JP2860840B2 - 吊り金具の取付け方法 - Google Patents
吊り金具の取付け方法Info
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- JP2860840B2 JP2860840B2 JP3175994A JP17599491A JP2860840B2 JP 2860840 B2 JP2860840 B2 JP 2860840B2 JP 3175994 A JP3175994 A JP 3175994A JP 17599491 A JP17599491 A JP 17599491A JP 2860840 B2 JP2860840 B2 JP 2860840B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は各種プラント設備の建屋
の内外において、設備機器の点検整備或いは取付け等の
ために、それらを吊り上げるための吊り金具の取付け方
法に関する。
の内外において、設備機器の点検整備或いは取付け等の
ために、それらを吊り上げるための吊り金具の取付け方
法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一例として発電プラント等の各種機器の
保守点検その他の目的で、それらの上方の梁または天井
面に吊り上げ用フックを設置することがある。そして、
そのフックにチューブブロックの上端を係止し、各種設
備の重量物である例えば電動弁やアクチエーター等を吊
り上げて、それを分解していた。このような吊り上げ用
フック等の吊り金具を設置するには、従来次のようにし
て行っていた。即ち、図４に示す如く一例として梁等の
強度メンバ１の下面に吊り金具３の上端を当接し、その
当接部の全周をアーク溶接により溶接していた。この吊
り金具３の溶接部は予めいわゆる開先加工を必要として
いた。さらに、溶接作業完了後、溶接部にグラインダー
による切削作業を行う必要があった。そして、この吊り
金具３の中央部等に形成された孔７にチューブブロック
上端のフックを係止し、各種設備の重量物を吊り上げて
いた。
保守点検その他の目的で、それらの上方の梁または天井
面に吊り上げ用フックを設置することがある。そして、
そのフックにチューブブロックの上端を係止し、各種設
備の重量物である例えば電動弁やアクチエーター等を吊
り上げて、それを分解していた。このような吊り上げ用
フック等の吊り金具を設置するには、従来次のようにし
て行っていた。即ち、図４に示す如く一例として梁等の
強度メンバ１の下面に吊り金具３の上端を当接し、その
当接部の全周をアーク溶接により溶接していた。この吊
り金具３の溶接部は予めいわゆる開先加工を必要として
いた。さらに、溶接作業完了後、溶接部にグラインダー
による切削作業を行う必要があった。そして、この吊り
金具３の中央部等に形成された孔７にチューブブロック
上端のフックを係止し、各種設備の重量物を吊り上げて
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の吊り金具の取付
け方法は高所作業において、梁等の下面に溶接するとい
う極めて作業環境の悪い場所で、吊り金具３の全周に渡
って溶接作業を行うため、取付けに多くの時間を要して
いた。しかも、溶接後に溶接部の切削作業が必要とな
り、この点からも多くの作業工数を必要とし、それらの
短縮が求められていた。
け方法は高所作業において、梁等の下面に溶接するとい
う極めて作業環境の悪い場所で、吊り金具３の全周に渡
って溶接作業を行うため、取付けに多くの時間を要して
いた。しかも、溶接後に溶接部の切削作業が必要とな
り、この点からも多くの作業工数を必要とし、それらの
短縮が求められていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、極めて
迅速に且つ確実に吊り金具を取付けることができる方法
を提供することを目的とし、その目的達成のために次の
構成をとる。即ち、本発明の吊り金具の取付け方法は、
吊り金具３に設けられた複数のスタッド挿通孔に夫々整
合する複数の貫通孔が予め形成された電気絶縁性の位置
決めプレート６を用意し、その位置決めプレート６を構
造物の上方に設置された梁または天井のパッカープレー
ト等の金属製強度メンバ１の下面に配置する工程と、ア
ークスタッド溶接機の溶接ガンにスタッド２を保持し
て、複数のスタッド２を前記位置決めプレート６の貫通
孔に挿入して、スタッド溶接によりそのスタッド２を前
記金属製強度メンバ１に極めて短時間に溶接固定する工
程と、前記位置決めプレート６を前記金属製強度メンバ
１から取外し、次いで夫々のスタッド２に前記吊り金具
３の前記スタッド挿通孔を挿通すると共に、夫々のスタ
ッド２にナット８を締結して前記吊り金具３を前記金属
製強度メンバ１に固定する工程と、を具備するものであ
る。次に、請求項２記載の本発明は、吊り金具３に設け
られた複数のスタッド挿通孔に夫々整合する複数の貫通
孔が予め形成された電気絶縁性の位置決めプレート６を
用意し、その位置決めプレート６を構造物の上方に設置
された梁または天井のパッカープレート等の金属製強度
メンバ１の下面に配置する工程と、 アークスタッド溶接
機の溶接ガンに最初のスタッド２を保持して、そのスタ
ッド２を前記位置決めプレート６の貫通孔に挿入して、
スタッド溶接によりそのスタッド２を前記金属製強度メ
ンバ１に極めて短時間に溶接固定する初期溶接工程と、
前記位置決めプレート６を前記金属製強度メンバ１に配
置状態で、その最初のスタッド２にナット８を螺着し
て、そのナット８を介して前記位置決めプレート６をス
タッド２に保持させる工程と、 その後、次のスタッド２
を前記位置決めプレート６の貫通孔に挿通して、それを
前記金属製強度メンバ１に短時間でスタッド溶接する工
程と、 前記ナット８を前記スタッド２から取り外すと共
に、前記位置決めプレート６を前記金属製強度メンバ１
から取外し、次いで夫々のスタッド２にナット８を締結
して前記吊り金具３を前記金属製強度メンバ１に固定す
る工程と、 を具備する吊り金具の取付け方法である。
迅速に且つ確実に吊り金具を取付けることができる方法
を提供することを目的とし、その目的達成のために次の
構成をとる。即ち、本発明の吊り金具の取付け方法は、
吊り金具３に設けられた複数のスタッド挿通孔に夫々整
合する複数の貫通孔が予め形成された電気絶縁性の位置
決めプレート６を用意し、その位置決めプレート６を構
造物の上方に設置された梁または天井のパッカープレー
ト等の金属製強度メンバ１の下面に配置する工程と、ア
ークスタッド溶接機の溶接ガンにスタッド２を保持し
て、複数のスタッド２を前記位置決めプレート６の貫通
孔に挿入して、スタッド溶接によりそのスタッド２を前
記金属製強度メンバ１に極めて短時間に溶接固定する工
程と、前記位置決めプレート６を前記金属製強度メンバ
１から取外し、次いで夫々のスタッド２に前記吊り金具
３の前記スタッド挿通孔を挿通すると共に、夫々のスタ
ッド２にナット８を締結して前記吊り金具３を前記金属
製強度メンバ１に固定する工程と、を具備するものであ
る。次に、請求項２記載の本発明は、吊り金具３に設け
られた複数のスタッド挿通孔に夫々整合する複数の貫通
孔が予め形成された電気絶縁性の位置決めプレート６を
用意し、その位置決めプレート６を構造物の上方に設置
された梁または天井のパッカープレート等の金属製強度
メンバ１の下面に配置する工程と、 アークスタッド溶接
機の溶接ガンに最初のスタッド２を保持して、そのスタ
ッド２を前記位置決めプレート６の貫通孔に挿入して、
スタッド溶接によりそのスタッド２を前記金属製強度メ
ンバ１に極めて短時間に溶接固定する初期溶接工程と、
前記位置決めプレート６を前記金属製強度メンバ１に配
置状態で、その最初のスタッド２にナット８を螺着し
て、そのナット８を介して前記位置決めプレート６をス
タッド２に保持させる工程と、 その後、次のスタッド２
を前記位置決めプレート６の貫通孔に挿通して、それを
前記金属製強度メンバ１に短時間でスタッド溶接する工
程と、 前記ナット８を前記スタッド２から取り外すと共
に、前記位置決めプレート６を前記金属製強度メンバ１
から取外し、次いで夫々のスタッド２にナット８を締結
して前記吊り金具３を前記金属製強度メンバ１に固定す
る工程と、 を具備する吊り金具の取付け方法である。
【０００５】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の各実施例につき
説明する。図１は本発明の方法による第一工程を示し、
図２は同第二工程を示す。この実施例は上方に横架され
た梁からなる強度メンバ１の下面に、四本のスタッドを
溶接し、それにより吊り金具３を強度メンバ１に固定す
るものである。そこで先ず、制御装置９、電源10を有す
るスタッド溶接器の溶接ガン11にスタッド２を嵌着し、
位置決めプレート６を用いてスタッド２先端を強度メン
バ１に溶着させる。この位置決めプレート６はセラミッ
ク等の電気的絶縁物からなり、その表面に複数の孔が穿
設されている。そこで、スタッド２の先端部を位置決め
プレート６の孔に挿入し、そのスタッド２先端と強度メ
ンバ１との間にアークを発生させ、適当な溶融池が生じ
たときに両者を急速に圧着して、スタッドの植付けを完
了する。そして、植設されたスタッド２から溶接ガン11
を外す。次いで、植設されたスタッド２にナット８を螺
着し、位置決めプレート６を強度メンバ１に締結する。
そして、位置決めプレート６の他の孔に順次スタッド２
を溶接する。
説明する。図１は本発明の方法による第一工程を示し、
図２は同第二工程を示す。この実施例は上方に横架され
た梁からなる強度メンバ１の下面に、四本のスタッドを
溶接し、それにより吊り金具３を強度メンバ１に固定す
るものである。そこで先ず、制御装置９、電源10を有す
るスタッド溶接器の溶接ガン11にスタッド２を嵌着し、
位置決めプレート６を用いてスタッド２先端を強度メン
バ１に溶着させる。この位置決めプレート６はセラミッ
ク等の電気的絶縁物からなり、その表面に複数の孔が穿
設されている。そこで、スタッド２の先端部を位置決め
プレート６の孔に挿入し、そのスタッド２先端と強度メ
ンバ１との間にアークを発生させ、適当な溶融池が生じ
たときに両者を急速に圧着して、スタッドの植付けを完
了する。そして、植設されたスタッド２から溶接ガン11
を外す。次いで、植設されたスタッド２にナット８を螺
着し、位置決めプレート６を強度メンバ１に締結する。
そして、位置決めプレート６の他の孔に順次スタッド２
を溶接する。
【０００６】このようなスタッド２の溶接作業は極めて
短時間に行うことができる。又、その溶接時にスタッド
２外周が位置決めプレート６に接触しても、位置決めプ
レート６は電気的絶縁物であるため、位置決めプレート
６側に電流が流れることがなく、溶接電流はすべてスタ
ッド２先端部に集中し、溶接部の信頼性を確保できる。
このようにしてこの実施例では四本のスタッド２が強度
メンバ１に植設された状態で、ナット８及び位置決めプ
レート６を取り外す。次に、吊り金具３のボルト挿通孔
を図２に示す如くスタッド２に挿通した後、そのスタッ
ド２にナット８を螺着締結する。この実施例では緩み止
め防止のため、ダブルナットが螺着されている。吊り金
具３のほぼ中央部には孔７が形成され、その孔７に図示
しないチェーンブロック上端のフック等が係止されるも
のである。次に図３は本発明の第二実施例であり、この
実施例が前記実施例と異なる点は、吊り金具３の下面側
に突出した突出部が棒状に形成され、その下端に孔によ
りなる吊り下げ用係止部５が設けられている点である。
短時間に行うことができる。又、その溶接時にスタッド
２外周が位置決めプレート６に接触しても、位置決めプ
レート６は電気的絶縁物であるため、位置決めプレート
６側に電流が流れることがなく、溶接電流はすべてスタ
ッド２先端部に集中し、溶接部の信頼性を確保できる。
このようにしてこの実施例では四本のスタッド２が強度
メンバ１に植設された状態で、ナット８及び位置決めプ
レート６を取り外す。次に、吊り金具３のボルト挿通孔
を図２に示す如くスタッド２に挿通した後、そのスタッ
ド２にナット８を螺着締結する。この実施例では緩み止
め防止のため、ダブルナットが螺着されている。吊り金
具３のほぼ中央部には孔７が形成され、その孔７に図示
しないチェーンブロック上端のフック等が係止されるも
のである。次に図３は本発明の第二実施例であり、この
実施例が前記実施例と異なる点は、吊り金具３の下面側
に突出した突出部が棒状に形成され、その下端に孔によ
りなる吊り下げ用係止部５が設けられている点である。
【０００７】
【０００８】
【発明の効果】本発明の取付け方法は、金属製強度メン
バ１の下面に電気絶縁性の位置決めプレート６を配置
し、その位置決めプレート６の貫通孔をガイドとしてス
タッド溶接により、複数のスタッド２を金属製強度メン
バ１に極めて短時間に溶接固定することができる。そし
てその位置決めプレート６を金属製強度メンバ１から取
外し、吊り金具３のスタッド挿通孔をスタッド２に挿通
し、ナット８により吊り金具３を金属製強度メンバ１に
固定するものである。そのため、従来の吊り金具の取付
け方法に比べて短時間で取付け作業を完了し得る。特に
金属製強度メンバの下面に位置決めしつつ溶接作業をし
なければならないという作業の難しさと、高所作業を伴
うという二つの点から作業環境の悪い場所において、本
方法によれば作業の安全性と迅速性を確保することが可
能となる。しかも、そのスタッド溶接の際にガイドとな
る位置決めプレート６は電気絶縁性のものであるから、
スタッドが誤って位置決めプレートに溶接されることを
防止できる。又本方法によれば溶接面の体裁が良く、溶
接後にグラインダー等で切削する作業が不要となり、こ
の点からも取付け工数を短くすることが可能となる。次
に、請求項２記載の本発明は、金属製強度メンバ１に最
初のスタッド２を溶接固定した後に、そのスタッド２に
ナット８を螺着して、そのスタッド２に位置決めプレー
ト６を保持させる。そしてその状態で次に溶接すべきス
タッド２を位置決めプレート６の貫通孔に挿通して、金
属製強度メンバ１にスタッド溶接する工程をとるもので
ある。そのため、最初のスタッド２に対して各スタッド
は正確な位置に位置決めされて溶接固定される。しか
も、位置決めプレート６がスタッド２及びナット８を介
して保持されるので、溶接作業がより容易となる。
バ１の下面に電気絶縁性の位置決めプレート６を配置
し、その位置決めプレート６の貫通孔をガイドとしてス
タッド溶接により、複数のスタッド２を金属製強度メン
バ１に極めて短時間に溶接固定することができる。そし
てその位置決めプレート６を金属製強度メンバ１から取
外し、吊り金具３のスタッド挿通孔をスタッド２に挿通
し、ナット８により吊り金具３を金属製強度メンバ１に
固定するものである。そのため、従来の吊り金具の取付
け方法に比べて短時間で取付け作業を完了し得る。特に
金属製強度メンバの下面に位置決めしつつ溶接作業をし
なければならないという作業の難しさと、高所作業を伴
うという二つの点から作業環境の悪い場所において、本
方法によれば作業の安全性と迅速性を確保することが可
能となる。しかも、そのスタッド溶接の際にガイドとな
る位置決めプレート６は電気絶縁性のものであるから、
スタッドが誤って位置決めプレートに溶接されることを
防止できる。又本方法によれば溶接面の体裁が良く、溶
接後にグラインダー等で切削する作業が不要となり、こ
の点からも取付け工数を短くすることが可能となる。次
に、請求項２記載の本発明は、金属製強度メンバ１に最
初のスタッド２を溶接固定した後に、そのスタッド２に
ナット８を螺着して、そのスタッド２に位置決めプレー
ト６を保持させる。そしてその状態で次に溶接すべきス
タッド２を位置決めプレート６の貫通孔に挿通して、金
属製強度メンバ１にスタッド溶接する工程をとるもので
ある。そのため、最初のスタッド２に対して各スタッド
は正確な位置に位置決めされて溶接固定される。しか
も、位置決めプレート６がスタッド２及びナット８を介
して保持されるので、溶接作業がより容易となる。
【図１】本発明の第一実施例の第一工程を示す説明図。
【図２】同第一実施例の第二工程を示す説明図。
【図３】本発明の方法による他の吊り金具の説明図。
【図４】従来型吊り金具の斜視図。
１ 強度メンバ ２ スタッド ３ 吊り金具 ５ 吊り下げ用係止部 ６ 位置決めプレート ７ 孔 ８ ナット ９ 制御装置 10 電源 11 溶接ガン 12 溶接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安国 孝 東京都港区西新橋三丁目７番１号 東芝 プラント建設株式会社内 (72)発明者 下田 一 東京都港区芝浦１−１−１ 株式会社東 芝 本社事務所内 (72)発明者 服部 晃司 東京都港区愛宕１丁目２番２号 オー・ エス・イー株式会社内 (72)発明者 近澤 渉 東京都港区愛宕１−２−２ 日本スタッ ドウェルディング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−171549（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−60870（ＪＰ，Ａ) 実開 昭55−17006（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B66C 1/66 B23K 9/20
Claims (2)
- 【請求項１】 吊り金具３に設けられた複数のスタッド
挿通孔に夫々整合する複数の貫通孔が予め形成された電
気絶縁性の位置決めプレート６を用意し、その位置決め
プレート６を構造物の上方に設置された梁または天井の
パッカープレート等の金属製強度メンバ１の下面に配置
する工程と、 アークスタッド溶接機の溶接ガンにスタッド２を保持し
て、そのスタッド２を前記位置決めプレート６の貫通孔
に挿入して、スタッド溶接により複数のスタッド２を前
記金属製強度メンバ１に極めて短時間に溶接固定する工
程と、 前記位置決めプレート６を前記金属製強度メンバ１から
取外し、次いで夫々のスタッド２に前記吊り金具３の前
記スタッド挿通孔を挿通すると共に、夫々のスタッド２
にナット８を締結して前記吊り金具３を前記金属製強度
メンバ１に固定する工程と、 を具備する 吊り金具の取付け方法。 - 【請求項２】 吊り金具３に設けられた複数のスタッド
挿通孔に夫々整合する複数の貫通孔が予め形成された電
気絶縁性の位置決めプレート６を用意し、その位置決め
プレート６を構造物の上方に設置された梁または天井の
パッカープレート等の金属製強度メンバ１の下面に配置
する工程と、 アークスタッド溶接機の溶接ガンに最初のスタッド２を
保持して、そのスタッド２を前記位置決めプレート６の
貫通孔に挿入して、スタッド溶接によりそのスタッド２
を前記金属製強度メンバ１に極めて短時間に溶接固定す
る初期溶接工程と、 前記位置決めプレート６を前記金属製強度メンバ１に配
置状態で、その最初のスタッド２にナット８を螺着し
て、そのナット８を介して前記位置決めプレート６をス
タッド２に保持させる工程と、 その後、次のスタッド２を前記位置決めプレート６の貫
通孔に挿通して、それを前記金属製強度メンバ１に短時
間でスタッド溶接する工程と 、前記ナット８を前記スタッド２から取り外すと共に、前
記位置決めプレート６を前記金属製強度メンバ１から取
外し、次いで夫々のスタッド２にナット８を締結して前
記吊り金具３を前記金属製強度メンバ１に固定する工程
と、 を具備する 吊り金具の取付け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3175994A JP2860840B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 吊り金具の取付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3175994A JP2860840B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 吊り金具の取付け方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04371489A JPH04371489A (ja) | 1992-12-24 |
| JP2860840B2 true JP2860840B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=16005851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3175994A Expired - Lifetime JP2860840B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 吊り金具の取付け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2860840B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140001867U (ko) * | 2012-09-24 | 2014-04-02 | 대우조선해양 주식회사 | 중량물 운반용 러그 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10153675C1 (de) * | 2001-10-31 | 2003-03-20 | Koester & Co Gmbh | Stützeinrichtung für einen Schweißbolzen |
| CN103224196B (zh) * | 2013-03-29 | 2015-02-04 | 国家电网公司 | 一种安装轧机牌坊吊具及其系统 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5396344A (en) * | 1977-01-14 | 1978-08-23 | Yoshikawa Shoji Kk | Soybean milk coagulating method |
| JPS62171549A (ja) * | 1986-01-24 | 1987-07-28 | Masasuke Ito | ワイヤ−ロ−プの掛止方法とその装置 |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP3175994A patent/JP2860840B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140001867U (ko) * | 2012-09-24 | 2014-04-02 | 대우조선해양 주식회사 | 중량물 운반용 러그 |
| KR200483347Y1 (ko) * | 2012-09-24 | 2017-05-02 | 대우조선해양 주식회사 | 중량물 운반용 러그 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04371489A (ja) | 1992-12-24 |
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