している制御情報テーブルを更新し、更新した制御情報テーブルを前記情報入力部に送信する制御論理部とを備え、
    前記情報入力部は、保持している制御情報テーブルを前記制御論理部に送信し、前記制御論理部から送信された制御情報テーブルに基づいて保持している制御情報を更新することを特徴とする臨時速度制限信号装置。
  2. 制御情報テーブルは、各制御情報に対応した登録番号を有し、
    制御論理部は、情報入力部から送信された制御情報テーブルの制御情報の登録番号と保持している制御情報テーブルの該当する制御情報の登録番号との大小関係が予め定めた条件を満たしている場合は、保持している制御情報テーブルの制御情報を前記情報入力部から送信された制御情報テーブルの当該制御情報に更新し、更新した制御情報テーブルを前記情報入力部に送信することを特徴とする請求項1記載の臨時速度制限信号装置。
  3. 制御論理部は、制御情報テーブルが初期化されている場合は、保持する制御情報テーブルを情報入力部から送信された制御情報テーブルに更新することを特徴とする請求項1記載の臨時速度制限信号装置。
  4. 情報入力部を複数備えることを特徴とする請求項1記載の臨時速度制限信号装置。
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