JP4153769B2 - 樹脂封止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は樹脂封止装置、特に、樹脂製基板の少なくとも片側表面に装着した電子部品を樹脂材料で封止する樹脂封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
従来、半導体素子を装着した基板を上下金型で挟持し、前記半導体素子を樹脂材料で封止して半導体パッケージを形成することが行われている。前記半導体素子を樹脂封止する前記上下金型は樹脂成形温度(約170℃〜190℃)まで加熱されるが、前記基板が常温であると、基板の膨張が充分でないので、基板を上下金型内の所定の位置に正確に位置決めできない。この結果、前記半導体素子が偏った位置で封止されたり、あるいは、上下金型の型合わせが充分でないために樹脂漏れが生じたり、温度差を原因とする品質上の不具合が発生する場合がある。そこで、前記上下金型に対する前記基板の位置決めを正確にし、品質上の不具合等を解消するという理由から、前記上下金型と前記基板との温度差を無くすため、前記基板を前記上下金型内に位置決めする前に予備加熱することが行われている。例えば、複数対の上下金型を並設した樹脂封止装置に1台の予備加熱手段を配置した樹脂封止成形装置がある(例えば、特許文献1参照)。また、複数対の上下金型毎に予備加熱手段を設けた樹脂封止成形装置がある(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
(特開平10−112466号公報 第2頁 図1)
【特許文献2】
(特許第2694509号公報 第1頁 図5)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の樹脂封止成形装置では、搬送距離が長いと、基板を前記予備加熱手段で十分に予備加熱しても、搬送中に基板が冷却され、基板の温度が著しく低下する。さらに、予備加熱手段から各上下金型までの搬送距離が異なるため、基板の温度にバラツキが生じる。この結果、基板の熱膨張に差が生じ、前記上下金型に基板をセットできなかったり、あるいは、上下金型内での再加熱に時間を要し、成形サイクルが長くなるという問題点がある。
【0005】
また、後者の樹脂封止成形装置では、上下金型毎に予備加熱手段を設ける必要があるため、部品点数,組立工数が増加するとともに、装置が大型化し、高価になるという問題点がある。
【0006】
本発明は、前記問題点に鑑み、予備加熱された基板を金型にセットするまでの間に、基板の温度が著しく低下せず、あるいは、基板の温度にバラツキが生じない小型で安価な樹脂封止装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる樹脂封止装置は、前記目的を達成すべく、少なくとも片側表面に電子部品を装着した基板をプレヒーターユニットで予備加熱し、前記基板をモールドユニットの上下金型で挟持して前記電子部品を樹脂封止する樹脂封止装置において、前記モールドユニットに基板およびタブレットを供給するために往復移動するインローダーユニットと、前記モールドユニットから成形済みの基板を取り出して搬送するアンローダーユニットと、を配置し、前記アンローダーユニットの下方で脱着可能に一体化した前記プレヒーターユニットを、前記アンローターニットを移動させることにより、前記モールドユニット近傍、かつ、前記インローダーユニットの直下に配置可能とした構成としてある。
なお、前記基板は、金属単体からなるリードフレームを含むだけでなく、セラミック材からなるセラミック基板、および、樹脂材からなる樹脂製基板、例えば、高精細有機パッケージ基板と呼ばれるもの等であってもよい。
【0008】
本発明によれば、モールドユニットの金型近傍までプレヒーターユニットが移動するので、搬送距離が必要最少限度となり、基板の温度が著しく低下することがない。特に、複数台のモールドユニットを並設した樹脂封止装置であっても、いずれのモールドユニット近傍にもプレヒーターユニットが移動して接近する。このため、プレヒーターユニットから各モールドユニットまでの搬送距離が等しくなり、基板の温度にバラツキが生じない樹脂封止装置が得られる。
【0009】
また、本発明によれば、アンローダーユニットがプレヒーターユニットを駆動するので、プレヒーターユニット専用の駆動機構を設ける必要がなく、機械的構造が簡単な樹脂封止装置が得られる。さらに、アンローダーユニットからプレヒーターユニットを分離できるので、作業工程の調整が容易な樹脂封止装置が得られる。
【0010】
また、新たな発明としては、少なくとも片側表面に電子部品を装着した基板をプレヒーターユニットで予備加熱し、前記基板をモールドユニットの上下金型で挟持して前記電子部品を樹脂封止する樹脂封止装置において、前記モールドユニットに基板およびタブレットを供給するために往復移動するインローダーユニットと、前記モールドユニットから成形済みの基板を取り出して搬送するアンローダーユニットと、を配置し、前記アンローダーユニットの下方で一体化した前記プレヒーターユニットを、前記アンローターニットを移動させることにより、前記モールドユニット近傍、かつ、前記インローダーユニットの直下に配置可能とした構成であってもよい。
【0011】
本発明によれば、アンローダーユニットがプレヒーターユニットを駆動するので、プレヒーターユニット専用の駆動機構を設ける必要がなく、機械的構造が簡単な樹脂封止装置が得られる。
【0012】
さらに、好ましい実施形態としては、複数のモールドユニットが並設されている構成であってもよい。
【0013】
本実施形態によれば、各モールドユニットに基板をそれぞれ搬送しても、前記基板の温度にバラツキが生じない樹脂封止装置が得られるという効果がある。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる実施形態を図1ないし図7の添付図面に従って説明する。
第1実施形態にかかる樹脂封止装置を図1ないし図3の添付図面に示す。
【0015】
すなわち、図1に示すように、ベース10の第1ブロック11にインプットマガジンバッファーユニット20、マガジンエレベーターユニット22およびタブレットキャリア24、第2ブロック12に第1モールドユニット30、第3ブロック13に第2モールドユニット40、第4ブロック14にディゲータユニット50、ピックアップユニット52および製品収納ユニット53がそれぞれ配置されている。
【0016】
また、前記ベース10には、ガイドバー61(図2)に支持されたプレヒーターユニット60、および、図示しないガイドバーに支持され、かつ、ボールネジ71(図2)を介して駆動されるインローダーユニット70が、前記第1ブロック11から第3ブロック13までを往復移動できるように配置されている。さらに、前記ベース10には、ボールネジ(図示せず)に支持されたアンローダーユニット80が、前記第2ブロック12から第4ブロック14までを往復移動できるように配置されている。特に、前記インローダーユニット70のボールネジ71には駆動用サーボモーター72を設けてあるとともに、前記アンローダーユニット80の図示しないボールネジにもサーボモーター(図示せず)を設けてある。
【0017】
前記インプットマガジンバッファーユニット20は、多数のリードフレーム90を上下に積み上げて収納したマガジン21を集積したものである。そして、前記マガジン21からマガジンエレベーターユニット22を介してリードフレーム90が1枚ずつ、計2枚のリードフレーム90がリードフレーム搬送ユニット23に搬送される。
【0018】
前記リードフレーム搬送ユニット23の隣に配置されたタブレットキャリア24は、図示しないタブレットローダーから分配,搬送された複数個の樹脂材料からなるタブレット91を保持し、後述するインローダーユニット70に供給する。
【0019】
前記第1,第2モールドユニット30,40は、図示しない上金型と、プレス台31,41に設けた下金型32,42とからなるものである。そして、前記プレス台31,41で下金型32,42をそれぞれ押し上げることにより、前記上金型と前記下金型32,42とでリードフレーム90を挟持するとともに、キャビティを形成する。そして、前記タブレット91を溶融して得られる樹脂材料を前記キャビテイ内に射出することにより、リードフレーム90の表面に装着した電子部品等を樹脂封止する。
【0020】
ディゲーターユニット50は、ガイドテーブル51に往復移動可能に支持されたものである。そして、一体となった樹脂封止済みの2枚のリードフレーム92,92から不要部分93(カル部およびゲート部)を折り取り、2枚のリードフレーム92,92を分離させるとともに、前記不要部分93を廃棄する。
【0021】
前記ピックアップユニット52は、ディゲータユニット50で分離したリードフレーム92を製品収納ユニット53に搬送し、マガジン54内に集積するものである。
【0022】
前記プレヒーターユニット60は、図2に示すように、プレヒーターレール62をシリンダ63を介して2段階に押し上げ可能となっている。そして、前記プレヒーターレール62は、2枚のリードフレーム90,90をヒーター部64を介して同時に予備加熱できるとともに、その上面に1対のガイドポスト65,65を突設してある。
【0023】
前記インローダーユニット70は、図2に示すインローダーキャリア73を前後に往復移動可能に支持したものである。そして、前記インローダーキャリア73は、その中心にストッパピン75を介してタブレット91を収納,保持できるポット74を有している。さらに、前記ポット74の両側には2枚のリードフレーム90,90をそれぞれ把持できる2対のチャック爪76を設けてあるとともに、その外側に前記プレヒーターユニット60のガイドポスト65を挿通できるガイド孔77を設けてある。
【0024】
前記アンローダーユニット80は、前記インローダーユニット70と同様、図示しないアンローダーキャリアを前後に往復移動可能に支持したものである。そして、前記アンローダーキャリアには樹脂封止された2枚のリードフレーム92を把持する2対のチャック爪(図示せず)を備えている。
【0025】
次に、本実施形態にかかる樹脂封止装置の作業工程について説明する。
第1ブロック11に位置するインプットマガジンバッファーユニット20のマガジン21をマガジンエレベーターユニット22を介して1個ずつ取り出すとともに、前記マガジン21内に収納したリードフレーム90を1枚ずつリードフレーム整列ユニット23へ搬送する。
【0026】
前記リードフレーム搬送ユニット23は、その片側にリードフレーム90を受け取ると、180度回転し、さらに、残る片側に別のリードフレーム90を受け取り、計2枚のリードフレーム90,90を金型配置と同一方向に整列させる。
【0027】
一方、タブレットキャリア24には、図示しないタブレットローダーによって所定個数のタブレット91が分配,搬送され、待機状態となる。
【0028】
ボールネジ71に直結したサーボモーター72を駆動し、インローダーユニット70をスライド移動させてリードフレーム整列ユニット23の直上まで移動させる。そして、リードフレーム整列ユニット23を所定の位置まで上昇させ、インローダーキャリア70に設けた2対のチャック爪76を閉じて前記リードフレーム90を保持させた後、前記リードフレーム整列ユニット23を下降させることにより、インローダーキャリア70にリードフレーム90を受け渡す。
なお、インローダーユニット70の横方向の移動は、ボールネジ等の直線運動変換機構に代えてタイミングベルト、チェーン等の駆動力伝達機構を介して駆動させてもよい。
【0029】
リードフレーム90を受け取ったインローダーユニット70をスライド移動させ、位置Aで待機するプレヒーターユニット60の直上で停止させる。ついで、プレヒーターレール62をシリンダ63を介して最高位まで上昇させ、ガイドポスト65をガイド孔77に挿通して位置決めした後、2対のチャック爪76を開いてリードフレーム90をプレヒーターレール62に載置する。そして、プレヒーターレール62を下降することにより、リードフレーム90をプレヒーターユニット60に受け渡すとともに、ガイドポスト65をガイド孔77から引き出す。そして、プレヒーターユニット60はヒーター部64で前記リードフレーム90を一定時間、所定の温度まで予備加熱を行う(例えば、約150℃で約10秒間)。なお、前記プレヒーターレール62の上下動は、電動モータを使用してもよい。
【0030】
前記プレヒーターユニット60でリードフレーム90を加熱している間に、前記インローダーユニット70はタブレットキャリア24の直上まで移動する。そして、前記タブレットキャリア24を所定の位置まで上昇させ、図示しないピストンでタブレット91をインローダーキャリア73のポット74内に押し込んだ後、ストッパピン75をポット74内に突き出して前記タブレット91を保持する。ついで、タブレットキャリア24が下降した後、前記インローダーユニット70がプレヒーターユニット60の直上に移動する。そして、プレヒーターレール62を所定の位置まで上昇させ、そのガイドポスト65をインローダーユニット70のガイド孔77に挿通して係合する(図3)。そして、サーボモータ72を駆動してボールネジ71を回動させることにより、インローダーユニット70を第1モールドユニット30の正面(位置B)までスライド移動させる。これにつれてプレヒーターユニット60も第1モールドユニット30の正面(位置B)までガイドバー61に沿ってスライド移動する。
【0031】
次に、前記プレヒーターレール62を最高位の位置まで上昇させた後、インローダーユニット70の2対のチャック爪76を閉じて前記リードフレーム90を把持した後、プレヒーターレール62を最下位まで下降させる。ついで、インローダーキャリア73を第1モールドユニット30の下金型32の直上まで移動させ、リードフレーム90を下金型32にセットするとともに、タブレット91を下金型32のポット33に装填する。そして、インローダーキャリア73を後退させた後、プレヒーターレール62を所定の位置まで上昇させることにより、ガイドポスト65をインローダーキャリア73のガイド孔77に挿通して係合する。さらに、前記インローダーユニット70を横方向にスライド移動させて最初の待機位置Aまで戻す。以後、インローダーユニット70は同様な作業を繰り返し、予備加熱したリードフレーム90とタブレット91とを第1,第2モールドユニット30,40の下金型32,42にそれぞれ供給する。
【0032】
なお、第2モールドユニット40で樹脂封止する場合に、インローダーユニット70が第2モールドユニット40の正面(位置C)まで移動するが、このとき、アンローダーユニット80はディゲーターユニット50側に退避している。このため、インローダーユニット70がアンローダーユニット80に衝突することはない。
【0033】
次に、第1モールドユニット30の樹脂封止作業は下記のように行われる。
まず、第1モールドユニット30のプレス台31を上昇させ、下金型32を図示しない上金型に圧接させることにより、前記リードフレーム90を挟持するとともに、キャビテイを形成する。そして、加熱,溶融させた前記タブレット91を図示しないピストンで前記キャビテイ内に射出,充填することにより、リードフレーム90上の半導体素子およびワイヤー等を樹脂封止する。この間に、アンローダーユニット80を横方向にスライド移動させて第1モールドユニット30の正面(位置B)に位置決めする。ついで、プレス台31下降させて下金型32を開いた後、アンローダーユニット80のアンローダーキャリアを前方にスライド移動させて下金型32の直上に移動する。そして、前記下金型32を所定の位置まで上昇させ、アンローダーキャリアの2対のチャック爪を閉じることにより、樹脂封止済みのリードフレーム92を把持させた後、下金型32を下降し、アンローダーキャリアを後退させる。
【0034】
ついで、前記アンローダーユニット80を横方向にスライド移動させることにより、ガイドテーブル51の右端で待機するディゲータユニット50の直上に移動させる。そして、デイゲータユニット50を所定の位置まで上昇させた後、アンローダーユニット80の2対のチャック爪を開いて樹脂封止済みのリードフレーム92,92をディゲータユニット50に渡す。さらに、前記ディゲーターユニット50を下降させた後、アンローダーユニット80を第2モールドユニット40の正面(位置C)に移動させる。以後、同様な作業を繰り返し、アンローダーユニット80は第1,第2モールドユニット30,40の下金型32,42から樹脂封止済みの2枚のリードフレーム92,92を取り出してディゲーターユニット50に搬送する。
【0035】
前記ディゲータユニット50はガイドテーブル51を介して左端に移動し、樹脂封止済みのリードフレーム92を連結する不要部分93(カル部およびゲート部)を押え、せん断力を加えて樹脂封止済みのリードフレーム92を切り離し、前記不要部分93を廃棄する。ついで、前記リードフレーム92を、ピックアップユニット52を介して製品収納ユニット53のマガジン54に収納する。
【0036】
第2実施形態は、図4および図5に示すように、アンローダーユニット80にプレヒーターユニット60を一体化した場合である。
すなわち、図5に示すように、アンローダーユニット80を左右にスライド移動させるためにボールネジ81にサーボモーター82を設けてあるとともに、アンローダーキャリア83を前後に往復移動可能に支持したものである。そして、前記アンローダーキャリア83は、樹脂封止済みの2枚のリードフレーム92を把持する2対のチャック爪84を設けてある。さらに、アンローダーユニット80から延在した連結用腕部85にプレヒーターユニット60を取り付けてある。前記プレヒーターユニット60は、シリンダ63を介し、連結用腕部85のガイドレール86に沿って上下に往復移動可能である。なお、同一部分には同一番号を附して説明を省略する。
【0037】
次に、第2実施形態の作業工程について説明する。
本実施形態では、リードフレーム搬送ユニット23に2枚のリードフレーム90,90が載置されているとともに、タブレットキャリア24にタブレット91が収納され、待機状態となっている。
一方、アンローダーユニット80は第1モールドユニット30の正面(位置B)に位置し、これと一体なプレヒーターユニット60がタブレットキャリア24の隣に位置決めされている。そして、インローダーユニット70が前記プレヒーターユニット60の直上で待機している。
【0038】
そして、ボールネジ71に直結したサーボモーター72を駆動し、インローダーユニット70をスライド移動させてリードフレーム整列ユニット23の直上まで移動させる。そして、リードフレーム整列ユニット23を所定の位置まで上昇させ、インローダーキャリア73に設けた2対のチャック爪76を閉じて前記リードフレーム90を保持させた後、前記リードフレーム整列ユニット23を下降させることにより、インローダーキャリア70にリードフレーム90を受け渡す。
【0039】
リードフレーム90を受け取ったインローダーユニット70をスライド移動させ、プレヒーターユニット60の直上で停止させる。ついで、プレヒーターユニット60をシリンダ63を介して最高位まで上昇させた後、2対のチャック爪76を開いてリードフレーム90をプレヒーターユニット60に載置する。そして、プレヒーターユニット60を下降することにより、リードフレーム90をプレヒーターユニット60に受け渡す。プレヒーターユニット60はヒーター部64で前記リードフレーム90を一定時間、所定の温度まで予備加熱する。
【0040】
プレヒーターユニット60でリードフレーム90を加熱している間に、前記インローダーユニット70をタブレットキャリア24の直上まで移動する。そして、前記タブレットキャリア24を所定の位置まで上昇させ、図示しないピストンでタブレット91をインローダーキャリア73のポット74内に押し込んだ後、ストッパピン75をポット74内に突き出して前記タブレット91を保持する。ついで、タブレットキャリア24が下降した後、前記インローダーユニット70がプレヒーターユニット60の直上に移動して停止する。さらに、アンローダーユニット80およびインローダーユニット70が同時に横方向にスライド移動し、プレヒーターユニット60が第1モールドユニット30の正面(位置B)まで移動する。
【0041】
次に、プレヒーターユニット60を上昇させ、インローダーユニット70の2対のチャック爪76を閉じて前記リードフレーム90を保持させた後、プレヒーターユニット60を下降させる。ついで、インローダーキャリア73を第1モールドユニット30の下金型32の直上まで移動し、リードフレーム90を下金型32にセットするとともに、タブレット91を下金型32のポット33に収納した後、インローダーキャリア73を後退させる。
【0042】
一方、プレヒーターユニット60を下降させた後、前工程で樹脂封止されたリードフレーム92を保持するアンローダーユニット80は横方向にスライド移動し、ガイドテーブル51の右端で待機するディゲータユニット50の直上に移動する。そして、デイゲータユニット50を所定の位置まで上昇させた後、アンローダーユニット80の2対のチャック爪84を開いて樹脂封止済みの前記リードフレーム92をディゲータユニット50に受け渡す。以後、前記ディゲータユニット50は前述の実施形態1と同様に樹脂封止した前記リードフレーム92を処理する。
【0043】
すなわち、前記ディゲータユニット50はガイドテーブル51を介して左端に移動し、樹脂封止済みのリードフレーム92を連結する不要部分93(カル部およびゲート部)を押え、せん断力を加えて前記リードフレーム92を切り離し、前記不要部分93を廃棄する。ついで、前記リードフレーム92を、ピックアップユニット52を介して製品収納ユニット53内に配置したマガジン54に収納する。
【0044】
一方、第1モールドユニット30は、そのプレス台31を上昇させて下金型32を図示しない上金型に圧接させることにより、前記リードフレーム91を挟持するとともに、キャビテイを形成する。そして、加熱,溶融させた前記タブレット91を図示しないピストンで前記キャビテイ内に射出,充填することにより、前記リードフレーム90の表面に設けた半導体素子およびワイヤー等を封止する。
【0045】
インローダーユニット70は、リードフレーム90およびタブレット91を受け渡した後、横方向にスライド移動し、第1ブロック11の所定の位置で待機する。一方、アンローダーユニット80も横方向にスライド移動して第1モールドユニット30の正面(位置B)で待機する。そして、プレス台31を下降させて下金型32を開いた後、アンローダーユニット80のアンローダーキャリア83が前方にスライド移動して下金型32の直上に移動する。ついで、前記下金型32を所定の位置まで上昇させ、アンローダーキャリア83の2対のチャック爪84を閉じて樹脂封止済みの2枚のリードフレーム92を把持させた後、下金型32を下降させ、アンローダーキャリア83を後退させる。さらに、前記アンローダーユニット80を横移動させ、一体なプレヒーターユニット60をインローダーユニット70の直下に位置決めする。以後、前述と同様な作業工程により、第2モールドユニット40にリードフレーム90およびタブレット91を供給する。
【0046】
第3実施形態は、図6および図7に示すように、アンローダーユニット80にプレヒーターユニット60を脱着可能に一体化して移動させる場合である。
すなわち、前記プレヒーターユニット60は、図7に示すように、ガイドバー61に支持され、プレヒーターレール62およびガイドレール68を設けたものである。前記プレヒーターレール62はリードフレーム90を予備加熱するヒーター部64を有している。一方、前記ガイドレール68は一対の係合用ガイドポスト65を突設してある。さらに、前記プレヒーターレール62およびガイドレール68はシリンダ63,69でそれぞれ昇降可能となっている。
なお、第1実施形態と同一部分には同一番号を附して説明を省略する。
【0047】
次に、第3実施形態の作業工程について説明する。
本実施形態では、リードフレーム搬送ユニット23に2枚のリードフレーム90が載置されているとともに、タブレットキャリア24にタブレット91が収納されて待機状態となっている。
一方、プレヒーターユニット60はタブレットキャリア24の隣(位置A)に位置決めされているとともに、インローダーユニット70が前記プレヒーターレール62の直上で待機している。
【0048】
そして、ボールネジ71に直結したサーボモーター72を駆動し、インローダーユニット70をスライド移動させてリードフレーム整列ユニット23の直上まで移動させる。そして、リードフレーム整列ユニット23を所定の位置まで上昇させ、インローダーキャリア73に設けた2対のチャック爪76を閉じて前記リードフレーム90を把持した後、前記リードフレーム整列ユニット23を下降させることにより、インローダーキャリア73にリードフレーム90を受け渡す。
【0049】
リードフレーム90を受け取ったインローダーユニット70をスライド移動させ、プレヒーターレール62の直上で停止させる。ついで、プレヒーターレール62をシリンダ63を介して所定の位置まで上昇させた後、インローダーユニット70の2対のチャック爪76を開いてリードフレーム90をプレヒーターレール62に載置する。そして、プレヒーターレール62を下降することにより、リードフレーム90をプレヒーターユニット60に渡す。プレヒーターユニット60は前記リードフレーム90をヒーター部64で一定時間、所定の温度まで予備加熱する。
【0050】
プレヒーターレール62でリードフレーム90を加熱している間に、前記インローダーユニット70をタブレットキャリア24の直上まで移動する。そして、前記タブレットキャリア24を所定の位置まで上昇させ、図示しないピストンでタブレット91をインローダーキャリア73のポット74内に押し込んだ後、ストッパピン75をポット74内に突き出して前記タブレット91を保持する。ついで、タブレットキャリア24が下降した後、前記インローダーユニット70がプレヒーターレール62の直上に移動して停止する。
【0051】
このとき、既にプレヒーターユニット60のガイドレール68の直上にアンローダーユニット80がスライド移動し、さらに、シリンダ69を介してガイドレール68が上昇し、ガイドポスト65がアンローダーユニット80のガイド孔87に挿通されている。そして、アンローダーユニット80およびインローダーユニット70が同時に横方向にスライド移動し、インローダーユニット70が第1モールドユニット30の正面(位置B)まで移動すると、プレヒーターユニット60もアンローダーユニット80と一緒に移動し、プレヒーターレール62が第1モールドユニット30の正面(位置B)まで移動する。
【0052】
ついで、プレヒーターレール62をシリンダ63を介して所定の位置まで上昇させた後、インローダーユニット70の2対のチャック爪76を閉じてリードフレーム90を把持した後、プレヒーターレール62を下降することにより、リードフレーム90をインローダーユニット70に受け渡す。
【0053】
次に、インローダーキャリア73を第1モールドユニット30の下金型32の直上まで移動させ、リードフレーム90を下金型32にセットするとともに、タブレット91を下金型32のポット33に収納した後、インローダーキャリア73を後退させる。
【0054】
この間に、シリンダ69を介してガイドレール68が下降し、ガイドポスト65がアンローダーユニット80のガイド孔87から引き出される。そして、アンローダーユニット80が単独で横方向にスライド移動し、ガイドテーブル51の右端で待機するディゲータユニット50の直上で停止する。そして、デイゲータユニット50を所定の位置まで上昇させた後、アンローダーユニット80の2対のチャック爪84を開いて樹脂封止済みのリードフレーム92をディゲータユニット50に渡す。以後、前記ディゲータユニット50は前述の実施形態と同様に樹脂封止したリードフレーム92を処理する。
【0055】
一方、第1モールドユニット30は、そのプレス台41を上昇させて下金型43を図示しない上金型に圧接させることにより、前記リードフレーム90を挟持するとともに、キャビテイを形成する。そして、加熱,溶融させた前記タブレット91を図示しないピストンで前記キャビテイ内に射出,充填することにより、半導体素子およびワイヤー等を樹脂封止する。
【0056】
第1モールドユニット30が樹脂封止を行っている間に、アンローダーユニット80をガイドレール68の直上に移動し、ガイドレール68をシリンダ69を介して上昇させることにより、ガイドポスト65をアンローダーユニット80のガイド孔87に挿通して係合する。そして、前記アンローダーユニット80およびインローダーユニット70を横方向に同時にスライド移動すると、プレヒーターユニット60のプレヒーターレール62が待機位置Aまで移動する。
【0057】
そして、前述と同様に、インローダーユニット70がリードフレーム90をプレヒータ60に供給するとともに、タブレット91を保持する間に、前記アンローダーユニット80が第1モールドユニット30から樹脂封止済みのリードフレーム92を取り出す。以後、同様に、インローダーユニット70は第1,第2モールドユニット30,40にリードフレーム90およびタブレット91を供給する。一方、アンローダーユニット80はプレヒーターユニット60をスライド移動させるとともに、樹脂封止済みのリードフレーム92を第1,第2モールドユニット30,40から取り出してディゲータユニット50に搬送する。
【0058】
なお、前述の実施形態では、複数のモールドユニット30,40を並設した場合について説明したが、1台のモールドユニットからなる樹脂封止装置に適用してもよいことは勿論である。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、インローダーユニットあるいはアンローダーユニットを介してモールドユニット近傍までプレヒーターユニットが移動するので、搬送距離が必要最少限度となり、基板の温度が著しく低下しないだけでなく、温度のバラツキが無くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる樹脂封止装置の第1実施形態の平面図である。
【図2】 図1で示した樹脂封止装置の動作前の正面部分拡大断面図である。
【図3】 図1で示した樹脂封止装置の動作後の正面部分拡大断面図である。
【図4】 本発明にかかる樹脂封止装置の第2実施形態の平面図である。
【図5】 図4で示した樹脂封止装置の正面部分拡大断面図である。
【図6】 本発明にかかる樹脂封止装置の第3実施形態の平面図である。
【図7】 図6で示した樹脂封止装置の正面部分拡大断面図である。
【符号の説明】
10…ベース、11,12,13,14…第1,第2,第3,第4ブロック、
20…インプットバッファーユニット、21…マガジン、22…マガジンエレベーターユニット、23…リードフレーム搬送ユニット、24…タブレットキャリア、30,40…第1,第2モールドユニット、31,41…プレス台、32,42…下金型、50…デイゲータユニット、51…ガイドテーブル、52…ピックアップユニット、53…製品収納ユニット、60…プレヒーターユニット、61…ガイドバー、62…プレヒーターレール、63…シリンダ、64…ヒータ部、65…ガイドポスト、68…ガイドレール、69…シリンダ、70…インローダーユニット、71…ボールネジ、72…サーボモータ、73…インローダーキャリア、74…ポット、75…ストッパピン、76…チャック爪、77…ガイド孔、80…アンローダーユニット、81…ボールネジ、82…サーボモータ、83…アンローダーキャリア、84…チャック爪、85…連結用腕部、86…ガイドレール、87…ガイド孔、90…リードフレーム、91…タブレット、92…樹脂封止済みリードフレーム。
Claims (3)
- 少なくとも片側表面に電子部品を装着した基板をプレヒーターユニットで予備加熱し、前記基板をモールドユニットの上下金型で挟持して前記電子部品を樹脂封止する樹脂封止装置において、
前記モールドユニットに基板およびタブレットを供給するために往復移動するインローダーユニットと、前記モールドユニットから成形済みの基板を取り出して搬送するアンローダーユニットと、を配置し、
前記アンローダーユニットの下方で脱着可能に一体化した前記プレヒーターユニットを、前記アンローターニットを移動させることにより、前記モールドユニット近傍、かつ、前記インローダーユニットの直下に配置可能としたことを特徴とする樹脂封止装置。 - 少なくとも片側表面に電子部品を装着した基板をプレヒーターユニットで予備加熱し、前記基板をモールドユニットの上下金型で挟持して前記電子部品を樹脂封止する樹脂封止装置において、
前記モールドユニットに基板およびタブレットを供給するために往復移動するインローダーユニットと、前記モールドユニットから成形済みの基板を取り出して搬送するアンローダーユニットと、を配置し、
前記アンローダーユニットの下方で一体化した前記プレヒーターユニットを、前記アンローターニットを移動させることにより、前記モールドユニット近傍、かつ、前記インローダーユニットの直下に配置可能としたことを特徴とする樹脂封止装置。 - 複数のモールドユニットが並設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂封止装置。
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