JP2874326B2 - チップ状電子部品連のチップマウント機への装着構造 - Google Patents

チップ状電子部品連のチップマウント機への装着構造

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JP2874326B2 JP2287895A JP28789590A JP2874326B2 JP 2874326 B2 JP2874326 B2 JP 2874326B2 JP 2287895 A JP2287895 A JP 2287895A JP 28789590 A JP28789590 A JP 28789590A JP 2874326 B2 JP2874326 B2 JP 2874326B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、チップ状電子部品連のチップマウント機
への装着構造に関するものである。
[従来の技術] チップマウント機を用いて、チップ状電子部品をプリ
ント回路基板等へ自動マウントしやすいようにするた
め、チップ状電子部品連が用いられている。
チップ状電子部品連は、複数個のチップ状電子部品を
長さ方向に分布させた状態で保持するテープの形態をな
している。このようなチップ状電子部品連は、通常、リ
ールに巻かれた状態でチップマウント機に装着される。
第7図は、チップ状電子部品連のチップマウント機へ
の従来の装着構造が示されている。
第7図を参照して、チップ状電子部品連1は、リール
2に巻回された状態で用意される。なお、第7図におい
ては、チップ状電子部品連1は、単なるテープ状の形態
をもって極めて概略的に図示されている。
このようにチップ状電子部品連1を巻回したリール2
は、チップマウント機(その本体は図示を省略。)に着
脱可能に取付けられるホルダ3に対して取付けられる。
すなわち、ホルダ3は、垂直壁4を備え、この垂直壁4
には軸5が突出するように設けられる。リール2は、そ
の中心穴6内に軸5を受入れ、垂直壁4に沿った状態で
配置される。垂直壁4には、ガイド7が設けられ、この
ガイド7によって、リール2が垂直壁4から離れ、軸5
が中心穴6から抜けることが防止される。
上述の取付状態において、リール2は自由に回転する
ことができ、この回転を伴いながら、チップ状電子部品
連1がリール2から引出される。リール2から引出され
たチップ状電子部品連1は、ホルダ3に設けられたテー
ブル8上に導かれる。このテーブル8には、図示を省略
するが、チップ状電子部品連1のトップテープを剥が
し、チップ状電子部品を収納しているキャビティの上面
開口を開いた状態とするための機構、チップ状電子部品
連1を送るためのスプロケットホイール等が設けられて
いる。
上述したようなリール2に巻回されたチップ状電子部
品連1は、ホルダ3に保持された状態のまま、チップマ
ウント機に取付けられ、また、チップマウント機から取
外される。チップマウント機においては、たとえば100
個程度の数のホルダ3が、並列的に配置され、チップマ
ウント工程が実施される。
[発明が解決しようとする課題] 上述のように、チップマウント機においては、多数の
ホルダ3が配列されるので、全体としては比較的大きな
占有面積を必要とする。単位面積あたりの生産性を向上
させるためには、このような占有面積の低減を図らなけ
ればならない。このような占有面積の低減は、たとえ
ば、並列しているホルダ3をできるだけ密に配置し、各
ホルダ3から引出されるチップ状電子部品連1の互いの
間隔をできるだけ小さくすることによって達成される。
しかしながら、第7図に示した従来の装着構造におい
ては、チップ状電子部品連1を巻回するリール2のフラ
ンジ自身の厚みのほか、垂直壁4の厚みに加えて、ガイ
ド7がリール2の一方のフランジより張出すことから、
容易には、チップ状電子部品連1の隣合うものの間の間
隔を狭めることができなかった。
それゆえに、この発明の目的は、上述したようなホル
ダの配列ピッチをより小さくすることができる、チップ
状電子部品連のチップマウント機への装着構造を提供し
ようとすることである。
[課題を解決するための手段] この発明は、複数個のチップ状電子部品を長さ方向に
分布させた状態で保持するテープ状のチップ状電子部品
連を、チップマウント機に装着する構造に向けられるも
のであって、上述した技術的課題を解決するため、次の
ような構成を備えることを特徴としている。
すなわち、前記チップ状電子部品連は、ケースに対し
て回転可能に保持された巻芯上に巻回されるとともに、
前記巻芯の回転を伴いながら、前記ケースからその外周
方向に引出されるようにされる。
また、前記ケースは、前記チップマウント機に着脱可
能に取付けられるホルダに対して、その外周面内に位置
する係合部を介して係合されながら固定される。
[作用] この発明に係る装着構造によれば、チップ状電子部品
連を巻回する巻芯が、ケースに対して回転可能とされて
いるので、ケースが固定されても、そのようなケースか
らチップ状電子部品連を引き出すことができる。そし
て、このようなケースの固定のために、ケースの外周面
内に位置する係合部が用いられる。そのため、第7図に
示した従来の装着構造における垂直壁4やガイド7を不
要にすることができる。
[発明の効果] したがって、この発明によれば、チップ状電子部品連
を収納するケースを互いに密着させる程度にまで、互い
に隣合うチップ状電子部品連を接近させることができ
る。そのため、ホルダの配列ピッチを小さくすることが
でき、単位面積あたりの生産性を向上させることができ
る。
また、同じ占有面積を用いる場合には、装着されるチ
ップ状電子部品連の数を増やすことができるので、一度
のチップマウント工程で取扱うことができるチップ状電
子部品の種類数を増加させることができる。
また、チップ状電子部品連の配列ピッチを小さくする
ことができるので、チップ状電子部品連から取出される
チップ状電子部品とこのようなチップ状電子部品をピッ
クアップするためのチャック機構との間の相対的な移動
距離を小さくすることができる。そのため、所定のチッ
プ状電子部品をピックアップするための動作を迅速に行
なうことができ、チップマウント工程の高速化を図るこ
とができる。
[実施例] 第1図ないし第3図は、この発明の一実施例を示して
いる。ここに、第1図は、チップ状電子部品連1が、チ
ップマウント機(その本体については図占を省略。)に
着脱可能に取付けられるホルダ9に装着された状態を示
し、第2図は、チップ状電子部品連1の詳細を示し、第
3図は、チップ状電子部品連1がホルダ9に装着される
前の状態を示している。
第1図および第3図では、チップ状電子部品連1が極
めて概略的に図示されている。チップ状電子部品連1
は、具体的には、たとえば第2図に示すような構造を有
している。
第2図を参照して、チップ状電子部品連1は、テープ
状収納体10を備え、テープ状収納体10には、複数個のキ
ャビティ11がその長さ方向に分布されているとともに、
複数個の送り穴12がキャビティ11と一定の位置関係をも
って分布されている。
より詳細には、テープ状収納体10は、ボトムテープ13
と収納テープ14とトップテープ15との3層の貼合わせ構
造とされている。前述したキャビティ11および送り穴12
は、たとえば厚紙から構成された収納テープ14を貫通す
る穴によって与えられる。ボトムテープ13が収納テープ
14に貼着された後、個々のキャビティ11内にチップ状電
子部品16が収納され、その後、トップテープ15が収納テ
ープ14に貼着される。
このようなチップ状電子部品連1は、巻芯17上に巻回
される。巻芯17は、ケース18によって回転可能に保持さ
れる。
ケース18は、この実施例では、2つの壁材19および20
を備え、これら壁材19および20には、それぞれ、巻芯17
の各端部を回転可能に受入れる軸受穴21および22が設け
られる。2つの壁材19および20は、その四隅において、
スペーサ23で連結される。
このようにパッケージングされた電子部品連1は、ケ
ース18が固定されていても、巻芯17の回転を伴いなが
ら、ケース18の外周方向に引出されることができる。な
お、ケース18の厚みをできるだけ小さくするため、チッ
プ状電子部品連1と壁材19および20との間には、できる
だけ隙間を形成しないようにすることが好ましい。
他方、ホルダ9は、全体として、好ましくは、ケース
18の厚みを超えない厚みで構成される。ホルダ9は、ケ
ース18の輪郭にほぼ沿う形状を有する台座24および台座
24から張出すテーブル25を備える。
台座24の水平方向に延びる部分には、上方へ突出する
位置決め突起26が設けられる。また、台座24の垂直方向
に延びる部分の上端部には、矢印27で示す方向に回動可
能な位置決めレバー28が設けられる。
ケース18は、前述したような構造を有しているので、
その外周面には、いくつかの凹部が形成されている。こ
れら凹部のうち、下方へ向く凹部29は、位置決め突起26
に係合する係合部を構成する。また、側方へ向く凹部30
は、位置決めレバー28が係合し得る係合部を構成する。
したがって、第1図に示すように、ケース18が台座24上
に置かれたとき、位置決め突起26は凹部29に係合すると
ともに、位置決めレバー28が回動されたとき、この位置
決めレバー28は凹部30に係合し、それによって、ケース
18が固定される。
ケース18から引出されたチップ状電子部品連1は、テ
ーブル25上に導かれる。テーブル25には、押さえ板31が
設けられ、チップ状電子部品連1は、この押さえ板31の
下を通過する。テーブル25の端部には、スプロケット32
を有するスプロケットホイールが設けられ、スプロケッ
ト32が送り穴12(第2図)に嵌合しながら、スプロケッ
トホイールが回転されることにより、チップ状電子部品
連1が送られる。
押さえ板31には、窓33が形成され、この窓33を通して
引上げられたトップテープ15は、巻取ロール34に巻取ら
れる。トップテープ15が、このように引き剥がされたと
き、第2図に示すように、キャビティ11の上面開口が開
かれ、中に収納されているチップ状電子部品16が適当な
チャック機構によりピックアップされる。
このように、この実施例によれば、ケース18は、ホル
ダ9に対して、その外周面内に位置する凹部29および30
を介して係合されながら固定されるので、隣合うケース
18相互を密着させる程度にまで接近させることができ、
応じて、ホルダ9の配列ピッチを小さくでき、また、チ
ップ状電子部品連1の配列ピッチを小さくすることがで
きる。
第4図には、この発明の他の実施例が示されている。
この実施例では、チップ状電子部品連(図示せず)を
巻回している巻芯35を回転可能に保持するケース36の外
周面には、溝37が形成されている。この溝37が、係合部
としての機能を果たす。
他方、ホルダ38の台座39には、上述した溝37に嵌合す
る位置決めリブ40が設けられる。
したがって、矢印で示すように、ケース36を台座39上
に置いたとき、位置決めリブ40が溝37に係合し、それに
よって、ケース36が固定される。
第5図には、この発明のさらに他の実施例が示されて
いる。
この実施例では、チップ状電子部品連(図示せず)を
巻回する巻芯41を回転可能に保持するケース42には、そ
の外周面から下方へ突出する位置決め突起43および44が
設けられている。また、ケース42には、その内部に収納
されているチップ状電子部品連を引出すための窓45が設
けられている。
他方、ホルダ46の台座47には、前述した位置決め突起
43および44をそれぞれ受入れる位置決め穴48および49が
設けられる。これら位置決め穴48および49の形状は、位
置決め突起43および44の形状に合わせて、任意の形状と
することができる。
したがって、矢印で示すように、ケース42を台座47上
に置いたとき、位置決め突起43および44は、それぞれ、
位置決め穴48および49内に係合し、それによって、ケー
ス42が固定される。
第6図には、この発明のさらに他の実施例が示されて
いる。
チップ状電子部品連(図示せず)を巻回する巻芯50を
回転可能に保持するケース51には、図示しない2つの位
置決め穴が設けられている。また、ケース51には、チッ
プ状電子部品連を引出すための窓52が設けられている。
他方、ホルダ53の台座54には、位置決め突起55および
56が設けられる。前述したケース51に設けられる位置決
め穴の位置および形状は、これら位置決め突起55および
56を受入れ可能なように選ばれている。
第6図において、矢印で示すように、ケース51を台座
54上においたとき、位置決め突起55および56が対応の位
置決め穴内に係合し、それによって、ケース51が固定さ
れる。
なお、いくつかの図示した実施例によって、ケースを
ホルダに対して固定するため、ケースの外周面内に位置
する係合部に係合させる具体的な構造を示したが、その
他、周知の構造に置換えることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による装着構造を示す斜
視図である。第2図は、第1図に示したチップ状電子部
品連1の具体的な構造を示す平面図である。第3図は、
第1図に示したホルダ9とケース18とを分離した状態を
示す斜視図である。 第4図、第5図および第6図は、それぞれ、この発明の
他の実施例を示すもので、第3図に相当する図である。 第7図は、従来の装着構造を示す斜視図である。 図において、1はチップ状電子部品連、9,38,46,53はホ
ルダ、10はテープ状収納体、16はチップ状電子部品、1
7,35,41,50は巻芯、18,36,42,51はケース、24,39,47,54
は台座、26,43,44,55,56は位置決め突起、28は位置決め
レバー、29,30は凹部(係合部)、37は溝(係合部)、4
0は位置決めリブ、48,49は位置決め穴である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のチップ状電子部品を長さ方向に分
    布させた状態で保持するテープ状のチップ状電子部品連
    を、チップマウント機に装着する構造であって、 前記チップ状電子部品連は、ケースに対して回転可能に
    保持された巻芯上に巻回されるとともに、前記巻芯の回
    転を伴いながら、前記ケースから、その外周方向に引出
    されるようにされ、かつ、 前記ケースは、前記チップマウント機に着脱可能に取付
    けられるホルダに対して、その外周面内に位置する係合
    部を介して係合されながら固定された、 チップ状電子部品連のチップマウント機への装着構造。
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