JP2860822B2 - 階段ブロック - Google Patents

階段ブロック

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JP2860822B2
JP2860822B2 JP2139447A JP13944790A JP2860822B2 JP 2860822 B2 JP2860822 B2 JP 2860822B2 JP 2139447 A JP2139447 A JP 2139447A JP 13944790 A JP13944790 A JP 13944790A JP 2860822 B2 JP2860822 B2 JP 2860822B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

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  • Revetment (AREA)
  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
  • Artificial Fish Reefs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、魚礁、護岸用として利用できる階段ブロッ
クに関する。
(ロ)従来の技術 従来、河川には、多数のブロックを積み重ねて河川敷
の護岸用として、同ブロックによって河川敷を保護して
いる。
さらに、このブロックには、階段用の踏部が設けられ
て、同ブロックを積み重ねた際に、各踏部によって階段
を形成し、この階段を伝わって人が河川まで降りること
ができるようにしている。
しかも、最近では、このブロック内に魚礁用の空洞を
設けたものがあり、同空洞内に隠れたり、同空洞内で産
卵したりして、同ブロックを利用することができるよう
にして、魚が生育できるようにしている。
また、海浜上にこのブロックを設置して、護岸用とし
ても利用しており、ブロック内に魚礁用の空洞が波を受
けて、その作用を吸収することができるものである。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところが、上記の階段ブロックは、以下のような欠点
を有している。
即ち、各ブロックは、その空洞をそれぞれ連通状態と
せず、別個独立としている為に、降雨量の減少によって
河川の水位が低くなった際に、ブロック内に魚が残され
る場合がある。
そして、ブロック内に残された魚は、太陽光線等を浴
びて干上がり、魚の生育を充分に確保することができな
かった。
本発明は、上記の課題を解決することができる階段ブ
ロックを提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明では、前後方向に複数連設することによって階
段状傾斜面を形成可能な階段ブロックであって、 同階段ブロックを、上面に水平踏面(7)を具備する
矩形状のブロック本体(2)に、同ブロック本体(2)
の前面から後面にかけて貫通し、かつ後方に向けて上り
勾配の傾斜貫通孔(4)を設けるとともに、前記ブロッ
ク本体(2)の左右側に前記傾斜貫通孔(4)と連通す
る連絡孔(10)を設けることによって形成し、 さらに、前記ブロック本体(2)の前面(2b)には積
重用段部(9)を設け、同積重用段部(9)に、他のブ
ロック本体(2)の後面(2a)と水平踏面(7)とを嵌
合させて、階段ブロックを前後方向に連設した際に、各
傾斜貫通孔(4)同士を連通して、長尺の流水チャンネ
ル(B)を形成可能としたことを特徴としている。
(ホ)作用及び効果 本発明では、河川等の法面に階段ブロックを連設し
て、同階段ブロックによって、河川からの浸食からこの
法面を保護しており、しかも、ブロック本体の上面に設
けた水平踏面によって、階段を形成して、この階段を伝
わって、人が容易に河川に降りることができる。
さらに、ブロック本体は、その前面から後面に向けて
貫通し、かつ後方に向けて上り勾配の傾斜貫通孔によっ
て、河川の水位が上昇した際に、各傾斜貫通孔同士を連
通してなる流水チャンネルを伝わって、河川の水が侵入
して同チャンネルを魚礁として利用することができるば
かりか、ブロック本体は、その左右側に、流水チャンネ
ルと連通する連絡孔を設けている為に、同連絡孔を介し
て魚が隣接した流水チャンネルにも移動することができ
る。
本発明にあっては、ブロック本体(2)の前面に積重
用段部(9)が形成され、この積重用段部(9)を他の
ブロック本体(2)の水平踏面(7)に載せるようにし
て階段ブロックが前後方向に連設されるため、栗石等の
平坦でない面にこれらブロック本体(2)を配設する場
合でも、各ブロック本体(2)の各傾斜貫通孔(4)の
開口部分を確実に整合でき、容易に流通チャンネル
(B)を得ることができる。
(ヘ)実施例 本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図
の全体側面図において、1は階段ブロックを示し、同ブ
ロック1は、河川A等の傾斜した法面aに積み重ねて、
同法面aを保護するようにしている。
即ち、かかる階段ブロック1は、第2図〜第8図に示
すように、矩形状のブロック本体2の後面2aに、他のブ
ロック本体2の前面2bを傾斜状態に連設可能に構成し、
さらに、ブロック本体2の背面2eを、傾斜状の法面aに
沿って載置可能としている。
また、このブロック本体2の内部には、同ブロック本
体2の前面2bから後面2aに向けて貫通し、かつ後方に向
けて上り勾配の傾斜貫通孔4を設けており、そして、ブ
ロック本体2を前後方向に連設した際に、ブロック本体
2の傾斜貫通孔4同士を連通して、階段ブロック1内
に、河川Aの水を流入する流水チャンネルBを形成して
いる。
なお、5はブロック本体2の後面2aに設けた連結用凸
部、6はブロック本体2の前面2bに設けた連結用凹部を
示す。
また、かかるブロック本体2の上面には、水平踏面7
を設けており、同ブロック本体2を積み重ねた際に、第
1図のように、同踏面7によって法面a上に階段Sを形
成している。
さらに、ブロック本体2の水平踏面7の下方には、傾
斜貫通孔4の開口部8を設けており、同開口部8より河
川Aの水を流水チャンネルBに流入することができる。
かかる傾斜貫通孔4は、第3図に示すように、その開
口部8を正面視略三角形状とし、さらに、第8図に示す
ように、ブロック本体2の内側面上部よりその天井部8
−1の後方に向かって漸次傾斜状とし、傾斜面8a,8bを
形成している。
また、傾斜貫通孔4は、傾斜面8aを前方に向けて拡開
状とした拡開傾斜面8cを設けて、傾斜貫通孔4の内部
を、傾斜貫通孔4の開口部8よりも幅広状に形成し、河
川Aの水及び魚の侵入を容易に行うことができる。
さらに、本実施例では、第6図及び第7図に示すよう
に、水平踏面7の前面に、凹部7aを設けており、同凹部
7a及び傾斜貫通孔4の開口部8によってブロック本体2
が波を受けた際に、その作用を吸収することができる。
また、水平踏面7の前面とブロック本体2の前面2bと
には、積重用段部9を設けており、同段部9に、他のブ
ロック本体2の後面2aと水平踏面7の上面とを嵌合させ
て、ブロック本体2の積み重ねを容易に行うことができ
る。
また、ブロック本体2の左右側面2c,2dには、左右に
配設したブロック本体2の傾斜貫通孔4と連通する連絡
孔10を設けており、同連絡孔10によって、各ブロック本
体2内の魚等が左右方向に移動できるようにしている。
次いで、かかるブロック本体2の施工状態について、
第1図を参照して詳説する。
まず、河川Aの傾斜状の法面aの下部に、基礎コンク
リートを打設し、基礎部bを形成するとともに、傾斜面
に沿って栗石cを敷設する。
そして、かかる基礎部bの栗石cに沿って、多数のブ
ロック本体2を積み重ねており、しかも、最下部のブロ
ック本体2の傾斜貫通孔4を下端開口部4aを河川A内に
開口する。
また、ブロック本体2は、栗石c上に載置する際に、
水平踏面7を水平状として、積み重ね、さらに、同踏面
7の後部に、他のブロック本体2の水平踏面7の前面を
載置している。
そして、かかる水平踏面7によって、人が昇降できる
階段Sを形成している。
かかる構成によって、河川Aの水位が上方のブロック
本体2まで上昇した場合、各ブロック本体2の開口部8
より傾斜貫通孔4内に河川Aの水が侵入する。
さらに、このブロック本体2の開口部8より魚をも同
ブロック本体2内に侵入し、同ブロック本体2を魚巣と
して利用することができる。
一方、河川Aの水位が降下した場合、上下のブロック
本体2の傾斜貫通孔4を連通状体とし、しかも、最下部
のブロック本体2の傾斜貫通孔4に設けた下端開口部4a
より、魚を傾斜貫通孔4を通して河川Aに流出させるこ
とができる。
以上述べてきたように、本発明の実施例は、以下のよ
うな作用、効果を有している。
本発明では、河川A等の法面aに階段ブロック1を連
設して、同階段ブロック1によって、河川Aからの浸食
からこの法面aを保護しており、しかも、ブロック本体
2の上面に設けた水平踏面7によって、階段Sを形成し
て、この階段Sを伝わって、人が容易に河川Aを降りる
ことができる。
さらに、ブロック本体2は、その前面から後面に向け
て貫通し、かつ後方に向けて上り勾配の傾斜貫通孔4に
よって、河川Aの水位が上昇した際に、各傾斜貫通孔4
同士を連通してなる流水チャンネルBを伝わって、河川
Aの水が侵入して同チャンネルを魚礁として利用するこ
とができる。
しかも、この傾斜貫通孔4は、ブロック本体2の前面
から後面に向けて貫通している為に、河川Aの水位が上
昇した場合、その開口部より河川Aの水及び魚を流水チ
ャンネルBに流入することができる。
一方、河川Aの水位が降下した場合、各ブロック本体
2で形成した流水チャンネルBを通して、河川に流出さ
せることにより、同ブロック本体2内の魚を河川へ容易
に戻すことができる。
このように、本発明によれば、ブロック本体2内の傾
斜貫通孔4によって魚を河川に流出させることにより、
階段ブロック1における魚の生息を確保することができ
る。
また、ブロック本体2は、その左右側に、流水チャン
ネルBと連通する連絡孔10を設けている為に、同連絡孔
10を介して魚が隣接した流水チャンネルBにも移動する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図本発明に係る階段ブロックを利用した河川の説明
図、第2図は階段ブロックの斜視図、第3図は階段ブロ
ックの正面図、第4図は階段ブロックの背面図、第5図
は階段ブロックの平面図、第6図は階段ブロックの正面
図、第7図は第3図のI−I線断面図、第8図は第6図
のII−II線断面図である。 図中、 1:階段ブロック 2:ブロック本体 4:傾斜貫通孔 7:水平踏面 10:連絡孔 A:河川

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後方向に複数連設することによって階段
    状傾斜面を形成可能な階段ブロックであって、 同階段ブロックを、上面に水平踏面(7)を具備する矩
    形状のブロック本体(2)に、同ブロック本体(2)の
    前面から後面にかけて貫通し、かつ後方に向けて上り勾
    配の傾斜貫通孔(4)を設けるとともに、前記ブロック
    本体(2)の左右側に前記傾斜貫通孔(4)と連通する
    連絡孔(10)を設けることによって形成し、 さらに、前記ブロック本体(2)の前面(2b)には積重
    用段部(9)を設け、同積重用段部(9)に、他のブロ
    ック本体(2)の後面(2a)と水平踏面(7)とを嵌合
    させて、階段ブロックを前後方向に連設した際に、各傾
    斜貫通孔(4)同士を連通して、長尺の流水チャンネル
    (B)を形成可能としたことを特徴とする階段ブロッ
    ク。
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