JPS62188447A - 通信障害検出通知方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は通信障害検出通知方式に関し、特に親局に複数
のデータ端末装置が接続されたマルチドロップ形態のデ
ータ伝送システムの通信障害検出通知方式に関する。

従来技術 従来、親局にマルチドロップ形態で接続されたデータ端
末装置からのデータを収集するシステ゛ムは、第３図に
示すように接続された親局２０と複数のデータ端末装置
２１〜２ｎとから構成されている。親局２０がデータ端
末装置２１〜２ｎからのデー夕を受信する場合、第４図
に示すように親局２０はそれぞれのデータ端末装置２１
〜２ｎ毎に割り当てられた端末アドレスがアドレス部に
設定されたポーリング信号を送信し、この信号を受信し
たデータ端末Ｓ装置２１〜２ｎは自局アドレスがアドレ
ス部に設定されたデータを返送するようになっている。

上述した従来のデータ伝送システムでは、誤って既に使
用している端末アドレスと同じ端末アドレスが設定され
たデータ端末装置を増設すると、第５図に示すように重
複した端末アドレスを持つデータ端末装置に親局２０が
ボーリング信号を送信して、そのデータ端末装置のデー
タを収集しようとすると、その重複した端末アドレスを
持つ複数のデータ端末装置から同時期に親局２０ヘデー
タが送信され、親局２０では受信異常により通信障害が
生じる。しかし、親局２０では受信異常により通信障害
が発生しているとみなすだけなので、データ端末装置で
は重複した端末アドレスの設定により通信障害が発生し
ていること、即ちデータ端末装置側に起因する通信障害
が発生していることを速かに認識できないという欠点が
あった。

ｌ乳段旦善 本発明は上記のような従来のものの欠点を除去すべくな
されたもので、データ端末装置側に起因する通信障害が
発生していることをデータ端末装置で速やかに認識でき
る通信障害検出通知方式を提供することを目的とする。

発明の構成 本発明による通信障害検出通知方式は、親局と複数のデ
ータ端末装置とが接続され、かつ前記親局が前記複数の
データ端末装置からデータを受信するデータ伝送システ
ムの通信障害検出通知方式であって、過去に通信障害を
生じた前記データ端末装置の端末アドレスを逐次記憶し
ておく記憶手段を設け、前記受信データに通信障害が生
じた時、前記通信障害を生じた端末アドレスと前記記憶
手段に記憶された端末アドレスとを比較し、前記比較の
結果が一致した時に前記通信障害を生じた前記データ端
末装置に前記通信障害が生じたことを通知するようにし
たことを特徴とする。

実施例 次に本発明の一実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例の親局を示すブロック図、第
２図は本発明の一実施例のデータ端末装置を示すブロッ
ク図である。

第１図において、ボーリング信号をデータ端末装置に接
続し、データ端末装置からのデータを受信する送受信イ
ンタフェース１と、ボーリング信号を送信するポーリン
グ信号送信回路２と、受信データの妥当性を判定する受
信データ判定回路３と、過去に通信障害を生じた端末ア
ドレスを記憶する端末アドレス格納レジスタ４と、受信
データの処理を行う中央処理回路５と、過去に通信障害
を生じた端末アドレスによって通信障害が生じたことを
知らせる障害通知信号を、その端末アドレスのデータ端
末装置に送信する障害通知信号送信回路６とにより本実
施例の親局は構成されている。

ポーリング信号送信回路２は中央処理回路５からデータ
収集要求を受けると、送受信インタフェース１を経由し
てボーリング信号をデータ端末装置へ送信し、このボー
リング信号を受信したデータ端末装置はデータを親局へ
送信づる。親局はデータ端末装置からのデータを送受信
インタフェース１により受信すると、受信データ判定回
路３により受信データの妥当性を判定し、受信データが
正常であれば、その旨を中央処理回路５へ通知する。受
信データが誤りであれば、受信データ判定回路３は直前
に送信したボーリング信号をポーリング信号送信回路２
から読み出し、そのボーリング信号のアドレス部の端末
アドレスと、端末アドレス格納レジスタ４に記憶された
端末アドレスとを比較する。

比較した結果、それらの端末アドレスが一致したら当該
特定端末アドレスにて通信障害が発生したとして、障害
通知信号送信回路６によりその特定端末アドレスのデー
タ端末装置へ障害通知信号を送受信インタフェース１を
経由して送信する。

ここで、親局からの当該障害通知信号を端末装置が受信
したということは、この特定端末装置側において障害が
存在するということであり、この障害はアドレスの重複
設定に起因することが一般に多い。そこで、障害通知信
号がそのデータ端末装置に受信されると、データ端末装
置は自装置に起因して、例えば端末アドレスの設定が重
複しているために通信障害を生じたことを速かに認識す
るようにしているのである。しかし、障害通知信号がそ
のデータ端末装置に受信されない時は、通信回線その他
に起因した通信障害と判定される。

尚、親局では、中央処理回路５に対して、端末アドレス
の設定が重複している可能性があるとみなしたアラーム
と端末アドレスとが通知される。

比較した結果、それらの端末アドレスが一致しなかった
ら、受信データ判定回路３がポーリング信号送信回路２
に残っているボーリング信号のアドレス部の端末アドレ
スを端末アドレス格納レジスタ４に格納し、受信異常と
みなしたアラームを中央処理回路５へ通知する。

第２図に示す如く、親局からのボーリング信号。

障害通知信号を受信し、データを送信する送受信インタ
フェース７と、ポーリング信号、障害通知信号を検出す
る信号検出回路８と、データを送出するデータ送信回路
９と、中央処理回路１０とにより本実施例の各データ端
末装置は構成されている。

親局から送られてきたボーリング信号は送受信インタフ
ェース７を経由して、信号検出回路８に入力される。信
号検出回路８はボーリング信号を検出し、データ送信回
路９に通知する。この通知によりデータ送信回路９はデ
ータを送出し、送受信インタフェース７を経由して親局
ヘデータを送信する。

親局から障害通知信号が送信されてくると、信号検出回
路８はこの障害通知信号を検出し、自装置に設定しであ
る端本アドレスが他の装置のアドレスと重複していると
いう可能性がある旨のアラームを中央処理回路１０に通
知し、自装置に起因して通信障害が生じたことを認識す
る。

このように親局で通信障害を生じ、この通信障害を生じ
た端末アドレスが過去に通信障害を生じた端末アドレス
と一致した場合にこの端末アドレスのデータ端末装置に
障害通知信号を送信することによって、データ端末装置
は端末アドレスの重複設定の可能性など自装置に起因し
た通信障害であることを速かに認識することができる。

ｌ且五叉ｊ 以上説明したように本発明によれば、通信障害を生じた
端末アドレスが過去に通信障害を生じたことのある端末
アドレスと一致した時に障害通知信号を送信することに
よって、データ端末装置が自装置に起因した通信障害で
あることを速かに認識できる通信障害検出通知方式を提
供できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の親局を示すブロック図、第
２図は本発明の一実施例のデータ端末装置を示すブロッ
ク図、第３図はデータ伝送システムのシステム構成図、
第４図は従来のデータ伝送システムのデータ送受信図、
第５図はデータ端末装置の端末アドレスが重複している
場合のデータ送受信図である。 主要部分の符号の説明 ２・・・・・・ポーリング信号送信回路３・・・・・・
受信データ判定回路 ４・・・・・・端末アドレス格納レジスタ６・・・・・
・障害通知信号送信回路 ８・・・・・・信号検出回路 ９・・・・・・データ送信回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 親局と複数のデータ端末装置とが接続され、かつ前記親
   局が前記複数のデータ端末装置からデータを受信するデ
   ータ伝送システムの通信障害検出通知方式であって、過
   去に通信障害を生じた前記データ端末装置の端末アドレ
   スを逐次記憶しておく記憶手段を設け、前記受信データ
   に通信障害が生じた時、前記通信障害を生じた端末アド
   レスと前記記憶手段に記憶された端末アドレスとを比較
   し、前記比較の結果が一致した時に前記通信障害を生じ
   た前記データ端末装置に前記通信障害が生じたことを通
   知するようにしたことを特徴とする通信障害検出通知方
   式。