JP2869607B2 - 通話内容録音方法 - Google Patents
通話内容録音方法Info
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Description
って電話機間の通話内容を録音する通話内容録音方法に
関する。
る方法として、テープレコーダや半導体メモリ等を使用
する方法が知られている。テープレコーダを利用する場
合、録音テープの初めから通話内容を順に記録してい
く。半導体メモリを使用する場合、そのメモリ容量は比
較的少ないため、最大保有蓄積エリアをサイクリックに
使用して録音を行なうといった方法が採用されている。
しかしながら、このような通常の録音方法では、録音内
容の検索が容易でなく、また録音可能な量に限界があ
る。そこで、電子メールシステムと回線交換機とを連動
させ、通話内容を電子メールシステムに録音する方法が
開発された。
めのシステムブロック図を示す。図において、回線交換
機1は複数の電話回線2を収容し、電話機間の交換処理
を行なっている。この図には、回線交換機1によって交
換処理が行なわれる2台の電話機3−1と3−2のみを
示した。これらの電話機3−1、3−2の間の通話内容
を録音するために、図に示すように、回線交換機1に
は、電話回線2を介して電子メールシステム4が接続さ
れている。また、この通話内容録音制御のため、回線交
換機1に対し、データ回線5を介してアプリケーション
インタフェース装置6が接続されている。また、アプリ
ケーションインタフェース装置6は、データ回線7を通
じて電子メールシステム4と接続されている。
側、電話機3−2が被呼側とすると、被呼側の電話機3
−2に対する着信を監視し、アプリケーションインタフ
ェース装置6に対し着信通知10を実行する機能を持
つ。また、アプリケーションインタフェース装置6は、
電子メールシステム4に対し、所定の通話の録音開始、
あるいは録音終了を要求する機能を持つ。即ち、所定の
タイミングで電子メールシステム4に対し通話録音開始
要求11、あるいは通話録音終了要求12を出力する機
能を持つ。電子メールシステム4は、電話回線2を通じ
て回線交換機1に対し発呼13を行なうことにより、電
話機3−1と3−2と電子メールシステム4との間を三
者通話状態にすることを要求する機能を持つ。
動作を説明する。図3は、従来方法の動作フローチャー
トである。図において、まずステップS1で、発呼側の
電話機3−1が、この例で通話録音対象とされている電
話機3−2に対し発呼したものとする。回線交換機1は
所定の交換処理を実行し、電話機3−1、電話機3−2
との間の回線接続を行なう。そして、回線交換機1は着
信をアプリケーションインタフェース装置6に対し通知
する(ステップS2)。
着信通知10を受けると、データ回線7を通じて電子メ
ールシステム4に対し、通話録音開始要求11を出力す
る(ステップS3)。これに応じてステップS4におい
て、電子メールシステム4は電話回線2を通じて回線交
換機1に対し通話録音対象電話機3−2に対する発呼1
3を行なう。ステップS5において、回線交換機1は2
台の電話機3−1、3−2と電子メールシステム4とを
三者通話状態にする。ステップS6において、電子メー
ルシステム4は回線交換機からレバース信号を受信して
通話内容の録音を開始する。
機1は通話録音対象電話機3−2のオンフックにより通
話終了を検出し、これをアプリケーションインタフェー
ス装置6に対し通知する。アプリケーションインタフェ
ース装置6は、ステップS8において、通話終了通知1
4を受信すると、電子メールシステム4に対し通話録音
終了要求12を出力する。これによって、ステップS9
において、電子メールシステム4は電話回線2を切断
し、通話録音を終了する。以上の手順により、電子メー
ルシステム4が通話内容を録音するようにしていた。
なシステムによれば、電子メールシステム4に所定のフ
ォーマットで録音された各種の通話内容は自由に検索で
き、また電子メールシステム4の記憶容量を十分なもの
に設定しておけば、全ての通話内容を確実に録音でき
る。しかしながら、上記のような従来の方法では次のよ
うな解決すべき課題があった。まず、発呼側の電話機3
−1の発呼により電話機3−2との着信を回線交換機1
が検出したときには、既に電話機3−1と電話機3−2
との間の通話が可能な状態になっている。アプリケーシ
ョンインタフェース装置6は、このような着信通知10
を受けた後、電子メールシステム4に対し通話録音開始
要求11を行ない、電子メールシステム4は、その後回
線交換機1に対し三者通話状態の要求を行なう。従っ
て、三者通話状態が確立したときには、既に、電話機3
−1と電話機3−2との間の通話が始まっていることが
ある。このような場合、電子メールシステム4が通話録
音を開始するまでの所定の時間、通話内容が録音できな
いという問題があった。
の電話機、即ちこの例では、電話機3−2の着信を監視
し、通話録音を開始するといった方法を採用しているた
め、電話機3−2が発呼側となった場合に、その通話内
容を録音することは実施できないといった問題もあっ
た。本発明は以上の点に着目してなされたもので、電話
機3−2を使用した通話内容を全て発信、着信に関わら
ず録音することができる通話内容録音方法を提供するこ
とを目的とするものである。
て接続された電話機間の通話音声を前記回線交換機から
電話回線を介して電子メールシステムに送り、録音する
通話内容録音方法において、前記電子メールシステムよ
り特定の電話機の監視要求を前記回線交換機に送ると共
に、前記回線交換機に前記電話機の呼確立を検知させ、
前記回線交換機に、前記呼確立を検知すると、該呼確立
を前記電子メールシステムへデータ回線を介して通知さ
せ、前記回線交換機が前記呼確立の通知を受けた前記電
子メールシステムから前記データ回線を介して通話監視
要求を受信すると、前記回線交換機に前記電話機と前記
電話回線とを前記通話音声が録音可能に接続させること
を特徴とするものである。
り、回線交換機が特定の電話機の呼確立を監視する。回
線交換機が呼確立を検知して通知すると、電子メールシ
ステムは、データ回線を介して通話監視要求を行なう。
これにより、回線交換機は特定の電話機と電子メールシ
ステムの接続されている電話回線とを通話録音可能に接
続する。従って、録音対象の電話機の通話音声を漏れな
く録音できる。また、電子メールシステムが監視すべき
特定の電話機を通知しているので、この電話機が発信、
着信側のいずれであってもその通話音声を録音できる。
明する。図1は、本発明の方法実施のためのシステムブ
ロック図である。図において、この回線交換機20は複
数の電話回線2を収容して交換処理を実行するためのも
ので、ここでは電話機3−1と電話機3−2のみを図示
して以下の実施例の説明を行なう。また、この回線交換
機20には、電子メールシステム15が電話回線2及び
データ回線16を通じて接続されている。本発明のこの
実施例では、電話機3−2の通話内容を発信、着信に関
わらず録音することを目的としている。その通話内容
は、電子メールシステム15に設けられた所定のファイ
ルに格納されるものとする。
15は、予め回線交換機20に対し、所定の通知を行な
うことを要求をする。回線交換機20には、これに対応
して呼確立状態と三者通話状態と端末切断状態とを電子
メールシステム15に通知するための通知手段21が設
定される。この通知手段21は、回線交換処理を監視
し、電話機3−2について発呼、あるいは着呼による呼
確立状態となった場合に、これを電子メールシステム1
5に通知したり、電話機3−2と電子メールシステム1
5とが三者通話状態になった場合に、その旨を通知した
り、電話機3−2について確立していた呼が端末切断に
より終了した場合に、その状態を通知するための手段か
ら構成される。具体的には回線交換機20の所定の制御
用メモリに格納された一定のプログラムから構成され
る。
5からこのような通知手段設定の要求を行なったり、あ
るいは回線交換機20から呼確立通知26、三者通話状
態通知27、端末切断通知28等を電子メールシステム
15に通知したり、電子メールシステム15から三者通
話状態への移行を要求する通話監視要求25を伝送する
のに、データ回線16が使用される構成となっている。
このようなデータ回線16の使用により、回線交換機2
0と電子メールシステム15との間の制御信号のやり取
りは、電話回線2を通じて行なう場合に比べて遥かに高
速に行なわれ、電話機3−2の通話開始とほぼ同時に電
子メールシステム15が録音を開始できる構成となって
いる。また、回線交換機20は、電話機3−2の呼確立
状態を検出して電子メールシステム15に通知するた
め、電話機3−2が発信側である場合と着信側である場
合とに限らず、いずれの場合も通話内容が録音できる構
成となっている。
る。図4は、本発明の通話内容録音方法を説明するフロ
ーチャートである。まず、ステップS1において、電子
メールシステム15は、例えば電話機3−2を通話内容
の録音を行なう対象に設定し、これを特定の電話機とし
て回線交換機20に通知する。従って、電話機3−2に
ついて、呼確立状態、三者通話状態、端末切断状態等の
通知を行なう要求をする。
このような要求を受け、図に示すような通知手段21を
設定し、電話機3−2の監視動作を開始する。その後、
ステップS3において、電話機3−2について呼が確立
すると、ステップS4において、回線交換機20はデー
タ回線16を通じて呼確立通知26を電子メールシステ
ム15に送る。ステップS5において、電子メールシス
テム15は呼確立通知を受けると、直ちにデータ回線1
6を通じて回線交換機20に通話監視要求25を出力す
る。即ち、回線交換機20に対し、電話機3−1と電話
機3−2と電子メールシステム15とを相互に接続する
三者通話状態とする旨の要求を行なう。
この要求を受けて、これらの間を三者通話状態とし、そ
の結果を三者通話状態通知27として電子メールシステ
ム15に送信する。この通知もデータ回線16を介して
行なう。電子メールシステム15は、この通知を受け、
直ちに電話回線2を通じて通話内容の録音を開始する。
その後、電話機3−2の通話が終了し、ステップS8に
おいてオンフックが行なわれると、ステップS9におい
て、回線交換機20は電子メールシステム15に対しデ
ータ回線16を通じて端末切断通知28を行なう。電子
メールシステム15は、この通知を受けると、ステップ
S10において録音を終了する。上記の手順は、電話機
3−2が発信側の場合でも、着信側の場合でもほぼ同様
である。
記実施例においては、回線交換機20が1台の電話機3
−2について、その所定の状態を監視し電子メールシス
テム15に通知する構成を示したが、回線交換機20は
複数の電話機についてその状態を監視し、1個の電子メ
ールシステムに対し、その通知をしたり、あるいは各電
話機毎に設けられた複数の電子メールシステムに対し、
その旨を通知するような構成としてもよい。また、各電
話機は回線交換機20に対し直接接続されていてもよい
し、また公衆網等を介して接続されていてもよい。電子
メールシステム15と回線交換機20との制御のための
通知に使用するデータ回線16は、回線交換等の所定の
手順を踏むことなく相互にデータの授受ができる高速デ
ータ伝送線であればよく、その構成は任意でよい。
によれば、回線交換機が電子メールシステムの要求に応
じて特定の電話機を監視し、この電話機の呼確立を検知
した場合、回線交換機と電子メールシステム間で呼確立
の通知と通話監視要求をデータ回線を通じて行ない、電
子メールシステムからの発呼要求を受けることなく回線
交換機が電子メールシステムの電話回線と特定の電話機
とを録音可能に接続するようにしたので、通話音声を始
めから録音することができる。また、回線交換機が特定
の電話機を監視して着信でなく呼確立を検知し、電子メ
ールシステムに通知するようにしたので、特定の電話機
が発信側及び着信側のいずれであっても通話内容を録音
できる。
である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 回線交換機にて接続された電話機間の通
話音声を前記回線交換機から電話回線を介して電子メー
ルシステムに送り、録音する通話内容録音方法におい
て、 前記電子メールシステムより特定の電話機の監視要求を
前記回線交換機に送ると共に、前記回線交換機に前記電
話機の呼確立を検知させ、 前記回線交換機に、前記呼確立を検知すると、該呼確立
を前記電子メールシステムへデータ回線を介して通知さ
せ、 前記回線交換機が前記呼確立の通知を受けた前記電子メ
ールシステムから前記データ回線を介して通話監視要求
を受信すると、前記回線交換機に前記電話機と前記電話
回線とを前記通話音声が録音可能に接続させることを特
徴とする通話内容録音方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2993593A JP2869607B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 通話内容録音方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2993593A JP2869607B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 通話内容録音方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06225012A JPH06225012A (ja) | 1994-08-12 |
JP2869607B2 true JP2869607B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=12289850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2993593A Expired - Lifetime JP2869607B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 通話内容録音方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2869607B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62266956A (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-19 | Nec Corp | 電子式自動交換機の自動通話音声記録方式 |
JPS6342563A (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-23 | Nec Corp | 自局内接続通話録音方式 |
JPH03277059A (ja) * | 1990-03-27 | 1991-12-09 | Nec Corp | 電話交換機 |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP2993593A patent/JP2869607B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06225012A (ja) | 1994-08-12 |
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