JP2864592B2 - 殺菌及び鮮度保持効果を有する容器、その製造方法及びその容器を用いた物品の輸送方法 - Google Patents

殺菌及び鮮度保持効果を有する容器、その製造方法及びその容器を用いた物品の輸送方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、殺菌及び鮮度保持効果を有する容器、その
製造方法及びその容器を用いた物品の輸送方法に関する
ものである。
(従来技術及びその問題点) わさびは、従来から抗菌作用や防カビ作用、腐敗防止
作用を有することは経験上知られている。
しかし、わさびの主成分であるイソチオシアン酸エス
テルを有効成分として含む抗菌剤や、防カビ剤、鮮度保
持剤等の産業的薬剤は未だ開発されていないし、まし
て、容器の表面処理剤として使用されたことはない。
本発明者らは、先にイソチオシアン酸エステルは、微
小ガス濃度ですぐれた殺菌作用又は抗菌作用を有するこ
とを見出し、この知見に基づいて数多くの出願を行って
いる(特願平1−88274号、同1−88275号、同1−8827
6号、同1−88277号、同1−137792号(以上特開平3−
178902号公報参照)、特願平1−94770号(特開平2−2
73603号公報参照)等)。
本発明者らは、イソチオシアン酸エステルの用途開発
について種々研究を重ねた結果、プラスチック容器や紙
容器等の容器に対し、イソチオシアン酸エステルを表面
吸着させることによって、その表面から微量のイソチオ
シアン酸エステルの蒸気を放出する殺菌及び鮮度保持効
果を有する容器が得られるとともに、この容器を用いて
物品を輸送することによって、物品に対するカビの発生
や、微生物の増繁殖による物品の変質等を防止し得るこ
とを見出した。
(発明の課題) 本発明は、殺菌及び鮮度保持効果を有する容器、その
製造方法及びそれを用いた物品の輸送方法を提供するこ
とをその課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、容器を構成する素材の少なくとも一
部に、イソチオシアン酸エステルが吸着させられてお
り、かつ該容器の外面が、イソチオシアン酸エステルを
実質的に吸着しない素材で被覆されていることを特徴と
する殺菌及び鮮度保持効果を有する容器が提供される。
また、本発明によれば、イソチオシアン酸エステル吸
着性素材で構成した容器を、イソチオシアン酸エステル
の蒸気を含むガスと接触させることを特徴とする殺菌及
び鮮度保持効果を有する容器の製造方法が提供される。
さらに、本発明によれば、前記容器内に物品を収容
し、輸送することを特徴とする物品の輸送方法が提供さ
れる。
本発明におけるイソチオシアン酸エステルとしては、
イソチオシアン酸の脂肪族系及び芳香族系の各種エステ
ルが用いられるが、好ましくは、イソチオシアン酸アリ
ルエステル(CH2=CHCH2NCS)や、イソチオシアン酸ア
ルキルエステル(RNCS、R:アルキル基)が用いられる。
本発明においては、カラシ油をそのまま用いることがで
きる。
次に本発明の1つの実施例について図面を用いて説明
する。第1図は本発明の容器を得る場合のフローシート
を示し、1,4はブロワー、2は蒸気発生室、3は処理
室、5は吸着装置を示す。
蒸気発生室2は、その内部にイソチオシアン酸エステ
ルを収容する構造のものである。この場合、イソチオシ
アン酸エステルは、液状又は溶液状あるいはゲル状で存
在させることができるし、また、セピオライトやケイソ
ウ土、アルミナ、シリカ、シリカアルミナ、マグネシ
ア、ゼオライト、活性炭等の吸着剤に含浸させた状態で
存在させることもできる。イソチオシアン酸エステルの
蒸気を発生し得るものであれば、その形態は特に制約さ
れない。
本発明において、蒸気発生室に存在させるイソチオシ
アン酸エステルは、これを油性液体に溶解させて、その
蒸気の揮散量をコントロールするのが好ましい。油性液
体としては、エタノールやプロパノール、ヘキサノール
等の比較的沸点の低い液体も使用し得るが、難揮発生液
体の使用が好ましい。一般には、温度25℃、大気圧にお
ける蒸発速度が0.03g/cm2・hr以下、好ましくは0.001g/
cm2・hr以下のものが用いられる。本発明においては、
沸点180℃以上、好ましくは200℃以上の油性液体が有利
に使用される。油性液体としては、例えば、オリブ油、
ゴマ油、サフラワー油、大豆油、ツバキ油、トウモロコ
シ油、ナタネ油、ヒマシ油、ヒマワリ油、綿実油、落花
生油、カカオ油、パーム油、チョウジ油、ヤシ油、牛
脂、魚油、硬化油、タートル油、卵黄油等の油脂類;液
状ラノリン等のロウ類;流動パラフィン、流動ポリイソ
ブチレン、スクラワン等の炭化水素油;オレイン酸、リ
ノール酸、リシノール酸等の高級脂肪酸油;オクチルア
ルコーメ、オレイルアルコール等のアルコール;ポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセ
リン等の多価アルコール;酢酸リノリン、ラウリン酸ヘ
キシル等のエステル油等が挙げられる。また、油性液体
は、無臭ないし無臭に近いものの使用が好ましい。
油性液体に対するイソチオシアン酸エステルの溶解量
は、イソチオシアン酸エステルの油性液体溶液中、0.01
〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%である。
イソチオシアン酸エステルは、少量でも強い刺激臭を
与え、取扱いの困難なものであるが、前記のような油性
液体の溶液とすることにより、その揮散を効果的に抑制
し、取扱いの容易なものとすることができる。
本発明において蒸気発生室に存在させるイソチオシア
ン酸エステルは、前記溶液を吸着剤に含浸させ、これを
蒸気発生室に充填するのが好ましい。また、蒸気発生室
には、加熱機機構や冷却機構を付設し、室内の温度をコ
ントロールするのが好ましい。
イソチオシアン酸エステル吸着装置5は、その内部に
吸着剤を有するもので、導入されたガスからそれに含ま
れるイソチオシアン酸エステルの蒸気を吸着除去するも
のである。吸着剤としては、一般には、活性炭やセピオ
ライト、ケイソウ土、アルミナ、シリカ、シリカ・アル
ミナ、マグネシア、ゼオライト等が用いられるが、イソ
チオシアン酸エステルの蒸気に吸着作用を有するもので
あればどのようなものでも使用可能である。
容器の表面処理を行うには、ブロワー1を作動させ、
ガスをライン6を介して蒸気発生室2を流通させ、イソ
チオシアン酸エステルの蒸気を含んだガスをライン10を
通して抜出すとともに、このガスを容器の収容されてい
る処理室3内に導入する。イソチオシアン酸エステルの
蒸気を搬送するためのガスとしては、通常、空気が用い
られるが、窒素ガス等であってもよい。蒸気発生室2か
ら排出されるガスは、その一部をライン11、バルブ12を
通してライン9に再循環させることにより、ライン10を
通るガス中のイソチオシアン酸エステルの蒸気濃度を調
節することができる。
処理室3内のガス中に所要濃度のイソチオシアン酸エ
ステルの蒸気が混入した時に、ブロワー1を停止すると
ともに、バルブ13を閉じて処理室内を密閉状態に保持す
る。この状態を一定時間保持して、容器へのイソチオシ
アン酸エステルの吸着処理を行う。処理室3内には、フ
ァンを付設して、室内の空気を流動させて、イソチオシ
アン酸エステルの蒸気の室内における拡散を促進させる
のが好ましい。処理室内のイソチオシアン酸エステルの
蒸気濃度は、容積基準で、200〜5000ppm(v/v)、好ま
しくは200〜2000ppm(v/v)である。処理時間は、容器
に対して十分な吸着量が得られる時間であり、容器の種
類及び処理室内のイソチオシアン酸エステルの蒸気濃度
により変化し、一義的には決められないが、一般には、
1〜60分、好ましくは5〜20分という短い時間十分であ
る。イソチオシアン酸エステルの蒸気は、非常に高い浸
透性を有するとともに、合成樹脂や紙等の材料に対し強
く吸着する。
吸着処理の終了後は、バルブ15を開くとともに、ブロ
ワー4を作動させ、処理室内のガスを吸着装置5を介し
てライン22より大気へ排出する。この場合、処理室内が
減圧化されるのを回避するために、処理室には別途バル
ブを付設し、このバルブを大気に開放するのがよい。吸
着装置5では、その中に含まれる吸着剤の作用によりガ
ス中に含まれるイソチオシアン酸エステルの蒸気が吸着
除去される。この吸着装置におけるガスの接触時間は、
その吸着除去が十分に達成される時間であればよく、そ
の接触時間は、ライン18を通って吸着装置5から抜出さ
れる空気の一部をライン19及びバルブ20を通ってライン
17に再循環させることにより調節することができる。処
理室3や吸着装置5は、これに加熱機構や冷却機構を付
設し、その吸着温度をコントロールすることができる。
また、吸着装置において、その吸着剤が飽和吸着に達し
た時には、これにスチーム等の加熱媒体を流通させて再
生することができる。
本発明において、処理室内の空気中へのイソチオシア
ン酸エステルの混入は、前記した蒸気発生室において気
化したイソチオシアン酸エステルの混入によらず、イソ
チオシアン酸エステルを液状又は溶液状で直接空気中に
スプレーし、空気中で気化させることによって行うこと
もできる。また、イソチオシアン酸エステルの空気中か
らの分離除去は、吸着剤によらず、固体状アミン等のイ
ソチオシアン酸エステルに対して化学反応生を有する物
質を用いて化学反応的に行うこともできる。
処理室としては、密閉性構造のものであれば任意のも
のが用いられる。また処理室3に対しては、イソチオシ
アン酸エステルの蒸気を含むガスは、前記のように間欠
的に導入せずに、連続的に導入し、そしてライン14を介
して連続的に抜出すこともできる。この場合、ライン14
から抜出されたガスは、その一部を流量バルブを介して
処理室3に再循環させることもできる。
処理室3内における容器の処理は、連続方式又はバッ
チ方式で行うことができる。連続方式で行う場合には、
容器を処理室3内を一定速度で通過させればよい。ま
た、処理室内における処理時間を短縮するために、容器
を入れた処理室をあらかじめ減圧にした後、イソチオシ
アン酸エステルの蒸気を含むガスを導入することもでき
るし、また、容器を入れた処理室にイソチオシアン酸エ
ステルの蒸気を含むガスを導入した後、加圧することも
できる。さらに、処理室内には、イソチオシアン酸エス
テルの臭気をマスキングするための香料の蒸気や、容器
に入れる物品に固有の臭気と同じ又は近似の臭気を存在
させ、容器に吸着させることにより、イソチオシアン酸
エステルの特異臭を緩和することができる。この場合、
それらの臭気は、適当な香料、精油、脂質等を選び、そ
れから発生する臭気を処理室に導入するガスに混入させ
て処理室に導入することができる。
前記のようにして、イソチオシアン酸エステルを吸着
した容器を得ることができるが、この容器に対するイソ
チオシアン酸エステルの吸着量が過大である場合には、
この容器を、イソチオシアン酸エステルの吸着量調整室
に入れ、過剰に吸着したイソチオシアン酸エステルを揮
散除去する。この場合、その揮散除去を促進させるため
に、調整室内には空気や窒素等のガスを流通させたり、
室内を減圧にすることができる。
また、本発明により容器にイソチオシアン酸エステル
の蒸気を吸着させる場合、簡易な方法として、容器をプ
ラスチック製の袋内に入れ、この中にイソチオシアン酸
エステルの液体又はこれを含む溶液をスプレーしたり、
あるいはイソチオシアン酸エステルの液体又はこれを含
む溶液を含浸させた吸着剤を入れ、袋を密封する方法を
採用することができる。このようにして密封された袋内
には、イソチオシアン酸エステルの蒸気が充満し、その
蒸気は容器と接触し、容器に吸着される。また、場合に
よっては、容器内面にイソチオシアン酸エステルの液体
又はこれを含む溶液をスプレーした後、乾燥することに
よっても本発明の容器を得ることができる。
容器としては、イソチオシアン酸エステルに対して吸
着性を示す素材でその少なくとも一部が構成されている
ものであれば任意のものが用いられる。イソチオシアン
酸エステルに対し吸着性を示す素材としては、例えば、
ポリオレフィン系、塩化ビニル系、ポリエステル系、ア
クリロニトリル系、酢酸ビニル系等の各種のプラスチッ
クが挙げられる。これらのプラスチックは、発泡体又は
未発泡体であることができ、イソチオシアン酸エステル
に対する吸着性の点からは、発泡プラスチックが好まし
い。また、イソチオシアン酸エステルに対して吸着性を
示す他の素材としては、紙、段ボール、ゴム、不織布、
天然又は合成繊維等が挙げられる。
本発明の容器においては、その外面に、イソチオシア
ン酸エステルに対して実質的な吸着性を示さない素材を
被覆し、その容器外面からのイソチオシアン酸エステル
の揮散を防止ないし抑制した構造のものとすることが好
ましい。イソチオシアン酸エステルに対して実質的な吸
着性を示さない素材としては、例えば、アルミニウム、
ステンレススチール、ナイロン、ポリ塩化ビニリデン等
の金属や特定の合成樹脂が挙げられる。これらの素材を
外面に被覆した容器を得るためには、容器又はその容器
を得るための成形材料の表面に、それら素材からなるシ
ートやフィルム、板状体を積層接着させればよい。
容器の形状及び寸法は任意であり、トレー状、箱体
状、袋状、段ボール状、茶わん状等の各種の形状があ
り、蓋体はあってもよいしなくてもよい。
本発明の容器は、カビの発生や有害微生物の増繁殖が
問題となる各種の物品を入れるための容器として用いら
れる。このような物品としては、野菜類、魚介類、果実
類等の生鮮食品や各種加工食品を含む食品類の他、カビ
の発生が問題となるボールベアリングや、パッキング材
等の精密機械部品や、レンズ等の光学部品が挙げられ
る。また、デン粉や、ゼラチン等の天然高分子を含む塗
料等の微生物の増繁殖により変質する工業製品も挙げら
れる。
本発明の容器を用いて物品を包装して輸送する時に
は、その容器から揮散されるイソチオシアン酸エステル
のすぐれた殺菌作用(静菌作用も含む)により、その物
品に付着した微生物の殺菌ないし静菌効果が得られ、そ
の物品を微生物の有害作用から保護することができる。
本発明の容器は、これを配達箱(かよい箱)として有
利に用いることができる。本発明の配達箱に食品を入れ
て配達輸送する時には、その内部に入れた食品を微生物
の有害作用から保護し、カビの発生や変質を防止し、食
品を高鮮度に保持することができる。また、配達終了
後、回収した配達箱は、これを清浄化し、再び前記した
ようにイソチオシアン酸エステル吸着処理を施すことに
より、殺菌及び鮮度保持効果のある配達箱として使用す
ることができる。
(実施例) 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例 内容積10の発泡スチロールの箱(その外面をナイロ
ン被覆したもの)2つを用意し、その一方は、イソチオ
シアン酸アリル1000ppm(容積基準)含む空気を用いる
吸着処理を施した。
次に、これらの各容器に、シュウマイ5個、蒸しパン
2個を同時に入れ、その上にフタをして、常温で保存
し、その内容物の経時変化を調べた。その結果を表−1
に示す。
(発明の効果) 本発明の容器を用いることによって、その内容物を有
害微生物から効果的に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の容器を製造する場合のフローシートを
示す。 1,4……ブロワー、2……イソチオシアン酸エステルの
蒸気発生室、3……処理室、5……イソチオシアン酸エ
ステルの蒸気吸着装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 81/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器を構成する素材の少なくとも一部に、
    イソチオシアン酸エステルが吸着させられており、かつ
    該容器の外面が、イソチオシアン酸エステルを実質的に
    吸着しない素材で被覆されていることを特徴とする殺菌
    及び鮮度保持効果を有する容器。
  2. 【請求項2】該容器がプラスチックから構成されている
    請求項1の容器。
  3. 【請求項3】該プラスチックがプラスチック発泡体であ
    る請求項2の容器。
  4. 【請求項4】イソチオシアン酸エステル吸着性素材で構
    成した容器を、イソチオシアン酸エステルの蒸気を含む
    ガスと接触させることを特徴とする殺菌及び鮮度保持効
    果を有する容器の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜3のいずれかの容器内に物品を
    収容し、輸送することを特徴とする物品の輸送方法。
  6. 【請求項6】該物品が食品である請求項5の方法。
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