JP2870417B2 - 自動利得制御回路 - Google Patents

自動利得制御回路

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JP2870417B2
JP2870417B2 JP6213110A JP21311094A JP2870417B2 JP 2870417 B2 JP2870417 B2 JP 2870417B2 JP 6213110 A JP6213110 A JP 6213110A JP 21311094 A JP21311094 A JP 21311094A JP 2870417 B2 JP2870417 B2 JP 2870417B2
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恭太郎 柳澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動利得制御回路に関
し、特に負荷に印加すべき出力信号の利得を帰還信号に
応じて一定に保つ自動利得制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動利得制御回路は通信装置や
映像装置等に広く用いられている。ここでは、磁気記録
再生装置に用いられる自動利得制御回路を例として従来
の技術を説明する。
【0003】図3は従来の自動利得制御回路を用いた磁
気記録再生装置の主要部分の構成を示すブロック図であ
る。図において、磁気記録再生装置は、低域変換色信号
の供給を受ける入力端子1と、この入力端子1に接続さ
れた増幅回路10と、輝度信号の供給を受ける入力端子
2と、この入力端子2に接続されたAGC(AuteG
ain Control)増幅回路11と、増幅回路1
0及びAGC増幅回路11の出力のそれぞれに接続され
た加算回路12と、この加算回路12の出力に接続され
た電流増幅回路13と、この電流増幅回路13の出力に
接続されスイッチで構成される切換回路14と、この切
換回路14の出力を取出す出力端子4とを含んで構成さ
れており、これらの構成により低域変換色信号と輝度信
号とからなる映像信号の増幅機能が実現される。
【0004】さらに、ヘッド8に流れた記録電流は、端
子5に入力され、電流―電圧変換抵抗15で信号電圧と
して取出され、検波回路16で電圧として出力される。
この検波回路16で取出された電圧は、比較回路17で
内部基準電圧と比較され、この比較結果が端子6から電
流としてコンデンサ9に出力されている。この端子6の
電圧によってAGC増幅回路11が制御されることとな
り、輝度信号についての自動利得制御回路としてのAG
Cループ機能が実現される。
【0005】また、本装置にはミュートコントロール端
子3が設けられており、この端子3にはミュートオン時
に「H」、ミュートオフ時に「L」となるようなミュー
トコントロール信号が入力されるものとする。そして、
切換回路14はミュートオン時に接点B側、ミュートオ
フ時に接点A側に接続されるものとする。したがって、
ミュートオフ時には自動利得制御回路の帰還ループが形
成されるが、ミュートオン時には形成されないことにな
る。
【0006】次に、ミュートオン状態からミュートオフ
状態に変化する際における動作を説明する。図4は図3
の回路がミュートオン状態からミュートオフ状態に変化
する際の出力記録電流の変化を示す波形図である。
【0007】図に示されているように、ミュートコント
ロール信号が「H」(ミュートオン)の状態において
は、切換回路14が接点B側に接続されるので端子4か
らは出力記録電流が全く流れない。この場合、ヘッド8
には信号電流が無出力状態となるので、比較回路17の
出力は、AGC増幅回路11の利得を最大にするように
動作する。
【0008】次に、この状態でミュートコントロール信
号が「L」(ミュートオフ)の状態に変化すると、切換
回路14が接点A側に接続され端子4からは記録電流が
出力される。これにより、もとの状態に戻って自動利得
制御回路の帰還ループが形成されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の自動利
得制御回路を用いた磁気記録再生装置では、ミュートオ
ン状態からミュートオフ状態に変化する際、AGCルー
プが安定して電流Iが流れるまでの間、ヘッド8に一瞬
I1 のような出力過大電流が流れることになる。する
と、かかる過大電流が図示せぬ磁気テープに書込まれ、
再生時に映像が乱れてしまうという欠点がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的はミュートの解
除時に過大電流が流れることのない自動利得制御回路を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による自動利得制
御回路は、負荷に印加すべき出力信号の利得を帰還信号
に応じて一定に保つ自動利得制御回路であって、前記出
力信号の前記負荷への印加を断とするミュートオン指令
が入力されているとき前記出力信号をそのまま前記帰還
信号とし、前記ミュートオン指令が入力されていないと
き前記出力信号を前記負荷へ印加した後の信号を前記帰
還信号とする帰還信号制御手段を含むことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】出力信号をそのまま帰還信号とする第1の帰還
ループと、出力信号を負荷へ印加した後の信号を帰還信
号とする第2の帰還ループとを設ける。ミュートオン指
令の入力有無に応じてこれら第1及び第2の帰還ループ
を択一的に形成するようにスイッチで切換える。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0014】図1は本発明による自動利得制御回路の一
実施例の構成を示すブロック図であり、図3と同等部分
は同一符号により示されている。図3と異なる点は、切
換回路14の接点B側を検波回路16の入力に接続して
いる点である。これにより、ミュートオフ時にはヘッド
8への出力信号をそのまま帰還信号とする帰還ループ
(切換回路14は接点A側)の他に、ミュートオン時に
は出力信号をヘッド8へ印加した後の信号を帰還信号と
する帰還ループ(切換回路14は接点B側)をも形成で
きる構成となる。
【0015】すなわち、図3の場合と異なり、ミュート
オン時には記録電流の出力は、そのまま電流―電圧変換
用の抵抗15に入力され、よって端子6の電圧がホール
ドされてAGC増幅回路11の利得はミュート前の利得
に保たれることになる。
【0016】したがって、次に端子3へのミュートコン
トロール信号が「L」(ミュートオフ)の状態に変化す
ると切換回路14は接点A側に切換わるが、このときの
利得はミュート前の利得と等しいのでヘッド8に過大電
流が流れることはない。
【0017】以上について、更に図2を参照して説明す
る。図2は図1の回路がミュートオン状態からミュート
オフ状態に変化する際の出力記録電流の変化を示す波形
図であり、図4と同等部分は同一符号により示されてい
る。
【0018】図に示されているように、本例ではミュー
トオン時には出力信号をヘッド8へ印加した後の信号を
帰還信号とする帰還ループを形成するため、ミュートコ
ントロール信号が「H」から「L」に変化(ミュート解
除)しても、AGCの利得がミュート前の利得と等しく
保たれているので、過大電流が流れることはない。した
がって、図中のIのように安定した電流が流れることに
なる。
【0019】このように、過大電流が磁気テープに記録
されることはないので、よって再生時における画像の乱
れを防止できるのである。
【0020】なお、以上の説明では、負荷が磁気ヘッド
の場合について説明したが、これ以外の負荷の場合につ
いて本発明が広く適用できることは明らかである。
【0021】また、以上の説明では、磁気記録再生装置
に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は
これに限らず自動利得制御回路を用いた装置に広く適用
できることも明らかである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ミュート
オン時においても帰還ループを形成することにより、ミ
ュートの解除時に過大電流が流れることがないという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による自動利得制御回路を用い
た磁気記録再生装置の主要部分の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の回路がミュートオン状態からミュートオ
フ状態に変化する際の出力記録電流の変化を示す波形図
である。
【図3】従来の自動利得制御回路を用いた磁気記録再生
装置の主要部分の構成を示すブロック図である。
【図4】図3の回路がミュートオン状態からミュートオ
フ状態に変化する際の出力記録電流の変化を示す波形図
である。
【符号の説明】
1、2 入力端子 3 ミュートコントロール端子 4 出力端子 8 ヘッド 10 増幅回路 11 AGC増幅回路 12 加算回路 13 電流増幅回路 14 切換回路 16 検波回路 17 比較回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷に印加すべき出力信号の利得を帰還
    信号に応じて一定に保つ自動利得制御回路であって、前
    記出力信号の前記負荷への印加を断とするミュートオン
    指令が入力されているとき前記出力信号をそのまま前記
    帰還信号とし、前記ミュートオン指令が入力されていな
    いとき前記出力信号を前記負荷へ印加した後の信号を前
    記帰還信号とする帰還信号制御手段を含むことを特徴と
    する自動利得制御回路。
  2. 【請求項2】 前記帰還信号制御手段は、前記出力信号
    をそのまま前記帰還信号とする第1の帰還ループと、前
    記出力信号を前記負荷へ印加した後の信号を前記帰還信
    号とする第2の帰還ループと、前記ミュートオン指令の
    入力有無に応じて前記第1及び第2の帰還ループを択一
    的に形成するように動作する切換スイッチとを含むこと
    を特徴とする請求項1記載の自動利得制御回路。
  3. 【請求項3】 前記出力信号は映像信号であり、かつ、
    前記負荷は前記映像信号により駆動される磁気ヘッドで
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の自動利得制
    御回路。
  4. 【請求項4】 前記映像信号は色信号及び輝度信号から
    なり、前記輝度信号の利得を一定に保つようにしたこと
    を特徴とする請求項3記載の自動利得制御回路。
JP6213110A 1994-09-07 1994-09-07 自動利得制御回路 Expired - Lifetime JP2870417B2 (ja)

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JPH0878981A JPH0878981A (ja) 1996-03-22
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JP2797809B2 (ja) * 1992-02-03 1998-09-17 日本電気株式会社 自動利得制御回路

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