JP3008367B2 - 成形機 - Google Patents

成形機

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JP3008367B2 JP6024199A JP6024199A JP3008367B2 JP 3008367 B2 JP3008367 B2 JP 3008367B2 JP 6024199 A JP6024199 A JP 6024199A JP 6024199 A JP6024199 A JP 6024199A JP 3008367 B2 JP3008367 B2 JP 3008367B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C2045/7606Controlling or regulating the display unit

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック射出
成形機、ゴム射出成形機、ダイカストマシン等の成形機
に係り、特に、連続運転中の運転データを取り込み、こ
れをグラフィック画像として表示可能な表示装置を備え
た成形機における、グラフィック画像用データの格納手
法についての技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のマイコン制御の射出成形機は、カ
ラーCRTディスプレイ、カラーLCDディスプレイ等
の表示装置を具備しており、この表示装置によって、自
動成形運転のための成形運転条件を設定または確認する
ための各種設定条件表示モード画像、自動成形運転中の
多数の計測項目の実測データを表示するための各種実測
データ表示モード画像、定期点検時期に自動的に点検項
目を表示して定期点検を促すための定期点検モード画
像、異常発生時にこの旨を認知させるためのアラームモ
ード画像等々を表示するようになっている。
【0003】上記した各種表示モード画像の中で、実測
データ表示モードで表示される画像は、従来は数字を羅
列して示すことが多く、これでは例えば射出行程等の運
転特性が一瞥で把握しづらいという問題があった。この
点に鑑み、最近では射出行程等の各行程の実測データを
表示画面上にグラフィック画像として表示させるように
したマシンが出回っており、表示された圧力や速度グラ
フィックデータを利用して、運転状態の把握・解析など
に大いに活用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、運転データ
をグラフィック画像として表示する従来のマシンにおい
ては、マシンに内蔵された全体制御を司る中央処理装置
の制御下にあるバッファメモリはその容量に制限がある
ため、このバッファメモリには1ショット分の運転デー
タの実測値、乃至はたかだか数ショット分の運転データ
の実測値しか格納することができなかった。このため、
バッファメモリの内容は常に最新ショットの運転データ
に書替え・更新することを余儀なくされ、従って、この
バッファメモリ内の実測値データを基に表示されるグラ
フィック画像データも最新ショットのデータが表示され
るのが一般的であった。
【0005】しかしながら、表示されるのが最新ショッ
トのグラフィックデータであるので、この最新ショット
のグラフィックデータと過去のグラフィックデータとを
対比して良品成形に反映させるための解析資料を得よう
としても、すなわち、例えば現在のショットのグラフィ
ックデータとこれより数10ショット以前のショットの
グラフィックデータとを対比しようとしても、メモリに
は当然ながら数10ショット以前のショットのデータは
残っていないので、対比不能であるという問題があっ
た。このため、連続自動成形運転中に不良が発生した場
合などには、良品成形時のデータが残っておらず、不良
成形時のグラフィックデータと良品成形時のグラフィッ
クデータとを同一画面上で対比することが出来なかっ
た。勿論、良品成形時のグラフィックデータをプリント
出力して保存しておき、この紙面上のデータと表示画面
上のデータとを対比することも考えられるが、両者を視
認性よく一目で対比することは困難であった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、過去のショットの(過去の成
形運転時の)運転実測データがオペレータの所望する任
意の時点でマシンの表示装置上にグラフィック画像とし
て呼び出し可能な、運転条件の解析性・識別性に優れた
使い勝手の良い成形機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、設定された各運転条件値と各センサから
の計測情報とに基づきマシンの各部を制御する中央処理
装置を具備し、該中央処理装置は、予め定められた成形
運転プログラムに従って一連の成形運転行程を実行させ
ると共に、運転中の各運転条件の実測データを、1ショ
ット毎にバッファメモリに取り込ませてこれを更新・格
納させ、また、オペレータの指示により前記中央処理装
置は、前記バッファメモリに取り込んだ実測データをフ
レームバッファに転送し、マシンに付設された表示装置
上にグラフィック画像として表示可能とした成形機にお
いて、オペレータが最新ショットの実測データの保存を
希望してこの旨を前記中央処理装置へ指示すると、前記
バッファメモリに格納された最新ショットの実測データ
を、マシンに付設された多数ショットの実測データを記
憶可能なメモリ手段へ、IDデータを自動的に付与して
転送して、このメモリ手段に、IDデータと対応付けら
れた実測データを格納させるように、構成される。
【0008】マシン全体の制御を司る中央処理装置は、
自動運転時における予め設定されたモニタ項目の総べて
の実測データを、各ショット毎に、例えば実測圧力デー
タ,実測速度データ等の形でバッファメモリに取り込ま
せて、これを常に最新のものに書替え更新させている。
この状態でオペレータが所望する実測グラフィックデー
タ表示モード画像の1つ、例えば射出行程のグラフィッ
ク画像の表示をキー操作によって指示すると、中央処理
装置は予め定められた画像生成プログラムに基づき、バ
ッファメモリ内の所定データをグラフデータ(座標デー
タ)に変換処理すると共に、当該グラフィック表示モー
ドの表示に必要な数値,文字,記号の画像データやグラ
フスケール線等の画像データを生成して、これらを1画
面分の画像データに合成してフレームバッファに転送す
る。このフレームバッファに格納されたグラフィック画
像データは、マシンに付設された例えばカラーCRTデ
ィスプレイに出力され、射出圧力と射出速度のグラフィ
ック画像として表示される。
【0009】いま、オペレータが現時点のショットの実
測データの保存を所望すると、この旨をキー操作によっ
て中央処理装置に通知し、これを受けて中央処理装置
は、現在前記バッファメモリ内に保持されている実測デ
ータを、多数ショットのデータを記憶可能な、例えば磁
気ディスク,光ディスク,ICカード,EEPROM等
々のメモリ手段(大容量メモリ)に転送して格納させ
る。この際、転送するデータにはIDデータ(例えば、
マシン名と製品名と転送した日,時,分を示すデータ
等)が自動的に付される。このようにしてメモリ手段に
は、オペレータの望む任意時点の実測データが順次格納
される。
【0010】メモリ手段(大容量メモリ)内の過去の実
測データのグラフィック表示を望むと、オペレータはキ
ー操作によって所望する実測データの呼び出しを中央処
理装置に指示し、これによって中央処理装置はメモリ手
段から指定されたデータを呼び出して、これをグラフデ
ータ(座標データ)に変換処理すると共に、当該グラフ
ィック表示モードの表示に必要な数値,文字,記号の画
像データやグラフスケール線等の画像データを生成し
て、これらを1画面分の画像データに合成してフレーム
バッファに転送し、カラーCRTディスプレイ上にグラ
フィック画像として表示させる。またこの際、最新ショ
ットのグラフィックデータと呼び出した過去のグラフィ
ックデータとの合成表示が指示されていると、中央処理
装置は、最新ショットのグラフィックデータと呼び出し
た過去のグラフィックデータとを合成して1画面分の画
像データを作成し、これをフレームバッファに転送して
表示させる。
【0011】斯様にすることにより、過去のショットの
運転実測データがオペレータの所望する任意の時点でマ
シンのディスプレイ上にグラフィック画像として呼び出
し可能となり、例えば、連続自動成形運転中に不良が発
生した場合に、良品成形時のデータを呼び出して、不良
成形時のグラフィックデータと良品成形時のグラフィッ
クデータとを同一画面上で対比することが可能となる。
従って、運転条件と不良原因との因果関係の解明や、運
転条件の解析に大いに役立ち、良品成形に反映させるこ
とが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1〜図3に示し
た1実施形態によって説明する。図1は本実施形態に係
る射出成形機の制御系統の機能ブロックを簡略化して示
す図である。図1において、1はマシン(射出成形機)
全体の動作制御や表示制御などを司るマイコン(マイク
ロコンピュータ)、2はマシンの各部に備えられた多数
のセンサで構成されるセンサ群、3はマシンの各部に配
設された多数の駆動源を駆動制御するための多数のドラ
イバ回路で構成されたドライバ群、4はマシンの前面部
に配設されたキー入力装置、5は上記キー入力装置4に
隣接して配設された例えばカラーCRTディスプレイ、
カラーLCD等よりなる表示装置である。また、6はマ
イコン1に外付けもしくは内蔵されたメモリ手段(大容
量メモリ)で、磁気ディスク(フロッピーディスクやハ
ードディスク),光ディスク,光磁気ディスク,ICカ
ード,EEPROM,RAM,磁気バブルメモリ等々の
適宜メモリからなり、後述するように多数ショット分の
実測データが格納可能となっている。なお、メモリ手段
6として外部から取外し可能な不揮発性の記録媒体を採
用すると、携帯性・保存性の点で好都合である。
【0013】図1の前記マイコン1は、チャージ動作,
射出動作,型開閉動作,エジェクト動作等の成形行程全
体の制御や、実測データの演算・格納処理、良品/不良
品の判定処理,異常判定処理等の演算・判定処理、ある
いは前記表示装置5の出力画像の表示制御処理等々の各
種処理を実行する。このマイコン1は、実際には各種I
/Oインターフェイス、ROM、RAM、CPU等を具
備したもので構成され、予め作成された各種プログラム
により各種処理を実行するも、本実施形態においては、
成形条件設定記憶部10、成形プロセス制御部11、実
測値記憶部12、表示処理部13等を備えたものとし
て、以下の説明を行う。
【0014】上記成形条件設定記憶部10には、キー入
力装置4によって入力された各種運転条件値が、書き替
え可能な形で記憶されている。この運転条件値として
は、例えば、増締力、電力値、チャージ行程時のスクリ
ュー位置とスクリュー回転数,スクリュー後退速度,及
び背圧との関係、サックバック制御条件、射出開始点
(位置)から保圧切替点(位置)までの射出速度条件並
びに射出圧力条件、保圧切替時点から保圧終了時点まで
の2次射出圧力(保圧圧力)条件、加熱シリンダの各部
温度、型閉じ(型締め)ストロークと速度制御条件並び
に型締力、型開きストロークと速度制御条件、エジェク
ト制御条件、製品自動取り出し機の制御条件等々が挙げ
られる。
【0015】前記成形プロセス制御部11は、予め作成
された成形プロセス制御プログラムと、成形条件設定記
憶部10に格納された設定条件値とに基づき、マシンの
各部に配設された前記センサ群2(位置センサ、圧力セ
ンサ、温度センサ等々)からの計測情報をリアルタイム
で取り込む前記実測値記憶部12からのデータ及び自身
に内蔵されたクロックからの計時情報を参照しつつ、前
記ドライバ群3(モータドライバ、油圧シリンダドライ
バ、ヒータドライバ等々)を介して対応する駆動源を駆
動制御し、一連の成形行程を実行させる。なお、前記セ
ンサ群3に含まれるセンサを具体的に挙げると、ACC
(アキュームレータ)チャージ圧力検出センサ、スクリ
ューストローク検出センサ、スクリュー回転数検出セン
サ、射出圧力及び背圧検出センサ、型開閉ストローク検
出センサ、型締圧力検出センサ、型内圧検出センサ、エ
ジェクト突出し/戻りストローク検出センサ、エジェク
トシリンダ圧力検出センサ、製品自動取り出し機の動作
確認センサ、各部の温度センサ、電力値検出センサ等が
挙げられる。
【0016】前記実測値記憶部12には、連続自動運転
時における最新ショットの予め設定されたモニタ項目の
総べての実測データが取り込まれ、常に最新ショットの
運転実測データに書き替え・更新してこれを保持してい
る。なお、実測値記憶部12の容量に余裕がある場合に
は、連続する数ショット分の実測データを取り込みFI
FO形式で書き替え・更新するようにしてもよい。この
ように構成した場合には、実測値記憶部12に最新の数
ショット分の実測データが保持されているので、これら
の数ショット分の実測データに基づくグラフィック画像
の生成処理が、迅速に行えるようになる。
【0017】前記実測値記憶部12に取り込まれるモニ
タ項目としては、時間監視項目、位置監視項目、
回転数監視項目、速度監視項目、圧力監視項目、
温度監視項目、電力監視項目等が挙げられ、前記した
成形運転条件設定項目の重要項目がほぼオーバーラップ
するようになっている。
【0018】前記表示処理部13は、キー入力装置4に
よるオペレータが所望するモードの表示画像の呼び出し
指令によって、予め作成された表示画像作成・制御プロ
グラムに基づき、指定された表示モードの表示画像デー
タを作成する。
【0019】すなわち、オペレータによって所定の表示
画像の呼び出し指令が到来すると、表示処理部13内の
図示せぬデータ変換処理手段が、必要に応じ前記成形条
件設定記憶部10や実測値記憶部12に格納された情報
から当該表示モード画像の表示に用いるためのデータを
抽出すると共に、これを指定された当該表示モード画像
の表示形態に対応した形に変換処理する。例えば、指定
された表示モードが或る行程のグラフィック画像である
と、抽出したデータをグラフデータ(座標データ)に変
換して線描化処理した画像データとし、また、予め作成
されたグラフスケール(グラフ目盛)生成プログラムに
よって、所定倍率のグラフ目盛画像データと目盛数値画
像データを生成し、さらに所定データを数値画像データ
に変換処理等し、これらを1画面分の画像データに合成
してフレームバッファ14に転送して格納させる。この
フレームバッファ14に一時記憶された画像データは、
表示処理部13の指令によって前記表示装置5に送出さ
れて、表示装置5の表示画面上にはグラフィック画像デ
ータが表示されることになる。
【0020】図2は、図1のマイコン1の機能を実現す
るためのハードウェア構成の1例を示す図である。同図
において、20はシステム全体の統括制御を司るCPU
(中央処理装置)、21は主制御プログラムや固定デー
タ等が格納されたROM、22は各種データやフラグ等
が読み書きされるRAMで、このRAM22の所定領域
が、図1の前記実測値記憶部(バッファメモリ)12や
フレームバッファ14として割り当てられる。また、2
3は外部との入出力制御を担うI/Oインターフェー
ス、24はCRTディスプレイの表示制御を司るCRT
コントローラ、25はフレームバッファ14のデータを
CRT(表示装置)5に例えばシリアル−パラレル変換
して出力するS/P変換器などのCRTインターフェー
スである。なお図2において、前記図1の構成と対応す
るものには同一符号を付してある。
【0021】次に、上述した構成をとる本実施形態の動
作を説明する。前記したように、実測値記憶部(バッフ
ァメモリ)12は、自動運転時における予め設定された
モニタ項目の総べての実測データを、各ショット毎に、
例えば実測圧力データ,実測速度データ等々の形で取り
込んで、これを常に最新のものに書替え更新している。
この状態でオペレータが所望する実測グラフィックデー
タ表示モード画像の1つ、例えば射出行程のグラフィッ
ク画像の表示を、キー入力装置4のキー操作によって指
示すると、表示処理部13(CPU20の制御下にある
表示処理実行母体)は予め定められた画像生成プログラ
ムに基づき、実測値記憶部(バッファメモリ)12内の
所定データをグラフデータ(座標データ)に変換処理す
ると共に、当該グラフィック表示モードの表示に必要な
数値,文字,記号の画像データやグラフスケール線等の
画像データを生成して、これらを1画面分の画像データ
に合成してフレームバッファ14に転送する。そして、
このフレームバッファ14に一時格納されたグラフィッ
ク画像データは、前記表示装置5に出力され、射出圧力
と射出速度のグラフィック画像として表示される。
【0022】図3は、表示装置5上に表示される最新成
形サイクルの射出行程グラフィク画像の1例を示してい
る。同図において、横軸の右半分はスクリューの位置
(右端の計量完了点から中央の保圧切替え点までの1次
射出行程のスクリューの前進ストローク)をスクリュー
前進限を0として右側に増加するように示しており、横
軸の左半分は時間(保圧切替え時点から保圧完了時点ま
での保圧行程時間)を保圧切替え点を0として左側に増
加するように示しており、これらのスケールを示す数値
が下側に表わされている。また、縦軸は同図で左側が射
出圧を示しており、これのスケールを示す数値が同図の
左側に表わされており、縦軸の同図で右側は射出速度を
示しており、これのスケールを示す数値が同図の右側に
表わされている。また同図において、31が射出速度の
実測データ、32が射出圧力の実測データをそれぞれ示
しており、また、33が射出速度の設定データ、34が
射出圧力の設定データをそれぞれ示している。
【0023】また、自動成形運転中にオペレータが現時
点のショットの実測データの保存を所望すると、この旨
をキー入力装置4のキー操作によりCPU20(マイコ
ン1)に通知し、これを受けてCPU20は、現在前記
実測値記憶部(バッファメモリ)12内に保持されてい
る実測データを、前記メモリ手段(大容量メモリ)6に
転送して格納させる。この際、転送するデータには、C
PU20の指令でIDデータ(例えば、マシン名と製品
名と転送した日,時,分を示すデータ等)が自動的に付
される(もしくはオペレータのキー入力でIDデータが
付される)。このようにしてメモリ手段(大容量メモ
リ)6には、オペレータの望む任意時点の実測データが
順次格納されることになる。そして、製品(金型)が変
更されてもメモリ手段6内の内容は保存される。
【0024】メモリ手段(大容量メモリ)6内の過去の
実測データのグラフィック表示を望むと、オペレータは
キー操作によって所望する実測データの呼び出しをCP
U20に指示し、これによってCPU20はメモリ手段
6から指定されたデータを呼び出して、これを表示処理
部13(CPU20の制御下にある表示処理実行母体)
でグラフデータ(座標データ)に変換処理すると共に、
当該グラフィック表示モードの表示に必要な数値,文
字,記号の画像データやグラフスケール線等の画像デー
タを生成して、これらを1画面分の画像データに合成し
てフレームバッファ14に転送し、表示装置5上にグラ
フィック画像として表示させる。またこの際、最新ショ
ットのグラフィックデータと呼び出した過去のグラフィ
ックデータとの合成表示が指示されていると、CPU2
0の指令で表示処理部13(CPU20の制御下にある
表示処理実行母体)は、最新ショットのグラフィックデ
ータと呼び出した過去のグラフィックデータとを合成し
て1画面分の画像データを作成し、これをフレームバッ
ファ14に転送して表示させる。
【0025】斯様にすることにより、過去のショットの
運転実測データがオペレータの所望する任意の時点でマ
シンの表示装置5上にグラフィック画像として呼び出し
可能となり、例えば、連続自動成形運転中に不良が発生
した場合に、良品成形時のデータを呼び出して、不良成
形時のグラフィックデータと良品成形時のグラフィック
データとを同一画面上で対比することが可能となる。従
って、運転条件と不良原因との因果関係の解明や、運転
条件の解析に大いに役立ち、良品成形に反映させること
が可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、過去のシ
ョットの(過去の成形運転時の)運転実測データがオペ
レータの所望する任意の時点でマシンの表示装置上にグ
ラフィック画像として呼び出し可能な、運転条件の解析
性・識別性に優れた使い勝手の良い成形機が提供でき、
その価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る射出成形機の制御系
統の機能ブロックを簡略化して示す説明図である。
【図2】図1の機能を実現するハードウェア構成の1例
を示す説明図である。
【図3】本発明の1実施形態による射出行程のグラフィ
ク画像の1例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 マイコン(マイクロコンピュータ) 2 センサ群 3 ドライバ群 4 キー入力装置 5 表示装置 6 メモリ手段(大容量メモリ) 10 成形条件設定記憶部 11 成形プロセス制御部 12 実測値記憶部(バッファメモリ) 13 表示処理部 14 フレームバッファ 20 CPU(中央処理装置) 21 ROM 22 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/76 B22D 17/32 G05B 23/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定された各運転条件値と各センサから
    の計測情報とに基づきマシンの各部を制御する中央処理
    装置を具備し、該中央処理装置は、予め定められた成形
    運転プログラムに従って一連の成形運転行程を実行させ
    ると共に、運転中の各運転条件の実測データを、1ショ
    ット毎にバッファメモリに取り込ませてこれを更新・格
    納させ、また、オペレータの指示により前記中央処理装
    置は、前記バッファメモリに取り込んだ実測データをフ
    レームバッファに転送し、マシンに付設された表示装置
    上にグラフィック画像として表示可能とした成形機にお
    いて、 オペレータが最新ショットの実測データの保存を希望し
    てこの旨を前記中央処理装置へ指示すると、前記バッフ
    ァメモリに格納された最新ショットの実測データを、マ
    シンに付設された多数ショットの実測データを記憶可能
    なメモリ手段へ、IDデータを自動的に付与して転送し
    て、このメモリ手段に、IDデータと対応付けられた実
    測データを格納させるようにしたことを特徴とする成形
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 オペレータの所望する任意の時点で、オペレータの指示
    にしたがって、前記メモリ手段に格納されたデータから
    オペレータの所望する実測データを取り出して、この取
    り出した実測データに基づき前記表示装置上に過去のシ
    ョットの実測データのグラフィック表示を行わせると共
    に、この過去のショットの実測データのグラフィック表
    示と同一画面に、最新のショットの実測データのグラフ
    ィック表示を行わせるようにしたことを特徴とする成形
    機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、 前記バッファメモリは、連続する数ショット分の実測デ
    ータを取り込むと共に、FIFO形式で書き替え・更新
    するように制御されることを特徴とする成形機。
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