JP4331091B2 - タイヤ保持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車用タイヤの製造工程において、タイヤのユニフォーミティや振れを測定するタイヤ試験機におけるタイヤ保持装置に関するものである。
一般に、自動車用タイヤの周方向における重量バランスや厚みなどが偏っていると、タイヤの走行性能を低下させる原因となるため、タイヤの製造工程において加硫成形後のタイヤの品質をタイヤ試験機によって検査している。例えば、タイヤ品質の一つであるユニフォーミティの測定は、上下一対の回転軸の対向端部にそれぞれ取付けた一対のリム部材によりタイヤを保持するとともに、タイヤに内圧を付与して回転させ、その外周面に測定機を当接させて行う。ここで、タイヤの内周部の幅寸法はタイヤの種類によって異なるため、各リム部材の軸方向の間隔をタイヤの種類によって変更する必要があるが、この変更を各リム部材自体の交換により行うようにすると、多くの作業時間を費やし効率的ではない。
そこで、各リム部材を交換することなく各リム部材の軸方向の間隔を変更可能なタイヤ試験機として、軸方向に固定された上側の回転軸と、上側の回転軸の下端側に取付けられた上側のリム部材と、油圧シリンダによって上下方向に移動自在な下側の支持部材と、下側の支持部材の上側に油圧シリンダによって上下方向に移動自在に取付けられ、上側の回転軸と当接する下側の回転軸と、下側の支持部材の上端側に回転可能に取付けられた下側のリム部材とを備え、タイヤの内周部の幅寸法に合わせて油圧シリンダによって下側の回転軸を上下方向に移動させて、各リム部材の軸方向の間隔を調整するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−160643号公報
ところで、各リム部材に装着したタイヤに内圧を付与すると、その内圧により各リム部材に回転軸の軸方向の大きな力が働くが、この力によって各リム部材の軸方向の間隔が大きくなると、タイヤの内周部が適正な幅寸法ではなくなり、タイヤ試験機の測定精度が低下する。よって、前記装置のように、油圧シリンダにより各リム部材の軸方向の間隔を調整する場合は、タイヤの内圧によって移動することのない出力の大きい油圧シリンダを用いるか、或いは各リム部材の回転軸の軸方向の移動を規制するための別の機構を設ける必要がある。このため装置が複雑になり、装置の故障や、装置の製作費用の増大を招来するという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、タイヤの幅方向のサイズに応じて各リム部材の軸方向の間隔を調整することができるとともに、簡単な構造で耐久性を高めることのできるタイヤ保持装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、互いに軸方向に対向して配置された一対の支軸と、各支軸の対向端部にそれぞれ取付けられた一対のリム部材とを備え、各リム部材の軸方向の間隔を変えることにより、各リム部材によって幅方向任意のサイズのタイヤを保持するようにしたタイヤ保持装置において、前記各リム部材の一方を支軸に対して軸方向に移動自在に設けるとともに、リム部材側及び支軸側に互いにリム部材の周方向任意の位置で軸方向に当接する当接部をそれぞれ設け、各当接部を、互いに周方向に当接位置を変えることにより軸方向の異なった位置で当接するように形成している。
また、本発明は、互いに軸方向に対向して配置された一対の支軸と、各支軸の対向端部にそれぞれ取付けられた一対のリム部材とを備え、各リム部材の軸方向の間隔を変えることにより、各リム部材によって幅方向任意のサイズのタイヤを保持するようにしたタイヤ保持装置において、前記各リム部材を支軸に対して軸方向に移動自在に設けるとともに、各リム部材側及び各支軸側に互いにリム部材の周方向任意の位置で軸方向に当接する当接部をそれぞれ設け、リム部材側の当接部と支軸側の当接部とを、互いに周方向に当接位置を変えることにより軸方向の異なった位置で当接するように形成している。
これにより、前記各当接部を互いに周方向に当接位置を変えることにより、各リム部材の軸方向の間隔がタイヤの幅方向のサイズに応じて任意に調整される。その際、リム部材側の当接部が支軸側の当接部に支軸の軸方向に当接することから、各支持部材に支軸の軸方向の大きな力が働いても、各リム部材の軸方向の間隔が容易に変化することはない。
本発明によれば、各当接部を互いに周方向に当接位置を変えることにより、各リム部材の軸方向の間隔をタイヤの幅方向のサイズに応じて調整するようにしたので、各リム部材の軸方向の間隔を容易且つ速やかに変更することができる。また、各支持部材に支軸の軸方向の大きな力が働いても、容易に各リム部材の軸方向の間隔が変化しないようにしたので、例えば、タイヤの内圧に抗するために各リム部材を軸方向に固定する専用の機構を設ける必要がなく、簡単な構造によって耐久性の高い装置を構成することができる。
図1乃至図8は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1はタイヤ試験機の一部断面概略正面図、図2はタイヤ支持部の一部断面正面図、図3はタイヤ支持部の平面図、図4はタイヤ支持部の下面図、図5はタイヤ支持部の構造説明図、図6はタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図、図7は各リム部材の軸方向の間隔を変更した後のタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図、図8は各リム部材の軸方向の間隔をさらに変更した後のタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図である。
以下、同図を参照し、自動車用のタイヤTAのユニフォーミティ検査を行うタイヤ試験機について説明する。
本実施形態のタイヤ試験機は、タイヤTAを保持するタイヤ保持装置を有するタイヤ試験機本体1と、タイヤ試験機本体1に回転可能に支持された上側の回転軸10及び下側の回転軸20と、上側の回転軸10の下端側に設けられた上側のタイヤ支持部30と、下側の回転軸20の上端側に設けられた下側のタイヤ支持部40とを備えている。
タイヤ試験機本体1は、タイヤ試験機本体1を所定位置に設置するためのベース2と、ベース2に複数の支柱3を介して支持されているフレーム4と、各タイヤ支持部30,40に保持させたタイヤTAのユニフォーミティを測定する周知の測定手段5と、各タイヤ支持部30,40との間にタイヤTAを搬送するための搬送ローラ6とを備えている。測定手段5は水平方向に移動可能に設けられ、各タイヤ支持部材30,40に保持されたタイヤTAの外周面に当接するようになっている。搬送ローラ6は互いに間隔をおいて複数のローラを配列して形成され、図1の奥側から手前側にタイヤTAを搬送するようになっている。
上側の回転軸10はフレーム4にベアリング11を介して回転自在に支持され、駆動手段7によって回転するようになっている。上側の回転軸10の下端側にはフランジ部12が形成され、フランジ部12より下端側の軸部には、油圧によって拡縮自在なコレットチャック13が設けられている。また、上側の回転軸10の下端面には上側に向かって内径が徐々に小さくなる係合穴14が設けられ、係合穴14の中央部には図示しないコンプレッサに連通する吐出孔15が設けられている。
下側の回転軸20は、上側の回転軸10と同一軸線上に配置されるとともに、ベース1に固定された油圧シリンダ21の上端部にベアリング21aを介して回転自在に支持され、油圧シリンダ21によって上下に移動するようになっている。下側の回転軸20の上端側にはフランジ部22が形成され、フランジ部22より上端側の軸部には、油圧によって拡縮自在なコレットチャック23が設けられている。また、下側の回転軸20の上端面には、上側に向かって外径が徐々に小さくなる係合突起24が設けられ、係合突起24と係合穴14とが係合されると、上側の回転軸10と下側の回転軸20とが同一軸線上に位置決めされるようになっている。係合突起24にはその上端部から側面部に連通する連通孔25が設けられ、係合突起24と係合穴14とが係合された後、図示しないコンプレッサからの圧縮空気が吐出穴15及び連通孔25を経て、係合突起24の側面部から吐出するようになっている。
各タイヤ支持部30,40は、タイヤTAを保持するためのリム部材31,41と、各リム部材31,41と各回転軸10,20のフランジ部12,22との間に配置された一方の当接リングとしてのスペーサリング32,42と、スペーサリング32,42と各回転軸10,20との間に配置された他方の当接リングとしてのストッパリング33,43と、各ストッパリング33,43を各回転軸10,20に対して周方向に回動させるためのシリンダ34,44とを備えている。また、各タイヤ支持部30,40は同様の構造となっており、互いに各リム部材31,41側を対向させるように、各回転軸10,20に取付けられている。尚、各リム部材31,41、各スペーサリング32,42、各ストッパリング33,43は、各回転軸10,20に着脱自在に取付けられている。
各リム部材31,41は各回転軸10,20のコレットチャック13,23の外周側に配置され、コレットチャック13,23が拡径し、各リム部材31,41の内周面を支持するようになっている。各リム部材31,41の軸方向一端側にはタイヤTAの内周部の内径より大きな外径を有するリム部が形成され、その他の部分はタイヤTAの内周部の内径より小さく形成され、リム部によってタイヤTAを保持するようになっている。
各スペーサリング32,42には、その一端面に周方向に間隔をおいて複数箇所の第1突部32a,42a及び第2突部32b,42bが形成されている。各突部32a,32b,42a,42bは各回転軸10,20の軸方向に延びるように同一外径の円柱状に形成されている。また、各第2突部32b,42bは各第1突部32a,42aより軸方向に長く形成され、各第1突部32a,42aは共に軸方向に同一の長さであり、各第2突部32b,42bは共に軸方向に同一の長さである。さらに、各第1突部32a,42aと各第2突部32b,42bとは各スペーサリング32,42の周方向に並ぶように配置されている。
各ストッパリング33,43には、各スペーサリング32,42の第1突部32a,42aが挿通可能な複数の挿通孔33a,43aと、第2突部32b,42bが挿通可能な複数の挿通孔33b,43bとが形成されている。各スペーサリングの外周側には軸方向に延びるように設けられた突状部33c,43cが形成され、各突状部33c,43cには周方向に間隔をおいて複数のローラ33d,43dが取付けられている。各ストッパリング33,43は各ローラ33d,43dによって各回転軸10,20のフランジ部12,22に周方向に移動可能に取付けられるとともに、各回転軸10,20に対する軸方向の移動を規制されている。さらに、フランジ部12,22には、各スペーサリング32,42の第1突部32a,42aが挿通可能な複数の挿通孔12a,22aと、第2突部32b,42bが挿通可能な複数の挿通孔12b,22bが形成されている。
各シリンダ34,44は、2本のエアシリンダをそれぞれのロッドが両端側に配置されるように軸方向に連結してなり、一方のロッドの先端は各回転軸10,20のフランジ部12,22に連結され、他方のロッドの先端は各ストッパリング33,43の突状部33c,43cに連結されている。即ち、各シリンダ34,44により、各回転軸10,20に対して各ストッパリング33,43が周方向に回動するようになっている。詳しくは、各シリンダ34,44の2本のエアシリンダのうち両方のロッドを伸長させた状態、片方のロッドを伸長させた状態及び両方のロッドを伸長させない状態の3段階の所定の位置に、各ストッパリング33,43を回動するようになっている。
以上のように構成されたタイヤ試験機においては、先ず、油圧シリンダ21によって下側のタイヤ支持部40を搬送ローラ6よりも下側に配置し、搬送ローラ6によって加硫成型後のタイヤTAをタイヤ支持部30,40と略同一軸線上に配置する。この状態で油圧シリンダ21によって下側のタイヤ支持部40を上昇させ、リム部材41によってタイヤTAの内周部を支持するとともに、下側の回転軸20の係合突起24と上側の回転軸10の係合穴14とを係合させる。これにより、図2乃至図4に示すように上側のタイヤ支持部30のリム部材31と下側のタイヤ支持部40のリム部材41とによってタイヤTAを保持する。次に、図示しないコンプレッサから吐出孔15及び連通孔25を経て圧縮空気をタイヤTA内に吐出してタイヤTAに内圧を付与するとともに、上側の回転軸10を駆動手段7によって回転させることによってタイヤTAを回転させ、タイヤTAの外周面に測定手段5を当接させることにより、タイヤTAのユニフォーミティを測定する。この時、タイヤTAに内圧を付与する圧縮空気によって各リム部材31,41に各回転軸10,20の軸方向に大きな力が働くが、各リム部材31,41、各スペーサリング32,42、各ストッパリング33,43及び各フランジ部12,22が各回転軸10,20の軸方向に当接しているため、リム部材31とリム部材41との軸方向の間隔が変化することはない。
ここで、例えば内周部の幅寸法の小さいタイヤTAのユニフォーミティを測定するために、リム部材31とリム部材41との間隔を調整する場合について、図6及び図7を参照しながら説明する。図6に示す状態では、各スペーサリング32、42の各突部32a,32b,42a,42bが、各ストッパリング33,43の各挿通孔33a,33b,43a,43b及び各フランジ部12,22の各挿通孔12a,12b,22a,22bを挿通し、各リム部材31,41と各フランジ部12,22とが最も近接した状態となっている。図7に示す状態にするためには、先ず、各コレットチャック13,23を縮径させるとともに、各リム部材31,41を把持して軸方向に移動可能な移動手段としての把持手段CAによって各リム部材31,41を各フランジ部12,22から離れる方向に移動させる。また、各スペーサリング32,42も各リム部材31,41と共に移動させ、各突部32a,32b,42a,42bを各挿通孔33a,33b,43a,43b及び各挿通孔12a,12b,22a,22bから抜き出す。
次に、各シリンダ34,44を片方のロッドのみ伸長した状態にして各ストッパリング33,43を周方向に回動させ、各挿通孔33a,43aと各挿通孔12b,22bとが連通するようにするとともに、各挿通孔12a,22aが各スペーサリング33,43によって閉鎖されるようにする。続いて、把持手段CAによって各リム部材31,41及び各スペーサリング32,42を移動し、各スペーサリング32,42の第1突部32a,42aと各ストッパリング33,43とを当接させ、この状態で各コレットチャック13,23を拡径させ、各リム部材31,41を位置決めする。
さらに内周部の幅寸法の小さいタイヤTAを測定する場合は、図8に示すように、前記において各ストッパリング33,43を周方向に回動させる際に、各シリンダ34,44の両方のロッドを伸長させない状態にして、各挿通孔12a,12b,22a,22bが各ストッパリング33,43によって閉鎖されるようにし、各スペーサリング32,42の第2突部32b,42bと各ストッパリング33,43とを当接させる。
図7及び図8に示すように、リム部材31とリム部材41との軸方向の間隔を調整した後においても、各リム部材31,41、各スペーサリング32,42、各ストッパリング33,43及び各フランジ部12,22は軸方向に当接することとなるので、タイヤTAにかける内圧によって、リム部材31とリム部材41との軸方向の間隔が変化することはない。
このように、本実施形態のタイヤ保持装置を有するタイヤ試験機によれば、同一軸線上に上下に配置された各回転軸10,20の対向端部にそれぞれタイヤ支持部30,40を設け、各タイヤ支持部30,40にタイヤTAを保持するためのリム部材31,41を取付けるとともに、各リム部材31,41と各回転軸10,20に設けたフランジ部12,22との間にそれぞれスペーサリング32,42及びストッパリング33,43を設けてそれぞれ各回転軸10,20の軸方向に当接させ、また、各スペーサリング32,42に各回転軸10,20の軸方向に延びる複数の突部32a,32b,42a,42bを形成するとともに、各ストッパリング33,43を各突部32a,32b,42a,42bを挿通可能に形成し、各ストッパリング33,43を周方向に回転させることにより、各ストッパリング33,43を各突部32a,32b,42a,42bの一部または全部が挿通せずに、所定の突部と各ストッパリング33,43とが当接して、各回転軸10,20に対する各リム部材31,41の軸方向位置を変化させるようにしたので、タイヤの内周部の幅寸法に応じてリム部材31とリム部材41との間隔を調整することができ、また、各リム部材31,41をタイヤの内圧に抗して各回転軸10,20の軸方向に支持することができる。よって、リム部材31とリム部材41との間隔を調整するための油圧シリンダや、タイヤTAにかける内圧によってリム部材31とリム部材41との間隔を変化させないための別の機構を設ける必要がないため、タイヤ保持装置を簡単な構造の装置とすることができ、装置の耐久性の向上を図ることができる。
また、各スペーサリング32,42及び各ストッパリング33,43を各回転軸10,20に着脱自在に取付けたので、各スペーサリング32,42及び各ストッパリング33,43を取替えることにより、リム部材31とリム部材41との間隔を任意に設定することが可能である。
さらに、各スペーサリング32,42の第1突部32a,42aを軸方向に同一の長さに形成するとともに、第2突部32b,42bを軸方向に同一の長さに形成したので、各リム部材31,41を互いに各回転軸10,20の軸方向に等しい距離ずつ移動させ、各回転軸10,20の軸方向におけるリム部材31とリム部材41との中央位置が移動しないように、リム部材31とリム部材41との間隔を調整することができる。これにより、リム部材31とリム部材41との間隔を調整しても、測定手段5の高さ位置を調節する必要がなく、タイヤ試験機の構造の簡素化を図ることができる。
また、各シリンダ34,44を2本のエアシリンダをそれぞれのロッドが両端側に配置されるように軸方向に連結して形成し、一方のロッドの先端を各回転軸10,20に連結するとともに、他方のロッドの先端は各ストッパリング33,43の突状部33c,43cに連結し、各シリンダ34,44の両方のロッドを伸長させた状態、片方のロッドを伸長させた状態及び両方のロッドを伸長させない状態の3段階の所定の位置に、各ストッパリング33,43を回動するようにしたので、各ストッパリング33,43の回動角度を検知するなどの複雑な制御を用いることなく、各ストッパリング33,43を確実に所定の回動位置に回動させることができる。
尚、本実施形態では各スペーサリング32,42に第1突部32a,42a及び第2突部32b,42bの2種類の高さの突部を設けたが、突部の高さは1種類とすることも可能であり、また、3種類以上とすることも可能である。
さらに、本実施形態では各スペーサリング32,42に突部を設けたが、突部を各フランジ部12,22に設け、突部と各リム部材31,41とを直接当接させることも可能である。または、突部を各リム部材31,41に設け、突部と各フランジ部12,22とを直接当接させることも可能である。これらの場合、各フランジ部31,41及び各リム部材31,41のうち少なくとも一方を回動させることにより、リム部材31とリム部材41との間隔を調整することができる。
尚、本実施形態では、円柱状の突部32a,32b,42a,42bを有する各スペーサリング32と、各突部32a,32b,42a,42bを挿通可能な各ストッパリング33,43により、リム部材31とリム部材41との間隔を調整するように構成したが、図9に示すように、各リム部材31,41と各フランジ部12,22との間にそれぞれ一方の当接リングとしてのスペーサリング50と他方の当接リングとしてのストッパリング51とを設けることも可能である。
詳しくは、スペーサリング50には、その一端面に周方向に間隔をおいて複数箇所に第1突部50a及び第2突部50bが形成されている。各突部50a,50bは各回転軸10,20の軸方向に延びるように同一外径の円柱状に形成されるとともに、第2突部50bは第1突部50aより軸方向に長く形成されている。また、ストッパリング51には、スペーサリング50の各突部50a,50bと各回転軸10,20の軸方向にそれぞれ当接するように突部51a,51bが形成されている。各突部51a,51bは各回転軸10,20の軸方向に延びるように同一外径の円柱状に形成され、突部51aと突部50bとが当接する際に、突部51bと突部50aとが当接するように形成されている。
この場合、リム部材31とリム部材41との間隔の調整は、各シリンダ34,44によってストッパリング51を回動させ、例えば、図10に示すように、突部50aと突部51aとが当接するようにする。よって、ストッパリング51を回動させることにより、リム部材31とリム部材41との間隔を調整することができるとともに、タイヤの内圧に抗して各リム部材31,41を支持することができる。
さらに、図11に示すように、スペーサリング50及びストッパリング51の代わりにスペーサリング60及びストッパリング61を設けることも可能である。詳しくは、スペーサリング60には、その一端面に周方向に間隔をおいて複数箇所に突部60aが形成され、突部60aは各回転軸10,20の軸方向と所定の傾斜角度αをなす傾斜面が形成されている。また、ストッパリング61には、スペーサリング60の各突部60aの傾斜面に沿うように各回転軸10,20と所定の角度αをなす傾斜面を有する突部61aが形成され、各突部60a,61aの傾斜面同士が各回転軸10,20の軸方向に当接している。
この場合、リム部材31とリム部材41との間隔の調整は、各シリンダ34,44によってストッパリング61を回動させ、例えば図12に示すように、回動に応じて各突部60aと各突部61aとの周方向の当接位置が変化し、リム部材31とリム部材41との間隔を調整することができるとともに、タイヤの内圧に抗して各リム部材31,41を支持することができる。
また、本実施形態では、各リム部材31,41を回転軸10,20に対して回転軸の軸方向に移動させる手段として把持手段CAを用いたが、図13に示すように、各フランジ部12,22にそれぞれ複数のシリンダASを固定するとともに、そのロッド部の先端によって各リム部材31,41を支持するようにし、各シリンダASによって各リム部材31,41を回転軸10,20に対して軸方向に移動させるようにしてもよい。これにより、各リム部材31,41を各コレットチャック13,23によって支持する必要がなくなり、タイヤ保持装置の構造をより簡単にすることが可能である。尚、各ストッパ部材33,43の回動を許容するため、各ストッパ部材33,43にシリンダASのロッド部が挿通するとともに、周方向に延びる長孔33e,43eを設ける必要がある。
さらに、本実施形態では、各シリンダ34,44によって各スペーサ部材33,43を各回転軸10,20の周方向に回転させるようにしたが、図14に示すように、各スペーサ部材33,43の外周面に従動側歯車としてのウォームギヤ33f,43fを形成し、また、モータ71によって駆動される駆動側歯車としてのウォームシャフト72を有するとともに、レール73によってウォームシャフト72がウォームギヤ33f,43fと歯合可能に構成された駆動装置70を設け、ウォームシャフト72の回転によって各スペーサ部材33,43を各回転軸10,20の周方向に回転させることも可能である。
図15乃至図23は本発明の第2の実施形態を示すもので、図15はタイヤ試験機の一部断面正面図、図16は図15におけるA方向矢視図、図17は図15におけるB方向矢視図、図18は図15におけるC−C線断面図、図19は図15におけるD−D線断面図、図20はタイヤ保持装置の要部斜視図、図21はタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図、図22は各リム部材を各回転軸に対して軸方向に移動した状態を示すタイヤ支持部の正面図、図23は各リム部材の軸方向の間隔を調整した後の状態を示すタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図である。尚、第1の実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
本実施形態のタイヤ保持装置は、自動車用のタイヤTAのユニフォーミティ検査を行うタイヤ試験機に備わるものであり、タイヤ試験機本体100に回転可能に支持された支軸としての上側の回転軸110及び下側の回転軸120と、上側の回転軸110の下端側に設けられた上側のタイヤ支持部130と、下側の回転軸120の上端側に設けられた下側のタイヤ支持部140とを備えている。
タイヤ試験機本体100は、タイヤ試験機本体100を所定位置に設置するためのベース101と、ベース101に複数の支柱102を介して支持されているフレーム103と、各タイヤ支持部130,140に保持されたタイヤTAのユニフォーミティを測定する周知の測定手段104と、各タイヤ支持部130,140との間にタイヤTAを搬送するための搬送ローラ105とを備えている。測定手段104は水平方向に移動可能に設けられ、各タイヤ支持部130,140に保持されたタイヤTAの外周面に当接するようになっている。搬送ローラ105は互いに間隔をおいて配列された複数のローラから形成され、図15の奧側から手前側にタイヤTAを搬送するようになっている。
上側の回転軸110はフレーム103にベアリング111を介して回転自在に支持され、フレーム103に固定された周知のサーボモータからなる回転機構としてのモータ106によって回転するようになっている。上側の回転軸110の下側にはフランジ部112が形成され、フランジ部112より下端側の軸部には油圧によって拡縮自在なコレットチャック113が設けられている。また、上側の回転軸110の下端面には上側に向かって徐々に内径が小さくなる係合穴114が設けられ、係合穴114の中央部には図示しないコンプレッサに連通する吐出孔115が設けられている。さらに、上側の回転軸110の上端側の外周面には周方向に1箇所だけ切欠部110aが設けられている。切欠部110aの外周面側には切欠部110aを検知可能な周知の近接センサ110bが設けられ、近接センサ110bはフレーム103に固定されている。
下側の回転軸120は、上側の回転軸110と同一軸線上に配置されるとともに、ベース101に固定された油圧シリンダ121の上端部に設けられたハウジング121aにベアリング121bを介して回転自在に支持され、油圧シリンダ121によって上下方向に移動するようになっている。下側の回転軸120の上端側にはフランジ部122が形成され、フランジ部122より上端側の軸部には油圧によって拡縮自在なコレットチャック123が設けられている。
また、下側の回転軸120の上端面には上側に向かって除々に外径が小さくなる係合突起124が設けられ、係合突起124と係合穴114とが係合されると、上側の回転軸110と下側の回転軸120とが同一軸線上に位置決めされるようになっている。係合突起124にはその上端部から側面部に連通する連通孔125が設けられ、係合突起124と係合穴114とが係合された際、図示しないコンプレッサからの圧縮空気が吐出孔115及び連通孔125を経て、係合突起124の側面部から吐出するようになっている。
また、油圧シリンダ121のハウジング121aの外周面には周知のサーボモータからなる回転機構としてのモータ121cが固定され、ベルトを介して下側の回転軸120が回転するようになっている。さらに、下側の回転軸120の下端側の外周面には、周方向に1箇所だけ切欠部120aが設けられている。切欠部120aの外周面側には切欠部120aを検知可能な周知の近接センサ120bが設けられ、近接センサ120bはハウジング121aに固定されている。
上側のタイヤ支持部130はタイヤTAを保持するためのリム部材131を備えており、リム部材131は上側の回転軸110に着脱自在に取付けられている。即ち、リム部材131は上側の回転軸110のコレットチャック113の外周面側に配置され、コレットチャック113を拡径すると、リム部材131が上側の回転軸110に支持されるようになっている。リム部材131の軸方向一端側にはタイヤTAの内周部の内径より大きく形成されたリム部131aが設けられるとともに、その他の部分はタイヤTAの内周部の内径より小さく形成され、リム部131aによってタイヤTAを保持するようになっている。
また、リム部材131の一端面には周方向に間隔をおいて複数箇所の第1突部131b及び第2突部131cが設けられている。各突部131b、131cは上側の回転軸110の軸方向に延びるように同一外径の円柱状に形成されるとともに、第2突部131cは第1突部131bより軸方向に長く形成されている。一方、上側の回転軸110のフランジ部112には、第1突部131bをそれぞれ挿通可能な挿通孔112aと、第2突部131cをそれぞれ挿通可能な挿通孔112bとが設けられ、各突部131b,131cが各挿通孔112a,112bに挿通すると、リム部材131の一端面がフランジ部112に軸方向に当接するようになっている。
また、リム部材131の外周面側には、リム部材131を上側の回転軸110の軸方向に移動可能な移動機構132が設けられ、移動機構132は、リム131の外周面側に互いに周方向に間隔をおいて複数箇所に配置されたシリンダ133と、各シリンダ133を上下方向に移動自在にそれぞれ支持する支持機構134とから構成されている。
各シリンダ133は周知のエアシリンダからなり、ロッドの先端をリム131側に向けて配置されている。また、ロッドの先端には把持部133aが取付けられ、ロッドを伸長させると把持部133aがリム131の外周面に当接するようになっている。
各支持機構134は、フレーム103から下方に向かって延びる支持機構本体135と、支持機構本体135に沿って設けられたレール136及びボールネジ137とから構成されている。
支持機構本体135は下端面が上側の回転軸110の下端面よりも下方に位置するように形成されるとともに、側面に上下方向に延びる凹状部135aが形成されている。
レール136は支持機構本体135の凹状部135aが形成された側面に上下方向に延びるように設けられ、シリンダ133が取付けられた可動ベース133bをレール136に沿って移動可能に支持するようになっている。
ボールネジ137は支持機構本体135の凹状部135a内に上下方向に延びるように設けられ、可動ベース133bと螺合するとともに、図示しないモータによって回転するようになっている。即ち、ボールネジ137を回転させることにより、シリンダ133が上下方向に移動するようになっている。
下側のタイヤ支持部140はタイヤTAを保持するためのリム部材141を備えており、リム部材141は下側の回転軸120に着脱自在に取付けられている。即ち、リム部材141は下側の回転軸120のコレットチャック123の外周面側に配置され、コレットチャック123が拡径すると、リム部材141が下側の回転軸120に支持されるようになっている。リム部材141の軸方向一端側にはタイヤTAの内周部の内径より大きく形成されたリム部141aが設けられるとともに、その他の部分はタイヤTAの内周部の内径より小さく形成され、リム部141aによってタイヤTAを保持するようになっている。
また、リム部材141の一端面には周方向に間隔をおいて複数箇所の第1突部141b及び第2突部141cが設けられている。各突部141b、141cは下側の回転軸120の軸方向に延びるように同一外径の円柱状に形成されるとともに、第2突部141cは第1突部141bより軸方向に長く形成されている。ここで、第1突部141bはリム部材131の第1突部131bと等しい軸方向長さに形成されるとともに、第2突部141cは第2突部131cと等しい軸方向長さに形成されている。一方、下側の回転軸120のフランジ部122には、第1突部141bをそれぞれ挿通可能な挿通孔122aと、第2突部141cをそれぞれ挿通可能な挿通孔122bとが設けられ、各突部141b,141cが各挿通孔122a,122bに挿通すると、リム部材141の一端面がフランジ部122に軸方向に当接するようになっている。
また、リム部材141の外周面側には、リム部材141を下側の回転軸120の軸方向に移動可能な移動機構142が設けられ、移動機構142は、リム部材141の外周面側に互いに周方向に間隔をおいて複数箇所に配置されたシリンダ143と、各シリンダ143を上下方向に移動自在にそれぞれ支持する支持機構144とから構成されている。
各シリンダ143は周知のエアシリンダからなり、ロッドの先端をリム141側に向けて配置されている。また、ロッドの先端には把持部143aが取付けられ、ロッドを伸長させると把持部143aがリム141の外周面に当接するようになっている。
各支持機構144は、ベース101から上方に向かって延びる支持機構本体145と、支持機構本体145に沿って設けられたレール146及びボールネジ147とから構成されている。
支持機構本体145は上端面が下側の回転軸120の上端面よりも上方に位置するように形成されるとともに、側面に上下方向に延びる凹状部145aが形成されている。
レール146は支持機構本体145の凹状部145aが形成された側面に上下方向に延びるように設けられ、シリンダ143が取付けられた可動ベース143bをレール146に沿って移動可能に支持するようになっている。
ボールネジ147は支持機構本体145の凹状部145a内に上下方向に延びるように設けられ、可動ベース143bと螺合するとともに、図示しないモータによって回転するようになっている。即ち、ボールネジ147を回転させることにより、シリンダ143が上下方向に移動するようになっている。
以上のように構成されたタイヤ保持装置においては、先ず、油圧シリンダ121によって下側の回転軸120を搬送ローラ105より下側に配置し、搬送ローラ105によって加硫成型後のタイヤTAを各タイヤ支持部130,140と同一軸線上に配置する。この状態で油圧シリンダ121によって下側の回転軸120を上昇させ、リム部材141によってタイヤTAの内周部を支持するとともに、下側の回転軸120の係合突起124と上側の回転軸110の係合穴114とを係合させる。これにより、各リム部材131,141によってタイヤTAが保持される。
次に、図示しないコンプレッサから吐出孔115及び連通孔125を経て圧縮空気をタイヤTA内に吐出し、タイヤTAに内圧を付与する。また、上側の回転軸110をモータ106によって回転させるとともに、タイヤTAの外周面に測定手段104を当接させ、タイヤTAのユニフォーミティを測定する。この時、タイヤTAに内圧を付与することによって各リム部材131,141に互いに離れる方向の大きな力が働くが、各リム部材131,141の一端面と各フランジ部112,122とが軸方向に当接しているため、各リム部材131,141間の間隔が変化することはない。
ここで、例えば内周部の幅寸法の小さいタイヤTAのユニフォーミティを測定するために、各リム部材131,141間の間隔を調整する場合について、図21乃至図23を参照しながら説明する。
図21に示す状態では、各リム部材131,141の各突部131b、131c、141b、141cが各フランジ部112,122の各挿通孔112a,112b,122a,122bを挿通し、各リム部材131,141の一端面と各フランジ部112,122とが軸方向に当接している。
図23に示す状態にするためには、先ず、各切欠部110a,120aが各近接センサ110b,120bによって検出される位置に各回転軸110,120を回転させるとともに、各シリンダ133,143を各リム部材131,141の外周面側に配置し、各シリンダ133,143のロッドを伸長させて各把持部133a,143aを各リム部材131,141の外周面に当接させる。次に、図22に示すように、コレットチャック113を縮径するとともに各シリンダ133を下方に移動することにより、各突部131b,131cと各挿通孔112a,112bとが上側の回転軸110の周方向に係合しない位置までリム部材131を軸方向に移動させる。また、コレットチャック123を縮径するとともに各シリンダ143を上方に移動することにより、各突部141b,141cと各挿通孔122a,122bとが下側の回転軸120の周方向に係合しない位置までリム部材141を軸方向に移動させる。
この状態で、挿通孔112aに第2突部131cが挿通可能となるように上側の回転軸110をモータ106によって所定の角度だけ回転させるとともに、挿通孔122aに突部141cが挿通可能となるように下側の回転軸120をモータ121cによって所定の角度だけ回転させる。
続いて、各シリンダ133を上方に移動することにより、第2突部131cを挿通孔112aに挿通するとともに第1突部131bをフランジ部112に軸方向に当接させ、コレットチャック113を拡径することにより、上側の回転軸110にリム部材131を支持する。また、各シリンダ143を下方に移動することにより、第2突部141cを挿通孔122aに挿通するとともに第1突部141bをフランジ部122に軸方向に当接させ、コレットチャック123を拡径することにより下側の回転軸120にリム部材141を支持する。
各シリンダ133は各把持部133aとリム部材131との当接を解除するとともにフレーム103側に移動し、各シリンダ143は各把持部143aとリム部材141との当接を解除するとともにベース101側に移動する。
各リム部材131,141は、各リム部材131,141間の間隔を調整した後においても第1突部131b,141bと各フランジ部112,122とが軸方向に当接するので、タイヤTAに付与する内圧によって各リム部材131,141間の間隔が変化することはない。
尚、前述のように各リム部材131,141間の間隔を調整する際、各突部131b,131c,141b,141cが各挿通孔112a,112b,122a,122bに挿通しない位置まで各回転軸110,120を回転させることにより、各リム部材131,141間の間隔をさらに接近させることができる。
このように、本実施形態のタイヤ保持装置によれば、各回転軸110,120に各リム部材131,141を着脱自在に取付け、各リム部材131,141の一端面に軸方向に延びる複数の第1突部131b,141bと、第1突部131b,141bよりも軸方向に長い複数の第2突部131c,141cとを設け、また、各支軸110,120のフランジ部112,122に各突部131b,131c,141b,141cをそれぞれ挿通可能な挿通孔112a,112b,122a,122bを設けるとともに、各フランジ部112,122と各リム部材131,141とを周方向に位置を変えて軸方向に当接可能に形成したので、各突部が挿通孔に挿入される場合、第2突部のみが挿通孔に挿入される場合、各突部が挿通孔に挿入されない場合で各リム部材131,141間の間隔を変えることができる。
また、各リム部材131,141と各フランジ部112,122とが軸方向に当接するので、タイヤTAに付与する内圧によって各リム部材131,141間の間隔が変化することがなく、タイヤTAのユニフォーミティ測定の精度向上を図ることができる。
さらに、各リム部材131,141間の間隔を調整するための油圧シリンダを用いた複雑な機構や、タイヤの内圧に抗して各リム部材131,141間を所定の間隔に保持するための複雑な機構を設ける必要がないため、タイヤ保持装置の構造の簡易化及び耐久性の向上を図ることができる。
また、各リム部材131,141間の間隔を調整する際、各リム部材131,141を各移動機構132,142によって軸方向に移動し、各突部131b,131c,141b,141cと各挿通孔112a,112b,122a,122bとが各回転軸110,120の周方向に係合しない状態にするとともに、各モータ106,121cによって各回転軸110,120を所定の角度だけ回転させることにより、各フランジ部112,122と各リム部材131,141とを周方向に位置を変えて当接させるようにしたので、各リム部材131,141間の間隔の調整を人力によらずに容易に行うことができる。
さらに、各リム部材131,141を各回転軸110,120に着脱自在に取付けたので、タイヤTAの径方向及び幅方向のサイズに応じて、各リム部材131,141を他のサイズのリム部材131,141に変更することが可能である。
また、第1突部141bを第1突部131bと等しい軸方向長さに形成するとともに、第2突部141cを第2突部131cと等しい軸方向長さに形成したので、各リム部材131,141間の中央位置が軸方向に変化しないように、各リム部材131,141間の間隔を調整することができる。これにより、各リム部材131,141に保持されたタイヤTAの軸方向中央部が常に同じ高さに位置するので、測定手段104の高さを調整する機構を設ける必要がなく、タイヤ試験機の構造の簡素化を図ることができる。
尚、本実施形態では、各リム部材131,141に第1突部131b,141b及び第2突部131c,141cの2種類の軸方向長さの突部を設けたものを示したが、突部の軸方向長さを1種類とすることも可能であり、また、3種類以上とすることも可能である。
また、本実施形態では、各リム部材131,141を各回転軸110,120に対してそれぞれ軸方向に移動することにより、各リム部材131,141間の間隔を調整するようにしたものを示したが、各リム部材131,141のうち一方、例えばリム部材131のみを回転軸110に対して軸方向に移動することにより、各リム部材131,141間の間隔を調整することも可能である。この場合、移動させないリム部材141は回転軸120に固定することも可能である。
尚、本実施形態では、各リム部材131,141と各回転軸110,120とを相対的に回転させるため、各リム部材131,141を各回転軸110,120に対して軸方向に移動するとともに、各回転軸110,120を回転させるようにしたものを示したが、各リム部材131,141を各回転軸110,120に対して軸方向に移動するとともに、各リム部材131,141を回転させるようにすることもできる。また、各回転軸110,120を各リム部材131,141に対して軸方向に移動するとともに、各回転軸110,120を回転させるようにすることもできる。さらに、各回転軸110,120を各リム部材131,141に対して軸方向に移動するとともに、各リム部材131,141を回転させるようにすることもできる。
尚、本実施形態では、各リム部材131,141の一端面に円柱状の突部131b,131c,141b,141cを設けるとともに、各フランジ部112,122に挿通孔112a,112b,122a,122bを設け、各リム部材131,141間の間隔を調整するようにしたものを示したが、図24に示すように、各リム部材131,141の一端面及び各フランジ部112,122に突部を設けることも可能である。
即ち、リム部材131の一端面に周方向に間隔をおいて複数の第1突部131dび第2突部131eを設け、各突部131d,131eを上側の回転軸110の軸方向に延びる同一外径の円柱状に形成するとともに、第2突部131eを第1突部131dより軸方向に長く形成する。また、フランジ部112には挿通孔112a,112bを設けずに第1突部112c及び第2突部112dを形成し、各突部112c,112dを軸方向に延びる同一外径の円柱状に形成するとともに、第1突部112cと第2突部131eとが軸方向に当接する際に、第2突部112dと第1突部131dとが軸方向に当接するように形成する。
また、リム部材141の一端面に周方向に間隔をおいて複数の第1突部141dび第2突部141eを設け、各突部141d,141eを回転軸120の軸方向に延びる同一外径の円柱状に形成するとともに、第2突部141eを第1突部141dより軸方向に長く形成する。また、フランジ部122には挿通孔122a,122bを設けずに第1突部122c及び第2突部122dを形成し、各突部122c,122dを軸方向に延びる同一外径の円柱状に形成するとともに、第1突部122cと第2突部141eとが軸方向に当接する際に、第2突部122dと第1突部141dとが軸方向に当接するように形成する。
以上の構成においては、各リム部材131,141間の間隔の調整は、例えば図25に示すように、各リム部材131,141と各フランジ部112,122とを互いに周方向に当接位置を変えることにより、第1突部131d,141dと第1突部112c,122cとが軸方向に当接するようにする。これにより、各リム部材131,141間の間隔を調整することができ、また、タイヤの内圧によって各リム部材131,141間の間隔が変化することがない。
尚、図26に示すように、各リム部材131,141に円柱状の突部131d,131e,141d,141eではなく、各回転軸110,120の軸方向に対して所定の角度βをなす傾斜面を有する突部131f,141fを設けるとともに、各フランジ部112,122にも円柱状の突部112c,112d,122c,122dではなく、各回転軸110,120の軸方向に対して所定の角度βをなす傾斜面を有する突部112e,122eを設けることも可能である。
この場合、各リム部材131,141間の間隔の調整は、例えば図27に示すように、各リム部材131,141と各フランジ部112,122とを互いに周方向に当接位置を変えることにより、各突部131f,141fと各突部112e,122eとの軸方向の当接位置を変える。これにより、各リム部材131,141間の間隔を調整することができ、また、タイヤの内圧によって各リム部材131,141間の間隔が変化することがない。
本発明における第1の実施形態を示すタイヤ試験機の一部断面概略正面図 タイヤ支持部の一部断面正面図 タイヤ支持部の平面図 タイヤ支持部の下面図 タイヤ支持部の構造説明図 タイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図 各リム部材の軸方向の間隔を変更した後のタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図 各リム部材の軸方向の間隔をさらに変更した後のタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図 スペーサリング及びストッパリングの変形例を示すタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図 スペーサリング及びストッパリングの変形例において各リム部材の軸方向の間隔を変更した後のタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図 スペーサリング及びストッパリングのその他の変形例を示すタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図 スペーサリング及びストッパリングのその他の変形例において各リム部材の軸方向の間隔を変更した後のタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図 リム部材の移動手段の変形例を示すタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図 ストッパリングの回動手段の変形例を示すタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図 本発明における第2の実施形態を示すタイヤ試験機の一部断面正面図 図15におけるA方向矢視図 図15におけるB方向矢視図 図15におけるC−C線断面図 図15におけるD−D線断面図 タイヤ保持装置の要部斜視図 タイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図 各リム部材を各回転軸に対して軸方向に移動した状態を示すタイヤ支持部の正面図 各リム部材の軸方向の間隔を調整した後の状態を示すタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図 フランジ部及びリム部材の変形例を示すタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図 フランジ部及びリム部材の変形例において各リム部材間の軸方向の間隔を変更した後の状態を示すタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図 フランジ部及びリム部材のその他の変形例を示すタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図 フランジ部及びリム部材のその他の変形例において各リム部材間の軸方向の間隔を変更した後の状態を示すタイヤ支持部の平面図及び一部断面正面図
符号の説明
1…タイヤ試験機本体、2…ベース、3…支柱、4…フレーム、5…測定手段、6…搬送ローラ、10…上側の回転軸、11…ベアリング、12…フランジ部、12a…挿通孔、12b…挿通孔、13…コレットチャック、14…係合穴、15…吐出孔、20…下側の回転軸、21…油圧シリンダ、21a…ベアリング、22…フランジ部、22a…挿通孔、22b…挿通孔、23…コレットチャック、24…係合突起、25…連通孔、30…上側のタイヤ支持部、31…リム部材、32…スペーサリング、32a…第1突部、32b…第2突部、33…ストッパリング、33a…挿通孔、33b…挿通孔、33e…長孔、33f…ウォームギヤ、34…シリンダ、40…下側のタイヤ支持部、41…リム部材、42…スペーサリング、42a…第1突部、42b…第2突部、43…ストッパリング、43a…挿通孔、43b…挿通孔、43e…長孔、43f…ウォームギヤ、50…スペーサリング、50a…第1突部、50b…第2突部、51…ストッパリング、51a…第1突部、51b…第2突部、60…スペーサリング、60a…突部、61…ストッパリング、61a…突部、70…駆動装置、71…ウォームシャフト、72…レール、100…タイヤ試験機本体、106…モータ、110…上側の回転軸、112…フランジ部、112a…挿通孔、112b…挿通孔、112c…第1突部、112d…第2突部、112e…突部、113…コレットチャック、114…係合穴、120…下側の回転軸、121c…モータ、122…フランジ部、122a…挿通孔、122b…挿通孔、122c…第1突部、122d…第2突部、122e…突部、130…上側のタイヤ支持部、131…リム部材、131b…第1突部、131c…第2突部、131d…第1突部、131e…第2突部、131f…突部、132…移動機構、133…シリンダ、134…支持機構、136…レール、137…ボールネジ、140…下側のタイヤ支持部、141…リム部材、141b…第1突部、141c…第2突部、141d…第1突部、141e…第2突部、141f…突部、142…移動機構、143…シリンダ、144…支持機構、146…レール、147…ボールネジ、TA…タイヤ。

Claims (19)

  1. 互いに軸方向に対向して配置された一対の支軸と、各支軸の対向端部にそれぞれ取付けられた一対のリム部材とを備え、各リム部材の軸方向の間隔を変えることにより、各リム部材によって幅方向任意のサイズのタイヤを保持するようにしたタイヤ保持装置において、
    前記各リム部材の一方を支軸に対して軸方向に移動自在に設けるとともに、リム部材側及び支軸側に互いにリム部材の周方向任意の位置で軸方向に当接する当接部をそれぞれ設け、
    各当接部を、互いに周方向に当接位置を変えることにより軸方向の異なった位置で当接するように形成した
    ことを特徴とするタイヤ保持装置。
  2. 互いに軸方向に対向して配置された一対の支軸と、各支軸の対向端部にそれぞれ取付けられた一対のリム部材とを備え、各リム部材の軸方向の間隔を変えることにより、各リム部材によって幅方向任意のサイズのタイヤを保持するようにしたタイヤ保持装置において、
    前記各リム部材を支軸に対して軸方向に移動自在に設けるとともに、各リム部材側及び各支軸側に互いにリム部材の周方向任意の位置で軸方向に当接する当接部をそれぞれ設け、
    リム部材側の当接部と支軸側の当接部とを、互いに周方向に当接位置を変えることにより軸方向の異なった位置で当接するように形成した
    ことを特徴とするタイヤ保持装置。
  3. 前記一方のリム部材側の各当接部及び他方のリム部材側の各当接部を、各リム部材が互いにその軸方向反対方向に等しい距離ずつ移動するように形成した
    ことを特徴とする請求項2記載のタイヤ保持装置。
  4. 前記リム部材側及び支軸側の当接部の少なくとも一方を、リム部材の軸方向に高さの異なる複数の当接部によって形成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のタイヤ保持装置。
  5. 前記リム部材側及び支軸側の当接部を互いに軸方向に対向する一対の当接リングによって形成し、
    一方の当接リングの当接部を軸方向に高さの異なる複数の当接部によって形成するとともに、少なくとも一部の当接部を軸方向に突出する突部によって形成し、他方の当接リングには一方の当接リングの突部からなる当接部を軸方向に挿通可能な少なくとも一つの挿通孔を設け、
    各当接リングを、一方の当接リングの任意の当接部が他方の当接リングに軸方向に当接すると、その当接部よりも高い突部からなる当接部が他方の当接リングの挿通孔に挿入されるように構成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のタイヤ保持装置。
  6. 前記リム部材側及び支軸側の当接部を互いに軸方向に対向する一対の当接リングによって形成するとともに、各当接リングに軸方向に高さの異なる複数の当接部を設け、
    各当接リングを、一方の当接リングの任意の当接部が他方の当接リングの任意の当接部に軸方向に当接するように構成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のタイヤ保持装置。
  7. 前記リム部材側及び支軸側の当接部の少なくとも一方を、リム部材の軸方向に対して傾斜面をなす当接部によって形成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のタイヤ保持装置。
  8. 前記リム部材側及び支軸側の当接部を互いに軸方向に対向する一対の当接リングによって形成するとともに、各当接リングに支軸の軸方向に対して傾斜面をなす当接部を設け、
    各当接リングを、一方の当接リングの周方向任意の位置の当接部が他方の当接リングの周方向任意の位置の当接部に軸方向に当接するように構成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のタイヤ保持装置。
  9. 前記各当接リングを支軸に着脱自在に取付けた
    ことを特徴とする請求項5、6または8記載のタイヤ保持装置。
  10. 前記各当接リングの少なくとも一方を他方の当接リングとの当接位置が変わるように周方向に回動させる回動手段を備えた
    ことを特徴とする請求項5、6、8または9記載のタイヤ保持装置。
  11. 前記回動手段を、それぞれのロッドが両端側に位置するように連結された一対のシリンダから形成するとともに、各シリンダのロッドを当接リング及び支軸側にそれぞれ連結し、各シリンダのうち一方のロッドを伸長させた状態、両方のロッドを伸長させた状態及び両方のロッドを伸長させない状態の3つの所定の周方向位置に当接リングが回動するように構成した
    ことを特徴とする請求項10記載のタイヤ保持装置。
  12. 前記回動手段を、当接リングの外周面に設けられた従動側歯車と、従動側歯車に歯合する駆動側歯車と、駆動側歯車を回動させるモータとから構成した
    ことを特徴とする請求項10記載のタイヤ保持装置。
  13. 前記リム部材を支軸に対してタイヤの軸方向に移動させる移動手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12記載のタイヤ保持装置。
  14. 前記移動手段を、支軸に対してリム部材を軸方向に移動自在に支持するシリンダによって形成した
    ことを特徴とする請求項13記載のタイヤ保持装置。
  15. 前記リム部材側及び支軸側の当接部をリム部材及び支軸にそれぞれ一体に設け、
    リム部材及び支軸の一方の当接部を軸方向に高さの異なる複数の当接部によって形成するとともに、少なくとも一部の当接部を軸方向に突出する突部によって形成し、リム部材及び支軸の他方の当接部には一方の突部からなる当接部を軸方向に挿通可能な少なくとも一つの挿通孔を設け、
    各当接部を、リム部材及び支軸の一方の任意の当接部が他方の当接部に軸方向に当接すると、その当接部よりも高い突部からなる当接部が他方の挿通孔に挿入されるように構成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のタイヤ保持装置。
  16. 前記リム部材側及び支軸側の当接部をリム部材及び支軸にそれぞれ一体に設けるとともに、リム部材及び支軸の当接部を軸方向に高さの異なる複数の当接部によって形成し、
    各当接部を、リム部材及び支軸の一方の任意の当接部が他方の任意の当接部に軸方向に当接するように構成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のタイヤ保持装置。
  17. 前記リム部材側及び支軸側の当接部をリム部材及び支軸にそれぞれ一体に設けるとともに、リム部材及び支軸の当接部を支軸の軸方向に対して傾斜面をなす当接部によって形成し、
    各当接部を、リム部材及び支軸の一方の周方向任意の位置の当接部が他方の周方向任意の位置の当接部に軸方向に当接するように構成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のタイヤ保持装置。
  18. 前記リム部材と支軸とを互いに周方向に当接位置が変わるように相対的に回転可能な回転手段を備えた
    ことを特徴とする請求項15、16または17記載のタイヤ保持装置。
  19. 前記回転手段を、リム部材を支軸に対して軸方向に移動可能な移動機構と、支軸を任意の角度だけ回転可能な回転機構とから構成した
    ことを特徴とする請求項18記載のタイヤ保持装置。

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