JP2856832B2 - 通信システムのアドレス設定ミス検出機構 - Google Patents

通信システムのアドレス設定ミス検出機構

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、主装置と、個々に固有のアドレスを有す
る複数の端末装置とが回線を介し接続される、例えばHD
LC(High level Data Link Control)プロトコル等を用
い、ポーリング等により通信制御を行う通信システムに
関し、特に、この様なシステムにおける端末装置側のア
ドレス設定ミスや主装置側のアドレス登録ミス等を検出
する、通信システムのアドレス設定ミス検出機構に関す
る。
(従来の技術) この種の通信システムの構成例を第3図に示す。
主装置1に、回線2を介して複数の端末装置a(3
1)、b(32)、c(33)、…が接続されている。
各端末装置a31、b32、c33、…には、それぞれ、例え
ば『01』、『02』、『03』、…等の固有のアドレスが割
当てられている。
主装置1は、回線の制御や、各端末装置のコントロー
ル等を行う。主装置1には、回線に接続される各端末装
置個々のアドレスが情報として保持されている。主装置
1は各端末装置a31、b32、c33、…が主装置1に転送す
べきデータを保持しているかを、一定間隔で送出する端
末確認(ポーリング)等により順次各端末のアドレスを
指定しながら確認していく。また主装置1側から特定も
しくは複数の端末装置等に送るべきデータがあれば、例
えばセレクティング等により、その端末装置のアドレス
を指定して受信を要請し、受信可能の応答があればデー
タを送出する。
そして各端末装置a31、b32、c33、…は、主装置1か
ら、例えばポーリングやセレクティング等により選択さ
れた時に、応答を返し、データを受信し、あるいは主装
置1にデータを転送する。即ち、主装置1からの回線2
を介したポーリング等の呼掛け通信に対し、その通信デ
ータ中に含まれているアドレス部分を抽出して比較し、
当該端末装置自身のアドレスと一致しているか否かを判
別する。そして、例えばポーリングであれば応答を返
し、送るべきデータがあれば転送する。また主装置側か
らの送信データであれば、これを受信する。
なお、データの転送がない場合でも、主装置1からの
ポーリング等の呼掛け通信に対し、端末側は応答を返す
ため、例えば端末装置の電源OFFや、何等かの要因で主
装置の制御下に無い端末等を主装置側で判断する事も可
能である。
(発明が解決しようとする課題) このような通信システムにおいては、主装置側で保持
している各端末装置のアドレス情報と、端末装置側に設
定する個々のアドレスとが一致していなければならな
い。
新たに端末装置を回線上に追加介設したり、補修等で
再介設するような場合に、この介設される端末には、回
線上の他のどの端末とも重複しないアドレスが割当てら
れねばならない。また、そのアドレスは主装置側にも正
しく登録されなければならない。
もし、追加等により介設された端末装置のアドレスが
主装置に誤って登録されておれば、主装置からのポーリ
ング等の呼掛け通信等に当該端末装置のアドレスが現れ
ることがなく、当該端末は動作できなくなる。また、主
装置側では正しく登録されていても、当該端末装置のア
ドレス設定が誤っており、例えば全く登録されていない
アドレスに設定されておれば、上記と同様にそのアドレ
スが回線状に現れることはなく、やはりこの端末は動作
不可になる。さらに、当該端末装置のアドレスを誤って
既に他の端末で使用されているアドレスに設定してしま
うと、主装置からのポーリング等の通信に対し、複数の
端末が応答することになり、回線上での衝突などの状態
が発生し、正常な他の端末装置をダウンさせてしまう可
能性も生じる。
にも拘らず、従来は、この様な端末装置、あるいは主
装置におけるアドレス設定ミスを検出し、防止するよう
な適切な手段が用意されていなかった。
この発明は、この様な従来の事情に鑑み成されたもの
で、通信システムや他の端末にダウン等の障害を発生さ
せたり、当該端末装置の動作を不可にする可能性のある
アドレス設定ミスを容易に検出し、直ちに警告を与える
ような機能を備えた、通信システムのアドレス設定ミス
検出機構を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この様な目的を達成するために、この発明に係る通信
システムでは、その端末装置側に、主装置からの回線を
介した各端末装置への通信に含まれる当該端末装置と同
一のアドレスを検出する検出手段と、この検出手段によ
り検出された当該端末装置と同一のアドレスで応答する
回線上の他の端末装置の有無を監視する監視手段と、所
定時間内に、当該端末装置と同一のアドレスが回線上で
前記検出手段により検出されなかった時、及び同一アド
レスで応答する他の端末装置の存在が前記監視手段によ
り発見された時に警告を発する警告手段とを備えて構成
している。
(作用) この様な構成を備えた通信システムのアドレス設定ミ
ス検出機構を適用すれば、主装置が保持する各端末装置
のアドレス情報における登録ミスや、端末装置側でのア
ドレス設定ミスによるアドレスの重複、ないし末登録ア
ドレスへの誤設定等に対しても、容易にこれらのミス等
を検出し、直ちに警告を与えて対処を要請する事が可能
になる。
即ち、検出手段により、主装置からの回線を介した各
端末装置への通信に当該端末装置と同一のアドレスが含
まれておれば直ちにこれが検出される。もし、所定時間
内に当該端末装置と同一のアドレスが回線上で前記検出
手段により検出されなければ、警告手段から発される警
告により、主装置において当該端末装置のアドレスが登
録されていないか、あるいは端末装置側で未登録の誤っ
たアドレスに設定されていることが判別できるようにな
る。
また、監視手段により、当該端末装置と同一のアドレ
スで応答する回線上の他の端末装置の有無が監視される
ので、所定時間内にこのような他の端末装置の存在が発
見された時に警告手段から発される警告により、端末装
置側で既に他の端末が使用しているアドレスに誤設定さ
れていることが判別できる。
この更にして、アドレス設定ミスが容易に検出される
ようになり、直ちに対処することが可能になる。
(実施例) 第1図は、この発明に係るアドレス設定ミス検出機構
を適用した一実施例の通信システムのブロック図であ
る。
主装置1と、個々に固有のアドレス;『01』、『0
2』、…『05』等を有する複数の端末装置a(31)、b
(32)、…n(35)とが、回線2を介し接続されてい
る。
この通信システムにおいて、例えば端末装置n35側
に、主装置1からの回線2を介した各端末装置への通信
に含まれる当該端末装置n35と同一のアドレス(例えば
『05』)を検出する検出部41と、この検出部41により検
出された当該端末装置n35と同一のアドレスで応答する
回線2上の他の端末装置の有無を監視する監視部42とが
設けられている。さらに当該端末装置n35内には、例え
ば制御部43による制御下でタイマ44により規定される所
定の時間内に、当該端末装置n35と同一のアドレスが回
線2上で検出部41により検出されなかった時、及び同一
アドレスで応答する他の端末装置の存在が監視部42によ
り発見された時に警告を発する警告部45とが設けられて
いる。
タイマ44等による監視時間の設定範囲としては、例え
ばポーリング等の端末呼掛け通信を含め、回線上の動作
し得る全ての端末が少なくとも一回は主装置と通信を行
うのに要する時間以上の時間幅があればよい。
第2図は、この発明を適用した一実施例の通信システ
ムの端末装置(例えば第1図のn35)における、アドレ
ス設定ミス検出動作の一例を示すフローチャートであ
る。
端末装置n35の電源が投入された後(第2図のステッ
プ201)、当該端末装置n35内部のハードウェア及びソフ
トウェア等の初期化が行われる(同203)。さらに当該
端末装置n35の回線2への(電気的等の)接続が行わ
れ、通信システム内での当該端末装置n35の通信動作が
可能になる(同205)。
アドレス設定ミスの検出動作を実行する場合には、制
御部43によりタイマ44が起動され、所定の時間、前記検
出部41、監視部42、及び警告部45の動作が、例えば『監
視モード』フラグがONにされることにより活性化される
(同207)。
検出部41は、主装置1からの回線2を介した各端末装
置への通信に含まれる当該端末装置n35と同一のアドレ
ス(例えば『05』、以下『自アドレス』ともいう)の検
出を行う(第2図のステップ209)。もし検出されれば
(同209肯定)、一定でも自アドレスが検出されたこと
を、例えば『自アドレス存在フラグ』等により記録して
おく。さらに、この検出部41により検出された当該端末
装置n35と同一のアドレス(自アドレス)で応答する回
線2上の他の端末装置の有無が、監視部42により監視さ
れる(同211)。そして、もしこのような端末装置が在
れば(同211肯定)、アドレス設定の重複ミスであると
想定されるので、制御部43等により当該端末装置n35が
回線2から切離される(同221)。さらに警告部45によ
り、アドレス設定の重複ミスの可能性があることが、例
えば音声やメッセージ、ランプ等による表示等により明
示される(同223)。
また、同一アドレスで応答する他の端末装置が無けれ
ば(同211否定)、あるいは回線上に自アドレスが検出
されなければ(同209否定)、制御部43による制御下で
タイマ44により規定される所定の時間、さらに回線2上
での通信を監視し続ける(ステップ213否定によりステ
ップ209に戻る)。
そして、所定の時間が経過した後(同213肯定)、回
線2上で一度でも自アドレスが検出されたことが、例え
ば『自アドレス存在フラグ』等により記録されておれば
(同215肯定)、制御部43において、当該端末装置n35の
アドレス設定、及び主装置1の登録アドレス等に誤りが
無いと判断され、監視モードが終了され、通常の端末動
作に移行される(同219)。
ところが、もし所定時間内に回線2上で一度も自アド
レスが検出されなければ(同215否定)、当該端末装置n
35のアドレス設定、もしくは主装置1上での登録アドレ
ス等に何等かの誤りがある可能性があるので、制御部43
等により当該端末装置n35が回線2から切離され(同22
1)、さらに警告部45により、アドレス設定もしくは登
録ミスの可能性があることが、例えば音声やメッセージ
等の表示等によって明示される(同223)。
このようにして、通信システムにおけるアドレス設定
ミス等を直ちにかつ容易に検出できるようになり、回線
から当該端末装置を切離す事により障害発生等を防止す
る事ができるようになる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、この発明に係る通信シス
テムのアドレス設定ミス検出機構を適用すれば、主装置
への各端末装置のアドレス登録ミスや、各端末装置にお
けるアドレスの設定ミス等が容易に検出され、警告が発
せられるようになる。
従って、このような障害発生の原因になり得るような
ミス等に対し、直ちに発見し、対処する事が可能にな
り、通信システムにおける端末やシステムのダウン等の
トラブルの未然の防止、あるいは迅速な対応に効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るアドレス設定ミス検出機構を適
用した一実施例の通信システムのブロック図、第2図は
一実施例の通信システムの端末装置の動作を示すフロー
チャート、第3図は一従来例の通信システムのブロック
図である。 1……主装置、2……回線 31、32、33、35……端末装置a、b、c、n 41……検出部、42……監視部、43……制御部 44……タイマ、45……警告部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主装置と、個々に固有のアドレスを有する
    複数の端末装置とが回線を介し接続される通信システム
    において、前記端末装置側に、 主装置からの回線を介した各端末装置への通信に含まれ
    る当該端末装置と同一のアドレスを検出する検出手段
    と、 この検出手段により検出された当該端末装置と同一のア
    ドレスで応答する回線上の他の端末装置の有無を監視す
    る監視手段と、 所定時間内に、当該端末装置と同一のアドレスが回線上
    で前記検出手段により検出されなかった時、及び同一ア
    ドレスで応答する他の端末装置の存在が前記監視手段に
    より発見された時に警告を発する警告手段とを備えたこ
    とを特徴とする通信システムのアドレス設定ミス検出機
    構。
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