JP2872300B2 - トランスファモールド機のリードフレーム供給装置 - Google Patents

トランスファモールド機のリードフレーム供給装置

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JP2872300B2 JP29546189A JP29546189A JP2872300B2 JP 2872300 B2 JP2872300 B2 JP 2872300B2 JP 29546189 A JP29546189 A JP 29546189A JP 29546189 A JP29546189 A JP 29546189A JP 2872300 B2 JP2872300 B2 JP 2872300B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はトランスファモールド機のリードフレーム供
給装置に関する。
(従来の技術) リードフレームのトランスファモールド機は、リード
フレームおよびタブレットを金型の所定位置に供給して
樹脂モールドする装置であるが、近年、リードフレーム
およびタブレットの供給からモールド後のディゲードま
ですべて自動化されたトランスファモールド機が提供さ
れている。
ところで、最近はリードフレーム製品がきわめて多品
種となってきたため、トランスファモールド機では、種
々のリードフレームを取り扱わなければならない状況に
ある。この結果、製造作業上、製品のロット管理が非常
に重要視されてきており、ロット管理がたやすく行えて
使い勝手のよいトランスファモールド機が強く要望され
ている。
従来、ロット管理を困難にしている問題点のひとつ
に、リードフレームをトランスファモールド機に供給す
る供給装置がある。第2図は従来のリードフレームの供
給装置を説明的に示すものである。図示するように、従
来は、複数枚のリードフレームを棚状に収容したマガジ
ン10をマガジンの保持ケース11内にセットし、保持ケー
ス11を1段ずつ下降させるとともにマガジンの背面から
プッシャによって1枚ずつリードフレームを前方に押し
出して、金型あるいは金型へ移載する移載機構へ供給し
ている。
図示した例は、一度に4枚のリードフレームをモール
ドする装置の場合で、マガジン10を4つ並列させてセッ
トしている。トランスファモールドの金型は、リードフ
レームに対する成形条件を同じくするため、ポットを挟
んだ両側のリードフレームが向かい合わせになるように
形成されるから、マガジン10はあらかじめ逆向きにセッ
トして、リードフレームが向かい合わせに供給されるよ
うにしている。
(発明が解決しようとする課題) 従来のリードフレームの供給装置は、上記のように、
並列させた各マガジンからリードフレームを1枚ずつ供
給するから、1回のロットで供給できるリードフレーム
の枚数は保持ケース11内に収容できるマガジン10の個数
によって制限される。第2図の例では上下2段に8個の
マガジンがセットでき、これらマガジンからリードフレ
ームを供給し終わったあとは、再度マガジン10をセット
しなおして、モールド操作を開始させることになる。
また、保持ケース11にセットするマガジンの個数はき
まっており、マガジン内に収納するリードフレームの数
が異なっていたりしてははならない。このため、樹脂封
止しようとするリードフレームはこれらマガジンのセッ
ト方法に制約され、リードフレームの枚数が異なったり
する種々のロットについての管理が不自由になるという
問題点があった。
そこで、本発明は上記問題点を解決すべくなされたも
のであり、その目的とするところは、樹脂封止するリー
ドフレームの取り扱いが非常に容易にでき、これによっ
てロット管理がしやすくなり、装置の稼働率も向上させ
ることのできるトランスファモールド機のリードフレー
ム供給装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため次の構成をそなえ
る。
すなわち、金型上でポットを挟む両側位置に向かい合
わせにリードフレームを供給するトランスファモールド
機のリードフレーム供給装置において、リードフレーム
を一定位置から同じ向きに1枚ずつ供給するリードフレ
ームの供給機構と、前記金型上でのリードフレームの配
置と同配置でリードフレームをセットする一対のセット
部が設けられ、該セット部の対称中心を回転中心として
回転自在に設けられるとともに、前記リードフレームの
供給機構により前記セット部の一方にリードフレームが
供給されて半回転し、続いて前記リードフレームの供給
機構により前記セット部の他方にリードフレームが供給
されて前記セット部の双方にリードフレームがセットさ
れるターンテーブル及びターンテーブルの駆動機構を有
するリードフレームの配列機構と、リードフレームの配
列機構によってターンテーブル上にセットされたリード
フレームを金型上へ移載する移載機構とを具備すること
を特徴とする。
また、前記リードフレームの配列機構は、前記金型上
でのリードフレームの配置と同配置で、前記ターンテー
ブルのセット部と並列にリードフレームをセットするた
めの一対のセット部を設けた固定テーブルを有し、前記
移載機構は、前記ターンテーブルのセット部の双方にリ
ードフレームがセットされた後、前記ターンテーブルか
ら前記固定テーブルのセット部に一対のリードフレーム
を移載し、さらに前記リードフレームの供給機構と前記
リードフレームの配列機構により、前記固定テーブルに
移載されて空きとなった前記ターンテーブルの各セット
部にリードフレームが供給された後、前記ターンテーブ
ル上のリードフレームと前記固定テーブル上のリードフ
レームとをあわせて前記金型にリードフレームを移載す
る制御機構を有することを特徴とする。
(作用) リードフレームの供給機構によってターンテーブルの
一方のセット部にリードフレームが供給されると、ター
ンテーブルが180°回転する。ターンテーブルが回転す
ることにより他方のセット部がリードフレームの供給側
に位置し、この状態でリードフレームが供給されること
によってターンテーブル上でリードフレームは向かい合
わせにセットされる。リードフレームの移載機構はター
ンテーブルのセット部の双方にセットされたリードフレ
ームをその相対的な位置を変えずにそのまま支持して金
型上まで移動し、金型の所定位置にリードフレームをセ
ットする。
リードフレームの配列機構がターンテーブルと固定テ
ーブルを有する場合は、リードフレームの移載機構はタ
ーンテーブルにセットされたリードフレームをいったん
固定テーブルに移載し、次いでターンテーブルにリード
フレームがセットされた後、ターンテーブルと固定テー
ブルにセットされたリードフレームをともに支持して金
型上まで移動し、金型の所定位置にリードフレームをセ
ットする。
(実施例) 以下本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本発明に係るトランスファモールド機のリー
ドフレーム供給装置におけるリードフレームの供給機構
を示す説明図である。
リードフレームの供給機構はリードフレームを収容す
るマガジン10を水平方向に横移動させる移送コンベヤ12
と、移送コンベヤ12と平行に移送コンベヤ12の下方に設
置される戻しコンベヤ14と、移送コンベヤ12の移送端の
側方に設置される昇降部16と、戻しコンベヤ14の戻し端
側の側方に戻しコンベヤ14と移送コンベヤ12との間で上
下動すべく設けられるリフタ18と、前記昇降部16の背面
側に設けられるリードフレームのプッシャ(不図示)と
を有する。
マガジン10は複数枚のリードフレーム20を棚状に収納
するもので、マガジン10の前後両端面は開口している。
移送コンベヤ12上ではマガジン10はたてた状態で隣接し
て移送される。リードフレームの製品によってマガジン
10は異種サイズのものが用いられるが、移送コンベヤ1
2、昇降部16等は種々サイズに対応することができる。
昇降部16は移送コンベヤ12によって移送された移送端
のマガジン10を1つ受け入れて保持するとともに、プッ
シャの往復動作と連動して下降するよう駆動制御され
る。すなわち、プッシャはマガジン10の最下に位置して
リードフレームの押し出し操作を行い、マガジンはプッ
シャが戻った際に1段ずつ下降する。この操作を繰り返
すことによってマガジン10は最下位置まで下降し、マガ
ジン10内のリードフレームがすべて前方に送り出され
る。
昇降部16が下降し終わったところで空になったマガジ
ン10は戻しコンベヤ14上に移載され、戻り方向に移動す
る。一方、昇降部16は移送コンベヤ12と同位置になるも
との位置まで上昇し、続いて移送端に移動してきている
次のマガジンを受け入れる。次のマガジン10からも上記
と同様な操作によって順次リードフレームが前方に送り
出される。
戻しコンベヤ14の戻し端側に位置するリフタ18は、戻
しコンベヤ14上を移動してきたマガジンを受け入れて上
方の移送コンベヤ12にマガジン10を移載する。実際の作
業では、モールド作業が進むにつれて戻しコンベヤ14上
に空のマガジンがたまってくるから、この空のマガジン
を取り出して新たにリードフレームが収納されたマガジ
ンを戻しコンベヤ14にのせかえるようにする。
このリードフレームの供給機構はエンドレス機構とし
て構成されている点に特徴があり、各ロットに応じてマ
ガジンの供給個数を適宜変えて、所要の樹脂封止を行う
ことができる。また、マガジン単位でリードフレームを
供給するから、リードフレームの供給に無駄がなくな
り、ロットの大小に左右されないという利点がある。さ
らに、取り扱い上も、空のマガジンがたまってきたとこ
ろで新たにマガジンを入れ替えればよくきわめて容易で
ある。
なお、このリードフレームの供給機構は上記のように
昇降部16に保持されたマガジン10からのみリードフレー
ムが送り出され、リードフレームはつねに一定位置(供
給口)から同じ向きに1枚ずつ送り出される。金型では
前述したようにリードフレームが向かい合わせにセット
するから、本リードフレーム供給装置ではリードフレー
ムを向かい合わせにセットする配列機構を併せて設けて
いる。
次に、このリードフレームの配列機構について説明す
る。
第3図はリードフレームの配列機構の平面配置を示す
説明図である。なお、第3図でA部分は上述したリード
フレームの供給機構、B部分はリードフレームの配列機
構部分である。
実施例のリードフレームの配列機構は180°ずつ回転
駆動されるターンテーブル30とこれに並置される固定テ
ーブル32とを有する。ターンテーブル30と固定テーブル
32には所定間隔をあけて平行に2枚のリードフレームを
セットするリードフレームのセット部34a、34b、34c、3
4dがそれぞれ設けられる。これらリードフレームのセッ
ト部は浅い凹溝状に設けられ、ターンテーブル30および
固定テーブル32上に位置決めしてリードフレームがセッ
トされるよう構成されている。第3図で斜線部分がリー
ドフレームがセットされる位置である。
ターンテーブル30は図のように外周形状が円形に形成
され、その外周壁面にターンテーブル30を回転駆動させ
る4個のローラ36が当接する。35はターンテーブル30の
下面に設けたストッパピンで、37はストッパピン35が当
接するストッパピンブロックである。ストッパブロック
37は180°対称位置に設けられ、ターンテーブル30を位
置決めする。
また、ターンテーブル30の一方のセット部34aの側方
にはセット部34aと平行にガイド38が設けられる。この
ガイド38は上述したリードフレームの供給機構から1本
ずつ送り出されるリードフレームをターンテーブル30上
のセット部34a、34bに案内させるためのものである。
なお、実施例の装置ではリードフレームと同時にプリ
ヒートしたミニタブレットを金型に移載するため、この
リードフレームの配列機構の下方に、ミニタブレットの
プリヒート機構を付設している。第3図で、ターンテー
ブル30のセット部34a、34bの中間、および固定テーブル
32のセット部34c、34dの中間位置に設けられている部材
は下方から押し上げられるミニタブレットのガイド部材
40である。ガイド部材40には金型のポット位置に合わせ
て透孔42が設けられる。実施例では6個の透孔42を設け
ている。
このリードフレームの配列機構におけるセット部34
a、34b、34c、34dの相互の位置関係、およびガイド部材
40とこれらセット部との位置関係は金型におけるリード
フレームとポットとの位置関係に一致させている。
第4図は上記リードフレームの配列機構の配置を側面
から見た説明図である。前記ターンテーブル30および固
定テーブル32は枠体50上に設置され、ターンテーブル30
はガイド部材受け41によって回転自在に支持される。52
は枠体50に設けたヒータである。ヒータ52はリードフレ
ームをプリヒートするために設けたものである。
60はミニタブレットを高周波加熱によってプリヒート
する箱状に形成された加熱部で、高周波発生部62に導波
管64によって接続される。66は加熱部60内に設けた電極
板68に挟まれたガイド筒で、このガイド筒66内に押上バ
ー70によってミニタブレットが下方から押し上げられて
プリヒートされる。
なお、上記リードフレームの配列機構の直上にはリー
ドフレーム及びミニタブレットを金型上へ移載する移載
機構が設けられる。第5図はこの移載機構の概略構成を
示す説明図である。同図で80は押上バー70によって押し
上げられたミニタブレットを把持する把持部であって、
この把持部80はミニタブレットが押し上げられる際にタ
ブレットの外周をガイドするガイドピン82と横方向に移
動するシャッタ84とを有する。ガイドピン82は個々のミ
ニタブレットに4本ずつ設けられ、シャッタ84はミニタ
ブレットの押し上げ位置に矩形の透孔86が設けられると
共に、透孔86の内周縁の一辺上に小突起88が設けられ
る。ミニタブレットは押上バー70によってガイドピン82
にそって上方に押し上げられるとともに、押し上げ位置
でシャッタ84が横移動して前記小突起88でミニタブレッ
トの下面が係止される。
90は把持部80の両側に設けられるリードフレームのチ
ャック部の配置位置を示す。このチャック部ではリード
フレームを幅方向に把持する。チャック部90および把持
部80はともに、金型上方まで延出するガイドレール95に
支持されて平行に金型上へ移動する。
なお、上記チャック部90はターンテーブル30から固定
テーブル32へリードフレームを移載する機構を併せ有す
る。
上記リードフレームの供給機構、配列機構および移載
機構によってリードフレームは金型上のリードフレーム
の配列にしたがって自動的に金型上に移載されるが、以
下にこれら各機構の動作について説明する。
まず、リードフレームの供給機構から送り出されたリ
ードフレームは、ガイド38に案内されてターンテーブル
30の一方のセット部34aの所定位置に載置される。続い
て、ローラ36が回転駆動されストッパピン35がストッパ
ブロック37に当接するまで180°回転する。なお、ター
ンテーブル30の回転中心はセット部34a、34bの対称中心
に一致している。このターンテーブル30の回転によって
リードフレームの供給側にはターンテーブル30のもう一
方のセット部34bが位置する。ここで、リードフレーム
の供給機構から2枚目のリードフレームが送り出されセ
ット部34bに載置される。
ここで、チャック部90が作動され、ターンテーブル30
上に載置された2枚のリードフレームが把持され、固定
テーブル32まで平行移動してセット部34c、34dにそれぞ
れ載置される。この移動の間にターンテーブル30が逆方
向に回転して戻りもと位置に復帰している。
次に、3枚目のリードフレームがマガジン10から供給
される。リードフレームはターンテーブル30のセット部
34aに載置される。続いて、ターンテーブル30が180°回
転し、4枚目のリードフレームがセット部34bに供給さ
れる。
こうして、ターンテーブル30および固定テーブル32上
には全部で4枚のリードフレームが配列される。第1図
は本装置でのリードフレームのセットのしかたを説明的
に示している。マガジン10から送り出されたリードフレ
ーム20はターンテーブルで半回転し、次に送り出された
リードフレームと向かい合わせになって固定テーブルに
移載され、また、ターンテーブルで3、4枚目のリード
フレームが向かい合わせにセットされる。こうして、金
型上でのリードフレームの配列ができる。
なお、ターンテーブル30および固定テーブル32はヒー
タ52によって加温されており、リードフレームはセット
部に載置されている間にプリヒートされる。樹脂モール
ド作業では樹脂を硬化させるために金型を型締めしてい
る時間が必要である。リードフレームのセット及びミニ
タブレットのプリヒートはこのモールドサイクルの間に
行う操作である。
樹脂モールドが完了すると、ミニタブレットは押上バ
ー70によって押し上げられて把持部80で保持され、同時
に4枚のリードフレームがチャック部90によって保持さ
れて、配列機構の側方に設置されている金型の上方に平
行に移送される。金型上では、チャック部90によるリー
ドフレームの保持が解除されてリードフレームが載置さ
れ、前記シャッタ84が逆方向にスライドして小突起88に
よる係止が解除されてミニタブレットがポットに供給さ
れる。リードフレームおよびミニタブレットを供給した
後、チャック部90および把持部80は配列機構上方のもと
位置に復帰する。
このようにして、リードフレームの供給が順次繰り返
して自動的に行われる。
上記実施例のトランスファモールド機の場合はリード
フレームおよびミニタブレットをプリヒートしているか
ら、金型にリードフレームとミニタブレットを移載して
すぐにモールドを開始することができ、樹脂封止サイク
ルを短縮化することができること、金型に移載した際の
リードフレームの変形が防止できて高精度のモールドが
できること、ミニタブレットから水分等が除去できて成
形性を向上させることができる等の種々の特徴を有す
る。
また、上記リードフレームの配列機構は一定の供給口
からリードフレームを供給してリードフレームを向かい
合わせにセットする場合には非常に有効である。一度に
モールドできるリードフレームの枚数は使用金型によっ
て種々異なるが、そのような場合もまったく同様に適用
することができる。また、このリードフレームの配列機
構の場合はマガジンの向きを交互に逆向きにするなどの
必要がなく、マガジンからは常に一定方向にリードフレ
ームを送り出すようにすればよいから、リードフレーム
の設計およびマガジンの設計が容易になるという利点が
ある。
なお、実施例の装置は異種規格のリードフレームに対
しても簡単に対応できるようにするため、ターンテーブ
ル30、固定テーブル32などの各部がブロックごと交換で
きるように設計され、汎用性が高められるように構成さ
れている。
以上、本発明について好適な実施例を上げて種々説明
してきたが、各機構の構成に対して種々の改変を施し得
ることはもちろんである。たとえば、上記実施例ではタ
ーンテーブル30を半回転ずつ反転させるように構成して
いるが、180°回転ずつ一方方向に回転させるようにす
ることもできる。
(発明の効果) 本発明に係るトランスファモールド機のリードフレー
ム供給装置は、リードフレームを一定位置から同じ向き
で送り出すだけでリードフレームを所定配置でセットす
ることができるから、リードフレームの送り出し側での
取り扱いが非常に容易になり、取り扱いロットのリード
フレームの量などに応じて適宜リードフレームを供給し
てモールドでき、ロット管理が容易になって、多品種の
製造にも容易に対処することが可能になる。また、金型
へのリードフレームの供給が容易に自動化できモールド
作業を効率化させることができ、ミニタブレットの供給
の自動化も容易にできる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はリードフレームの供給機構を示す説明図、第2
図はリードフレームの供給機構の従来例を示す説明図、
第3図および第4図はリードフレームの配列機構を示す
平面図および側面図、第5図は移載機構の概略構成を示
す説明図である。 10…マガジン、12…移送コンベヤ、14…戻しコンベヤ、
16…昇降部、18…リフタ、20…リードフレーム、30…タ
ーンテーブル、32…固定テーブル、34a、34b、34c、34d
…セット部、40…ガイド部材、52…ヒータ、60…加熱
部、62…高周波発生部、70…押上バー、80…把持部、90
…チャック部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00 - 45/18 H01L 21/56

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型上でポットを挟む両側位置に向かい合
    わせにリードフレームを供給するトランスファモールド
    機のリードフレーム供給装置において、 リードフレームを一定位置から同じ向きに1枚ずつ供給
    するリードフレームの供給機構と、 前記金型上でのリードフレームの配置と同配置でリード
    フレームをセットする一対のセット部が設けられ、該セ
    ット部の対称中心を回転中心として回転自在に設けられ
    るとともに、前記リードフレームの供給機構により前記
    セット部の一方にリードフレームが供給されて半回転
    し、続いて前記リードフレームの供給機構により前記セ
    ット部の他方にリードフレームが供給されて前記セット
    部の双方にリードフレームがセットされるターンテーブ
    ル及びターンテーブルの駆動機構を有するリードフレー
    ムの配列機構と、 リードフレームの配列機構によってターンテーブル上に
    セットされたリードフレームを金型上へ移載する移載機
    構と を具備することを特徴とするトランスファモールド機の
    リードフレーム供給装置。」
  2. 【請求項2】前記リードフレームの配列機構は、 前記金型上でのリードフレームの配置と同配置で、前記
    ターンテーブルのセット部と並列にリードフレームをセ
    ットするための一対のセット部を設けた固定テーブルを
    有し、 前記移載機構は、 前記ターンテーブルのセット部の双方にリードフレーム
    がセットされた後、前記ターンテーブルから前記固定テ
    ーブルのセット部に一対のリードフレームを移載し、さ
    らにリードフレームの供給機構と前記リードフレームの
    配列機構により、前記固定テーブルに移載されて空きと
    なった前記ターンテーブルの各セット部にリードフレー
    ムが供給された後、前記ターンテーブル上のリードフレ
    ームと前記固定テーブル上のリードフレームとをあわせ
    て前記金型にリードフレームを移載する制御機構を有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のトラン
    スファモールド機のリードフレーム供給装置。
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