JP2874937B2 - 自動風呂装置使用の泡風呂の運転制御方法 - Google Patents

自動風呂装置使用の泡風呂の運転制御方法

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JP2874937B2 JP2039594A JP3959490A JP2874937B2 JP 2874937 B2 JP2874937 B2 JP 2874937B2 JP 2039594 A JP2039594 A JP 2039594A JP 3959490 A JP3959490 A JP 3959490A JP 2874937 B2 JP2874937 B2 JP 2874937B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、器具本体にマイコン制御部を具備し、リモ
コンに設定した設定温度に基づいて浴槽中に湯張りし、
それが設定水位に達すると自動的に湯張りを停止し、そ
の後追焚き運転を行なって設定湯温を保持し得るように
した自動風呂装置を泡風呂として使用する場合の泡風呂
の運転制御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
泡風呂として使用し得るようにした自動風呂装置は例
えば第4図に示すように構成されている。すなわち、第
4図において、1は給湯熱交換器であって、その出湯管
は任意所望の給湯栓2に接続すると共に、電磁弁3を介
して追焚熱交換器4を有する追焚循環管路に接続されて
おり、リモコン(図示を省略した)の風呂自動スイッチ
をオンすると、図示を省略したマイコン制御部により電
磁弁3を開くと共に給湯熱交換器1のバーナ(図示を省
略した)に着火させて給湯用熱交換器1によりリモコン
に設定した設定湯温に加熱した湯を循環追焚管路を介し
浴槽5中に注湯し、浴槽5中の水位がリモコンに設定し
た水位に達したことを圧力センサ6が検出すると前記の
浴槽に対する注湯を停止し、次いで循環ポンプ7を駆動
して浴槽中の湯を循環させ乍ら追焚サーミスタ8により
浴槽中の湯温を検出し、浴槽湯温がリモコンの設定湯温
に達していないときは追焚熱交換器4のバーナに着火さ
せて設定湯温になるまで追焚きし得るように構成されて
いる。第4図において、9は循環追焚管路に配設した追
焚流水スイッチ、10は給水管に配設した給水温度検出用
サーミスタ、11は同じく流量センサ、12は給湯熱交換器
1の出湯管に配設した給湯温検出用サーミスタであっ
て、これらにより検出した信号をマイコン制御部に入力
させて前記の如く自動制御するものであるが、これらの
技術は周知であるのでその詳細な説明は省略する。
また、追焚機能を有する自動風呂装置は、前記の如く
して浴槽中に設定水位、設定湯温の湯張りを行なうと、
その後は自動的に保温するように構成されており、例え
ば30分毎に循環ポンプ7を駆動してサーミスタ8により
浴槽湯温を検出し、その検出値がリモコンに設定した湯
温より低いときには自動的に追焚熱交換器4のバーナに
着火させて設定湯温を保つように構成されている。
また、上記風呂装置を泡風呂として使用する場合は、
浴槽の一側壁に吸込口13を配設すると共に他側壁に空気
を吸込み得るようにしたノズル14を配設し、その吸込口
13とノズル14とを泡風呂ポンプ15を有する管路を介して
接続し、リモコンの泡風呂スイッチをオンすると、泡風
呂ポンプ15を駆動して吸込口13から吸込んだ浴槽中の湯
をノズル14から空気と共に噴射するように構成されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
泡風呂は、入浴者に対しマッサージ効果を与えるもの
で、入浴者にとってきわめて快適なものである。しか
し、追焚機能を備えた自動風呂装置は、前記の如くリモ
コンに設定した湯温を保つ自動保温機能があり、その設
定湯温は入浴に適する温度であるので、人が設定温度の
湯に入っていられる時間はせいぜい5〜6分程度であ
る。
これに対し、泡風呂は、できる限り長く入ってマッサ
ージ時間を長くし度いのであるが、リモコンに設定した
設定湯温では熱すぎて長時間のマッサージを行い難いと
いう問題がある。
本発明は、前記の如き、自動風呂装置で泡風呂として
使用する場合の問題点を改善し、泡風呂として使用する
場合は長時間の使用に好適なぬる目の湯温とし、その他
のときにはリモコンに設定した入浴に適する湯温にする
ことができる泡風呂の運転制御方法を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記の如き目的を達成せんがため、器具本
体にマイコン制御部を具備し、リモコンに設定した設定
温度に基づいて浴槽中に湯張りを行ない、それが設定水
位に達すると自動的に湯張りを停止し、その後追焚き運
転を行なって設定湯温を保持し得るようにした自動風呂
装置を泡風呂として使用するものにおいて、リモコンに
少なくとも泡風呂自動スイッチと任意に泡風呂時間を設
定し得る泡風呂タイマーとを設け、泡風呂スイッチをオ
ンすると、浴槽中の湯温を風呂設定温度より低い泡風呂
に適する湯温に制御し、この状態において入浴者があっ
たか否かを検出し、入浴者があったことを検出すると泡
風呂ポンプを駆動すると共に泡風呂タイマーをスタート
させ、かつ、タイマーの計時終了時に浴槽中の湯を設定
温度まで追焚きするのに必要な時間を演算し、タイマー
の計時終了時より前記演算により得た時間前になると追
焚き運転を行なって泡風呂の使用終了時に浴槽中の湯温
をリモコンに設定された風呂設定温度に沸き上げること
を特徴とする。
〔作用〕
本発明による泡風呂の運転制御方法は、前記の如く、
リモコンに泡風呂自動スイッチと泡風呂タイマーとを設
け、泡風呂スイッチをオンすると、浴槽中の湯温を風呂
設定温度より低い泡風呂に適する湯温に制御し、この状
態において入浴者があったかどうかを検出し、入浴者が
あったときは泡風呂ポンプを駆動して風呂設定温度より
低い温度の泡水流を入浴者に噴射し、かつ、タイマーに
設定した計時終了より浴槽中の湯を設定温度まで追焚き
するのに必要とする時間前になると追焚き運転を行なっ
て浴槽中の湯温を風呂設定温度に沸き上げるので、泡風
呂の使用終了時には風呂使用時の設定湯温にすることが
できる。
なお、泡風呂スイッチをオンしたときの湯温の制御
は、浴槽への湯張り時から泡風呂として使用する場合に
は設定温度より低い湯温で湯張りし、設定湯温で保温中
に泡風呂スイッチをオンすると、バーナを燃焼させるこ
となく浴槽中に給水して風呂設定温度より低くする(平
成2年2月9日出願の「自動風呂装置における湯温変更
制御方法」参照)。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第3図について本発明の一実施例
を説明する。
本発明においては、リモコンに少なくとも泡風呂自動
スイッチとある時間範囲内において泡風呂運転時間を任
意に設定し得る泡風呂タイマーとを具備させる。
すなわち、本発明を適用するリモコンは、第2図に例
示するように、運転スイッチaと、風呂自動スイッチb
と、泡風呂自動スイッチcと、泡風呂スイッチdと、風
呂温度設定摘みeと、風呂水位設定摘みfと、泡風呂時
間設定タイマーgとを具備し、前記の泡風呂自動スイッ
チをオンすると、本発明の方法により制御される。泡風
呂スイッチdは、入浴者が任意所望時間泡風呂として使
用する場合に使用するものである。
次に、本発明による運転制御方法の一例を第1図につ
いて説明する。
第1図は最初から入浴者が泡風呂として使用する場合
であって、従って、運転スイッチaと泡風呂自動スイッ
チcとをオンさせた場合のフローチャートである。
泡風呂自動スイッチcをオンすると、リモコンに設定
した風呂設定湯温−X℃で浴槽中に湯張りし、浴槽中の
水位がリモコンに設定した水位であることを圧力センサ
6が検出すると前記湯張りを停止し、保温動作に移行す
る(湯温以外は従来の風呂装置の自動湯張りと同様であ
るので、詳細な説明は省略する)。
本発明においては、この状態で圧力センサ6により浴
槽中の水位が設定水位以上に上昇したかどうかを検出
し、上昇したことを検出すると人が浴槽中に入ったと判
断し、あるいは人体センサ(後述する)により浴槽中に
人が入ったかどうかを検出し、人が入ったことを検出す
ると泡風呂ポンプ15を駆動すると共に泡風呂タイマーg
をスタートさせる。
かくして泡風呂としての使用を開始すると、循環ポン
プ7を駆動して浴槽中の湯を循環させ乍らサーミスタ8
によりその時の浴槽湯温を検出し、次いで循環ポンプ7
を停止させて浴槽中の湯をリモコンに設定した湯温まで
沸上げるのに必要な追焚時間をマイコン制御部により演
算させる。すなわち、前記の自動風呂装置は、浴槽中の
水位に対応する圧力Pと水量Qとの関係を示すP−Qデ
ータを記憶させておき、このP−Qデータに基づいて自
動湯張りするものであって、前記の追焚に必要な時間は
次式によって得られる。
次に、タイマーに設定した計時終了時間から前記演算
によって得られた追焚きを開始する時間tを演算し、タ
イマーがその時間tを経過したことを検出すると、循環
ポンプ7を駆動すると共に追焚熱交換器4のバーナに着
火させて追焚きを行ない、浴槽中の湯温が設定温度に達
したことをサーミスタ8が検出すると、前記の追焚きを
停止させると共に泡風呂ポンプ15を停止させて泡風呂と
しての使用を終了させる。
第3図(A)は泡風呂タイマーgに設定した時間が短
かい場合のタイマー設定時間と泡風呂としての運転時間
と追焚き時間との関係を示すタイムチャート、第3図
(B)は同じく泡風呂タイマーgに設定した時間が長い
場合のタイムチャートである。
また、第1図に示すように、風呂設定温度で保温中に
泡風呂自動スイッチcをオンすると、浴槽中の湯温を風
呂設定温度よりx℃低くするように浴槽中に給水し、必
要に応じてその浴槽水位をリモコンに設定した水位にし
た後、前記の保温動作に移行し、以後圧力センサ6また
は人体センサにより人が入ったことを検出して前記の如
き泡風呂運転を行なう。
前記の人体センサは、焦電形赤外線センサであって、
これは、電気的な平衡状態にある結晶の温度が人が動く
ことにより変化すると、この温度変化に対応して結晶内
部の自発分極が変化し、この時、内部の自発分極の変化
は高速で起るが表面の電荷の変化はおそく、表面電荷が
新たな平衡状態に達するまでの短時間表面に電荷が観測
されることになるのを利用するものである(昭和56年9
月1日 株式会社経営システム研究所 発行の「センサ
ー応用技術集大成」44頁〜54頁参照)。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、器具本体にマイ
コン制御部を具備し、リモコンの設定に基づいて浴槽中
に設定温度の湯張りを行ない、それが設定水位に達する
と自動的に湯張りを停止し、その後適宜追焚き運転を行
なって設定湯温を保ち得るようにした自動風呂装置を泡
風呂として使用する場合、泡風呂自動スイッチをオンす
るとリモコンに設定した湯温より低い泡風呂に適する湯
温として長時間泡風呂を楽しむことができ、しかも、泡
風呂としての使用を終了すると自動的にリモコンに設定
した湯温に戻して通常の入浴に供することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の運転制御方法の一例を示すフローチャ
ート、第2図は本発明を適用したリモコンの一例を示す
説明図、第3図(A)および第3図(B)は泡風呂運転
時のタイムチャート、第4図は器具の構成を示す水系統
図である。 1…給湯熱交換器、3…電磁弁、4…追焚熱交換器、5
…浴槽、6…圧力センサ、7…循環ポンプ、8…追焚サ
ーミスタ、9…追焚流水スイッチ、10…給水サーミス
タ、11…流量センサ、12…給湯サーミスタ、13…泡風呂
吸込口、14…泡風呂ノズル、15…泡風呂ポンプ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】器具本体にマイコン制御部を具備し、リモ
    コンに設定した設定温度に基づいて浴槽中に湯張りを行
    ない、それが設定水位に達すると自動的に湯張りを停止
    し、その後追焚き運転を行なって設定湯温を保持し得る
    ようにした自動風呂装置を泡風呂として使用するものに
    おいて、リモコンに少なくとも泡風呂自動スイッチと任
    意に泡風呂時間を設定し得る泡風呂タイマーとを設け、
    泡風呂スイッチをオンすると、浴槽中の湯温を風呂設定
    温度より低い泡風呂に適する湯温に制御し、この状態に
    おいて入浴者があったか否かを検出し、入浴者があった
    ことを検出すると泡風呂ポンプを駆動すると共に泡風呂
    タイマーをスタートさせ、かつ、タイマーの計時終了時
    に浴槽中の湯を設定温度まで追焚きするのに必要な時間
    を演算し、タイマーの計時終了時より前記演算により得
    た時間前になると追焚き運転を行なって泡風呂の使用終
    了時に浴槽中の湯温をリモコンに設定された風呂設定温
    度に沸き上げることを特徴とする自動風呂装置使用の泡
    風呂の運転制御方法。
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