JP2862052B2 - 位置指令方法及びその装置 - Google Patents

位置指令方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械等の駆動源で
あるサーボモータ、スピンドルモータ等被制御体の位置
制御に使用される位置指令方法及びその方法を実施する
装置に関するもので、特に、被制御体の有するトルクを
最大限に生かして加速又は減速時間を短縮する位置指令
方法及びその方法を実施する装置に関するものである。
以下、説明の便宜上、被制御体としてサーボモータを例
に挙げて説明する。
【0002】
【従来の技術】図11はサーボモータの従来の位置指令
装置を示すブロック図である。図において、101は位
置データ、速度データ等が指定されているプログラム、
102はプログラム101からの位置データ、速度デー
タ等を書き換え、出力するデータ処理部、103は入力
された速度データを単位時間毎の移動距離に変換して出
力する単位時間速度指令発生部(以下、FΔt発生部と
称する)、104はフィルタ等からなる加減速制御部
で、加速、一定速度、減速の出力速度を出力する。加減
速制御部104からの出力速度Fvは積分器107を介
して位置指令に変換され、図示されていないアンプによ
りサーボモータを駆動する。また、105はFΔt発生
部103からの1ブロックのデータの出力が完了したか
どうかを判断し、次のブロックデータを読み込むかどう
かを判断する1ブロックデータ完了判別部、106は1
ブロックデータ完了判別部105での判別に基づき、読
み込んだデータを書き換えてもよいかどうかの基準とな
るパラメータ、換言すれば、加減速制御部104から出
力される出力速度Fvのしきい値を格納するパラメータ
格納部である。
【0003】次に上記図11による装置の動作について
説明する。図12は図11に示す従来の位置指令装置の
動作を説明するフローチャートで、データ処理部102
に読み込まれたiブロック目の位置データXi及び速度
データFi(S101)に、前回読み込んだデータを書
き換えてよいかを判別する(S102)。データ処理部
102は、加減速制御部104から出力される出力速度
Fvがパラメータ格納部106に設定された所定の値に
なった時、新規に読み込まれたデータに書き換える。S
102ではパラメータ格納部106に上記所定値が設定
されているか判別し、設定されていれば、S103で出
力速度がその設定値、例えば0を満足するかどうかチェ
ックし、満足した場合はS104に移りデータを書き換
える。S102で所定値が設定されていなければS10
4に移り、データを書き換える。
【0004】サンプリング時間Δtから Xi=ΣFij・Δt(但し、jは単位指令を出す回
数) により、何回の単位指令を出せばXiになるか計算し、
jの回数を決める。S105ではこのjを0と初期設定
し、残距離XRをXiとする。S106ではFΔt発生
部103から単位時間毎の移動距離Fij・Δtを出力
する。この移動距離により加減速制御部104で加速、
一定速度または減速指令として出力速度Fvが出力され
(S107)、この出力速度Fvは積分器105を介し
て位置指令としてアンプを介してサーボモータを駆動す
るとともに、S102に戻される。S108では出力さ
れたFij・Δtの累積値を、残距離、すなわち、出力
速度の指令がなくなってからサーボモータが停止するま
での距離XRから引く演算を行い、S109で残距離X
Rが0になったか判断し、0でなかったらFij・Δt
を出力するようにjを+1し(S110)、S106に
戻る。S109で残距離XRが0であれば1ブロックの
データ処理が終了する。この時、次ブロックのデータが
あればSTARTに戻り、上記したステップを繰り返
す。上記各ステップのS106、S107以外の処理は
すべてデータ処理部102でおこなわれる。
【0005】図13は従来の一般的な速度パターンを示
す図で、(a)に示すようにFΔt発生部103から出
力される指令FiΔtにより、(b)に示すように時間
t2まではサーボモータが加速され、その後、時間t1
まで一定速度Fi、時間t1で出力速度の指令がなくな
るので、その後は減速となる。
【0006】この時間t1、すなわち現在読み込まれて
いる位置データXiに相当する指令が全て出力された時
点を1ブロックデータ完了判別部105で判断し、デー
タ処理部102に次のデータを読み込む指令を出し、こ
の指令に基づきデータ処理部102はプログラム101
より次ブロックデータXi+1、Fi+1を読み込み、
パラメータ格納部106に格納されている出力速度の条
件と出力速度を比較し、条件が満足すればデータを書き
換える。
【0007】図13(b)に示す速度パターンは、図1
3(c)に示すトルク速度特性に示すように一定トルク
T1でサーボモータを駆動している。従って、サーボモ
ータ自体は指令速度Fi以下でトルクT1以上のトルク
を出せる能力を有しているが、これを利用していないこ
とになる。すなわち、図13(c)の斜線部分がサーボ
モータの利用されていない能力を示している。このため
従来から、指令速度Fi以下の所でサーボモータの持つ
トルクを有効に活用しようとする各種の提案がされてい
る。
【0008】図14は特開平3−117514号公報に
開示されたトルク回転数(速度)特性で、トルクを3つ
の領域に分け、トルクを速度の関数とし、指令速度に対
応する一定トルクを決めるものであり、定格速度に対応
する一定トルクで駆動していた従来の方法よりはトルク
を有効利用しているが、回転数が指令回転数S1以下で
はまだ十分にトルクを活用していない。
【0009】図15は特開昭64−72206号公報に
開示されたトルク回転数(速度)特性で、スピンドルモ
ータとサーボモータの同期運転において、L1、L2の
スピンドルモータの限界トルクでサーボモータ、スピン
ドルモータを同期運転させるという考え方を示している
が、その具体的方法についての開示はなされていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のサーボモータ等
被制御体の位置指令装置は、上記のように構成され動作
するが、いずれの場合においても、サーボモータ等被制
御体が発生できるトルクを充分に利用できていない問題
点がある。本発明はこの問題点を解決するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の位置指令方法
は、位置データを基に各演算時点における上記出力速度
Fiに対応する減速停止距離と停止までの残距離を求
め、残距離−減速停止距離FiΔt(単位時間当たり
の移動距離)の関係になる手前で、上記出力速度に対応
した減速関数を用いて上記被制御体を減速させる動作に
入るとともに、減速開始時にkFiΔt(但し、1>k
>0)の端数が生じた場合、減速期間中の所定期間に上
記端数を、1回の単位時間(Δt)単位で出力、もしく
は減速関数により算出された出力速度による1回または
複数回の単位時間(Δt)と減速関数により算出される
出力速度以下の最終端数を出力する単位時間(Δt)と
に分けて出力するものである。
【0012】またこの発明の位置指令方法は、上記位置
指令方法において、速度領域を複数に分割し、上記各速
度領域に異なる勾配をもつ直線のトルクを割り当て、隣
接する速度領域のトルクが同一になるように設定された
速度−トルク曲線を作成し、上記被制御体が上記指令速
度に達するまでは、上記速度−トルク曲線に沿って上
被制御体を加減速制御するものである。
【0013】またこの発明の位置指令方法は、上記位置
指令方法において、被制御体の減速トルク特性線上にお
ける使用速度範囲を複数区域に分け、上記各区域に対応
する減速トルク特性を直線とし、上記使用速度範囲全て
にわたって連続した折れ線となる減速トルク特性を得る
ものである。
【0014】またこの発明の位置指令方法は、上記位置
指令方法において、被制御体の減速トルク特性線上にお
ける使用速度範囲を複数区域に分け、上記減速トルク特
性線上の高速度部が双曲線の減速トルク特性を得るもの
である。
【0015】またこの発明の位置指令方法は、上記位置
指令方法において、速度−トルク曲線における、加速か
ら一定速度、一定速度から減速、またはそれらの逆の場
合の交点を、滑らかな曲線で繋ぐものである。
【0016】またこの発明の位置指令装置は、速度デー
タと位置データにより指令速度を単位時間毎に発生する
単位指令速度発生手段と、上記指令速度に対応して加
速、減速、あるいは定速の出力速度を得るものであっ
て、上記出力速度に対応した複数の加速関数と減速関数
を格納する関数格納部並びに上記加速関数、減速関数、
あるいは定速のいずれかを選択する切り換え部とを有す
る加減速制御手段と、上記位置データを基に上記出力速
度に対応する減速停止距離と停止までの残距離を演算
し、上記減速停止距離と残距離とが一致した時に一致信
号を出力する減速位置判別手段と、上記減速位置判別手
段の一致信号に基づき上記加減速制御手段の上記減速関
数を用いて被制御体を減速させる被制御体減速手段と、
減速開始時にkFiΔt(但し、FiΔtは単位時間当
たりの移動距離、Kは1>k>0)の端数が生じた場
合、減速期間中の所定期間に上記端数を、1回の単位時
間(Δt)単位で出力、もしくは減速関数により算出さ
れた出力速度による1回または複数回の単位時間(Δ
t)と減速関数により算出される出力速度以下の最終端
数を出力する単位時間(Δt)とに分けて出力する位置
調整手段と、を備えるものである。
【0017】またこの発明の位置指令装置は、上記位置
指令装置において、上記速度データと位置データを次の
速度データと位置データに書き換えるとともに、上記減
速位置判別手段の一致信号に基づき上記書き換えられた
速度データと位置データを指令速度として上記加減速制
御手段の上記切り換え部を制御するデータ処理部を備え
ものである。
【0018】またこの発明の位置指令装置は、速度デー
タと位置データにより指令速度を単位時間毎に発生する
単位指令速度発生手段と、上記指令速度に対応して加
速、減速、あるいは定速の出力速度を得るものであっ
て、上記出力速度に対応した複数の加速関数と減速関数
を格納する関数格納部並びに上記加速関数、減速関数、
あるいは定速のいずれかを選択する切り換え部とを有す
る加減速制御手段と、上記加速関数、減速関数、あるい
は定速の2つ及び/又は3つ組み合せからなる加減速関
数の交点における速度変化を補正するコーナ補正関数処
理手段と、上記加減速制御手段の出力と上記コーナ補正
関数処理手段の出力を加算する加算手段と、上記位置デ
ータを基に上記出力速度に対応する減速停止距離と停止
までの残距離を演算し、上記減速停止距離と残距離とが
一致した時に一致信号を出力する減速位置判別手段と、
上記減速位置判別手段の一致信号に基づき上記加減速制
御手段の上記減速関数を用いて被制御体を減速させる被
制御体減速手段と、減速開始時にkFiΔt(但し、F
iΔtは単位時間当たりの移動距離、Kは1>k>0)
の端数が生じた場合、減速期間中の所定期間に上記端数
を、1回の単位時間(Δt)単位で出力、もしくは減速
関数により算出された出力速度による1回または複数回
の単位時間(Δt)と減速関数により算出される出力速
度以下の最終端数を出力する単位時間(Δt)とに分け
て出力する位置調整手段と、を備えたものである。
【0019】
【作用】この発明における位置指令方法は、位置データ
を基に各演算時点における上記 出力速度Fiに対応する
減速停止距離と停止までの残距離を求め、残距離−減速
停止距離≦FiΔt(単位時間当たりの移動距離)の関
係になる手前で、上記出力速度に対応した減速関数を用
いて上記被制御体を減速させる動作に入るとともに、減
速開始時にkFiΔt(但し、1>k>0)の端数が生
じた場合、減速期間中の所定期間に上記端数を、1回の
単位時間(Δt)単位で出力、もしくは減速関数により
算出された出力速度による1回または複数回の単位時間
(Δt)と減速関数により算出される出力速度以下の最
終端数を出力する単位時間(Δt)とに分けて出力し、
もって端数処理を行う。
【0020】またこの発明における位置指令方法は、複
数に分割した速度領域に異る勾配をもつ直線のトルクを
割り当て、隣接する速度領域のトルクが同一になるよう
に設定された速度−トルク曲線を作成し、被制御体が指
令速度に達するまでは、上記速度−トルク曲線に沿って
上記被制御体を加減速制御するものである。
【0021】またこの発明における位置指令方法は、被
制御体の減速トルク特性線上における使用速度範囲を複
数区域に分け、上記各区域に対応する減速トルク特性を
直線とし、上記使用速度範囲全てにわたって連続した折
れ線となる減速トルク特性を得る。
【0022】またこの発明における位置指令方法は、被
制御体の減速トルク特性線上における使用速度範囲を複
数区域に分け、上記減速トルク特性線上の高速度部が双
曲線の減速トルク特性を得る。
【0023】またこの発明における位置指令方法は、加
速、減速、定速の各速度の2つ及び/又は3つ組み合わ
せからなる加減速特性線の交点における速度変化を補正
する。
【0024】またこの発明における位置調整手段は、減
速開始時にkFiΔt(但し、FiΔtは単位時間当た
りの移動距離、Kは1>k>0)の端数が生じた場合、
減速 期間中の所定期間に上記端数を、1回の単位時間
(Δt)単位で出力、もしくは減速関数により算出され
た出力速度による1回または複数回の単位時間(Δt)
と減速関数により算出される出力速度以下の最終端数を
出力する単位時間(Δt)とに分けて出力し、もって端
数処理を行う。
【0025】またこの発明における加減速制御手段の切
り換え部は、加速関数、減速関数、定速のいずれかを選
択し、減速位置判別手段は、出力速度に対応する減速停
止距離と停止までの残距離を演算し、減速停止距離と残
距離とが一致した時に一致信号を出力する。また、デー
タ処理部は、速度データと位置データを次の速度データ
と位置データに書き換えるとともに、減速位置判別手段
の一致信号に基づき上記書き換えられた速度データと位
置データを指令速度として上記加減速制御手段の上記切
り換え部を制御する。
【0026】またこの発明におけるコーナ補正関数処理
手段は、加速関数、減速関数、あるいは定速の2つ及び
/又は3つ組み合わせからなる加減速関数の交点におけ
る速度変化を補正する。また、加算手段は、加減速制御
手段の出力とコーナ補正関数処理手段の出力を加算す
る。さらに、被制御体減速手段は、減速位置判別手段の
一致信号に基づき加減速制御手段の減速関数を用いて被
制御体を減速させる。
【0027】
【実施例】実施例1. 以下、本発明の実施例について説明するが、ここで、先
ず、本発明の実施例に適用する加速関数、減速関数、お
よび残距離について説明する。
【0028】図1はトルク・速度曲線を示すもので、複
数の速度領域(図では4つの領域)を設け、その間を勾
配α=0、1、2・・・・)の直線で結んだもの
である。この図1の複数に区分された速度領域の各々の
トルク・速度曲線の1つは、 F/t=T−α(F−F (但し、W:回転部の質量、F:速度、T:トルク、
t:時間) なる式で表わされ、これを解くと速度Fが算出でき、こ
れが加速関数A(t)となる。この加速関数A
(t)は、 (t)=F=F+T・〔1−exp(−α(t−t)/W)〕/ α・・・・・(1) なる式で表され、これを図示すると、図2となる。
【0029】また、減速関数D(t)は、加速関数A
(t)が時間とともに増加するのに対し、逆のモード
であり、この減速関数D(t)は、 (t)=F (T)・〔1−exp(α(t−t)/W〕/α・・・・・(2) なる式で表わされることになり、図2で選択された加速
関数、減速関数の一例が上記(1)式、(2)式とな
る。
【0030】次に、残距離XRの求め方について図3と
ともに説明する。加速関数は上記(1)式で、また、減
速関数は上記(2)式で求まるが、残距離XRを求める
場合、図3に示すように、速度特性を示すパターンに一
定速度区間Tcがあり、この一定速度区間Tcの存在に
より減速関数の時間ta、tbが定まらない。
【0031】この為、加速時の時間tcにおける速度V
cを加速関数A(t)から求め、減速関数D(t)
=Vcとして時間tdを算出し、停止時間tb、即ち、
(t)=0からtdまでの面積(減速関数の積分値
で、図3中の斜線部分)、換言すれば、残距離XRを求
めることができる。
【0032】ここで、残距離XRの必要性について説明
すれば、次の通りである。即ち、サーボモータを所定の
位置に停止させるには、上記残距離XRを考慮した上で
速度指令出力を停止する必要がある。従って、上記残距
離XRはサーボモータを所定の位置に停止するのに必須
の要件である。
【0033】時間が変わる毎に関数を使って残距離XR
を演算しても良いが、演算によって応答が遅れるような
場合は、加速時のサンプリング時間毎の速度に対応した
残距離XRを予め計算し、メモリに格納しておき、速度
を与えたらすぐに残距離XRがでるようにしても良い。
【0034】次に、使用する加減速関数として図2以外
の例について説明する。低速域では、トルクが大きいの
で、関数を簡単にする為、一定トルクとし、それ以外の
速度領域を図4(a)のように複数の直線で結んでもよ
い。この場合、一定トルクの領域の加速関数は、 A(t)=T0 ・t/W ・・・・・(3) で示され、それ以上の領域は(1)式、(2)式と同一
である。
【0035】また、他のトルク速度曲線として図4
(b)で示すような、低速域は一定トルク、それ以上は
双曲線で近似した場合の加速関数は、一定トルク領域は
(3)式と同一で、双曲線領域の加速関数は
【0036】
【数1】
【0037】で表すことができる。
【0038】更に、図4(c)に示すように、一定の摩
擦トルクTfを差し引いたもの、あるいは速度ととも
に、低減する摩擦トルクTf’を差し引いたものを使っ
てもよい。
【0039】次に、本発明による方法を実施する本発明
装置の一実施例について説明する。図5は本発明の方法
を実施する本発明装置の一実施例を示すブロック図で、
この図5において、3は速度状態選択手段としての速度
状態選択部であって、図6に示すように、加減速制御回
路2を構成する切り換え手段21中の3つの切り換え手
段(21a、21b、21c)の1つを動作させるもの
である。即ち、速度状態選択部3中の判断部300によ
り、後述するデータ処理部102からの速度データFi
と後述する加算部201からの出力速度Fvを比較し、
Fi>Fvであれば切り換え手段21aをオンして加速
し、Fi>Fvであれば速度状態選択部3中の判断部3
01により、Fi=Fvであるかどうかの判断が行われ
る。速度状態選択部3中の判断部301の判断がFi=
Fvであれば切り換え手段21bをオンして定速とし、
Fi≠Fvであれば切り換え手段21cをオンして減速
とするように動作する。
【0040】また、102はデータの書き換え時期をコ
ントロールするデータ処理手段としてのデータ処理部、
4は減速中に位置指令の修正を行う位置調整回路、5は
減速位置判別部、1はプログラム101における次ブロ
ックデータを読み込む次ブロックデータ読み込み制御部
で、減速位置判別部5には、出力速度Fvに対する減速
停止距離LDが求められるテーブルがあり、更に、位置
データXiと速度データFiとから残距離XR(XR=
Xi−ΣFi・Δt)が演算できる機能を有している。
また、22a、22bは加減速制御回路2を構成する関
数格納部で、この関数格納部22aには加速関数が、ま
た、関数格納部22bには減速関数が各々複数格納され
ており、出力速度Fvに対応した関数が選択される構成
となっている。なお、その他の部分については図11で
説明したものと同様であり、同一符号を付すことにより
その説明を省略する。
【0041】単位指令速度発生部103は、外部から入
力として、位置データXiと速度データFiが与えられ
るとサンプリング期間Δt中の移動距離Fi・Δtが次
々と出力され、加減速制御回路2に入力される。加減速
制御回路2の中には、3つの切り換え手段21a、21
b、21cがあり、切り換え手段21aは出力速度Fv
が指令速度Fiより小さい時にオンし、出力速度Fvに
対応して関数格納部22aの加速関数A(t)に沿って
加速し、出力速度Fvが指令速度Fiに達した時、切り
換え手段21bに切り換わり、一定速度Fiを出力す
る。位置データXiは出力された距離が減算され、その
時の残距離と指令速度Fiでの減速停止距離LDjが一
致するまで一定速度Fiを出力し続ける。残距離XR=
減速停止距離LDjとなった時、切り換え手段21bか
ら切り換え手段21cに切り換わり、関数格納部22b
の減速関数D(t)に沿って減速停止する。
【0042】ところで、一般的には、後続するデータが
あるから、残距離XR=減速停止距離LDjの時点で、
次ブロックデータ読み込み制御部1を介してデータ処理
部102に読み込まれた位置データXi+1、速度デー
タFi+1はパラメータ格納部106の情報をもとに書
き換え可能な状態かどうかを判断し、書き換え可能な状
態なら残距離XRを加算し、すなわち位置データXi=
XR+Xi+1、速度データFi=Fi+1とし、この
新しい位置データXi、速度データFiに対し、加速、
減速、一定速度が選ばれる。
【0043】データ処理部102は、パラメータ格納部
106のパラメータに基づき、(残距離XR−減速停止
距離LDj)<Fv・Δtとなって、次ブロックの位置
データXi+1、速度データFi+1が読み込まれた
時、そのデータを実行データとして処理できる状態かど
うかを判定する。具体例としては、読み込んだ位置デー
タXi+1を直ちに残距離XRに加算すると、もし、読
み込まれた位置データXi+1が、負極性すなわち、逆
戻りの時は、残距離XRと位置データXi+1は相互に
打ち消すことになり、残距離の2倍、すなわち2XR相
当の距離の手前で逆戻りすることになる。この2XRが
許容値内か否かの判定が要るが、これらの判定をデータ
処理部で行うことになる。
【0044】また、正極性、すなわち、次ブロックデー
タXi+1も引き続き同じ方向へ進む場合にしても、位
置決め点で一旦停止したり、軌跡の位置を許容誤差内に
入れるため、予めパラメータで定めた速度まで減速した
ことを確認した後、書き換える必要があり、この書き換
えもデータ処理部102において行われることになる。
【0045】以上、本発明方法を実施する本発明装置の
一実施例について説明したが、次に、その動作を図7の
フローチャートに基づいて説明する。プログラム101
から次ブロックデータ読み込み制御部1が次のデータF
i+1、Xi+1を読み込み(S101)、S102で
そのデータが現在処理しているデータと極性が逆でない
か、すなわち戻りのデータでないかどうかをチェックす
る。戻りのデータであれば、S103で残距離XRが予
めパラメータ格納部106に格納されている所定値XR
0より小さいかどうかをチェックし、小さければS10
4に移る。S102で同一方向のデータであれば、S1
04に移り、出力速度Fvに予めパラメータ格納部10
6に格納されている所定値があるかどうかをチェック
し、パラメータ格納部106に格納されている所定値が
あればS105で出力速度Fvがその所定値F0より小
さいかチェックし、小さければS106に移り、データ
の書き換えをおこなう。
【0046】S107でj=0、残距離XRを位置指令
データXi、frg=0の初期設定を行ない、S108
で指令速度Fiが出力速度Fvijより大きいかどうか
をチェックする。大きければS109で加速関数を選
び、小さければS110で指令速度Fiが出力速度Fv
ijに等しいかどうかをチェックし、等しければS11
1で指令速度をそのまま出力し、等しくなければ、S1
12で減速関数を選びS113に移る。S113では選
択された加速関数、または減速関数から時間tに対応し
た指令速度Fi(t)をもとに、単位時間あたりの移動
距離Fi(t)・Δtを演算して出力する。S114で
は加速関数および減速関数を使ってその時点毎の減速停
止距離LDjを、S115では残距離XRを演算し、S
116で残距離XRが減速停止距離LDjより大きいか
どうかをチェックし、大きければS117でFi(t)
・Δtを出力し、S118で速度Fvjを出力しS11
9でフラグが1でなければS120に移り、残距離XR
と減速停止距離LDjが等しいかどうかチェックして、
等しくなければS108に戻り、加速または一定速度を
続ける。また、等しければ、S112に移り減速をす
る。S116で残距離XRが減速停止距離LDjより小
さい場合、S121に移り、フラグを1として、S12
2で次ブロックのデータがあるかどうかチェックし、次
ブロックのデータがあればS101に戻りデータを読み
込み、なければS112に移り、そのまま減速を続け
る。
【0047】また、S119でフラグが1であれば、S
150へ移り残距離XRが減速停止距離LDjにその時
の単位時間の移動距離Fi(t)・Δtを加えたものよ
り大きいかチェックし、小さければS112に移り減速
し、大きければS151で予めパラメータ格納部106
に設定された所定速度F00があるかをチェックし、所
定速度F00がなければS154で指令速度Fi(t)
を残距離XRから減速停止距離LDjから引いたものを
単位時間で割ったもの、すなわちFi(t)=(XR−
LDj)/Δtとし、S111に移り一定速度を選ぶ。
S151で所定値F00が設定されておれば、出力速度
Fvjがその所定値F00より小さいかどうかをチェッ
クし、小さくなければS112に移り減速を選択する。
小さければS153で指令速度Fi(t)を出力速度F
vjとしてS111に移り一定速度を選ぶ。
【0048】ここで、S114〜S116、S120、
S150、S152は減速位置判別部5が行ない、S1
52〜153は位置調整回路4で行ない、S108〜S
112は速度状態選択部3及び加減速制御部2で行な
い、これら以外はデータ処理部102で行なう。
【0049】次に、前記S154における指令速度Fi
(t)を、残距離XRから減速停止距離LDjを引いた
ものを単位時間で割ったもの、すなわちFi(t)=
(XR−LDj)/Δtの処理について図8と共に説明
する。位置調整回路4は、減速中に位置指令の修正を行
なう回路であるが、この機能はデジタル制御を使用する
場合は実用価値の高い機能であって、図8はこの機能の
原理説明図である。すなわち、デジタル制御では、時分
割によって制御が行なわれており、位置指令Xiからサ
ンプリング時間Δtで進む距離、すなわちFiΔtの指
令を出し続けるが、図8(a)に示すように、減速停止
距離LDとkFiΔt{図8(a)の斜線部、但し、1
>k>0}が残り、もう一度FiΔtを出力すると、必
要残距離XRは不足し、減速停止が不可能となる。従っ
て、減速位置判別部5が示す様に(残距離XR−減速停
止距離LD)≦FiΔtとなった時、減速に移行する。
これにより、速度は次第に下り、FiΔtは小さくなる
が、残距離XR−減速停止距離LDは残距離XR、減速
停止距離LD共に減少し、差はlFi・Δt、すなわち
図8(a)の斜線部の面積を保ったままのため、速度k
Fi以下で逆転する。今、これがj番目の処理で生じた
とすると、このj番目では加減速曲線上の値は用いず、
次の時点での値として保存し、代わりに、斜線部に相当
する指令を出力する。
【0050】すなわち、図8(b)で説明すれば、C
2 、C3 の斜線部分がb、cの間に割込まれている。こ
の信号C2 、C3 の時は、加減速制御回路2の一定速側
の切り換え手段21bをオンさせ、その間、減速曲線上
のデータは保持されていて、次に、減速側の切り換え手
段21cがオンの時出力され、その後は減速曲線に沿っ
て減速指令が出力されていく。図8(c)は図8(b)
と殆ど同じで、処理によってはサンプリング時点の速度
Fのみを使用する場合を示したもので、(残距離XR−
減速停止距離LD)の差が丁度サンプリング時点の速度
Fと一致しない限り最後に僅かに残った誤差の修正をす
ることになる。
【0051】また、図8(d)は出力速度に制約のある
場合の他の例で、加減速曲線の前記おどり場状の突起を
高速では起こしたくない場合に使用する。この時は、速
度によっては、複数個のΔt時間の間、一定速度が出力
されることが生ずる。
【0052】減速開始において発生した位置の誤差は減
速中の速度がkFiになった時に修正されるが、もし減
速途中に、次ブロックのデータによって再び上昇する時
は、上記誤差が次ブロックに持ち越されたことになり、
軌跡に誤差ができる。この時のため、予め定めた速度
(kF・Δt<εの関係が成立)まで必ず減速させるよ
うにする。
【0053】サーボモータで物体を駆動する時、サーボ
モータの発生する最大トルクから摩擦などの負荷トルク
を差し引き、更に、駆動機構での伝達効率を考慮して、
有効加減速トルクから加減速曲線を決定している。但
し、一般的に負荷トルクは小さいので、モータの発生ト
ルクにある程度余裕(係数kを掛ける。但0<k<1)
を持たせたものを有効加減速トルクと考えることもでき
る。加減速曲線の関数は、この有効トルク分を近似関数
に置換した後、積分したものを原則とする。この他に加
速度の変化が滑らかであるなどの条件があれば、それを
付け加えて、加減速曲線を作る。
【0054】主軸同期運転の中には、正確な位置決めが
不要なものもある。それは回転運動で両端からのドライ
ブでの相対位置を問題とするからで、この場合は、加減
速曲線への追求のみで減速終了時の位置は問題でない。
【0055】実施例2. 上記のように、トルクを最大限利用するということは、
加速関数または減速関数を決めていることを意味し、従
って加速から一定速度、一定速度から減速の交点が、ま
たはその逆の場合の交点が滑らかにならないことを意味
している。交点が滑らかでないことは、その交点で速度
が急に変化することであり、ショックが発生する。これ
を解決するために、この実施例はその補正手段、すなわ
ちコーナ補正手段を備えたものである。
【0056】すなわち、図5において、200はコーナ
補正関数処理部、201は加算部で、コーナ補正関数処
理部200の出力と、関数格納部22a、22bの出力
を加算するものである。上記構成において、次にコーナ
補正について説明する。
【0057】図9はコーナ補正関数の算出方法を説明す
る図で、201は加速曲線(関数)A(t)、202は
一定速度Fc、203は円弧からなるコーナ関数C
(t)を示している。図では説明の便宜上、コーナ関数
として円を使用しているが、これに限られるものではな
い。
【0058】加速関数201と一定速度202はコーナ
補正されなければ、時間t11’で交点を持つ。加速関
数201の時間t11’での接線と一定速度Fcとで作
る角度をθ’とする。半径がrのコーナ関数は時間t1
0で加速関数と接し、時間t12で一定速度と接する。
時間t10でのコーナ関数の接線と一定速度Fcとで作
る角度をθとし、この接線と一定速度の交点をt11と
する。時間t11’と時間t11が同じと見なして、t
anθ=m≒tanθ’とすれば、この時のコーナ関数
は、
【0059】
【数2】
【0060】で表すことができる。ここで、ΔTaはパ
ラメータ格納部106に予め設定した時間である。
(5)式は加速から一定速度へ移る場合のコーナ関数で Funk A(t−t10)=C(t) ・・・・・(6) とする。
【0061】一定速度から減速に移るコーナ関数として Funk B(t)=Funk A(t12−t) ・・・・・(7) を準備する。ここで、時間t12はコーナ関数が終わっ
て減速関数が始まる時間である。
【0062】次に、一定速度から加速に移るコーナ関数
として Funk C(t)=2Fc−Funk A(t−t10)・・・・・(8) 一定速度から減速に移るコーナ関数として Funk D(t)=2Fc−Funk A(t15−t)・・・・・(9) を準備する。
【0063】次に、コーナ補正をする場合の動作につい
て、図10のフローチャートで説明する。まず、コーナ
補正する場合、図9に示した速度パターン発生部を3つ
用意し、第1の速度パターン発生部は本来のモータを駆
動する速度パターンを発生させ、第2の速度パターン発
生部は上記第1の速度パターン発生部よりΔTaだけ早
い速度パターンを発生させ、第3の速度パターン発生部
は上記第1の速度パターン発生部よりΔTbだけ早い速
度パターンを発生させる。
【0064】S301において、コーナ補正が必要ない
場合はそのまま図9に示す速度パターンの発生を行な
い、コーナ補正が必要の場合は、S302〜S304の
サブルーチンに移る。S302、S303、S304は
図9に示す速度パターン発生部と同一の動作をし、S3
02はモータ駆動用の速度パターンを発生させる第1の
速度パターン発生部、S303は第2の速度パターン発
生部、S304は第3の速度パターン発生部である。S
305で第2の速度パターン発生部が一定速度に切り替
わったかどうかチェックし、切り替わればS306に移
って、指令速度が出力速度より小さくなければ、S30
7でコーナ関数FunkAを発生し、小さければS30
8でコーナ関数Funk Bを発生する。S305で第
2の速度パターン発生部が一定速度に切り替わっていな
ければ、S309に移り、第3の速度パターン発生部が
一定速度に切り替わればS310でコーナ関数Funk
Cを発生し、切り替わっていなければS311でコー
ナ関数Funk Dを発生し、S312でコーナ補正信
号を発生して完了する。このコーナ補正信号は図5のコ
ーナ補正関数処理部の出力信号となる。
【0065】なお、上記においては、コーナ補正関数を
演算により求める例について説明したが、この発明は、
これに限定されるものでなく、例えば、加速特性から一
定速度特性への移行時に、所定の速度に達すると予め設
定された補正関数にて補正するようにしてもよく、ま
た、前記実施例のようにコーナ補正関数を演算で求める
場合との組み合せによりコーナ補正関数を求めるように
してもよく、諸種の設計的変更を包含するものである。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、常時出
力速度の減速停止距離LDを演算、又はリストデータと
して保持し、且つ、残距離XRと比較しているので、減
速停止距離と加速指令からの残留分を一致させる必要が
なく、加減速曲線のみを独立した形で実現することがで
き、従って、加速曲線と減速曲線を別にすることが容易
に実現できるから、被制御体が発生できるトルクを最大
限に利用できる効果がある。また、端数処理を行ってい
るので、正確に位置決めを行うことができる。
【0067】また、この発明の別の発明によれば、独立
した形の加減速曲線の交点、すなわち、加減速曲線のコ
ーナ部の補正を行うことにより滑らかな速度変化を可能
とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に適用するトルク・速度曲
線を示す図である。
【図2】 本発明の一実施例を説明するための複数の速
度領域における加速関数を示す図である。
【図3】 本発明の一実施例による残距離の求め方を説
明する図である。
【図4】 本発明の一実施例に使用する加減速関数を説
明する図である。
【図5】 本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図6】 本発明の一実施例による関数切り換え部を示
す図である。
【図7】 本発明の一実施例の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図8】 本発明の一実施例に使用される位置調整回路
の原理説明図である。
【図9】 本発明の一実施例のコーナ補正関数の算出方
法を説明する図である。
【図10】 本発明の一実施例のコーナ補正動作を説明
するフローチャートである。
【図11】 サーボモータの従来の位置指令装置を示す
ブロック図である。
【図12】 従来の位置指令装置の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図13】 従来の一般的な速度パターンを示す図であ
る。
【図14】 特開平3−117514号公報に開示され
たトルク回転数(速度)特性である。
【図15】 特開昭64−72206号公報に開示され
たトルク回転数(速度)特性である。
【符号の説明】
1 次ブロックデータ読み込み制御部、2 加減速制御
回路、3 速度状態選択部、4 位置調整回路、5 減
速位置判別部、21 切り換え手段、22a、22b
関数格納部、101 プログラム、102 データ処理
部、103 単位指令速度発生部、106 パラメータ
格納部、107 積分器、200 コーナ補正関数処理
部、201 加算器。
フロントページの続き (72)発明者 竹下 虎男 名古屋市東区矢田南五丁目1番14号 三 菱電機株式会社 名古屋製作所内 (72)発明者 篠原 芳男 名古屋市東区矢田南五丁目1番14号 三 菱電機株式会社 名古屋製作所内 (56)参考文献 特開 平2−144705(JP,A) 特開 平3−117514(JP,A) 特開 昭61−245209(JP,A) 特開 昭58−154009(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/416

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 速度データと位置データから得られる指
    令速度と、上記指令速度に対応して得られる加速、減
    速、または定速の出力速度との差により、被制御体の制
    御指令を発生する位置指令方法において、 上記位置データを基に各演算時点における上記出力速度
    Fiに対応する減速停止距離と停止までの残距離を求
    め、残距離−減速停止距離FiΔt(単位時間当たり
    の移動距離)の関係になる手前で、上記出力速度に対応
    した減速関数を用いて上記被制御体を減速させる動作に
    入るとともに、減速開始時にkFiΔt(但し、1>k
    >0)の端数が生じた場合、減速期間中の所定期間に上
    記端数を、1回の単位時間(Δt)単位で出力、もしく
    は減速関数により算出された出力速度による1回または
    複数回の単位時間(Δt)と減速関数により算出される
    出力速度以下の最終端数を出力する単位時間(Δt)と
    に分けて出力することを特徴とする位置指令方法。
  2. 【請求項2】 速度領域を複数に分割し、上記各速度領
    域に異なる勾配をもつ直線のトルクを割り当て、隣接す
    る速度領域のトルクが同一になるように設定された速度
    −トルク曲線を作成し、上記被制御体が上記指令速度に
    達するまでは、上記速度−トルク曲線に沿って上記被制
    御体を加減速制御することを特徴とする請求項1記載の
    位置指令方法。
  3. 【請求項3】 被制御体の速度領域を複数に分割し、上
    記各速度領域に異なる勾配を持つ直線の減速トルクを割
    当て、上記使用減速範囲全てにわたって連続した折れ線
    となるように設定された速度−トルク曲線を作成し、上
    記速度−トルク曲線に沿って上記被制御体を減速制御す
    ことを特徴とする請求項1記載の位置指令方法。
  4. 【請求項4】 被制御体の速度領域を複数に分割し、上
    記速度領域の高速域に双曲線の減速トルクを割当て、か
    つ低速域に直線の減速トルクを割当て、上記高速域と低
    速域が連続するように設定された速度−トルク曲線を作
    成し、上記速度−トルク曲線に沿って上記被制御体を減
    速制御することを特徴とする請求項1記載の位置指令方
    法。
  5. 【請求項5】 速度ートルク曲線における、加速から一
    定速度、一定速度から減速、またはそれらの逆の場合の
    交点を、滑らかな曲線で結ぶことによりコーナー補正を
    することを特徴とする請求項2〜請求項4の何れかに記
    載の位置指令方法。
  6. 【請求項6】 速度データと位置データにより指令速度
    を単位時間毎に発生する単位指令速度発生手段と、上記
    指令速度に対応して加速、減速、あるいは定速の出力速
    度を得るものであって、上記出力速度に対応した複数の
    加速関数と減速関数を格納する関数格納部並びに上記加
    速関数、減速関数、あるいは定速のいずれかを選択する
    切り換え部とを有する加減速制御手段と、上記位置デー
    タを基に上記出力速度に対応する減速停止距離と停止ま
    での残距離を演算し、上記減速停止距離と残距離とが一
    致した時に一致信号を出力する減速位置判別手段と、上
    記減速位置判別手段の一致信号に基づき上記加減速制御
    手段の上記減速関数を用いて被制御体を減速させる被制
    御体減速手段と、減速開始時にkFiΔt(但し、Fi
    Δtは単位時間当たりの移動距離、Kは1>k>0)の
    端数が生じた場合、減速期間中の所定期間に上記端数
    を、1回の単位時間(Δt)単位で出力、もしくは減速
    関数により算出された出力速度による1回または複数回
    の単位時間(Δt)と減速関数により算出される出力速
    度以下の最終端数を出力する単位時間(Δt)とに分け
    て出力する位置調整手段と、を備えたことを特徴とする
    位置指令装置。
  7. 【請求項7】 上記速度データと位置データを次の速度
    データと位置データに書き換えるとともに、上記減速位
    置判別手段の一致信号に基づき上記書き換えられた速度
    データと位置データを指令速度として上記加減速制御手
    段の上記切り換え部を制御するデータ処理部を備えたこ
    とを特徴とする請求項6記載の位置指令装置。
  8. 【請求項8】 速度データと位置データにより指令速度
    を単位時間毎に発生する単位指令速度発生手段と、上記
    指令速度に対応して加速、減速、あるいは定速の出力速
    度を得るものであって、上記出力速度に対応した複数の
    加速関数と減速関数を格納する関数格納部並びに上記加
    速関数、減速関数、あるいは定速のいずれかを選択する
    切り換え部とを有する加減速制御手段と、上記加速関
    数、減速関数、あるいは定速の2つ及び/又は3つ組み
    合せからなる加減速関数の交点における速度変化を補正
    するコーナ補正関数処理手段と、上記加減速制御手段の
    出力と上記コーナ補正関数処理手段の出力を加算する加
    算手段と、上記位置データを基に上記出力速度に対応す
    る減速停止距離と停止までの残距離を演算し、上記減速
    停止距離と残距離とが一致した時に一致信号を出力する
    減速位置判別手段と、上記減速位置判別手段の一致信号
    に基づき上記加減速制御手段の上記減速関数を用いて被
    制御体を減速させる被制御体減速手段と、減速開始時に
    kFiΔt(但し、FiΔtは単位時間当たりの移動距
    離、Kは1>k>0)の端数が生じた場合、減速期間中
    の所定期間に上記端数を、1回の単位時間(Δt)単位
    で出力、もしくは減速関数により算出された出力速度に
    よる1回または複数回の単位時間(Δt)と減速関数に
    より算出される出力速度以下の最終端数を出力する単位
    時間(Δt)とに分けて出力する位置調整手段と、を備
    えたことを特徴とする位置指令装置。
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