JP3108316B2 - Vtrの画質調整回路 - Google Patents

Vtrの画質調整回路

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JP3108316B2 JP07076253A JP7625395A JP3108316B2 JP 3108316 B2 JP3108316 B2 JP 3108316B2 JP 07076253 A JP07076253 A JP 07076253A JP 7625395 A JP7625395 A JP 7625395A JP 3108316 B2 JP3108316 B2 JP 3108316B2
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都美子 藤田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(VTR)の画質改善回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画質調整回路は、VTRの磁気テ
ープから再生されるFM再生信号をエンベロープ検波し
て、FM再生信号のレベルを検出し、このレベルから再
生出力の大小を判別し、画質調整回路のトランジスタを
オンオフさせて切り替えて行っていた。
【0003】一方、記録時において、記録前に適正な記
録電流に設定するべく記録電流値測定を行うが、従来こ
の設定にマイコンのポートを複数本用い、このポートの
出力でトランジスタを段階的に切り替えるようにしてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者のもの
では、レベルの値の変化によって2値的に上記ピーキン
グ回路が働く構成となっており、ある所定の値で画質が
急に改善されることになり、各ヘッドに出力差がある場
合、画質が改善する場合と、画質が改善しない場合が発
生し、不自然さがあった。
【0005】また、後者の場合、マイコンのポートを多
く必要とし、それに伴って配線や切り替え回路が複雑と
なる欠点があった。
【0006】従って、本発明はかかる欠点を解決するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、トラッキング
制御後に得られる再生FM輝度信号のレベルを検出する
レベル検出回路と、リモコン送信機からのリモコン信号
を受信するリモコン受信回路と、マイコンと、画質を調
整する画質調整回路とを備え、前記マイコンは前記レベ
ル検出回路からの出力と前記リモコン受信回路からの出
力を入力信号とするとともに前記レベル検出回路からの
出力レベルに応じて1の出力ポートからパルス幅変調信
号を前記画質調整回路に出力して画質を調整することを
特徴とするVTRの画質調整回路である。
【0008】前記画質調整回路は、ピクチャコントロー
ル回路、記録・再生アンプ回路である。
【0009】前記VTRの画質調整回路は、前記パルス
幅変調信号を平滑して出力する平滑回路をさらに備え、
前記平滑回路からの出力を前記画質調整回路の入力とす
ることを特徴とするVTRの画質調整回路である。
【0010】また、前記VTRの画質調整回路を備える
VTRは、所望の信号を記録するに当たり、記録すべき
テープの特性を検査するために事前に記録電流を可変し
て試験信号を記録し、その試験信号を再生しそのテープ
の特性にあった適切な記録電流を測定して見いだしてか
ら記録を行うようにしたVTRであって、前記記録再生
アンプに与える制御電圧としてマイコンに予め設定され
た複数のレベルのパルス幅変調信号を与え、該記録再生
アンプの増幅率を変化せしめ段階的あるいは無段階的に
多くの測定点での再生信号の測定を行うようになした。
【0011】
【作用】上記の構成によれば、マイコンからの制御信号
によって画質調整回路、例えばピクチャコントロール回
路、ビデオノイズリダクション回路、再生ビデオ信号ピ
ーキング回路を段階的また無段階的に調整できる。
【0012】また、上記の構成によれば、マイコンから
の制御信号によって記録電流測定時、その記録電流の調
整が行える。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ
説明する。
【0014】図1において、1、2は記録再生ヘッド、
3は該ヘッドから得られる再生信号を増幅する記録・再
生アンプ、4は該アンプ4の出力に対し、FMイコライ
ズ及び、ピーキング動作を行うFMイコライザピーキン
グ回路、5は該ピーキング回路からのFM輝度信号を復
調するFM復調回路、6は該FM復調回路からの信号を
ビデオピーキングするビデオピーキング回路、7は該ピ
ーキング回路からの出力信号に対してノイズキャンセル
動作を行うノイズキャンセル回路、8は該ノイズキャン
セル回路の出力に対して画質調整を行うピクチャコント
ロール回路であって、該ピクチャコントロール回路8の
出力が加算器10の一方の入力に加えられる。
【0015】前記記録・再生アンプ3からの信号は、ま
た色信号処理回路9に供給され、この処理回路9からの
色信号出力が加算器10の他方の入力に供給されるが、
この加算器10で上記輝度信号と加算されて出力され
る。
【0016】前記記録再生アンプ3からの出力は、また
FMレベル検波回路11に供給され、ここで入力される
FM信号がレベル検波される。
【0017】15はマイクロコンピュータ(マイコン)
であって、このマイコン15には前記FMレベル検波回
路11から得られる信号が入力され、これに基づいて後
述するマイコン15内の処理により得られるPWM(パ
ルス幅変調)信号が平滑回路12を介して直流信号に変
換された後、実施例ではFMイコライザピーキング回路
4に供給されるようになっている。
【0018】前記マイコン15は更に、VTR本体外部
からのリモートコントロール(リモコン)送信器17か
らのリモコン信号を受けるリモコン受信回路13からの
信号を受けて所定の動作を行う他、VTR本体の設けら
れた操作ボタン14の入力を受けて所定の動作を行うよ
うになっている。また、マイコン15はVTRのサーボ
回路16も制御する。
【0019】次に図2のフローチャートを参照しつつ動
作説明をする。
【0020】VTRがすでに記録されたテープを再生す
る場合、まず再生を開始し(S1)、マイコンは次に再
生信号のFMレベル信号を確認して(S2)、それに基
づいてサーボ回路16を制御し、オートトラッキング動
作を行う(S3)。そして、オートトラッキング動作が
行われた後、もう一度再生FM信号レベルを確認(S
4)して、そのレベルが予め定められた第1のしきい値
(しきい値1)より大きいかどうかの判断がなされ(S
51)、大きい場合マイコン15はPWMレベル=1に
相当するPWM信号データを選択し(S61)、そのデ
ータに相当するレベルのPWM信号を平滑回路12に出
力する(S8)。
【0021】ステップ51でしきい値1より小さい場
合、次に再生FM信号レベルが予め定められた第2のし
きい値(しきい値)より大きいかどうかの判断がなされ
(S52)、大きい場合マイコン15はPWMレベル=
2に相当するPWM信号データを選択し(S62)、そ
のデータに相当するレベルのPWM信号を平滑回路12
に出力する(S8)。
【0022】ステップ52でしきい値2より小さい場
合、以下同様にして再生FM信号レベルが予め定められ
た第Nのしきい値(しきい値N)より大きいかどうかの
判断がなされ(S5N)、大きい場合マイコン15はP
WMレベル=Nに相当するPWM信号データを選択し
(S6N)、そのデータに相当するレベルのPWM信号
を平滑回路12に出力する(S8)。尚、Nの値は1,
2,3,4・・・である。
【0023】そして、ステップS5Nでしきい値Nより
小さい場合、次のステップでPWM=LOWに相当する
PWM信号データを選択し(S7)、そのデータに相当
するレベルのPWM信号を平滑回路12に出力する(S
8)。
【0024】ここで、第1しきい値>第2しきい値>・
・・>第Nしきい値となっており、(PWMレベル=
1)>(PWMレベル=2)>・・・>(PWMレベル
=N)>(PWMレベル=LOW)なる大小関係となっ
ているものとする。
【0025】このようにして再生FM輝度信号のレベル
を検出し、それに基づいて所定のPWM信号を選択し、
この信号を平滑して直流電圧にしたものを本実施例では
FMイコライザピーキング回路4の制御入力に入力する
ことにより、自動的にテープの再生特性に合ったピーキ
ング動作が行えるようになる。
【0026】図3は前記ピーキング回路4の具体例を示
しており、該ピーキング回路4はインダクタンスL1、
抵抗R1、コンデンサC1からなる再生FMピーキング
回路21、ピーキング用トランジスタ22とからなり、
ピーキング回路部により強調された信号はFM復調回路
5に供給されて復調される。23は画質改善回路部であ
る。この回路部23において、トランジスタ22のエミ
ッタと接地点間にコンデンサC2とインダクタンスL2
の直列接続からなる画質改善用FMピーキング回路24
と、可変インピーダンスとして作用するダイオードDと
直流阻止コンデンサC3が直列接続されている。前記ダ
イオードDのカソードには抵抗R2とR3で分圧された
電圧が適度な逆バイアス電圧として与えられている。前
記ダイオードDのアノードには抵抗R4、R5を介して
順方向バイアスが供給される。コレクタが抵抗R4とR
5の接続中点が接続され、エミッタが接地され、ベース
が平滑回路12に接続されたトランジスタ25は抵抗R
4、R6とともに反転アンプ回路26を構成する。
【0027】そして、トランジスタ25のベースに前記
PWM信号を平滑した信号を供給することにより、ダイ
オードDのオン、オフおよびオン時の導通度がPWM信
号のレベルに応じて段階的または無段階的に制御され、
これにより再生信号の強調及び非強調動作が行われるこ
とになる。
【0028】尚、この実施例では、PWM信号が与えら
れる回路として、FMイコライザピーキング回路4に与
える場合について説明したが、上記の如きPWM信号を
ピクチャコントロール回路8、再生ビデオピーキング回
路6、またはノイズキャンセル回路7に供給するように
してもよい。
【0029】特に、VTRがすでに記録されたテープを
再生する場合のみならず、VTRが所望の信号を記録す
るに当たり、記録すべきテープの特性を検査するために
事前に記録電流を可変して試験信号を記録し、その試験
信号を再生しそのテープの特性にあった適切な記録電流
を測定して見いだしてから記録を行うようにしたVTR
の場合は、記録再生アンプに与える制御電圧として上記
PWM信号を平滑した信号を与えてアンプの増幅率を変
化せしめ段階的あるいは無段階的に多くの測定点での測
定を可能にすることもできる。
【0030】また、PWM信号の選択は、再生FM輝度
信号のレベルのみによって行われるのみならず、リモコ
ン送信器17に設けたタクトスイッチ17aなどによ
り、ユーザが好みに応じて設定したPWM信号の値をマ
イコンから出力させ、画質の調整を行えるようにしても
よい。
【0031】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、マイコンか
らのPWM信号によって所定の画質調整が好適に行え
る。また、記録時に適正記録電流を決めるときにもマイ
コンからのPWM信号によって容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したビデオテープレコーダの要部
回路ブロック図である。
【図2】図1の回路の動作説明図である。
【図3】図1の要部回路構成の詳細を示す図である。
【符号の説明】
1 記録再生ヘッド 2 記録再生ヘッド 3 記録・再生アンプ 4 ピーキング回路部 5 FM復調回路 6 ビデオピーキング回路 7 ノイズキャンセル回路 8 ピクチャコントロール回路 9 色信号処理回路 10 加算器 11 FM信号レベル検波 12 平滑回路 15 マイクロコンピュータ
フロントページの続き (72)発明者 藤田 都美子 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−209454(JP,A) 特開 平6−187603(JP,A) 特開 平4−26902(JP,A) 特開 平6−203307(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラッキング制御後に得られる再生FM
    輝度信号のレベルを検出するレベル検出回路と、 リモコン送信機からのリモコン信号を受信するリモコン
    受信回路と、 マイコンと、 画質を調整する画質調整回路とを備え、 前記マイコンは前記レベル検出回路からの出力と前記リ
    モコン受信回路からの出力を入力信号とするとともに前
    記レベル検出回路からの出力レベル若しくは前記リモコ
    ン受信回路からの出力に応じて1の出力ポートからパル
    ス幅変調信号を前記画質調整回路に出力して画質を調整
    することを特徴とするVTRの画質調整回路。
  2. 【請求項2】 前記画質調整回路は、ピクチャコントロ
    ール回路であることを特徴とする請求項1記載のVTR
    の画質調整回路。
  3. 【請求項3】 前記画質調整回路は、記録・再生アンプ
    回路であることを特徴とする請求項1記載のVTRの画
    質調整回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のVTRの画質調整回路
    は、前記パルス幅変調信号を平滑して出力する平滑回路
    をさらに備え、 前記平滑回路からの出力を前記画質調整回路の入力とす
    ることを特徴とするVTRの画質調整回路。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至4のVTRの画質調整
    回路を備えるVTRは、所望の信号を記録するに当た
    り、記録すべきテープの特性を検査するために事前に記
    録電流を可変して試験信号を記録し、その試験信号を再
    生しそのテープの特性にあった適切な記録電流を測定し
    て見いだしてから記録を行うようにしたVTRであっ
    て、 前記記録再生アンプに与える制御電圧としてマイコンに
    予め設定された複数のレベルのパルス幅変調信号を与
    え、該記録再生アンプの増幅率を変化せしめ段階的ある
    いは無段階的に多くの測定点での再生信号の測定を行う
    ようになしたVTRの画質調整回路。
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