JP2857674B2 - 低温恒温槽の運転制御方法 - Google Patents
低温恒温槽の運転制御方法Info
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- JP2857674B2 JP2857674B2 JP12193289A JP12193289A JP2857674B2 JP 2857674 B2 JP2857674 B2 JP 2857674B2 JP 12193289 A JP12193289 A JP 12193289A JP 12193289 A JP12193289 A JP 12193289A JP 2857674 B2 JP2857674 B2 JP 2857674B2
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- Japan
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Defrosting Systems (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
は、冷凍機の冷却器に付着する霜を効率良く、確実に取
り除くことのできる運転方法に関する。
ヒーターとを配設して、冷凍機の作動時間とヒーターの
作動時間とを制御することで庫内を所定の温度に保つよ
うにしている。この冷凍機及びヒーターの作動時間を制
御する方法としては、ある設定温度に対して、庫内温度
がそれよりも高温域では冷凍機のみを作動させ、低温域
ではヒーターのみを作動させて庫内温度を設定温度に保
つ方法と、全温度域で冷凍機を所定間隔で作動させると
ともにヒーターを同時に作動させ、両者の作動時間を制
御することにより庫内温度を設定温度に保つ方法とが行
われている。
には、冷却器への着霜はほとんど生じないが、設定温度
がマイナスの場合には、冷却器に着霜するため、次第に
その冷却能力が低下してくる。また、この方法は、冷凍
機とヒーターとの交互運転となるために温度調節精度が
後者に比べて劣るという欠点もある。
動させて温度制御を行うので、温度調節精度は優れてい
るが、庫内温度が設定温度より低い状態でも冷凍機が作
動しているために冷却器への着霜が生じ、冷凍機の冷却
能力が低下してしまう。
の除霜を行い、冷却器の冷却能力を回復させる必要があ
る。
実に行うことのできる低温恒温槽の温度制御方法を提供
することを目的としている。
温度制御方法は、冷凍機とヒーターとにより庫内温度を
制御する低温恒温槽の運転制御方法において、前記冷凍
機の作動開始から、前記ヒーターが作動を開始するまで
の時間を検出し、該時間の変化に応じて冷凍機の除霜運
転を制御することを特徴としている。
とにより、冷却器の運転能力の低下を知ることができ、
除霜運転のタイミングや除霜運転時間の制御を行うこと
ができる。
詳細に説明する。
2、凝縮器3,絞り弁4,冷却器5及び除霜運転用の弁6か
らなる冷凍機7と、ヒーター8とが設けられている。冷
凍機7は、公知の冷凍機と同様に、冷媒を圧縮,凝縮,
膨張させて冷却器5を冷却し、庫内1aの温度を下げるも
ので、またヒーター8は、通電等により庫内1aを加温す
るものである。
いずれの方法でも行うことができるが、ここでは、後者
の方法を採用した例について説明する。
動(ON)させて庫内を冷却するとともに、庫内温度を公
知の温度センサー等で検出し、庫内温度が設定温度より
低下した時にヒーター8を作動(ON)させて庫内温度を
設定温度に保持するものである。
開始からヒーター8が作動を開始するまでの時間をt
y,除霜運転の時間をtzとすると、冷却器5への着霜が
ほとんどない状態、例えば低温恒温槽1の運転開始直後
tx1においては、ヒーター8の作動開始時間ty1は、
低温恒温槽1の構成,冷凍機7の能力,設定温度等によ
り略一定の値を示す。
時に自然に解けるような場合、あるいはほとんど着霜を
生じない運転条件等の場合には、上記ヒーター8の作動
開始時間tyは、初期の時間ty1と略同じ値であり、こ
のような時には、除霜運転を行う必要がないことを知る
ことができる。
力が次第に低下し、庫内温度の下がる度合が低くなるた
めに、冷凍機7の作動開始から最初にヒーター8が作動
する間での時間が初期の時間ty1よりも長くなる。即
ち、冷凍機7の作動停止時に冷却器5の除霜を完全に行
えない状態になると、冷却器5の能力低下に従いヒータ
ー8の作動開始時間tyが次第に長くなり、ヒーター8
の作動間隔が初期に比べて長くなる。
機7の作動開始から最初にヒーター8が作動するまでの
時間、即ち冷凍機7の作動開始からヒーター8が作動を
開始するまでの時間を検出することにより、冷却器5の
冷却能力の変化、即ち冷却器5への着霜状態を知ること
ができる。
時間に対するヒーター8の作動時間に応じて冷凍機7の
除霜運転を制御することにより、冷却器5の除霜を確実
に行うことが可能となる。例えば、ある設定温度に対し
て、冷凍機7の作動時間txと、ヒーター8の作動開始
時間tyと、除霜運転の時間tzとを所定の計算式等で設
定しておくことにより、第1図に示すように、冷凍機7
の作動時間tx1に対するヒーターの作動開始時間ty1の
場合には、除霜運転の時間をtz1とし、冷凍機7の作動
時間tx2に対するヒーター8の作動開始時間がty2の場
合には、除霜運転の時間をtz2として、ヒーター8の作
動間隔の変化に応じて冷凍機7の除霜運転を行うことが
できる。
凍機7の停止時のみのホットガスの導入では完全な除霜
を行えない場合には、冷凍機7の作動時間txnに対する
ヒーター8の作動開始時間tynに応じて除霜運転の時間
をtznとし、冷凍機7の作動停止に先だって弁6を開
き、冷却器5へのホットガスの導入を開始して除霜運転
を行うように設定することもできる。
着霜量が大きく変化しても、確実なタイミング及び時間
で除霜運転を行うことができ、冷却器5の冷却能力を十
分に発揮させることができる。
度制御方法においても、冷却器への着霜に従って冷凍機
の作動時間が長くなり、冷凍機の作動時間とヒーターの
作動時間との割合が変化するので、この変化をもとにし
て除霜運転を制御することが可能である。
方法は、ヒーターの作動開始時間の変化に感じて冷凍機
の除霜運転を制御するから、冷却器の除霜を確実に行う
ことができ、冷却器の冷却能力を十分に発揮させること
ができる。従って、冷却器への着霜による温度調節精度
の低下を防止でき、全温度範囲において確実な温度制御
を行うことが可能となるばかりでなく、冷却能力低下に
よる冷凍機の無駄な運転を無くすことができ、運転コス
トの低減や装置の長寿命化も図ることができる。
すタイミング図、第2図は低温恒温槽の回路図である。 1……低温恒温槽、5……冷却器、7……冷凍機 8……ヒーター、tx……冷凍機の作動時間 ty……ヒーターの作動開始時間、tz……除霜運転時間
Claims (1)
- 【請求項1】冷凍機とヒーターとにより庫内温度を制御
する低温恒温槽の運転制御方法において、前記冷凍機の
作動開始から、前記ヒーターが作動を開始するまでの時
間を検出し、該時間の変化に応じて冷凍機の除霜運転を
制御することを特徴とする低温恒温槽の運転制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12193289A JP2857674B2 (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | 低温恒温槽の運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12193289A JP2857674B2 (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | 低温恒温槽の運転制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02303543A JPH02303543A (ja) | 1990-12-17 |
JP2857674B2 true JP2857674B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=14823501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12193289A Expired - Lifetime JP2857674B2 (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | 低温恒温槽の運転制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2857674B2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-16 JP JP12193289A patent/JP2857674B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02303543A (ja) | 1990-12-17 |
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