JPS6144250Y2 - - Google Patents

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JPS6144250Y2
JPS6144250Y2 JP16593480U JP16593480U JPS6144250Y2 JP S6144250 Y2 JPS6144250 Y2 JP S6144250Y2 JP 16593480 U JP16593480 U JP 16593480U JP 16593480 U JP16593480 U JP 16593480U JP S6144250 Y2 JPS6144250 Y2 JP S6144250Y2
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JP
Japan
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noise reduction
tape
recording
reduction system
speed
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JP16593480U
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JPS5787323U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープスピードが切換可能でしかもノ
イズリダクシヨンシステムを有するテープレコー
ダに関する。最近のテープレコーダはマイクロカ
セツトテープレコーダのようにテープスピードを
2.4cm/secと1.2cm/secと云つたHighとLowに切
換えるテープスピード切換手段を有し、限られた
テープを長時間にわたつてもたせるよう構成され
ている。また最近ではテープのもつヒスノイズ等
を改善するためにドルビーシステムのようなノイ
ズリダクシヨンシステムが装備されたものが増え
てきている。ノイズリダクシヨンシステムはその
使用によつて高域の周波数特性が損なわれること
がないよう考慮されている。これらのノイズリダ
クシヨンシステムは録音入力レベルが0VU程度の
高い時には効果がなく、録音入力レベルが0VUよ
りもかなり低くヒスノイズが目立つような低レベ
ルにおいて大きな効果を発揮するよう構成されて
おり、前記低レベルではメカの走行特性が録音再
生の周波数特性等に非常に大きな影響を及ぼすこ
とになる。前述のようにテープスピード切換取段
を備えたテープレコーダでは特に1.2cm/secのよ
うな低速時にメカ走行特性が不安定となる。また
ドルビーシステム等のノイズリダクシヨンシステ
ムでは、そのシステムの動作によつて高域の周波
数特性が損なわれる等と云つたようにハイフアイ
性を損なつてしまうことがないように、機器自体
のメカ特性、周波数特性に厳格な基準を設けてい
る。例えば周波数特性は高域12.5KHzまで少なく
とも伸びていること等、またメカの特性等によつ
てこれらを特に妨げるとがないよう要求されてい
る。
然るにテープスピードが1.2cm/secのような低
速時には、メカ走行が非常に良好なものでも2.4
cm/sec、4.8cm/sec等の高速時に比較してその
録音再生周波数特性は、第2図に示すように高域
が8KHz程度までしか得られず、これにメカの特
性の悪化を考慮すれば、ドルビーシステム等のノ
イズリダクシヨンシステムを働かせた時に前記
12.5KHzまでの高域の伸びを得られないばかり
か、ノイズリダクシヨンシステムを働かせること
によつて録再総合周波数特性〔第3図〕はノイ
ズリダクシヨンシステムを働かせない時の特性
〔第3図〕よりも悪化する。
そこで本考案は上記問題点を考慮して成された
ものであつて、1.2cm/sec等のような所定速度以
下のテープ走行時には前記ノイズリダクシヨンシ
ステムをバイパスし、周波数特性の悪化を防止す
ることができるものを提供する。
以下本考案の一実施例を第1図に基づいて説明
する。1は磁気記録媒体のテープ、2は記録再生
用ヘツド、3,4,5,6は録再切換えスイツチ
の一部でそれぞれ連動して記録側接点と再生側接
点に切換わる。7はライン入力端子、8は入力レ
ベル設定用抵抗、9,10はカツプリングコンデ
ンサ、11はヘツドアンプ、12は録音入力ボリ
ユウム、13はアンプ、14はノイズリダクシヨ
ンシステム回路、15はライン出力端子、16は
録音ピーキイングを含む録音イコライザ回路、1
7は録音イコライザ回路16への入力レベルを調
節する半固定抵抗、18はモータ19のガバナ回
路で、テープスピード切換スイツチ20の切換え
状態に応じて2.4cm/secと1.2cm/secのテープス
ピードを得るに必要な速度となるようモータ19
を駆動する。21は録音バイアス電流調整用の半
固定抵抗、22はカツプリングコンデンサ、23
は録音バイアス発振回路、24,25はバイアス
発振回路のデカツプリング抵抗とコンデンサ、2
6,27は前記テープスピード切換スイツチ20
に連動するスイツチで、第1図の切換え状態はテ
ープスピード切換えスイツチ20がテープスピー
ド1.2cm/sec側に切換えられた時の状態を表わ
し、テープスピード切換スイツチ20をテープス
ピード2.4cm/sec側に切換えた時には該スイツチ
26,27は共に接点L側から接点H側に切換わ
り、前記アンプ13出力と録音イコライザ回路1
6入力との間にノイズリダクシヨンシステム回路
14が介装される。
このように構成したため、録音時に入力信号は
ライン入力端子7より抵抗8と入力ボリユウム1
2を介してアンプ13に入力される。アンプ13
で適当なレベルに増幅された出力は、テープスピ
ード1.2cm/secの時にはスイツチ26の接点Lと
スイツチ27の接点Lを介して前記ノイズリダク
シヨンシステム回路14をバイパスされて半固定
抵抗17に加えられ、録音イコライザ回路16を
介してヘツド2でテープ1に記録される。また再
生時には、ヘツド2からの再生信号は録再切換ス
イツチ3,4を介してヘツドアンプ11に入力さ
れ、録再切換スイツチ5を介してアンプ13に入
力される。テープスピード1.2cm/secの時にはテ
ープスピード1.2cm/secの記録時と同様にスイツ
チ26,27の接点Lを介してノイズリダクシヨ
ンシステム回路14をバイパスしてアンプ13出
力信号をライン出力端子15に出力する。
従つて、テープスピード切換スイツチ20に連
動してスイツチ26,27がノイズリダクシヨン
システム回路14を、テープスピード1.2cm/sec
時にはバイパス、2.4cm/sec時には介装し、テー
プスピードの低速時におけるノイズリダクシヨン
システム回路14によるハイフアイ性の劣化を回
避し、最小の操作で最良の状態でテープレコーダ
を使用できる。
以上説明のように本考案によると、ノイズリダ
クシヨンシステム回路による周波数特性の悪化を
来すテープスピード切換え時にノイズリダクシヨ
ンシステム回路をバイパスする手段を設けたた
め、ノイズリダクシヨンシステム回路を有するテ
ープレコーダを最良の状態で使用することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるテープレコーダの一実施
例の構成図、第2図は録音レベルとテープスピー
ドとの関係を表わす周波数特性図、第3図は低速
時においてノイズリダクシヨンシステム回路を能
動状態と非能動状態に切換えた時の周波数特性図
である。 13……アンプ、14……ノイズリダクシヨン
システム回路、18……ガバナ回路、19……モ
ータ、20……テープスピード切換スイツチ、2
6,27……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノイズリダクシヨンシステム回路を有し、かつ
    テープスピードを第1のスピードと該第1のスピ
    ードよりも遅く前記ノイズリダクシヨンシステム
    回路による周波数特性の悪化を来す第2のスピー
    ドとに切換え可能なテープレコーダにおいて、第
    2のスピード切換え時に前記ノイズリダクシヨン
    システム回路をバイパスする手段を設けたことを
    特徴とするテープレコーダ。
JP16593480U 1980-11-18 1980-11-18 Expired JPS6144250Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16593480U JPS6144250Y2 (ja) 1980-11-18 1980-11-18

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JP16593480U JPS6144250Y2 (ja) 1980-11-18 1980-11-18

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JPS5787323U JPS5787323U (ja) 1982-05-29
JPS6144250Y2 true JPS6144250Y2 (ja) 1986-12-13

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610004B2 (ja) * 1985-07-29 1994-02-09 渋谷工業株式会社 容器の横シ−ル装置
JPH0531681Y2 (ja) * 1985-10-30 1993-08-16

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Publication number Publication date
JPS5787323U (ja) 1982-05-29

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