JPS5845268Y2 - 電子部品の包装箱 - Google Patents

電子部品の包装箱

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JPS5845268Y2
JPS5845268Y2 JP16080976U JP16080976U JPS5845268Y2 JP S5845268 Y2 JPS5845268 Y2 JP S5845268Y2 JP 16080976 U JP16080976 U JP 16080976U JP 16080976 U JP16080976 U JP 16080976U JP S5845268 Y2 JPS5845268 Y2 JP S5845268Y2
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JP
Japan
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tape
electronic component
plate
packaging box
component holding
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JP16080976U
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JPS5377780U (ja
Inventor
一夫 内藤
Original Assignee
太陽誘電株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、多数のセラミックコンテ゛ンサ等の電子部品
を保持したテープを収納するための包装箱に関する。
テープ(帯状物体)に電子部品を貼付けることによって
回路装置に対する電子部品の装着を容易にすることは既
に行われている。
このような状態で包装箱に収納されている電子部品は包
装箱から電子部品の貼り付けられたテープ全体を取り出
すか、又は包装箱からテープを引き出しつつ使用される
ところで、テープ全体を取出す場合には、電子部品の貼
り付けられたテープを電子部品の供給に適した状態に再
び配置且つ保持しなければならないという問題があり、
またテープを包装箱から引き出しつつ使用する場合には
、テープを円滑に引き出せる状態にすることが面倒であ
るという問題があった。
そこで本考案の目的は、上述の如き問題点を解決し、包
装箱をそのまま電子回路組立時の電子部品の供給源部と
して使用することが出来且つ電子部品保持テープの引き
出し可能状態を容易に得ることが出来るようにした電子
部品の包装箱を提供することにある。
上記目的を遠戚するための本考案は、底面板部と、前記
底面板部に対向する上面板部と、前記底面板部と前記上
面板部との間の第1、第2、第3及び第4の側面板部と
から戊り且つ前記4つの側面板部の内の少なくとも1つ
が開放可能に形成された箱体と、前記箱体内に回転自在
に配置された電子部品保持テープ巻装用軸体と、前記軸
体に巻装された電子部品保持テープと前記上面板部又は
前記底面板部との間に挿入されて前記電子部品保持テー
プを押えるように形成され且つ前記軸体が挿入される略
U字状切欠部を有し且つ開放可能な前記側面板部方向に
引き抜いて除去することが可能なように形成された押え
板とから成り、前記押え板を除去した状態で前記電子部
品保持テープを引張ると前記軸体が回転して前記電子部
品保持テープが順次に引き出されるように構成された電
子部品の包装箱に係わるものである。
上記本考案によれば、押え板にU字状切欠部が設けられ
ているので、箱体の一側面板部を開放してここから押え
板を引き抜くことが可能になる。
従って押え板の除去作業が容易になる。
また押え板を除去すれば、押え板の厚さ分のみ電子部品
保持テープと上面板部又は底面板部との間に隙間が生じ
るので、電子部品保持テープを円滑に引き出すことが可
能になる。
また開放された側面板部を介して電子部品保持テープを
引き出すので、引き出しを安定的に行うことが出来る。
以下図面を参照して本考案の実施例に付いて述べる。
第1図の包装箱の平面図、第2図の底面図、第3図及び
第4図の断面図から明らかなように本考案に係わる包装
箱1は上面板部2と底面板部3と第1の側面板部4と第
2の側面板部5と第3の側面板部6と第4の側面板部7
とを有する段ボール製の箱体8と、発泡スチレーン製の
リールの働きを有する軸体9と、テープの振動を押え且
つ使用時にテープの引き出しを容易にする隙間を提供す
るための押え板10とから成る。
箱体8は第5図の展開図に示す形状の一枚の段ボールを
折り曲げることによって形成される。
展開図における部分4a及び部分4bは第1の側面板部
4を構成するものであって、点線11で底面板部3に対
して直角に部分4aを折り曲げ、点線12で部分4bを
部分4aに対して180°内側に折り曲げることによっ
て側面板部4を構成する。
この時、折り曲げを安定化するために、底面板部3に形
成されたスロット13に部分4bの突片14を嵌入する
部分4aと部分4bとの間に設けられているスロット1
5は上面板部2に設けられている係止突片16を嵌入す
る部分である。
展開図に於いて、点線17は第2の側面板部5を直角に
折り曲げる部分である。
第2の側面板部5に連続している部分18は点線1つで
直角に折り曲げられることによって第4図に示す如く組
立後に上面板部2の下に入り込む部分である。
部分20は点線21で折り曲げ゛られて、第10図及び
第11図に示す如く第3の側面板部6に並置されるもの
である。
側面板部5の右側の小突片22は点線23で直角に折り
曲げられて、組立時に部分4aと4bとの間に挿入され
、第1の側面板部4と第2の側面板部5との結合を強固
にするものである。
第4の側面板部7に連続している部分24は点線25で
直角に折り曲げ゛られて第4図から明らかなように上面
板部2の下に入り込む部分である。
突片26は点線27で折り曲げて第10図に於ける側面
板部6と部分20との間に挿入し、第3の側面板部6と
第4の側面板部7との結合を強固にするためのものであ
る。
突片28は点線29で折り曲げ゛られて第10図に於け
る第1の側面板部4の部分4aと部分4bとの間に挿入
し、第1の側面板部4と第4の側面板部7との結合を強
固にするためのものである。
尚、点線30は第3の側面板部6を直角に折り曲げる部
分であり、点線31は上面板部2を直角に折り曲げる部
分であり、点線32は第4の側面板部7を直角に折り曲
げる部分であり、点線33は突片16を直角に折り曲げ
る部分である。
また貫通孔34及び35は軸体9のリング状突出部36
及び37を転合する部分である。
また上面板部2に形成された切欠部38は第4の側面板
部7の開放操作を容易にするために設けたものであって
、組立状態に於いて部分24に設けられた切り起し突片
39に一致する。
第4図に於いて、切欠部38を介して突片39を指先で
押せば、突片39は箱体内部に折れ曲がり、指先が確実
に掛けられるので第4の側面板部7を容易に開放するこ
とができる。
軸体9は第7図及び第8図に示すように形成されており
、テープ巻装部40と前述の突出部36 、37とから
戊り、更に中央に貫通孔41を有している。
尚巻装部40の高さはテープの幅よりもほぼ押え板10
の厚さだけ大である。
この軸体9は箱体8に対して回転自在に装着される。
第6図に示す押え板10はU字状の切欠部42と摘み用
突片43とを有する。
切欠部42の幅は軸体9の巻装部40の直径よりいくら
が大きくなっている。
また切欠部42の端部42 aが、この押え板10を装
着した時に第11図に示す如く巻装部40が挿入される
ように形成されている。
第6図の点線44は突片43を折り曲げる部分であって
、側面板部7を閉じる時には第4図に示す如く突片43
が曲げられる。
押え板10はテープに貼付された電子部品の振動を防止
するため及び使用時に於けるテープの引き出しを円滑に
する空間を提供するために利用される。
従ってテープ45に貼り付けた電子部品46を収納する
時には、第4図に示す如くテープと上面板部2との間に
挿入される。
電子部品46の収納は、電子部品46が直接に貼り付け
られているテープ45の他に電子部品46を分離するた
めのテープ47を使用してなされている。
即ち第13図に示す如くテープ45とテープ47とを交
互に巻き付けている。
これにより、半径方向における電子部品相互間の干渉が
なくなり、電子部品46を円滑に引き出すことか゛可能
になる。
上述の如き包装箱に電子部品を収納する際には、電子部
品46を貼り付けたテープ45及び47を軸体9に巻き
付けたものをまず用意する。
また上面板部2を開放した状態で箱体8の中の軸体9に
テープ45及び47を巻き付ける。
第11図では側面板部7も開放されているが、テープを
収納する時には、第4の側面板部7の組立を完了させて
おくことが望ましい。
電子部品の貼付されたテープの収納が終了したら、第1
1図に示す如く押え板10をテープ上に覆せる。
この時突片43を第4の側面板部7側に位置させる。
次に上面板部2を閉じて、突片16をスロット15に挿
入し、蓋か′自然に開かないようにする。
完全に収納した状態では押え板10で製品が押えられて
いるので、製品のガタッキが生じることはない。
尚テープ45.47の軸体9に対応する係止は、軸体9
に形成された溝48にテプ45.47の端部を挿入する
ことによってなす。
電子部品46を包装箱1から取り出す時には、例えば゛
、第9図及び第10図に示す如く第4の側面板部7のみ
を開放し、次に、突片43を摘んで、第9図で左方向に
押え板10を引き抜く。
押え板10にはU字状の切欠部42が設けられているの
で、軸体9に邪魔されることなく、押え板10を引き抜
くことが出来る。
このように上面板部2を開放せずに押え板10を引き抜
くことが出来るので、引き抜きの作業性が良くなってい
る。
押え板10を引き抜いたら、例えば、第12図に示す如
く軸体9の貫通孔41に支持軸49を挿通させ、支持軸
49で包装箱1を支持する。
第12図では水平方向に伸びる支持軸49に包装箱1を
装着したが、鉛直方向に伸びる支持軸に包装箱1を装着
してもよい。
このように装着すれば、電子部品46を必要としている
場所との位置関係が正確になり、電子部品46の取り出
しを円滑に達成出来る。
第12図で示す如き状態で、テープ45及び47の端部
を保持して引張れば、軸体9がリールとなって回転し、
テープ45及び47か゛徐々に引き出される。
尚テープの引き出しは押え板10に相当する隙間がある
ので、極めて円滑である。
テープ45及び47が引き出されたら、例えば電子部品
46のリード線を切断することによって、テープ45か
ら電子部品46を分離し、電子部品46を所定の電気回
路に接続する。
今、軸体9に支持軸49を挿通して使用する場合に付い
て述べたが、勿論、支持軸49を使用しなくともテープ
45.47を引き出すことが出来る。
この時には上面板部2と底面板部3との貫通孔34及び
35に突出部36.37が転合されていることによって
軸体9の位置規制がされているので、軸体9が箱体8内
で不要に移動することはなく、テープは円滑に引き出さ
れる。
また、箱体8から軸体9にテープを巻回したものを取り
出して使用することも出来る。
上述から明らかなように本考案によれば、押え板10に
U字状切欠部42が設けられているので、1つの側面板
部7を開放するのみで押え板10を除去することが可能
となる。
従って押え板除去の作業性が良くなっている。
また上面板部2及び底面板部3との間に軸体9が回転自
在に配置されているので、押え板10を引き抜いた後は
軸体9が回転し、電子部品が貼り付けられたテープを円
滑に引き出すことが出来る。
以上本考案の1実施例に付いて述べたが、本考案は上述
の実施例に限定されるものではなく、更に変形可能なも
のである。
例えば、箱体8の組立構造を種々変形しても差支えない
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の1実施例に係わる包装箱の平面図、第
2図は包装箱の底面図、第3図は第1図のIII−II
I線断面図、第4図は第1図の■■−IV線断面図、第
5図は箱体の展開図、第6図は押え板の平面図、第7図
は軸体の正面図、第8図は軸体の平面図、第9図は第4
の側面板部を開放した状態の平面図、第10図は電子部
品を収納し且つ第4の側面板部を開放した状態の側面図
、第11図は第4の側面板部及び上面板部を開放した状
態の平面図、第12図は押え板を引き抜き且つ支持軸に
装着した状態の側面図、第13図はテープの巻装状態を
示す平面図、第14図は電子部品のテープに対する貼り
付は状態を示す正面図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、1は包装箱、2
は上面板部、3は底面板部、4は第1の側面板部、5は
第2の側面板部、6は第3の側面板部、7は第4の側面
板部、8は箱体、9は軸体、10は押え板、36.37
はリング状突出部、40はテープ巻装部、41は貫通孔
、42は切欠部、45はテープ、46は電子部品、47
はテープである。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)底面板部と、前記底面板部に対向する上面板部と
    、前記底面板部と前記上面板部との間の第1、第2、第
    3及び第4の側面板部とから成り且つ前記4つの側面板
    部の内の少なくとも1つが開放可能に形成された箱体と
    、 前記箱体内に回転自在に配置された電子部品保持テープ
    巻装用軸体と、 前記軸体に巻装された電子部品保持テープと前記上面板
    部又は前記底面板部との間に挿入されて前記電子部品保
    持テープを押えるように形成され且つ前記軸体が挿入さ
    れる略U字状切欠部を有し且つ解放可能な前記側面板部
    方向に引き抜いて除去することが可能なように形成され
    た押え板とから或す、前記押え板を除去した状態で前記
    電子部品保持テープを引張ると前記軸体が回転して前記
    電子部品保持テープが順次に引き出されるように横取さ
    れた電子部品の包装箱。
  2. (2)前記箱体及び押え板が、段ボール製である実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の電子部品の包装箱。
  3. (3)前記軸体が、その一端が前記上面板部の貫通孔に
    回転自在に嵌入され且つその他端が底面板部の貫通孔に
    回転自在に嵌入された回転軸である実用新案登録請求の
    範囲第1項又は第2項記載の電子部品の包装箱。
JP16080976U 1976-11-30 1976-11-30 電子部品の包装箱 Expired JPS5845268Y2 (ja)

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JPS5377780U JPS5377780U (ja) 1978-06-28
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JPS5377780U (ja) 1978-06-28

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