JP2866400B2 - 透過光検出回路の自動調整装置 - Google Patents

透過光検出回路の自動調整装置

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JP2866400B2
JP2866400B2 JP1233126A JP23312689A JP2866400B2 JP 2866400 B2 JP2866400 B2 JP 2866400B2 JP 1233126 A JP1233126 A JP 1233126A JP 23312689 A JP23312689 A JP 23312689A JP 2866400 B2 JP2866400 B2 JP 2866400B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、印刷用紙や紙幣等の紙葉類の透過光量を
検出することによって紙葉類の位置や紙葉類に形成され
ているパターンを検出する装置における透過光検出回路
の自動調整装置に関する。
(b)従来の技術 例えば、予め定めたラベル紙にバーコードをプリント
するプリンタ等においては、台紙に予め複数のラベル紙
が貼付されたラベル用紙が用いられている。このような
ラベル用紙に印刷を行うプリンタでは、台紙上のラベル
紙の所定位置にプリントを行うために、ラベル紙の位置
検出を行う必要がある。従来は主に、台紙の裏面に予め
マークを印刷しておき、このマークを反射型の光センサ
等で検出することによってラベル紙の位置決めを行う
か、台紙上で各ラベル紙間に隙間を設けておき、透過型
の光センサを用いて台紙部分と(台紙+ラベル紙)部分
の透過光量の違いによってラベル紙の位置を検出し位置
決めを行っている。前者は規格を設定して特別なラベル
紙紙を作成しなければならないのに対し、後者にはその
ような欠点がない。
透過型光センサを用いてラベル紙の位置検出を行うプ
リンタの構成例を第5図に示す。
第5図において30はプラテンローラ、31はサーマルヘ
ッド、LEDは発光素子として用いられる発光ダイオー
ド、Q1は受光素子として用いられるフォトトランジスタ
である。また、34は台紙33に複数のラベル紙32が間隔を
おいて貼付されているラベル用紙であり、LEDとQ1から
なる光センサが光の透過率によってラベル紙32の位置検
出を行う。
上記光センサを用いたラベル紙の位置検出装置の構成
例を第6図に示す。第6図において可変抵抗VR1はLEDに
対する供給電流を調整する。また抵抗R2,可変抵抗VR2お
よびコンパレータ4はフォトトランジスタQ1による検出
レベルによってラベル紙の存在有無を判定する回路であ
り、可変抵抗VR2等によってそのしきい値を調整する。
可変抵抗VR1およびVR2を予め調整しておくことによって
マイクロコンピュータ1はコンパレータ4の出力信号の
みによってラベル紙の位置検出を行う。
また、例えば紙幣鑑別装置においては、紙幣搬送方向
の特定ラインの透過光量の変化によって、形成されてい
るパターンを認識し、真贋を判定している。
(c)発明が解決しようとする課題 このように、透過型光センサを設けた箇所に紙葉類を
搬送するとともに、その透過光量の変化によって紙葉類
の位置検出または紙葉類に形成されているパターンの検
出を行うことができるが、何れの場合でも紙葉類の有無
または紙葉類に形成されているパターンの有無(パター
ン形成箇所と非形成箇所)による透過率の差は微少であ
る。そのため紙葉類の材質が変更された場合には透過型
光センサを用いた検出回路のしきい値等の調整が不可欠
であるが、その調整は煩雑で長時間を要するものであっ
た。また、同一の紙葉類を扱う場合であっても、光セン
サや検出回路の経時変化や温度変化によって大きな誤差
を生じたり誤検出を行う場合があった。
この発明の目的は、対象とする紙葉類に応じて透過光
検出回路の状態を自動的に調整できるようにして、紙葉
類の位置または紙葉類に形成されているパターンを確実
に検出できるようにした透過光検出回路の自動調整装置
を提供することにある。
(d)課題を解決するための手段 この発明の請求項1に係る透過光検出回路の自動調整
装置は、搬送中の紙葉類の透過光量を検出する、発光素
子と受光素子からなる光センサを備え、この光センサの
検出結果によって搬送中の紙葉類の位置を検出する装置
において、 紙葉類が光センサの位置にない状態で、発光素子に対
する供給電流を最大量から次第に低下させた際、受光素
子の検出レベルが急激に変化する直前の電流を発光素子
に対する最適供給電流として設定する発光素子最適供給
電流設定手段と、 発光素子に対し最適供給電流を供給している状態で、
紙葉類が光センサの位置にないときの受光素子の検出レ
ベルと紙葉類が光センサの位置にある時の受光素子の検
出レベルをそれぞれ検出するとともに、両者の中間値を
受光素子の検出レベルによる紙葉類有無判定のためのし
きい値として設定するしきい値設定手段とを設けたこと
を特徴とする。
また、この発明の請求項2に係る透過光検出回路の自
動調整装置は、紙葉類の透過光量を検出する、発光素子
と受光素子からなる光センサを備え、この光センサの検
出結果によって紙葉類に形成されているパターンを検出
する装置において、 パターンが光センサの位置にない状態で、発光素子に
対する供給電流を最大量から次第に低下させた際、受光
素子の検出レベルが急激に変化する直前の電流を発光素
子に対する最適供給電流として設定する発光素子最適供
給電流設定手段と、 発光素子に対し最適供給電流を供給している状態で、
パターンが光センサの位置にないときの受光素子の検出
レベルとパターンが光センサの位置にあるときの受光素
子の検出レベルをそれぞれ検出するとともに、両者の中
間値を受光素子の検出レベルによるパターン有無判定の
ためのしきい値として設定するしきい値設定手段と、を
設けたことを特徴とする。
(e)作用 請求項1に係る透過光検出回路の自動調整装置は搬送
中の紙葉類の透過光量を検出することによって、その紙
葉類の位置を検出する装置に適用され、発光素子最適供
給電流設定手段は、紙葉類が光センサの位置にない状態
で、発光素子に対する供給電流を最大量から次第に低下
させた際、受光素子の検出レベルが急激に変化する直前
の電流を発光素子に対する最適供給電流として設定す
る。また、しきい値設定手段は、発光素子に対し最適供
給電流を供給している状態で紙葉類が光センサの位置に
ないときの受光素子の検出レベルと紙葉類が光センサの
位置にあるときの受光素子の検出レベルをそれぞれ検出
するとともに、両者の中間値を受光素子の検出レベルに
よる紙葉類有無判定のためのしきい値として設定する。
このように構成したことにより紙葉類の有無に応じて受
光素子の検出レベルが最も大きく変化するように発光素
子の供給電流が設定され、更に紙葉類の有無によって変
化する受光素子の検出レベル変化の中間値をしきい値と
して紙葉類の有無を判定するためノイズマージンが最も
広くなり、紙葉類の透過率が多少変動しても紙葉類の有
無を確実に検出することができる。
請求項2に係る透過光検出回路の自動調整装置は紙葉
類の透過光量によって、紙葉類に形成されているパター
ンを検出する装置に適用され、発光素子最適供給電流設
定手段は、パターンが光センサの位置にない状態で発光
素子に対する供給電流を最大量から次第に低下させた
際、受光素子の検出レベルが急激に変化する直前の電流
を発光素子に対する最適供給電流として設定する。ま
た、しきい値設定手段は、発光素子に対し最適供給電流
を供給している状態で、パターンが光センサの位置にな
いときの受光素子の検出レベルとパターンが光センサの
位置にあるときの受光素子の検出レベルをそれぞれ検出
するとともに、両者の平均値を受光素子の検出レベルに
よるパターン有無判定のためのしきい値として設定す
る。したがって紙葉類に形成されているパターンの有無
に応じて受光素子の検出レベルが最も大きく変化するよ
うに発光素子に対する供給電流が設定され、パターンの
有無に応じて変化する受光素子の検出レベルの中間値を
しきい値として受光素子の検出レベルによるパターン有
無が判定されるため、最もノイズマージンの広い状態で
パターン有無が判定される。
(f)実施例 この発明の透過光検出回路の自動調整装置をラベル用
紙にバーコード等をプリントするプリンタに適用した例
を以下に示す。
第1図は上記プリンタにおける制御部の主要部のブロ
ック図である。第1図において1は後述する受光素子の
検出レベルを読み込んでD−Aコンバータ2および3に
対しそれぞれデータを与えることにより透過光検出回路
の自動調整を行うマイクロコンピュータである。2,3は
ともにラッチ回路内蔵のD−Aコンバータであり、D−
Aコンバータ2はラッチしたデータを電圧に変換してト
ランジスタQ2のべースに与える。また、D−Aコンバー
タ3はラッチしたデータを電圧に変換してコンパレータ
4に対して参照電圧として与える。LEDは発光ダイオー
ド、Q1はフォトトランジスタであり、それぞれ発光素子
と受光素子として用い、これらはラベル用紙の搬送路途
中に設けている。LEDにはトランジスタQ2および抵抗R1
を直列に接続している。またフォトトランジスタQ1には
抵抗R2を接続し、その接続点から受光素子の検出レベル
を取り出し、コンパレータ4の他方の入力に与えてい
る。また、同図において7はラベル用紙をフィード(紙
送り)するステッピングモータであり、5および6はこ
のステッピングモータ7を駆動する。更に同図において
8は紙送りを指示するフィードキー等を含むキースイッ
チ、9は自動調整モードを表すインジケータである。
上記マイクロコンピュータ1はCPU10、ROM11、RAM1
2、A−Dコンバータ14およびI/Oポート13,15等から構
成されている。ここでCPU10はROM11に予め書き込まれて
いるプログラムを実行して後述する透過光検出回路の自
動調整等を行う。RAM12はそのプログラムの実行に際し
てワーキングエリアとして用いられる。A−Dコンバー
タ14はコンパレータとカウンタ等からなり後述する信号
AN1およびAN2のレベルをディジタルデータに変換する。
I/Oポート13はD−Aコンバータ2および3に対してそ
れぞれデータを出力する。更にI/Oポート15はキースイ
ッチ8の操作から状態を読み込み、また自動調整モード
を表すインジケータ9を制御し、またモータ駆動回路5
および6に対し駆動信号を出力する。
第2図(A)〜(C)および第3図は上記マイクロコ
ンピュータの処理手順を表すフローチャート、第4図
(A)〜(C)は調整モードにおける各状態の動作を説
明するための図である。以下プリンタの動作を第1図〜
第4図に基づいて説明する。
まず、第2図(A)に示すように、パワーオン時にフ
ィードキーが押下されているか否かの判定を行い、フィ
ードキーが押下されているか否かの判定を行い、フィー
ドキーが押下されていたなら調整モードであることを表
すインジケータを点灯させるとともに以下透過光検出回
路の自動調整を行う(n1→n2)。まずフィードキーが押
下されるのを待ち、フィードキーが押下されたならD−
Aコンバータ2に対して最大値を与える。これによりト
ランジスタQ2のベース電位として12(V)が与えられる
(n3→n4)。続いて受光素子の検出レベルAN2を読み込
み、その値をV1として一時記憶する(n5)。続いて1ポ
イント(最小距離)のペーパーフィードを行い、再び受
光素子の検出レベルAN2を読み込み、その値をV0として
一時記憶する(n6→n7)。その後、今回読み込んだ受光
素子の検出レベルが前回の検出レベルより2(V)以上
上昇したか否かの判定を行う(n8)。この条件を満足し
ない場合、今回の受光素子の検出レベルV0を比較レベル
V1として再び1ポイントのペーパーフィードを行って同
様の処理を行う(n8→n9→n6→・・・)このようにペー
パーフィードを行うとともに受光素子の検出レベルが一
定値(2V)以上上昇する点を検出する。その後、更に3
ポイント分ペーパーフィードを行って安定した区間の受
光素子の検出レベルをV1として一時記憶する(n10→n1
1)。第4図(A)はこの時の受光素子の検出レベルの
変化を表している。即ちペーパーフィードによって受光
素子の検出レベルが2(V)以上上昇したa点をまず検
出し、ここから更に3ポイント分ペーパーフィードを行
ったb点における受光素子の検出レベルV1を求める。
その後、第2図(B)に示すようにD−Aコンバータ
2に対するデータをデクリメントし、そのときの受光素
子の検出レベルをV0として求める(n12→n13)。続いて
上記ステップn11で求めた検出レベルV1から一定量ΔD
だけ減少したか否かの判定を行う(n14)。この条件が
満足されなければ今回の検出レベルV0を比較レベルV1と
して同様の処理を送り返す(n14→n15→n12→・・
・)。つまりこの処理によりLEDの駆動電流を次第に低
下させたときの受光素子の検出レベルが急激に変化する
点を検出する。ステップn14の条件が満足されたなら、D
A1の値を4ステップ分戻し、そのときの受光素子の検出
レベルをEとして記憶する(n16→n17)。第4図(B)
はこのときの受光素子の検出レベルの変化を表してい
る。即ちDA1の値を最大値“FF"から順次デクリメントし
た際、受光素子の検出レベルAN2が急激に低下したc点
をまず検出し、そのときのDA1の値Cに+4した値Dを
求め、そのときの受光素子の検出レベルをEとして求め
る。このようにDA1の値がDであるとき発光素子LEDに対
して最適な電流が供給されることになる。
その後第2図(C)に示すように、1ポイントずつペ
ーパーフィード行うとともに受光素子の検出レベルをV0
として求め、その検出レベルが既に求めたEより2
(V)以下に低下するまで同様の処理を繰り返す(n18
→n19→n20→n18→・・・)。このことによりラベル紙
のエッジ部分を検出する。その後更に3ポイント分のペ
ーパーフィードを行った安定区間における受光素子の検
出レベルをFとして求める(n21→n22)。続いてラベル
紙がないときの検出レベルEとラベル紙があるときの検
出レベルFとが2(V)以上であるか否かの判定を行う
(n23)。この条件が満足されない場合にはエラー処理
を行う。満足される場合には、両者の検出レベルの平均
値をTとして求め、これをD−Aコンバータ3に与える
(n24→n25)。更に調整モードインジケータを消灯して
このモードを終了する(n26)。第4図(C)は第2図
(C)の処理を行ったときの受光素子の検出レベルの変
化を示している。即ちペーパーフィードを行ったとき受
光素子の検出レベルがEから2(V)以上低下した点か
ら更に3ポイントペーパーフィードを行ったとき(f
点)の検出レベルをFとして求め、EとFの平均値をT
として求める。
以上のようにして発光素子に対する最適供給電流と受
光素子の検出レベルによるラベル紙の位置検出を行う際
のしきい値が自動的に設定される。
プリンタが通常のモードにあるときは第3図に示す処
理を行う。同図に示すように、印字中であれば受光素子
の検出レベルをFとして求め、(n30→n31)。改頁中で
あれば、そのときの受光素子の検出レベルをEとして求
め、印字中に求めたFとの平均値をGとする(n32→n33
→n34)。更に上述の調整モードにおいて求めたしきい
値TとこのGとの平均値を新たなしきい値Tとして求
め、これをD−Aコンバータ3に与える(n35→n36)。
このようにして通常モードにおいては常にラベル紙有無
検出用のしきい値を調整してラベル用紙の不規則に変化
する透過率に対応する。
なお、第1図に示したプリンタにおける透過光検出回
路の例では回路としてのコンパレータ4とこれに参照電
圧を供給するD−Aコンバータ3を設けたが、受光素子
の検出レベルAN2をA−D変換して値とD−Aコンバー
タ3に対して与えるべきデータDA2とをマイクロコンピ
ュータ内部で演算により比較するように構成すれば、D
−Aコンバータ3およびコンパレータ4は不要である。
また、上述の実施例では台紙に予め間隔をおいて貼付
されているラベル紙の位置を検出する場合に適用した
が、透過型光センサがラベル用紙のラベル紙がある箇所
とラベル紙のない箇所を検出することを、光センサが紙
葉類(紙幣等)のパターンの形成されている箇所と形成
されていない箇所とを検出することに対応させれば同様
にして発光素子に対する最適供給電流の設定と受光素子
の検出レベルによるパターン有無判定のためのしきい値
設定を自動的に行うことができる。
(g)発明の効果 この発明によれば対象とする紙葉類が変わる毎に発光
素子に対する供給電流または受光素子の検出レベルによ
る紙葉類有無判定またはパターン有無判定のためのしき
い値を設定する必要がなく、これらの調整が自動的に行
われるため、種々の紙葉類に対して即時に対応すること
ができる。また、経時変化や温度変化に対しても自動的
に追従するため、検出誤差や誤りのない信頼性の高い透
過光検出回路を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例であるプリンタにおける制御
部の主要部の構成図、第2図(A)〜(C)および第3
図はその処理手順を表すフローチャートである。また第
4図(A)〜(C)は第2図(A)〜(C)の各処理に
おける受光素子の検出レベルの変化を示す図である。第
5図はラベル用紙を用いるプリンタの主要部の構成図、
第6図は従来の透過光検出回路の例を示す図である。 1……マイクロコンピュータ、2,3……D−Aコンバー
タ、4……コンパレータ、LED……発光ダイオード(発
光素子)、Q1……フォトトランジスタ(受光素子)。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01V 9/04 B65H 7/14 G06K 13/067

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送中の紙葉類の透過光量を検出する、発
    光素子と受光素子からなる光センサを備え、この光セン
    サの検出結果によって搬送中の紙葉類の位置を検出する
    装置において、 紙葉類が光センサの位置にない状態で、発光素子に対す
    る供給電流を最大量から次第に低下させた際、受光素子
    の検出レベルが急激に変化する直前の電流を発光素子に
    対する最適供給電流として設定する発光素子最適供給電
    流設定手段と、 発光素子に対し最適供給電流を供給している状態で、紙
    葉類が光センサの位置にないときの受光素子の検出レベ
    ルと紙葉類が光センサの位置にある時の受光素子の検出
    レベルをそれぞれ検出するとともに、両者の中間値を受
    光素子の検出レベルによる紙葉類有無判定のためのしき
    い値として設定するしきい値設定手段とを設けたことを
    特徴とする透過光検出回路の自動調整装置。
  2. 【請求項2】紙葉類の透過光量を検出する、発光素子と
    受光素子からなる光センサを備え、この光センサの検出
    結果によって紙葉類に形成されているパターンを検出す
    る装置において、 パターンが光センサの位置にない状態で、発光素子に対
    する供給電流を最大量から次第に低下させた際、受光素
    子の検出レベルが急激に変化する直前の電流を発光素子
    に対する最適供給電流として設定する発光素子最適供給
    電流設定手段と、 発光素子に対し最適供給電流を供給している状態で、パ
    ターンが光センサの位置にないときの受光素子の検出レ
    ベルとパターンが光センサの位置にあるときの受光素子
    の検出レベルをそれぞれ検出するとともに、両者の中間
    値を受光素子の検出レベルによるパターン有無判定のた
    めのしきい値として設定するしきい値設定手段と、を設
    けたことを特徴とする透過光検出回路の自動調整装置。
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