JP2003145858A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2003145858A
JP2003145858A JP2001351825A JP2001351825A JP2003145858A JP 2003145858 A JP2003145858 A JP 2003145858A JP 2001351825 A JP2001351825 A JP 2001351825A JP 2001351825 A JP2001351825 A JP 2001351825A JP 2003145858 A JP2003145858 A JP 2003145858A
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Masaru Watanabe
勝 渡邉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用されている用紙がラベル紙かそれともペー
ジ先頭マークが裏面に印刷されたタグ紙かによって透過
型センサ6,或いは反射型センサ7を選択的に使用す
る。各々のセンサ出力端子にセンサ感度を決定するため
の可変抵抗が接続され、ラベル紙の場合には台紙の透過
率の大小によって、一方、タグ紙の場合にはページ先頭
マークの印刷濃度の大小、或いはタグ紙の平滑度、色等
によって出力を調整する必要がある。 【解決手段】センサ出力に設けた複数の感度選択用抵抗
を自動選択できるような回路を準備し、ホストコンピュ
ータ上のユーティリティ画面から設定できるように改善
する。様々なラベル、台紙(セパレータ)に対応し易く
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベルプリンタの用紙
検出に関するものである。詳しくは、搬送される帯状の
台紙に仮付けされた複数のラベルで構成された記録媒体
のラベル部分と台紙部分とを自動判別し連続記録する記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラベルプリンタにおいてラベル部
分の判別を行うには、搬送経路上に発光素子および受光
素子とからなる光学的センサを配置し、検出を行ってい
る。詳しくは、ラベル間に所定間隔のギャップがもうけ
られているラベル紙の場合には透過型フォトインタラプ
タを用い、また、所定間隔毎にページ先頭マークのつい
たタグ紙の場合には反射型フォトインタラプタを用い、
それぞれのセンサ出力と基準電圧とを比較しラベル先
端、或いはページ先頭マーク位置を検知し、記録動作の
開始位置を決定する。図8は従来の用紙検出を行うため
の回路構成図である。使用されている用紙がラベル紙か
それともページ先頭マークが裏面に印刷されたタグ紙か
によって透過型センサ6,或いは反射型センサ7を選択
的に使用する。各々のセンサ出力端子にセンサ感度を決
定するための可変抵抗14、15が接続され、ラベル紙
の場合には台紙の透過率の大小によって、一方、タグ紙
の場合にはページ先頭マークの印刷濃度の大小、或いは
タグ紙の平滑度、色等によって出力を調整する必要があ
る。比較回路16には、可変抵抗14、15にて調整さ
れた出力の内何れか一方がセレクタ回路13によって選
択的に入力され、D/Aコンバータ19から供給される
閾値電圧と比較される。閾値電圧の設定に関しては、固
定値とすることでラベル先端(或いはタグ紙であればペ
ージ先頭マーク)を判断する方法と、紙紛の影響や経時
変化などによってフォトインタラプタの発光量が変化す
るのを考慮し、閾値を変更できるようにD/Aコンバータ
から出力する方法などがある。
【0003】閾値を決める手順のひとつとして、センサ
の出力電圧をA/Dコンバーターを介し読み取り、ラベ
ル部の出力電圧とギャップ部(台紙部分)における出力
電圧との中間値を求めこれを閾値電圧と決定し、D/A
コンバーターを介し、アナログ信号として出力してい
る。ラベル紙を選択した時の閾値決定の具体的な例を図
9に示す透過型センサ(第1、第8図参照)の発光素子
6Aは用紙搬送経路下部に、受光素子6bは用紙経路上
側に配置されている。従ってラベル紙は透過型センサ6
の光軸をさえぎる位置関係であり、且つ台紙部分は半透
明な材質の為、図9Aのラベル紙がセンサ部を通過する
と図9Bのようなセンサ出力波形が得られる。図9Bは
横軸を時間、縦軸を電圧としたセンサ出力波形であり、
通紙経路をラベル紙が通過すると波形はラベル部分Pla
belに応じた電圧値 Va、ギャップ部分(台紙部分)P
gapの電圧値 Vbが各々得られる。また、出力電圧と比
較する為の閾値Vthにより、比較器15の出力は図9
Cのような波形を得ることができる。後述する制御装置
20はハイ(High)レベルをラベル間ギャップPgap、L
owレベルをラベルPlabelと認識し、用紙Pの位置検出
や記録開始タイミングの決定、用紙Pのジャム(JAM)
検出などの制御に用いる。従来、例えば透過型センサ6
の調整では、センサ出力に接続された感度調整用ボリュ
ーム14による調整時に予め決めた透過率をもった半透
明のアクリル板等のチャートを搬送路上に置き電圧計を
見ながら出力レベルを微調整する作業が必要であり、又
再調整する場合も同様なチャート、電圧計を使わねばな
らなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では調
整には特殊な調整用チャート、測定器が必要であり、且
つ調整作業も煩雑で使用する用紙、特にラベル紙の場合
には台紙(セパレ−タ)の光透過率が様々であるためこ
れらに対する動作信頼性の点で不安があること、更にセ
ンサに長期にわたって付着する紙粉による影響、センサ
自身の経時変化による影響等、変動要因が多いので改善
の余地があった。本発明は、以上のような問題点を解決
するためになされたもので、ラベルプリンタの用紙検知
装置においてその調整方法を簡単にすることや、用紙が
特殊な透過率の物に交換した場合などに印刷が可能とな
るように、パソコン(ホスト)からの操作によって簡単
にセンサの感度調整を行える記録装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明を具現化する手段
として以下に述べる通り、7つの方法を提案する。即
ち、請求項1では、帯状の台紙に複数のラベルが仮付け
された用紙と前記ラベルに記録する記録部、前記用紙を
記録部に繰り出す手段、前記用紙のラベル部分と台紙部
とを判別するセンサ、前記センサの出力を複数段階設定
できる選択回路、前記選択回路を決定する決定手段を持
つことを特徴とする記録装置。請求項2では、帯状の台
紙に複数のラベルが仮付けされた用紙と前記ラベルに記
録する記録部、前記用紙を記録部に繰り出す手段、前記
用紙のラベル部分と台紙部とを判別するセンサ、判別の
為に前記センサ出力値と比較するための基準電圧を比較
する比較器、ラベル部分における前記センサ出力値と台
紙部のセンサ出力値を記憶するメモリ、及びメモリに記
憶された各々のセンサ出力値により前記基準電圧を決定
する基準電圧決定手段を有する記録装置。請求項3では
請求項1記載の記録装置において、判別の為に前記セン
サ出力値と比較するための基準電圧を比較する比較器、
ラベル部分における前記センサ出力値と台紙部のセンサ
出力値を記憶するメモリ、及びメモリに記憶された各々
のセンサ出力値により前記基準電圧を決定する基準電圧
決定手段を有することを特徴とする記録装置。請求項4
では帯状の用紙と前記用紙に記録する記録部、前記用紙
を記録部に繰り出す手段、前記用紙の先頭位置、又は先
頭マークを判別するセンサ、前記センサの出力を複数段
階設定できる選択回路、前記選択回路を決定する決定手
段を持つことを特徴とする記録装置。請求項5では前記
選択回路を決定する決定手段は前記記録装置の外部装置
からの指令に基き実行されることを特徴とする記録装置
請求項6では前記選択回路を決定する決定手段により決
定された選択内容を前記記録装置から前記外部装置に送
信できることを特徴とする記録装置請求項7では前記選
択回路を決定する決定手段により決定された選択内容は
前記記録する用紙の複数種類に応じた複数の選択内容が
反映されることを特徴とする記録装置
【0006】
【作用】本発明の作用は、ラベルプリンタ等、種々の用
紙を使用する記録装置の用紙検知に関して調整を容易に
することと、動作信頼性を向上させること、更に長期間
に渡る紙粉やセンサ自身の経時変化による影響を補正す
ることができ、ひいては耐久性能を向上させることが出
来る。
【0007】
【発明の実施形態】以下に、本発明の実施形態を、実施
例に基づき説明する。
【0008】
【実施例】図1は、本発明のラベルプリンタ(記録装
置)の全体的な構成図である。1はラベルプリンタ本体
であり、このラベルプリンタ1は記録部2と、この記録
部2にラベル紙またはタグ紙Pを給送するロールユニッ
ト3とを備えている。ここで、記録部2は、用紙搬送方
向に直行する方向(幅方向)に多数のインクジェットノ
ズルを配置したインクジェット方式の記録ヘッド4と、
ロールユニット3から給送されてきた用紙Pを搬送し、
記録ヘッド4の下方を通過させる搬送部5とを備えてい
る。ここで、記録ヘッド4はブラック、シアン、マゼン
タ、イエローの吐出を行う4本のヘッドで構成される。
また、搬送部5上にはラベル紙Pを検出する透過型セン
サ6とタグ紙Pを検出する反射型センサ7が配置されて
おり、これらのセンサ6、7により用紙を検出し記録開
始位置の決定する。用紙P1が搬送部5に到達し、透過
型センサ6により用紙先端が検出され、さらに規定距離
搬送した時点からブラック、シアン、マゼンタ、イエロ
ーの順で記録ヘッド4を制御してインクを吐出させ、用
紙P1の表面にカラー記録する。このように用紙に記録
した後記録装置本体1から排出し、記録動作を停止す
る。次の記録動作を行う際は、前回記録を行った用紙の
次の未記録状態である用紙P2に記録を行うため、この
未記録状態の用紙P2を透過型センサ6の上流側まで記
録時とは逆方向に搬送した後、記録動作を開始する。以
上の記録動作は1枚のラベルP1への記録であるが同様
に複数枚の連続的な記録が可能である。
【0009】図6は、本実施形態のラベルプリンタの構
成を示すブロック図である。ホスト401は、記録に使
用する記録データをプリンタ1のインターフェイスコン
トローラ602に転送して印刷処理の開始を指示する。
また、記録する記録媒体の枚数、及び記録媒体の種類や
サイズ等を指示するコマンドをインターフェイスコント
ローラ602に転送して指示できる。CPU(Central
Processing Unit)601はプリンタの記録データの受
信、記録動作、記録媒体のハンドリング等全般の制御を
掌る演算処理装置である。CPU601は受信したコマ
ンドを解析後、記録データの各色成分のイメージデータ
をイメージメモリ614にビットマップ展開して描画す
る。記録前の動作処理としてCPU601はヘッドモー
タ606により記録部2を記録位置へ移動させる。さら
に、用紙Pを給紙するために給紙モータ612により給
紙部613を動作させ、用紙Pの給紙を開始する。搬送
部608は搬送モータ605によって搬送部5を駆動し
用紙Pを記録位置に搬送する。定速度で搬送される用紙P
の記録タイミングを決定するために用紙検出制御手段6
11で用紙の頭出し位置を検出する。この用紙Pの搬送
に同期して、CPU601はイメージメモリ614から
対応する色のイメージデータを順次読み出し、ヘッド駆
動回路604を介して、対応する色のインクを吐出する
記録ヘッド4(K)、4(C)、4(M)、4(Y)、
にデータ転送し、カラー記録する。ここで、K:ブラッ
ク、C:シアン、M:マジェンタ、Y:イエローを意味
する。
【0010】CPU601の動作はプログラムROM6
03に記憶された処理プログラムに基き実行される。又
作業用のメモリとしてワークRAM615を使用する。
EEPROM616は不揮発性のメモリで記録ヘッド相
互の微小記録位置調整値等装置特有のパラメータを保存
する。
【0011】図2は、前記用紙検出制御手段611の回
路構成図である。透過型センサ6は搬送経路の上下に配
置され、発光ダイオード6aとフォトトランジスタ6b
とで構成されている。フォトトランジスタ6bの出力に
は感度決定用の抵抗11が複数個接続され、用紙(ラベ
ル紙)部分に応じた電圧値 Va及び用紙(ラベル)間
のギャップ部分に応じた電圧値 Vbを出力する。出力
された電圧値Va及びVbとしきい値電圧 Vthが比
較回路16で比較され、比較回路16の出力によってC
PU601でラベルとラベル間ギャップ(台紙部)とを
区別できる。前記電圧値Va及びVbはA/Dコンバー
タ18を介しCPU601で読み込まれ、これら2つの
電圧値Va及びVbからしきい値VthはCPU601
からD/Aコンバータ19を介し設定される。前記感度
決定用の抵抗は本実施例では8段つらねているが、本数
はこれ以上でも構わない。ここで、本発明の特徴である
複数段ある前期感度調整用の抵抗の選定の方法について
説明する。フォトトランジスタ6bの感度を決定するた
めに抵抗11a〜hが用意されており、アナログマルチ
プレクサ21(以下、AMUXと表記する)によって前
記抵抗11a〜hのうちの1本が選択される。前段のカ
ウンタ22は前記AMUX21の設定信号3bit(A
〜C)を1つのパルス信号で選択できるように加えた回
路であり、別に3bitの信号線で3bitのポートか
ら直接選択しても構わない。
【0012】図3は半透明のある台紙部分で透過型セン
サ6を遮った状態で前記カウンタ22が0〜7を選定し
た時のフォトトランジスタ6bの各々の出力電圧値を示
す。3aはカウンタ22が動作してAMUX21の3b
itを設定するためのクロック信号で、3bはAMUX
のコントロール端子のデジタル信号によって、0〜7の
各チャンネルに対応したスイッチが“ON”になってい
るチャンネルを表している。3cはフォトトランジスタ
6bの出力電圧で抵抗11a、11b、11c・・・1
1hと変化することによって出力電圧が変化するように
定数が決められている。初期的にどの抵抗が選択される
かは、少なくとも透過型センサ6の感度(発光素子の光
量、受光素子の感度)バラツキに依存する。
【0013】図4はホスト401とプリンタ1を接続し
た接続図でホスト側から画面上の操作だけでセンサ感度
を調整することができる調整用のアプリケーションを用
意している。(以下ユーティリティと表記する)ユーテ
ィリティはプリンタ1の動作チェックを行うための一連
の動作をコマンド形式でプリンタ1のCPU601に送
信できるようになっており404は本発明に係る感度調
整用の抵抗を選定するための画面の一例である。感度調
整を行う場合、前記ユーティリティの画面内の408ボ
タンの何れかをクリックすることによりプリンタ1のワ
ークRAM615或いはEEPROM616に保存され
ているデータ設定値を読み込んだり、設定値の変更を行
うこともできるようになっている。405は感度調整を
実行するためのボタンでラベル紙とタグ紙とで分けられ
ている。406は設定された感度調整用の抵抗でどの感
度が選ばれたかを知るための画面である。図のread
ボタンをクリックすることにより、現在プリンタ1にど
のような感度調整用抵抗が選ばれているかを知ることが
可能である。407はセンサ6、7の現在の出力電圧値
を知ることができるようになっている。
【0014】図5は本発明の特徴を表したセンサの感度
調整手順に関するフローチャートである。フローチャー
ト内で扱者の操作に関する項目を除く動作処理はプログ
ラムROM602に記憶されたプログラムに基きCPU
601が実行する。まず、透過型センサ6の部分に基準
となる調整チャートをはさむ。ここでは例えばラベル紙
の代表的な台紙部相当として透過率1.5%(波長900n
m)のチャートをはさみ、その時の透過型センサ6の出
力電圧値が例えば1[V]付近で且つ0.5[V]以上になるよ
うな調整、設定を行う。前記ユーティリティによって感
度調整を行うために調整ボタン405をクリックすると
プリンタに感度調整のコマンドを転送する。前記コマン
ドによってプリンタ内部の用紙検出手段611のカウン
タ(図2)をクリヤする(S501)。セットリング時
間経過しセンサ出力が安定した後(S502)、CPU
601は透過型センサ6の出力電圧値をA/Dポートを
介して読み込む(S503)。次に読み込んだ値が、1
V以下であれば(S504)続いて0.5[V]以上ある
ことを確認し(S505)設定は完了する。S504に
てセンサ出力電圧が1[V]を超えていれば、次にカウン
タ値をチェックし最大値(n=7)でなければ(S50
7)、カウンタ値に1を加算し(S508)、S502
に戻りセンサ出力を再度読み込み動作を繰り返す。一
方、S507でカウンタ値が最大値(n=7)を指して
いたなら適性値以内に調整できなかった為エラーを出力
する(S509)。同様にS505でセンサ出力電圧が
0.5[V]以上ないとすればこの場合も適性値以内に調
整できなかった為エラーを出力する(S509)。前記
エラーは記録装置からユーティリティ側にコマンドで送
信を行い、図4の403の部分に「調整失敗」と表示さ
れる。また、正常に終了した場合は「調整完了」と表示
されるようにユーティリティを使う者に容易に分かる仕
組みになっている。
【0015】特殊なラベル、例えば透明に近いラベルや
薄い材料のラベル等を使用する為更に微調整したい場
合、前述のコントローラ601は第2図のDAコンバ−
タ19を介して比較回路16への閾値電圧を変更する機
能を持つので、ユーティリティを使用して閾値変更のコ
マンドをホストから記録装置に送信して自動変更し、且
つ変更後の閾値をも画面上で容易に確認できる。タグ紙
が使用されている場合、選択される反射型センサ7は発
光ダイオード7aとフォトトランジスタ7bとで構成さ
れており、透過型センサ6と同様に前記感度調整用抵抗
を決定し、タグ紙の印刷マークを検出することができ
る。図2の選択回路13により、用紙によって2種類の
センサの内何れか一方の出力電圧値を比較回路16で比
較し、ラベル先端部、又はタグ紙でのページ先頭マーク
の検知が可能になる。一方、
【0016】図7はセンサの感度調整する場合のホスト
401側で動作するユーティリティの処理フローを示
す。ユーティリティにて扱者がセンサ調整モードを選択
すると(S701)、記録装置にコマンド転送と同時に
調整中の旨を画面表示し(S702)、待ち状態となり
記録装置で調整完了すると(S703)調整中の表示を
Offし(S704)選択決定された値(図2のセンサ
出力抵抗値)やラベル部の出力値、ギャップ(ラベル間
の台紙部分に相当)部分の出力値等を取得、表示する
(S705)。尚この時調整対象がラベル紙でなくタグ
紙の場合には透過型でなく反射型センサが使用されるの
で出力値は用紙のページ先頭マーク部分とそれ以外の部
分のセンサ出力値ということになる。その結果を扱者が
見て、更に補正(微調整)したい場合(S706)には
補正値を入力すると(S707)、補正コマンドを記録
装置に転送し(S708)結果を確認後終了ボタンをク
リックして(S709)終了する。補正(微調整)の必
要なければ(S706)単に終了ボタンをクリックして
(S709)終了する。
【0017】以上の通り、扱者は調整ボリウムを回した
りすることなく画面上の操作によって様々な用紙に対す
るセンサ出力の調整が出来るので使用する用紙の自由度
が増す。更にセンサ自体の経時変化、紙粉の影響なども
加味した調整結果が得られるので記録装置の信頼性、耐
久性能の向上につながり好ましい。
【0018】
【発明の効果】本発明によればラベル先端部、タグ紙で
あればページ先頭マークをより正確、且つ確実に判別で
きる様に感度決定用の抵抗を複数備えてホストからユー
ティリティを使用することによって、簡単に調整可能に
なる。また、透過率の大きく異なる台紙が持ち込まれた
場合でもユーティリティを介して調整できるので、汎用
性の面で好ましい。更に長期に渡る紙粉、或いはセンサ
自身の経時変化を補正する場合でも上記ユーティリティ
を利用した調整は有効であるので、耐久性能の向上にも
寄与できる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるラベルプリンタの構成図
【図2】本発明における用紙検出装置を示す回路構成図
【図3】本発明における感度調整用抵抗を選択するとき
の出力波形
【図4】本発明におけるホストとプリンタの接続図
【図5】本発明における第1の実施例の形態で感度調整
用抵抗を決定する処理を表わすフローチャート
【図6】本発明におけるラベルプリンタ(記録装置)の
構成を示すブロック図
【図7】センサの感度調整する場合のホスト側で動作す
るユーティリティの処理フロー
【図8】従来装置における用紙検出装置を示す回路構成
【図9】従来装置における用紙検出装置の出力波形と基
準しきい値の決定方法を説明する概略図
【0020】
【符号の説明】
1 ラベルプリンタ 2 記録部 3 ロールユニット 4 インクジェット記録ヘッド 5 搬送部 6 透過型センサ 7 反射型センサ 11a〜11h感度調整用抵抗群 13 選択回路 14 感度調整用ボリューム 15 感度調整用ボリューム 16 比較回路 18 A/Dコンバータ 19 D/Aコンバータ 20 制御装置 21 アナログマルチプレクサ 22 カウンタ 401 ホスト(コンピュータ) 404 プリンタ用ユーティリティ 601 CPU 602 インタフェースコントローラ 603 プログラムROM 604 記録ヘッド駆動回路 605 搬送モータ 606 ヘッドモータ 607 記録部 608 搬送部 609 I/O(入出力) 611 用紙検出制御手段 612 給紙モータ 613 給紙部 614 イメージメモリ 615 ワークRAM 616 EEPROM P 記録用紙 Plabel ラベル Pgap ギャップ Va ラベル電圧値 Vb ギャップ電圧値 Vth しきい値

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状の台紙に複数のラベルが仮付けされた
    用紙と前記ラベルに記録する記録部、前記用紙を記録部
    に繰り出す手段、前記用紙のラベル部分と台紙部とを判
    別するセンサ、前記センサの出力を複数段階設定できる
    選択回路、前記選択回路を決定する決定手段を持つこと
    を特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】帯状の台紙に複数のラベルが仮付けされた
    用紙と前記ラベルに記録する記録部、前記用紙を記録部
    に繰り出す手段、前記用紙のラベル部分と台紙部とを判
    別するセンサ、判別の為に前記センサ出力値と比較する
    ための基準電圧を比較する比較器、ラベル部分における
    前記センサ出力値と台紙部のセンサ出力値を記憶するメ
    モリ、及びメモリに記憶された各々のセンサ出力値によ
    り前記基準電圧を決定する基準電圧決定手段を有する記
    録装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の記録装置において、判別の
    為に前記センサ出力値と比較するための基準電圧を比較
    する比較器、ラベル部分における前記センサ出力値と台
    紙部のセンサ出力値を記憶するメモリ、及びメモリに記
    憶された各々のセンサ出力値により前記基準電圧を決定
    する基準電圧決定手段を有することを特徴とする記録装
    置。
  4. 【請求項4】帯状の用紙と前記用紙に記録する記録部、
    前記用紙を記録部に繰り出す手段、前記用紙の先頭位
    置、又は先頭マークを判別するセンサ、前記センサの出
    力を複数段階設定できる選択回路、前記選択回路を決定
    する決定手段を持つことを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】前記選択回路を決定する決定手段は前記記
    録装置の外部装置からの指令に基き実行されることを特
    徴とする請求項4に記載の記録装置
  6. 【請求項6】前記選択回路を決定する決定手段により決
    定された選択内容を前記記録装置から前記外部装置に送
    信できることを特徴とする請求項4、又は5に記載の記
    録装置
  7. 【請求項7】前記選択回路を決定する決定手段により決
    定された選択内容は前記記録する用紙の複数種類に応じ
    た複数の選択内容が反映されることを特徴とする請求項
    4、から請求項6に記載の記録装置
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008009021A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および印刷位置調整機構
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