JP2771892B2 - 人体検知装置 - Google Patents
人体検知装置Info
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- JP2771892B2 JP2771892B2 JP2152257A JP15225790A JP2771892B2 JP 2771892 B2 JP2771892 B2 JP 2771892B2 JP 2152257 A JP2152257 A JP 2152257A JP 15225790 A JP15225790 A JP 15225790A JP 2771892 B2 JP2771892 B2 JP 2771892B2
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、超音波を用いて人体を検知する人体検知装
置に関するものである。
置に関するものである。
[従来の技術] 超音波を用いて人体を検知する人体検知装置は、自動
扉の人体検知センサ等として使用され、例えば自動扉の
人体検知センサとして用いられる人体検知装置では、監
視領域に所定周波数の連続的な超音波を送波して、監視
領域内に存在する移動物体、つまりは人体からの反射波
を受波し、その受波信号に含まれる周波数偏移成分を検
出して人体の有無を判定する所謂ドップラー方式の検知
方法を採用したものがある。
扉の人体検知センサ等として使用され、例えば自動扉の
人体検知センサとして用いられる人体検知装置では、監
視領域に所定周波数の連続的な超音波を送波して、監視
領域内に存在する移動物体、つまりは人体からの反射波
を受波し、その受波信号に含まれる周波数偏移成分を検
出して人体の有無を判定する所謂ドップラー方式の検知
方法を採用したものがある。
この種の人体検知装置の構成を第4図に示す。この人
体検知装置では、発振器1で発振される信号に基づいて
送波回路2が超音波振動子からなる送波器3を駆動し
て、所定周波数の超音波を監視領域に送波し、監視領域
に存在する物体により反射される反射波を超音波振動子
からなる受波器4で受波し、その受波出力の増幅器5に
よる増幅出力をミキサ6で送波信号と混合して受波出力
に含まれるドップラー成分である周波数偏移成分を抽出
し、このミキサ6出力を検波回路7で検波し、この検波
出力の増幅器8による増幅出力に基づいて判定回路9が
監視領域での移動物体である人体の有無を判定するよう
になっており、判定回路9では人体が検知された場合に
は検知出力を出力する。
体検知装置では、発振器1で発振される信号に基づいて
送波回路2が超音波振動子からなる送波器3を駆動し
て、所定周波数の超音波を監視領域に送波し、監視領域
に存在する物体により反射される反射波を超音波振動子
からなる受波器4で受波し、その受波出力の増幅器5に
よる増幅出力をミキサ6で送波信号と混合して受波出力
に含まれるドップラー成分である周波数偏移成分を抽出
し、このミキサ6出力を検波回路7で検波し、この検波
出力の増幅器8による増幅出力に基づいて判定回路9が
監視領域での移動物体である人体の有無を判定するよう
になっており、判定回路9では人体が検知された場合に
は検知出力を出力する。
ところで、第4図に示す人体検知装置は、監視領域内
に存在する人体から放射される熱線を検出して人体の有
無を検知する所謂熱線式の人体検知部を組み込んだ複合
型となっており、熱線を検知する焦電素子10と、その出
力を増幅する増幅器11と、この増幅器11の出力に基づい
ても監視領域に人体が存在するか否かを判定する判定回
路9とで熱線式の人体検知部を構成してある。
に存在する人体から放射される熱線を検出して人体の有
無を検知する所謂熱線式の人体検知部を組み込んだ複合
型となっており、熱線を検知する焦電素子10と、その出
力を増幅する増幅器11と、この増幅器11の出力に基づい
ても監視領域に人体が存在するか否かを判定する判定回
路9とで熱線式の人体検知部を構成してある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のドップラー方式の人体検知装置
ではたとえ監視領域内に人体が存在しても、その人体が
静止していると、検知できないという欠点がある。な
お、第4図に示すように熱線式の人体検知部を備える複
合型の人体検知装置であっても、焦電素子10も移動する
熱源に対してしか検出できないので、同様の欠点があっ
た。
ではたとえ監視領域内に人体が存在しても、その人体が
静止していると、検知できないという欠点がある。な
お、第4図に示すように熱線式の人体検知部を備える複
合型の人体検知装置であっても、焦電素子10も移動する
熱源に対してしか検出できないので、同様の欠点があっ
た。
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、検知領域内で静止する人体も検知
できる人体検知装置を提供することにある。
目的とするところは、検知領域内で静止する人体も検知
できる人体検知装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は監視領域に所定
周波数の連続的な超音波を送波する第1の送波手段と、
この第1の送波手段から送波された超音波の監視領域に
存在する物体からの反射波を受波する第1の受波手段
と、この第1の受波手段の出力から物体の移動に伴って
生じる周波数偏移成分を検出して監視領域内における人
体の存在検知を行う第1の信号処理手段とからなる第1
の人体検知部と、上記監視領域に超音波パルスを送波す
る第2の送波手段と、この第2の送波手段から送波され
た超音波パルスの監視領域内に存在する物体からの反射
波を受波する第2の受波手段と、この第2の受波手段の
出力を受けて、反射波の有無あるいは超音波パルスの送
波時点から反射波の受波時点までに要する時間を検出し
て監視領域内における人体の存在検知を行う第2の信号
処理手段とからなる第2の人体検知部と、定常時は第1
の人体検知部を動作させ、第1の人体検知部により人体
が監視領域内に存在すると検知された時点から監視領域
に人体が存在しなくなるまでの間、第2の人体検知部を
動作させる送波方式制御手段とを備え、上記超音波パル
スを用いて人体検知を行う監視領域を連続的な超音波を
用いて人体検知を行う監視領域よりも小さくしている。
周波数の連続的な超音波を送波する第1の送波手段と、
この第1の送波手段から送波された超音波の監視領域に
存在する物体からの反射波を受波する第1の受波手段
と、この第1の受波手段の出力から物体の移動に伴って
生じる周波数偏移成分を検出して監視領域内における人
体の存在検知を行う第1の信号処理手段とからなる第1
の人体検知部と、上記監視領域に超音波パルスを送波す
る第2の送波手段と、この第2の送波手段から送波され
た超音波パルスの監視領域内に存在する物体からの反射
波を受波する第2の受波手段と、この第2の受波手段の
出力を受けて、反射波の有無あるいは超音波パルスの送
波時点から反射波の受波時点までに要する時間を検出し
て監視領域内における人体の存在検知を行う第2の信号
処理手段とからなる第2の人体検知部と、定常時は第1
の人体検知部を動作させ、第1の人体検知部により人体
が監視領域内に存在すると検知された時点から監視領域
に人体が存在しなくなるまでの間、第2の人体検知部を
動作させる送波方式制御手段とを備え、上記超音波パル
スを用いて人体検知を行う監視領域を連続的な超音波を
用いて人体検知を行う監視領域よりも小さくしている。
[作用] 本発明は、上述のようにドップラー方式の第1の人体
検知部と、所謂存在検知方式あるいは測距方式の第2の
人体検知部とを組み合わせ、人体が検知されるまでは第
1の人体検知部により人体の存在検知を行い、人体が検
知されると、第2の人体検知部により人体の存在検知を
行うことにより、一旦人体が検知された際には人体が静
止しても人体検知を行える人体検知方式に切り換えて、
検知領域内で静止する人体も検知できるようにしたもの
である。
検知部と、所謂存在検知方式あるいは測距方式の第2の
人体検知部とを組み合わせ、人体が検知されるまでは第
1の人体検知部により人体の存在検知を行い、人体が検
知されると、第2の人体検知部により人体の存在検知を
行うことにより、一旦人体が検知された際には人体が静
止しても人体検知を行える人体検知方式に切り換えて、
検知領域内で静止する人体も検知できるようにしたもの
である。
しかも、超音波パルスを用いて人体検知を行う監視領
域を、連続的な超音波を用いて人体検知を行う監視領域
よりも小さくしているので、超音波パルスを用いた人体
検知による誤検知を防止することができる。
域を、連続的な超音波を用いて人体検知を行う監視領域
よりも小さくしているので、超音波パルスを用いた人体
検知による誤検知を防止することができる。
[実施例1] 第1図に本発明の一実施例を示す。本実施例は基本構
成的には第4図のものと同様のもので、超音波による人
体検知方式として、監視領域に存在する移動物体による
周波数偏移成分を検出して人体の有無を検知するドップ
ラー方式を採用し、且つ人体から放射される熱線を検出
して人体を検知する熱線式の人体検知部も備える複合型
の人体検知装置である。但し、本実施例の場合には監視
領域内で一旦人体が検知された場合には、超音波による
人体検知方式をドップラー方式から存在検知方式あるい
は測距方式に変更するようにしたものである。ここで、
存在検知方式は、超音波パルスを送波し、監視領域内の
物体による反射波を受波し、反射波による受波出力の有
無から物体の存在を検知する方式であり、また測距方式
は、超音波パルスを送波し、監視領域内の物体による反
射波を受波し、超音波パルスの送波時点から反射波の受
波時点までに要する時間に基づいて物体までの距離を求
めて、監視領域内における物体の存在を検知する方式で
ある。なお、本実施例の場合に監視領域内で一旦人体が
検知された際には、超音波による人体検知方式を存在検
知方式に変更する場合を示す。
成的には第4図のものと同様のもので、超音波による人
体検知方式として、監視領域に存在する移動物体による
周波数偏移成分を検出して人体の有無を検知するドップ
ラー方式を採用し、且つ人体から放射される熱線を検出
して人体を検知する熱線式の人体検知部も備える複合型
の人体検知装置である。但し、本実施例の場合には監視
領域内で一旦人体が検知された場合には、超音波による
人体検知方式をドップラー方式から存在検知方式あるい
は測距方式に変更するようにしたものである。ここで、
存在検知方式は、超音波パルスを送波し、監視領域内の
物体による反射波を受波し、反射波による受波出力の有
無から物体の存在を検知する方式であり、また測距方式
は、超音波パルスを送波し、監視領域内の物体による反
射波を受波し、超音波パルスの送波時点から反射波の受
波時点までに要する時間に基づいて物体までの距離を求
めて、監視領域内における物体の存在を検知する方式で
ある。なお、本実施例の場合に監視領域内で一旦人体が
検知された際には、超音波による人体検知方式を存在検
知方式に変更する場合を示す。
本実施例の送波回路2は、ドップラー方式による人体
検知のために送波器3から連続的な超音波を送波させる
機能と、存在検知方式による人体検知のために送波器3
から超音波パルスを送波させる機能とを備えており、こ
の送波方式の切換制御を送波方式制御回路12で行うよう
にしてあり、この送波方式制御回路12は監視領域内で一
旦人体が検知された場合に判定回路9から出力される制
御出力を受けて上記制御を行う。この送波回路2では、
通常は発振器1の第2図(a)に示す出力に応じて送波
器3を駆動する。そして、一旦人体が検知されると、送
波方式制御回路12からの制御に基づいて、発振器1から
の出力を内蔵する送波ゲート(同図(b)にそのゲート
開閉状態を示す)に通し、同図(c)に示すトーンバー
スト信号を作成し、このトーンバースト信号で送波器3
を駆動することにより、送波器3から超音波パルスを送
波させるようになっている。
検知のために送波器3から連続的な超音波を送波させる
機能と、存在検知方式による人体検知のために送波器3
から超音波パルスを送波させる機能とを備えており、こ
の送波方式の切換制御を送波方式制御回路12で行うよう
にしてあり、この送波方式制御回路12は監視領域内で一
旦人体が検知された場合に判定回路9から出力される制
御出力を受けて上記制御を行う。この送波回路2では、
通常は発振器1の第2図(a)に示す出力に応じて送波
器3を駆動する。そして、一旦人体が検知されると、送
波方式制御回路12からの制御に基づいて、発振器1から
の出力を内蔵する送波ゲート(同図(b)にそのゲート
開閉状態を示す)に通し、同図(c)に示すトーンバー
スト信号を作成し、このトーンバースト信号で送波器3
を駆動することにより、送波器3から超音波パルスを送
波させるようになっている。
一方、受信側では、受波器4の後段に超音波が連続波
及びパルス波のいずれであるかに応じて対応する信号処
理系に受波器4の受波出力を入力するかを選択する切換
入力回路13を設けてあり、この切換入力回路13を送波方
式制御回路12が動作制御して、超音波の種別に応じた信
号処理系に受波出力を入力させるようにしてある。
及びパルス波のいずれであるかに応じて対応する信号処
理系に受波器4の受波出力を入力するかを選択する切換
入力回路13を設けてあり、この切換入力回路13を送波方
式制御回路12が動作制御して、超音波の種別に応じた信
号処理系に受波出力を入力させるようにしてある。
連続的な超音波を用いて人体検知を行うドップラー方
式の信号処理系は、第4図の場合と同様に、増幅器5、
ミキサ6、検波回路7、増幅器8及び判定回路9で構成
してある。また、超音波パルスを用いて人体検知を行う
存在検知方式の信号処理系は、受波信号を増幅する増幅
器14、増幅出力を検波する検波回路15と、上記ドップラ
ー方式と兼用された判定回路9とで構成してあり、判定
回路9では検波回路14から反射波による受波出力が得ら
れたか否かにより、人体が監視領域内に存在するか否か
の判定を行う。
式の信号処理系は、第4図の場合と同様に、増幅器5、
ミキサ6、検波回路7、増幅器8及び判定回路9で構成
してある。また、超音波パルスを用いて人体検知を行う
存在検知方式の信号処理系は、受波信号を増幅する増幅
器14、増幅出力を検波する検波回路15と、上記ドップラ
ー方式と兼用された判定回路9とで構成してあり、判定
回路9では検波回路14から反射波による受波出力が得ら
れたか否かにより、人体が監視領域内に存在するか否か
の判定を行う。
今、監視領域内に人体が入って来たとすると、移動す
る物体の存在あるいは人体の放射する熱線により人体が
検知される。すると、このとき判定回路9から出力され
る制御出力で送波方式制御回路12が送波回路2及び切換
入力回路13を制御して、送波器3から超音波パルスを送
波させると共に、受信側の信号処理系を存在検知方式の
信号処理系に切り換えさせる。このため、一旦人体が監
視領域内に存在した後は、人体が静止したとしても、そ
の人体を継続して検知することが可能となる。この人体
検知装置を自動扉のセンサとして使用した場合、静止し
た人体も継続して検知することができるため、自動扉の
近傍で人が静止した状態で自動扉が締まり、人が自動扉
に挟まれるといった問題を解消することができる。そし
て、その後は人体が監視領域に存在しなくなるまで、上
記存在検知方式による人体検知が行われ、存在しなくな
ると、ドップラー方式の人体検知に切り換わる。なお、
存在検知方式に切り換わった場合にも熱線による人体検
知は有効に機能している。
る物体の存在あるいは人体の放射する熱線により人体が
検知される。すると、このとき判定回路9から出力され
る制御出力で送波方式制御回路12が送波回路2及び切換
入力回路13を制御して、送波器3から超音波パルスを送
波させると共に、受信側の信号処理系を存在検知方式の
信号処理系に切り換えさせる。このため、一旦人体が監
視領域内に存在した後は、人体が静止したとしても、そ
の人体を継続して検知することが可能となる。この人体
検知装置を自動扉のセンサとして使用した場合、静止し
た人体も継続して検知することができるため、自動扉の
近傍で人が静止した状態で自動扉が締まり、人が自動扉
に挟まれるといった問題を解消することができる。そし
て、その後は人体が監視領域に存在しなくなるまで、上
記存在検知方式による人体検知が行われ、存在しなくな
ると、ドップラー方式の人体検知に切り換わる。なお、
存在検知方式に切り換わった場合にも熱線による人体検
知は有効に機能している。
ところで、本実施例では、存在検知方式で人体を検知
する場合に、そのときの監視領域をドップラー方式で人
体を検知する場合より小さくするようにしており、この
ため存在検知方式の信号処理系の信号の増幅率をドップ
ラー方式の信号処理系の信号の増幅率よりも小さくして
ある。なお、これは第1図における増幅器14の増幅率を
増幅器5の増幅率よりも小さくすることで達成できる。
このようにすると、第3図に示すように、図中斜線で示
す監視領域ロのようにドップラー方式の場合の監視領域
イよりも小さくでき、人体以外の静止物体(例えば、自
動扉の横に置かれた植木等)を検知しないようにでき
る。なお、第3図は人体検知装置Aを自動扉の上方に設
置した場合を示す。
する場合に、そのときの監視領域をドップラー方式で人
体を検知する場合より小さくするようにしており、この
ため存在検知方式の信号処理系の信号の増幅率をドップ
ラー方式の信号処理系の信号の増幅率よりも小さくして
ある。なお、これは第1図における増幅器14の増幅率を
増幅器5の増幅率よりも小さくすることで達成できる。
このようにすると、第3図に示すように、図中斜線で示
す監視領域ロのようにドップラー方式の場合の監視領域
イよりも小さくでき、人体以外の静止物体(例えば、自
動扉の横に置かれた植木等)を検知しないようにでき
る。なお、第3図は人体検知装置Aを自動扉の上方に設
置した場合を示す。
ところで、第1図の場合には回路構成を簡素化するた
めに、各回路を兼用した構成になっているが、要は、ド
ップラー方式の第1の人体検知部と、所謂存在検知方式
あるいは測距方式の第2の人体検知部とを組み合わせ、
且つ人体が検知されるまでは第1の人体検知部により人
体の存在検知を行い、人体が検知されると、第2の人体
検知部により人体の存在検知を行うものであれば、本実
施例の構成に限定されるものではない。
めに、各回路を兼用した構成になっているが、要は、ド
ップラー方式の第1の人体検知部と、所謂存在検知方式
あるいは測距方式の第2の人体検知部とを組み合わせ、
且つ人体が検知されるまでは第1の人体検知部により人
体の存在検知を行い、人体が検知されると、第2の人体
検知部により人体の存在検知を行うものであれば、本実
施例の構成に限定されるものではない。
[発明の効果] 本発明は上述のように、ドップラー方式の第1の人体
検知部と、所謂存在検知方式あるいは測距方式の第2の
人体検知部とを組み合わせ、人体が検知されるまでは第
1の人体検知部により人体の存在検知を行い、人体が検
知されると、第2の人体検知部により人体の存在検知を
行うようにしてあるので、一旦人体が検知された際には
人体が静止しても人体検知を行える人体検知方式に切り
換えることができ、このため検知領域内で静止する人体
も検知できる利点がある。
検知部と、所謂存在検知方式あるいは測距方式の第2の
人体検知部とを組み合わせ、人体が検知されるまでは第
1の人体検知部により人体の存在検知を行い、人体が検
知されると、第2の人体検知部により人体の存在検知を
行うようにしてあるので、一旦人体が検知された際には
人体が静止しても人体検知を行える人体検知方式に切り
換えることができ、このため検知領域内で静止する人体
も検知できる利点がある。
しかも、超音波パルスを用いて人体検知を行う監視領
域を、連続的な超音波を用いて人体検知を行う監視領域
よりも小さくしているので、人体以外の静止物体を検出
しにくくなり、超音波パルスを用いた人体検知による誤
検知を静止できるという効果を奏する。
域を、連続的な超音波を用いて人体検知を行う監視領域
よりも小さくしているので、人体以外の静止物体を検出
しにくくなり、超音波パルスを用いた人体検知による誤
検知を静止できるという効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示すブロック
図、第2図は同上の要部の動作波形図、第3図は同上の
人体検知動作の説明図、第4図は従来の人体検知装置の
回路構成を示すブロック図である。 1は発振器、2は送波回路、3は送波器、4は受波器、
5,8,15は増幅器、6はミキサ、7,14は検波回路、9は判
定回路、12は送波方式制御回路、13は切換入力回路であ
る。
図、第2図は同上の要部の動作波形図、第3図は同上の
人体検知動作の説明図、第4図は従来の人体検知装置の
回路構成を示すブロック図である。 1は発振器、2は送波回路、3は送波器、4は受波器、
5,8,15は増幅器、6はミキサ、7,14は検波回路、9は判
定回路、12は送波方式制御回路、13は切換入力回路であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 15/04 G01S 15/06 G01S 15/50
Claims (1)
- 【請求項1】監視領域に所定周波数の連続的な超音波を
送波する第1の送波手段と、この第1の送波手段から送
波された超音波の監視領域に存在する物体からの反射波
を受波する第1の受波手段と、この第1の受波手段の出
力から物体の移動に伴って生じる周波数偏移成分を検出
して監視領域内における人体の存在検知を行う第1の信
号処理手段とからなる第1の人体検知部と、上記監視領
域に超音波パルスを送波する第2の送波手段と、この第
2の送波手段から送波された超音波パルスの監視領域内
に存在する物体からの反射波を受波する第2の受波手段
と、この第2の受波手段の出力を受けて、反射波の有無
あるいは超音波パルスの送波時点から反射波の受波時点
までに要する時間を検出して監視領域内における人体の
存在検知を行う第2の信号処理手段とからなる第2の人
体検知部と、定常時は第1の人体検知部を動作させ、第
1の人体検知部により人体が監視領域内に存在すると検
知された時点から監視領域に人体が存在しなくなるまで
の間、第2の人体検知部を動作させる送波方式制御手段
とを備え、上記超音波パルスを用いて人体検知を行う監
視領域を、連続的な超音波を用いて人体検知を行う監視
領域よりも小さくしたことを特徴とする人体検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2152257A JP2771892B2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 人体検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2152257A JP2771892B2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 人体検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0443987A JPH0443987A (ja) | 1992-02-13 |
JP2771892B2 true JP2771892B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=15536530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2152257A Expired - Fee Related JP2771892B2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 人体検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2771892B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5614170A (en) * | 1979-07-16 | 1981-02-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Vehicle sensor |
JPS5880582A (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波障害物検出装置 |
-
1990
- 1990-06-11 JP JP2152257A patent/JP2771892B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0443987A (ja) | 1992-02-13 |
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