JPH07272353A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH07272353A
JPH07272353A JP6058482A JP5848294A JPH07272353A JP H07272353 A JPH07272353 A JP H07272353A JP 6058482 A JP6058482 A JP 6058482A JP 5848294 A JP5848294 A JP 5848294A JP H07272353 A JPH07272353 A JP H07272353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
envelope
voltage
circuit
microcomputer
tracking
Prior art date
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Pending
Application number
JP6058482A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kudo
穣 工藤
Yoshiaki Matsuoka
義明 松岡
Kanji Yoshikawa
寛治 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Image Information Systems Inc, Hitachi Ltd, Hitachi Video and Information System Inc filed Critical Hitachi Image Information Systems Inc
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】エンベロープ検波回路の利得を切り替え、オー
トトラッキングの精度を向上させること。 【構成】ビデオヘッド1から再生されたエンベロープ信
号はヘッドアンプ2に入力され増幅されたのちエンベロ
ープ検波回路3で直流電圧に変換される。この信号をマ
イコン4に入力し、直流電圧の大小に応じて電圧補正回
路により電圧を補正する。 【効果】利得を切り替えることで、レンタルテープやS
−VHS(登録商標)テープでも、良好なオートトラッ
キング動作ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTRに於いて好適な
磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のVTRの最良のトラッキング位置
はラジオ技術 1988年 12月号第160頁に記載
のようにビデオRFレベル(エンベロープレベル)が最
大のところと示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらレンタル
テープの中にはエンベロープレベルが小さいものがあ
り、エンベロープ検波回路の利得を高めに設定して対応
すると、エンベロープレベルが大きいS−VHSの様な
高性能のテープで録再した場合は、エンベロープ検波回
路の出力が飽和し、最適のトラッキング位置とならない
問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
にエンベロープ検波回路のエンベロープ出力の大小に適
応して利得を制御する回路を追加する。
【0005】
【作用】この切換回路を追加することによりエンベロー
プの出力に応じて自動的に利得の設定ができ、テープか
らのエンベロープ出力に作用されずトラッキングの性能
が向上する。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1を用いて説明する。図
1は本発明によるオートトラッキング回路のブロックダ
イアグラムを示す。ビデオヘッド1から再生されたエン
ベロープ信号は、ヘッドアンプ2に入力され増幅された
のち、エンベロープ検波回路3で直流電圧に変換され、
次段の電圧補正回路4に入力される。電圧補正回路で適
切なレベルに補正された直流電圧を制御手段、例えばマ
イクロコンピュータ(以下マイコンと略す)に入力し、
マイコンでトラッキングをずらしながら直流に変換され
たエンベロープ電圧が最大になるポイントを見つけだ
し、オートトラッキング動作を終了する。電圧補正回路
の利得は初期の利得を0dBに設定し、エンベロープ電
圧の大小に応じて適正なレベルとなるようにマイコンで
制御される。
【0007】今、マイコンに入力される直流電圧を仮に
1Vから4.5Vと設定した場合、最大になるポイントが
1V以下の場合には、マイコンは入力無しと判断し、電
圧補正回路4の利得を上げるように制御信号を発生す
る。この時電圧補正回路4は直流電圧増幅回路として動
作し、マイコンに1V以上の電圧が入力されるように働
く。またマイコンに入力される信号が4.5V以上の場合
はマイコンは入力飽和と判断し、電圧補正回路4の利得
を下げるように制御信号を発生する。この場合、電圧補
正回路4は直流電圧減衰回路として動作し、マイコンに
4.5V以下の電圧が入力されるように働く。(参考まで
に数値については理解の一助に一例を示したものであ
り、値は任意の値をとりえる。以下の数値についても同
様である。)次に電圧補正回路4を図2を用いて説明す
る。電圧補正回路4のブロック図を図2に示す。入力さ
れた直流電圧は切換SW6に入力される。マイコンに入
力されるエンベロープ電圧が1Vから4.5Vの時、マイ
コンは適正レベルと判断し制御信号10を出力しないた
め、制御抵抗7は固定抵抗8と同じ値の制御抵抗7−2
につながっている。マイコンに入力されるエンベロープ
電圧が1V以下の時、マイコンは制御信号10をLow
とし、制御抵抗7は固定抵抗8の1/2の制御抵抗7−
3につながり差動増幅器9で2倍に増幅されてマイコン
に入力される。マイコンに入力されるエンベロープ電圧
が4.5V以上の時、マイコンは制御信号10をHiと
し、制御抵抗7は固定抵抗8の2倍の制御抵抗7−1に
つながり差動増幅器9で1/2に減衰されてマイコンに
入力される。
【0008】本発明による別の実施例を図3を用いて説
明する。図3は本発明によるオートトラッキング回路の
ブロックダイアグラムを示す。ビデオヘッド1から再生
されたエンベロープ信号は、ヘッドアンプ2に入力され
増幅されたのち、エンベロープ制御回路11でエンベロ
ープ信号を増幅もしくは減衰し、エンベロープ検波回路
4で直流電圧に変換したのち、マイコン5に入力され
る。マイコンでトラッキングをずらしながらエンベロー
プ電圧が最大になるポイントを見つけ、オートトラッキ
ング動作を終了する。
【0009】今、マイコンに入力される直流電圧を図1
と同様に1Vから4.5Vと設定した場合、最大になるポ
イントで1V以下だった場合には、マイコンは生きと判
断し、エンベロープ制御回路11に利得を上げるように
制御信号を発生する。又マイコンに入力される信号が4.
5V以上の場合は、マイコンは入力飽和と判断し、エン
ベロープ制御回路11に利得を下げるように制御信号を
発生する。
【0010】次に、エンベロープ制御回路を図4を用い
て説明する。図4はエンベロープ制御回路のブロック図
である。入力されたエンベロープ信号は能動素子12
(例えばトランジスタ)に入力される。マイコンに入力
されるエンベロープ電圧が1Vから4.5Vの時マイコン
は制御信号10を出力しないため、制御抵抗15は固定
抵抗14と同じ値の制御抵抗15−2につながってい
る。マイコンに入力されるエンベロープ電圧が1V以下
の時、マイコンは制御信号10をLowとし、制御抵抗
15は固定抵抗14の1/2の制御抵抗15−3につな
がり、能動素子12で2倍に増幅されてエンベロープ検
波回路に入力される。マイコンに入力されるエンベロー
プ電圧が4.5V以上の時、マイコンは制御信号10をH
iとし、制御抵抗15は固定抵抗14の2倍の制御抵抗
15−1につながり能動素子12で1/2に減衰され
て、エンベロープ検波回路に入力される。
【0011】次にエンベロープ電圧の変化範囲の狭い場
合に、トラッキング位置の制度を良くする実施例を説明
する。制御手段(マイコン)でトラッキングをずらしな
がらエンベロープ電圧が最大になるポイントを見つける
オートトラッキング回路に於いて、マイコンに入力され
る電圧を1Vから4.5Vと設定した時、最大エンベロー
プ電圧が4.5Vの場合は、トラッキングをずらしたとき
のエンベロープ電圧の可変範囲は1Vから4.5Vまで得
られる。一方最大エンベロープ電圧が2Vの場合は、ト
ラッキングをずらしたときのエンベロープ電圧の可変範
囲は1Vから2Vまでである。両者を比較した場合、エ
ンベロープ電圧が最大になるポイントを見つける能力と
しては前者のほうが変化量が大きいため、トラッキング
位置の制度が良くなる。いま、図3のエンベロープ制御
回路11に、電圧制御増幅器(VOLTAGE CON
TOROLL AMP 以下VCAと略す)を用いた場
合の実施例を図5を用いて説明する。VCA16は、制
御端子17の電圧により利得が変動するように動作す
る、今回は制御端子に0から5Vの範囲で制御電圧が入
力されるものとする。また図6に示すように2.5Vで利
得0dBとし、0Vで−15dB、5Vで15dBの増
幅器として、動作するものとする。ビデオヘッド1から
再生されたエンベロープ信号はヘッドアンプ2に入力さ
れ増幅されたのちVCA16に入力される。(初期値と
して制御端子17には、マイコンから2.5Vの電圧が入
力されているものとする、つまりVCAの利得は0dB
とする。)この後エンベロープ検波回路4でエンベロー
プ信号は直流電圧に変換され、マイコン5に入力され
る。今、マイコンでトラッキングをずらしながらエンベ
ロープ電圧が最大になるポイントが2Vであったものと
すると、2Vのところでトラッキングを止め、マイコン
はVCA16に対しエンベロープ検波回路4の出力電圧
が4Vになるまで制御端子17の電圧をあげていく。そ
こで4Vになった時点で再度オートトラッキング動作を
開始することにより、オートトラッキングの精度を向上
できる。
【0012】本発明による別の実施例を図7を用いて説
明する。図7は図5のブロック図に映像信号処理のため
のブロック図を組み合わせたものであり、本発明による
画質補正回路のブロック図である。ビデオヘッド1から
再生された映像信号は、ヘッドアンプ2に入力され増幅
された後、映像信号復調回路19で復調され、ローパス
フィルター20を経てノイズ低減回路21に入力され
る。一方、エンベロープ信号は、図5の説明と同様にマ
イコン5で処理後制御信号17として出力されVCA1
6、演算処理回路18に入力される。演算処理回路18
では、映像信号のS/Nを適切なレベルにするためにノ
イズ低減回路21、画質制御回路22に制御信号を出力
する。例えばレンタルテープなどのように、何度も再生
に使用されているテープなどのエンベロープ成分は徐々
に減衰するものである。エンベロープ成分が小さいとき
は、S/Nが悪いことが一般的に言える。エンベロープ
成分が小さいときには、マイコン5から出力された制御
信号でノイズ低減量を増す方向にノイズ低減回路21を
制御することによりS/Nを良くし、見やすい画面にす
ることができる。また、S−VHSテープなどを再生し
た場合には、エンベロープ信号が大きいため、S/Nが
良いことが一般的に言える。その際は、S/Nが良い分
周波数特性を良くする事が可能な為、同様に画質制御回
路22の電圧を上げて、周波数特性を上げる方向に動作
させる。この様にトラッキング制御に使用するエンベロ
ープ信号の情報を利用して画質にフィードバックをかけ
ることを特徴とする。回路形式等には特に限定はしない
が、ただし正確なトラッキング位置で得られたエンベロ
ープ信号をフィードバックし、そのフィードバックした
信号を利用して各種テープの最適のトラッキングの位置
で画質を好適な状態に変化させることを目的とする回路
構成とする。
【0013】
【発明の効果】このように動作することにより、エンベ
ロープ出力の異なる減磁したテープやS−VHSテープ
でも良好な動作を行えるため、オートトラッキングの性
能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】電圧補正回路ブロック図である。
【図3】本発明の別の実施例を示す図である。
【図4】エンベロープ制御回路を示す図である。
【図5】エンベロープ制御回路にVCAを用いた実施例
を示す図である。
【図6】VCAの制御特性を示す図である。
【図7】本発明のエンベロープ信号を用いた画質補正の
実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…ビデオヘッド、2…再生前置増幅器(ヘッドアン
プ)、3…包絡線(エンベロープ)検波回路、4…エン
ベロープ補正回路、5…制御手段(例えばマイクロコン
ピュータ)、6…切り換えSW、7…制御抵抗、8…固
定抵抗、9…差動増幅器、10…制御信号、11…エン
ベロープ制御回路、12…能動素子、13…切り替えS
W、14…固定抵抗、15…制御抵抗、16…VCA
(VOLTAGE CONTOROLL AMP)、17…制御端子、18…
演算処理回路、19…映像信号復調回路、20…ローパ
スフィルター、21…ノイズ低減回路、22…画質制御
回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 寛治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オートトラッキングの機能を有する磁気記
    録再生装置に於いて、包絡線(以下エンベロープと称
    す)検波回路の後段に電圧補正回路を追加することを特
    徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1の磁気記録再生装置に於いて、再
    生前置増幅器(以下ヘッドアンプと称す)の後段にエン
    ベロープ制御回路を追加することを特徴とする磁気記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1の磁気記録再生装置に於いて、制
    御手段でトラッキングをずらしながらエンベロープ電圧
    が最大になるポイントを検出したのち、上記電圧補正回
    路及び、エンベロープ制御回路にその情報を帰還するこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1の磁気記録再生装置に於いて、オ
    ートトラッキングの制御に使用したエンベロープ信号情
    報を利用して最適なトラッキング位置で画質を好ましい
    方向に変化させることを特徴とする磁気記録再生装置。
JP6058482A 1994-03-29 1994-03-29 磁気記録再生装置 Pending JPH07272353A (ja)

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JP6058482A JPH07272353A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 磁気記録再生装置

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JP6058482A JPH07272353A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 磁気記録再生装置

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JPH07272353A true JPH07272353A (ja) 1995-10-20

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ID=13085660

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JP6058482A Pending JPH07272353A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 磁気記録再生装置

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JP (1) JPH07272353A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1187124A2 (en) * 2000-09-05 2002-03-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Video processing integrated circuit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1187124A2 (en) * 2000-09-05 2002-03-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Video processing integrated circuit
EP1187124A3 (en) * 2000-09-05 2008-07-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Video processing integrated circuit

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