JP2867317B2 - ガスレンジ用コンロマット - Google Patents

ガスレンジ用コンロマット

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JP2867317B2 JP6189193A JP18919394A JP2867317B2 JP 2867317 B2 JP2867317 B2 JP 2867317B2 JP 6189193 A JP6189193 A JP 6189193A JP 18919394 A JP18919394 A JP 18919394A JP 2867317 B2 JP2867317 B2 JP 2867317B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数のバーナーを有す
る多連式ガスレンジ用のコンロマットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えばシステムキッチンのガスレンジ
は、ガスバーナーの口数、配置に種々のものがあり、口
数としては3つ口、4つ口などが多く、また、配置はガ
スバーナーの中心を結ぶ線で形成される形状において、
3つ口の場合は3角形状、L字形状、4つ口の場合は4
角形状などがある。このような多連式ガスレンジのコン
ロ部の汚れを防止するために、ガスレンジのトッププレ
ートの上に敷設するものとして、バーナーを顕出させる
開口部を備え、該開口部周辺と外周縁部に立ち上げ部を
設けたコンロマットがあり、かかるコンロマットの一例
として、従来、実開平5−83613号、実開平4−1
00510号等がある。
【0003】実開平5−83613号のものは、1枚の
アルミニウムシートで構成し、該シートにバーナーヘッ
ドを露出するための開口部を3つ、または4つ形成した
ものである。
【0004】また、実開平4−100510号のもの
は、1つのバーナー部のまわりの汁受皿部分を覆う汁受
皿覆いと、該汁受皿覆いの略半分の大きさを有する別体
の補助覆いとで構成するもので、複数のバーナー毎に1
つの汁受皿覆いをガスレンジのトッププレート上に敷設
し、汁受皿覆いが敷設されずそのまま露出するトッププ
レートの残余の部分に補助覆いを敷設するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実開平5−83613
号のものは、1枚のアルミニウムシートで構成してある
から、敷設は簡単であるが、一枚のシートに設けてある
開口部が3つ、または4つに決められている。一方、前
記のように、多連式ガスレンジは機種によってガスバー
ナーの口数、配置が異なるため、異なる機種のガスレン
ジに共用して使用できない。
【0006】実開平4−100510号のものは、バー
ナーの口数、配置が異なる種々の機種に共用して使用で
きるが、バーナーの口数に相当する数の汁受皿と、これ
とは別に補助覆いも必要とし、部品点数が多くなり、ま
た、ガスレンジへの敷設も手間を要する。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、バーナーの口数、配置が異なる種々の機種に共用し
て使用でき、しかも、嵩張らず、取扱も便利なガスレン
ジ用コンロマットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、第1に、多数のバーナーを有する多連式ガ
スレンジ用のコンロマットで、バーナーを顕出させる開
口部を備え、該開口部周辺と外周縁部に立ち上げ部を設
けたガスレンジ用コンロマットにおいて、バーナー数お
よび/またはその形成位置の異なる種々のガスレンジの
バーナーに対応する開口部を設けたマット本体と、前記
開口部を閉塞する着脱自在なキャップとで構成すること
を要旨とするものである。
【0009】第2に、マット本体は、略同形状に分割し
た分割マットをもって形成するすることを要旨とするも
のである。
【0010】第3に、マット本体は、外周縁部の立ち上
げ部上端に水平フランジ部を周設したことを要旨とする
ものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、バーナー数お
よび/またはその形成位置の異なる種々のガスレンジに
使用でき、使用するガスレンジに応じて不要の開口部に
はキャップを装着することで、不要の開口部から調理屑
や煮汁がトッププレート上にこぼれることもない。
【0012】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、略同形状に分割することで、積み重ねが可能
となり、嵩張らないので取扱が容易であり、また、マッ
トが汚れたときは、必要部分だけを清掃、交換できる。
【0013】請求項3記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、分割マットの水平フランジを相互に重ね合わ
せることにより、分割マット間に隙間を生じさせること
がなく、かつ、水平フランジの重なり範囲内で分割マッ
トを動かせるので、バーナーの形成位置が異なる場合の
寸法を吸収できる。
【0014】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明のガスレンジ用コンロマットの
実施例を示す斜視図、図2は図1のA−A線断面図で、
本発明のコンロマットが使用されるガスレンジの一例を
図4、図5について説明する。
【0015】図中1は、バーナーの口数が3つ口の多連
式ガスレンジのトッププレートを示し、後部に通気のた
めのスリット3を形成し、該スリット3の前方部分には
周縁部15から約10mmの立ち上げ部2を介して凹所16
を形成したもので、三角形の頂点の位置にバーナー4を
突出させる開口5が形成され、この開口5の周縁にも約
5mmの立ち上げ部5aが形成される。
【0016】この開口5はバーナー4の直径よりやや大
きく、例えば後部のものが60mm、前部側が95mm
に形成してあり、バーナー4にはそれぞれトッププレー
ト1の上から笠型のリング6が装着される。
【0017】このリング6は、外径がそれぞれ約116
mmの一定径、内径がバーナー外径と略同径で、後部の
ものが30mm、前部左側のものが75mm、前部右側
のものが55mmに形成してある。図中6aは、リング
6の内側に設けた点火装置用の切欠き部である。
【0018】図中4aは、バーナー4の突出部分の外周
に形成した、リング6の係止段部で、図4に示すように
リング6はこの係止段部4aで吊支され、リング6の下
端とトップレート1との間には約10mmの隙間が形成
される。
【0019】本発明のコンロマットは、かかる多連式の
ガスレンジに使用するもので、材質として例えば厚さ4
0μm程度の厚手のアルミニウム箔を使用し、長方形の
略同形状に2分割した前マット7と後マット8とでマッ
ト本体9を構成する。このマット本体9は、全体の形状
がトッププレート1の立ち上げ部2で囲まれる凹所16部
分に略対応し、外周縁部の立ち上げ部11の上端に水平フ
ランジ部10を周設し、フランジ部の端縁には巻縁を設け
る。
【0020】この場合、マット本体9に形成する立ち上
げ部11とトッププレート1に形成した立ち上げ部2との
間に隙間が生じるように、立ち上げ部11の形成位置を立
ち上げ部2よりもやや内側とし、水平フランジ部10の幅
を広く形成する。
【0021】そして、前マット7は左右に位置させて2
か所に、また、後マット8は左右と中央に位置させて3
か所に、バーナー4を顕出させるための開口部12をそれ
ぞれ形成し、これらの開口部12の周縁に立ち上げ部13を
設けた。開口部12の径は、前記リング6の外径より少し
小径の一定径に形成し、端部は巻縁にする。
【0022】図中14は、マット本体の下方から、開口
部12に着脱自在に装着され、使用しない開口部12を閉塞
するキャップを示し、周縁にフランジ部をそなえた逆皿
状に形成される。
【0023】次に使用法について説明する。例えば図5
に示したガスレンジのトッププレート1の上からリング
6を取り外し、この状態でトッププレート1の上に本発
明の前マット7と後マット8とを前後に位置させて敷設
する。
【0024】この場合、あらかじめ不要の開口部12に図
3に示すようにキャップ14を装着する。例えば、ガスバ
ーナーが3つ口で、配置が3角形状の場合は、図3(a)
における後マット8の左右の開口部12にキャップ14を装
着する。なお、この例の場合は、キャップ14のフランジ
部が後マット8の立上げ部13に当接する状態になるよう
接着テープ17によりキャップ14が後マット8に固定され
るが、キャップ14とマットの開口部12を嵌合方式として
嵌着するようにしてもよいし、図3(b) に示すようにキ
ャップ14aをフランジ部を省略した逆皿状とし、マット
の上から載置する方式とすることもできる。又、この例
の場合は、使用する際にキャップ14を装着するが、すべ
ての開口部12にキャップ14が装着された状態から不要の
キャップを取り外す方式とすることもできる。
【0025】しかして、マットをトッププレート上に
敷設すると、マット本体9側の立ち上げ部11がトッププ
レート1側の立ち上げ部2の内側に隙間を存して位置
し、水平フランジ部10が周縁部15に重なり、また、前マ
ット7と後マット8の水平フランジ部10が両者の接合部
分で重なり合う。
【0026】この状態で、開口部12がトッププレート1
側の開口5に合致し、開口部12からバーナー4が突出す
る。このとき、バーナー4と開口部12との形成位置に多
少のズレがあっても、水平フランジ10の部分での重なり
長さを調整することで前後のマット7,8をずらすこと
ができるから、バーナー4の形成位置が相違する場合の
寸法を吸収できる。
【0027】このようにしてマット本体9をトッププレ
ート1の上に敷設した後、図4に示すようにリング6を
バーナー4に装着する。この場合、リング6とトッププ
レート1との間には前記のように約10mmの隙間が形
成されているから、マット本体9はこの隙間に入り込む
ことになる。
【0028】以上のようにして調理を行えば、調理屑や
煮汁はマット本体9の上に直接落ち、また、リング6の
上に落ちた煮汁などはここを伝わって下方のマット本体
9の上に落ちる。このとき、マット本体9の立ち上げ部
13がリング6の下方で内側に入り込んでいるから開口部
12からトッププレート1の側にまわるおそれはない。
【0029】また、不要の開口部12にはキャップ14を装
着したから、ここから煮汁などがトッププレート1の側
にまわることもない。
【0030】以上は3つ口のガスレンジに使用する場合
について説明したが、例えば4つ口に使用する場合は、
後マット8の中央の開口部12にキャップ14を被せればよ
い。
【0031】なお、前記実施例はマット本体9を分割マ
ットで構成するものとしたが、これに限定されるもので
はなく、一体型とすることもできる。
【0032】さらに、マット本体9のトッププレート1
への敷設は、リング6を外した状態で行うものとして説
明したが、立上げ部13をリング6の上に重なる寸法に形
成することにより、リング6を装着したままの状態で敷
設することも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明のガスレンジ用
コンロマットは、バーナーの口数、配置が異なる種々の
機種に共用して使用でき、しかも、分割体で構成する場
合は略同形状としたから、積み重ね可能であり、嵩張
らず、取扱も便利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスレンジ用コンロマットの実施例を
示す斜視図である。
【図2】本発明のガスレンジ用コンロマットの実施例を
示す図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明のガスレンジ用コンロマットの実施例を
示すキャップを装着した状態の要部の縦断正面図であ
る。
【図4】本発明のガスレンジ用コンロマットの実施例を
示す敷設状態の要部の縦断正面図である。
【図5】本発明のガスレンジ用コンロマットが使用され
るガスレンジのトッププレートの一例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1…トッププレート 2…立ち上げ部 3…スリット 4…バーナー 4a…係止段部 5…開口 5a…立ち上げ部 6…リング 6a…切欠き部 7…前マット 8…後マット 9…マット本体 10…水平フランジ部 11…立ち上げ部 12…開口部 13…立ち上げ部 14…キャップ 15…周縁部 16…凹所 17…接着テープ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 15/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のバーナーを有する多連式ガスレン
    ジ用のコンロマットで、バーナーを顕出させる開口部を
    備え、該開口部周辺と外周縁部に立ち上げ部を設けたガ
    スレンジ用コンロマットにおいて、バーナー数および/
    またはその形成位置の異なる種々のガスレンジのバーナ
    ーに対応する開口部を設けたマット本体と、前記開口部
    を閉塞する着脱自在なキャップとで構成することを特徴
    とするガスレンジ用コンロマット。
  2. 【請求項2】 マット本体は、略同形状に分割した分割
    マットをもって形成する請求項1記載のガスレンジ用コ
    ンロマット。
  3. 【請求項3】 マット本体は、外周縁部の立ち上げ部上
    端に水平フランジ部を周設した請求項2記載のガスレン
    ジ用コンロマット。
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JPS5024363U (ja) * 1973-06-29 1975-03-19
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JPH06159693A (ja) * 1992-11-25 1994-06-07 Nippon Foil Mfg Co Ltd 多頭レンジ用のコンロマット

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