JP2864771B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2864771B2
JP2864771B2 JP3039910A JP3991091A JP2864771B2 JP 2864771 B2 JP2864771 B2 JP 2864771B2 JP 3039910 A JP3039910 A JP 3039910A JP 3991091 A JP3991091 A JP 3991091A JP 2864771 B2 JP2864771 B2 JP 2864771B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイポーラCMOS回
路技術を用いた半導体集積回路に係わり、遅延時間を短
縮し、レイアウト面積を縮小化するための手段を提供す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5に、従来のバイポーラCMOS回路
技術により構成されるトライステート・インバータ回路
の一例を示す。
【0003】図5において、501と502はPチャン
ネルMOSFET、503〜508はNチャンネルMO
SFET、509と510はNPNバイポーラトランジ
スタ、511はデータを入力する第1の入力点、512
は正転クロック信号を入力する第2の入力点、513は
反転クロック信号を入力する第3の入力点、514はデ
ータを出力する出力点である。
【0004】以下、従来のトライステート・インバータ
回路の動作を説明する。まず、第2の入力点512が”
L”レベルでかつ第3の入力点513が”H”レベルの
場合には、第1のPチャンネルMOSFET501は非
導通状態、かつNチャンネルMOSFET503と50
7は導通状態となってNPNバイポーラトランジスタ5
09と510のベース電位を”L”レベルにする。よっ
てこの時、第1の入力点511の電位レベルによらず出
力点514の電位レベルはハイ・インピーダンスとな
る。
【0005】次に、第2の入力点512が”H”レベル
でかつ第3の入力点513が”L”レベルの場合におい
て、第1の入力点511が”L”レベルであれば、Pチ
ャンネルMOSFET502を導通状態にし、Nチャン
ネルMOSFET504,505を非導通状態にする。
よってNPNバイポーラトランジスタ509のベースに
は直列するPチャンネルMOSFET501,502を
介して電流が供給されることにより、エミッタ電流が流
れ、出力点514の電位レベルを”H”レベルにする。
【0006】また、第2の入力点512が”H”レベル
でかつ第3の入力点513が”L”レベルの場合におい
て、第1の入力点511が”H”レベルであれば、Pチ
ャンネルMOSFET502を非導通状態にし、Nチャ
ンネルMOSFET504,505を導通状態にする。
よってこの時、出力点514の電位が”H”レベルであ
れば、直列するNチャンネルMOSFET505,50
6を介してNPNバイポーラトランジスタ510のベー
スに電流が供給されてエミッタ電流が流れ、出力点51
4の電位レベルを”L”にする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
バイポーラCMOS回路技術によるトライステート・イ
ンバータ回路では、動作時においてNPNバイポーラト
ランジスタのベースへの電流供給は、直列するPMOS
叉はNMOSトランジスタを介して行われるため、出力
負荷を駆動開始するまでの時間(内部遅延時間)が多く
かかっていた。また、内部遅延時間を小さくするために
直列するPMOS叉はNMOSトランジスタのサイズを
大きくする必要があり、このためレイアウト面積を大き
くしていた。さらに、第1から第3の入力点511〜5
13は、回路を構成するCMOSトランジスタのゲート
を直接制御していたために入力負荷容量も大きくなって
いた。
【0008】上述した問題の原因は、トライステート・
インバータ回路の論理と制御をCMOSトランジスタで
行い、出力負荷を駆動バイポーラトランジスタで行なっ
ていたためであり、総トランジスタ数を多くしていた。
このために、内部遅延時間が多くかかったり、それを小
さくするためにレイアウト面積を大きくしていた。また
全てのCMOSトランジスタのゲートを直接制御する必
要があるために入力負荷容量も大きくなっていた。
【0009】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされ、
内部遅延時間を小さくし、かつレイアウト面積を縮小化
し、さらに十分な駆動能力を持った半導体集積回路を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を実現するた
めに、請求項1に記載の発明は、第1のPチャンネルMO
SFETと第1から第5のNチャンネルMOSFETと第1,第2
のNPNバイポーラトランジスタを備え、前記第1のPチャ
ンネルMOSFETのゲートおよび前記第1,第2のNチャン
ネルMOSFETのゲートを共通接続してこれを第1の入力点
とし、前記第1のPチャンネルMOSFETのソースと前記第
1のNチャンネルMOSFETのソースを接続してこれを第2
の入力点とし、また前記第3,第4のNチャンネルMOSFE
Tのゲートを接続してこれを前記第3の入力点とし、一
方前記第1のPチャンネルMOSFETのドレインと前記第
2,第3のNチャンネルMOSFETのドレインと前記第5の
NチャンネルMOSFETのゲートおよび前記第1のNPNバイ
ポーラトランジスタのベースを共通接続し、前記第1の
NチャンネルMOSFETのドレインと前記第4,第5のNチ
ャンネルMOSFETのドレインおよび前記第2のNPNバイポ
ーラトランジスタのベースを共通接続し、また前記第1
のNPNバイポーラトランジスタのコレクタを第1の電位
と接続し、前記第2から第5のNチャンネルMOSFETのソ
ースおよび前記第2のNPNバイポーラトランジスタのエ
ミッタを第2の電位と接続し、さらに前記第1のNPNバ
イポーラトランジスタのエミッタと前記2のNPNバイポ
ーラトランジスタのコレクタを接続してこれを出力点に
設定する構成とするものである。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載の半導体集積回路に第6のNチャンネルMOSFETと第
2のPチャンネルMOSFETを備え、前記第6のNチャンネ
ルMOSFETのソースと前記第2のPチャンネルMOSFETのソ
ースを前記第2の入力点に追加して接続し、前記第6の
NチャンネルMOSFETのドレインを前記第1のPチャンネ
ルMOSFETのドレインに追加して接続し、また前記第2の
PチャンネルMOSFETのドレインを前記第1のNチャンネ
ルMOSFETのドレインに追加して接続し、さらに前記第6
のNチャンネルMOSFETのゲートと第2のPチャンネルMO
SFETのゲートを接続してこれを第4の入力点に設定する
構成とするものである。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、第1のP
チャンネルMOSFETと第1から第4のNチャンネルMOSFET
とNPNバイポーラトランジスタを備え、前記第1のPチ
ャンネルMOSFETのゲートおよび前記第1,第3のNチャ
ンネルMOSFETのゲートを共通接続してこれを第1の入力
点とし、前記第1のPチャンネルMOSFETのソースと前記
第4のNチャンネルMOSFETのゲートを接続してこれを第
2の入力点とし、前記第2のNチャンネルMOSFETのゲー
トを第3の入力点とし、また前記第1のPチャンネルMO
SFETのドレインと前記第1,2のNチャンネルMOSFETの
ドレインおよび前記NPNバイポーラトランジスタのベー
スを共通接続し、前記第3のNチャンネルMOSFETのソー
スと前記第4のNチャンネルMOSFETのドレインを接続
し、また前記NPNバイポーラトランジスタのコレクタを
第1の電位と接続し、前記第1,2,4のNチャンネルMO
SFETのソースを第2の電位と接続し、さらに前記NPNバ
イポーラトランジスタのエミッタと前記第3のNチャン
ネルMOSFETのドレインを接続してこれを出力点に設定す
る構成とするものである。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
記載の半導体集積回路に第5のNチャンネルMOSFETを備
え、前記第5のNチャンネルMOSFETのソースを前記第2
の入力点に追加して接続し、前記第5のNチャンネルMO
SFETのドレインを前記第1のPチャンネルMOSFETのドレ
インに追加して接続し、また前記第5のNチャンネルMO
SFETのゲートを第4の入力点に設定する構成とするもの
である。
【0014】また、請求項5に記載の発明は、第1のP
チャンネルMOSFETと第1から第5のNチャンネルMOSFET
と第1,第2のNPNバイポーラトランジスタを備え、前記
第1,第4のNチャンネルMOSFETのゲートと前記第1の
PチャンネルMOSFETのゲートを共通接続してこれを第1
の入力点とし、前記第1のNチャンネルMOSFETのソース
と前記第1のPチャンネルMOSFETのソースを接続してこ
れを第2の入力点とし、前記第2,第5のNチャンネルM
OSFETのゲートを第3の入力点とし、また前記第1から
第3のNチャンネルMOSFETのドレインおよび前記第1の
NPNバイポーラトランジスタのベースを共通接続し、前
記第1のPチャンネルMOSFETのドレインと前記第4,第
5のNチャンネルMOSFETのドレインと前記第3のNチャ
ンネルMOSFETのゲートおよび前記第2のNPNバイポーラ
トランジスタのベースを共通接続し、また前記第1のNP
Nバイポーラトランジスタのコレクタを第1の電位と接
続し、前記第2から第5のNチャンネルMOSFETのソース
および前記第2のNPNバイポーラトランジスタのエミッ
タを第2の電位と接続し、さらに前記第1のNPNバイポ
ーラトランジスタのエミッタと前記2のNPNバイポーラ
トランジスタのコレクタを接続してこれを出力点に設定
する構成とするものである。
【0015】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
記載の半導体集積回路に第6のNチャンネルMOSFETと第
2のPチャンネルMOSFETを備え、前記第6のNチャンネ
ルMOSFETのソースと前記第2のPチャンネルMOSFETのソ
ースを前記第2の入力点に追加して接続し、前記第6の
NチャンネルMOSFETのドレインを前記第1のPチャンネ
ルMOSFETのドレインに追加して接続し、また前記第2の
PチャンネルMOSFETのドレインを前記第1のNチャンネ
ルMOSFETのドレインに追加して接続し、さらに前記第6
のNチャンネルMOSFETのゲートと第2のPチャンネルMO
SFETのゲートを接続してこれを第4の入力点に設定する
構成とするものである。
【0016】また、請求項7に記載の発明は、第1のP
チャンネルMOSFETと第1から第6のNチャンネルMOSFET
とNPNバイポーラトランジスタを備え、前記第1,第4の
NチャンネルMOSFETのゲートと前記第1のPチャンネル
MOSFETのゲートを共通接続してこれを第1の入力点と
し、前記第1のNチャンネルMOSFETのソースと前記第6
のNチャンネルMOSFETのゲートを接続してこれを第2の
入力点とし、前記第2のNチャンネルMOSFETのゲートを
第3の入力点とし、また前記第1から第3のNチャンネ
ルMOSFETのドレインおよび前記NPNバイポーラトランジ
スタのベースを共通接続し、前記第3,第5のNチャン
ネルMOSFETのゲートと前記第4のNチャンネルMOSFETの
ドレインおよび前記第1のPチャンネルMOSFETのドレイ
ンを共通接続し、前記第5のNチャンネルMOSFETのソー
スと前記第6のNチャンネルMOSFETのドレインを接続
し、また前記第1のPチャンネルMOSFETのソースおよび
前記NPNバイポーラトランジスタのコレクタを第1の電
位と接続し、前記第2,3,4,6のNチャンネルMOSFET
のソースを第2の電位と接続し、さらに前記第1のNPN
バイポーラトランジスタのエミッタと前記第5のNチャ
ンネルMOSFETのドレインを接続してこれを出力点に設定
する構成とするものである。
【0017】さらに、請求項8に記載の発明は、請求項
7記載の半導体集積回路に第2のPチャンネルMOSFETを
備え、前記第2のPチャンネルMOSFETのソースを前記第
2の入力点に追加して接続し、前記第2のPチャンネル
MOSFETのドレインを前記第1のNチャンネルMOSFETのド
レインに追加して接続し、また前記第2のPチャンネル
MOSFETのゲートを第4の入力点に設定する構成とするも
のである。
【0018】
【作用】請求項1〜4の発明の構成により、従来のバイ
ポーラCMOS回路技術により構成されるトライステー
ト・インバータ回路に比べてトランジスタ数が少なく構
成でき、また内部遅延時間も小さく、かつレイアウト面
積を縮小化することができる。
【0019】また、請求項5〜8の発明の構成により、
請求項1〜4の発明の構成によるトライステート・イン
バータ回路と上述した同等の利点をもったトライステー
ト・バッファ回路を構成することができる。
【0020】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の実施例を図面に
基づいて説明する。
【0021】図1は、本発明の第1実施例に係わる半導
体集積回路を示し、同図において、101はPチャンネ
ルMOSFET、102〜106はNチャンネルMOS
FET、107,108はNPNバイポーラトランジス
タ、109は第1の入力点、110は第2の入力点、1
11は第3の入力点、112は出力点である。尚、第1
の入力点109はデータの入力点、第2の入力点110
は正転クロック信号の入力点、第3の入力点111は反
転クロック信号の入力点および出力点112はデータの
出力点とすることでトライステート・インバータ回路を
実現するものである。
【0022】以下、第1実施例に係わる半導体集積回路
の動作を説明する。まず、第2の入力点110が”L”
レベルでかつ第3の入力点111が”H”レベルの場合
には、NチャンネルMOSFET104,105が導通
状態となり、NPNバイポーラトランジスタ107,1
08のベース電位を”L”レベルとして双方共にエミッ
タ電流が流れず、よって出力点112の電位レベルはハ
イ・インピーダンスとなる。尚この時、第1の入力点1
09が”L”レベルであればPチャンネルMOSFET
101が導通状態となり、また”H”レベルであればN
チャンネルMOSFET102が導通状態となって各々
NPNバイポーラトランジスタ107,108のベース
に第2の入力点110の電位レベル”L”が伝達するこ
とになるが、同電位であるため影響はない。
【0023】次に、第2の入力点110が”H”レベル
でかつ第3の入力点111が”L”レベルの場合におい
て、第1の入力点109が”L”レベルの時にはPチャ
ンネルMOSFET101を導通状態にし、Nチャンネ
ルMOSFET102,103を非導通状態にする。
尚、NチャンネルMOSFET104,105は非導通
状態である。この時NPNバイポーラトランジスタ10
7のベースには、PチャンネルMOSFET101を介
して第2の入力点110の電位レベル”H”が伝達され
てエミッタ電流が流れる。一方、NPNバイポーラトラ
ンジスタ108のベースは、NチャンネルMOSFET
106を介して”L”レベルとなりミッタ電流は流れな
い。よってこの時、出力点112の電位は”H”レベル
となる。
【0024】さらに、第2の入力点110が”H”レベ
ルでかつ第3の入力点111が”L”レベルの場合にお
いて、第1の入力点109が”H”レベルの時にはPチ
ャンネルMOSFET101を非導通状態にし、Nチャ
ンネルMOSFET102,103を導通状態にする。
尚、NチャンネルMOSFET104,105は非導通
状態である。この時NPNバイポーラトランジスタ10
7のベースは、NチャンネルMOSFET103を介し
て”L”レベルとなりエミッタ電流は流れない。一方、
NPNバイポーラトランジスタ108のベースは、Nチ
ャンネルMOSFET102を介して第2の入力点11
0の電位レベル”H”が伝達されてエミッタ電流が流れ
る。よって、この時出力点112の電位は”L”レベル
となる。
【0025】上述のように本実施例に係わる半導体集積
回路は、従来のバイポーラCMOS回路技術により構成
されるトライステート・インバータ回路に比べてCMO
Sトランジスタ数が6個と少なく構成でき、かつ第2の
入力点110は2つのドレインのみと接続されているた
め入力負荷容量は小さい。またNチャンネルMOSFE
T103〜106はNPNバイポーラトランジスタのベ
ース電位を制御するものであり、そのトランジスタサイ
ズは小さくできるためレイアウト面積を縮小化すること
ができる。さらにNPNバイポーラトランジスタのベー
スへの電流供給はMOSFETを1段介するだけである
ため内部遅延時間を小さくできる。
【0026】尚、本実施例の変形例として、本実施例に
おいて、第6のNチャンネルMOSFETと第2のPチャンネ
ルMOSFETを付加し、前記第6のNチャンネルMOSFETのソ
ースと前記第2のPチャンネルMOSFETのソースを第2の
入力点110に追加して接続し、前記第6のNチャンネ
ルMOSFETのドレインをPチャンネルMOSFET101のドレ
インに追加して接続し、また前記第2のPチャンネルMO
SFETのドレインをNチャンネルMOSFET102のドレイン
に追加して接続し、さらに前記第6のNチャンネルMOSF
ETのゲートと前記第2のPチャンネルMOSFETのゲートを
接続してこれを第4の入力点とし、その第4の入力点を
前記第1の入力点の入力する信号の負論理の信号を入力
する点と設定することで、内部遅延時間をより小さくす
ることができる。
【0027】(実施例2)図2は、本発明の第2実施例
に係わる半導体集積回路を示し、同図において、201
はPチャンネルMOSFET、202〜205はNチャ
ンネルMOSFET、206はNPNバイポーラトラン
ジスタ、207は第1の入力点、208は第2の入力
点、209は第3の入力点、210は出力点である。
尚、第1の入力点207はデータの入力点、第2の入力
点208は正転クロック信号の入力点、第3の入力点2
09は反転クロック信号の入力点および出力点210は
データの出力点とすることでトライステート・インバー
タ回路を実現するものである。
【0028】以下、第2実施例に係わる半導体集積回路
の動作を説明する。まず、第2の入力点208が”L”
レベルでかつ第3の入力点209が”H”レベルの場合
には、NチャンネルMOSFET203が導通状態とな
り、NチャンネルMOSFET205が非導通状態とな
る。よって、第1の入力点207の電位レベルによら
ず、NPNバイポーラトランジスタ206のベース電位
は”L”レベルとなってエミッタ電流は流れない。ま
た、出力点210の電位レベルはNチャンネルMOSF
ET205が非導通状態であるため接地線と導通しな
い。よって、出力点210の電位レベルはハイ・インピ
ーダンスとなる。
【0029】次に、第2の入力点208が”H”レベル
でかつ第3の入力点209が”L”レベルの場合におい
て、第1の入力点207が”L”レベルの時には、Pチ
ャンネルMOSFET201を導通状態にし、Nチャン
ネルMOSFET202,204を非導通状態にする。
尚、NチャンネルMOSFET203は非導通状態であ
り、NチャンネルMOSFET205は導通状態であ
る。この時、NPNバイポーラトランジスタ206のベ
ースには、PチャンネルMOSFET201を介して第
2の入力点208の電位レベル”H”が伝達されてエミ
ッタ電流が流れる。一方、出力点210の電位レベルは
NチャンネルMOSFET204が非導通状態であるた
め接地線と導通しない。よって、この時出力点210の
電位は”H”レベルとなる。
【0030】さらに、第2の入力点208が”H”レベ
ルでかつ第3の入力点209が”L”レベルの場合にお
いて、第1の入力点207が”H”レベルの時には、P
チャンネルMOSFET201を非導通状態にし、Nチ
ャンネルMOSFET202,204を導通状態にす
る。尚、NチャンネルMOSFET203は非導通状態
であり、NチャンネルMOSFET205は導通状態で
ある。この時、NPNバイポーラトランジスタ206の
ベースは、NチャンネルMOSFET202を介して”
L”レベルとなり、エミッタ電流は流れない。一方、出
力点210の電位レベルはNチャンネルMOSFET2
04と205を介して接地線と導通する。よって、この
時出力点210の電位は”L”レベルとなる。
【0031】上述のように本実施例に係わる半導体集積
回路は、従来のバイポーラCMOS回路技術により構成
されるトライステート・インバータ回路に比べてCMO
Sトランジスタ数が5個と少なく構成でき、かつ前記第
2の入力点の接続点のうち1つはドレインと接続されて
いるため入力負荷容量は小さい。また前記Nチャンネル
MOSFET202,203はNPNバイポーラトラン
ジスタのベース電位を制御するものであり、そのトラン
ジスタサイズは小さくできるためレイアウト面積を縮小
化することができる。さらに従来、特に”H”レベルを
出力する際に内部遅延時間が多くかかっていたが、本回
路ではNPNバイポーラトランジスタのベースへの電流
供給はMOSFETを1段介するだけであるため内部遅
延時間を小さくできる。
【0032】尚、本実施例の変形例として、本実施例に
おいて、第5のNチャンネルMOSFETを付加し、前記第5
のNチャンネルMOSFETのソースを前記第2の入力点に追
加して接続し、前記第5のNチャンネルMOSFETのドレイ
ンをPチャンネルMOSFET201のドレインに追加して接
続し、また前記第5のNチャンネルMOSFETのゲートを第
4の入力点とし、その第4の入力点を前記第1の入力点
の入力する信号の負論理の信号を入力する点と設定する
ことで、内部遅延時間をより小さくすることができる。
【0033】(実施例3)図3は、本発明の第3実施例
に係わる半導体集積回路を示し、同図において、301
はPチャンネルMOSFET、302〜306はNチャ
ンネルMOSFET、307,308はNPNバイポー
ラトランジスタ、309は第1の入力点、310は第2
の入力点、311は第3の入力点、312は出力点であ
る。尚、第1の入力点309はデータの入力点、第2の
入力点310は正転クロック信号の入力点、第3の入力
点311は反転クロック信号の入力点および出力点31
2はデータの出力点とすることでトライステート・バッ
ファ回路を実現するものである。
【0034】以下、第3実施例に係わる半導体集積回路
の動作を説明する。まず、第2の入力点310が”L”
レベルでかつ第3の入力点311が”H”レベルの場合
には、NチャンネルMOSFET303,306が導通
状態となり、NPNバイポーラトランジスタ307,3
08のベース電位を”L”レベルとして双方共にエミッ
タ電流が流れず、よって出力点312の電位レベルはハ
イ・インピーダンスとなる。尚この時、第1の入力点3
09が”H”レベルであればNチャンネルMOSFET
302が導通状態となり、また”L”レベルであればP
チャンネルMOSFET301が導通状態となって各々
NPNバイポーラトランジスタ307,308のベース
に第2の入力点310の電位レベル”L”が伝達するこ
とになるが、同電位であるため影響はない。
【0035】次に、第2の入力点310が”H”レベル
でかつ第3の入力点311が”L”レベルの場合におい
て、第1の入力点309が”L”レベルの時にはPチャ
ンネルMOSFET301を導通状態にし、Nチャンネ
ルMOSFET302,305を非導通状態にする。
尚、NチャンネルMOSFET303,306は非導通
状態である。この時NPNバイポーラトランジスタ30
7のベースは、NチャンネルMOSFET304を介し
て”L”レベルとなりエミッタ電流は流れない。一方、
NPNバイポーラトランジスタ308のベースには、P
チャンネルMOSFET301を介して第2の入力点3
10の電位レベル”H”が伝達されてエミッタ電流が流
れる。よって、この時出力点312の電位は”L”レベ
ルとなる。
【0036】さらに、第2の入力点310が”H”レベ
ルでかつ第3の入力点311が”L”レベルの場合にお
いて、第1の入力点309が”H”レベルの時にはPチ
ャンネルMOSFET301を非導通状態にし、Nチャ
ンネルMOSFET302,305を導通状態にする。
尚、NチャンネルMOSFET303,306は非導通
状態である。この時NPNバイポーラトランジスタ30
7のベースには、NチャンネルMOSFET302を介
して第2の入力点310の電位レベル”H”が伝達され
てエミッタ電流が流れる。一方、この時NPNバイポー
ラトランジスタ308のベースは、NチャンネルMOS
FET305を介して”L”レベルとなりエミッタ電流
は流れない。よって、この時出力点312の電位は”
H”レベルとなる。
【0037】上述のように本実施例に係わる半導体集積
回路は、従来のバイポーラCMOS回路技術により構成
されるトライステート・インバータ回路に比べてCMO
Sトランジスタ数が6個と少なく構成でき、かつ前記第
2の入力点は2つのドレインのみと接続されているため
入力負荷容量は小さい。また前記NチャンネルMOSF
ET303〜306はNPNバイポーラトランジスタの
ベース電位を制御するものであり、そのトランジスタサ
イズは小さくできるためレイアウト面積を縮小化するこ
とができる。さらにNPNバイポーラトランジスタのベ
ースへの電流供給はMOSFETを1段介するだけであ
るため内部遅延時間を小さくできる。
【0038】尚、本実施例の変形例として、本実施例に
おいて第6のNチャンネルMOSFETと第2のPチャンネル
MOSFETを付加し、第6のNチャンネルMOSFETと第2のP
チャンネルMOSFETを付加し、前記第6のNチャンネルMO
SFETのソースと前記第2のPチャンネルMOSFETのソース
を前記第2の入力点に追加して接続し、前記第6のNチ
ャンネルMOSFETのドレインをPチャンネルMOSFET301
のドレインに追加して接続し、また前記第2のPチャン
ネルMOSFETのドレインをNチャンネルMOSFET302のド
レインに追加して接続し、さらに前記第6のNチャンネ
ルMOSFETのゲートと前記第2のPチャンネルMOSFETのゲ
ートを接続してこれを第4の入力点とし、その第4の入
力点を前記第1の入力点の入力する信号の負論理の信号
を入力する点と設定することで、内部遅延時間をより小
さくすることができる。
【0039】(実施例4)図4は、本発明の第4実施例
に係わる半導体集積回路を示し、同図において、401
はPチャンネルMOSFET、402〜407はNチャ
ンネルMOSFET、408はNPNバイポーラトラン
ジスタ、409は第1の入力点、410は第2の入力
点、411は第3の入力点、412は出力点である。
尚、第1の入力点409はデータの入力点、第2の入力
点410は正転クロック信号の入力点、第3の入力点4
11は反転クロック信号の入力点および出力点412は
データの出力点とすることでトライステート・バッファ
回路を実現するものである。
【0040】以下、第4実施例に係わる半導体集積回路
の動作を説明する。まず、第2の入力点410が”L”
レベルでかつ第3の入力点411が”H”レベルの場合
には、NチャンネルMOSFET403が導通状態とな
り、NチャンネルMOSFET407が非導通状態とな
る。よって、第1の入力点409の電位レベルによら
ず、NPNバイポーラトランジスタ408のベース電位
は”L”レベルとなってエミッタ電流は流れない。ま
た、出力点412の電位レベルはNチャンネルMOSF
ET407が非導通状態であるため接地線と導通しな
い。よって、出力点412の電位レベルはハイ・インピ
ーダンスとなる。
【0041】次に、第2の入力点410が”H”レベル
で、かつ第3の入力点411が”L”レベルの場合にお
いて、第1の入力点409が”H”レベルの時には、P
チャンネルMOSFET401を非導通状態にし、Nチ
ャンネルMOSFET402,405を導通状態にす
る。尚、NチャンネルMOSFET403は非導通状態
であり、NチャンネルMOSFET407は導通状態で
ある。この時、NPNバイポーラトランジスタ408の
ベースには、NチャンネルMOSFET402を介して
第2の入力点410の電位レベル”H”が伝達されてエ
ミッタ電流が流れる。一方、出力点412の電位レベル
はNチャンネルMOSFET406が非導通状態である
ため接地線と導通しない。よって、この時出力点412
の電位は”H”レベルとなる。
【0042】さらに、第2の入力点410が”H”レベ
ルでかつ第3の入力点411が”L”レベルの場合にお
いて、第1の入力点409が”L”レベルの時には、P
チャンネルMOSFET401を導通状態にし、Nチャ
ンネルMOSFET402,405を非導通状態にす
る。尚、NチャンネルMOSFET403は非導通状態
であり、NチャンネルMOSFET407は導通状態で
ある。この時、NPNバイポーラトランジスタ408の
ベースは、NチャンネルMOSFET404を介して”
L”レベルとなり、エミッタ電流は流れない。一方、出
力点412の電位レベルはNチャンネルMOSFET4
06と407を介して接地線と導通する。よって、この
時出力点412の電位は”L”レベルとなる。
【0043】上述のように本実施例に係わる半導体集積
回路は、従来のバイポーラCMOS回路技術により構成
されるトライステート・インバータ回路に比べてCMO
Sトランジスタ数が1個少なく構成でき、かつ前記第2
の入力点の接続点のうち1つはドレインと接続されてい
るため入力負荷容量は小さい。また前記NチャンネルM
OSFET403,404はNPNバイポーラトランジ
スタのベース電位を制御するものであり、そのトランジ
スタサイズは小さくできるためレイアウト面積を縮小化
することができる。さらに従来、特に”H”レベルを出
力する際に内部遅延時間が多くかかっていたが、本回路
ではNPNバイポーラトランジスタのベースへの電流供
給はMOSFETを1段介するだけであるため内部遅延
時間を小さくできる。
【0044】尚、本実施例の変形例として、本実施例に
おいて、第2のPチャンネルMOSFETを付加し、前記第2
のPチャンネルMOSFETのソースを前記第2の入力点に追
加して接続し、前記第2のPチャンネルMOSFETのドレイ
ンをNチャンネルMOSFET402のドレインに追加して接
続し、また前記第2のPチャンネルMOSFETのゲートを第
4の入力点とし、その第4の入力点を前記第1の入力点
の入力する信号の負論理の信号を入力する点と設定する
ことで、内部遅延時間をより小さくすることができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜4の発明に係
わる半導体集積回路によれば、従来のバイポーラCMO
S回路技術によるトライステート・インバータ回路に比
べて、少数のトランジスタで同論理を構成できる。ま
た、入力負荷容量および内部遅延時間を小さくし、かつ
レイアウト面積を縮小化し、さらに十分な駆動能力を持
たせることができる。また、請求項5〜8の発明に係わ
る半導体集積回路によれば、前記の請求項1から4の発
明に係わる半導体集積回路と同等の能力を持ったトライ
ステート・バッファ回路を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる半導体集積回路の
回路図である。
【図2】本発明の第2実施例に係わる半導体集積回路の
回路図である。
【図3】本発明の第3実施例に係わる半導体集積回路の
回路図である。
【図4】本発明の第4実施例に係わる半導体集積回路の
回路図である。
【図5】従来の半導体集積回路の回路図である。
【符号の説明】
101 PチャンネルMOSFET 102〜106 NチャンネルMOSFET 107,108 NPNバイポーラトランジスタ 109 第1の入力点 110 第2の入力点 111 第3の入力点 112 出力点

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のPチャンネルMOSFETと第1から第
    5のNチャンネルMOSFETと第1,第2のNPNバイポーラト
    ランジスタを備え、前記第1のPチャンネルMOSFETのゲ
    ートおよび前記第1,第2のNチャンネルMOSFETのゲー
    トを共通接続してこれを第1の入力点とし、前記第1の
    PチャンネルMOSFETのソースと前記第1のNチャンネル
    MOSFETのソースを接続してこれを第2の入力点とし、ま
    た前記第3,第4のNチャンネルMOSFETのゲートを接続
    してこれを前記第3の入力点とし、一方前記第1のPチ
    ャンネルMOSFETのドレインと前記第2,第3のNチャン
    ネルMOSFETのドレインと前記第5のNチャンネルMOSFET
    のゲートおよび前記第1のNPNバイポーラトランジスタ
    のベースを共通接続し、前記第1のNチャンネルMOSFET
    のドレインと前記第4,第5のNチャンネルMOSFETのド
    レインおよび前記第2のNPNバイポーラトランジスタの
    ベースを共通接続し、また前記第1のNPNバイポーラト
    ランジスタのコレクタを第1の電位と接続し、前記第2
    から第5のNチャンネルMOSFETのソースおよび前記第2
    のNPNバイポーラトランジスタのエミッタを第2の電位
    と接続し、さらに前記第1のNPNバイポーラトランジス
    タのエミッタと前記2のNPNバイポーラトランジスタの
    コレクタを接続してこれを出力点としたことを特徴とす
    る半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路に第6の
    NチャンネルMOSFETと第2のPチャンネルMOSFETを備
    え、前記第6のNチャンネルMOSFETのソースと前記第2
    のPチャンネルMOSFETのソースを前記第2の入力点に追
    加して接続し、前記第6のNチャンネルMOSFETのドレイ
    ンを前記第1のPチャンネルMOSFETのドレインに追加し
    て接続し、また前記第2のPチャンネルMOSFETのドレイ
    ンを前記第1のNチャンネルMOSFETのドレインに追加し
    て接続し、さらに前記第6のNチャンネルMOSFETのゲー
    トと第2のPチャンネルMOSFETのゲートを接続してこれ
    を第4の入力点としたことを特徴とする半導体集積回
    路。
  3. 【請求項3】 第1のPチャンネルMOSFETと第1から第
    4のNチャンネルMOSFETとNPNバイポーラトランジスタ
    を備え、前記第1のPチャンネルMOSFETのゲートおよび
    前記第1,第3のNチャンネルMOSFETのゲートを共通接
    続してこれを第1の入力点とし、前記第1のPチャンネ
    ルMOSFETのソースと前記第4のNチャンネルMOSFETのゲ
    ートを接続してこれを第2の入力点とし、前記第2のN
    チャンネルMOSFETのゲートを第3の入力点とし、また前
    記第1のPチャンネルMOSFETのドレインと前記第1,2
    のNチャンネルMOSFETのドレインおよび前記NPNバイポ
    ーラトランジスタのベースを共通接続し、前記第3のN
    チャンネルMOSFETのソースと前記第4のNチャンネルMO
    SFETのドレインを接続し、また前記NPNバイポーラトラ
    ンジスタのコレクタを第1の電位と接続し、前記第1,
    2,4のNチャンネルMOSFETのソースを第2の電位と接
    続し、さらに前記NPNバイポーラトランジスタのエミッ
    タと前記第3のNチャンネルMOSFETのドレインを接続し
    てこれを出力点としたことを特徴とする半導体集積回
    路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体集積回路に第5の
    NチャンネルMOSFETを備え、前記第5のNチャンネルMO
    SFETのソースを前記第2の入力点に追加して接続し、前
    記第5のNチャンネルMOSFETのドレインを前記第1のP
    チャンネルMOSFETのドレインに追加して接続し、また前
    記第5のNチャンネルMOSFETのゲートを第4の入力点と
    したことを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 第1のPチャンネルMOSFETと第1から第
    5のNチャンネルMOSFETと第1,第2のNPNバイポーラト
    ランジスタを備え、前記第1,第4のNチャンネルMOSFE
    Tのゲートと前記第1のPチャンネルMOSFETのゲートを
    共通接続してこれを第1の入力点とし、前記第1のNチ
    ャンネルMOSFETのソースと前記第1のPチャンネルMOSF
    ETのソースを接続してこれを第2の入力点とし、前記第
    2,第5のNチャンネルMOSFETのゲートを第3の入力点
    とし、また前記第1から第3のNチャンネルMOSFETのド
    レインおよび前記第1のNPNバイポーラトランジスタの
    ベースを共通接続し、前記第1のPチャンネルMOSFETの
    ドレインと前記第4,第5のNチャンネルMOSFETのドレ
    インと前記第3のNチャンネルMOSFETのゲートおよび前
    記第2のNPNバイポーラトランジスタのベースを共通接
    続し、また前記第1のNPNバイポーラトランジスタのコ
    レクタを第1の電位と接続し、前記第2から第5のNチ
    ャンネルMOSFETのソースおよび前記第2のNPNバイポー
    ラトランジスタのエミッタを第2の電位と接続し、さら
    に前記第1のNPNバイポーラトランジスタのエミッタと
    前記2のNPNバイポーラトランジスタのコレクタを接続
    してこれを出力点としたことを特徴とする半導体集積回
    路。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体集積回路に第6の
    NチャンネルMOSFETと第2のPチャンネルMOSFETを備
    え、前記第6のNチャンネルMOSFETのソースと前記第2
    のPチャンネルMOSFETのソースを前記第2の入力点に追
    加して接続し、前記第6のNチャンネルMOSFETのドレイ
    ンを前記第1のPチャンネルMOSFETのドレインに追加し
    て接続し、また前記第2のPチャンネルMOSFETのドレイ
    ンを前記第1のNチャンネルMOSFETのドレインに追加し
    て接続し、さらに前記第6のNチャンネルMOSFETのゲー
    トと第2のPチャンネルMOSFETのゲートを接続してこれ
    を第4の入力点としたことを特徴とする半導体集積回
    路。
  7. 【請求項7】 第1のPチャンネルMOSFETと第1から第
    6のNチャンネルMOSFETとNPNバイポーラトランジスタ
    を備え、前記第1,第4のNチャンネルMOSFETのゲート
    と前記第1のPチャンネルMOSFETのゲートを共通接続し
    てこれを第1の入力点とし、前記第1のNチャンネルMO
    SFETのソースと前記第6のNチャンネルMOSFETのゲート
    を接続してこれを第2の入力点とし、前記第2のNチャ
    ンネルMOSFETのゲートを第3の入力点とし、また前記第
    1から第3のNチャンネルMOSFETのドレインおよび前記
    NPNバイポーラトランジスタのベースを共通接続し、前
    記第3,第5のNチャンネルMOSFETのゲートと前記第4
    のNチャンネルMOSFETのドレインおよび前記第1のPチ
    ャンネルMOSFETのドレインを共通接続し、前記第5のN
    チャンネルMOSFETのソースと前記第6のNチャンネルMO
    SFETのドレインを接続し、また前記第1のPチャンネル
    MOSFETのソースおよび前記NPNバイポーラトランジスタ
    のコレクタを第1の電位と接続し、前記第2,3,4,6
    のNチャンネルMOSFETのソースを第2の電位と接続し、
    さらに前記第1のNPNバイポーラトランジスタのエミッ
    タと前記第5のNチャンネルMOSFETのドレインを接続し
    てこれを出力点としたことを特徴とする半導体集積回
    路。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体集積回路に第2の
    PチャンネルMOSFETを備え、前記第2のPチャンネルMO
    SFETのソースを前記第2の入力点に追加して接続し、前
    記第2のPチャンネルMOSFETのドレインを前記第1のN
    チャンネルMOSFETのドレインに追加して接続し、また前
    記第2のPチャンネルMOSFETのゲートを第4の入力点と
    したことを特徴とする半導体集積回路。
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