JPH07190898A - タイヤ試験機のリムクランプ装置 - Google Patents

タイヤ試験機のリムクランプ装置

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JPH07190898A
JPH07190898A JP5333553A JP33355393A JPH07190898A JP H07190898 A JPH07190898 A JP H07190898A JP 5333553 A JP5333553 A JP 5333553A JP 33355393 A JP33355393 A JP 33355393A JP H07190898 A JPH07190898 A JP H07190898A
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taper
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rim
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Toshikatsu Nonaka
俊克 野中
Katsunobu Hagiwara
克信 萩原
Yasuji Orimo
泰而 折茂
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 タイヤのユニフォミティを試験中に、横荷重
が作用しても上・下リムの調心性を確保し、リム振れを
防止する。 【構成】 タイヤTを代用路面体に押当てて測定するタ
イヤ試験機のリムクランプ装置において、上・下ロック
手段15,16は、上・下主軸1,2の外周に軸方向の
テーパー部17,18を備え、テーパー部17,18に
テーパー嵌合するとともに上・下リム13,14の内周
に嵌入して軸方向に移動自在な上・下ウエッジ部材1
9,20を備え、上・下ウエッジ部材19,20のうち
少なくとも一方を軸方向に移動してテーパー嵌合を介し
て上・下ウエッジ部材19,20を径方向に拡縮するた
めの上・下油圧作動手段21,22を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ試験機のリムク
ランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤ試験機は、上・下主軸に上・下リ
ムを介してタイヤを装着し、このタイヤを主軸の軸心廻
りに回転させながらドラム等の代用路面体を押当ててタ
イヤのユニフォミティ等の測定を行うものである。この
タイヤ試験機を用いての実際の試験では、上・下リムに
装着したタイヤ内に圧縮空気を入れて走行時と同じ条件
に設定されるため、上・下リムには上下方向の力が作用
してリム間隙が変わることから、特開平5−66171
号公報で開示されている技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述公報で開示の従来
技術では、それなりの有用性があるものの、上・下リム
を内周側からロックするためのロック手段として油圧で
径方向に拡縮する拡縮リングを用いているため、該拡縮
リングの上下端に装着している油密手段である0リング
が横荷重のため弾性変形することによって偏心し調芯性
が狂い易いという課題があった。
【0004】また、上・下リムの間隙を設定するための
上・下係合手段は、油圧で径方向に進退するストッパー
ブロックであり、該ストッパーブロックは、上・下主軸
に形成した窓に嵌合されていたため、該ストッパーブロ
ックの軸方向端面を同一平面上にすることが非常に困難
で、上・下リムが傾きリム振れを悪化させる要因となる
という課題があった。
【0005】そこで本発明は、上・下リムを内周からロ
ックするロック手段として楔作用による摩擦力を利用す
ることによって、横荷重によって調心性が狂うのを確実
に防止するとともに、上・下リムの間隙は確実に設定し
てリム振れを防止できるようにしたタイヤ試験機のリム
クランプ装置を提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の目的を
達成するために次の技術的手段を講じている。すなわ
ち、請求項1に係る本発明は、前記上・下ロック手段1
5,16は、上・下主軸1,2の外周に軸方向のテーパ
ー部17,18を備え、該テーパー部17,18にテー
パー嵌合するとともに上・下リム13,14の内周に嵌
入して軸方向に移動自在な上・下ウエッジ部材19,2
0を備え、該上・下ウエッジ部材19,20のうち少な
くとも一方を軸方向に移動して前記テーパー嵌合を介し
て上・下ウエッジ部材19,20を径方向に拡縮するた
めの上・下油圧作動手段21,22を備えていることを
特徴とするものである。
【0007】請求項2に係る本発明は、上・下主軸1,
2の外周のテーパー部17,18は一端から他端に向か
って軸方向に連続して形成されていることを特徴とする
ものである。請求項3に係る本発明は、上・下主軸1,
2の外周のテーパー部17,18は軸方向で複数段に形
成されていることを特徴とするものである。
【0008】請求項4に係る本発明は、上・下ウエッジ
部材19,20は円筒形であり、一端の開口から軸方向
に延伸するスリット23が形成されていることを特徴と
するものである。請求項5に係る本発明は、上・下係合
手段31,32は、上・下主軸1,2の外周にハチ巻状
に形成されている周溝33,34に、径方向に進退自在
なストッパーブロック35,36を周方向の間隔をおい
て嵌合していることを特徴とするものである。
【0009】請求項6に係る本発明は、上・下油圧作動
手段21,22は、上・下ウエッジ部材19,20の軸
端面に嵌合されている上・下油圧ピストン27を備えて
いることを特徴とするものである。請求項7に係る本発
明は、上・下油圧作動手段21,22は、上・下主軸
1,2に軸方向移動自在として嵌合されている油圧可動
ピストン46,47と、該可動ピストン46,47に雄
・雌嵌合されていて上・下主軸1,2に取付けられてい
る固定ピストン50,51と、を備え、前記可動ピスト
ン46,47の外周にテーパー部17,18を備え、該
テーパー部17,18にテーパー嵌合する上・下ウエッ
ジ部材19,20を備えていることを特徴とするもので
ある。
【0010】
【作用】上・下リム13,14をスピンドルにいれた状
態で上・下油圧作動手段21,22に圧油を供給してピ
ストン27を上下動させる。すると、上・下ウエッジ部
材19,20が上・下主軸1,2のテーパー部17,1
8上を上下動することになり、そのテーパー嵌合で上・
下ウエッジ部材19,20をそれぞれ径方向外方に拡張
して上・下リム13,14を内周側から押付けてクラン
プする。
【0011】上・下ウエッジ部材19,20で上・下リ
ム13,14をクランプしてロックしているとき、上・
下係合手段31,32における上・下ストッパーブロッ
ク35,36が径方向外方に進出して上・下リム13,
14に係合してタイヤTに空気圧を供給して上下方向の
力F1,F2が作用しても上・下リム13,14が上・
下主軸1,2に対して上下方向にずれ、試験中にリム間
隙は変わることはない。
【0012】また、上・下ウエッジ部材19,20によ
る楔作用によって上・下リム13,14をクランプして
いることから、試験中の横荷重Pが作用しても上・下リ
ム13,14の調心性は狂うことがないし、リム振れを
なくすことができる。
【0013】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
ると、第1実施例を示している図1において、1は上主
軸、2は下主軸で、これら主軸1,2は同一軸心上で上
下に相対向するように、上・下支持軸3,4の対向端部
にボルト5で取付けられている。
【0014】前記上・下支持軸3,4は軸受7,8を介
して軸受ケース9,10により回転自在に支持されてい
て、上支持軸3は図外のモータにより軸心廻りに回転駆
動され、また、下支持軸4は軸受ケース10とともに図
外の昇降手段により昇降自在に支持されている。上主軸
1の下端中央には嵌合凹部11がテーパー状に形成さ
れ、該嵌合凹部11にテーパー嵌合して連結される嵌合
突部12が下主軸2の上端中央に形成され、下主軸2を
上昇させたときに嵌合凹部11と嵌合突部12がテーパ
ー嵌合して連結されるとともに、上・下リム13,14
に装着されたタイヤTに空気圧を供給可能としている。
【0015】上・下リム13,14はそれぞれ上・下主
軸1,2の外周に上下摺動並びに嵌脱自在に套嵌され、
かつ、内周側から上・下ロック手段15,16によって
任意の位置に固定されるようになっている。上・下ロッ
ク手段15,16は、上・下主軸1,2の外周に軸方向
のテーパー部17,18を備え、この上・下テーパー部
17,18にテーパー嵌合するとともに上・下リム1
3,14の内周に嵌入して軸方向に移動自在な上・下ウ
エッジ部材19,20を備え、更に、該上・下ウエッジ
部材19,20を軸方向に移動して前記テーパー嵌合を
介して上・下ウエッジ部材19,20を径方向に拡縮す
るための上・下油圧作動手段21,22を備えてなる。
【0016】上・下ウエッジ部材19,20は、円筒形
状であって、一端の開口から軸方向に延伸するスリット
23,24が周方向の所定間隔をおいて形成されていて
径方向の拡縮が容易に可能とされ、ここに、テーパー部
17,18は軸方向一端から他端に向かって連続してい
るとともに周方向全体に亘って形成されている。上・下
油圧作動手段21,22は、図2において上油圧作動手
段21について示しているように、上主軸1の下端面に
図外のボルトで取付けているリング形状のガイドプレー
ト25と上ウエッジ部材19および上主軸1とによって
段付シリンダ室26を画成し、該シリンダ室26に段付
ピストン27を上下動自在に嵌合しており、該ピストン
27の下端面に第1油路28を介して作動油を供給する
とピストン27がガイドピン29等によって案内されて
上昇し、上ウエッジ部材19を押上げテーパー嵌合によ
る楔作用で上ウエッジ部材19が拡散して上リム13を
摩擦力でクランプし、一方、ピストン27の上端面に第
2油路30を介して作動油を供給するとピストン27は
降下して上ウエッジ部材19はその弾性力で収縮し、上
リム13のクランプを解除するようになっている。
【0017】なお、下油圧作動手段22についても既述
した上油圧作動手段21と同じ作用をすることから、共
通部分は共通符号で示している。上・下リム13,14
にタイヤTを装着して該上・下リム13,14を上・下
ロック手段15,16にてクランプした状態でタイヤT
にタイヤ内圧(空気圧)を作用させると、上・下リム1
3,14に上下方向の力F1,F2が作用し、該リム1
3,14がずれることから、これを阻止するために上・
下係合手段31,32が上・下主軸1,2に備えられて
いる。
【0018】上・下係合手段31,32は上・下主軸
1,2の基部にハチ巻形状の周溝33,34を形成し、
この周溝33,34にストッパーブロック35,36を
平面視にて放射状に配置して径方向に進退自在に嵌合し
ているとともに、該ストッパーブロック35,36に有
底筒状のピストン37,38を図2で示す如くテーパー
ピン39にて結合するとともに、該ピストン37,38
を径方向に進退案内する有底シリンダ室40を、周溝3
3,34に放射状配置で形成して、該有底シリンダ室4
0の有底部とピストン37,38に亘って1重〜3重の
コイルバネ41を収納して、該バネ41にてストッパー
ブロック35,36を径外方向、すなわち、係合方向に
付勢している。
【0019】一方、ピストン37,38には図4で示す
如く止輪で位置決めされているディスク42が套嵌され
ていて第2油路30に連通する分岐路43を介してバネ
41に抗して圧油を供給することで、ストッパーブロッ
ク35,36が径内方向に摺動して上・下リム13,1
4の端面との係合が解除されるようになっている。スト
ッパーブロック35,36には、その外周に複数段の係
合部35A,36Aが段階状に形成されていて、上・下
リム13,14の係合位置が変更可能とされている。
【0020】図5は本発明の第2実施例を示しており、
上・下主軸1,2の外周に形成した上・下テーパー部1
7,18を軸方向に連続ではなく中間のストレート部を
介して複数段に形成したものであり、これに対応して上
・下ウエッジ部材19,20の内周面も上下複数段に形
成されている。更に、図5の第2実施例では、上・下係
合手段31,32は上・下ストッパーブロック35,3
6にピストン37,38を一体に形成し、油圧で係合姿
勢(径外方向進出)と非係合姿勢(径内方向退入)で切
替えるとともに上・下油圧作動手段21,22に連動さ
せたものである。
【0021】すなわち、上・下油圧作動手段21,22
に上・下ウエッジ部材19,20に対してクランプ方向
の油圧を供給すると上・下係合手段31,32には油圧
係合姿勢に連動し、一方、上・下ウエッジ部材19,2
0に対してアンクランプ方向の油圧を供給すると上・下
係合手段31,32には、これが非係合姿勢に油圧で連
動されている。
【0022】その他の構成は既述の第1実施例と共通
し、共通部分は共通符号で示している。図6は本発明の
第3実施例を示しており、上・下ロック手段15,16
と、上・下油圧作動手段21,22の構成を変更したも
のである。すなわち、上・下主軸1,2に段付シリンダ
44,45を形成し、この上・下シリンダ44,45に
上・下可動ピストン46,47を油密で摺動自在に嵌合
するとともに、この上・下可動ピストン46,47の内
周側に段付シリンダ48,49を形成し、この上・下段
付シリンダ48,49に嵌合する固定ピストン50,5
1を上・下主軸1,2の端面にボルト52,53で取付
けている。
【0023】段付シリンダ44,45はアンクランプ用
であり、第2油路30から圧油を供給可能であり、段付
シリンダ48,49はクランプ用であり、第1油路28
から圧油を供給可能であり、段付シリンダ44,45に
対して段付シリンダ48,49の受圧面積が小さいこと
からシリンダ48,49には付勢バネ54,55が組込
まれている。
【0024】上・下可動ピストン46,47の径大胴部
には周方向の間隔をおいて軸方向のテーパー部17,1
8が形成されていて、このテーパー部17,18に上・
下ウエッジ部材19,20が軸方向摺動自在としてガイ
ドウエイ56,57によって装着されているとともに、
上・下主軸1,2に形成している窓部58,59に嵌合
されて上・下リム13,14の内周面に当接されてい
る。
【0025】従って、第3実施例では第1油路28から
シリンダ48に圧油を供給するとバネ54,55との協
働によって上・下可動ピストン46,47は互いに離反
する方向に摺動して上・下ウエッジ部材19,20を楔
作用で径外方向に押付けて上・下リム13,14を内周
側からクランプするとともに、これと連動して上・下係
合手段31,32の上・下スライドブロック35,36
が径外方向に進出して上・下リム13,14に係合して
その動きを拘束する。
【0026】一方、第2油路30から上・下シリンダ4
4,45に圧油を供給すると、上・下可動ピストン4
6,47はそれぞれバネ54,55に抗して互いに近づ
く方向に摺動し、上・下ウエッジ部材19,20の楔作
用を緩め、上・下リム13,14をアンクランプすると
ともに、上・下係合手段31,32の上・下スライドブ
ロック35,36を径内方向に退入させて上・下リム1
3,14の係合を解放する。
【0027】上記の第1〜3実施例において、図1で代
表して示すように、ドラム等の代用路面体Dの赤道線0
−0と、上・下リム13,14に装着されているタイヤ
Tの赤道線01−01とをオフセットCをもたせておく
ことにより、上・下リム13,14のいずれか一方のみ
を移動させてリム幅を調整する場合でも、オフセットが
移動量の1/4となり、タイヤTを代用路面体Dに押付
けてLFD、コニシティ等を測定するとき、測定結果に
及ぼす影響を極小化することができる。
【0028】本発明の実施例は以上の通りであるが、次
のような設計変更をすることができる。請求項1に係る
本発明においては、上・下ウエッジ部材19,20は、
この肉厚を薄く形成する等して弾性変形にて拡縮できる
ようにもでき、このときは、スリット23を形成するか
否かは自由である。
【0029】更に、上・下ウエッジ部材19,20は上
下を同時に動かす他、上・下ウエッジ部材19,20の
いずれか一方を動かして他方は動かさないようにもで
き、また、上・下ウエッジ部材19,20のいずれか一
方を先に動かしてその後に他方を動かすようにすること
もできる。また、上・下係合手段31,32のスライド
ブロック35,36は、バネ41の弾性力で進出させ、
油圧で退入させるかまたは、進退ともに油圧で行うよう
にすることもでき、係合段部35A,36Aは2段〜4
段などその個数は任意である。
【0030】更に、スライドブロック35,36は、上
・下主軸1,2にハチ巻状に形成した周溝33,34に
嵌合することによって、窓部に嵌合するものに比べ加工
が容易でかつ上・下リム13,14の係合面を周一平面
上にすることが可能であるけれども、窓部に嵌合するも
のも含む。
【0031】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、上・
下リムをクランプするのに、油圧による楔作用を利用す
るものであるから、試験中に横荷重が作用しても調心性
が狂うことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す立断面図である。
【図2】図1の上主軸部分を示す要部の断面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】上係合手段を示す拡大断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す立断面図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す立断面図である。
【符号の説明】
1 上主軸 2 下主軸 13 上リム 14 下リム 15 上ロック手段 16 下ロック手段 17 上テーパー部 18 下テーパー部 19 上ウエッジ部材 20 下ウエッジ部材 21 上油圧作動手段 22 下油圧作動手段 31 上係合手段 32 下係合手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 折茂 泰而 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上・下主軸(1)(2)の対向端部に、
    タイヤ(T)を装着する上・下リム(13)(14)を
    上下動自在に嵌着するとともに、前記上・下リム(1
    3)(14)を内周からロックするための上・下ロック
    手段(15)(16)を備え、該上・下ロック手段(1
    5)(16)のロック時に前記上・下リム(13)(1
    4)に係合して該上・下リム(13)(14)の間隙を
    設定する上・下係合手段(31)(32)を備え、前記
    上・下リム(13)(14)に装着したタイヤ(T)を
    代用路面体(D)に押当てて測定するタイヤ試験機のリ
    ムクランプ装置において、 前記上・下ロック手段(15)(16)は、上・下主軸
    (1)(2)の外周に軸方向のテーパー部(17)(1
    8)を備え、該テーパー部(17)(18)にテーパー
    嵌合するとともに上・下リム(13)(14)の内周に
    嵌入して軸方向に移動自在な上・下ウエッジ部材(1
    9)(20)を備え、該上・下ウエッジ部材(19)
    (20)のうち少なくとも一方を軸方向に移動して前記
    テーパー嵌合を介して上・下ウエッジ部材(19)(2
    0)を径方向に拡縮するための上・下油圧作動手段(2
    1)(22)を備えていることを特徴とするタイヤ試験
    機のリムクランプ装置。
  2. 【請求項2】 上・下主軸(1)(2)の外周のテーパ
    ー部(17)(18)は一端から他端に向かって軸方向
    に連続して形成されていることを特徴とする請求項1記
    載のタイヤ試験機のリムクランプ装置。
  3. 【請求項3】 上・下主軸(1)(2)の外周のテーパ
    ー部(17)(18)は軸方向で複数段に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のタイヤ試験機のリム
    クランプ装置。
  4. 【請求項4】 上・下ウエッジ部材(19)(20)は
    円筒形であり、一端の開口から軸方向に延伸するスリッ
    ト(23)が形成されていることを特徴とする請求項1
    記載のタイヤ試験機のリムクランプ装置。
  5. 【請求項5】 上・下係合手段(31)(32)は、上
    ・下主軸(1)(2)の外周にハチ巻状に形成されてい
    る周溝(33)(34)に、径方向に進退自在なストッ
    パーブロック(35)(36)を周方向の間隔をおいて
    嵌合していることを特徴とする請求項1記載のタイヤ試
    験機のリムクランプ装置。
  6. 【請求項6】 上・下油圧作動手段(21)(22)
    は、上・下ウエッジ部材(19)(20)の軸端面に嵌
    合されている上・下油圧ピストン(27)を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤ試験機のリムク
    ランプ装置。
  7. 【請求項7】 上・下油圧作動手段(21)(22)
    は、上・下主軸(1)(2)に軸方向移動自在として嵌
    合されている油圧可動ピストン(46)(47)と、該
    可動ピストン(46)(47)に雄・雌嵌合されていて
    上・下主軸(1)(2)に取付けられている固定ピスト
    ン(50)(51)と、を備え、前記可動ピストン(4
    6)(47)の外周にテーパー部(17)(18)を備
    え、該テーパー部(17)(18)にテーパー嵌合する
    上・下ウエッジ部材(19)(20)を備えていること
    を特徴とする請求項1記載のタイヤ試験機のリムクラン
    プ装置。
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