JPH0311717B2 - - Google Patents

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JPH0311717B2
JPH0311717B2 JP59089990A JP8999084A JPH0311717B2 JP H0311717 B2 JPH0311717 B2 JP H0311717B2 JP 59089990 A JP59089990 A JP 59089990A JP 8999084 A JP8999084 A JP 8999084A JP H0311717 B2 JPH0311717 B2 JP H0311717B2
Authority
JP
Japan
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filter
circuit
signal
recording
switch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59089990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60233993A (ja
Inventor
Katsuo Asai
Hidenori Hayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、フイルタ切換回路に係り、たとえ
ば、SECAM方式テレビジヨン色信号(以下
SECAM色信号という)に周波数特性を与えるベ
ルフイルタの録画・再生の切換えなどに好適な切
換回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、SECAM色信号の磁気記録再生装置で
は、録画・再生に対応してそれぞれ専用のフイル
タを設置する方式と、共通のベルフイルタを設置
して録画または再生に際してそれぞれの回路を切
換える方式とがある。
前者の方式に比較し、後者の方式では、フイル
タを1つで構成できるので有利であるが、フイル
タを切換える手段を必要としている。
従来、このフイルタ切換えについて、第2図に
示すようなフイルタ切換回路が提案されている。
すなわち、このフイルタ切換回路には、共振周
波数特性を持つ単一のベルフイルタ2(以下フイ
ルタ2という)に対して、録画信号用バツフア回
路4とともに、再生信号用バツフア回路6が設置
されている。フイルタ2は、抵抗2A、キヤパシ
タ2Bおよびインダクタ2Cから構成され、これ
らの素子はその等価回路を表わす。
録画信号用バツフア回路4は、トランジスタ8
および抵抗10,12から構成され、再生信号用
バツフア回路6は、トランジスタ14、前記抵抗
12および抵抗16から構成され、両回路4,6
の動作を再生・録画時に選択的に切換えるために
スイツチ18,20,22が設置されている。
すなわち、入力端子23には録画信号が加えら
れ、フイルタ2によつて所定の特性が付与された
録画信号は出力端子24から取り出される。ま
た、入力端子26には再生信号が加えられ、フイ
ルタ2によつて所定の特性が付与された再生信号
は、その出力端子28から取り出される。
そして、端子30と接地点との間には、各信号
回路を駆動するための電源が接続され、Vccはそ
の駆動電圧を示している。
このようなフイルタ切換回路によれば、再生
時、スイツチ18を閉じ、スイツチ20,22を
開き、録画信号用バツフア回路4のトランジスタ
8は、カツトオフ状態となり、再生信号用バツフ
ア回路6のトランジスタ14が動作状態になる。
したがつて、この場合、入力端子26に加えら
れた再生信号は、トランジスタ14を介して抵抗
16の両端に現れ、抵抗12とフイルタ2のイン
ピーダンス比によつて決定されるレベルを持つ再
生信号が出力端子28から取出される。
ここで、フイルタ2のインピーダンスをZB、抵
抗12の抵抗値をR1とするとき、出力ゲインAPB
は、 APB=ZB/(R1+ZB) ……(1) で与えられる。
また、録画時には、スイツチ18を開き、スイ
ツチ20,22を閉じるので、トランジスタ14
はカツトオフ状態となり、また、抵抗16はスイ
ツチ20によつて短絡される。
このとき、トランジスタ8のベースに適当なバ
イアス電圧が加わつているものとすると、そのエ
ミツタにフイルタ2と抵抗12とが並列に接続さ
れることになる。
したがつて、この場合、入力端子23に加えら
れた録画信号は、トランジスタ8を介してフイル
タ2および抵抗12に加えられ、所定の特性を付
与された録画信号が出力端子24から取り出され
る。
ここで、抵抗10の抵抗値をRLとするとき、
録画時のゲインARECは、 AREC=−RL/{R1・ZB/(R1+ZB)} =−(RL/R1)・(R1+RB)/RB =−(RL/R1)・(1/APB) ……(2) で与えられる。
したがつて、式(1)および(2)から明らかなよう
に、このフイルタ切換回路によれば、録画時、フ
イルタ2をトランジスタ8のエミツタ抵抗とし、
再生時、抵抗12を直列したフイルタ2をトラン
ジスタ14の負荷とすることにより、録画時、再
生時において、互いに逆の関係となるゲイン
APB、ARECを得ることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このフイルタ切換回路では、録画信号用バツフ
ア回路4および再生信号用バツフア回路6の切換
えは、各トランジスタ8,14のベース側に挿入
したスイツチ18,22で入力信号の供給を選択
的に遮断する構成であるため、再生時、不要な記
録信号用バツフア回路4を遮断するスイツチ回路
で電力を消費し、また、録画時、不要な再生信号
用バツフア回路6を遮断する場合にも同様に電力
を消費する。
また、抵抗16の切換えについて、スイツチ2
0を必要とし、フイルタ2の特性切換えについて
も、3組のスイツチ18,20,22を必要とし
ているので、その構成が複雑化している。
この発明は、構成の簡略化とともに、不要な回
路ブロツクの電源供給を遮断し、電力消費を削減
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、共振周波数特性を持つ単一のフイ
ルタに、異なる特性を得る第1および第2の信号
回路を接続し、これら第1および第2の信号回路
と電源との間に電源の供給を選択するスイツチを
設置したものである。
〔作用〕
スイツチの切換えによつて第1または第2の信
号回路に電源を選択的に供給するとともに、第1
の信号回路とフイルタ、第2の信号回路とフイル
タの組み合わせを実現し、たとえば、SECAM色
信号の録画または再生に適合する所望の特性を形
成する。
〔実施例〕
以下、この発明を図面に示した実施例を参照し
て詳細に説明する。
第1図はこの発明のフイルタ切換回路の実施例
を示している。
第1図において、このフイルタ切換回路には、
共通に用いる単一のベルフイルタからなるフイル
タ32に対して第1の信号回路としての録画信号
用バツフア回路34とともに、第2の信号回路と
しての再生信号用バツフア回路36が設置されて
いる。
フイルタ32は、共振周波数特性を有し、抵抗
32A、キヤパシタ32Bおよびインダクタ32
Cから構成され、これらの素子はベルフイルタの
等価回路を示している。
録画信号用バツフア回路34は、トランジスタ
38および抵抗40,42,44,46から構成
され、また、再生信号用バツフア回路36は、ト
ランジスタ48、抵抗50,52,54および前
記抵抗46から構成されている。
トランジスタ38には、そのベースに録画信号
を加える入力端子62が形成され、そのコレクタ
に出力端子64が形成されている。
また、トランジスタ48のベースには、再生信
号を加える入力端子66が形成され、抵抗46の
非接地側端子に出力端子68が形成されている。
そして、録画信号用バツフア回路34および再
生信号用バツフア回路36には、電源端子70と
接地点(GND)との間に接続された電源が、ス
イツチ72を介して選択的に供給されるようにな
つている。
すなわち、このスイツチ72において、接点7
2aは録画側(REC)、接点72bは再生側
(PB)である。
以上の構成に基づき、その動作を説明する。
スイツチ72の切換えによつて、録画信号用バ
ツフア回路34、再生信号用バツフア回路36に
対する電源の供給が選択的に行われる。
すなわち、録画時、スイツチ72を接点72a
側に閉じると、録画信号用バツフア回路34のみ
が動作状態となり、再生時、スイツチ72を接点
72b側に閉じると、再生信号用バツフア回路3
6のみが動作状態となる。
このため、再生時、トランジスタ38は、電源
の供給がないため、カツトオフ状態となり、フイ
ルタ32はトランジスタ48のエミツタ側に抵抗
54に対して直列に加わる。
ここで、フイルタ32のインピーダンスをZB
抵抗46の抵抗値をR3、抵抗54の抵抗値をR4
とすると、フイルタ32のインピーダンスZBと抵
抗54の抵抗値R3との並列インピーダンスZOは、 ZO=ZB・R3/(ZB+R3) ……(3) となる。
したがつて、このとき、ゲインAPBは、 APB=ZO/(R4+ZO) ……(4) となり、R3≫ZOとすると、ゲインAPBは、 APB≒ZO/R4 ……(5) で与えられる。
この場合、入力端子66に加えられたSECAM
色再生信号は、所定の特性が付与された後、出力
端子68から取り出される。
また、録画時、トランジスタ48は、電源の供
給がないため、カツトオフ状態となり、フイルタ
32はトランジスタ38のエミツタ抵抗となる。
この場合、抵抗44の抵抗値をRLとすると、ゲ
インARECは、 AREC=−RL/ZO ……(6) で与えられ、入力端子62に加えられたSECAM
色記録信号は、所定の特性が付与された後、出力
端子64から取り出される。
式(5)および(6)から明らかなように、録画時と再
生時とでは、互いに逆の関係の特性が得られてい
る。
なお、実施例では、SECAM色信号の録画時、
再生時の切換えについて説明したが、この発明
は、単一のフイルタを用いて異なる周波数の特性
に切換えるので、テレビジヨン信号以外の信号に
異なる特性を付与する場合にも適用でき、同様の
効果が期待できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、次の
ような効果が得られる。
(1) 単一のフイルタで構成できるので、部品コス
トおよびその調整コストが節減できる。
(2) 電源の切換えで信号回路およびフイルタ特性
の選択を行うので、不要な回路の電力消費を削
減でき、省電力化を図ることができる。
(3) 電源の切換えは、外部スイツチで行うので、
入力信号を遮断する方式に比較して、スイツチ
構成を簡略化することができ、半導体集積回路
で構成する場合にも、切換えのためのスイツチ
素子の付加などを必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のフイルタ切換回路の実施例
を示す回路図、第2図は従来のフイルタ切換回路
を示す回路図である。 32……フイルタ、34……第1の信号回路と
しての録画信号用バツフア回路、36……第2の
信号回路としての再生信号用バツフア回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 共振周波数特性を持つ1つのフイルタに、異
    なる特性を得る第1および第2の信号回路を接続
    し、これら第1および第2の信号回路と電源との
    間に電源の供給を選択するスイツチを設置し、こ
    のスイツチの切換えによつて第1または第2の信
    号回路を動作させるとともに、前記フイルタの特
    性を切換えることを特徴とするフイルタ切換回
    路。
JP59089990A 1984-05-04 1984-05-04 フイルタ切換回路 Granted JPS60233993A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59089990A JPS60233993A (ja) 1984-05-04 1984-05-04 フイルタ切換回路

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JP59089990A JPS60233993A (ja) 1984-05-04 1984-05-04 フイルタ切換回路

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JPS60233993A JPS60233993A (ja) 1985-11-20
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JP59089990A Granted JPS60233993A (ja) 1984-05-04 1984-05-04 フイルタ切換回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2618032B1 (fr) * 1987-04-30 1995-05-05 Victor Company Of Japan Circuit filtre cloche et contre-cloche
DE4211483A1 (de) * 1992-04-06 1993-10-07 Thomson Brandt Gmbh Durchlaßfilter für ein trägerfrequentes Signal

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JPS60233993A (ja) 1985-11-20

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