JPH081216A - ロールチョック着脱装置 - Google Patents

ロールチョック着脱装置

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Publication number
JPH081216A
JPH081216A JP16327294A JP16327294A JPH081216A JP H081216 A JPH081216 A JP H081216A JP 16327294 A JP16327294 A JP 16327294A JP 16327294 A JP16327294 A JP 16327294A JP H081216 A JPH081216 A JP H081216A
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JP
Japan
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roll
clamper
chock
state
detachment device
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JP16327294A
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English (en)
Inventor
Toshihide Abe
俊秀 安部
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Astec Co Ltd
Original Assignee
Astec Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クランパを備えたチョック着脱自動化の推
進。 【構成】 圧延用ロール51を胴部55に当接して回転可能
に支持するロール置き台60と、そのロール置き台上のロ
ールの端部に対応してロールの軸線に沿う方向に進退移
動するように設けた横行台61と、その横行台上に昇降可
能に設けられロールの軸線と軸線が一致するようにチョ
ック52を支持するチョック支持台51と、ロールの回転駆
動用2面幅部54を所定の平行な2平面間に挟んで押圧す
ることにより所定の回転位置に規制する横行台に設けた
ロール回転位置規制手段63と、ロールのチョックに組み
込まれた軸受用クランパ1 をクランプ状態およびアンク
ランプ状態に操作する横行台に設けたクランパ操作部64
と、を備えている。横行台が走行台車65に設けられ、そ
の走行台車が横行台の進退方向に直角な方向に走行可能
に設けられていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に鋼材等の大型の圧
延用ロールにチョック組立品を着脱する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、鋼材の圧延用に使用されている
ロールは、そのロール表面の修正やロールまたは軸受の
交換等を行う場合に、ロールとロールチョック組立品
(軸受装置)の間で脱着が行われる。従来のロールの軸
に設けられている軸受装置は、軸受の内輪が嵌合してい
る軸部のやや端部側に離れた外周に沿って環状の溝を設
け、その溝にバンド状の部材を着脱できるように設置し
て軸端部外周に突出した軸方向移動に対する掛かり部と
し、この掛かり部から反力を得て内輪を軸方向外方から
押圧するようになっている。その押圧作用力は、内輪に
直接当接するスリーブ若しくは前記掛かり部を形成して
いるバンド状部材に螺合するナットの推力により生じる
ようにした構成が普通である。ナットの推力で押される
内輪は軸の段部に当接してその位置に締付固定されるこ
とになる。このようなロールとその軸受装置との脱着
は、圧延ラインからロールを軸受装置と共に取り外して
クレーンでライン外に運び出して、人手によって行われ
ている。
【0003】前記ロールと軸受装置の着脱作業は、軸径
が大きいものになると多大な労力と時間を要する点に問
題がある。特に前記ナットの脱着作業においては緩める
ときや締めつけるときにハンマーで叩くことが行われて
おり危険を伴う問題があり、さらにナット締付トルクが
一定しない問題等もある。また、内輪固定をナットの締
付によって行う構成では、稼働により緩みを生じること
があり、追い締めの必要があることも問題である。この
ような問題に対して本願出願人は、ロールと軸受装置の
分離及び組付け作業において、所要時間の短縮、労力の
軽減等が可能な自動クランパ及びその自動クランパを有
する軸受装置を軸に対して着脱する装置(特願平5−1
16317)を提案した。
【0004】その自動クランパは、軸受装置に設けてロ
ールの軸に軸受装置の内輪側を固定及び解放することが
操作孔にクランプ解放用のロッドを押し込むこと及び抜
き出すことという簡単な操作で可能なものである。そし
て、この自動クランパを有する軸受装置を軸に対して着
脱する装置は、軸受装置装着部が突出するように軸を固
定支持する支持台と、軸受装置を前記軸の軸線上に保持
するように設けた保持部と、その保持部に保持した軸受
装置の自動クランパの操作孔に先端が進入可能に設けら
れたクランプ解放ロッドを第1駆動部により進退駆動す
るように設けたロッド装置と、そのロッド装置及び前記
保持部を搭載され前記支持台に固定された軸の軸線に沿
って第2駆動部により進退移動するように設けた移動台
とを備えている。
【0005】軸受装置を取り付けるときは、支持台に軸
を固定し、その軸端から外方へ離れた位置において保持
部に軸受装置を保持させ、クランプ解放ロッドを第1駆
動部により前進させて先端を操作孔に進入させ、これに
よりクランパをアンクランプ状態とする。このアンクラ
ンプ状態で移動台を第2駆動部により前進させて軸受装
置を軸に嵌め込み、軸受の内輪が軸の段部に当接するま
で前進させ、クランプ解放ロッドを後退させてクランプ
状態とする。そして保持装置による軸受装置の保持を釈
放してから、移動台を後退させて軸受装置の取り付けを
終わる。また、軸から軸受装置を取り外すときは、前記
とは逆に、移動台を前進させて軸受装置を保持装置に保
持させ、クランプ解放ロッドを前進させてアンクランプ
状態としてから、移動台を後退させると、軸受装置が軸
から取り外される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなクランプ装
置を備えた軸受装置をロールの軸に着脱する装置は、回
り止め手段として設けられているクランパ本体側のキー
と軸側のキー溝とが一致する状態で保持部を前進させな
ければ軸と軸受が嵌合しない。このため大きな圧延用ロ
ールが対象である場合には、従来はクレーンでロールを
運んで来て支持台に載置する際に作業者が目視によりキ
ー溝位置を正確に規制しなければならならず、その段階
で手間が掛かり、単に載置するのみでキー溝位置を所定
位置に規制しない場合には前記着脱装置を動作させるこ
とができない問題があった。本発明は、クランパを備え
たチョックの着脱の自動化の推進を目的とし、ロールを
載置する際に正確なキー溝位置規制を必要としないで、
自動的に軸に軸受を嵌合させることが可能なチョック着
脱装置とすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は、圧延用
ロールをその胴部に当接して回転可能に支持するロール
置き台と、そのロール置き台上の前記ロールの端部に対
応してロールの軸線に沿う方向に進退移動するように設
けた横行台と、その横行台上に昇降可能に設けられ前記
ロールの軸線と軸線が一致するようにチョックを支持す
るチョック支持台と、前記ロールの回転駆動用2面幅部
を所定の平行な2平面間に挟んで押圧することにより所
定の回転位置に規制する前記横行台に設けたロール回転
位置規制手段と、前記ロールのチョックに組み込まれた
軸受用クランパをクランプ状態およびアンクランプ状態
に操作する前記横行台に設けたクランパ操作部と、を備
えていることを特徴とする。
【0008】前記手段において、前記クランパが、所定
位置に被駆動部を有しその被駆動部を内蔵ばねに抗して
所定の方向に押圧されることによりアンクランプ状態と
なり押圧を解除することによってクランプ状態となるも
のであり、前記クランパ操作部が、前記被駆動部に当接
する当接部材及びこれを押圧動作させる押圧駆動手段を
有するものとするのがよい。前記手段において、前記ク
ランパが、油圧カプラーの一方を所定位置に有しその油
圧カプラーを介して圧油を供給されることによりクラン
プ状態となり圧油を排出されることによりアンクランプ
状態となるものであり、前記クランパ操作部が、前記油
圧カプラーの一方と結合される他方を有し圧油の給排手
段を備えているものとするのがよい。前記手段におい
て、前記クランパが、油圧カプラーの一方を所定位置に
有しその油圧カプラーを介して圧油を排出されることに
よりクランプ状態となり圧油を供給されることによりア
ンクランプ状態となるものであり、前記クランパ操作部
が、前記油圧カプラーの一方と結合される他方を有し圧
油の給排手段を備えているものとするのがよい。また、
前記横行台が走行台車に設けられ、その走行台車が横行
台の進退方向に直角な方向に走行可能に設けられている
ものとするのがよい。
【0009】
【作用】ロール置き台上に圧延ロールを置くとき2面幅
部の面を、例えば大略鉛直方向にしておいて、圧延用ロ
ールはロール置き台上で回転可能であるから、ロール回
転位置規制手段がロールの回転駆動用2面幅部を、所定
の、例えば鉛直で平行な2平面間に挟んで押圧すると、
所定の2平面に2面幅部が一致するように圧延ロールが
回転して常に一定した回転位置となる。一般に圧延ロー
ルにおいて駆動用2面幅部とキー溝の周方向位置関係は
一定しているのが普通であり、2面幅部を規制すること
によってキー溝位置が規制される。チョックをロール軸
に装着するときは、このキー溝位置に対してチョック支
持台上に支持されるチョックのクランパのキー位置が一
致するようにしておけば、横行台を前進させるだけでロ
ールの軸にチョックを嵌合させることができる。この横
行台の前進の際に先にクランパ操作部によりクランパを
アンクランプ状態にしておいて、嵌合させた後にクラン
プ状態とする。チョックをロール軸から取り外すとき
は、チョック支持台を下側から上昇させてチョック支持
状態とし、そしてロールの回転位置規制を行うことによ
ってチョックの軸固定側がチョック装着時と同じ回転位
置となるから、クランパをクランパ操作部によってアン
クランプ状態としてからチョックとともに横行台を後退
させ、ロール軸から取り外す。ロールの回転位置規制
は、ロールに装着されたチョックのクランパの回転位置
規制も行うものであるから、チョック取り外しのために
クランパ操作部によってクランパを操作する際に回転位
置規制されたクランパを操作することになり、クランパ
操作のためにクランパの回転位置を検知する構成を省略
できる。
【0010】前記クランパが、純機械的なものである場
合には、操作部がこれに対応して機械的操作を行う構成
となり、圧油を使用するものである場合には、操作部が
圧油給排手段を有する構成となる。純機械的なクランパ
としては、本願出願人が先に提案したクランパがあり、
それは所定位置に被駆動部を有しその被駆動部を内蔵ば
ねに抗して所定の方向に押圧されることによりアンクラ
ンプ状態となり押圧を解除することによってクランプ状
態となるものである。前記クランパ操作部は、前記被駆
動部に当接する当接部材を押圧動作させてクランパをア
ンクランプ状態とすることが可能である。圧油を使用す
るクランパとしては、前記純機械的なクランパのクラン
プ力を与える内蔵ばねに代えて油圧により動作するピス
トンを有する構成が考えられ、油圧カプラーの一方を所
定位置に有しその油圧カプラーを介して圧油を供給され
ることによりクランプ状態となり圧油を排出されること
によりアンクランプ状態となるもの、あるいは逆に圧油
を供給されることによりアンクランプ状態となり圧油を
排出されることによりクランプ状態となるものである。
前記クランパ操作部は、前記油圧カプラーを介して圧油
の給排を行いクランパをクランプ状態とアンクランプ状
態とにすることが可能である。
【0011】また、走行台車を有する構成は、その走行
台車は横行台の進退方向に直角な方向に移動してロール
置き台の端部位置から外れた別の位置に移動可能である
から、ロール置き台を夫々にロールを平行に支持するよ
うに複数個設置し横行台を搭載した走行台車を1台とし
て夫々のロール置き台に組み合わせて使用する、すなわ
ち、共用することが可能である。例えば、ロールの交換
において交換して使用する裸ロールと使用していたチョ
ック付ロールを夫々ロール支持台に支持してから、チョ
ックを外してそのまま走行台車を移動させて使用する裸
ロールにチョックを装着することが可能となる。
【0012】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜図8を用いて説
明する。図1はロールチョック着脱装置50の右側部分
を省略してあり、図2は左側部分を省略してあり、双方
の図で正面全体を示す。先ずこの装置50が着脱の対象
としているロール51とチョック(軸受装置)52につ
いて説明する。ロール51は鋼材圧延用の大型のロール
で、胴部55の両側に軸53、53を有し、その軸5
3、53の夫々にチョック52が装着されている。そし
て一方の軸53の外方端部にはロール回転駆動用の被駆
動部として軸53をやや細くして延長し外周部分を平行
に削除する形で2面幅部54を設けてある。チョック5
2は純機械式の自動クランパ1を有している。そのクラ
ンパ1は、図6、図7、図8に部分的に拡大して示すよ
うに、本体2、係合部材3、ストッパーリング4、操作
孔5等で構成されており、両側の軸53、53に同じ構
成のものが装着されているから、一方のものについて説
明し他方は同一図面符号で示して説明を省略する。クラ
ンパ1は、軸53に装着されるスラストベアリング7a
を介してラジアルベアリング7bの内輪8を軸端部の環
状溝9を使用して軸端側から押圧固定するようにしたも
のである。図中、10はラジアルベアリングの外輪、1
1はハウジング、12は蓋、13はオイルシール、14
はクランパ保持及びカバー部材であり、これらは前記内
輪8等とともにチョック52を構成している。
【0013】クランパの本体2は、図7に示すように、
一端にベアリング当接部20を有する内筒部21、外筒
部22、端面リング23等で構成されている。内筒21
は、内孔が軸53の部分53aに摺動自在に嵌合し、ベ
アリング当接部20の外周にオイルシール13の内周が
当接する周面を有しており、ベアリングの内輪8の軸方
向外方の端面にスラストベアリング7aを介して当接す
るリング状のものである。内筒部21は、ベアリング当
接部20側にフランジ部24を有している。外筒部22
は、内筒部21の外側に間隙26を隔てて位置し、フラ
ンジ部24とボルトで結合されている。端面リング23
は、軸53の部分53bと摺動自在に嵌合する内孔を有
し、内筒部21及び外筒部22の間の間隙26を端部で
閉じる大きさのものであり、ボルト28、29で内筒部
21及び外筒部22の外方端面に結合してある。従っ
て、大略円筒状をなす本体2内には前記間隙26が円筒
状の空間として存在するものとなっている。この他に本
体2は軸53に対する回り止め手段として、キー30を
内筒部21に取り付けてあり、このキー30に対応して
軸53の部分53a、53bにキー30の摺動可能なキ
ー溝33を設けてある。図7にキー溝33の平面形状を
仮想線で示してある。このクランパ本体2は、図7に示
すように、蓋12にボルトで固定されたクランパ保持及
びカバー部材14により保持されている。
【0014】係合部材3は、図6に示すように、本体2
内に周方向に等間隔で4個設けられ、図7に示すように
端面リング23に回動可能に支持されている。その形状
は、図6、図7から理解されるように、大径部を軸が貫
通した軸部3aを有し、この大径部から伸延するアーム
3bに環状溝9に係合する爪3cを設けたものである。
爪3cは環状溝9に対応して円弧状に形成されている。
軸部3aは図示のように端面リング23に設けた凹所3
4内に配置され回動可能に支持されている。爪3cの回
動範囲は内筒部21に形成されている切り欠き部35と
環状溝9と前記間隙26にまたがる範囲であり、爪3c
が環状溝9の軸端側側面9aに係合した位置がクランプ
位置であり、環状溝9から外れて本体2内に収まった位
置がアンクランプ位置である。この係合部材3は後述す
るストッパーリング4が後退しているとき、アンクラン
プ位置に回動するように、図8に見られるように、爪3
cと端面リングとの間に第1ばね36を圧縮状態で介在
させてある。図中、37はばね力調整ネジである。
【0015】ストッパーリング4は、図7、図8に示す
ように、本体2内の円筒状の間隙26内に軸方向に摺動
自在に収容された短円筒状のものであり、ベアリング7
a、7b側へ後退移動したときは係合部材3の爪3cが
外筒部22の内周面に当接するまで回動可能なように、
つまり爪と干渉しないようにその長さを決めてある。ス
トッパーリング4の係合部材3側には、斜面38、38
aを設けてある。また、係合部材3の爪3cはアンクラ
ンプ位置にあるとき、ストッパーリング4側の面が斜面
38で押されると第1ばね36に抗して回動するような
傾斜となる被駆動面39に形成されている。そして、爪
3cがストッパーリング4に押されてクランプ位置へ回
動したときストッパーリング4の内周面に近い斜面38
aが当接するロック係合部分40を設けてある。このス
トッパーリング4の斜面38aがロック係合部分40に
当接した状態は、係合部材3がアンクランプ位置の方向
へ回動できないロック状態である。
【0016】ストッパーリング4には、係合部材3の爪
3cに向かって前進するように付勢する第2ばね41を
設けてある。第2ばね41は、ストッパーリング4を周
方向に等間隔な8箇所で係合部材3側へ押圧するように
設けてあり、図6においては、係合部材3を設けてある
部分の位置とその間の位置である。第2ばね41は、図
7に示すように、コイルばねで、本体2の内筒部21と
外筒部22とに跨がって間隙26をその部分で拡大する
ような円孔状部42を設けて、ばね受け43とともに収
容してある。ストッパーリング4にはばね受け43が当
接している。
【0017】操作孔5は、端面リング23に2個穿設し
てある。この操作孔5の位置は、図6、図7に示すよう
に、係合部材3の位置を除く第2ばね41を設けた4箇
所の部分のうちのクランパ本体2の中心軸線に対称な両
側の2箇所である。ストッパーリング4にはばね受け4
3の反対側に、2個の操作孔5の位置に対応して切り欠
き部45を設けてあり、この切り欠き部45に頭付きピ
ン形状の押し込み部材46が頭をがたつき防止ばね46
aを介して切り欠き部45に当接させてピン側を前記操
作孔5に挿入してある。操作孔5は押し込み部材46の
頭の直径よりも小さく、ピン側が摺動可能に挿入されて
いる。この押し込み部材46がクランパの被駆動部であ
る。リング操作孔5に挿入可能なロッド部材の、すなわ
ち、後述のクランプ解放用押棒56の先端を押し込まれ
ることにより、押し込み部材46が第2ばね41を圧縮
してストッパーリング4を後退させる。
【0018】このクランパ1を有するチョック52は、
ロール51の軸53に簡単な操作で着脱される。すなわ
ち、前述のリング操作孔5にロッド部材を押し込まれる
と、ストッパリング4が後退し、これによって係合部材
3が第1ばね36の作用でクランプ位置から回動してア
ンクランプ位置である本体2内に収まるから、この状態
でチョック52を軸53に嵌め込み、ロッド部材を抜き
去ると、ストッパリング4が第2ばね41の作用で前進
し、係合部材3をクランプ位置に回動させてクランプ位
置とするから、爪3cが溝9に係合してクランプ状態と
なる。
【0019】このクランパ1を備えたチョック52をロ
ール51に着脱するためのロールチョック着脱装置50
について次に説明する。ロールチョック着脱装置50
は、図1、図2に示すように、ロール置き台60と、横
行台61と、チョック支持台62と、ロール回転位置規
制手段63と、クランパ操作部64と、走行台車65と
からなる。この実施例は、走行台車65を用いたもの
で、ロール置き台60を少なくとも2個以上用いる構成
となるが、説明の簡略化のために2個用いた構成につい
て説明する。ロール置き台60は、チョック52の着脱
の際にロール51を胴部55に当接して支持するもの
で、固定基盤70に設けた昇降シリンダ71によって高
さ位置調節可能に設けた昇降台72、胴部55の両端部
に夫々2個一組で当接してロール51を回転可能に支持
する4個の段付きローラ73等で構成されている。図中
74は昇降用ガイドロッドである。このロール置き台6
0にロール51を載置した時、ロール両端の軸53は図
示のように昇降台72の両端から突出している。そし
て、ロール51は胴部55で支持されるが異なる胴径の
ロールを支持してもそのロール軸線が常に一定の高さ位
置となるように自動調節する自動高さ調節手段を備えて
いる。その詳細は省略するが、段付きローラ73とは別
に胴部55に当接する適当なセンサーを用い、ロール径
を検出し、そのロール径に応じた高さ位置を演算して昇
降シリンダ71を制御するようにしてある。このロール
置き台60は、図示していないが、その2個が夫々支持
するロール51の軸線を同じ高さで平行に支持するよう
に並べて設置され、例えば、一方に圧延ラインから外さ
れたチョック付きのロール51が載せられ、他方に圧延
ラインに組み込む予定の裸ロール51が載せられる。2
個のロール置き台60に支持したロール51の軸53の
突出した両側の下方位置とその外方位置を含む幅でロー
ル51の軸線を通る鉛直面に直角な方向に走行可能に走
行台車65が夫々設けられている。
【0020】双方の走行台車65は、同じ構成であり、
その一方について説明すると、図1、図3に示すよう
に、走行レール75上を車輪76が走行用モータ77に
より走行するようになっている。走行台車65はセンタ
リング装置66を有していて、ロール置き台60の位置
で停止させたとき、常にセンタリング状態で定位置に固
定できるように、走行台車65に設けた1対のセンタリ
ング用突出部78がシリンダ79により突出し、ロール
置き台60側に設けたVブロック80のV溝に夫々嵌入
して位置決め固定されるようになっている。そのセンタ
リング状態は、後述するロール回転位置規制手段63、
クランパ操作装置64等の中心とロール置き台60上の
ロール軸線とが同一鉛直面にある状態である。この双方
の走行台車65は、夫々に搭載されている横行台61及
び横行台61に設置されたチョック支持台62、ロール
回転位置規制手段63、クランパ操作装置64等を、複
数の(この場合2個の)ロール置き台60に対して、夫
々の走行する側で共用するようにしたものである。
【0021】横行台61は、図1〜図4に示すように、
ロール置き台60に支持したロール51の軸53の突出
方向に沿って移動できるように、前記走行台車65上に
設けたレール81上を走行するようになっており、両側
の走行台車65に夫々設けられている。図中82は横行
台の車輪、83は横行台移動用シリンダである。チョッ
ク支持台62は、図1〜図4に示すように、横行台61
上の前側(ロール置き台60側)に昇降台84を設け、
その上に設けてあり、昇降台84上で横行台61の進退
方向と同じ方向に移動可能に支持され、シリンダ85に
よって進退駆動されるようになっている。この進退移動
はチョック支持の際の当接位置の調節やチョック52の
少量の押し込みや引き出し移動に適用する。また、後述
するようにチョック52を支持して軸に嵌め込み又は抜
き去る際に係合する押し引き用係合部62aを突設して
ある。昇降台84はロール51の軸線とチョック52の
軸線との高さが一致した支持状態とするもので、傾斜面
で当接した上下のブロック86、87と駆動シリンダ8
8からなり、上のブロック86を上下に移動できるよう
に案内部を設け、下のブロック87をシリンダ88で前
後に移動させることにより上のブロック86を水平を保
ったまま昇降させることができ、軸に装着されているチ
ョックの下側から上昇してチョックに当接して支持状態
になると停止するようになっている。
【0022】ロール回転位置規制手段63及びクランパ
操作部64は、図4、図5に示すように、横行台61上
のチョック支持台62の後側位置に設けてある。ロール
回転位置規制手段63は、圧延ロールに設けられている
ロールの回転駆動用2面幅部54を所定の平行な2平面
89a、89b間に挟んで押圧するようにしたもので、
その2平面を構成する部材は一対のスライドベース90
a、90bであり、2平面89a、89bがロールの軸
線を挟んで等距離で対向するようにスライドベース90
a、90bを対称に設け、夫々の下部にスライダー91
a、91bを設けて両側に逆ねじを有するねじ軸92を
貫通させ、そのねじ軸92の正逆回転により2平面89
a、89bが近づいたり離れたりするようになってい
る。ねじ軸92の回転はモータ95により、トルクリミ
ッター96、ギヤーボックス97を介して行われる。従
ってこの2平面89a、89bの間に2面幅部54を挟
むことによって、2面幅部がやや回転した状態であって
も大略その面に2平面89a、89bが対向する状態で
あれば、ロールが回転可能に支持されているから、回転
して2平面89a、89bと2面幅部の面が一致するよ
うになる。このように2面幅部が規制された状態は、2
面幅部と所定の回転位置関係にあるロール軸のキー溝3
3は常に一定した回転位置に規制されることになる。チ
ョック支持台62上に支持されるチョック52は、その
クランパ1に設けてあるキー30の位置がこの規制され
たキー溝33の位置と一致する位置にある。
【0023】また、スライドベース90a、90bに
は、2平面89a、89bの少し外側位置にシリンダ9
3a、93bによってロール軸線に平行に出入りするよ
うに駆動される押棒94a、94bを設けてある。この
押棒94a、94bは、前記チョック52のクランパ1
のクランパ操作部64として設けたもので、操作孔5、
5に嵌入する先端部を有している。そして、押棒94
a、94bは、操作孔5、5の間隔に対応できるように
なっている。すなわち、操作孔の間隔はロール51の軸
部53の直径よりも大きく、また、スライドベース90
a、90bは間隔を前記直径よりも小さい2面幅部を規
制した間隔より広い幅になるように変更できるからであ
る。実際にはスライドベース90a、90bが接近して
2面幅部54を規制した状態から少し開いた位置で操作
孔5、5と押棒94a、94bの軸線が一致するように
してある。
【0024】このように構成したロールチョック着脱装
置50は、例えば、ロール交換を次のようにして行う。
先ず、2個のロール置き台60の一方(第1ロール置き
台とする)に交換のために準備したロールを載置してそ
の2面幅部54の平面が延長となるように適当な手段で
ロールを回転させておき、他方(第2ロール置き台とす
る)に今まで使用いていた交換されるロールをチョック
とともに圧延ラインのロールスタンドから取り外して載
置する。その時横行台61は後退位置にあり、チョック
支持台62は下降位置にあり、ロール回転位置規制手段
63の所定の2平面89a、89bは開いた状態(図5
(b)参照)にあり、クランプ解放用の押棒94a、9
4bは後退位置にある。その状態で双方の走行台車65
を第2ロール置き台の位置に停止させ(図1、図2に実
戦で示す状態)、夫々のセンタリング装置66で位置決
めして固定する。すなわち、突出部78が突出してVブ
ロック80に嵌入したセンタリング状態とする。
【0025】次に、双方の走行台車65の横行台61を
前進させて停止させ、下降していたチョック支持台62
を上昇させてチョック52に当接させて支持状態(図4
に実線で示す状態)とし、ロール51の2面幅部54の
ある側のロール回転位置規制手段63を2平面89a、
89bが接近するように動作させてキー溝位置規制を行
い、そして双方の走行台車65のクランパ操作部64を
押棒94a、94bが突出するように動作させてクラン
パ1をアンクランプ状態とする。この状態で夫々横行台
61を後退させると、チョックを支持した状態のままで
後退するから、軸53からチョックが抜け出す。この後
退時にチョックが抜けにくい時はスリップすることにな
るが、チョック支持台62に設けてあるチョック押し引
き用係合部62aがチョックと係合して引き出される。
【0026】チョックを取り外してチョック支持台62
に支持した状態でセンタリング装置による固定を解除
し、夫々走行台車65を第1ロール仕置き台60の位置
に移動させてセンタリング装置で固定する。そして横行
台61を前進させてロール51の軸53にチョックを嵌
合させ、クランパ操作部64を押棒94a、94bが後
退するように動作させてクランパ1をクランプ状態とす
る。次に、チョック支持台62を下降させてから横行台
61を後退させてロールの交換を終わる。
【0027】このロールチョック着脱装置は、2面幅部
54を両側から挟み付けるという単純で確実なロール回
転位置規制手段63を設けてあるから、チョック着脱時
にロールを同じ回転位置に規制でき、従って同じ条件で
着脱可能となり、クランパ操作部64が回転位置合わせ
の必要のない所定位置で進退する簡単な構成が可能とな
り、自動化が容易である。
【0028】本発明の第2実施例を図9(a)、(b)
を用いて説明する。第1実施例と相違する点は、クラン
パが油圧式クランパ1aである点と、そのためにチョッ
ク着脱装置に圧油を給排するための装置が設けられてい
る点とである。この場合、チョック脱着装置の構成は第
1実施例のものと殆ど同じであるから、相違する部分に
ついて説明し、同等部分は説明を省略する。クランパ1
aは、図9(a)、(b)に主要部を示すように、前述
のクランパ1におけるストッパーリング4に相当するも
のを環状ピストン4aに形成すると共に、これを収容し
て片側に圧力室16を形成している環状シリンダ部17
を設けてあり、その圧力室16に前述の第2ばね41に
代えて圧油を給排するようにしたものである。この油圧
シリンダは単動式のものであり、環状ピストン4aの圧
力室16側と反対側は第1実施例と同様に形成されてい
るが、図9(a)の下半分に示すように、ピストン戻し
用の戻しばね48を設けてある点が異なる。係合部材3
は全く同じ形状で、同じように駆動される。従って同一
部分は同一図面符号で示して説明を省略する。戻しばね
48はコイルばねであり、環状ピストン4aに対して周
方向に等間隔で当接するように4個を設けてある。環状
のシリンダ部17は前述のクランパ本体2に相当する本
体2a内に、すなわち内筒部21aと外筒部22aによ
ってその間に形成されている。その圧力室16に対する
圧油給排通路18は、図9(b)に示すように、内筒部
21aに設けてあり、その通路端に配管ブロック19を
介して油圧カプラーの逆止弁付き雄側47を設け、その
カプラー雄側47を前述の操作孔5に相当する操作孔5
a内に外方に向けて位置させてある。
【0029】チョック着脱装置としては、第1実施例の
ものを少し改変したものとなる。すなわち、上記カプラ
ー雄側47に接続するカプラー雌側が設けられ、圧油を
給排する装置が設けられたものである。図示していない
が、第1実施例におけるチョック脱着装置50のクラン
パ操作部64の押棒94aまたは94bのいずれか一方
の先端部にカプラー雌側を設ける。すなわち、クランパ
1aの油圧シリンダが単動式であるから、1個の圧油給
排口(1個のカプラー雄側47)でよく、カプラー雄側
47のある操作孔5aに対応するように押棒の先端にカ
プラー雌側を設ける。そして、カプラー雌側は押棒94
aまたは94bの場合と同様に前進せしめられて、操作
孔5aに進入することによりカプラー雄側内の逆止弁を
開いた接続状態となるものである。そのカプラー雌側に
は走行台車65又は横行台61に油圧源を搭載して圧油
通路を接続するものとする。カプラー接続状態におい
て、供給圧油の増圧と減圧ができるようにしてある。例
えば、圧油をクランパへ供給する通路を油圧源とタンク
とに切り換える電磁弁を設けてある。
【0030】このチョック着脱装置は、第1実施例例の
ものと略同様に圧延ロールに対してチョックを着脱でき
る。チョックに設けてあるクランパ1aの動作は、カプ
ラー接続状態において供給圧油を増圧すると、環状ピス
トン4aが戻しばね48に抗して移動して係合部材3を
回動させてクランプ状態となり、供給油圧を減圧すると
環状ピストン4aが戻しばね48によって戻されて係合
部材3が第1ばね36の作用で回動してアンクランプ状
態となり、いずれの状態でもそのまま押棒94aまたは
94bを後退させてカプラーを切り離すとカプラー内蔵
逆止弁によってその状態が保持される。従って、第1実
施例と同様に、圧延ロールに対してチョックを着脱でき
る。その脱着動作に付いては第1実施例と殆ど同じであ
るから説明を省略する。
【0031】第2実施例においては、クランパ1aが油
圧式であり、圧油を供給(増圧)されることによりクラ
ンプ状態となり、圧油を排出(減圧)されることにより
アンクランプ状態となる構成であったが、変形例として
これとは逆に圧油を供給(増圧)されることによりアン
クランプ状態となり、圧油を排出(減圧)されることに
よりクランプ状態となる構成のクランパも考えられ、そ
のようなクランパを有するチョックであっても第2実施
例と同様にチョック着脱装置を構成して、着脱できる。
【0032】第2実施例及び変形例において、油圧式ク
ランパを使用した場合を示したが、このクランパは本来
抜け止めを目的としたものであり、回り止め手段として
キー30を用いている。ところが、実験によれば、回り
止め手段としてのキーを省略可能な場合のあることが分
かった。つまり、クランプ作用力は軸に沿う方向に作用
しているが、その大きさをある程度大きくすると必要な
回り止め作用力が得られるからである。このようにキー
を省略してもよいクランパを有するチョックの着脱装置
においては、キー溝位置規制の必要はなくなるが、クラ
ンパ操作部と被操作部との位置関係は規制しておく必要
があるので、ロール回転位置規制手段は必要である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、ロール回転位置規制手
段により、圧延ロールが回転して常に一定した回転位置
となり、キー溝付きクランパを備えたチョックにあって
はキー溝位置及びクランプ用被操作部の位置が規制さ
れ、これによってチョックを確実にロールに着脱でき、
また、キー溝がなく回り止め機能を兼ね備えたクランパ
を有するチョックにあってもクランプ用被操作部の位置
が規制され、これによってチョックを確実にロールに着
脱でき、その着脱を比較的簡単な構成で自動化できる効
果を奏する。また、本発明のロールチョック着脱装置
は、クランパが純機械的なものである場合でも圧油を使
用するものである場合でも適用できる。また、走行台車
を有する構成のものは、複数個のロール置き台に横行台
を共用することが可能であるから、ロールの交換におい
てチョックを外してそのまま走行台車を移動させて別の
ロールにチョックを装着することが可能となり、ロール
交換時間が短縮される効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の略左半分を示す部分断面
正面図である。
【図2】同実施例の略右半分を示す部分断面正面図であ
る。
【図3】同実施例の主に走行台車を示す左側面図であ
る。
【図4】同実施例の略左半分の横行台前進状態を示す正
面図である。
【図5】同実施例の左側のロール回転位置規制手段及び
クランパ操作部を示し、(a)は平面図、(b)は左側
面図である。
【図6】同実施例の左側のクランパの左側面の右半分を
示す部分側面拡大図である。
【図7】図6のキー部を省略したA−O−B断面図であ
る。
【図8】同実施例の左側のクランパの第1ばね部分の半
径方向断面拡大図である。
【図9】本発明の第2実施例における油圧式クランパを
示し、(a)は半径方向断面拡大正面図、(b)はカプ
ラー部分の半径方向断面拡大図である。
【符号の説明】
1 クランパ 1a 油圧式クランパ 2 クランパ本体 3 係合部材 3c 爪 4 ストッパーリング 4a 環状ピストン 5 保持孔 8 内輪 9 環状溝 16 圧力室 17 シリンダ部 18 圧油給排通路 36 第1ばね 40 ロック係合部分 41 第2ばね 50 チョック着脱装置 51 ロール 52 チョック 53a 軸の部分 53b 軸の部分 54 2面幅部 55 胴部 60 ロール置き台 61 横行台 62 チョック支持台 63 ロール回転位置規制手段 64 クランパ操作部 65 走行台車 66 センタリング装置 71 昇降シリンダ 89a 2平面の一方 89b 2平面の他方 94a 押棒 94b 押棒

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延用ロールをその胴部に当接して回転
    可能に支持するロール置き台と、そのロール置き台上の
    前記ロールの端部に対応してロールの軸線に沿う方向に
    進退移動するように設けた横行台と、その横行台上に昇
    降可能に設けられ前記ロールの軸線と軸線が一致するよ
    うにチョックを支持するチョック支持台と、前記ロール
    の回転駆動用2面幅部を所定の平行な2平面間に挟んで
    押圧することにより所定の回転位置に規制する前記横行
    台に設けたロール回転位置規制手段と、前記ロールのチ
    ョックに組み込まれた軸受用クランパをクランプ状態お
    よびアンクランプ状態に操作する前記横行台に設けたク
    ランパ操作部と、を備えていることを特徴とするロール
    チョック着脱装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のロールチョック着脱装
    置において、前記クランパが、所定位置に被駆動部を有
    しその被駆動部を内蔵ばねに抗して所定の方向に押圧さ
    れることによりアンクランプ状態となり押圧を解除する
    ことによってクランプ状態となるものであり、前記クラ
    ンパ操作部が、前記被駆動部に当接する当接部材及びこ
    れを押圧動作させる押圧駆動手段を有するものであるこ
    とを特徴とするロールチョック着脱装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のロールチョック着脱装
    置において、前記クランパが、油圧カプラーの一方を所
    定位置に有しその油圧カプラーを介して圧油を供給され
    ることによりクランプ状態となり圧油を排出されること
    によりアンクランプ状態となるものであり、前記クラン
    パ操作部が、前記油圧カプラーの一方と結合される他方
    を有し圧油の給排手段を備えているものであることを特
    徴とするロールチョック着脱装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のロールチョック着脱装
    置において、前記クランパが、油圧カプラーの一方を所
    定位置に有しその油圧カプラーを介して圧油を排出され
    ることによりクランプ状態となり圧油を供給されること
    によりアンクランプ状態となるものであり、前記クラン
    パ操作部が、前記油圧カプラーの一方と結合される他方
    を有し圧油の給排手段を備えているものであることを特
    徴とするロールチョック着脱装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3、又は請
    求項4に記載のロールチョック着脱装置において、前記
    横行台が走行台車に設けられ、その走行台車が横行台の
    進退方向に直角な方向に走行可能に設けられていること
    を特徴とするロールチョック着脱装置。
JP16327294A 1994-06-21 1994-06-21 ロールチョック着脱装置 Pending JPH081216A (ja)

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