JP4251570B2 - タイヤ保持装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、自動車用タイヤの製造工程において、タイヤのユニフォーミティや振れを測定するタイヤ試験機に備わるタイヤ保持装置に関するものである。
一般に、自動車用タイヤの周方向における重量バランスや厚みなどが偏っているとタイヤの走行性能を低下させる原因となるため、タイヤの製造工程において加硫成形後のタイヤの品質をタイヤ試験機によって検査している。例えば、タイヤ品質の一つであるユニフォーミティの測定は、上下一対のリム部材を有するタイヤ保持装置によりタイヤを保持するとともに、タイヤに内圧を付与しながら回転させ、その外周面に測定機を当接させて行う。
また、タイヤの内周部の幅寸法はタイヤの種類によって異なるため、各リム部材の軸方向の間隔をタイヤの種類によって変更する必要があるが、この変更を例えば各リム部材自体の交換により行うようにすると、多くの作業時間を費やし効率的ではない。
そこで、タイヤ試験機に用いられるタイヤ保持装置としては、互いに軸方向に対向して配置された上下一対の支軸と、各支軸の対向端部にそれぞれ設けられた一対のリム部材と、下側の支軸内にその支軸に対して軸方向に移動自在に設けられた中軸と、中軸の上端部に上側の支軸に向かって延びるように設けられた第1の係合部と、上側の支軸の下端部に設けられ、第1の係合部に各支軸の軸方向及び径方向に係合可能な第2の係合部とを備え、下側の支軸に対して中軸を軸方向に移動させることにより、各リム部材の間隔を容易且つ速やかに調整するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3418512号公報
ところで、タイヤ試験機によってタイヤのユニフォーミティの測定を正確に行うためには、タイヤを保持しながら回転する各リム部材を互いに径方向に位置がずれないように確実に同軸上に保持する必要がある。
しかしながら、前記タイヤ保持装置では、中軸を下側の支軸に対して軸方向に移動可能とするために中軸の外周面と下側の支軸の内周面との間にわずかな隙間が設けられており、中軸と下側の支軸とが隙間の分だけ互いに径方向に移動することができる。このため、各係合部を互いに係合させても上側の支軸と下側の支軸とが互いに径方向に位置ずれを生じ、各リム部材を同軸上に保持することができないという問題点があった。
また、各リム部材の間隔を変えるために中軸を下側の支軸に対して軸方向に繰返し移動させることにより、中軸の外周面及び下側の支軸の内周面が摩耗し、各支軸が互いに径方向に移動する隙間が大きくなるという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、各リム部材の軸方向の間隔を容易且つ速やかに調整することができ、しかも各リム部材を互いに径方向に位置ずれを生じないように確実に同軸上に保持することのできるタイヤ保持装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、タイヤ試験機に設けられるとともに互いに軸方向に対向して配置された一対の支軸と、各支軸の互いに対向する一端部側にそれぞれ径方向に保持された一対のリム部材とを備え、各リム部材によってタイヤを保持するタイヤ保持装置において、前記各支軸の一端部にそれぞれ設けられ、互いに軸方向及び径方向に係合することにより各支軸互いに径方向に移動しないように移動規制する一対の係合部と、各支軸のうち少なくとも一方の支軸の外周面側に設けられるとともに、試験機本体に回転可能に支持され、支軸をその軸方向に移動自在に支持する外軸とを備え、外軸に支持された支軸側のリム部材が、外軸における支軸の一端部側に軸方向に当接するように設けられ、支軸の一端部側に径方向に保持されていない時は支軸に対して軸方向に移動可能に構成されている。
これにより、外軸における支軸の一端部側にリム部材を軸方向に当接させた状態で、支軸を外軸に対して軸方向に移動させることにより、支軸に対するリム部材の軸方向位置が変わることから、各リム部材の軸方向の間隔を容易且つ速やかに調整することができる。また、各係合部を各支軸に設けていることから、各係合部を互いに係合させることにより、各支軸が互いに径方向に移動しないように確実に移動規制される。さらに、タイヤに内圧を付与することによって各リム部材に互いに軸方向に離れる方向の大きな力が加わるが、外軸が試験機本体に支持され、外軸に支持された支軸側のリム部材は外軸に軸方向に当接しているので、外軸に支持された支軸側のリム部材が軸方向に移動することがない。
本発明によれば、各リム部材の軸方向の間隔を容易且つ速やかに調整することができるので、例えばユニフォーミティ測定機において内周部の幅寸法の異なる複数種類のタイヤを順次測定する場合、各リム部材の間隔の調整に長時間を要することがなく、測定時間の短縮を図ることができる。また、各支軸が互いに径方向に移動しないように確実に移動規制され、また、各リム部材が各支軸に径方向に保持されているので、各支軸に設けられた各リム部材を互いに径方向に位置ずれを生じないように同軸上に保持することができる。即ち、タイヤを常に適正な位置に保持することができ、例えばタイヤのユニフォーミティの測定を正確に行うことができる。
図1乃至図5は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1はタイヤ試験機の一部断面正面図、図2はタイヤを保持する前の状態を示すタイヤ保持装置の要部断面図、図3はタイヤを保持した状態を示すタイヤ保持装置の要部断面図、図4は各リム部材の間隔を変更する際のタイヤ保持装置の動作説明図、図5はタイヤ保持装置のブロック図である。
本実施形態のタイヤ保持装置は、自動車用のタイヤTAのユニフォーミティ検査や振れ測定を行うタイヤ試験機に備わるものであり、タイヤ試験機本体1に回転可能に支持された外軸10と、外軸10の内側に設けられた支軸としての上側回転軸20と、上側回転軸20と軸方向に対向して配置された支軸としての下側回転軸30と、上側回転軸20の下端部の外周面側に設けられた上側リム部材40と、下側回転軸30の上端部の外周面側に設けられた下側リム部材50と、上側回転軸20に軸方向に挿通するように設けられた緩衝機構60とを備えている。
タイヤ試験機本体1は、タイヤ試験機本体1を所定位置に設置するためのベース2と、ベース2に複数の支柱3を介して支持されたフレーム4と、各リム部材40,50に保持されたタイヤTAのユニフォーミティや振れを測定する周知の測定装置5と、上側リム部材40と下側リム部材50との間にタイヤTAを搬送するためのコンベア6とを備えている。
フレーム4には上下方向に貫通する貫通孔4aが設けられ、貫通孔4aの下側の開口縁は下方に延びるように形成されている。
測定装置5は水平方向に移動自在に設けられ、各リム部材40,50に保持されたタイヤTAの外周面に当接するようになっている。
コンベア6は互いに間隔をおいて前後方向に配列された複数のローラ6aと、各ローラ6aの両端部を回転自在に支持するフレーム6bとを備え、図1の奥側から手前側にタイヤTAを搬送するようになっている。
タイヤ保持装置の外軸10は円筒状に形成され、フレーム4の貫通孔4aに上下方向に挿通するとともに、貫通孔4aにベアリング10aを介して回転可能に支持されている。また、外軸10の下端部には径方向外側に延びるように形成されたフランジ部10bが設けられるとともに、外軸10の上端部側の内周面にはネジ部10cが設けられている。さらに、外軸10の上端部側にはディスク10dが固定され、ディスク10dの外周面側にはディスク10dを厚み方向両側から把持可能な回転規制機構としてのブレーキ10eが設けられるとともに、ブレーキ10eは図示しない支持部材によってフレーム4に固定されている。即ち、ブレーキ10eによってディスク10dを把持することにより、外軸10の回転が規制されるようになっている。
上側回転軸20は円筒状に形成され、外軸10内をその軸方向に挿通している。また、上側回転軸20の軸方向中央部の外周面にはネジ部20aが設けられ、ネジ部20aが外軸10のネジ部10cに上側回転軸20の軸方向に移動自在に螺合している。
上側回転軸20の下端部はその上端部側よりも大きな外径寸法に形成され、その外周面には油圧によって拡縮自在な周知の油圧チャックからなるリム保持機構20bが設けられている。また、リム保持機構20bが設けられた外周面よりも少し上端部側の外周面には油圧によって拡縮自在な周知の油圧チャックからなる保持機構20cが設けられ、保持機構20cが拡径することにより保持機構20cの外周面が外軸10の内周面に径方向に当接し、外軸10に上側回転軸20が径方向に保持されるようになっている。さらに、リム保持機構20bは上側回転軸20の上端部側に取付けられた油圧シリンダ21と連通管21aを介して連通するとともに、保持機構20cは上側回転軸20の上端部側に取付けられた油圧シリンダ22と連通管22aを介して連通し、油圧シリンダ21,22によってリム保持機構20b及び保持機構20cがそれぞれ拡縮するようになっている。
また、上側回転軸20の上端部側の外周面には上側回転軸20の内側に連通する連通孔20dが設けられ、連通孔20dの上側回転軸20における内周面側の開口部は上側回転軸20の軸方向に延びるように形成されている。また、連通孔20dの上側回転軸20における外周面側の開口部は周知のロータリーシール23に連通し、ロータリーシール23には圧縮空気を供給可能な図示しないコンプレッサが接続されている。
連通孔20dよりも少し下端部側の上側回転軸20の外周面にはプーリ20eが取付けられ、周知のサーボモータからなる回転機構としてのモータ7の駆動力が伝達されるようになっている。プーリ20eの下端部はベアリング4bを介してフレーム4cに回転可能に支持されるとともに、上端部はベアリング4dを介してフレーム4eに回転可能に支持されている。また、プーリ20eの内周面は上側回転軸20の外周面に沿うように形成されるとともに、プーリ20eの内周面の一部に形成されたキー20fが上側回転軸20の外周面に形成されたキー溝20gに係合している。さらに、各フレーム4c,4eはフレーム4から上方に向かって延びるように形成された一対の縦方向フレーム4fに固定され、モータ7は縦方向フレーム4fに取付けられている。また、上側回転軸20の下端面の中央部には係合部としての係合穴20hが設けられ、係合穴20hの内周面は上側に向かって徐々に内側に傾斜するように形成されている。
下側回転軸30は円柱状に形成され、ベース2に備えられた周知の油圧シリンダ2aのロッド先端のハウジング2bにベアリング30aを介して回転可能に支持されている。また、下側回転軸30の上端部側には径方向外側に延びるように形成されたフランジ部30bが設けられ、フランジ部30bよりも上端部側に位置する下側回転軸30の外周面には油圧によって拡縮自在な周知の油圧チャックからなるリム保持機構30cが設けられている。リム保持機構30cはハウジング2bに取付けられた複数の油圧シリンダ31と連通管31a及び周知のロータリーシール32を介して連通し、各油圧シリンダ31によってリム保持機構30cが拡縮するようになっている。さらに、下側回転軸30の上端面の中央部には係合部としての係合突起30dが設けられ、係合突起30dの外周面は上側に向かって徐々に内側に傾斜するように形成されている。また、係合突起30dにはその上端面から下端部側の外周面に連通する連通孔30eが設けられている。
上側リム部材40は円筒状に形成され、上側回転軸20のリム保持機構20bの外周面側に配置されるとともに、リム保持機構20bによって内周面を径方向に保持されている。上側リム部材40の上端部側の外周面は全周に亘って径方向外側に延びるように形成され、タイヤTAの内周部にタイヤTAの幅方向に係合するようになっている。また、上側リム部材40の下端部側の外周面はタイヤTAの内周部よりもわずかに小さい外径寸法に形成され、タイヤTAの内周部にタイヤTAの径方向に係合するようになっている。
上側リム部材40の上端面は外軸10のフランジ部10bの下端面に軸方向に当接し、互いに周方向に間隔をおいて設けられた複数のボルト40aによってフランジ部10bに取付けられている。尚、ボルト40aは上側リム部材40とフランジ部10bとの軸方向の当接を確保するためのものであり、上側リム部材40にはリム保持機構20bを介して上側回転軸20から回転力が伝達される。
下側リム部材50は円筒状に形成され、下側回転軸30のリム保持機構30cの外周面側に配置されるとともに、リム保持機構30cによって内周面を径方向に保持されている。下側リム部材50の下端部側の外周面は全周に亘って径方向外側に延びるように形成され、タイヤTAの内周部にタイヤTAの幅方向に係合するようになっている。また、下側リム部材50の上端部側の外周面はタイヤTAの内周面よりもわずかに小さい外径寸法に形成され、タイヤTAの内周部にタイヤTAの径方向に係合するようになっている。
緩衝機構60は、上側回転軸20内に軸方向に延びるように設けられた当接部材61と、当接部材61の上端部に取付けられた緩衝部材としての周知のオイルダンパー62とから構成されている。
当接部材61は円柱状に形成され、上側回転軸20に対して軸方向に移動可能に設けられるとともに、下端部は係合穴20h内に突出している。当接部材61内には上下方向に延びるように連通孔61aが形成され、連通孔61aの下端部は当接部材61の下端面に連通するとともに、連通孔61aの上端部は当接部材61の上端部側の外周面に連通し、上側回転軸20の連通孔20dと連通している。
オイルダンパー62は図示しないスプリングによってロッドが所定の長さだけ突出するように付勢され、内部に設けられた図示しないオリフィス及び内部に充填された図示しないオイルにより、ロッドの突出部を移動する際に抵抗力が発生するようになっている。また、オイルダンパー62は上側回転軸20の上端面に固定されている。即ち、当接部材61はその下端部が係合穴20h内に突出するようにオイルダンパー62に支持され、当接部材61に上方に向かう力が加わると、オイルダンパー62のスプリング及びオイルによる抵抗力に抗して当接部材61が上側回転軸20に対して上方に移動するようになっている。
また、図5に示すように、油圧シリンダ2a、モータ7、ブレーキ10e、リム保持機構20b及び保持機構20cは周知のマイクロコンピュータからなる制御部70に接続され、制御部70にはゲージ71と、入力装置72が接続された演算部73とが接続されている。さらに、ゲージ71は演算部73にも接続されている。
ゲージ71は測定端子71aの移動量を検出する周知の機器からなり、外軸10の上端部側の外周面に取付けられ、外軸10に対する上側回転軸20の軸方向位置を検出可能になっている。
入力装置72は作業者によってタイヤ品番を入力可能な周知のキーボードからなる。
演算部73は各タイヤ品番に対応したタイヤ幅方向のサイズデータが格納されており、入力装置72にタイヤ品番が入力されると、その品番に対応したタイヤ幅方向のサイズデータと外軸10に対する上側回転軸20の軸方向位置とを比較し、これらが対応していない場合に、入力されたタイヤ品番のタイヤ幅方向のサイズデータを制御部70に送信するようになっている。
以上のように構成されたタイヤ保持装置を有するタイヤ試験機においてタイヤTAのユニフォーミティを測定する場合は、先ず、油圧シリンダ2aによって下側リム部材50をコンベア6よりも下側に配置し、コンベア6によって加硫成型後のタイヤTAを各リム部材40,50と略同軸上に配置する。この状態で油圧シリンダ2aによって下側回転軸30を上方に移動させ、下側リム部材50によってタイヤTAの内周部を支持するとともに、上側回転軸20の係合穴20hと下側回転軸30の係合突起30dとを軸方向及び径方向に係合させる。これにより、各リム部材40,50が同軸上に所定間隔をおいて保持されるとともに、各リム部材40,50によってタイヤTAの内周部が保持される。
この際、係合穴20h内に当接部材61が突出しているため、係合穴20hと係合突起30dとが軸方向に係合する前に、係合突起30dの上端面に当接部材61の下端面が軸方向に当接する。この状態で下側回転軸30を上方に移動させると、オイルダンパー62によって下側回転軸30に移動に対する抵抗力が付与される。このため、下側回転軸30を上方に移動させる力が減衰され、係合穴20hと係合突起30dとが軸方向に係合する際の衝撃力が緩和される。また、下側回転軸30を下方に移動させると下側回転軸30と当接部材61との当接が解除され、当接部材61が再び係合穴20h内に突出する。
次に、図示しないコンプレッサからロータリーシール23及び各連通孔20d,61a,30eを経てタイヤTA内に圧縮空気を供給することによりタイヤTAに内圧を付与し、各回転軸20,30をモータ7によって回転させるとともに、タイヤTAの外周面に測定装置5を当接させることにより、タイヤTAのユニフォーミティを測定する。
この時、上側回転軸20に設けられた係合穴20hと下側回転軸30に設けられた係合突起30dとが軸方向及び径方向に係合することにより、上側回転軸20と下側回転軸30とが互いに径方向に移動しないように確実に移動規制される。
また、各回転軸20,30を回転する際に、下側リム部材50は下側回転軸30にリム保持機構30cを介して径方向に保持されているので、下側リム部材50が径方向に位置ずれを生ずることがない。また、上側リム部材40は上側回転軸20にリム保持機構20bを介して径方向に保持されるとともに、上側回転軸20は外軸10に保持機構20cを介して径方向に保持され、さらに、上側回転軸20のプーリ20eがベアリング4b,4dを介してフレーム4c,4eによって径方向に支持されているので、上側リム部材40が径方向に位置ずれを生ずることがない。
さらに、タイヤTAに付与する内圧によって各リム部材40,50に互いに軸方向に離れる方向の大きな力が加わるが、下側リム部材50は下側回転軸30のフランジ部30bに軸方向に当接するとともに、下側回転軸30は油圧シリンダ2aによって軸方向に支持されているため、下側リム部材50が軸方向に移動することはない。一方、上側リム部材40は外軸10のフランジ部10bに軸方向に当接するとともに、外軸10はベアリング10aを介してフレーム4に支持されているので、上側リム部材40が軸方向に移動することはない。即ち、タイヤTAに付与する内圧によって上側リム部材40と下側リム部材50との軸方向の間隔が変化することはない。
ここで、例えば内周部の幅寸法の大きいタイヤTAのユニフォーミティを測定するために、上側リム部材40と下側リム部材50との間隔を調整する場合について、制御部70の動作を示すフローチャート(図6)を参照しながら説明する。
先ず、作業者が入力装置72に次に測定しようとするタイヤ品番を入力すると、入力されたタイヤ品番に対応したタイヤ幅方向のサイズデータとゲージ71の検出結果とを演算部73において比較し、これらが異なる場合にはそのタイヤ幅方向のサイズデータを演算部73から制御部70に送信する。
制御部70がサイズデータを受信すると(S1)、油圧シリンダ2aによって下側リム部材50を下方に移動させる(S2)。次に、リム保持機構20bを縮径させることにより上側リム部材40の保持を解除するとともに(S3)、保持機構20cを縮径させることにより外軸10に対する上側回転軸20の径方向の保持を解除する(S4)、次に、ブレーキ10eによってディスク10dを把持して外軸10の回転を規制しながら(S5)、上側回転軸20が外軸10に対して下方に移動するように、サイズデータに基づきゲージ71で移動量を検出しながらモータ7によって上側回転軸20を所定の角度だけ回転させる(S6)。この時、モータ7は上側回転軸20の高さ方向の位置に応じて下方に移動する。
続いて、ブレーキ10eによるディスク10dの把持を解除した後(S7)、保持機構20cを拡径させることにより外軸10に上側回転軸20を径方向に保持するとともに(S8)、リム保持機構20bを拡径させることにより上側リム部材40を保持する(S9)。
これにより、上側リム部材40が上側回転軸20に対して上方に移動するため、上側リム部材40と下側リム部材50との軸方向の間隔が大きくなる。また、この状態においても、上側リム部材40と外軸10のフランジ部10bとが軸方向に当接しているため、タイヤTAに付与する内圧によって上側リム部材40と下側リム部材50との軸方向の間隔が変化することはない。
このように、本実施形態によれば、リム保持機構20b及び保持機構20cを縮径した状態で、外軸10に対して上側回転軸20を軸方向に移動させることにより、上側回転軸20に対する上側リム部材40の軸方向位置が変わるようにしたので、上側リム部材40と下側リム部材50との軸方向の間隔を容易且つ速やかに調整することができる。即ち、ユニフォーミティ測定機において内周部の幅寸法の異なる複数種類のタイヤTAを順次測定する場合、各リム部材40,50の軸方向の間隔を短時間で調整することができ、測定時間の短縮を図ることができる。
また、各リム部材40,50によってタイヤTAを保持しながらユニフォーミティの測定を行う際に、上側回転軸20に設けられた係合穴20hと下側回転軸30に設けられた係合突起30dとが軸方向及び径方向に係合することにより、上側回転軸20と下側回転軸30とが互いに径方向に移動しないように確実に移動規制され、また、各リム部材40,50を各回転軸20,30に各リム保持機構20b,30cによって径方向に保持するようにしたので、各リム部材40,50を互いに径方向に位置ずれが生じないように確実に同軸上に保持することができる。即ち、タイヤTAを常に適正な位置に保持することができ、ユニフォーミティの測定を正確に行うことができる。
さらに、上側回転軸20の外周面に保持機構20cを設け、保持機構20cを拡径させることにより、上側回転軸20を外軸10に対し低径方向に保持するようにしたので、上側回転軸20がフレーム4に支持された外軸10によって径方向に確実に移動規制される。即ち、タイヤTAをより適正な位置に保持することができ、ユニフォーミティの測定を正確に行う上で極めて有利である。
また、外軸10と上側回転軸20とを互いに螺合するように形成し、外軸10に対して上側回転軸20を回転させることにより上側回転軸20が外軸10に対して軸方向に移動するようにしたので、各リム部材40,50の軸方向の間隔を容易に変えることができる。また、上側回転軸20を回転する角度によって上側回転軸20の軸方向の移動量を調整することができるので、各リム部材40,50の軸方向の間隔を任意の間隔に設定することができる。
さらに、ブレーキ10eによってディスク10dを把持することにより外軸10の回転を規制しながら、モータ7によって上側回転軸20を所定の角度だけ回転させるようにしたので、人手によらず各リム部材40,50の軸方向の間隔を調整することができ、測定作業の自動化を図る上で極めて有利である。ここで、モータ7はユニフォーミティ測定の際に各回転軸20,30を回転させるための駆動源であり、各リム部材40,50の軸方向の間隔を調整するための専用の駆動源ではないため、装置の製造コストを低減する上で極めて有利である。
また、作業員によって入力装置72にタイヤ品番が入力され、演算部73から制御部70にタイヤ幅方向のサイズデータが送信されると、制御部70によってモータ7及びブレーキ10eを制御することにより、各リム部材40,50の軸方向の間隔を調整するようにしたので、測定作業を極めて効率的に行うことができる。
さらに、係合穴20hと係合突起30dとが軸方向に係合する前に、当接部材61の下端面が係合突起30dの上端面に軸方向に当接し、下側回転軸30に上方への移動に対する抵抗力が付与された状態で係合穴20hと係合突起30dとが軸方向に係合するようにしたので、係合穴20hと係合突起30dとが軸方向に係合する際の衝撃力が緩和される。これにより、外軸10及び下側回転軸30を支持しているベアリング10a,30a等の構成部品に軸方向の大きな力が加わることを防止し、構成部品の長寿命化を図ることができる。また、係合穴20hと係合突起30dとが係合する際の装置の振動及び騒音を低減することができる。
また、緩衝機構60を、上側回転軸20内に軸方向に延びるように設けられるとともに下端部が係合穴20h内に突出するように形成され、上側回転軸20に対して軸方向に移動可能な当接部材61と、上側回転軸20に対して上方に移動する当接部材61にその移動に対する抵抗力を付与するオイルダンパー62とから構成し、係合穴20hと係合突起30dとが軸方向に係合する前に当接部材61が係合突起30dに軸方向に当接し、上方に移動する下側回転軸30に移動に対する抵抗力を付与するようにしたので、簡単な構造によって係合穴20hと係合突起30dとが軸方向に係合する際の衝撃力を確実に緩和することができる。さらに、緩衝機構60が備えられていない既存の装置にも簡単に追加できる構造であるため、装置の大幅な設計変更を行う必要がなく、装置の製造コストまたは改造コストを低減することができる。
尚、本実施形態では、保持機構20cを上側回転軸20の外周面に設けたものを示したが、外軸10の内周面に油圧によって拡縮自在な周知の油圧チャックからなる保持機構を設け、保持機構を縮径して上側回転軸20の外周面に径方向に当接させることにより、外軸10に上側回転軸20を径方向に保持することも可能である。
また、本実施形態では、外軸10をブレーキ10eによって回転規制するとともに、モータ7によって上側回転軸20を回転させることにより、各リム部材40,50の軸方向の間隔を調整するようにしたものを示したが、上側回転軸20を回転規制するとともに、外軸10を回転させることによっても、各リム部材40,50の軸方向の間隔を調整することができる。さらに、上側回転軸20をモータ7によって回転させるとともに、外軸10を他のモータによって反対方向に回転させることにより、上側回転軸20と外軸10とを相対的に回転させ、各リム部材40,50の軸方向の間隔を調整することも可能である。
尚、本実施形態では、上側リム部材40を上側回転軸20に対して軸方向に移動することにより、各リム部材40,50の軸方向の間隔を調整するようにしたものを示したが、上側リム部材40側と同様の構成のものを下側リム部材50側に設け、下側リム部材50を下側回転軸30に対して軸方向に移動することにより、各リム部材40,50の間隔を軸方向に調整することも可能である。また、各リム部材40,50を各回転軸20,30に対してそれぞれ軸方向に移動することも可能である。
また、本実施形態では、リム保持機構20b及び保持機構20cを油圧シリンダ21,22によってそれぞれ拡縮するようにしたものを示したが、リム保持機構20b及び保持機構20cを単一の油圧シリンダ21に連通させ、リム保持機構20bと保持機構20cを同時に拡縮させることも可能である。
尚、本実施形態では、下側回転軸20に抵抗力を付与するためにオイルダンパー62を設けたものを示したが、オイルダンパー62の代わりに周知のコイルスプリングやエアシリンダを用いることも可能である。
本発明における一実施形態を示すタイヤ試験機の一部断面正面図 タイヤを保持する前の状態を示すタイヤ保持装置の要部断面図 タイヤを保持した状態を示すタイヤ保持装置の要部断面図 各リム部材の間隔を変更する時のタイヤ保持装置の動作説明図 タイヤ保持装置のブロック図 制御部の動作を示すフローチャート
符号の説明
1…タイヤ試験機本体、2…ベース、3…支柱、4…フレーム、5…測定装置
、6…コンベア、7…モータ、10…外軸、10a…ベアリング、10b…フランジ部、10c…ネジ部、10d…ディスク、10e…ブレーキ、20…上側回転軸、20a…ベアリング、20b…リム保持機構、20c…保持機構、20h…係合穴、21…油圧シリンダ、22…油圧シリンダ、30…下側回転軸、30a…ベアリング、30b…フランジ部、30c…リム保持機構、30d…係合突起、31…油圧シリンダ、40…上側リム部材、50…下側リム部材、60…緩衝機構、61…当接部材、62…オイルダンパー、70…制御部、71…ゲージ、72…入力装置、73…演算部、TA…タイヤ。

Claims (8)

  1. タイヤ試験機に設けられるとともに互いに軸方向に対向して配置された一対の支軸と、各支軸の互いに対向する一端部側にそれぞれ径方向に保持された一対のリム部材とを備え、各リム部材によってタイヤを保持するタイヤ保持装置において、
    前記各支軸の一端部にそれぞれ設けられ、互いに軸方向及び径方向に係合することにより各支軸互いに径方向に移動しないように移動規制する一対の係合部と、
    各支軸のうち少なくとも一方の支軸の外周面側に設けられるとともに、試験機本体に回転可能に支持され、支軸をその軸方向に移動自在に支持する外軸とを備え、
    外軸に支持された支軸側のリム部材が、外軸における支軸の一端部側に軸方向に当接するように設けられ、支軸の一端部側に径方向に保持されていない時は支軸に対して軸方向に移動可能に構成されている
    ことを特徴とするタイヤ保持装置。
  2. 前記外軸に支持された支軸の外周面に径方向に拡縮自在に設けられ、拡径することにより外軸の内周面に径方向に当接して支軸を外軸に対して径方向に保持する保持機構を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤ保持装置。
  3. 前記外軸の内周面に径方向に拡縮自在に設けられ、縮径することにより支軸の外周面に径方向に当接して支軸を外軸に対して径方向に保持する保持機構を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤ保持装置。
  4. 前記支軸と外軸とを互いに螺合するように形成し、支軸と外軸とを相対的に回転させることにより支軸が外軸に対して軸方向に移動するように構成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のタイヤ保持装置。
  5. 前記支軸及び外軸のうち一方の回転を規制可能な回転規制機構と、
    支軸及び外軸のうち他方を所定の角度だけ回転可能な回転機構とを備えた
    ことを特徴とする請求項4記載のタイヤ保持装置。
  6. 前記各リム部材によって保持するタイヤの幅方向のサイズデータに基づき、外軸に対する支軸の軸方向位置がサイズデータに対応する位置になるように、回転規制機構及び回転機構を制御する制御部を備えた
    ことを特徴とする請求項5記載のタイヤ保持装置。
  7. 前記各支軸のうち何れか一方の支軸側に設けられ、各係合部が互いに係合する前に他方の支軸側に軸方向に当接し、他方の支軸に一方の支軸側への移動に対する抵抗力を付与する緩衝機構を備えた
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載のタイヤ保持装置。
  8. 前記緩衝機構を、支軸内に軸方向に延びるように設けられるとともに、一端部が支軸の一端部側に突出するように形成され、支軸に対して軸方向に移動可能な当接部材と、支軸に対して他端部側に移動する当接部材にその移動に対する抵抗力を付与する緩衝部材とから構成した
    ことを特徴とする請求項7記載のタイヤ保持装置。

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