JP2865918B2 - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

Info

Publication number
JP2865918B2
JP2865918B2 JP3339672A JP33967291A JP2865918B2 JP 2865918 B2 JP2865918 B2 JP 2865918B2 JP 3339672 A JP3339672 A JP 3339672A JP 33967291 A JP33967291 A JP 33967291A JP 2865918 B2 JP2865918 B2 JP 2865918B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
diameter
disc
pin
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3339672A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05151677A (ja
Inventor
弘 阿部
雅教 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ARUPAIN KK
Original Assignee
ARUPAIN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ARUPAIN KK filed Critical ARUPAIN KK
Priority to JP3339672A priority Critical patent/JP2865918B2/ja
Publication of JPH05151677A publication Critical patent/JPH05151677A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2865918B2 publication Critical patent/JP2865918B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、挿入された光ディスク
等の情報記録ディスクの挿入位置を規制する位置決め機
構を備えたディスクプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】音楽データ等がアナログデータとして記
録された従来のLPディスクに代わって急速に普及した
コンパクトディスク(以下、CDと略記する。)は、音
楽データ等をデジタルデータとして記録したもので、そ
の直径寸法が12cmのものである。その後、直径値が
8cmからなるシングルコンパクトディスク(以下、S
CDと略記する。)も普及することとなり、これに対応
して上記両サイズのCDを再生可能なコンパチブルなデ
ィスクプレーヤが登場した。このようなコンパチブルな
ディスクプレーヤは、自動車搭載用のディスクプレーヤ
に広く普及している。このような車載用のディスクプレ
ーヤは、異なるサイズからなるSCD,CDを限られた
スペース内で的確に挿入排出させ且つ演奏位置に位置決
めする必要がある。
【0003】図12に示す車載用ディスクプレーヤ1
は、自動車のダッシュボードなどに取り付けられる筐体
2内にドライブシャーシ3が設けられている。図示右側
から送りこまれるCDまたはSCDはドライブシャーシ
3上に設けられたターンテーブル8に設置される。ドラ
イブシャーシ3にはガイド部材6,6にガイドされてC
DまたはSCDに沿って移動する光ピックアップ5が設
けられている。上記ドライブシャーシ3は、車体から伝
達される振動が筐体2を介して光ピックアップ5内のサ
ーボ系統(図示しない)に伝わらないように、複数のダ
ンパー7によって筐体2の底部2a上に弾性的に支持さ
れた構造となっている。
【0004】また、SCD等の挿入経路Cの奥側には、
A−B方向へ移動自在に配置された規制部材9が配置さ
れており、装置内にSCDが挿入されたときには規制部
材9が(イ)で示す位置に移動し、CDが挿入されたと
きには(ロ)で示す位置に移動し、図示右側から送りこ
まれたCDまたはSCDは上記(イ)又は(ロ)に移動
した規制部材9に当接することで、その中央部がターン
テーブル8上に位置決めされて設置される。
【0005】しかしながら、上記構成では規制部材9が
移動するために必要な図示左右方向のスペースを確保し
なくてはならず、さらに規制部材9を前記(イ)または
(ロ)の位置に移動させるための機構の配置スペースを
図12において(ハ)で示すように図示左側の部分に設
ける必要が生じ、車載用ディスクプレーヤ1の左右全体
の寸法が大型化する欠点がある。
【0006】これに対して、図13及び図14に示すよ
うに、挿入されるCDやSCDに対応してそれぞれ一組
の円柱状のピン部材10,11を配置したものが提案さ
れている。小径のSCDを位置決めするためのピン部材
10は移動自在に設けられたものであり、大径のCDを
位置決めするピン部材11は、回動軸13を中心として
回動するクランプアーム12の下面に固定されている。
そして、図示右方向からSCDが送りこまれたときに
は、ピン部材10が(ニ)で示す位置に移動して送りこ
まれたSCDがこのピン部材10に当って位置決めされ
る。またCDが送りこまれたときにはピン部材10が図
示左側へ移動してCDの挿入の妨げにならない位置に待
避し、このCDはピン部材11に当って位置決めされ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
と図14に設けられたピン方式の位置決め機構であって
も、小径のSCDを位置決めするピン部材10を、CD
が挿入されたときに図示左方向へ移動させて逃がさなけ
ればならず、その待避の他の駆動源として例えばソレノ
イド機構などを設けなくてはならなくなって、装置内の
機構が非常に複雑になる。
【0008】そこで本発明は、ディスクを位置決めする
ピン状などの当接部材を簡単な機構により待避位置へ移
動させることができるようにしたディスクプレーヤを提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、小径および大径のディスクを装置内
挿入および排出する送り部材と、ディスクが小径か大
径かを識別する識別手段と、この挿入された小径および
大径のディスクを駆動するディスク駆動部が設けられて
いるディスクプレーヤにおいて、前記ディスクの挿入経
路には、挿入された小径のディスクに当接してこの小径
ディスクをディスク駆動部上にて位置決めする第1の
位置とディスク挿入経路から待避する第2の位置との間
にて移動する当接部材が設けられ、装置内には小径およ
び大径のディスクの挿入および排出時に一定の範囲にて
往復移動する移動部材と、この移動部材が一方向へ移動
したときに前記当接部材を第1の位置方向へ付勢し且つ
移動部材が他方向へ移動したときに当接部材を第2の位
置方向へ付勢する付勢部材と、前記識別手段によって挿
入されたディスクが小径と識別された場合、ディスク挿
入時に前記付勢部材によって第2の位置方向へ付勢され
ている前記当接部材を第1の位置にてロックしディスク
が前記当接部材で位置決めされた後にロック解除するロ
ック機構が設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作用】上記手段では、大径ディスクが挿入された場
合、当接部材は大径ディスクによって第2の位置方向へ
と押圧され、その状態で移動部材が移動し例えばトーシ
ョンスプリングからなる付勢部材によって付勢され当接
部材が第2の位置へ移動され、安定される。また小径デ
ィスクが挿入された場合、当接部材はロック機構によっ
て第1の位置にロックされた状態で小径ディスクの位置
決めを行い、その状態で移動部材が移動し付勢部材によ
って当接部材が第2の位置方向へ付勢されている。その
後ロックが解除されることで第2の位置方向へ付勢され
ていた当接部材は第2の位置へ移動し、小径ディスクか
ら離れる。また両径のディスクの排出時には、移動部材
が上記とは逆方向へ移動し付勢部材によって当接部材が
第1の位置方向へ付勢される。
【0011】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は車載用のディスクプレーヤの機構系統の構成
を示す平面図、図2はラック部材やアーム部材の取付状
態を示す分解斜視図、図3はディスクを位置決めする当
接部材の機構部を示す分解斜視図、図4は図1のIV矢
視図、図5は位置決め部材を駆動する回動機構部の斜視
図である。図1に示すディスクプレーヤ20では、筐体
30の内部にドライブシャーシ31が防振のための三つ
のダンパー33および他のダンパーを介して取り付けら
れている。図示ドライブシャーシ31は、ほぼ中央上面
にディスクを回転駆動するターンテーブル32が配置さ
れ、この側方にターンテーブル32に載置されたディス
クに記録されているデータを読み出す光ピックアップ2
2が配置されている。
【0012】この光ピックアップ22は上面に対物レン
ズ22aを備えたもので、ターンテーブル32を中心と
してその半径方向と平行に固定されたガイドレール2
1,21の間に配置され、このガイドレール21,21
にガイドされて一定範囲内で往復移動ができるように支
持されている。上記光ピックアップ22の側部にはラッ
ク部材23が取り付けられ、このラック部材23の側方
にはラック部材23に駆動力を伝達する二つのアイドル
歯車24,25からなる歯車機構部26が配置され、こ
の歯車機構部26の入力側のアイドル歯車24には回転
力を与えるモーター29が常時噛合状態で配置されてい
る。
【0013】上記ラック部材23は、図2にも示すよう
に光ピックアップ22の側部にてガイドレール21,2
1と平行に延びて固定された固定部23aと、この固定
部23aに摺動自在に取り付けられた可動部23bとを
有し、この可動部23bの側面にラック23cが形成さ
れたものである。また、上記固定部23aの図示左側面
にはピン23dが突出して形成され、可動部23bには
このピン23dに挿通される長穴23eが形成されてお
り、この長穴23eとピン23dとが移動できる範囲に
おいて、可動部23bは固定部23aに対しA又はB方
向へ相対移動できるようになっている。さらに、固定部
23aと可動部23bとの間には引張コイルばね27が
張設されており、これにより可動部23bは常時矢印A
方向に付勢され、この付勢力により通常は固定部23a
と可動部23bとが一体となって動作するようになって
いる。また、この可動部23bの下面には円柱状のピン
部材28が突出している。
【0014】上記歯車機構部26を構成するアイドル歯
車24,25は、それぞれ大小歯車が一体として形成さ
れたもので、上記ラック部材23の可動部23bの側面
に形成されたラック23cには、出力側のアイドル歯車
25と一体の小径歯車25aが常時噛合状態となってい
る。以上の構成では、モーター29の駆動力は歯車機構
部26を介して伝達され、アイドル歯車25と一体の小
径歯車25aを介してラック部材23の可動部23bに
伝達される。
【0015】通常の再生動作ではラック部材23の固定
部23aと可動部23bとが引張コイルばね27により
互いにひきつけられて一体となっており、小径歯車25
aからラック23cに与えられる駆動力により光ピック
アップ22は上記と同様の一定の範囲内(図1に示す
(ニ)と(ホ)の範囲内)でディスク(CDまたはSC
D)の下面に沿って移動させられる。上記ラック部材2
3の可動部23bに突出して形成されたピン部材28に
は、ドライブシャーシ31の上面に突出して形成された
軸34を中心として回動自在に配置されたアーム部材3
5の一部が対向している。
【0016】このアーム部材35は、軸34を中心とす
る両側にアーム35a,35bを備えたもので、このう
ち上記ピン部材28には一方のアーム35aの開放端部
に形成された傾斜部35cが当接できるようになってい
る。また、他方のアーム35bの開放端部には、上面側
にピン部材35dが突出して形成されている。このピン
部材35dは、ドライブシャーシ31上に突出して形成
された軸36を中心として回動自在に配置されたロック
部材37に形成された切欠部37c内に挿入されてい
る。このロック部材37は、軸36に挿入される挿入孔
37aを中心とする扇形状からなる板状のものである。
この円周部に相当する部分に歯車部37bが形成され、
中間部に上記切欠部37cが形成されている。また、外
周部分の一部には小径ディスク(SCD)を位置決めす
るための後述するストッパー部材の当接部材40dの先
端を係止してロック状態にする切欠部37dが形成され
ている。この切欠部37dも挿入孔37aを中心とする
円弧形状に形成されている。
【0017】通常の再生動作中では、このロック部材3
7はスプリング38により時計方向へ回動させられてお
り、外周に形成された歯車部37bは前記アイドル歯車
25の大径部の歯から離れている。そして、前記アーム
部材35によりロック部材37が反時計方向へ駆動され
ると、前記歯車部37bはアイドル歯車25の大径部の
歯に噛みこまれ、ロック部材37はその姿勢に維持され
るようになっている。なお、本実施例では上記ラック部
材23、歯車機構部26、アーム部材35及びロック部
材37によりロック機構部17を構成している。
【0018】小径のディスク(SCD)を位置決めする
ためのストッパー部材40は、図3にも示すように、上
記筐体30のドライブシャーシ31の上面側に位置する
所定部分に対向して形成された折曲部30a,30a間
に回動自在に取り付けられている。このストッパー部材
40は、上記折曲部30a,30aに形成された挿入孔
30h,30hに挿入される円柱状の軸部40a,40
eが両端部にそれぞれ突出して形成され、中央部分40
bの断面が四角形状からなる揺動軸40cと、この揺動
軸40cの両端部近傍であって挿入されたSCDに当接
する位置に形成された円柱形状からなる当接部材40
d,40dとを備えたものである。なお、同図では
(へ)で示す状態が当接ピン40dがSCDに当接する
第1の回動位置であり、(ト)で示す状態が当接部材4
0dがSCDに当接しない第2の回動位置である。
【0019】上記軸部40eの端部には、このストッパ
ー部材40に外部からの駆動力を伝達するレバー41が
取り付けられている。このレバー41は、図5にも示す
ように上記当接部材40dとほぼ平行に形成されたレバ
ー片41dと、これとほぼ直交する方向に形成されたレ
バー片41eとを備えたほぼL字形状からなるものであ
る。レバー片41dの端部には反転ばねとして機能する
トーションスプリング42の一端が取り付けられてい
る。上記軸部40eは、レバー41におけるレバー片4
1dとレバー片41eの連結部分に取り付けられてい
る。またレバー片41eのほぼ中央部分には側板30d
(図1参照)の方向へ突出する当接ピン41aが取り付
けられている。上記レバー片41eに設けられた当接ピ
ン41aは、対向する側板30dに形成された円弧形状
のガイド溝30g(図4に示す)内に挿入されており、
ストッパー部材40は、当接ピン41aがガイド溝30
gで規制される範囲でほぼ90度程度だけ回動できるよ
うになっている。
【0020】図1と図4に示す図示筐体30の図示右側
がSCDやCDの挿入口14である。この挿入口14の
近傍では、筺体30の内側面に軸44が固定され、この
軸44にローラブラケット73が回動自在に支持されて
いる。このローラブラケット73の図示右端部と筺体3
0との間にはスプリング46が張設されており、ローラ
ブラケット73はこのスプリング46により軸44を中
心とする図示時計方向へ付勢されている。前記ローラブ
ラケット73の先部には長穴30iが形成されており、
この長穴45a内に挿入排出ローラ48が固定されたロ
ーラ軸39が挿通され、このローラ軸39は筺体30の
側板30dに形成された円弧溝30b内に挿入されてい
る。この円弧溝30bはその左側に設けられたギヤ軸4
7を中心とした所定半径の円弧軌跡に沿って形成されて
いる。ローラブラケット73が軸44を中心として回動
すると、ローラ軸39は軸44を中心として回動しよう
とするが、ローラ軸39はローラブラケット73の長穴
30i内に挿入されているため、ローラ軸39は長穴4
5a内を摺動して前記円弧溝30bに沿って移動する。
【0021】また筺体30内には、挿入排出ローラ48
の上方に対向するガイド部材49が設けられており、上
記円弧溝30bにガイドされつつローラ軸39が上昇す
ると、挿入排出ローラ48は前記スプリング46の付勢
力によりガイド部材49に圧接し、CDやSCDは挿入
排出ローラ48とガイド部材49との間に狭圧される。
ローラブラケット73の図示右側の下部にはピン50に
より駆動リンク51が回動自在に連結されている。この
駆動リンク51の先端には制御ピン52が固定されてお
り、この制御ピン52は筺体30の側板30dに形成さ
れたガイド溝30c内に挿入されている。このガイド溝
30cは直線部(a)と円弧部(b)とから構成されて
いる。筺体30の底部にはモーターMが設けられてい
る。筺体30の側板30dに支持されている前記ギヤ軸
47には、小径ギヤ53、大径ギヤ54および中径ギヤ
55が回転自在に支持され、この3つのギヤ53ないし
55は一体となって回動する。前記モーターMの出力軸
に設けられたウオームギヤ56は前記小径ギヤ53と噛
み合っている。また、前記ローラ軸39の端部には従動
ギヤ57が固定されており、この従動ギヤ57が前記大
径ギヤ54と噛み合っている。
【0022】以上の構成では、モーターMの動力がウオ
ームギヤ56により小径ギヤ53に伝達されると、上記
三つのギヤ53ないし55が一体として回転し、この動
力は大径ギヤ54から従動ギヤ57に伝達され、この従
動ギヤ57と一体のローラ軸39ならびに挿入排出ロー
ラ48が正逆両方向へ回転駆動される。筺体30の側板
30dには動力伝達機構60が設けられている。この動
力伝達機構60は、前記モーターMの動力を所定のタイ
ミングにて移動部材である切換レバー43に伝達し、こ
の切換レバー43をC又はD方向へ駆動するためのもの
である。
【0023】この切換レバー43は、筺体30の底部3
0e(図1に示す)に設けられたガイドピン30f,3
0fによりC又はD方向ヘ摺動自在に支持されている。
この切換レバー43の図1における図示下側で且つ左端
には起立片43aが折曲げ形成されており、この起立片
43aに、図5に示したトーションスプリング42の一
方の端部が取り付けられている。切換レバー43の中間
部には、動力伝達機構60からの駆動力が伝達される駆
動用起立片43eが形成されている。この駆動用起立片
43eは鉛直方向に溝43fが形成されており、ここに
動力伝達機構60の一部である駆動ピン63cが挿入係
止されている。切換レバー43の図示右端部には、上述
したローラブラケット73を回動させるための駆動溝4
3dが形成された折曲片43cが形成されている。
【0024】図5などに示した上記レバー41に設けら
れた当接ピン41aには、当接部材40dが(ト)で示
す第2の回動位置に回動されているときに、揺動部材4
5の一端部45aが当接するように配置されている。上
記揺動部材45は、図5に示すように中央が、側板30
dに固定された軸45bに回動自在に支持されている。
揺動部材45の他端部45cにはスプリング58の一端
部が取り付けられ、また、このスプリング58の他端部
は側板30dに取り付けれている。揺動部材45はスプ
リング58の引張力によって図4又は図5に示す傾斜し
た中立姿勢に維持されるようになっている。
【0025】上記切換レバー43の図示左端部に形成さ
れている前記起立片43aの上端部には、当接ピン43
bが設けられ、この当接ピン43bは、切換レバー43
が矢印C又はD方向へ移動するときに、上記揺動部材4
5の他端部45cと当接するように配置されている。さ
らに、切換レバー43が図示D方向ヘ所定距離移動した
ときには、その図示右端部に設けられた前記駆動溝43
dが駆動リンク51に設けられた制御ピン52に嵌合す
る。従って、切換レバー43のC又はD方向ヘの移動に
従って、ローラブラケット73は駆動リンク51を介し
て時計方向へまたは反時計方向へ回動させられる。
【0026】上記切換レバー43のポジションである
が、図4に示すようにC側へ移動しているときが、SC
DまたはCDの挿入時または排出時であり、図1等に示
すようにD側へ移動しているときが、SCDまたはCD
の再生時である。上記切換レバー43は、揺動部材45
を介してストッパー部材40の姿勢制御と、駆動リンク
51を介して排出挿入ローラ48を上下に移動させる切
換えを行うだけでなく、他の駆動制御も行う。例えば切
換レバー43がD方向ヘ移動するのと連動して、図14
に示したようなクランプアーム12が上昇している状態
から回動軸13を中心として時計方向へ駆動され、クラ
ンプアーム12に取り付けられているクランパ(図示し
ない)によりSCDまたはCDがターンテーブル32に
クランプされる。
【0027】逆に、切換レバー43がC方向ヘ移動する
間にクランプアーム12が上昇させられて、クランパが
ターンテーブル32から離れてSCDまたはCDのクラ
ンプが解除される。さらに、ターンテーブル32ならび
にクランプアーム12が設けられているドライブシャー
シ31は、筺体30内にてダンパー33などの弾性部材
を介して支持されており、SCDやCDの再生時では、
ドライブシャーシ31が前記ダンパーなどにより支持さ
れた状態となり、車体振動がSCD等の再生動作に影響
を与えないようになっている。またSCDやCDを装填
し又は排出するときにはドライブシャーシ31が筺体3
0の内部にロックされる。前述した切換レバー43はこ
のロック機構をも動作させる機能を有している。すなわ
ち、ディスク再生状態から切換レバー43がC方向ヘ移
動する間に前記ロック機構が動作し、ディスクドライブ
ユニットが筺体30内にてロックされる。
【0028】前記動力伝達機構60は、タイミングレバ
ー61、前記ギヤ軸47に設けられた中径ギヤ55に噛
合する切換ギヤ62及び円板カム63が順に重ねられて
構成され、このうち円板カム63と切換ギヤ62とは支
持軸64を中心として互いに独立して回動自在となって
いる。上記タイミングレバー61は、切換ギヤ62の図
示裏面に突出形成された軸65を中心として揺動自在に
支持され、切換ギヤ62とともに回動するようになって
いる。またタイミングレバー61の中間部には係止ピン
61aが突出して形成されている。タイミングレバー6
1の解放端部と切換ギヤ62との間にはスプリング66
が取り付けられており、タイミングレバー61は軸65
を中心として時計方向に常時付勢されている。
【0029】上記円板カム63の外周部の一部には、上
記タイミングレバー61に設けられた係止ピン61aが
挿入される切欠部63aが形成されている。また円板カ
ム63の筺体内方側の面には駆動ピン63cが設けら
れ、この駆動ピン63cが上述した切換レバー43の駆
動用起立片43eに形成された溝43fに挿入されて駆
動力を伝達するようになっている。また、上記切欠部6
3aの開口部はトリガーレバー74によって常時閉状態
になっており、挿入口14からSCD等が挿入されたと
きにだけ、切欠部63aの開口部が開状態となるように
している。したがって、この開状態になっているとき
に、上記タイミングレバー61の係止ピン61aが切欠
部63a上を通過すれば、当該係止ピン61aが切欠部
63a内に係止され、これにより円板カム63が駆動さ
れる。また上記円板カム63は、筺体の側板30dとの
間に掛けられたスプリング67によって常時付勢されて
いる。図4の状態では、スプリング67により円板カム
63が時計方向へ付勢され、円板カム63に設けられた
駆動ピン63cが溝43fの図示上部に係止されてお
り、円板カム63が図4の状態から反時計方向へ回動す
ると、スプリング67により円板カム63が反時計方向
へ付勢され、このときも駆動ピン63cが溝43fの上
端に係止される。すなわち円板カム63はほぼ180度
の回動範囲にて反時計方向または時計方向へ回動できる
ことになる。
【0030】例えば円板カム63が反時計方向(F方
向)へ約180度回転すると、駆動ピン63cにより切
換レバー43がD方向ヘ駆動され、また円板カム63が
時計方向(E方向)ヘ約180度回転すると、駆動ピン
63cにより切換レバー43がC方向へ駆動される。な
お、図1に示すように、ディスクの挿入経路の奥方位置
には大径のディスクであるCDを位置決めする一対のピ
ン部材11が設けられているが、これは図14に示した
のと同様にクランプアーム12の下面に固定されてい
る。なおクランプアームについては図1、図4などにお
いて図示を省略している。
【0031】上記構成を備えた一実施例のディスクプレ
ーヤの動作状態について、図6乃至図9をも参照して説
明する。CD又はSCDの記録情報を再生しているとき
には、切換レバー43は、図6で示すようにD方向へ移
動した位置に停止している。このとき、ストッパー部材
40の当接部材40dは図示(ト)で示す第2の回動位
置に移動した状態にて、トーションスプリング42の付
勢力f1により付勢されており、この回動姿勢は、レバ
ー41に設けられた当接ピン41aが、側板30dに形
成されたガイド溝30gの左端部に係止されることによ
り維持されている。なお、切換レバー43がD方向へ移
動していることにより、切換レバー43の右端部に設け
られた駆動溝43dにより、駆動リンク51を介してロ
ーラブラケット73は図4にて反時計方向へ回動させら
れている。またクランパによりSCDまたはCDはター
ンテーブル32にクランプされている。
【0032】次に、たとえば再生動作の終了等によって
SCDまたはCDの排出動作が選択されると、上記モー
ターMが駆動される。このモーターMの動力は図4に示
すようにウオームギヤ56から小径ギヤ53に伝達さ
れ、この小径ギヤ53と共に回転する中径ギヤ55から
切換ギヤ62に伝達される。これにより、切換ギヤ62
は時計方向(E方向)へ駆動される。このときは図4の
動力伝達機構60では、タイミングレバー61に設けら
れた係止ピン61aが円板カム63の切欠部63aに掛
止されて、円板カム63が時計方向へ駆動されて、駆動
ピン63cにより切換レバー43は矢印C方向に駆動さ
れ、図4に示すように、円板カム63が時計方向へほぼ
180度回動した時点で係止ピン61aが切欠部63a
から外れ、その後は円板カム63が停止して切換ギヤ6
2のみが単独でE方向へ回転しつづける。
【0033】この切換レバー43の移動途中に、切換レ
バー43の起立片43aの上端部近傍に突出する当接ピ
ン43bは、揺動部材45の図示他端部に当接する。こ
の当接状態から切換レバー43がさらに矢印C方向に移
動すると、揺動部材45は、図7に示すようにスプリン
グ58の弾性力に抗しつつ、軸45bを中心として時計
方向に回転させられる。このとき、この揺動部材45の
上端部はレバー41に設けられた当接ピン41aに当接
してこれを図示右方向へ押す。ストッパー部材40は、
この押し力によって切換レバー43とレバー41の間に
設けられたトーションスプリング42の弾性力に抗しつ
つ、軸部40eを中心として反時計方向に回転させられ
る。
【0034】そして、ストッパー部材40が所定角度に
回動した時点で、トーションスプリング42の弾性力の
作用線が軸部40eの図示左側から右側に反転する(図
8にばね力f2を示す)。この弾性力の作用線の反転に
より、ストッパー部材40には軸部40eを中心とする
反時計方向に弾性力が作用し、この弾性力によって、ス
トッパー部材40は図8にて(ヘ)で示す姿勢に回転さ
れる。この(ヘ)で示す姿勢は、上記ガイド溝30gの
図示右端部に当接ピン41aが係止されることにより維
持される。他方、切換レバー43の当接ピン43bは矢
印C方向に移動する途中において揺動部材45から離
れ、当接ピン43bが離れた後、揺動部材45はスプリ
ング58の引張力によってもとの傾斜した中立姿勢(図
8に示す)に復帰させられる。さらに、切換レバー43
のC方向への移動が完了した後、ストッパー部材40の
当接部材40dの先端が、図8(へ)の姿勢でロックさ
れる。このロック動作を説明する。
【0035】図1に示すモーター29の駆動力は歯車機
構部26を介して上記ラック部材23に伝達される。こ
のときのモーター29の回転方向は光ピックアップ22
をディスク内周方向へ移動させるときと同じであり、ア
イドル歯車25の小径歯車25aからラック部材23の
可動部23bに対し図1と図2においてB方向への駆動
力が与えられる。しかしながら、上記ラック部材23が
取り付けられている光ピックアップ22は、既に最内周
位置に位置してそれ以上移動できないように規制されて
いるため、光ピックアップ22はそれ以上B方向へ移動
できず、従って図2に示すラック部材23の可動部23
bだけが引張コイルばね27の引張力に抗して矢印B方
向に突出するように過剰移動する。
【0036】この可動部23bの過剰移動によって、こ
の可動部23bに突出形成されているピン部材28がア
ーム部材35の一方のアーム35aの開放端部に形成さ
れた傾斜部35cに当接する。この当接により、アーム
部材35は軸34を中心とする時計方向に回動させられ
る。このアーム部材35の回動によって、この他方のア
ーム35bの開放端部に突出形成されているピン部材3
5dが、ロック部材37の切欠部37cの内壁面に当接
し、この当接した時点からロック部材37は軸36を中
心とした反時計方向に回動する。
【0037】このロック部材37の回動により、この外
周部分に形成されている歯車部37bが上記アイドル歯
車25の大径部の歯に噛合する。この噛合した時点か
ら、アイドル歯車25はわずかに時計方向へ駆動され、
ロック部材37はアイドル歯車25によって反時計方向
にわずかに回転させられ、その位置でモーター29が停
止する。この停止状態では、ロック部材37は反時計方
向へ回動した位置に保持される。よって図8に示すよう
に、第1の回動位置((へ)の回動位置)にて待機状態
となっている当接部材40dの先端部にロック部材37
の切欠部37dが掛止され、当接部材40dはこの待機
姿勢にてロックされる。そして図8に示す状態にて、次
にSCDやCDが挿入されるのを待機する。
【0038】なお切換レバー43がC方向へ移動するこ
とにより、その図示右端部の駆動溝43dが制御ピン5
2から外れ、ローラブラケット73はスプリング46の
付勢力により時計方向へ回動し、挿入排出ローラ48と
ガイド部材49とでCDまたはSCDが挟持される。こ
の間モーターMの動力は大径ギヤ54を介して従動ギヤ
57に伝達され続け、クランプアームが上昇してCDま
たはSCDのターンテーブル32上でのクランプが解除
され、そして挿入排出ローラ48によりCDまたはSC
Dは挿入口14から排出される。
【0039】図8に示す挿入待機状態において、上記筐
体30の挿入口14からディスクが挿入されると、これ
が小径のSCDであるか、大径のCDであるかの識別
が、挿入口14の近傍に配置された図示しない光センサ
によって検出される。SCDまたはCDのいずれかが挿
入されると、上述したモーターMがディスク排出時と逆
回転にて駆動され、動力伝達機構60の切換ギヤ62が
反時計方向(F方向)へ回転駆動される。また同じモー
ターMの動力により大径ギヤ54を介して従動ギヤ57
が反時計方向へ駆動され、挿入排出ローラ48とガイド
部材49とで挟まれたCDまたはSCDは筺体の内方へ
送りこまれる。ディスクが所定の位置まで送りこまれた
ときに、動力伝達機構60のトリガーレバー74が切欠
部63aの閉鎖を解除し、タイミングレバー61の係止
ピン61aが切欠部63a内に入り、円板カム63は切
換ギヤ62と共に反時計方向へ駆動される。そして円板
カム63がほぼ180度回転した位置で係止ピン61a
が切欠部63aから外れ、円板カム63は停止し、切換
ギヤ62はわずかに回動して停止する。この円板カム6
3の反時計方向の回動時に駆動ピン63cにより切換レ
バー43がD方向へ駆動される。
【0040】ここで、挿入されたディスクがCDかSC
Dであるかによって切換制御が異なる。挿入されたのが
SCDである場合には、前記挿入排出ローラの回転によ
り送り込まれたSCDは、第1の回転位置で待機状態と
なっている当接部材40dに当接するが、この当接部材
40dは、前記ロック部材37の切欠部37dによって
掛止されているため、SCDによって伝えられる前記ロ
ーラの駆動力によって第2の位置へ回動されることはな
く、当接部材40dによって規制される位置で静止させ
られる。この後、前記の動力伝達機構60のトリガーレ
バー74が切欠部63aの閉鎖を解除し、切換レバー4
の移動を開始するよう制御される。
【0041】切換レバー43がD方向へ移動し始める当
初においては、レバー41にはトーションスプリング4
2により軸部40eを図示反時計方向に回転させる力f
2が与えられているが、さらに切換レバー43がD方向
に移動すると、スプリング42の弾性力の方向が反転
し、図9に示すように切換レバー43がD方向へ移動し
終わった時点では、スプリング42によりレバー41と
軸部40eに対し時計方向に付勢する力f3が作用す
る。ただし、当接部材40dの先端にロック部材37の
切欠部37dが係止されて、当接部材40dがロックさ
れているため、トーションスプリング42の弾性力の反
転にかかわらず、ストッパー部材40は図9の姿勢にて
維持される。なお切換レバー43がD方向へ移動すると
き当接ピン43bは揺動部材45に一旦当たりこの揺動
部材45を反時計方向へ回動させるが、その後に当接ピ
ン43bが揺動部材45から離れ、図9に示すように揺
動部材45はスプリング58により中立姿勢に維持され
る。
【0042】そして切換レバー43がD方向へ移動する
ときに、クランプアームが下降し、クランパによりSC
Dがターンテーブル32にクランプされる。また切換レ
バー43の図示右端に設けられた駆動溝43dが図4に
示す制御ピン52に掛止して駆動リンク51を介してロ
ーラブラケット73を反時計方向へ駆動し、排出挿入ロ
ーラ48はディスクSCDから離れて下方向へ移動す
る。そして再生動作に移行するが、この再生動作へ移行
するときに、図1に示すモーター29の動力が歯車機構
部26からラック部材23に与えられ、ラック部材23
に対してディスク外周方向(A方向)へ駆動される。当
接部材40dをロックしている時点では、図2に示すラ
ック部材23の可動部23bがB方向へ過剰移動してい
るが、この可動部23bに形成されたラック23cに対
してA方向の移動力が与えられると、可動部23bが固
定部23aに対して相対的にA方向へ戻り、ピン部材2
8はアーム部材35から離れる。またアイドル歯車25
の反時計方向の回転により、ロック部材37の歯車部3
7bがアイドル歯車25から離れ、スプリング38の付
勢力によりロック部材37が時計方向へ復帰する。
【0043】このときロック部材37の切欠部37dが
当接部材40dの先端から外れ、ロックが解除された当
接部材40dは、図9に示すトーションスプリング42
の力f3により時計方向へ回動させられ、図6に示す第
1の回動位置(ト)へ移動する。よって再生時には当接
部材40dはSCDから離れ、ディスク回転を阻害する
ことがない。
【0044】次に挿入口14から挿入されたディスクが
大径のCDであると識別されたときには、前記のSCD
の場合と異なり、図1に示すモーター29が始動し、前
記のSCDの場合の再生動作移行時のロック解除動作を
行なう。よって図8の待機状態において、当接部材40
dはロック部材37によりロックされない。この状態で
CDの先端が当接部材40dに当ると、CDの送りこみ
力により当接部材40dが時計方向へ押し出され、トー
ションスプリング42の力の反転により当接部材40d
が図6に示すように(ト)の位置にて安定することにな
る。その後切換レバー43が完全にD方向へ移動する
と、図6に示すように、当接部材40dは(ト)の位置
へ回動したままである。そしてCDの場合には、図1に
示すように、クランプアームに設けられたピン部材11
により位置決めされ、その中央の穴がターンテーブル3
2のほぼ中心に一致させられ、この位置でクランパによ
りクランプされる。
【0045】図10及び図11は、本発明によるディス
クプレーヤの他の実施例を示している。図10は、上記
光ピックアップ22に設けられている対物レンズ22a
のチリやほこり等を除去するクリーニング部材を取付け
た状態を示す斜視図、図11(A)は図10に示すクリ
ーニング部材の動作状態を示す説明図、図11(B)は
シャッタを設けた場合の動作説明図である。なお、両図
において、前記実施例と同様のものについては同一の符
号を付し、その詳細な説明を省略する。図示クリーニン
グ部材70は、上述したストッパー部材40の揺動軸4
0cに取り付けられた支持軸71と、この支持軸71の
解放端部に取り付けられたハケ72とを備えて構成され
たものである。また、この場合、支持軸71は上記光ピ
ックアップ22が最内周側に停止している位置の上部に
配置されていることが必要である。
【0046】以上の構成を備えたクリーニング部材70
は、図11(A)に示すように、ストッパー部材40の
揺動軸40cが、前記の実施例の駆動動作により光ディ
スクの挿入、排出ごとに揺動されるに従って、ハケ72
が光ピックアップ22の対物レンズ22aの表面をクリ
ーニングする。このようなクリーニング部材70を備え
たものであれば、対物レンズ22aに付着するチリ,ほ
こり等による悪影響を防止することができる。
【0047】また図11(B)に示すように、ハケ72
の代わりに、支持軸71の先端にシャッタ76を設ける
ことも可能である。図8に示すように、ディスクが挿入
されていない待機状態においては、当接部材40dは常
に下向きであるため、前記支持軸71をこの当接部材4
0dと平行に設け、この待機状態で光ピックアップ22
の対物レンズ22aがシャッタ76の真下に位置するよ
うにすれば、待機状態において対物レンズ22aにほこ
りなどが付着するのを防止できる。ディスクが挿入され
たときには、当接部材40dは図6に示すように時計方
向へ回動するのであるから、再生時にはこのシャッタ7
6も対物レンズ22aの上方から外れることになる。な
お、図の実施例では直径8cmのSCDと直径12cm
のCDに対応するディスクプレーヤについて説明した
が、このディスク寸法はどのようなものであっても対応
が可能であり、また音楽用のディスク以外の記録メディ
アであっても使用可能である。
【0048】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、移動部材
の往復移動により付勢部材の付勢方向が切り換わり、当
接部材を待避駆動できるものとなり、機構を簡単にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】車載用のディスクプレーヤの機構系統の構成を
示す平面図。
【図2】ロック機構の駆動部を示す分解斜視図。
【図3】位置決め用の当接部材の支持部を示す分解斜視
図。
【図4】図1に示す車載用ディスク装置をIV矢視方向
から見た側面図。
【図5】当接部材を回動させる回動機構部の拡大分解斜
視図。
【図6】切換レバーと当接部材の動作状態を示す説明
図。
【図7】切換レバーと当接部材の動作状態を示す説明
図。
【図8】切換レバーと当接部材の動作状態を示す説明
図。
【図9】切換レバーと当接部材の動作状態を示す説明
図。
【図10】光ピックアップに設けられている対物レンズ
のチリやほこり等を除去するクリーニング部材を設けた
場合の部分斜視図。
【図11】(A)は図10に示すクリーニング部材の動
作状態を示す説明図、(B)はシャッタを設けた場合の
動作説明図。
【図12】従来の車載用ディスクプレーヤの概略構成を
示す平面図。
【図13】従来の車載用ディスクプレーヤの概略構成を
示す平面図。
【図14】図13に示す車載用ディスクプレーヤの側面
図。
【符号の説明】
11 大径ディスク用の位置決めピン 17 ロック機構部 23 ラック部材 23a 固定部 23b 可動部 29 ロック機構を駆動するモーター 37 ロック部材 37d 切欠部 21 ガイドレール 22 光ピックアップ 30 筐体 31 ドライブシャーシ 32 ターンテーブル 40 ストッパー部材 40d 当接部材 41 レバー 42 トーションスプリング 43 切換レバー(移動部材) 45 揺動部材 CD コンパクトディスク SCD シングルコンパクトディスク (ニ) 第1の回動位置 (ハ) 第2の回動位置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小径および大径のディスクを装置内へ
    入および排出する送り部材と、ディスクが小径か大径か
    を識別する識別手段と、この挿入された小径および大径
    ディスクを駆動するディスク駆動部が設けられている
    ディスクプレーヤにおいて、前記ディスクの挿入経路に
    は、挿入された小径のディスクに当接してこの小径の
    ィスクをディスク駆動部上にて位置決めする第1の位置
    とディスク挿入経路から待避する第2の位置との間にて
    移動する当接部材が設けられ、装置内には小径および大
    径のディスクの挿入および排出時に一定の範囲にて往復
    移動する移動部材と、この移動部材が一方向へ移動した
    ときに前記当接部材を第1の位置方向へ付勢し且つ移動
    部材が他方向へ移動したときに当接部材を第2の位置方
    向へ付勢する付勢部材と、前記識別手段によって挿入さ
    れたディスクが小径と識別された場合、ディスク挿入時
    に前記付勢部材によって第2の位置方向へ付勢されてい
    前記当接部材を第1の位置にてロックしディスクが前
    記当接部材で位置決めされた後にロック解除するロック
    機構が設けられていることを特徴とするディスクプレー
    ヤ。
JP3339672A 1991-11-27 1991-11-27 ディスクプレーヤ Expired - Fee Related JP2865918B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3339672A JP2865918B2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 ディスクプレーヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3339672A JP2865918B2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 ディスクプレーヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05151677A JPH05151677A (ja) 1993-06-18
JP2865918B2 true JP2865918B2 (ja) 1999-03-08

Family

ID=18329711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3339672A Expired - Fee Related JP2865918B2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 ディスクプレーヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2865918B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05151677A (ja) 1993-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1100084B1 (en) Disk player
KR100305916B1 (ko) 디스크플레이어장치
JP2865918B2 (ja) ディスクプレーヤ
KR980011251A (ko) 디스크 재생 장치
JP3995455B2 (ja) ディスク装置
US20020150020A1 (en) Positional displacement compensating mechanism and recording medium playback device
JP3989185B2 (ja) 駆動装置
JP4058837B2 (ja) ローディング装置
JPH087434A (ja) 光ディスクプレーヤの光ディスク装填用駆動機構
JP2553643Y2 (ja) ディスク型記録媒体再生装置
JPH10241335A (ja) ディスクドライブ装置
JPH03245355A (ja) フロントカバー開閉装置
JP4021208B2 (ja) ディスク再生装置
JP3178099B2 (ja) ディスクカートリッジ収納装置
JP2877562B2 (ja) ディスクプレーヤ
JP3810010B2 (ja) ディスク搬送機構
JP3417643B2 (ja) 記録媒体の駆動装置
JPH07230659A (ja) ディスクプレーヤ装置
JP2000067496A (ja) ディスクプレーヤのディスク切換機構
JP3802890B2 (ja) チェンジャ型ディスク装置
JP2589676Y2 (ja) 情報機器の記録媒体ロック・排出装置
JP3553754B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPH0355164Y2 (ja)
JPH05128751A (ja) ピツクアツプ駆動装置
JP2776311B2 (ja) ディスク記録及び/又は再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091218

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091218

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101218

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees