JPH0331195Y2 - - Google Patents

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JPH0331195Y2
JPH0331195Y2 JP1987145198U JP14519887U JPH0331195Y2 JP H0331195 Y2 JPH0331195 Y2 JP H0331195Y2 JP 1987145198 U JP1987145198 U JP 1987145198U JP 14519887 U JP14519887 U JP 14519887U JP H0331195 Y2 JPH0331195 Y2 JP H0331195Y2
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JP
Japan
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angle member
bent
bird
central portion
angle
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JP1987145198U
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JPS6449081U (ja
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は高圧送電線鉄塔のような電気的に危険
な電力構築物のアングル材に装着される鳥害防止
器に係り、針が立設された鳥よけ体を電力構築物
のアングル材に簡単に着脱できるようにしたもの
である。
(従来の技術) 例えば碍子連に設けられたアークホーンのよう
な電力構築物の高圧部に鳥が接触すると、ホーン
間は短絡されて停電事故となる。かかる事故を防
止するために、この種構築物の危険な場所には、
針が立設された鳥よけ体を配設して鳥が飛来する
のを防止することが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記鳥よけ体を安全かつ簡単に装
着できる手段はなかつたため、例えば危険な高圧
送電線が近くに存在する送電線鉄塔のアーム部先
端部に鳥よけ体を装着する場合には、送電を停止
したうえで作業者がアーム部先端部まで行き、ワ
イヤによりこれをアングル材にくくり付けるなど
して装着せねばならない問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本考案は板状ベ
ース部4に多数の針5を立設して成る鳥よけ体2
と、該鳥よけ体2に装着されたばね材から成る取
付体3とにより鳥害防止器1を構成している。そ
して操作棒7の先端係止部8を着脱自在に係着す
る係着部6を設けるとともに、取付体3を上記板
状ベース部4の上面に当接する中央部3aと、該
中央部3aの一端部から屈曲されてアングル材B
の下面に当接する第1の当接部3bと、該中央部
3aの他端部から屈曲されてアングル材Bの側壁
面に当接する第2の当接部3cとから形成し、少
くとも第1の当接部3bの先端部を内方に屈曲さ
せてアングル材Bへの装着案内用屈曲部31bを
形成したものである。
(作用効果) 上記構成によれば、作業者は電気的に安全な場
所に位置し、操作棒7の先端部に鳥害防止器1を
係着して、該操作棒7を操作しながら取付体3の
屈曲部31bをアングル材Bの下面に当接し、そ
の状態で第1及び第2の当接部3b,3cを強制
的に弾性拡開させながら、アングル材Bに簡単に
装着することができる。またそのばね力によりア
ングル材Bにがたつきなくしつかりと装着するこ
とができ、かつアングル材Bからの取りはずしも
簡単に行うことができる。
(実施例) 次に図面を参照しながら、本考案の実施例を説
明する。
第1図及び第2図において、この鳥害防止器1
は、鳥よけ体2と、この鳥よけ体2に装着された
2個の取付体3から成つている。鳥よけ体2は合
成樹脂などから成る板状ベース部4に多数の針5
を立設して形成されている。6はベース部4の中
央部に立設された係着部であり、絶縁操作棒7の
先端係止部8をこれに係着して、後述するように
アングル材に対する着脱操作を行う。
取付体3は帯状であつて、鋼板のような強いば
ね力を有する素材から成り、ベース4の上面に当
接する中央部3aと、その一端部を屈曲して形成
された第1の当接部3bと、他端部を屈曲して形
成された第2の当接部3cを有している。9は取
付体3をベース部4に固着するためのハトメであ
る。31bは第1の当接部3bの先端部を内方へ
屈曲して形成されたアングル材への装着案内用屈
曲部、31cは第2の当接部3cの下端部を外方
へ屈曲して形成されたアングル材への装着案内用
屈曲部である。なおこの屈曲部31cはなくても
よい。
第3図は高圧送電線鉄塔のアーム部を構築する
アングル材Bに鳥害防止器1を装着している様子
を、また第4図は装着された状態を示すものであ
り、Cはアーム部Aの先端部に支持された送電線
を保持する碍子連、Dはアークホーンであり、ア
ークホーンDの間隔部に鳥が羽根を広げて接触す
ると、ホーン間は短絡されて停電事故となる。な
お第3図、第4図において、説明は不必要な部分
は省略している。
この鳥害防止器1をアーム部A先端のアングル
材Bに装着するにあたつては、操作棒7の先端係
止部8に係着部6を係着し、作業者は高圧送電線
から離れた電気的に安全な場所から操作棒7を操
作して装着作業を行う。この場合まず取付体3の
第1の当接部3bをアングル材Bの一側に嵌入さ
せてその屈曲部31bをアングル材Bの下面に当
てがい(第3図鎖線参照)、次に取付体3をその
ばね力に抗して強制的に拡開せながら第2の当接
部3cをアングル材Bの側壁面に当接せしめれば
よい(第3図実線参照)。装着状態において、取
付体3の当接部3b,3cはそのばね力によりア
ングル材Bの壁面にしつかり当接するので、強風
が吹くなどしても脱落する虞れはない。このよう
にこの鳥害防止器1は、その装着場所から遠く離
れた位置において操作棒7を操作しながら簡単に
装着できるので、装着に際しては送電を停止する
必要はなく、活線状態のままでも安全に装着でき
る。またこれをアングル材Bから取りはずす作業
も、操作棒7を操作することにより簡単に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は鳥害防止器の斜視図、第2図は断面図、第3
図は作業中の側面図、第4図は装着状態の斜視図
である。 1……鳥害防止器、2……鳥よけ体、3……取
付体、3a……中央部、3b……第1の当接部、
3c……第2の当接部、31b……装着案内用屈
曲部、4……板状ベース部、5……針、6……係
着部、7……操作棒、8……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状ベース部に多数の針を立設して成る鳥よけ
    体と、該鳥よけ体に装着されたばね材から成る取
    付体とから成り、操作棒の先端係止部を着脱自在
    に係着する係着部を設けるとともに、該取付体が
    上記板状ベース部の上面に当接する中央部と、該
    中央部の一端部から屈曲されてアングル材の下面
    に当接する第1の当接部と、該中央部の他端部か
    ら屈曲されてアングル材の側壁面に当接する第2
    の当接部とを有し、かつ少くとも第1の当接部の
    先端部を内方へ屈曲させてアングル材への装着案
    内用屈曲部を形成したことを特徴とする電力構築
    物のアングル材に装着される鳥害防止器。
JP1987145198U 1987-09-22 1987-09-22 Expired JPH0331195Y2 (ja)

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JP1987145198U JPH0331195Y2 (ja) 1987-09-22 1987-09-22

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JP1987145198U JPH0331195Y2 (ja) 1987-09-22 1987-09-22

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JPS6449081U JPS6449081U (ja) 1989-03-27
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JP4521593B2 (ja) * 2001-05-22 2010-08-11 中部電力株式会社 送電鉄塔用簡易アーム
JP7124636B2 (ja) * 2018-10-25 2022-08-24 中国電力株式会社 腕金用鳥害防止具

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JPS6449081U (ja) 1989-03-27

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