JP2857516B2 - 射出成形機におけるプリント出力制御方法 - Google Patents

射出成形機におけるプリント出力制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機のプリント出
力制御方法に係り、特に、カラーCRTディスプレイ等
のカラー表示装置と該カラー表示装置上に表示された画
像をハードコピーとして出力可能なプリンタとを備えた
射出成形機におけるプリント出力の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のマイクロコンピュータ(以下、マ
イコンと称す)制御の射出成形機は、カラーCTRディ
スプレイ、カラーLCDディスプレイ等のカラー表示装
置を具備しており、このカラー表示装置によって、各種
実測データ画像、各種運転条件設定画像、各種統計処理
データ画像等々の多数のモード画像を見やすい形に色分
けしてカラー表示するようになっている。また、ユーザ
の所望によって各種プリンタが接続可能とされており、
カラー表示装置と対話式にプリント出力を指示すること
によって、カラー表示装置上の表示画像や所定書式で作
成されたデータ一覧表等をプリント出力可能とされてい
る。
【0003】そして、上記したカラー表示装置上に表示
されたカラー画像データは、見やすく色分けされて且つ
ペイント処理を施されていることが多いが、斯様なペイ
ント処理を施されたカラー画像データをハードコピーす
る場合は、ペイント処理を施された部分は総べて「べた
ぬり」されたプリント出力データとなるようにされてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、射出成形機
に接続されるプリンタとして、ユーザがカラープリンタ
を選択した場合には、ペイント処理を施されたカラー画
像データのハードコピーは、表示画像と同様に色分けさ
れた見やすいプリント出力となる。しかしながら、カラ
ープリンタは未だ比較的に高価で普及率が低く、ユーザ
の手持ちのモノクロプリンタが射出成形機に接続される
ケースが多いが、モノクロプリンタでペイント処理を施
されたカラー画像データのハードコピーを出力させた場
合には、各色でペイント処理された部分は、総べて黒一
色の「べたぬり」印刷となり、カラー表示装置上の表示
画像では色分けされて見やすい形態となっているも、モ
ノクロプリンタのプリント出力では色の境目の区別が全
くつかず、却って見づらいものとなる。
【0005】また、モノクロプリンタ並びにカラープリ
ンタの何れの場合も、「べたぬり」印刷は時間が掛か
り、また、インクリボン等の使用量も嵩む。さらに、モ
ノクロプリンタとして多用されているシリアル式のワイ
ヤドットプリンタやサーマルプリンタの場合には、「べ
たぬり」プリントが頻繁に用いられることが些程までに
考慮されておらず、モノクロプリンタの機種にもよるが
「べたぬり」プリントを行なうと、印刷ヘッドが加熱す
るためその冷却のためにプリンタが自動中断を繰り返す
ものや、或いは、印刷ヘッドの加熱を防止するために1
行分の「べたぬり」プリントを印刷ヘッドの複数回の往
復で行なうようにしたものがあり、この場合はより一層
ハードコピー出力に時間が掛かるという問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、射出成形機に接続されるプリ
ンタの種別やユーザの所望によって、カラー表示装置上
の表示画像データを主としてキャラクタデータと線のみ
のハードコピーとしてプリント出力可能な射出成形機に
おけるプリント出力制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、射出成形機の運転制御、カラー表示装置
の画像表示制御、プリンタのプリント出力制御等を司る
マイコンを具備し、カラー表示装置に表示された画像を
プリンタによってハードコピーとしてプリント出力可能
な射出成形機のプリント出力制御方法において、マイコ
ンは、カラー表示装置上に表示されたカラー画像をプリ
ンタにハードコピーとしてプリント出力させるに際し、
表示画像上でペイント処理された部位をペイント無し
(べたぬり無し)の白抜き部位としてプリント出力する
プリントモードをもち、該ペイント無しのプリントモー
ドが選択された場合には、カラー表示装置上のカラーペ
イント処理されたカラー画像を、プリンタにペイント無
しのハードコピーとしてプリント出力させるようにされ
る。
【0008】
【作用】例えばマイコンに接続されるプリンタとしてモ
ノクロプリンタを設定すると、マイコンは、カラー表示
装置上に表示されたカラー画像をプリンタにハードコピ
ーとしてプリント出力させるプリントモードとして、表
示画像上でペイント処理された部位をペイント無し(ベ
たぬり無し)の白抜き部位としてプリント出力するペイ
ント無しプリントモードを自動的に選択する。よってこ
の場合は、カラー表示装置上のカラー画像データのハー
ドコピーは「べたぬり」無しの主としてキャラクタデー
タと線のみのプリント出力となる。また、マイコンに接
続されるプリンタとしてカラープリンタを設定すると、
カラー画像のハードコピーのプリント出力モードとし
て、ペイント有りのプリントモードとペイント無しのプ
リントモードとが択一選択可能とされ、カラープリンタ
を設定した場合であってもペイント無しのプリントモー
ドを選択しておくと、カラー画像データのハードコピー
は「べたぬり」無しの主としてキャラクタデータと線の
みのプリント出力となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図6によって
説明する。図1は本実施例に係る射出成形機の制御系統
の簡略化したブロック図である。図1において、1はマ
シン(射出成形機)全体の動作制御、表示制御、プリン
ト出力制御などを司るマイコン(マイクロコンピュー
タ)、2はマシンの各部に備えられた多数のセンサで構
成されるセンサ群、3はマシンの各部に配設された多数
の駆動源を駆動制御するための多数のドライバ回路で構
成されたドライバ群、4はマシンの前面部に配設された
キー入力装置、5は上記キー入力装置に隣接して配設さ
れた例えばカラーCRTディスプレイ、カラーLCD等
よりなるカラー表示装置である。また、6はユーザが必
要に応じ射出成形機に接続するプリンタで、本実施例に
おいては、異なる多数の機種のプリンタが使用可能とな
っている。
【0010】図1の前記マイコン1は、チャージ動作、
射出動作、型開閉動作、エジェクト動作等の成形行程全
体の制御や、実測データの演算・格納処理、良品/不良
品の判定処理、異常判定処理等の演算・判定処理、ある
いは前記表示装置5の出力画像の表示制御処理や、前記
プリンタ6へのプリントデータ生成・送出処理等々の各
種処理を実行する。このマイコン1は、実際には各種I
/Oインターフェイス、ROM、RAM、CPU等を具
備したもので構成され、予め作成された各種プログラム
により各種処理を実行するも、本実施例においては、成
形条件設定記憶部11、成形プロセス制御部12、実測
値記憶部13、表示処理部14、プリント出力処理部1
5等を備えたものとして、以下の説明を行なう。
【0011】上記成形条件設定記憶部11には、キー入
力装置4等によって入力された各種運転条件値が、書き
替え可能な形で記憶されている。この運転条件値として
は、例えば、チャージ行程時のスクリュー位置とスクリ
ュー回転数,スクリュー後退速度,及び背圧との関係、
サックバック制御条件、射出開始から保圧切替までの射
出速度条件並びに1次射出圧力条件、2次圧(保圧)切
替え条件、保圧切替時点から保圧終了時点までの保圧圧
力条件、各部のバンドヒータ温度、型閉じ(型締め)ス
トロークと速度制御条件並びに型締力、型開きストロー
クと速度制御条件、エジェクト制御条件等々が挙げられ
る。
【0012】前記成形プロセス制御部12は、予め作成
された成形プロセス制御プログラムと、成形条件設定記
憶部11に格納された設定条件値とに基づき、マシンの
各部に配設された前記センサ群2(位置センサ、圧力セ
ンサ、温度センサ等々)からの計測情報をリアルタイム
で取り込む実測値記憶部13からのデータ及び自身に内
蔵されたクロックからの計時情報を参照しつつ、前記ド
ライバ群3(モータドライバ、油圧制御バルブドライ
バ、ヒータドライバ等々)を介して対応する駆動源を駆
動制御し、一連の成形行程を実行させる。
【0013】前記実測値記憶部13には、連続自動運転
時における予め設定されたモニタ項目の総べての実測デ
ータが、連続する所定回数のショットにわたって取り込
まれる。取り込まれるモニタ項目としては、時間監視
項目、位置監視項目、回転数監視項目、速度監視
項目、圧力監視項目、温度監視項目、電力監視項
目等が挙げられ、前記した成形運転条件設定項目の重要
項目がほぼオーバーラップするようになっている。
【0014】前記表示処理部14は、キー入力装置4に
よるオペレータが所望する表示画像の呼び出し指令によ
って、予め作成された表示画像作成・制御プログラムに
基づき、指定された表示画像データを作成する。本実施
例においては、前記カラー表示装置5の表示画面に表示
させるカラー表示画像は、大別するとカラーペイント表
示モードによるペイント処理(色ぬりによるぬりつぶ
し)が施された表示画像と、カラーペイント無し表示モ
ードによるぬりつぶしのない表示画像とに分けられ、こ
れは予めユーザが環境設定画像において、カラーペイン
ト表示モードかカラーペイント無し表示モードかを選択
することによって決定されるようになっている。いま、
カラーペイント表示モードが設定されている環境で、オ
ペレータによる所定の表示画像の呼び出し指令が到来す
ると、表示処理部14は、先ず線による描画を行なって
当該画像に必要な直線や曲線による枠線データ等を生成
し、次に生成された各枠の内外にそれぞれ所定色のカラ
ーペイントを施す(カラーのぬり分け)処理を行ない、
さらに、必要に応じ前記成形条件設定記憶部11や実測
値記憶部13に格納されたデータを取り込むと共に図示
せぬ表示用固定データ格納部に予め作成されて格納され
ている文字データ等を参照して当該表示モード画像の表
示に必要な文字(キャラクター)画像データを作成し
て、この文字画像データを所定領域にはめ込み、これに
よって表示用の画像データを合成する。一方、カラーペ
イント無し表示モードが設定されている環境で、オペレ
ータによる所定の表示画像の呼び出し指令が到来する
と、表示処理部14は、上記したカラーペイント処理を
割愛して他は同等の処理を行なって表示用の画像データ
を合成する。そして、斯様な表示処理部14で生成され
た画像データは、前記カラー表示装置5に送出されて、
カラー表示装置5の表示画面上にオペレータの所望する
画像が表示されることになる。従って、カラーペイント
表示モードにおいては、表示装置上のカラー表示画像は
適宜に色分けして背景や枠内部に着色が施されたものと
なって、カラフルで視認性のよいものとなり、一方、カ
ラーペイント無し表示モードにおいては、線や文字のみ
が適宜に色分けして表示された比較的にすっきりしたも
のになる。なお、表示処理部14で生成した画像データ
は、必要に応じ前記プリント出力処理部15にも送出さ
れる。
【0015】前記プリント出力処理部15は、オペレー
タがカラー表示装置5上の適宜表示画像と対話式にキー
入力装置4により所望データのプリント出力を指示する
ことによって、予め作成されたプリントデータ作成・送
信制御プログラムに基づき、指定されたプリントデータ
を作成(例えば、各記憶部から必要な数値データ等を抽
出する共に罫線等を作成してプリントデータを合成)、
もしくは前記表示処理部14で生成された画像データを
必要に応じ適宜変換処理されたデータの転送を受けてこ
れをプリントデータとし、このプリントデータをオペレ
ータが選択したプリンタ機種に対応した送信モードでプ
リンタ6に送信する。ここで本実施例においては、マイ
コン1に接続されるプリンタがモノクロプリンタである
か否かの設定によって、カラー表示装置5上に表示され
た画像データをプリントアウトするハードコピー時のプ
リントモードが自動的に切り替わるようになっており、
接続されるプリンタとしてモノクロプリンタを設定した
場合には、プリント出力処理部15は前記した表示画像
のカラーペイント処理の有無にかかわらず、表示画像上
でペイント処理された部位があればこれをペイント無し
の白抜き部位としてプリント出力するプリントモードを
とるようになっている。一方また、マイコン1に接続さ
れるプリンタとしてカラープリンタを設定した場合に
は、プリント出力処理部15は、前記した環境設定画像
においてユーザが設定したカラーペイント表示モードか
カラーペイント無し表示モードかの選択に連動して、カ
ラーペイント表示モードである場合にはペイント(べた
ぬり)有りのプリントモードをとり、カラーペイント無
し表示モードである場合にはペイント無しのプリントモ
ードをとるようになっている。そして、オペレータの適
宜キー入力操作によって表示画像のハードコピー以外の
プリント出力指令が到来すると、プリント出力処理部1
5は必要なデータを抽出して罫線データなどと共にプリ
ントフォーマットに従ったプリント(出力)データを作
成して、これを前記プリンタ6に送出してプリンタ6に
よって所望のプリントアウトデータを得る。また、オペ
レータの適宜キー入力操作によって表示画像のハードコ
ピーのプリント出力指令が到来すると、プリント出力処
理部15は前記した表示処理部14からペイント有り/
無しのプリントモードに応じて適宜変換処理した画像デ
ータの転送を受けて、これをプリンタ6に送出してプリ
ンタ6によって所望のプリントアウトデータを得るよう
になっている。
【0016】図2は、オペレータがマイコン1(射出成
形機)に接続するプリンタの機種を選択するためのプリ
ンタ設定画像の1例を示しており、オペレータが適宜キ
ー操作によってカラー表示装置5上にこのプリンタ設定
画像を呼出し、このプリンタ設定画像上で所望する機種
欄にカーソルを移動させ確定キー(エンターキー)等を
プッシュすることによって、マイコン1は接続されるプ
リンタの機種名を認知し、プリント出力処理部15は当
該機種に応じた送信モードをとるようになっている。ま
た、このプリンタの機種名の設定操作によって、マイコ
ン1は接続されたプリンタがモノクロプリンタであるか
カラープリンタであるかを判定し、モノクロプリンであ
る場合には、前記したように自動的にペイント無しプリ
ントモードをとるようになっている。
【0017】図3は、オペレータがカラー表示装置5上
に表示されるカラー表示モード等々を選択するための環
境設定画像の1例を示しており、オペレータが適宜キー
操作によってカラー表示装置5上にこの環境設定画像を
呼出し、この環境設定画像上で「画面ペイントなし」の
設定欄21にカーソルを移動させ、この設定欄に「〇
(カラーペイント無し)」もしくは「×(カラーペイン
ト有り)」を適宜キー操作で設定することによって、カ
ラー表示装置5上のカラー表示画像を、ペイント処理を
施したもので表示させるか、ペイント処理の無い線、文
字のみをカラー化したもので表示させるかを選択可能と
なっている。そして、前記した図2のプリンタ設定画像
で設定されたプリンタがカラープリンタである場合に
は、この表示ペイント処理の有無の選択に応じて、マイ
コン1はペイント有りの表示モードである場合にはペイ
ント有りのハードコピーのプリントモードをとり、ペイ
ント無し表示モードである場合にはペイント無しのハー
ドコピーのプリントモードをとるようになっている。な
お、上記「画面ペイントなし」の設定欄21に「×」が
設定されている際には(本実施例では初期状態が「×」
となっている)、図示の都合上カラー化していないが、
図1や図2の表示画像の背景部分等はカラーペイントが
施されたものとなっているのは言うまでもない。
【0018】図4は、ペイント無しのハードコピーのプ
リントモードでプリント出力された印刷データの1例を
示しており、同図に示した例は射出設定画像をモノクロ
プリンタで印刷用紙22上にプリントアウトした印刷デ
ータである。同図に示すように、カラー表示装置5上に
表示された射出設定画像が例えペイント処理を施された
ものであっても、印刷データ(ハードコピー)は「べた
ぬり」無しのキャラクタデータと線のみのプリント出力
となる。なお、図4において黒色もしくは黒中に白抜き
文字(記号)として示されたのは、キャラクタの反転
(リバース)であり、カラーペイント処理を無くす処理
とは異なるものである。なおまた、モノクロプリンタで
の印刷データはキャラクタデータと線が黒で描かれる
が、カラープリンタにおけるペイント無しのハードコピ
ーのプリントモードでの印刷データは、キャラクタデー
タと線がカラーでプリント出力される。斯様なペイント
無しのハードコピーのプリントモードをとると、印刷時
間が短縮でき、また印刷ヘッドの昇温も少なくなる。さ
らに、モノクロプリンタを用いた場合にあっては、カラ
ー表示画像の異なるペイント色の境界も境界線の印刷に
よって非常に見やすいものとなる。
【0019】図5は、前記マイコン1で実行される表示
画像データの生成処理フローの概略を示す図である。同
図におけるステップS1で、先ず線による描画を行なっ
て当該表示画像に必要な直線や曲線による枠線データ等
を生成し、次にステップS2へ進む。ステップS2で
は、カラーペイント表示の設定がなされているか否かが
問われ、YESならステップS3へ進み、NOならステ
ップS4へジャンプする。ステップS3では、生成され
た各枠等の内外に所定色のカラーペイントを施す処理を
行なってステップS4へ進む。ステップS4では、文字
(キャラクター)データを作成すると共にこれを所定領
域に配置し(はめ込み)、これによって表示用の画像デ
ータを合成し、続くステップS5で合成した画像データ
を表示する。
【0020】図6は、前記マイコン1で実行される表示
画像データをハードコピーとしてプリント出力する処理
フローを示す図である。同図におけるステップS11で
は、接続されているプリンタとしてモノクロプリンタが
設定されているか否かが問われ、YESならステップS
12へ進み、NOならステップS16へ進む。ステップ
S12では、表示画像モードとしてカラーペイント表示
モードが設定されているか否かが問われ、YESならス
テップS13へ進み、NOならステップS14へ進む。
ステップS13では前記表示処理部14からペイント処
理を抜く変換処理を施した表示画像データが前記プリン
ト出力処理部15へ転送されて、ステップS15へ進
み、また、ステップS14では、表示処理部14から表
示画像データがプリント出力処理部15へ転送されて、
同じくステップS15へ進む。そしてステップS15で
は、プリント出力処理部15へ転送されたデータがプリ
ンタ6に送信されて、ペイント無しのプリントモードで
の印刷が実行され、然る後このフローを終了する。一
方、前記ステップS16では、カラーペイント無しの表
示モードが設定されているか否かが問われ、YESなら
ステップS17へ進み、NOならステップS18へ進
む。ステップS17では、表示処理部14から表示画像
データがプリント出力処理部15へ転送された後、上記
ステップS15へ進み、ステップS15で同様にペイン
ト無しのプリントモードでの印刷が実行されて、然る後
このフローを終了する。また、ステップS18では、ペ
イント処理を施した表示画像データが表示処理部14か
らプリント出力処理部15へ転送されてステップS19
へ進み、ステップS19で、ペイント有りのプリントモ
ードでの印刷が実行されて、然る後このフローを終了す
る。
【0021】ここで上述した実施例においては、ハード
コピーのペイント無しのプリントモードでは、グラフィ
ックプリントデータ部分には全く「べたぬり」の無いプ
リント出力形態としたが、ソフトウェア上の負担は増す
も場合によっては細幅の枠内領域の一部等を「べたぬ
り」印刷することも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カラー表
示装置上の表示画像を主としてキャラクタデータと線の
みのハードコピーとしてプリント出力可能なモードをも
ち、ペイント無しのプリントモードをとると、印刷時間
が短縮でき、また印刷ヘッドの昇温も少なくなる。さら
に、モノクロプリンタを用いた場合にあっては、カラー
表示画像の異なるペイント色の境界も境界線の印刷によ
り非常に見やすいものとなり、視認性も高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る射出成形機の制御系統の
簡略化したブロック図である。
【図2】本発明の実施例によるマイコンに接続するプリ
ンタの機種を選択するためのプリンタ設定画像の1例を
示す説明図である。
【図3】本発明の実施例によるカラー表示装置上に表示
されるカラー表示モード等々を選択するための環境設定
画像の1例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例によるペイント無しのプリント
モードでプリント出力された印刷データの1例を示す説
明図である。
【図5】本発明の実施例によるマイコンで実行される表
示画像データの生成処理フローの概略を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の実施例によるマイコンで実行される表
示画像データをハードコピーとしてプリント出力する処
理フローを示す説明図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ(マイコン) 2 センサ群 3 ドライバ群 4 キー入力装置 5 カラー表示装置 6 プリンタ 11 成形条件設定記憶部 12 成形プロセス制御部 13 実測値記憶部 14 表示制御部 15 プリント出力制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B22D 17/32 G06F 3/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機の運転制御、カラー表示装置
    の画像表示制御、プリンタのプリント出力制御等を司る
    マイクロコンピュータを具備し、カラー表示装置に表示
    された画像をプリンタによってハードコピーとしてプリ
    ント出力可能な射出成形機において、 前記マイクロコンピュータは、前記カラー表示装置上に
    表示されたカラー画像を前記プリンタにハードコピーと
    してプリント出力させるに際し、表示画像上でペイント
    処理された部位をペイント無しの白抜き部位としてプリ
    ント出力するプリントモードをもち、該ペイント無し
    (べたぬり無し)のプリントモードが選択された場合に
    は、カラー表示装置上のカラーペイント処理されたカラ
    ー画像を、前記プリンタにペイント無しのハードコピー
    としてプリント出力させるようにしたことを特徴とする
    射出成形機におけるプリント出力制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記マイクロコ
    ンピュータに接続されるプリンタとしてモノクロプリン
    タを設定すると、前記カラー画像のハードコピーのプリ
    ント出力モードは自動的にペイント無しのプリントモー
    ドが選択されることを特徴とする射出成形機におけるプ
    リント出力制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、前記マイクロコ
    ンピュータに接続されるプリンタとしてカラープリンタ
    を設定すると、前記カラー画像のハードコピーのプリン
    ト出力モードとして、ペイント有りのプリントモードと
    ペイント無しのプリントモードとが択一選択可能とされ
    たことを特徴とする射出成形機におけるプリント出力制
    御方法。
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