JP3028868B2 - 射出成形機の運転条件設定方法 - Google Patents

射出成形機の運転条件設定方法

Info

Publication number
JP3028868B2
JP3028868B2 JP3239006A JP23900691A JP3028868B2 JP 3028868 B2 JP3028868 B2 JP 3028868B2 JP 3239006 A JP3239006 A JP 3239006A JP 23900691 A JP23900691 A JP 23900691A JP 3028868 B2 JP3028868 B2 JP 3028868B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stages
stroke
condition setting
control
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3239006A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0550481A (ja
Inventor
明雄 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Original Assignee
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Machinery and Metal Co Ltd filed Critical Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Priority to JP3239006A priority Critical patent/JP3028868B2/ja
Publication of JPH0550481A publication Critical patent/JPH0550481A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3028868B2 publication Critical patent/JP3028868B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/766Measuring, controlling or regulating the setting or resetting of moulding conditions, e.g. before starting a cycle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C2045/7606Controlling or regulating the display unit

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機の運転条件設
定方法に係り、特に、運転条件中で多段制御を行なう行
程の制御段数の設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のマイコン制御の射出成形機は、カ
ラーCRTディスプレイ、カラーLCDディスプレイ等
の表示装置を具備しており、この表示装置によって、自
動成形運転のための成形運転条件を設定または確認する
ための各種運転条件設定モード画像、自動成形運転中の
多数の計測項目の実測データを表示するための各種実測
データ表示モード画像、定期点検時期に自動的に点検項
目を表示して定期点検を促すための定期点検モード画
像、異常発生時にこの旨を認知させるためのアラームモ
ード画像等々を表示するようになっている。
【0003】そして、この種の射出成形機においては、
金型交換毎(各製品毎)に、個々の製品形状,樹脂材料
等に応じた好適成形運転条件値を、前記各種運転条件設
定モード画像を呼び出した状態で、表示画像と対話式に
順次入力・設定するようになっている。これらの運転条
件中、射出行程の射出速度や圧力、チャージ行程の回転
数や背圧等は、精密成形運転のため多段制御されること
が多く、このため従来この種射出成形機においては、例
えば、 射出行程の制御段数……6段 チャージ行程の制御段数……4段 型開閉行程の制御段数……3段 等の如く、特定行程(特定運転条件)には予め多段制御
が可能なように、制御段数が固定的に設定されているの
が一般的であった。なお、射出行程の制御段数を例えば
6段と3段、チャージ行程の制御段数を3段と1段との
2種に切り換え可能な射出成形機も知られているが、い
ずれにせよ制御段数の数が限られているものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
射出成形機においては、多段制御を行う行程の制御段数
が1種または2種に固定的に定められているため、ユー
ザが製品に対応した良好な精密成形のため固定的に定め
られた制御段数以外の任意段数で条件設定をすることが
できないという問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、ユーザが所望する任意の制御
段数での成形運転条件の設定が可能な射出成形機の運転
条件設定方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、各種モード画像を表示可能な表示装置を
備え、この表示装置の表示画面上に所望の運転条件設定
モード画像を表示させた状態で、表示された運転条件の
設定を可能とする射出成形機の運転条件設定方法におい
て、所望する運転条件(行程)の制御段数を、予め定め
られた複数の制御段数の中からオペレータの所望する
意の段数に指定することにより、当該運転条件(行程)
の運転条件設定モード画像が、指定された制御段数に対
応する数の設定値入力項目欄をもつ、制御段数毎に応じ
て異なる画像として自動作成され、この指定された制御
段数をもつ運転条件設定モード画像に基づき運転条件の
設定を可能とするようにされる。
【0007】
【作用】所望する運転条件設定モード画像を表示させた
状態で当該運転条件の制御段数を指示すること、もしく
は所望する運転条件に対応するオプション予備設定画像
を表示させた状態で当該運転条件の制御段数を指示する
ことにより、システムコントローラ(マイコン)は、当
該運転条件の運転条件設定モード画像を、指定された制
御段数に対応する設定値入力項目欄をもつ画像として自
動作成もしくは自動作成可能な状態になる。そして、こ
の指定された制御段数をもつ運転条件設定モード画像が
表示された状態で、各項目に数値設定を行なうことで、
運転条件値が所定記憶エリアに格納される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図1〜図7によっ
て説明する。図1は本実施例に係る射出成形機の制御系
統の簡略化したブロック図である。図1において、1は
マシン(射出成形機)全体の動作制御や表示制御などを
司るマイコン(マイクロコンピュータ)、2はマシンの
各部に備えられた多数のセンサで構成されるセンサ群、
3はマシンの各部に配設された多数の駆動源を駆動制御
するための多数のドライバ回路で構成されたドライバ
群、4はマシンの前面部に配設されたキー入力装置、5
は上記キー入力装置に隣接して配設された例えばカラー
CRTディスプレイ、カラーLCD等よりなる表示装置
である。
【0009】図1の前記マイコン1は、チャージ動作、
射出動作、型開閉動作、エジェクト動作等の成形行程全
体の制御や、実測データの演算・格納処理、良品/不良
品の判定処理、異常判定処理等の演算・判定処理、ある
いは前記表示装置5の出力画像の表示制御処理等々の各
種処理を実行する。このマイコン1は、実際には各種I
/Oインターフェイス、ROM、RAM、CPU等を具
備したもので構成され、予め作成された各種プログラム
により各種処理を実行するも、本実施例においては、成
形条件設定記憶部11、成形プロセス制御部12、実測
値記憶部13、表示処理部14、キー入力処理部15、
段数設定処理部16等を備えたものとして、以下の説明
を行なう。なお、表示処理部14には、データ変換処理
部17、表示用固定データ格納部18、表示画像データ
生成部19等が設けられている。
【0010】上記成形条件設定記憶部11には、キー入
力装置4によりキー入力処理部15を介して入力された
各種運転条件値が、書き替え可能な形で記憶されてい
る。この運転条件値としては、例えば、増締力、チャー
ジ行程時のスクリュー位置とスクリュー回転数,スクリ
ュー後退速度,及び背圧との関係、サックバック制御条
件、射出開始点(位置)から保圧切替点(位置)までの
射出速度条件並びに1次射出圧力条件、保圧切替時点か
ら保圧終了時点までの保圧圧力条件、各部のバンドヒー
タ温度、型閉じ(型締め)ストロークと速度制御条件並
びに型締力、型開きストロークと速度制御条件、エジェ
クト制御条件、製品自動取り出し機の制御条件等々が挙
げられる。
【0011】前記成形プロセス制御部12は、予め作成
された成形プロセス制御プログラムと、成形条件設定記
憶部11に格納された設定条件値とに基づき、マシンの
各部に配設された前記センサ群2(位置センサ、圧力セ
ンサ、温度センサ等々)からの計測情報及び自身に内蔵
されたクロックからの計時情報を参照しつつ、前記ドラ
イバ群3(モータドライバ、油圧シリンダドライバ、ヒ
ータドライバ等々)を介して対応する駆動源を駆動制御
し、一連の成形行程を実行させる。
【0012】前記実測値記憶部13には、連続自動運転
時における予め設定されたモニタ項目の総べての実測デ
ータが、連続する所定回数のショットにわたって取り込
まれる。取り込まれるモニタ項目としては、時間監視
項目、位置監視項目、回転数監視項目、速度監視
項目、圧力監視項目、温度監視項目、電力監視項
目等が挙げられ、前記した成形運転条件設定項目の重要
項目がほぼオーバーラップするようになっている。
【0013】前記表示処理部14は、キー入力装置4に
よるオペレータが所望するモードの表示画像の呼び出し
指令によって、予め作成された表示画像作成・制御プロ
グラムに基づき、指定された表示モードの表示画像デー
タを作成する。すなわち、オペレータによる所定の表示
画像の呼び出し指令が到来すると、表示処理部14の前
記データ変換処理部17は、必要に応じ前記成形条件設
定記憶部11や実測値記憶部13に格納された情報から
当該表示モード画像の表示に用いるためのデータを抽出
すると共に、これらを指定された当該表示モード画像の
表示形態に対応した形に変換処理する。例えば、指定さ
れた表示モードが或る行程のグラフィック画像である
と、抽出したデータを所定拡大/縮小率で線描化処理し
た画像データに変換処理したり、また、指定された表示
モードが或る行程の運転状態設定画像であると、抽出し
たデータを数値画像データに変換処理等する。そして、
これらのデータ変換処理部17の生成処理データは、前
記表示画像データ生成部19に取り込まれる。一方、前
記表示用固定データ格納部18に予め作成されて格納さ
れている多数のモード画像用の固定データたる文字,記
号,グラフィック図形,罫線データ等々から、当該表示
モード画像の表示に用いるためのデータが抽出されて、
これが表示画像データ生成部19に取り込まれ、前記デ
ータ変換処理部17の生成処理データとともに表示用の
画像データとして合成される。これによって、表示画像
データ生成部19には、指定された表示モード用の画像
データが作成され、これが書き換え可能に保持される。
そして、斯様な表示画像データ生成部19の画像データ
は、図示せぬフレームバッファに転送されて一時記憶さ
れ、表示処理部14の指令によってこのフレームバッフ
ァの出力が前記表示装置5に送出されて、表示装置5の
表示画面上には所定モードの画像データが表示されるこ
とになる。なお、所定画像の表示状態において、前記キ
ー入力装置4から前記キー入力処理部15を介して適宜
入力される数値データ等は、データ変換処理部17に取
り込まれて数値画像データ等に変換され、表示画像デー
タの一部として合成される。
【0014】前記段数設定処理部16には、多段制御さ
れる各運転条件(各運転行程)に対応して予め作成され
た制御段数設定テーブルが内蔵されていて、オペレータ
が或る行程の制御段数を所望のものに指定すると、段数
設定処理部16は制御段数設定テーブルの内容を参照し
て制御段数の設定処理を行なう。なお、制御段数設定テ
ーブルに作成されていない段数が指定された場合には、
段数設定処理部16はマイコン1の警音発生機能等によ
り警音を発生させて、オペレータにこの旨を認知させ
る。そして、制御段数設定テーブルに格納されている段
数中から選択された段数の指定がなされ、段数設定処理
部16がこの制御段数の設定処理を行なうと、段数設定
処理部16はこれに基づき前記成形条件設定記憶部11
に当該行程の設定段数を通知して設定段数に応じた記憶
エリアを確保・準備させると共に、前記表示処理部14
にも当該行程の設定段数を通知して設定段数に応じた設
定値入力項目欄をもつ運転条件設定モード画像を、直ち
に生成、もしくはオペレータの画像切り換え要求によっ
て生成させる。
【0015】ここで本実施例においては、段数設定処理
部16でオペレータの指示によって段数が指定可能な行
程並びに制御段数は、例えば次の通りとなっている。 射出行程 射出速度段数……2〜10段(計量完了点たるスクリュ
ー最後退位置から保圧切替点までのスクリュー位置区分
に応じた速度を2〜10段) 射出圧力段数……2〜10段(射出開始から保圧切替点
までを1段とし、保圧開始時点から保圧終了時間までの
時間区分に応じた圧力を1〜9段) チャージ行程 チャージ速度(回転数)段数……1〜6段(スクリュー
前進限から計量完了点までのスクリュー位置区分に応じ
たスクリュー回転速度を1〜6段) チャージ背圧段数……1〜6段(チャージ回転数区分と
一致した区分での背圧を1〜6段) 型開閉行程 型開き速度段数……3〜4段(可動ダイプレートの移動
位置区分に応じた速度を3〜4段) 型開き圧力段数……3〜4段(型開き速度段数と一致し
た区分での圧力を3〜4段) 型閉じ(型締め)速度段数……3〜4段(可動ダイプレ
ートの移動位置区分に応じた速度を3〜4段) 型閉じ(型締め)圧力段数……3〜4段(型閉じ速度段
数と一致した区分での圧力を3〜4段) エジェクト行程 エジェクト速度段数……1〜2段(エジェクトプレート
の移動位置区分に応じた速度を1〜2段) エジェクト圧力段数……1〜2段(エジェクト速度段数
と一致した区分での圧力を1〜2段) なお、制御段数の数は上記の例に限られるものではな
く、これ以上の制御段数を用意できることは当業者には
自明である。
【0016】図2は射出条件設定モード画像の1例を示
す図である。本実施例においては射出条件設定モード画
像を初期に呼び出すと(射出行程の段数を設定する前に
呼び出すと)、マイコン1は、例えば射出速度段数を
m、射出圧力段数をn(m及びnはマイコン1に予め設
定された初期段数値)として、初期射出条件設定モード
画像を生成して表示装置5の表示画面上に表示させる。
この状態で射出条件設定モード画像中の「速度段数」の
設定欄21へカーソルを移動させ、数値キーによってこ
の設定欄21に所望する射出速度の段数値(例えば4)
を入力すると、前記段数設定処理部16によって射出行
程の射出速度段数が4に設定され、同様に「圧力段数」
の設定欄22へカーソルを移動させ、数値キーによって
この設定欄22に所望する射出圧力の段数値(例えば
4)を入力すると、同様に段数設定処理部16によって
射出行程の射出圧力段数が4に設定される。そして、段
数設定処理部16は、設定した射出速度段数情報並びに
射出圧力段数情報を前述したように前記成形条件設定記
憶部11に通知して各設定段数に応じた記憶エリアを確
保・準備させると共に、前記表示処理部14にも射出速
度段数情報並びに射出圧力段数情報を通知して、表示処
理部14に各設定段数に応じた設定値入力項目欄をもつ
射出条件設定モード画像を直ちに生成させ、これを表示
画面上に書き換え表示させる。図2は斯様に射出速度段
数並びに射出圧力段数として4がそれぞれ指定された時
の射出条件設定モード画像が表わされている。なお、こ
の図2の表示状態において、カーソルを各設定値入力項
目欄に移動させて順次条件数値を入力することによっ
て、前記成形条件設定記憶部11に所望する制御段数で
の設定数値が格納されることとなる(これは以下同様で
ある)。
【0017】図3はチャージ条件設定モード画像の1例
を示す図である。本実施例においてはチャージ条件設定
モード画像を初期に呼び出すと(チャージ行程の段数を
設定する前に呼び出すと)、マイコン1は先の初期射出
条件設定モード画像と同様に、例えばチャージ速度(回
転数)段数並びにチャージ背圧段数をn(nはマイコン
1に予め設定された初期段数値)として、初期チャージ
条件設定モード画像を生成して表示装置5の表示画面上
に表示させる。この状態でチャージ条件設定モード画像
中の「チャージ段数」の設定欄23へカーソルを移動さ
せ、数値キーによってこの設定欄23に所望するチャー
ジ段数値(例えば4)を入力すると、前記段数設定処理
部16によってチャージ段数(チャージ速度(回転数)
段数並びにチャージ背圧段数)が4に設定され、段数設
定処理部16は、設定したチャージ段数情報を同様に前
記成形条件設定記憶部11に通知して各設定段数に応じ
た記憶エリアを確保・準備させると共に、前記表示処理
部14にもチャージ段数情報を通知して、表示処理部1
4に各設定段数に応じた設定値入力項目欄をもつチャー
ジ条件設定モード画像を直ちに生成させ、これを表示画
面上に書き換え表示させる。図3は斯様にチャージ段数
として4が指定された時のチャージ条件設定モード画像
が表わされている。
【0018】図4は型開閉条件及びエジェクト条件設定
モード画像の1例を示す図である。本実施例において
は、型開閉条件設定モード画像とエジェクト条件設定モ
ード画像とは同一画像に複合されて表示されるようにな
っている。そして本実施例においては、図4のような設
定モード画像を呼び出すに先立ち、図5に示すような型
開閉オプション予備設定画像を呼び出し、この型開閉オ
プション予備設定画像の表示状態で、図5に示した表示
画像中の「型開き段数」の設定欄24へカーソルを移動
させて数値キーでこの設定欄24に所望する型開き段数
値(例えば4)を入力し、同様に「型締め(型閉じ)段
数」の設定欄25に所望する型締め段数値(例えば4)
を入力し、また、「エジェクト段数」の設定欄26に所
望するエジェクト段数値(例えば2)を入力するように
される。これによって、前記段数設定処理部16は、型
開き段数,型締め(型閉じ)段数,エジェクト段数を指
定されたものに設定してこの情報を保持すると共に、設
定した各段数情報を前記成形条件設定記憶部11に通知
して各設定段数に応じた記憶エリアを確保・準備させ
る。この後、オペレータが所定のキー操作で型開閉条件
及びエジェクト条件設定モード画像を呼び出すと、段数
設定処理部16から上記型開き段数,型締め(型閉じ)
段数,エジェクト段数の各情報が前記表示処理部14に
通知され、これによって表示処理部14が各設定段数に
応じた設定値入力項目欄をもつ型開閉条件及びエジェク
ト条件設定モード画像を生成し、これを表示画面上に表
示させる。図4は斯様に型開き段数として4が、型締め
(型閉じ)段数として4が、またエジェクト段数として
2がそれぞれ指定された時の型開閉条件及びエジェクト
条件設定モード画像が表わされている。
【0019】なお、射出条件設定モード画像、チャージ
条件設定モード画像、並びに型開閉条件及びエジェクト
条件設定モード画像は、これ以後制御段数の変更がない
限り、段数設定処理部16に設定・格納された各制御段
数に従った画像して、呼び出し指令に応じて表示される
こととなる。
【0020】ここで本実施例においては、上述したよう
な多段制御される各行程の制御段数の選択に伴い、これ
らの各行程の実測データを表示するための各モニタモー
ド画像も、指定された制御段数の項目をもつ画像して生
成されるようになっている。図6は射出行程のモニタモ
ード画像の1例を示す図で、同図の例では射出速度段数
並びに射出圧力段数として6がそれぞれ指定された時の
射出行程モニタモード画像が示されている。また、図7
はチャージ行程のモニタモード画像の1例を示す図で、
同図の例ではチャージ段数として6が指定された時のチ
ャージ行程モニタモード画像が示されている(ここで、
図7のチャージ総回転数とは、チャージ回転開始時から
のスクリュー回転の累積値で、設定条件とは対応しない
モニタ値である)。なお図示していないが、型開閉行程
やエジェクト行程のモニタモード画像も指定された制御
段数の項目をもつ画像して表示されることは言うまでも
ない。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ユーザが
所望する任意の制御段数での成形運転条件の設定が可能
な射出成形機の運転条件設定方法が提供でき、その価値
は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る射出成形機の制御系統
の簡略化したブロック図である。
【図2】本発明の1実施例による射出条件設定モード画
像の1例を示す説明図である。
【図3】本発明の1実施例によるチャージ条件設定モー
ド画像の1例を示す説明図である。
【図4】本発明の1実施例による型開閉条件及びエジェ
クト条件設定モード画像の1例を示す説明図である。
【図5】本発明の1実施例による型開閉オプション予備
設定画像の1例を示す説明図である。
【図6】本発明の1実施例による射出行程のモニタモー
ド画像の1例を示す説明図である。
【図7】本発明の1実施例によるチャージ行程のモニタ
モード画像の1例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 マイコン(マイクロコンピュータ) 2 センサ群 3 ドライバ群 4 キー入力装置 5 表示装置 11 成形条件設定記憶部 12 成形プロセス制御部 13 実測値記憶部 14 表示処理部 15 キー入力処理部 16 段数設定処理部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種モード画像を表示可能な表示装置を
    備え、この表示装置の表示画面上に所望の運転条件設定
    モード画像を表示させた状態で、表示された運転条件の
    設定を可能とする射出成形機において、 所望する運転条件(行程)の制御段数を、予め定められ
    た複数の制御段数の中からオペレータの所望する任意の
    段数に指定することにより、当該運転条件(行程)の運
    転条件設定モード画像が、指定された制御段数に対応す
    数の設定値入力項目欄をもつ、制御段数毎に応じて異
    なる画像として自動作成され、この指定された制御段数
    をもつ運転条件設定モード画像に基づき運転条件の設定
    を可能としたことを特徴とする射出成形機の運転条件設
    定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記した制御段
    数の指定が可能な運転条件(行程)は、射出行程、チャ
    ージ行程、型開閉行程、エジェクト行程のうちの少なく
    とも1つであることを特徴とする射出成形機の運転条件
    設定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、前記指定された
    制御段数に従った運転条件のモニタ画像が作成されるこ
    とを特徴とする射出成形機の運転条件設定方法。
JP3239006A 1991-08-27 1991-08-27 射出成形機の運転条件設定方法 Expired - Fee Related JP3028868B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3239006A JP3028868B2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 射出成形機の運転条件設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3239006A JP3028868B2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 射出成形機の運転条件設定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0550481A JPH0550481A (ja) 1993-03-02
JP3028868B2 true JP3028868B2 (ja) 2000-04-04

Family

ID=17038496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3239006A Expired - Fee Related JP3028868B2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 射出成形機の運転条件設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3028868B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0550481A (ja) 1993-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1992018317A1 (en) Method and apparatus for monitoring injection pressure
JP2659480B2 (ja) 射出成形機の型開閉オプション動作の設定方法
JP4708146B2 (ja) 射出成形機の型開閉オプション動作の設定方法
JP3028868B2 (ja) 射出成形機の運転条件設定方法
JP2747138B2 (ja) 射出成形機における運転データの表示方法
JPH06210692A (ja) 生産スケジュール監視機能をもつ成形機
JP2779081B2 (ja) 射出成形機の射出行程グラフィック表示方法
JP2642544B2 (ja) 射出成形機における2次圧油圧切替え値の設定方法
JP2871913B2 (ja) 射出成形機の運転条件設定方法
JP3037930B2 (ja) 射出成形機の運転条件設定方法
JP3467303B2 (ja) 成形機
JP2991264B2 (ja) 成形機におけるグラフィック画像用データの格納方法
JP2831494B2 (ja) 射出成形機
JP3002312B2 (ja) 成形機における温度監視画面の表示方法
JP3002304B2 (ja) 射出成形機の表示装置
JP3195922B2 (ja) 成形機
JPH1086202A (ja) 射出成形機における運転データの表示方法
JPH09174636A (ja) 射出成形機の運転データ表示方法
JP2665086B2 (ja) 射出成形機におけるグラフィック画像上の数値読み取り方式
JP3195842B2 (ja) 成形機の運転条件設定方法および成形機
JP2665087B2 (ja) 射出成形機のチャージオプション動作の設定方法
JP2632433B2 (ja) 射出成形機のモニタ装置
JP3008367B2 (ja) 成形機
JP2000289075A (ja) 射出成形機
JP2849054B2 (ja) 射出成形機における設定値の設定および表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100204

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees