JP3332508B2 - Vtrの画質改善回路 - Google Patents

Vtrの画質改善回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(VTR)の再生特性切り換え回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に粗悪テープを再生した場合、その
再生出力は良好なテープを再生した場合と比べてその出
力レベルは低下している。
【0003】このため、再生信号出力レベルを検出し
て、そのレベルの低下に起因する画質の低下を改善する
べく、例えば、再生FM信号の中域を強調せしめるピー
キング回路を再生ヘッドの次段に設け、これによってS
/Nを改善するようにしている。
【0004】しかしながら、各ヘッド間に出力差がある
場合、30HZ周期により回路が切り換わり、これに起
因してフリッカー状の画質劣化を生じさせていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、再
生出力信号レベルが低下すると、2値的に上記ピーキン
グ回路が働く構成となっており、ある所定の値で画質が
急に改善されることになり、各ヘッドに出力差がある場
合、画質が改善する場合と、画質が改善しない場合が発
生し、不自然さがあった。
【0006】従って、本発明はかかる欠点を解決すると
ともにその解決手段を構成するための回路構成を好適に
構成することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、再生FM輝度
信号の所定周波数に対して強調動作を行うピーキング回
路と、該ピーキング回路に接続され、ピーキング回路の
強調動作の強調度を可変とする可変インピーダンスと、
ヘッド切換に基づく変動分を含む再生FM輝度信号のレ
ベルを入力し、該信号からヘッド切換に基づく変動分を
除去したFM輝度信号のレベルを出力する入力レベル保
持手段と、該入力レベル保持手段の出力に基づいてイン
ピーダンスを変動させ、強調動作の強調度を変更させる
VTRの画質改善回路である。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、画質改善回路部が連続的
に効くようになるので、ある値で画質が急に改善される
ことがなく、徐々に改善されるとともに再生ヘッドのヘ
ッド出力にレベル差があっても好適に動作する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5を参照
しつつ説明する。
【0010】1は再生磁気ヘッドであって、ここで再生
されたFM輝度信号は、再生アンプ2を介してピーキン
グ回路部3やエンベロープ検波回路部4に供給される。
前記ピーキング回路部3は、インダクタンスL1、抵抗
R1、コンデンサC1からなる再生FMピーキング回路
5、ピーキング用トランジスタ6とからなり、ピーキン
グ回路部により強調された信号はFM復調回路12に供
給されて復調される。10は画質改善回路部である。こ
の回路部10において、トランジスタ6のエミッタと接
地点間にコンデンサC2とインダクタンスL2の直列接
続からなる画質改善用FMピーキング回路8と、可変イ
ンピーダンスとして作用するダイオードDと直流阻止コ
ンデンサC3が直列接続されている。前記ダイオードD
のカソードには抵抗R2とR3で分圧された電圧が適度
な逆バイアス電圧として与えられている。前記ダイオー
ドDのアノードには抵抗R4、R5を介して順方向バイ
アスが供給される。コレクタが抵抗R4とR5の接続中
点が接続され、エミッタが接地され、ベースがエンベロ
ープ検波回路4に接続されたトランジスタ9は抵抗R
4、R6とともに反転アンプ回路13を構成する。C0
は、ヘッド出力差補正コンデンサであり、X点に得られ
る交流成分をY点に伝送する作用をなす。
【0011】尚、11はマイクロコンピュータであり、
該マイコン11はエンベロープ検波回路部4からの出力
を受けて、トラッキング調整を行う動作を行う。
【0012】次に本実施例の動作を説明する。
【0013】アンプ2から出力される信号は、もしその
信号が良質のテープから再生されたものであれば図2の
実線のような信号となり、振幅が小さい期間T1は例え
ば第1ヘッドによる再生出力、振幅が大きい期間T2は
第2ヘッドの再生出力となる。このような振幅の相違
は、各ヘッドの特性上の差に起因するいわゆるヘッド出
力差に基づくものであり、30HZの周期で繰り返され
る。
【0014】このような信号がエンベロープ検波回路4
に供給されると、その出力は図3の実線の如き信号とな
り、これがトランジスタ9に供給され該トランジスタ9
で反転されて、そのコレクタから反転出力が出力される
が、この反転出力電圧によって抵抗R2、R3で逆バイ
アスされた前記ダイオードを導通させることはなく、こ
の結果、画質改善用FMピーキング回路8が効かなくな
り、これによってトランジスタ6から出力される再生信
号の周波数特性は、図4の実線の周波数特性となる。
【0015】次に、アンプ2から出力される信号が、粗
悪テープからの再生信号であるとすると図2の一点鎖線
のようなレベル低下した信号となり、このような信号が
エンベロープ検波回路4に供給されると、その出力は図
3の一点鎖線の如き検波出力になる。このように低いレ
ベルの出力電圧がトランジスタ9に印加されて反転され
ると、そのコレクタ出力電圧は逆に大きくなり、このコ
レクタ電圧によりダイオードDが導通せしめられる。
【0016】ダイオードDが導通すると画質改善用FM
ピーキング回路8が、該ダイオードD、コンデンサC3
を介して交流的に接地され、これにより再生信号の強調
動作が行われることになる。
【0017】トランジスタ9のベースに与えられるエン
ベロープ検波出力の逆レベルに応じた電圧がトランジス
タ9のコレクタに現れ、これがダイオードDを付勢する
のでダイオードは再生信号のレベルが減少すればする
程、それに応じて導通度が増大する(インピーダンスが
減少する)。すなわち、図3で示すようにX点の電位は
基準電位(0)に対し、エンベロープ検波回路4の出力
に応じて矢印のように全体のレベルが上下に変化するが
この変化によって、ダイオードDの導通度が増加すると
それに応じて図4の破線のような特性になるように連続
的に3〜4MHZ付近の信号が強調される。
【0018】ところで、コンデンサC0がないと仮定す
ると、Y点の電位は図5の一点鎖線のような固定電位と
なる。このような状態でX点の電位が図5のようにヘッ
ド切り換え周期である30HZで変化しているのでレベ
ルの高い部分でダイオードが導通し、レベルの低い部分
で不導通となる動作が30HZの周期で繰り返し、この
結果画面上では画質が改善された状態と、画質が改善さ
れていない状態とが30HZでフリッカとなって現れ
る。このため本発明ではコンデンサC0を図示の如く接
続し、X点に得られる交流成分を伝送し、Y点の電位に
重畳している。
【0019】かかる構成にすれば、ダイオードDが導通
時におけるダイオードDの両端間の電位差はヘッド切り
換え周期である30HZに対しては変化しないので、上
述のような問題点(ダイオードが30HZでオン・オフ
するような事態)を惹起することはない。
【0020】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、粗悪テープ
によって再生された場合、画質改善回路部が連続的に効
くようになるので、ある値で画質が急に改善されること
がなく、徐々に改善され、視聴者に違和感を与えること
がないようにする回路構成を好適に提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したビデオテープレコーダの要部
回路ブロック図である。
【図2】再生FM信号の信号波形図である。
【図3】エンベロープ検波波形図である。
【図4】ピーキング回路部の出力特性図である。
【図5】図1の回路のX点及びY点の信号波形図であ
る。
【符号の説明】
1 再生磁気ヘッド 2 再生アンプ 3 ピーキング回路部 4 エンベロープ回路部 5 再生FMピーキング回路 6 ピーキング用トランジスタ 7 FM復調回路 8 画質改善用FMピーキング回路 9 再生アンプ 10 画質改善回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/205 H04N 5/21 H04N 5/91 - 5/956 G11B 5/027

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生FM輝度信号の所定周波数に対して
    強調動作を行うピーキング回路と、該ピーキング回路に
    接続され、ピーキング回路の強調動作の強調度を可変と
    する可変インピーダンスと、ヘッド切換に基づく変動分
    を含む再生FM輝度信号のレベルを入力し、該信号から
    ヘッド切換に基づく変動分を除去したFM輝度信号のレ
    ベルを出力する入力レベル保持手段と、該入力レベル保
    持手段の出力に基づいてインピーダンスを変動させ、強
    調動作の強調度を変更させるVTRの画質改善回路。
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