JP2874128B2 - タイヤ試験機のリムクランプ装置 - Google Patents

タイヤ試験機のリムクランプ装置

Info

Publication number
JP2874128B2
JP2874128B2 JP5333553A JP33355393A JP2874128B2 JP 2874128 B2 JP2874128 B2 JP 2874128B2 JP 5333553 A JP5333553 A JP 5333553A JP 33355393 A JP33355393 A JP 33355393A JP 2874128 B2 JP2874128 B2 JP 2874128B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rims
wedge members
tire
spindles
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5333553A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07190898A (ja
Inventor
正義 岡本
俊克 野中
克信 萩原
泰而 折茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP5333553A priority Critical patent/JP2874128B2/ja
Priority to KR1019940036887A priority patent/KR0152681B1/ko
Priority to US08/364,228 priority patent/US5562358A/en
Publication of JPH07190898A publication Critical patent/JPH07190898A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2874128B2 publication Critical patent/JP2874128B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/02Tyres
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/02Tyres
    • G01M17/021Tyre supporting devices, e.g. chucks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
    • Y10T403/70Interfitted members
    • Y10T403/7047Radially interposed shim or bushing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
    • Y10T403/70Interfitted members
    • Y10T403/7047Radially interposed shim or bushing
    • Y10T403/7051Wedging or camming
    • Y10T403/7052Engaged by axial movement
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
    • Y10T403/70Interfitted members
    • Y10T403/7047Radially interposed shim or bushing
    • Y10T403/7051Wedging or camming
    • Y10T403/7052Engaged by axial movement
    • Y10T403/7058Split or slotted bushing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Balance (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ試験機のリムク
ランプ装置に関する。
【従来の技術】タイヤ試験機は、上・下主軸に上・下リ
ムを介してタイヤを装着し、このタイヤを主軸の軸心廻
りに回転させながらドラム等の代用路面体を押当ててタ
イヤのユニフォミティ等の測定を行うものである。この
タイヤ試験機を用いての実際の試験では、上・下リムに
装着したタイヤ内に圧縮空気を入れて走行時と同じ条件
に設定されるため、上・下リムには上下方向の力が作用
してリム間隙が変わることから、特開平5−66171
号公報で開示されている技術が提案されている。
【発明が解決しようとする課題】前述公報で開示の従来
技術では、それなりの有用性があるものの、上・下リム
を内周側からロックするためのロック手段として油圧で
径方向に拡縮する拡縮リングを用いているため、該拡縮
リングの上下端に装着している油密手段である0リング
が横荷重のため弾性変形することによって偏心し調芯性
が狂い易いという課題があった。また、上・下リムの間
隙を設定するための上・下係合手段は、油圧で径方向に
進退するストッパーブロックであり、該ストッパーブロ
ックは、上・下主軸に形成した窓に嵌合されていたた
め、それぞれ独立した当該ストッパーブロックの軸方向
端面を同一平面上にすることが機械加工上非常に困難
で、特に、前記窓の内周囲の平行度、平面度を精密に加
工することができず、上・下リムが傾きリム振れを悪化
させる要因となるという課題があった。そこで本発明
は、上・下リムを内周からロックするロック手段として
楔作用による摩擦力を利用することによって、横荷重に
よって調心性が狂うのを確実に防止するとともに、上・
下リムの間隙は確実に設定してリム振れを防止できるよ
うにしたタイヤ試験機のリムクランプ装置を提供するこ
とが目的である。
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の目的を
達成するために次の技術的手段を講じている。すなわ
ち、請求項1に係る本発明は、前記上・下ロック手段1
5,16は、上・下主軸1,2の外周に軸方向のテーパ
ー部17,18を備え、該テーパー部17,18にテー
パー嵌合するとともに上・下リム13,14の内周に嵌
入して軸方向に移動自在な上・下ウエッジ部材19,2
0を備え、該上・下ウエッジ部材19,20のうち少な
くとも一方を軸方向に移動して前記テーパー嵌合を介し
て上・下ウエッジ部材19,20を径方向に拡縮するた
めの上・下油圧作動手段21,22を備え、前記上・下
ウエッジ部材19,20は円筒形であり、一端の開口か
ら軸方向に延伸するスリット23が形成され、更に上・
下係合手段31,32は、上・下主軸1,2の外周にハ
チ巻状に形成されている周溝33,34に、径方向に進
退自在なストッパーブロック35,36を周方向の間隔
をおいて嵌合していることを特徴とするものである。請
求項に係る本発明は、上・下油圧作動手段21,22
は、上・下ウエッジ部材19,20の軸端面に嵌合され
ている上・下油圧ピストン27を備えていることを特徴
とするものである。請求項に係る本発明は、上・下主
軸(1)(2)の対向端部に、タイヤ(T)を装着する
上・下リム(13)(14)を上下動自在に嵌着すると
ともに、前記上・下リム(13)(14)を内周からロ
ックするための上・下ロック手段(15)(16)を備
え、該上・下ロック手段(15)(16)のロック時に
前記上・下リム(13)(14)に係合して該上・下リ
ム(13)(14)の間隙を設定する上・下係合手段
(31)(32)を備え、前記上・下リム(13)(1
4)に装着したタイヤ(T)を代用路面体(D)に押当
てて測定するタイヤ試験機のリムクランプ装置におい
て、 前記上・下ロック手段(15)(16)は、上・下
主軸(1)(2)の外周に軸方向のテーパー部(17)
(18)を備え、該テーパー部(17)(18)にテー
パー嵌合するとともに上・下リム(13)(14)の内
周に嵌入して軸方向に移動自在な上・下ウエッジ部材
(19)(20)を備え、該上・下ウエッジ部材(1
9)(20)のうち少なくとも一方を軸方向に移動して
前記テーパー嵌合を介して上・下ウエッジ部材(19)
(20)を径方向に拡縮するための上・下油圧作動手段
(21)(22)を備え、該上・下油圧作動手段21,
22は、上・下主軸1,2に軸方向移動自在として嵌合
されている油圧可動ピストン46,47と、該可動ピス
トン46,47に雄・雌嵌合されていて上・下主軸1,
2に取付けられている固定ピストン50,51と、を備
え、前記可動ピストン46,47の外周にテーパー部1
7,18を備え、該テーパー部17,18にテーパー嵌
合する上・下ウエッジ部材19,20を備えていること
を特徴とするものである。
【作用】上・下リム13,14を上・下主軸1,2にい
れた状態で上・下油圧作動手段21,22に圧油を供給
してピストン27を上下動させる。すると、上・下ウエ
ッジ部材19,20が上・下主軸1,2のテーパー部1
7,18上を上下動することになり、そのテーパー嵌合
で上・下ウエッジ部材19,20をそれぞれ径方向外方
に拡張して上・下リム13,14を内周側から押付けて
クランプする。上・下ウエッジ部材19,20で上・下
リム13,14をクランプしてロックしているとき、上
・下係合手段31,32における上・下ストッパーブロ
ック35,36が径方向外方に進出して上・下リム1
3,14に係合してタイヤTに空気圧を供給して上下方
向の力F1,F2が作用しても上・下リム13,14が
上・下主軸1,2に対して上下方向にずれ、上・下スト
ッパーブロック35,36に当接して位置固定されるの
で、試験中にリム間隙は変わることはない。しかも、当
該ストッパーブロック35,36は、上・下主軸1,2
の外周に鉢巻状に形成された周溝33,34に、径方向
に進退自在に嵌合しており、前記周溝33,34が鉢巻
状であることからその溝周面は円筒研削盤で加工するこ
とができるので極めて精密な加工ができ、平行度、平面
度が著しく向上する。また、上・下ウエッジ部材19,
20による楔作用によって上・下リム13,14をクラ
ンプしていることと、前記高精度に加工された周溝3
3,34に嵌合されたストッパーブロック35,36の
存在とにより、試験中の横荷重Pが作用しても上・下リ
ム13,14の調心性は狂うことがないし、リム振れを
なくすことができる。
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
ると、第1実施例を示している図1において、1は上主
軸、2は下主軸で、これら主軸1,2は同一軸心上で上
下に相対向するように、上・下支持軸3,4の対向端部
にボルト5で取付けられている。前記上・下支持軸3,
4は軸受7,8を介して軸受ケース9,10により回転
自在に支持されていて、上支持軸3は図外のモータによ
り軸心廻りに回転駆動され、また、下支持軸4は軸受ケ
ース10とともに図外の昇降手段により昇降自在に支持
されている。上主軸1の下端中央には嵌合凹部11がテ
ーパー状に形成され、該嵌合凹部11にテーパー嵌合し
て連結される嵌合突部12が下主軸2の上端中央に形成
され、下主軸2を上昇させたときに嵌合凹部11と嵌合
突部12がテーパー嵌合して連結されるとともに、上・
下リム13,14に装着されたタイヤTに空気圧を供給
可能としている。上・下リム13,14はそれぞれ上・
下主軸1,2の外周に上下摺動並びに嵌脱自在に套嵌さ
れ、かつ、内周側から上・下ロック手段15,16によ
って任意の位置に固定されるようになっている。上・下
ロック手段15,16は、上・下主軸1,2の外周に軸
方向のテーパー部17,18を備え、この上・下テーパ
ー部17,18にテーパー嵌合するとともに上・下リム
13,14の内周に嵌入して軸方向に移動自在な上・下
ウエッジ部材19,20を備え、更に、該上・下ウエッ
ジ部材19,20を軸方向に移動して前記テーパー嵌合
を介して上・下ウエッジ部材19,20を径方向に拡縮
するための上・下油圧作動手段21,22を備えてな
る。上・下ウエッジ部材19,20は、円筒形状であっ
て、一端の開口から軸方向に延伸するスリット23,2
4が周方向の所定間隔をおいて形成されていて径方向の
拡縮が容易に可能とされ、ここに、テーパー部17,1
8は軸方向一端から他端に向かって連続しているととも
に周方向全体に亘って形成されている。上・下油圧作動
手段21,22は、図2において上油圧作動手段21に
ついて示しているように、上主軸1の下端面に図外のボ
ルトで取付けているリング形状のガイドプレート25と
上ウエッジ部材19および上主軸1とによって段付シリ
ンダ室26を画成し、該シリンダ室26に段付ピストン
27を上下動自在に嵌合しており、該ピストン27の下
端面に第1油路28を介して作動油を供給するとピスト
ン27がガイドピン29等によって案内されて上昇し、
上ウエッジ部材19を押上げテーパー嵌合による楔作用
で上ウエッジ部材19が拡散して上リム13を摩擦力で
クランプし、一方、ピストン27の上端面に第2油路3
0を介して作動油を供給するとピストン27は降下して
上ウエッジ部材19はその弾性力で収縮し、上リム13
のクランプを解除するようになっている。なお、下油圧
作動手段22についても既述した上油圧作動手段21と
同じ作用をすることから、共通部分は共通符号で示して
いる。上・下リム13,14にタイヤTを装着して該上
・下リム13,14を上・下ロック手段15,16にて
クランプした状態でタイヤTにタイヤ内圧(空気圧)を
作用させると、上・下リム13,14に上下方向の力F
1,F2が作用し、該リム13,14がずれることか
ら、これを阻止するために上・下係合手段31,32が
上・下主軸1,2に備えられている。上・下係合手段3
1,32は上・下主軸1,2の基部にハチ巻形状の周溝
33,34を形成し、この周溝33,34にストッパー
ブロック35,36を平面視にて放射状に配置して径方
向に進退自在に嵌合しているとともに、該ストッパーブ
ロック35,36に有底筒状のピストン37,38を図
2で示す如くテーパーピン39にて結合するとともに、
該ピストン37,38を径方向に進退案内する有底シリ
ンダ室40を、周溝33,34に放射状配置で形成し
て、該有底シリンダ室40の有底部とピストン37,3
8に亘って1重〜3重のコイルバネ41を収納して、該
バネ41にてストッパーブロック35,36を径外方
向、すなわち、係合方向に付勢している。一方、ピスト
ン37,38には図4で示す如く止輪で位置決めされて
いるディスク42が套嵌されていて第2油路30に連通
する分岐路43を介してバネ41に抗して圧油を供給す
ることで、ストッパーブロック35,36が径内方向に
摺動して上・下リム13,14の端面との係合が解除さ
れるようになっている。ストッパーブロック35,36
には、その外周に複数段の係合部35A,36Aが段階
状に形成されていて、上・下リム13,14の係合位置
が変更可能とされている。図5は本発明の第2実施例を
示しており、上・下主軸1,2の外周に形成した上・下
テーパー部17,18を軸方向に連続ではなく中間のス
トレート部を介して複数段に形成したものであり、これ
に対応して上・下ウエッジ部材19,20の内周面も上
下複数段に形成されている。更に、図5の第2実施例で
は、上・下係合手段31,32は上・下ストッパーブロ
ック35,36にピストン37,38を一体に形成し、
油圧で係合姿勢(径外方向進出)と非係合姿勢(径内方
向退入)で切替えるとともに上・下油圧作動手段21,
22に連動させたものである。すなわち、上・下油圧作
動手段21,22に上・下ウエッジ部材19,20に対
してクランプ方向の油圧を供給すると上・下係合手段3
1,32には油圧係合姿勢に連動し、一方、上・下ウエ
ッジ部材19,20に対してアンクランプ方向の油圧を
供給すると上・下係合手段31,32には、これが非係
合姿勢に油圧で連動されている。その他の構成は既述の
第1実施例と共通し、共通部分は共通符号で示してい
る。図6は本発明の第3実施例を示しており、上・下ロ
ック手段15,16と、上・下油圧作動手段21,22
の構成を変更したものである。すなわち、上・下主軸
1,2に段付シリンダ44,45を形成し、この上・下
シリンダ44,45に上・下可動ピストン46,47を
油密で摺動自在に嵌合するとともに、この上・下可動ピ
ストン46,47の内周側に段付シリンダ48,49を
形成し、この上・下段付シリンダ48,49に嵌合する
固定ピストン50,51を上・下主軸1,2の端面にボ
ルト52,53で取付けている。段付シリンダ44,4
5はアンクランプ用であり、第2油路30から圧油を供
給可能であり、段付シリンダ48,49はクランプ用で
あり、第1油路28から圧油を供給可能であり、段付シ
リンダ44,45に対して段付シリンダ48,49の受
圧面積が小さいことからシリンダ48,49には付勢バ
ネ54,55が組込まれている。上・下可動ピストン4
6,47の径大胴部には周方向の間隔をおいて軸方向の
テーパー部17,18が形成されていて、このテーパー
部17,18に上・下ウエッジ部材19,20が軸方向
摺動自在としてガイドウエイ56,57によって装着さ
れているとともに、上・下主軸1,2に形成している窓
部58,59に嵌合されて上・下リム13,14の内周
面に当接されている。従って、第3実施例では第1油路
28からシリンダ48に圧油を供給するとバネ54,5
5との協働によって上・下可動ピストン46,47は互
いに離反する方向に摺動して上・下ウエッジ部材19,
20を楔作用で径外方向に押付けて上・下リム13,1
4を内周側からクランプするとともに、これと連動して
上・下係合手段31,32の上・下スライドブロック3
5,36が径外方向に進出して上・下リム13,14に
係合してその動きを拘束する。一方、第2油路30から
上・下シリンダ44,45に圧油を供給すると、上・下
可動ピストン46,47はそれぞれバネ54,55に抗
して互いに近づく方向に摺動し、上・下ウエッジ部材1
9,20の楔作用を緩め、上・下リム13,14をアン
クランプするとともに、上・下係合手段31,32の上
・下スライドブロック35,36を径内方向に退入させ
て上・下リム13,14の係合を解放する。上記の第1
〜3実施例において、図1で代表して示すように、ドラ
ム等の代用路面体Dの赤道線0−0と、上・下リム1
3,14に装着されているタイヤTの赤道線01−01
とをオフセットCをもたせておくことにより、上・下リ
ム13,14のいずれか一方のみを移動させてリム幅を
調整する場合でも、オフセットが移動量の1/4とな
り、タイヤTを代用路面体Dに押付けてLFD、コニシ
ティ等を測定するとき、測定結果に及ぼす影響を極小化
することができる。本発明の実施例は以上の通りである
が、次のような設計変更をすることができる。請求項1
に係る本発明においては、上・下ウエッジ部材19,2
0は上下を同時に動かす他、上・下ウエッジ部材19,
20のいずれか一方を動かして他方は動かさないように
もでき、また、上・下ウエッジ部材19,20のいずれ
か一方を先に動かしてその後に他方を動かすようにする
こともできる。また、上・下係合手段31,32のスラ
イドブロック35,36は、バネ41の弾性力で進出さ
せ、油圧で退入させるかまたは、進退ともに油圧で行う
ようにすることもでき、係合段部35A,36Aは2段
〜4段などその個数は任意である。更に、スライドブロ
ック35,36は、上・下主軸1,2にハチ巻状に形成
した周溝33,34に嵌合することによって、窓部に嵌
合するものに比べ加工が容易でかつ上・下リム13,1
4の係合面を周一平面上にすることが可能であるけれど
も、窓部に嵌合するものも含む。
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、上・
下リムをクランプするのに、油圧による楔作用を利用す
るものであるから、試験中に横荷重が作用しても調心性
が狂うことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す立断面図である。
【図2】図1の上主軸部分を示す要部の断面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】上係合手段を示す拡大断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す立断面図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す立断面図である。
【符号の説明】 1 上主軸 2 下主軸 13 上リム 14 下リム 15 上ロック手段 16 下ロック手段 17 上テーパー部 18 下テーパー部 19 上ウエッジ部材 20 下ウエッジ部材 21 上油圧作動手段 22 下油圧作動手段 31 上係合手段 32 下係合手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 折茂 泰而 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所 高砂製作所内 (56)参考文献 特開 平5−66171(JP,A) 特開 平4−310838(JP,A) 実公 昭55−44194(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01M 17/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上・下主軸(1)(2)の対向端部に、
    タイヤ(T)を装着する上・下リム(13)(14)を
    上下動自在に嵌着するとともに、前記上・下リム(1
    3)(14)を内周からロックするための上・下ロック
    手段(15)(16)を備え、該上・下ロック手段(1
    5)(16)のロック時に前記上・下リム(13)(1
    4)に係合して該上・下リム(13)(14)の間隙を
    設定する上・下係合手段(31)(32)を備え、前記
    上・下リム(13)(14)に装着したタイヤ(T)を
    代用路面体(D)に押当てて測定するタイヤ試験機のリ
    ムクランプ装置において、 前記上・下ロック手段(15)(16)は、上・下主軸
    (1)(2)の外周に軸方向のテーパー部(17)(1
    8)を備え、該テーパー部(17)(18)にテーパー
    嵌合するとともに上・下リム(13)(14)の内周に
    嵌入して軸方向に移動自在な上・下ウエッジ部材(1
    9)(20)を備え、該上・下ウエッジ部材(19)
    (20)のうち少なくとも一方を軸方向に移動して前記
    テーパー嵌合を介して上・下ウエッジ部材(19)(2
    0)を径方向に拡縮するための上・下油圧作動手段(2
    1)(22)を備え、前記上・下ウエッジ部材(19)
    (20)は円筒形であり、一端の開口から軸方向に延伸
    するスリット(23)が形成されて、更に、前記上・下
    係合手段(31)(32)は、上・下主軸(1)(2)
    の外周にハチ巻状に形成されている周溝(33)(3
    4)に、径方向に進退自在なストッパーブロック(3
    5)(36)を周方向の間隔をおいて嵌合していること
    を特徴とするタイヤ試験機のリムクランプ装置。
  2. 【請求項2】 上・下油圧作動手段(21)(22)
    は、上・下ウエッジ部材(19)(20)の軸端面に嵌
    合されている上・下油圧ピストン(27)を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤ試験機のリムク
    ランプ装置。
  3. 【請求項3】 上・下主軸(1)(2)の対向端部に、
    タイヤ(T)を装着する上・下リム(13)(14)を
    上下動自在に嵌着するとともに、前記上・下リム(1
    3)(14)を内周からロックするための上・下ロック
    手段(15)(16)を備え、該上・下ロック手段(1
    5)(16)のロック時に前記上・下リム(13)(1
    4)に係合して該上・下リム(13)(14)の間隙を
    設定する 上・下係合手段(31)(32)を備え、前記
    上・下リム(13)(14)に装着したタイヤ(T)を
    代用路面体(D)に押当てて測定するタイヤ試験機のリ
    ムクランプ装置において、 前記上・下ロック手段(15)(16)は、上・下主軸
    (1)(2)の外周に軸方向のテーパー部(17)(1
    8)を備え、該テーパー部(17)(18)にテーパー
    嵌合するとともに上・下リム(13)(14)の内周に
    嵌入して軸方向に移動自在な上・下ウエッジ部材(1
    9)(20)を備え、該上・下ウエッジ部材(19)
    (20)のうち少なくとも一方を軸方向に移動して前記
    テーパー嵌合を介して上・下ウエッジ部材(19)(2
    0)を径方向に拡縮するための上・下油圧作動手段(2
    1)(22)を備え、該上・下油圧作動手段(21)
    (22)は、上・下主軸(1)(2)に軸方向移動自在
    として嵌合されている油圧可動ピストン(46)(4
    7)と、該可動ピストン(46)(47)に雄・雌嵌合
    されていて上・下主軸(1)(2)に取付けられている
    固定ピストン(50)(51)と、を備え、前記可動ピ
    ストン(46)(47)の外周にテーパー部(17)
    (18)を備え、該テーパー部(17)(18)にテー
    パー嵌合する上・下ウエッジ部材(19)(20)を備
    えていることを特徴とする タイヤ試験機のリムクランプ
    装置。
JP5333553A 1993-12-27 1993-12-27 タイヤ試験機のリムクランプ装置 Expired - Fee Related JP2874128B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5333553A JP2874128B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 タイヤ試験機のリムクランプ装置
KR1019940036887A KR0152681B1 (ko) 1993-12-27 1994-12-26 타이어 시험기의 림 체결장치
US08/364,228 US5562358A (en) 1993-12-27 1994-12-27 Rim clamping device for a tire uniformity machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5333553A JP2874128B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 タイヤ試験機のリムクランプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07190898A JPH07190898A (ja) 1995-07-28
JP2874128B2 true JP2874128B2 (ja) 1999-03-24

Family

ID=18267333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5333553A Expired - Fee Related JP2874128B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 タイヤ試験機のリムクランプ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5562358A (ja)
JP (1) JP2874128B2 (ja)
KR (1) KR0152681B1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4343126A1 (de) * 1993-12-17 1995-06-22 Hoechst Ag Festphasensynthese von Oligoribonucleotiden
JP3486307B2 (ja) * 1996-09-02 2004-01-13 三菱重工業株式会社 タイヤユニフォミティマシン
US6988397B1 (en) * 2003-02-11 2006-01-24 Akron Special Machinery, Inc. Rim chucking machine
DE10323805B3 (de) * 2003-05-23 2004-11-11 Windmöller & Hölscher Kg Dornverriegelungseinheit für Druckwalzendorne in einer Rotationsdruckmaschine
JP4230931B2 (ja) * 2004-01-30 2009-02-25 株式会社長浜製作所 動釣合い試験機用の回転体支持装置
SE525667C2 (sv) * 2004-05-18 2005-03-29 Etp Transmission Ab Friktionsförband, kolvaggregat och pressbord innefattande ett friktionsförband samt förfarande
JP4331091B2 (ja) * 2004-07-16 2009-09-16 横浜ゴム株式会社 タイヤ保持装置
SE0502056L (sv) 2005-09-16 2006-11-07 Etp Transmission Ab Friktionsförband
JP5956456B2 (ja) * 2010-11-23 2016-07-27 マイクロ−ポイズ メジャーメント システムズ,リミティド ライアビリティ カンパニー タイヤ・ユニフォーミティ試験システム
KR101482897B1 (ko) * 2010-12-15 2015-01-14 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 타이어 시험 장치
CN103900763B (zh) * 2012-12-28 2017-03-08 软控股份有限公司 轮胎多级轮辋不平衡量标定方法
CN113370108B (zh) * 2021-07-14 2024-02-20 杭州集智机电股份有限公司 用于轮胎均动检测的夹具

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL146582B (nl) * 1964-03-23 1975-07-15 Hochreuter Johann Naafbevestiging.
DE1297117B (de) * 1964-04-09 1969-06-12 Roland Offsetmaschf Vorrichtung zum Fixieren und Spannen der Seitenwand eines Druckmaschinenteilaggregates an der Seitenwand der Druckmaschinen
JPS596391Y2 (ja) * 1978-09-18 1984-02-27 三洋電機株式会社 冷蔵庫
SE431014B (sv) * 1983-03-29 1983-12-27 Skf Nova Ab Anordning for astadkommande av ett klemforband
GB8312373D0 (en) * 1983-05-05 1983-06-08 Jelfs S D Hydraulic frictional locking bush
US4574628A (en) * 1983-08-30 1986-03-11 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Automatic rim replacing mechanism for tire uniformity inspecting machines
JPH01192532A (ja) * 1988-01-29 1989-08-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タイヤユニフオミテイマシン用自動リム交換装置
JP2803885B2 (ja) * 1990-03-07 1998-09-24 株式会社神戸製鋼所 タイヤユニフォミティマシンにおけるリム間隙設定方法及び装置
JP2966178B2 (ja) * 1991-03-04 1999-10-25 株式会社神戸製鋼所 タイヤユニフォミティマシンにおけるリム間隙設定装置
JP3040514B2 (ja) * 1991-04-09 2000-05-15 三菱重工業株式会社 タイヤの動バランス測定機
DE4126897A1 (de) * 1991-08-14 1993-02-18 Rexroth Mannesmann Gmbh Hydraulisches klemmsystem

Also Published As

Publication number Publication date
KR0152681B1 (ko) 1998-12-01
US5562358A (en) 1996-10-08
KR950017261A (ko) 1995-07-20
JPH07190898A (ja) 1995-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2874128B2 (ja) タイヤ試験機のリムクランプ装置
US4023407A (en) Chuck for tire uniformity machine
US5242159A (en) Hydraulic double lock vise
US7704344B2 (en) Tire building drum and tire building method
US4325764A (en) Drum and method of shaping a radial tire
US6089084A (en) Tire uniformity machine
US3908449A (en) Clamping device, especially for material testing machines
KR101559237B1 (ko) 타이어 시험기
US4836091A (en) Hydraulic work support
US7377505B2 (en) Clamping apparatus and clamping system
JP2966178B2 (ja) タイヤユニフォミティマシンにおけるリム間隙設定装置
JPH0236058A (ja) 内外径同時研削盤
EP0446137B1 (en) Method and device for setting the distance between the rims in a tire uniformity machine
CA1239814A (en) Machining workpieces
CN215615191U (zh) 汽车刹车盘的机加工辅助治具
JP3106793B2 (ja) シリンダボアの加工方法及びその加工方法に用いるシリンダボアの変形防止装置
US4606215A (en) Apparatus and method for stripping workpieces
JPH0269601A (ja) 内径測定装置
JPH0329544B2 (ja)
JP2571220Y2 (ja) ターンテーブルの固定装置
CN216228787U (zh) 一种轴承内圈加工夹具
JP4598482B2 (ja) タイヤ保持装置
US4726214A (en) Shrink forming apparatus
CA2024120A1 (en) Roll stand for a planetary rolling mill
JPH071207Y2 (ja) センター付きチャックにおける偏心ワークの締付け機構

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees