JP2871122B2 - 人体検知装置 - Google Patents
人体検知装置Info
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
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Description
物体を検知する自動扉センサに関するものである。
センサは、電源投入時などにおいて予め床面に赤外線を
投光し、床面から反射された赤外線を受光して床面から
の赤外線の反射量を検知して記憶しておき、この反射量
を基準反射量として現在の反射量と比較して自動扉に接
近する物体の検知を行うものがある。
動扉センサでは、電源投入時、発振回路1からパルス列
信号を発生させ、このパルス列信号を増幅回路2で増幅
した出力で赤外線投光器3を駆動して赤外線を投光させ
る。そして、床面から反射される赤外線を赤外線受光器
4で受光する。この受光信号を増幅回路5で増幅した出
力を基準反射量として基準電圧決定回路6が記憶する。
なお、上記増幅回路5の出力は電圧信号であるので、説
明上の必要に応じて以下基準反射量を基準電圧と呼ぶ場
合がある。
記自動扉センサと床面との間の監視空間に物体が侵入し
てきた場合、上記基準反射量から赤外線の反射量が変化
するので、これより物体の存在を検知することができ
る。 具体的には、反射波を受光器4で受光した出力を増
幅回路5で増幅し、この増幅出力を比較回路7で上記基
準電圧と比較し、その比較結果を用いて判断回路8が監
視空間内に物体が存在するか否かの判断を行い、その判
断結果を検知信号として出力する。
た自動扉センサでは、侵入物体の検知のための基準電圧
が電源投入時に決定されるため、次のような問題があっ
た。つまり、電源投入後に床面に水を撒いたりすると、
床面の状態が変化して赤外線の反射量が変化し、これに
より自動扉が開いたままとなるという誤動作を起こす問
題があった。
あり、その目的とするところは、床面の状態が変化して
も誤動作を起こさない自動扉センサを提供することにあ
る。
達成するために、予め床面に赤外線を投光し、床面から
反射された赤外線を受光して床面からの赤外線の反射量
を検知して記憶しておき、この反射量を基準反射量とし
て現在の反射量と比較して自動扉に接近する物体の検知
を行う光電方式のセンサと、超音波パルスを間欠的に送
波し、物体からの反射波を連続して受波することにより
物体の存在あるいは物体までの距離を検知する超音波パ
ルス方式のセンサとを備える自動扉センサであって、上
記光電方式のセンサにより検知出力が得られた時点から
一定時間経過した後にも、超音波パルス方式のセンサの
検知出力が得られない場合に、光電方式のセンサの基準
反射量を更新する基準反射量更新手段を設けてある。
に超音波パルス方式のセンサを設けることにより、床面
の赤外線反射状態が変化して光電方式のセンサで正常に
物体検知を行うことができないことを検知できるように
し、且つ光電方式のセンサにより検知出力が得られた時
点から一定時間経過した後にも、超音波パルス方式の検
知出力が得られない場合に、光電方式のセンサの基準反
射量を更新する基準反射量更新手段を設けることによ
り、床面の赤外線反射状態の変化に応じて基準反射量を
更新して、光電方式のセンサで常に確実に物体検知が行
えるようにし、結果的に自動扉センサの誤動作を少なく
するようにしたものである。
自動扉センサは、背景技術の項で説明した図3の構成の
光電方式のセンサAに、超音波パルス方式のセンサBを
組み合わせたいわゆる複合型としてある。 光電方式のセ
ンサAに関しては、構成的に従来のものと全く同じであ
るので説明は省略する。また、超音波パルス方式のセン
サBとしては、超音波パルスを間欠的に送波し、物体X
による反射波を受波し、超音波パルスの送受波に要する
時間から物体Xまでの距離を判断して物体Xの検知を行
ういわゆる測距方式のものを用いてある。
動子9を用い、送波回路10により超音波振動子9から
超音波パルスを間欠的に送波させ、物体Xによる反射波
を超音波振動子9で受波し、受波出力を受波回路11で
増幅し、さらに増幅検波回路12で増幅検波し、この出
力から物体検知回路13が物体Xまでの距離を算出し、
物体Xが監視空間内に存在するかどうかの判定を行うこ
とにより物体Xの存在を検知する。
サも備える構成であるが、本実施例では上記構成に加え
て以下の構成を備える。つまり、本実施例では光電方式
のセンサAにより検知出力が得られた時点から一定時間
経過した後にも、超音波パルス方式のセンサBの検知出
力が得られない場合に、光電方式のセンサAの基準反射
量を更新する基準反射量更新手段を設けてある。
準電圧リセット回路14と上記基準電圧決定回路6とで
構成してある。基準電圧リセット回路14には、判断回
路8の判断結果である検知信号と、物体検知回路13の
検知信号とが共に入力され、この基準電圧リセット回路
14では光電方式のセンサAにより検知出力が得られた
時点から一定時間経過した後にも、超音波パルス方式の
センサBの検知出力が得られないことを検知する。つま
り、基準電圧リセット回路14は光電方式のセンサAの
検知出力が得られた時点から超音波パルス方式のセンサ
Bの検知出力が得られる時点までを計時する機能を有す
る。そして、光電方式のセンサAにより検知出力が得ら
れた時点から一定時間経過しても、超音波パルス方式の
センサBの検知出力が得られない場合には、基準電圧決
定回路6にリセット信号を出力する。そして、基準電圧
決定回路6には上記リセット信号を受けた時に、現在記
憶する基準電圧を更新する更新機能を設けてあり、これ
により光電方式のセンサの基準反射量を更新する。即
ち、本実施例では基準電圧リセット回路14と基準電圧
決定回路6の基準電圧更新機能とで上記基準反射量更新
手段を構成してあることになる。
例の自動扉センサCは、図2に示すように、自動扉Dの
上方に配置してあり、超音波パルス方式のセンサBでは
自動扉Dの近傍の図中のイで示す空間を監視空間として
物体検知を行い、光電方式のセンサAはその外側の図中
のロで示す空間を監視空間として物体検知を行う。従っ
て、例えばこの自動扉センサCを外部から入って来る物
体Xを検知するように用いた場合には、まず光電方式の
センサAで物体Xが検知され、次いで超音波パルス方式
のセンサBで物体Xが検知されることになる。
床面Eの赤外線の反射状態が変化して、赤外線の受光量
が変化するため、その際の増幅回路5の出力電圧と基準
電圧決定回路6に記憶してある基準電圧とに差を生じ、
これにより物体Xが存在する場合と同様に比較回路7に
出力が生じ、光電方式のセンサAが誤動作する。この場
合に、例えばいずれかのセンサA,Bの出力が得られた
ときに自動扉Dを開くというタイプの自動扉装置である
場合には、自動扉Dが開き放しとなる。
圧リセット回路14で検知する。つまり、光電方式のセ
ンサAにより検知出力が得られた時点から一定時間経過
した後にも、超音波パルス方式のセンサBの検知出力が
得られないことを検知する。そして、光電方式のセンサ
Aにより検知出力が得られた時点から一定時間経過して
も、超音波パルス方式のセンサBの検知出力が得られな
い場合には、基準電圧決定回路6にリセット信号を出力
し、基準電圧決定回路6で現在記憶する基準電圧を更新
させる。このようにすれば、床面Eの赤外線反射状態の
変化に応じて自動的に比較回路7の基準電圧を更新し
て、光電方式のセンサAの誤動作を防止できる。従っ
て、床面Eに水を撒いて床面Eの赤外線反射量が変化す
ることにより、一旦自動扉Dが開いても、一定時間後に
自動扉Dを自動的に閉じることができる。なお、上記一
定時間としては、例えば物体Xが人である場合の移動速
度などを考慮して設定すればよい。
光電方式のセンサAと超音波パルス方式のセンサBとの
いずれかの出力が得られたときに自動扉Dを開く自動扉
装置以外に、両センサA,Bの出力が一定条件(例え
ば、光電センサAの出力が得られた後の一定時間内に超
音波パルス方式のセンサBの出力が得られるといった条
件)の下で得られた場合に、自動扉Dを開くというもの
にも適用することが可能である。
線を投光し、床面から反射された赤外線を受光して床面
からの赤外線の反射量を検知して記憶しておき、この反
射量を基準反射量として現在の反射量と比較して自動扉
に接近する物体の検知を行う光電方式のセンサと、超音
波パルスを間欠的に送波し、物体からの反射波を連続し
て受波することにより物体の存在あるいは物体までの距
離を検知する超音波パルス方式のセンサとを備える自動
扉センサであって、上記光電方式のセンサにより検知出
力が得られた時点から一定時間経過した後にも、超音波
パルス方式のセンサの検知出力が得られない場合に、光
電方式のセンサの基準反射量を更新する基準反射量更新
手段を設けたものであり、光電方式のセンサの他に超音
波パルス方式のセンサを設けることにより、床面の赤外
線反射状態が変化して光電方式のセンサで正常に物体検
知を行うことができないことを検知でき、且つ光電方式
のセンサにより検知出力が得られた時点から一定時間経
過した後にも、超音波パルス方式の検知出力が得られな
い場合に、光電方式のセンサの基準反射量を更新する基
準反射量更新手段を設けることにより、床面の赤外線反
射状態の変化に応じて基準反射量を更新して、光電方式
のセンサで常に確実に物体検知が行えるようにでき、結
果的に自動扉センサの誤動作を少なくできる利点があ
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 予め床面に赤外線を投光し、床面から反
射された赤外線を受光して床面からの赤外線の反射量を
検知して記憶しておき、この反射量を基準反射量として
現在の反射量と比較して自動扉に接近する物体の検知を
行う光電方式のセンサと、超音波パルスを間欠的に送波
し、物体からの反射波を連続して受波することにより物
体の存在あるいは物体までの距離を検知する超音波パル
ス方式のセンサとを備える自動扉センサであって、上記
光電方式のセンサにより検知出力が得られた時点から一
定時間経過した後にも、超音波パルス方式のセンサの検
知出力が得られない場合に、光電方式のセンサの基準反
射量を更新する基準反射量更新手段を設けて成ることを
特徴とする自動扉センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3021258A JP2871122B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 人体検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3021258A JP2871122B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 人体検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04259880A JPH04259880A (ja) | 1992-09-16 |
JP2871122B2 true JP2871122B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=12050069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3021258A Expired - Fee Related JP2871122B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 人体検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2871122B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10236243A (ja) * | 1997-02-28 | 1998-09-08 | Yazaki Corp | ブラインドタッチコントローラ及びこれを用いた情報表示装置 |
JP5627908B2 (ja) * | 2010-03-24 | 2014-11-19 | Necパーソナルコンピュータ株式会社 | 電子機器、閾値調整方法及びプログラム |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP3021258A patent/JP2871122B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04259880A (ja) | 1992-09-16 |
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