JPS6238937Y2 - - Google Patents

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JPS6238937Y2
JPS6238937Y2 JP8397881U JP8397881U JPS6238937Y2 JP S6238937 Y2 JPS6238937 Y2 JP S6238937Y2 JP 8397881 U JP8397881 U JP 8397881U JP 8397881 U JP8397881 U JP 8397881U JP S6238937 Y2 JPS6238937 Y2 JP S6238937Y2
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JP
Japan
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flap
spout
lid
slope
flaps
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JP8397881U
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JPS57196636U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は注出口を有する液体収容袋を収容し、
その注出口を保持することのできる紙箱に関し、
詳しくは直方体の一つの肩部を傾斜面となし、そ
の傾斜部に注出口を保持し、段積み等を可能にし
たものであり、さらに液体収容袋の注出口を紙箱
に支持固定しやすくしたものである。
従来の技術 従来技術としては第7図に示すように、折込フ
ラツプ21,21と上蓋22をそれぞれ折曲げて
天部を形成し、該上蓋22に連設し切欠き23を
有する傾斜部上蓋24、傾斜部下面フラツプ2
5,25、及び切欠き26を有する傾斜部内蓋2
7をそれぞれ折曲げて傾斜部及び内袋注出口の挾
持部を形成してなる紙箱がある。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記従来の紙箱は、その傾斜部上蓋2
4の切欠き23と、傾斜部内蓋27の切欠き26
を注出口の基部に係止して各蓋及びフラツプを固
定しているだけなので、力がかかると傾斜部上蓋
24が不用意にはずれたり、あるいは注出口が動
いたりするという問題点がある。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、直方体の一つの肩部を傾斜面とした形状
を有し、注出口を有する液体収容袋を収容し、該
注出口を傾斜面に支持することのできる箱体であ
つて、側壁3,4の傾斜端を除く先端に折込フラ
ツプ8を設け、この折込フラツプ8に傾斜面側に
突出するフラツプ9を連設し、また前壁1に折込
んだとき前記フラツプ9に係止される傾斜部内蓋
5を連設し、この傾斜部内蓋5はその中央に切込
7、またその両側には差し込みフラツプ6が設け
られ、差し込みフラツプ6は側壁3,4の内側に
挿入され、さらに後壁2には前記折込フラツプ8
上に重なる上蓋10、この上蓋10に連接して傾
斜部内蓋5に重なる傾斜部上蓋11が設けられ、
この傾斜部上蓋11には中央に注出口挿入穴12
が設けられ、さらにその両側には前記差し込みフ
ラツプ6と側壁3,4の間に挿入される係止フラ
ツプ13を設けた注出口を有する液体収容袋を容
れる紙箱ある。
作 用 本考案の紙箱は、各蓋及び各フラツプを折曲
げ、傾斜部内蓋5の切込7を注出口の基部に係止
し、傾斜部上蓋11の注出口挿入穴12を注出口
に通して係止するが、この際、前記傾斜部内蓋5
に連設した差込みフラツプ6,6は、フラツプ
9,9と側壁3,4との間に挿入係止され、また
傾斜部上蓋11に連設した係止フラツプ13,1
3は、差込みフラツプ6,6と側壁3,4との間
に挿入係止され、各蓋及び各フラツプは確実に係
止、固定される。
実施例 次に本考案を実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は紙箱の上部を示す展開平面図で2は後
壁、4は側壁、1は前壁、3は側壁であつて、こ
れらは順次折目線を介して連設され、さらに側壁
3には貼着片が連設されている。
側壁3,4の上部のうち、前壁1側の肩部が三
角形に切除されて傾斜部が形成し、その傾斜部下
端は前壁1の上端部と交わつている。また側壁
3,4の傾斜部を除く上端には前壁1の幅の半分
の長さの折込フラツプ8が連設され、この折込フ
ラツプ8の傾斜部側にはフラツプ9が設けられ、
フラツプ9の下端は側壁上端とわずかに間隔をも
つて形成されており、この間隔には差し込みフラ
ツプ6および係止フラツプ13(後述)が挿入さ
れる。またフラツプ9は折込フラツプ8の上端か
ら少なくとも切込7(後述)の開口端の幅の半分
の長さをおいて設けられ、切込7へ係止された注
出口の妨げとなることがないように設ける。
前壁1の上端には前記傾斜部の長さに等しい傾
斜部内蓋5が連設され、この傾斜部内蓋5にはほ
ぼ中央に上端から切込7が設けられ、この切込7
の長さはこの切込7に注出口を係止したときに注
出口が傾斜部内蓋5の中央に位置するような長さ
で、またその幅は注出口係止部のスムーズな挿入
ができるものとする。例えば本実施例の如く注出
口の係止部の形状を第2図の如く正方形とした場
合には、前記切込7の幅はこの正方形の一辺の長
さとほぼ等しくとり、さらに切込7の底部の形状
を注出口係止部の形状すなわち本実施例では底部
両隅をほぼ直角とすることによつて注出口係止部
が切込7底部において回転することなく支持され
る。
さらに切込7の上端両側の肩部を切り除き開口
部入口を広く形成することによつて、注出口係止
部の幅とほぼ等しい切込7への注出口の挿入を容
易にすることができる。
また前壁1の両側には前述したフラツプ9と側
壁3,4の間に挿入係止される差し込みフラツプ
6が設けられ、この差し込みフラツプ6は下端が
側壁3,4の傾斜部に沿つて傾斜部と同じ角度で
切り取られている。
後壁2の上端には上蓋10が連設され、この上
蓋10は、側壁3,4に設けられた折込フラツプ
8を折り込んだ上に重なる蓋であつて、その上端
にはさらに前壁1の傾斜部内蓋5の上に重なる傾
斜部上蓋11が連なつている。
この傾斜部上蓋11には、前記した傾斜部内蓋
5の切込7に支持された注出口を箱体外部に出す
ための穴12が設けられ、この穴12は注出口を
通すに充分でかつ、注出口の係止部に連接してな
る円形のフランジが嵌合する大きさで、傾斜部上
蓋11の中央に位置し、傾斜部内蓋5の切込7底
部に係止された注出口がその位置で穴12に入る
ようになつており、穴12から注出口を突出させ
ると共に注出口の係止部に連なるフランジを穴1
2に嵌合すれば注出口が切込7の上方へ動くこと
なく係止される。
また傾斜部上蓋11には、上蓋10および傾斜
部上蓋11を係止するための係止フラツプ13が
その両側に設けられ、この係止フラツプ13は、
側壁3,4とフラツプ9との間に既に挿入されて
いる傾斜部内蓋5の差し込みフラツプ6と側壁
3,4の間に挿入係止される。
次に組立てについて述べる。まず後壁2、側壁
4、前壁1、側壁3を順次折り曲げ、貼着片を後
壁4の内側に貼着けて箱体周壁を形成する。
次に第3図に示したように側壁3,4に連設さ
れた折込フラツプ8を箱体の内蓋となるように内
方へ直角に折り込み、この折込フラツプ8に連設
されたフラツプ9は傾斜部にほぼ等しい角度で折
り曲げられる。
折り曲げられたフラツプ9は側壁3,4との間
にわずかな間隔を有し、また2つのフラツプ9の
間は傾斜部内蓋5に設けた切込7の開口部の幅と
ほぼ同じ間隔を有し、このフラツプ9の上に両側
の差し込みフラツプ6を内側に折り曲げた傾斜部
内蓋5を重ね、差し込みフラツプ6を側壁3,4
とフラツプ9の間に挿入し傾斜部内蓋5を係止す
る。(第4図参照) フラツプ9は折込フラツプ8の上端より切込7
の開口端の幅の少なくとも半分の長さをおいて設
けられているために、上述の如くフラツプ9の上
に傾斜部内蓋5を重ねた場合には、フラツプ9は
全て傾斜部内蓋5の下に隠れ、切込7内へ突き出
ることがなく、切込7へ挿入された注出口の妨げ
となることが防止される。
次に後壁2に設けられた上蓋10および傾斜部
上蓋11を折り曲げ、折込フラツプ8および傾斜
部内蓋5の上に重ね、傾斜部上蓋11両側に設け
られた係止フラツプ13を側壁3,4と傾斜部内
蓋5の差し込みフラツプ6との間に挿入し固定す
れば箱体が形成される。(第5図参照) 本実施例では上蓋10および傾斜部上蓋11を
固定するために、傾斜部上蓋11の両側に係止フ
ラツプ13を設けたが、次にこれを固定するため
の他の実施例について説明する。
第6図は他の実施例を示す展開平面図であつ
て、傾斜部上蓋11の上端中央に係止フラツプ1
4を設け、この係止フラツプ14を差し込むため
の切目15が前壁1と傾斜部内蓋5との間の折目
上に設けられている。
考案の効果 本考案の紙箱は、傾斜部内蓋5に連設した差込
みフラツプ6,6及び傾斜部上蓋11に連設した
係止フラツプ13,13を有し、さらに前記傾斜
部上蓋11に注出口挿入穴12を設けているの
で、注出口を装着する傾斜部は確実に係止、固定
され、不用意に傾斜部上蓋11が開いたり、注出
口が動いたりする恐れはない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は箱体の上部展開平面図、第2図は注出口を
示す説明図、第3図、第4図および第5図は組立
て状態を示す斜視図、第6図は上蓋を固定するた
めの他の実施例を示す箱体上部展開平面図、第7
図は従来例を示す斜視図である。 1……前壁、2……後壁、3,4……側壁、5
……傾斜部内蓋、6……差し込みフラツプ、7…
…切込、8……折込フラツプ、9……フラツプ、
10……上蓋、11……傾斜部上蓋、12……
穴、13,14……係止フラツプ、15……切
目、21……折込フラツプ、22……上蓋、23
……切欠き、24……傾斜部上蓋、25……傾斜
部下面フラツプ、26……切欠き、27……傾斜
部内蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直方体の一つの肩部を傾斜面とした形状を有
    し、注出口を有する液体収容袋を収容し、該注出
    口を傾斜面に支持することのできる箱体であつ
    て、側壁3,4の傾斜端を除く先端に折込フラツ
    プ8を設け、この折込フラツプ8に傾斜面側に突
    出するフラツプ9を連設し、また前壁1に折込ん
    だとき前記フラツプ9に係止される傾斜部内蓋5
    を連設し、この傾斜部内蓋5にはその中央に切込
    7、またその両側には差し込みフラツプ6が設け
    られ、差し込みフラツプ6は側壁3,4の内側に
    挿入され、さらに後壁2には前記折込フラツプ8
    上に重なる上蓋10、この上蓋10に連接して傾
    斜部内蓋5に重なる傾斜部上蓋11が設けられ、
    この傾斜部上蓋11には中央に注出口挿入穴12
    が設けられ、さらにその両側には前記差し込みフ
    ラツプ6と側壁3,4の間に挿入される係止フラ
    ツプ13を設けた注出口を有する液体収容袋を容
    れる紙箱。
JP8397881U 1981-06-08 1981-06-08 Expired JPS6238937Y2 (ja)

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JP8397881U JPS6238937Y2 (ja) 1981-06-08 1981-06-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8397881U JPS6238937Y2 (ja) 1981-06-08 1981-06-08

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JPS57196636U JPS57196636U (ja) 1982-12-13
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JP8397881U Expired JPS6238937Y2 (ja) 1981-06-08 1981-06-08

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