JP2869983B2 - ポリアリーレンスルフィドの製造方法 - Google Patents

ポリアリーレンスルフィドの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、熱安定性にすぐれたポリアリーレンスルフ
イドの製造方法に関するものである。
[従来技術] ポリフエニレンスルフイドに代表されるポリアリーレ
ンスルフイド樹脂は、そのすぐれた耐熱性、耐薬品性に
より射出成形用、押出成形用等に巾広く使用されてい
る。しかし、溶融混練時に粘度が変化したり、ゲルが発
生したりするという熱安定性に問題があった。熱安定性
の改良に関して特開昭57−90018号公報などに記載され
ている末端封止剤を重合後期に添加してポリアリーレン
スルフイドの末端を安定性の高い末端に変える方法、特
開昭61−66721号公報に記載されているアルカリ金属ま
たはアルカリ土類金属のジチオナイトを接触させる方法
がある。しかし、熱安定性が十分とは言えず、経済的コ
ストが高くなるという欠点があつた。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、熱安定性がすぐれたポリアリーレンスルフ
イドを製造する方法を提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的は、硫化アルカリ、水硫化アルカリおよび
硫化水素から選ばれた少なくとも1種の硫黄源、ポリハ
ロゲン置換芳香族化合物および必要に応じてアルカリ金
属水酸化物を反応させてポリアリーレンスルフイドを製
造するに当たり、該硫黄源およびアルカリ金属水酸化物
の量を下記式(I)の値が0.995〜1.035になる量とし、
かつ、ポリハロゲン置換芳香族化合物と硫黄源の割合を
式(II)のモル比が1.005〜1.01になる割合とすること
を特徴とするポリアリーレンスルフィドの製造方法によ
って達成される。
(式中、Aは硫黄源中のアルカリ金属のモル数およびア
ルカリ金属水酸化物中のアルカリ金属のモル数の合計、
Sは硫黄源中のSのモル数、そしてBはポリハロゲン置
換芳香族化合物のモル数である。) [発明の具体的開示] 本発明で製造するポリアリーレンスルフイドとは、式
Ar−Sの繰り返し単位を主要構成単位とするホモポ
リマーまたはコポリマーである。この繰り返し単位を主
要構成単位とする限り、 等で表わされる少量の分岐結合または架橋結合を含むこ
とができる。Arとしては (R1、R2は水素、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン
基から選ばれたもの)などがある。特に好ましいポリア
リーレンスルフイドとしては、ポリマーの主構成単位と
してp−フエニレン単位 を90モル%以上含有するポリフェーレンスルフイド、ポ
リフエニレンスルフイドスルホン、ポリフエニレンスル
フイドケトンがあげられる。
本発明の硫黄源としては、硫化アルカリ、水硫化アル
カリおよび硫化水素から選ばれた少なくとも1種を硫黄
源として使用することができる。硫化アルカリとしては
硫化ナトリウム、硫化カリウム、硫化リチウム、硫化ル
ビジウム、硫化セシウムなどがあげられ、なかでも硫化
ナトリウムが好ましく用いられる。水硫化アルカリとし
ては、水硫化ナトリウム、水硫化カリウム、水硫化リチ
ウム、水硫化ルビジウム、水硫化セシウムなどがあげら
れなかでも水硫化ナトリウムが好ましく用いられる。
本発明のアルカリ金属水酸化物としては、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化ルビ
ジウム、水酸化セシウムなどがあげられ、なかでも水酸
化ナトリウムが好ましく用いられる。
本発明において式(I)で表わされる値は0.995〜1.0
35である。0.995未満でも1.035を越えても得られるポリ
アリーレンスルフイドの熱安定性が悪く好ましくない。
本発明のポリハロゲン置換芳香族化合物(ポリハロゲ
ン化物)とはハロゲン原子が2以上でかつ分子量が1000
未満の化合物をいう。具体例としては、p−ジクロルベ
ンゼン、m−ジクロルベンゼン、o−ジクロルベンゼ
ン、1,3,5−トリクロルベンゼン、1,2,4−トリクロルベ
ンゼン、1,2,4,5−テトラクロルベンゼン、ヘキサクロ
ルベンゼン、2,5−ジクロルトルエン、2,5−ジクロル−
p−キシレン、1,4−ジブロムベンゼン、1,4−ジクロル
ナフタリン、1,5−ジクロルナフタレン、1−メトキシ
−2,5−ジクロルベンゼン、4,4′−ジクロルビフエニ
ル、3,5−ジクロル安息香酸、4,4′−ジクロルジフエニ
ルエーテル、4,4′−ジクロルジフエニルスルホン、4,
4′−ジクロルジフエニルケトンなどのポリハロゲン置
換芳香族化合物があり、なかでも、p−ジクロルベンゼ
ン、4,4′−ジクロルジフエニルスルホン、4,4′−ジク
ロルジフエニルケトンが好ましく用いられる。
式(II)で表わされるポリハロゲン化物と硫黄源中の
Sのモル比が0.995〜1.10であることが必要であり、特
に0.998〜1.05が好ましい。0.995未満でも1.10を越えて
も得られるポリアリーレンスルフイドの分子量が小さく
好ましくない。
本発明の式(I)および式(II)で表わされる比は、
重合開始時における比である。つまり、硫黄源およびア
ルカリ金属水酸化物が水溶液である場合は、一般に脱水
工程が必要とされるが、脱水工程への仕込の比ではなく
脱水工程終了後の重合槽へ仕込む比である。もし、脱水
工程が行なわれるならば、脱水工程で飛散するS源等を
考慮に入れる必要がある。具体的には予め飛散するS源
等を測定し、その量を見込して脱水工程へ仕込む方法や
重合開始時に本発明の比になるよう硫黄源あるいはアル
カリ金属水酸化物とポリハロゲン化物を添加する方法、
過剰の硫黄源あるいはアルカリ金属水酸化物を除去する
方法などがある。
本発明の式(I)および式(II)で表わされる比が、
本発明の範囲を満足すれば本発明の目的は達せられるが
一般に極性有機溶媒中で反応せしめられる。極性有機溶
媒としては、N−メチルピロリドン、N−メチルカプロ
ラクタム、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチル
ホルムアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミド、ジメチ
ルスルホン、テトラメチレンスルホキシドなどがあげら
れ、中でもN−メチルピロリドンが好ましく用いられ
る。反応温度は一般に150〜300℃であり、有機カルボン
酸塩、有機スルホン酸塩、硫酸アルカリ金属塩、アルカ
リ土類金属酸化物、アルカリ金属リン酸塩、アルカリ土
類金属リン酸塩、等の助剤を添加することもできるし、
水、有機酸、無機酸、末端封止剤等を添加することがで
きる。
本発明で反応せしめられたポリアリーレンスルフイド
は極性有機溶剤もしくは水で洗浄され、乾燥して得られ
る。得られたポリアリーレンスルフイドは熱安定性にす
ぐれており、繊維、フイルム、成形用樹脂組成物等に用
いると、ゲルのないすぐれた機械特性を有した成形品を
得ることができる。また、ガラス繊維、炭素繊維、酸化
チタン、炭酸カルシウム等の無機充填材、酸化防止剤、
熱安定剤、紫外線吸収剤、着色剤等を添加することもで
きる。また、ポリアミド、ポリスルホン、ポリフエニレ
ンオキシド、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラ
フルオロエチレン、ポリエーテルエステルエラストマ
ー、ポリエーテルアミドエラストマー、ポリアミドイミ
ドポリアセタール、ポリイミド等の樹脂を本発明の効果
が損なわれない範囲で配合することができる。
[実施例] 以下、本発明を実施例についてさらに具体的に説明す
る。
比較例1 攪拌機付の1オートクレーブに硫化ナトリウム・9
水塩240.2g(1.0モル)、酢酸ナトリウム24.6g(0.3モ
ル)およびN−メチル2ピロリドン198g(2.0モル)を
仕込み窒素を通じながら205℃まで約3時間かけて徐徐
に加熱し、水144gを留出した。その際、発生した硫化水
素ガスを水酸化ナトリウム水溶液に吸収させ、1規定の
塩酸で中和滴定を行なつたところ、飛散した硫化水素は
0.03モルであつた。そこで、反応容器を180℃に冷却
し、無水の水硫化ナトリウム1.12g(0.020モル)、p−
ジクロルベンゼン147g(1.0モル)およびN−メチル2
ピロリドン149g(1.5モル)を加え、式(I)および式
(II)の値はそれぞれ1.040、1.010であつた。
次に、窒素ガス圧下に密閉し、260℃まで昇温し、260
℃で3時間反応を行なつた。重合終了時の内圧は10kg/c
m2であつた。反応容器を1℃/分の速度でゆつくりと冷
却後、内容物を取出し、熱水で数回洗浄し120℃で減圧
乾燥した。得られたポリフエニレンスルフイドのメルト
フローレイト(ASTM D−12380−70に準ず。温度315.6
℃、荷重5kgにて測定。単位g/10分)は100であつた。ま
たメルトフローレイト測定器内で30分溶融滞溜後のメル
トフローレイトは120であつた。
比較例2 比較例1と同様の1オートクレーブに45%水硫化ナ
トリウム124.6g(1.0モル)、水酸化ナトリウム39g(0.
975モル)N−メチルスピロリドン198g(2.0モル)およ
び酢酸ナトリウム24.6g(0.30モル)を仕込み、比較例
1と同様に加熱し水65gを留出させた。その際0.03モル
の硫化水素が飛散した。そこで反応容器を180℃に冷却
し、p−ジクロルベンゼン147g(1.0モル)、1,2,4−ト
リクロルベンゼン1.82g (0.01モル)およびN−メチル2ピロリドン14.9g(1.5
モル)を加え、式(I)および式(II)の値は、それぞ
れ1.036、1.041であつた。以下比較例1と同様に反応、
洗浄乾燥し、メルトフローレイト50のポリフエニレンス
ルフイドを得た。また30分後のメルトフローレイト(比
較例1と同様に315.6℃30分溶融滞溜後、測定)は、55
であつた。
実施例1 比較例1と同様の1オートクレーブに硫化ナトリウ
ム・9水塩240.2g(1.0モル)およびN−メチル2ピロ
リドン198g(2.0モル)を仕込み比較例1と同様に加熱
し水144gを留出させた。その際、0.03モルの硫化水素が
飛散した。そこで反応容器を180℃に冷却し、硫化水素
0.03モルp−ジクロルベンゼン147g(1.0モル)、1,2,4
−トリクロルベンゼン1.82g(0.01モル)およびN−メ
チルピロリドン149g(1.5モル)を加え、式(I)およ
び式(II)の値は、それぞれ1.000、1.010であつた。以
下比較例1と同様に反応、洗浄、乾燥し、メルトフロー
レイト500のポリフエニレンスルフイドを得た。また30
分後のメルトフローレイトは510であつた。
実施例2 比較例1と同様の1オートクレーブに硫化ナトリウ
ム・9水塩240.2g(1.0モル)、酢酸ナトリウム8.2g
(0.1モル)およびN−メチルピロリドン198g(2.0モ
ル)を仕込み比較例1と同様に加熱し水144gを留出させ
た。その際0.03モルの硫化水素が飛散した。そこで反応
容器を180℃に冷却し、無水の水硫化ソーダ1.40g(0.02
5モル)、p−ジクロルベンゼン142.6g(0.97モル)m
−ジクロルベンゼン4.4g(0.03モル)およびN−メチル
ピロリドン149g(1.5モル)を加え、式(I)および式
(II)の値は、それぞれ1.035、1.005であつた。以下比
較例1と同様に反応、洗浄、乾燥し、メルトフローレイ
ト600のポリフエニレンスルフイドを得た。また30分後
のメルトフローレイトは580であつた。
比較例3 比較例1と同様の1オートクレーブに無水水硫化ソ
ーダ56.1g(1.0モル)、水酸化ナトリウム40g(1.0モ
ル)、N−メチルピロリドン347g(3.5モル)、水18g
(1モル)およびp−ジクロルベンゼン147g(1.0モ
ル)を仕込み、窒素で気相部の空気を置換した後、密閉
し、260℃まで昇温し、260℃で3時間反応させた。この
時の式(I)および式(II)の値はそれぞれ1.000、1.0
00であつた。その後、比較例1と同様に冷却、洗浄、乾
燥してポリフエニレンスルフイドを得た。このポリフエ
ニレンスルフイドを260℃の高温オーブン中で4時間キ
ユアリングを行なつたところ、メルトフローレイ120架
橋ポリフエニレンスルフイドをえ、30分後のメルトフロ
ーレイトは110であつた。
比較例4 比較例1において無水の水硫化ナトリウム1.12g(0.0
2モル)を添加しなかつた以外は、全て比較例1と同様
に反応を行なつた。この時の式(I)および式(II)の
値は、それぞれ1.062、1.031であつた。また、得られた
ポリフエニレンスルフイドのメルトフローレイトは200
であり、30分後のメルトフローレイトは370であつた。
比較例5 比較例1においてp−ジクロルベンゼン147g(1.0モ
ル)を176.4g(1.2モル)に変えた以外は全て比較例1
と同様に反応を行なつた。この時の式(I)および式
(II)の値はそれぞれ1.040、1.212であつた。得られた
ポリフエニレンスルフイドのメルトフローレイトは1500
であり、30分後のメルトフローレイトは低粘度のため測
定できなかつた。
比較例6 比較例1において、無水の水硫化ナトリウム1.12g
(0.02モル)を11.2g(0.20モル)に変えた以外は、全
て比較例1と同様に反応を行なつた。この時の式(I)
および式(II)の値は、それぞれ0.880、0.855であつ
た。得られたポリアリーレンスルフイドは褐色で、メル
トフローレイトが測定できないほど低粘度であつた。
比較例4 比較例3において、水酸化ナトリウム40g(1.0モル)
を44g(1.1モル)に変えた以外は全て比較例3と同様に
反応を行なつた。この時の式(I)および式(II)の値
はそれぞれ1.100、1.000であつた。
その後、比較例3と同様に洗浄、乾燥してポリフエニ
レンスルフイドを得た。このポリフエニレンスルフイド
を260℃の高温オーブン中で4時間キユアリングを行な
つたところ、メルトフローレイトが120の架橋ポリフエ
ニレンスルフイドを得、30分後のメルトフローレイトは
5であつた。
実施例1〜2、比較例1〜7をまとめると表−1のよ
うになる。表−1には、当初のメルトフローレイトから
30分後のメルトフローレイトを引いた値の絶対値を当初
のメルトフローレイトで割り、100を掛けた値をメルト
フローレイトの変動率(%)として併記した。
表−1から明らかなように、式(I)、式(II)を満
たす本発明の実施例1〜2の場合のみ、メルトフローレ
イトの変動率(%)が小さく、極めて熱安定性に優れた
ポリアリーレンスルフィドが得られることがわかる。そ
れに対して、比較例1〜7のように、式(I)及び式
(II)の値が本発明の範囲からどちらかが外れる場合
(比較例1、3)、ともに外れる場合(比較例2、4〜
7)は、十分な粘度のポリアリーレンスルフイドが得ら
れなかつたり、30分後のメルトフローレイトが初期のメ
ルトフローレイトに比べて大きく変化し、熱安定性の悪
いポリアリーレンスルフイドしか得られない。
[効果] 従来の公知例では、硫黄源中のS、アルカリ金属水酸
化物およびポリハロゲン化物の比は、一般的記述として
広い範囲で設定されていたが、本発明のように、特定の
範囲にコントロールすることによつてメルトフローレイ
トの変動率(%)が小さく極めて熱安定性の優れたポリ
アリーレンスルフイドが得られ、溶融押出し時の粘度変
化が極めて小さくゲルの発生も少ない。また、副次的に
ポリアリーレンスルフイド中の、灰分、オリゴマも低下
する効果がある。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記硫黄源を含む〜から選択された化
    合物を脱水反応する脱水工程と、脱水反応せしめた硫黄
    源とポリハロゲン置換芳香族化合物を反応せしめる重合
    工程からなるポリアリーレンスルフィドの製造方法であ
    って、該硫黄源およびアルカリ金属水酸化物の量を下記
    式(I)の値が0.995〜1.035になる量とし、かつ、ポリ
    ハロゲン置換芳香族化合物と硫黄源の割合を式(II)の
    モル比が1.005〜1.01になる割合とすることを特徴とす
    るポリアリーレンスルフィドの製造方法。 硫化アルカリ 水硫化アルカリおよびアルカリ金属水酸化物 硫化水素およびアルカリ金属水酸化物 (式中、Aは硫黄源中のアルカリ金属のモル数およびア
    ルカリ金属水酸化物中のアルカリ金属のモル数の合計、
    Sは硫黄源中のSのモル数、そしてBはポリハロゲン置
    換基芳香族化合物のモル数である。ただし、A、S、B
    はいずれも重合開始時における仕込みモル数を表す。)
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