JPH0760484B2 - 録音再生回路 - Google Patents
録音再生回路Info
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- JPH0760484B2 JPH0760484B2 JP58018513A JP1851383A JPH0760484B2 JP H0760484 B2 JPH0760484 B2 JP H0760484B2 JP 58018513 A JP58018513 A JP 58018513A JP 1851383 A JP1851383 A JP 1851383A JP H0760484 B2 JPH0760484 B2 JP H0760484B2
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- recording
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- G11B20/02—Analogue recording or reproducing
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- Signal Processing (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 この発明は、テープレコーダの録音再生系統に用いられ
る録音再生回路に関する。
る録音再生回路に関する。
一般に、テープレコーダの録音再生系統における録音又
は再生信号を増幅する増幅回路は集積回路で構成され、
集積回路化できないカップリングコンデンサ等が外付け
部品として個別に付加され、録音・再生は機械的なスイ
ッチで直接切り換えられている。
は再生信号を増幅する増幅回路は集積回路で構成され、
集積回路化できないカップリングコンデンサ等が外付け
部品として個別に付加され、録音・再生は機械的なスイ
ッチで直接切り換えられている。
第1図は従来のテープレコーダの録音再生回路を示して
いる。録音・再生用の磁気ヘッド2の一方の端子はカッ
プリングコンデンサ4を介してイコライザ増幅器6の入
力端子8に接続されるとともに、録音・再生切換用スイ
ッチ10の録音側接続点Rに接続され、また、この磁気ヘ
ッド2の他方の端子はバイアス用発振回路12の結合コイ
ル14を介して接地されているとともに、スイッチ10の再
生側接点Pに接続されている。そして、このスイッチ10
の切換接点は接地されている。
いる。録音・再生用の磁気ヘッド2の一方の端子はカッ
プリングコンデンサ4を介してイコライザ増幅器6の入
力端子8に接続されるとともに、録音・再生切換用スイ
ッチ10の録音側接続点Rに接続され、また、この磁気ヘ
ッド2の他方の端子はバイアス用発振回路12の結合コイ
ル14を介して接地されているとともに、スイッチ10の再
生側接点Pに接続されている。そして、このスイッチ10
の切換接点は接地されている。
また、マイクロホン16はイコライザ増幅器6に対応する
録音増幅器18の入力端子20にコンデンサ21を介して接続
され、この録音増幅器18及びイコライザ増幅器6の出力
側には両出力を個別に増幅するための録音・再生用増幅
器22が設置されている。この録音・再生用増幅器22には
録音信号のモニタ信号又は再生出力を取り出すための出
力端子24が形成され、この出力端子24はイコライザ素子
26を介して磁気ヘッド2のバイアス側端子に接続されて
いる。
録音増幅器18の入力端子20にコンデンサ21を介して接続
され、この録音増幅器18及びイコライザ増幅器6の出力
側には両出力を個別に増幅するための録音・再生用増幅
器22が設置されている。この録音・再生用増幅器22には
録音信号のモニタ信号又は再生出力を取り出すための出
力端子24が形成され、この出力端子24はイコライザ素子
26を介して磁気ヘッド2のバイアス側端子に接続されて
いる。
このような録音再生回路では、スイッチ10を録音側接点
Rに切り換えた場合、イコライザ増幅器6はその入力端
子8がカップリングコンデンサ4を介して接地されるた
め入力が遮られ、マイクロホン16からの信号が録音増幅
器18を介して録音・再生用増幅器22に与えられ、この増
幅出力がイコライザ素子26を介して磁気ヘッド2にバイ
アス用発振回路12の出力バイアス信号とともに与えられ
る。
Rに切り換えた場合、イコライザ増幅器6はその入力端
子8がカップリングコンデンサ4を介して接地されるた
め入力が遮られ、マイクロホン16からの信号が録音増幅
器18を介して録音・再生用増幅器22に与えられ、この増
幅出力がイコライザ素子26を介して磁気ヘッド2にバイ
アス用発振回路12の出力バイアス信号とともに与えられ
る。
また、スイッチ10が再生側接点Pに切り換えられると、
結合コイル14の端子間が接地により短絡されてバイアス
発振出力の磁気ヘッド2への入力が遮断され、磁気ヘッ
ド2からの再生信号はカップリングコンデンサ4を介し
てイコライザ増幅器6に与えられ、この増幅出力は増幅
器22を経て出力端子24から取り出される。
結合コイル14の端子間が接地により短絡されてバイアス
発振出力の磁気ヘッド2への入力が遮断され、磁気ヘッ
ド2からの再生信号はカップリングコンデンサ4を介し
てイコライザ増幅器6に与えられ、この増幅出力は増幅
器22を経て出力端子24から取り出される。
このような録音再生回路の場合、録音・再生切換用スイ
ッチ10は機械的なスイッチで構成され、IC化される増幅
器6、18、22に対して外付けされる。このため、高価で
あるとともに、切り換えの信頼性が低く、小型化を妨げ
る欠点があった。また、カップリングコンデンサ4はそ
の容量が大きいため、集積回路化には不向きであり、個
別部品として外付けされるため、装置が高価となる。
ッチ10は機械的なスイッチで構成され、IC化される増幅
器6、18、22に対して外付けされる。このため、高価で
あるとともに、切り換えの信頼性が低く、小型化を妨げ
る欠点があった。また、カップリングコンデンサ4はそ
の容量が大きいため、集積回路化には不向きであり、個
別部品として外付けされるため、装置が高価となる。
そこで、この発明は、録音・再生の切換えの信頼性を高
めるとともに、構成の簡略化を図った録音再生回路を提
供することを目的とする。
めるとともに、構成の簡略化を図った録音再生回路を提
供することを目的とする。
即ち、この発明の録音再生回路は、第2図に例示するよ
うに、録音媒体における音声信号の録音及び再生に共通
に用いられる磁気ヘッド(2)と、この磁気ヘッドの一
端子側に直結されて、再生時、前記磁気ヘッドから再生
信号を受ける第1の増幅器(イコライザ増幅器30)と、
この第1の増幅器の入力部と基準電位点との間に接続さ
れた第1のコンデンサ(34)と、前記磁気ヘッドの他端
子と基準電位点との間に前記基準電位点側に第2のコン
デンサ(36)を介して接続された結合コイル(14)と、
この結合コイルを通して接続され、録音時、高周波信号
を前記磁気ヘッド側に加えるバイアス用発振回路(12)
と、前記結合コイルと前記第2のコンデンサとの接続点
に接続されて前記結合コイル及び前記磁気ヘッドを通し
て前記第1の増幅器の信号入力部に直流バイアスを加え
るバイアス回路(38)と、録音時、前記記録媒体に対す
る録音すべき音声信号を受ける第2の増幅器(録音増幅
器42)と、スイッチ(48)の開閉により、再生時、前記
第1の増幅器を動作状態、前記第2の増幅器を非動作状
態、録音時、前記第2の増幅器を動作状態、前記第1の
増幅器を非動作状態に切り換える切換制御回路(46)
と、再生時、前記第1の増幅器から再生信号を受けて増
幅し、又は、録音時、前記第2の増幅器からの前記音声
信号を受けて増幅する第3の増幅器(録音・再生用増幅
器22)と、この第3の増幅器の出力側に設けられ、再生
時、前記再生信号、録音時、前記音声信号を取り出す出
力端子と、録音時、前記第3の増幅器で増幅された前記
音声信号を増幅し、その出力を直列に接続された第3の
コンデンサ(64)及びイコライザ素子(26)を介して前
記磁気ヘッドの前記一端子側に加える第4の増幅器(録
音用増幅器60)とを備えて、録音時、前記磁気ヘッド、
前記結合コイル、第1及び第2のコンデンサからなる閉
回路に前記結合コイルを通して前記高周波信号を加え、
かつ、録音すべき前記録音信号を前記第2の増幅器、前
記第3の増幅器、前記第4の増幅器、第3のコンデンサ
及びイコライザ素子を通して前記磁気ヘッドに加えると
ともに、前記出力端子から前記音声信号を取り出し、ま
た、再生時、前記磁気ヘッドの前記再生信号を第1の増
幅器及び第3の増幅器を経て前記出力端子から取り出す
ことを特徴とする。
うに、録音媒体における音声信号の録音及び再生に共通
に用いられる磁気ヘッド(2)と、この磁気ヘッドの一
端子側に直結されて、再生時、前記磁気ヘッドから再生
信号を受ける第1の増幅器(イコライザ増幅器30)と、
この第1の増幅器の入力部と基準電位点との間に接続さ
れた第1のコンデンサ(34)と、前記磁気ヘッドの他端
子と基準電位点との間に前記基準電位点側に第2のコン
デンサ(36)を介して接続された結合コイル(14)と、
この結合コイルを通して接続され、録音時、高周波信号
を前記磁気ヘッド側に加えるバイアス用発振回路(12)
と、前記結合コイルと前記第2のコンデンサとの接続点
に接続されて前記結合コイル及び前記磁気ヘッドを通し
て前記第1の増幅器の信号入力部に直流バイアスを加え
るバイアス回路(38)と、録音時、前記記録媒体に対す
る録音すべき音声信号を受ける第2の増幅器(録音増幅
器42)と、スイッチ(48)の開閉により、再生時、前記
第1の増幅器を動作状態、前記第2の増幅器を非動作状
態、録音時、前記第2の増幅器を動作状態、前記第1の
増幅器を非動作状態に切り換える切換制御回路(46)
と、再生時、前記第1の増幅器から再生信号を受けて増
幅し、又は、録音時、前記第2の増幅器からの前記音声
信号を受けて増幅する第3の増幅器(録音・再生用増幅
器22)と、この第3の増幅器の出力側に設けられ、再生
時、前記再生信号、録音時、前記音声信号を取り出す出
力端子と、録音時、前記第3の増幅器で増幅された前記
音声信号を増幅し、その出力を直列に接続された第3の
コンデンサ(64)及びイコライザ素子(26)を介して前
記磁気ヘッドの前記一端子側に加える第4の増幅器(録
音用増幅器60)とを備えて、録音時、前記磁気ヘッド、
前記結合コイル、第1及び第2のコンデンサからなる閉
回路に前記結合コイルを通して前記高周波信号を加え、
かつ、録音すべき前記録音信号を前記第2の増幅器、前
記第3の増幅器、前記第4の増幅器、第3のコンデンサ
及びイコライザ素子を通して前記磁気ヘッドに加えると
ともに、前記出力端子から前記音声信号を取り出し、ま
た、再生時、前記磁気ヘッドの前記再生信号を第1の増
幅器及び第3の増幅器を経て前記出力端子から取り出す
ことを特徴とする。
以下、この発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
第2図はこの発明の録音再生回路の実施例を示し、第1
図と同一部分には同一符号を付してある。
図と同一部分には同一符号を付してある。
図において、録音媒体に対する録音及び録音媒体からの
再生に共通に用いられる磁気ヘッド2の一方の端子は、
第1の増幅器として設置されたイコライザ増幅器30の入
力端子32に接続されるとともに、高域フィルタとしての
第1のコンデンサ34を介して接地されている。また、こ
の磁気ヘッド2の他方の端子は、バイアス用発振回路12
の結合コイル14と、高域フィルタとしての第2のコンデ
ンサ36とからなる直列回路を通して接地されている。そ
して、結合コイル14とコンデンサ36との間には、イコラ
イザ増幅器30に直流バイアスを与えるためのバイアス回
路38が接続されている。
再生に共通に用いられる磁気ヘッド2の一方の端子は、
第1の増幅器として設置されたイコライザ増幅器30の入
力端子32に接続されるとともに、高域フィルタとしての
第1のコンデンサ34を介して接地されている。また、こ
の磁気ヘッド2の他方の端子は、バイアス用発振回路12
の結合コイル14と、高域フィルタとしての第2のコンデ
ンサ36とからなる直列回路を通して接地されている。そ
して、結合コイル14とコンデンサ36との間には、イコラ
イザ増幅器30に直流バイアスを与えるためのバイアス回
路38が接続されている。
マイクロホン16は、カップリングコンデンサ40を介して
第2の増幅器として設置された録音増幅器42の入力端子
44に接続されている。
第2の増幅器として設置された録音増幅器42の入力端子
44に接続されている。
この録音増幅器42及びイコライザ増幅器30は、切換制御
回路46が発生した切換制御信号に応動し、録音・再生モ
ードに応じてその動作が選択的に切り換えられるように
構成されている。スイッチ48は録音・再生モードに対応
して開閉され、この電位変化を切換制御回路48に与えて
録音モード、再生モードを設定する。
回路46が発生した切換制御信号に応動し、録音・再生モ
ードに応じてその動作が選択的に切り換えられるように
構成されている。スイッチ48は録音・再生モードに対応
して開閉され、この電位変化を切換制御回路48に与えて
録音モード、再生モードを設定する。
イコライザ増幅器30及び録音増幅器42の出力側には、第
3の増幅器として録音・再生用増幅器22が設置され、こ
の増幅器22の出力端子50はカップリングコンデンサ52を
介してライン増幅器54の入力端子56に接続されている。
このライン増幅器54には再生信号を取り出すための出力
端子58が形成され、この出力端子58には再生信号を増幅
するための図示しない電力増幅器が接続される。
3の増幅器として録音・再生用増幅器22が設置され、こ
の増幅器22の出力端子50はカップリングコンデンサ52を
介してライン増幅器54の入力端子56に接続されている。
このライン増幅器54には再生信号を取り出すための出力
端子58が形成され、この出力端子58には再生信号を増幅
するための図示しない電力増幅器が接続される。
そして、ライン増幅器54の出力側には第4の増幅器とし
て設置された録音用増幅器60が接続され、この録音用増
幅器60の出力端子62と磁気ヘッド2との間には、第3の
コンデンサ64及びイコライザ素子26が接続されている。
て設置された録音用増幅器60が接続され、この録音用増
幅器60の出力端子62と磁気ヘッド2との間には、第3の
コンデンサ64及びイコライザ素子26が接続されている。
以上の構成において動作を説明する。この実施例ではス
イッチ48が閉じている場合を録音モード、スイッチ48が
開いている場合を再生モードとする。
イッチ48が閉じている場合を録音モード、スイッチ48が
開いている場合を再生モードとする。
そこで、録音モードではスイッチ48が閉じられ、切換制
御回路46の出力に応じてイコライザ増幅器30の動作は停
止するとともに、録音増幅器42が動作状態に制御され
る。
御回路46の出力に応じてイコライザ増幅器30の動作は停
止するとともに、録音増幅器42が動作状態に制御され
る。
この録音モードでは、マイクロホン16から入力された音
声信号は、カップリングコンデンサ40を介して録音増幅
器42に与えられて増幅され、この増幅出力は録音・再生
用増幅器22、カップリングコンデンサ52、ライン増幅器
54、録音用増幅器60、コンデンサ64及びイコライザ素子
26を経て磁気ヘッド2に加えられる。磁気ヘッド2に
は、結合コイル14を介してバイアス回路38から一定の直
流電圧が加えられており、この直流電圧が基準電位とし
て設定されている。
声信号は、カップリングコンデンサ40を介して録音増幅
器42に与えられて増幅され、この増幅出力は録音・再生
用増幅器22、カップリングコンデンサ52、ライン増幅器
54、録音用増幅器60、コンデンサ64及びイコライザ素子
26を経て磁気ヘッド2に加えられる。磁気ヘッド2に
は、結合コイル14を介してバイアス回路38から一定の直
流電圧が加えられており、この直流電圧が基準電位とし
て設定されている。
また、磁気ヘッド2にはバイアス用発振回路12から高周
波信号が結合コイル14を介して加えられる。したがっ
て、磁気ヘッド2には、音声信号で変調された高周波信
号を変調した磁気出力が得られ、この磁気出力が磁気ヘ
ッドから磁気テープに加えられて録音が行われる。
波信号が結合コイル14を介して加えられる。したがっ
て、磁気ヘッド2には、音声信号で変調された高周波信
号を変調した磁気出力が得られ、この磁気出力が磁気ヘ
ッドから磁気テープに加えられて録音が行われる。
また、コンデンサ34、36は高域フィルタとして機能す
る。このため、高周波信号に対し、結合コイル14、磁気
ヘッド2及びコンデンサ34、36によって閉回路が構成さ
れ、高周波信号の接地系統への漏出しを回避することが
できる。
る。このため、高周波信号に対し、結合コイル14、磁気
ヘッド2及びコンデンサ34、36によって閉回路が構成さ
れ、高周波信号の接地系統への漏出しを回避することが
できる。
そして、この録音モードでは、ライン増幅器54の出力
は、出力端子58からモニタ出力が取り出される。
は、出力端子58からモニタ出力が取り出される。
次に、再生モードでは、スイッチ48が開かれる。この場
合、切換制御回路46の制御信号に応じて録音増幅器42の
動作は停止し、イコライザ増幅器30が動作状態に制御さ
れる。このとき、マイクロホン16から入力される音声信
号の増幅は停止され、録音用増幅器60の動作も停止され
る。
合、切換制御回路46の制御信号に応じて録音増幅器42の
動作は停止し、イコライザ増幅器30が動作状態に制御さ
れる。このとき、マイクロホン16から入力される音声信
号の増幅は停止され、録音用増幅器60の動作も停止され
る。
磁気ヘッド2からの再生信号は、イコライザ増幅器30及
び録音・再生用増幅器30で増幅された後、コンデンサ52
を経てライン増幅器54から出力端子58を通して出力され
る。この場合、再生信号に対して、高域フィルタとして
のコンデンサ34、36が高周波号に対して低抵抗、低域信
号に対して高抵抗として作用するため、イコライザ増幅
器30には音声信号成分が加えられて取り出される。
び録音・再生用増幅器30で増幅された後、コンデンサ52
を経てライン増幅器54から出力端子58を通して出力され
る。この場合、再生信号に対して、高域フィルタとして
のコンデンサ34、36が高周波号に対して低抵抗、低域信
号に対して高抵抗として作用するため、イコライザ増幅
器30には音声信号成分が加えられて取り出される。
また、イコライザ増幅器30には、バイアス回路38の直流
バイアス電圧が結合コイル14及び磁気ヘッド2を通して
加えられている。この場合、コンデンサ34、36は直流に
対して高抵抗となるので、バイアス回路38の直流バイア
ス電圧はイコライザ増幅器30に加えられる。そして、磁
気ヘッド2とイコライザ増幅器30の入力部の直流電位
は、この直流バイアス電圧によって同一電位に保持され
ている。
バイアス電圧が結合コイル14及び磁気ヘッド2を通して
加えられている。この場合、コンデンサ34、36は直流に
対して高抵抗となるので、バイアス回路38の直流バイア
ス電圧はイコライザ増幅器30に加えられる。そして、磁
気ヘッド2とイコライザ増幅器30の入力部の直流電位
は、この直流バイアス電圧によって同一電位に保持され
ている。
このように録音・再生モードの切換えは、イコライザ増
幅器30及び録音増幅器42の動作を電子スイッチで選択的
に行っているので、従来の外付けされた機械的なスイッ
チを用いた場合に比較して信頼性が向上し、その切換手
段はイコライザ増幅器30及び録音増幅器42とともに半導
体集積回路で構成できるから、従来の形態に比較して小
型化、低価格化を図ることができる。
幅器30及び録音増幅器42の動作を電子スイッチで選択的
に行っているので、従来の外付けされた機械的なスイッ
チを用いた場合に比較して信頼性が向上し、その切換手
段はイコライザ増幅器30及び録音増幅器42とともに半導
体集積回路で構成できるから、従来の形態に比較して小
型化、低価格化を図ることができる。
また、イコライザ増幅器30に結合コイル14及び磁気ヘッ
ド2を介してバイアス回路38から直流バイアス電圧を加
えているため、磁気ヘッド2とイコライザ増幅器30との
間の直流電位を共通化され、従来のような直流を遮断す
るためのカップリングコンデンサが不要となる。カップ
リングコンデンサはICの外付けであるが、このようなコ
ンデンサの削減は、外付け部品の消滅で価格の低減に寄
与する。
ド2を介してバイアス回路38から直流バイアス電圧を加
えているため、磁気ヘッド2とイコライザ増幅器30との
間の直流電位を共通化され、従来のような直流を遮断す
るためのカップリングコンデンサが不要となる。カップ
リングコンデンサはICの外付けであるが、このようなコ
ンデンサの削減は、外付け部品の消滅で価格の低減に寄
与する。
以上説明したように、この発明によれば、録音・再生モ
ードの切り換えを磁気ヘッド直接切り換えることなく、
第1及び第2の増幅器の動作切換えで電子的に行うこと
ができので、切換えの信頼性を高めることができるとと
もに、録音時の高周波信号の入力系統を再生時の直流バ
イアスの通路をその通路にコンデンサを付加するのみで
共用化でき、この共用化により回路構成の単純化に加え
てカップリングコンデンサの除去で外付け部品の減少を
図って回路構成の簡略化ができ、製造価格を低下させる
ことができる。
ードの切り換えを磁気ヘッド直接切り換えることなく、
第1及び第2の増幅器の動作切換えで電子的に行うこと
ができので、切換えの信頼性を高めることができるとと
もに、録音時の高周波信号の入力系統を再生時の直流バ
イアスの通路をその通路にコンデンサを付加するのみで
共用化でき、この共用化により回路構成の単純化に加え
てカップリングコンデンサの除去で外付け部品の減少を
図って回路構成の簡略化ができ、製造価格を低下させる
ことができる。
第1図は従来の録音再生回路を示すブロック図、第2図
はこの発明の録音再生回路の実施例を示すブロック図で
ある。 2……磁気ヘッド 12……バイアス用発振回路 14……結合コイル 22……録音・再生用増幅器(第3の増幅器) 26……イコライザ素子 30……イコライザ増幅器(第1の増幅器) 34……第1のコンデンサ 36……第2のコンデンサ 38……直流バイアス回路 42……録音増幅器(第2の増幅器) 46……切換制御回路 48……スイッチ 58……出力端子 60……録音用増幅器(第4の増幅器) 64……第3のコンデンサ
はこの発明の録音再生回路の実施例を示すブロック図で
ある。 2……磁気ヘッド 12……バイアス用発振回路 14……結合コイル 22……録音・再生用増幅器(第3の増幅器) 26……イコライザ素子 30……イコライザ増幅器(第1の増幅器) 34……第1のコンデンサ 36……第2のコンデンサ 38……直流バイアス回路 42……録音増幅器(第2の増幅器) 46……切換制御回路 48……スイッチ 58……出力端子 60……録音用増幅器(第4の増幅器) 64……第3のコンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】録音媒体における音声信号の録音及び再生
に共通に用いられる磁気ヘッドと、 この磁気ヘッドの一端子側に直結されて、再生時、前記
磁気ヘッドから再生信号を受ける第1の増幅器と、 この第1の増幅器の入力部と基準電位点との間に接続さ
れた第1のコンデンサと、 前記磁気ヘッドの他端子と基準電位点との間に前記基準
電位点側に第2のコンデンサを介して接続された結合コ
イルと、 この結合コイルを通して接続され、録音時、高周波信号
を前記磁気ヘッド側に加えるバイアス用発振回路と、 前記結合コイルと前記第2のコンデンサとの接続点に接
続されて前記結合コイル及び前記磁気ヘッドを通して前
記第1の増幅器の信号入力部に直流バイアスを加えるバ
イアス回路と、 録音時、前記録音媒体に対する録音すべき音声信号を受
ける第2の増幅器と、 スイッチの開閉により、再生時、前記第1の増幅器を動
作状態、前記第2の増幅器を非動作状態、録音時、前記
第2の増幅器を動作状態、前記第1の増幅器を非動作状
態に切り換える切換制御回路と、 再生時、前記第1の増幅器から再生信号を受けて増幅
し、又は、録音時、前記第2の増幅器からの前記音声信
号を受けて増幅する第3の増幅器と、 この第3の増幅器の出力側に設けられ、再生時、前記再
生信号、録音時、前記音声信号を取り出す出力端子と、 録音時、前記第3の増幅器で増幅された前記録音信号を
増幅し、その出力を直列に接続された第3のコンデンサ
及びイコライザ素子を介して前記磁気ヘッドの前記一端
子側に加える第4の増幅器と、 を備えて、録音時、前記磁気ヘッド、前記結合コイル、
第1及び第2のコンデンサからなる閉回路に前記結合コ
イルを通して前記高周波信号を加え、かつ、録音すべき
前記音声信号を前記第2の増幅器、前記第3の増幅器、
前記第4の増幅器、第3のコンデンサ及びイコライザ素
子を通して前記磁気ヘッドに加えるとともに、前記出力
端子から前記音声信号を取り出し、また、再生時、前記
磁気ヘッドの前記再生信号を第1の増幅器及び第3の増
幅器を経て前記出力端子から取り出すことを特徴とする
録音再生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58018513A JPH0760484B2 (ja) | 1983-02-06 | 1983-02-06 | 録音再生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58018513A JPH0760484B2 (ja) | 1983-02-06 | 1983-02-06 | 録音再生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59144009A JPS59144009A (ja) | 1984-08-17 |
JPH0760484B2 true JPH0760484B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=11973705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58018513A Expired - Lifetime JPH0760484B2 (ja) | 1983-02-06 | 1983-02-06 | 録音再生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0760484B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5420848Y2 (ja) * | 1976-08-23 | 1979-07-26 | ||
JPS563414A (en) * | 1979-06-22 | 1981-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | Sound recorder/reproducer |
JPS57172512A (en) * | 1981-04-16 | 1982-10-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Magnetic recording and reproducing device |
-
1983
- 1983-02-06 JP JP58018513A patent/JPH0760484B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59144009A (ja) | 1984-08-17 |
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