JP2619292B2 - 情報送受装置内バス障害復旧方法 - Google Patents

情報送受装置内バス障害復旧方法

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JP2619292B2
JP2619292B2 JP1246037A JP24603789A JP2619292B2 JP 2619292 B2 JP2619292 B2 JP 2619292B2 JP 1246037 A JP1246037 A JP 1246037A JP 24603789 A JP24603789 A JP 24603789A JP 2619292 B2 JP2619292 B2 JP 2619292B2
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 例えば、情報送受装置としての複数のI/Oカード(プ
リント板)が相互に情報の送受を行なう際に使用される
バスに障害が生じた場合のバス障害復旧方法に関し、特
にI/Oカードの障害に基づき障害になったバスを復旧さ
せることを目的とし、マスタカードと複数のI/Oカード
との間には、少なくとも送信用及び受信用を備えるリカ
バリバスと、TDMバスと、制御バスとが設けられ、 マスタカードから各I/Oカードに対し送信用リカバリ
バスを介して順次所定フレームフオーマットで、かつI/
Oカードでの異常の有無のレスポンスのみを求める第1
のコマンドを送出し、 異常有のレスポンスの場合、マスタカードは対応I/O
カードでの異常状態情報収集の為制御バスに接続の際、
制御バスの異常を検出すると、 マスタカードは所定フレームフオーマットで、かつI/
Oカードの回路動作のリセット、バスからの切離し等を
制御する第2のコマンドを送信用リカバリバスを介して
I/Oカードに送出すると、 I/Oカードでは第2コマンドに対応する制御が行われ
ると共に制御バスから切り離され、制御結果と回路状態
を示すレスポンスを受信用リカバリバスを介してマスタ
カードに送出し、 またI/Oカードから受信用リカバリバスを介するマス
タカードへのレスポンスの異常をマスタカードが検出し
た場合、マスタカードは受信用リカバリバスからの切離
し制御を含む第2コマンドを送信用リカバリバスを介し
て対応I/Oカードに送出し、 I/Oカードでは第2コマンドに基づき受信用リカバリ
バスから切り離されるようにする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば、情報送受装置としての複数のI/O
カードがバスを介して相互に情報送受する際に使用され
るバス障害復旧方法に関する。
第4図はカード間情報送受の概略説明図を示す。
図に示す様に、複数のI/Oカード(装置の動作に必要
な電子回路が搭載されたプリント板等)121〜12nとマス
タカード(複数のI/Oカードの監視・制御用プリント板
等)11とがカード収容棚に挿入され、これらのカード
が、例えばTDMバス,制御バス,リカバリバスに接続さ
れている。
ここで、TDMバス13は多重化すべき情報をI/Oカード間
で送受するバス、制御バス14は各I/Oカードの動作状態
等の情報を伝送するバス、リカバリバス15は各I/Oカー
ド内のトランシーバTRとTDMバス、制御バス、リカバリ
バスとの接続をオン/オフする接続制御信号などを伝送
するバスである。
しかしてI/Oカード121に障害が発生したとすると、こ
のカードから異常信号がバスに送出され続けると、他の
I/Oカード間の情報送受を阻害する様にもなり、I/Oカー
ドから構成される装置の誤動作を引き起こしたりする可
能性がある。
そのためマスタカードは定期的に制御バスを用いてI/
Oカードの動作状態を収集しているが、I/Oカードの障害
によりバスのいづれかが障害になった時、障害になった
バスを復旧させる様にすることが必要である。
〔従来の技術〕
第5図は従来例のブロック図、第6図は従来のリカバ
リバスフレームフオーマット例、第7図は第5図中の多
数決判定回路ブロック図例を示す。
以下、第6図,第7図を参照して第5図の動作を説明
する。尚、リカバリバス15は信頼性を高めるために、例
えば送信用リカバリバス15は3系列とし、これと1系列
の受信用リカバリバス152及び1系列のクロック供給用
リカバリバス153とで構成されている。
先ず、マスタカードは制御バス14を用いて常時各I/O
カードの動作状態を収集,チェックし、異常を検出すれ
ば送信用リカバリバスを介してコマンドを異常I/Oカー
ドに送出してバスとの接続を断にするなどの制御を行な
う。
このコマンドのフレームフオーマットは第6図−に
示す様に、スタートビットSTの後の8ビットA0〜A7が各
カードのアドレス、次の6ビットC0〜C5がそのカードに
対する制御データ、パリテイビットP、ストップビット
SPで構成され、調歩形式の直列データになっているが、
各ビットの機能は下記の様である。即ち、 A0〜A7: 物理的アドレス(I/Oカードの実装位置を特定
する為のアドレス信号)で、0〜255までのカードをア
クセスできる。
C0〜C3: TDMバス,制御バスとI/Oカードとの接続/切
離し(イネーブル/ディセーブル)を行なわせる。尚、
制御バスは直列バスと並列バスの2種類があるので、C2
は直列用、C1は並列用である。
C4: カードの中の回路などで発生した障害が一時的な
ものか否かをチェックする為、その部分の動作をリセッ
トさせる。
C5: 1HC0〜C4が有効、0はポーリングでレスポンスの
み要求する(C0〜C4は無効)。
P: A0〜C5についてのパリテイビット 一方、上記のコマンドに対して、I/Oカードからのレ
スポンスは第6図−に示す様にパリテイPが終了した
直後、0のレスポンスを行なう。
しかしてマスタカードは制御バスを介して各I/Oカー
ドの動作状態を監視し、異常を検出すると、コマンド生
成回路22はマイクロプロセッサ(以下、MPUと省略す
る)21の制御の下に第6図−に示す様なフレームフオ
ーマットのコマンド(C5が1になっている)を生成した
後、分配部分で3系列の同一コマンドに分配し、送信回
路23を介して3系列の送信用リカバリバスに送出する。
そこで、この3系列のコマンドは全てのI/Oカードの受
信回路31で受信された後、第7図に示す多数決判定回路
32で多数決が取られる。
即ち、第7図中の321〜323はインバータ、324〜327は
ANDゲート、328は多数決演算器を示すが、多数決演算器
で F=(*A)B C+A (*B) C+A B(*C)+A
B C の演算を行なって演算結果が≧1の時に1を出力する。
尚、*は反転を示す。
この出力はパリテイチェック回路33でパリテイチェッ
クが行なわれ、チェック結果が正常であれば、アドレス
・コマンドデータ34に送出する。
アドレス・コマンドデコーダは自己のアドレスと一致
するか否かチェックし、一致すればコマンドをデコーダ
し、例えばコマンドがTDMバスからの切離しであれば、T
DMバス接続制御信号を送出してトランシーバ36の送信部
分をオフにしてI/OカードとTDMバスとの接続を電気的に
切り離すと共に、リカバリバス接続制御信号を送信回路
35に送出し、これをオンにする。これにより、TDMバス
に、例えば異常信号を送出していた上記トランシーバ36
の送信部分は断になり、他のI/OカードがこのTDMバスを
使用できる様になる。
また、リカバリバス接続制御信号でオンになった送信
回路35を介して第6図−に示す様にストップビットの
立上り直後に1ビットのレスポンスを受信用リカバリバ
ス153に送出する。
このレスポンスは、マスタカードの受信回路24を介し
てMPU21に送られる。
尚、C5が0のコマンドをマスタカードからI/Oカード
に送出すると、アドレス・コマンドデコーダ34はC5が0
を検出し、制御を行なわず、単にレスポンスのみを返送
するが、マスタカードはレスポンスを受信することによ
りI/Oカードの実装が分かり、返送されなければ未実装
と判断する。
結局、リカバリバスの機能としては上記コマンド内容
に示す様に、I/Oカードの実装/未実装 I/Oカード
のリセット制御 バスへの接続/切断制御を行なう信
号の伝送である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで、マスタカードからリカバリバスを介してI/O
カードにコマンドを送出し、そのI/Oカードに対して制
御を行なわせる場合、第6図−に示す様にI/Oカード
からのレスポンスが1ビットの為にマスタカードは制御
が正しく行なわれたか否か判断できない。
また、マスタカードは各I/Oカードの動作状態を制御
バス14を介して収集しているが、制御バスが障害になる
と収集できなくなると言う2つの問題がある。
尚、後者の場合、I/Oカードの正しい障害状況が得ら
れないので、I/Oカードを一枚ずつ抜いてチェックしな
ければ障害の切り分けが困難で、障害復旧に時間がかか
る。
〔課題を解決する為の手段〕 上記問題点は本発明により、マスタカードと複数のI/
Oカードとの間には、少なくとも送信用及び受信用を備
えるリカバリバスと、TDMバスと、制御バスとが設けら
れ、 マスタカードから各I/Oカードに対し送信用リカバリ
バスを介して順次所定フレームフオーマットで、かつI/
Oカードでの異常の有無のレスポンスのみを求める第1
のコマンドを送出し、 異常有のレスポンスの場合、マスタカードは対応I/O
カードでの異常状態情報収集の為制御バスに接続の際、
制御バスの異常を検出すると、 マスタカードは所定フレームフオーマットで、かつI/
Oカードの回路動作のリセット、バスからの切離し等を
制御する第2のコマンドを送信用リカバリバスを介して
所定I/Oカードに送出すると、 I/Oカードでは第2コマンドに対応する制御が行われ
ると共に制御バスから切り離され、制御結果と回路状態
を示すレスポンスを受信用リカバリバスを介してマスタ
カードに送出し、 またI/Oカードから受信用リカバリバスを介するマス
タカードへのレスポンスの異常をマスタカードが検出し
た場合、マスタカードは受信用リカバリバスからの切離
し制御を含む第2コマンドを送信用リカバリバスを介し
て対応I/Oカードに送出し、 I/Oカードでは第2コマンドに基づき受信用リカバリ
バスから切り離されることを特徴とする情報送受装置内
バス障害復旧方法によって解決される。
〔作用〕
本発明では、情報送受装置は複数のI/Oカードと、マ
スタカードとI/Oカード間、I/Oカードとマスタカード間
の情報送受用TDMバス、制御バス及びリカバリバスとか
ら構成され、マスタカードは各I/Oカードの状態監視、
回路のリセット、各バスからI/Oカードの接続/切離し
の制御等の機能を有している。
そしてI/Oカードに障害の生じたことによってTDMバ
ス、制御バス、リカバリバスが障害となると、他のI/O
カード間の情報送受に影響を与えるのでマスタカードは
障害となったバスから障害の原因となったI/Oカードを
切り離さねばならない。
一方リカバリバスは送信用、受信用、クロック供給用
のリカバリバスから構成され、特に送信用リカバリバス
はマスタカードからI/Oカードへのコマンドの送出の信
頼性を高めるため3系列となっているので、障害の監視
の必要はないが、マスタカードがI/Oカードの状態情報
収集のために使用する制御バス及び各I/Oカードからの
レスポンスを受信する受信用リカバリバスにおける障害
の有無の監視が特に必要となる。
このため本発明では、I/Oカードに所定のフレームフ
オーマットのコマンドを送出しうるようになっている。
この場合コマンドは各I/Oカードのアドレスと共に各I
/Oカードの異常の有無のみのレスポンスを求める第1の
コマンドと、各I/OカードにおいてTDMバス、制御バス、
リカバリバスとの接続,切断の制御、カード内回路のリ
セット制御等のための接続制御信号を含む第2コマンド
から構成されている。
マスタカードが各I/Oカードの異常の有無のため順次
各I/Oカードに対し送信用リカバリバスを介して第1コ
マンドを送出すると、かかる第1コマンドはコマンド中
のアドレスに対応するI/Oカードで受領され、I/Oカード
で回路状態に変化はなく、また如何なるアラームも発生
していない場合、異常無のレスポンスを受信用リカバリ
バスを介してマスタカードに送出する。
しかしI/Oカードで回路の動作状態に変化を生じ、あ
るいはアラームの発生した場合、異常有のレスポンスを
受信用コマンドバスを介しマスタカードに送出すると、
マスタカードではこれを分析し、このI/Oカードの異常
有を確認すると、アラーム発生個所の特定のため制御バ
スを介して対応I/Oカードの障害情報を収集せんとす
る。
しかしてI/Oカードでのある障害によって制御バスも
障害となっていれば、マスタカードは障害情報の収集の
ため制御バスに接続された際これを検知出来るので、マ
スタカードは第2コマンドを送信用リカバリバスを介し
て対応I/Oカードに送出する。
この第2コマンドは既述の如くTDMバス、制御バス、
リカバリバスからI/Oカードの接続,切離しを制御し、
回路のリセット制御等の接続制御信号を有し、この場合
は制御バスからの切離しと、回路のリセットの制御とな
っているので、対応するI/Oカードでは、制御バスから
切り離しと回路のリセットを行なうと共に受信用リカバ
リバスを介してマスタカードに対し、第2コマンド通り
の制御が行なわれたことと回路状態情報を送出する。そ
してI/Oカードの障害が回復すると、制御バスは正常と
なり、他のI/Oカードによる使用が可能となる。
またI/Oカードに異常有で、しかも制御バスを介して
障害情報を収集した結果I/Oカードの障害がTDMバスにも
影響する内容の情報である場合、マスタカードは第2コ
マンドをTDMバスを切り離すべき接続制御信号とし、そ
のI/Oカードに対し送信用リカバリバスを介し送出する
とI/OカードではTDMバスとの切離しが行なわれる。
しかして本発明では、マスタカードからのコマンドに
対し、常にI/Oカードから受信用リカバリバスを介して
レスポンスがマスタカードに送られる様にしているの
で、レスポンスの異常をマスタカードが検出すると、マ
スタカードではI/Oカードのレスポンス送出のための送
信回路での異常と判断し、I/Oカードの送信回路を受信
用リカバリバスから切り離すための第2コマンドを送信
用リカバリバスを介してI/Oカードに送出する。
これによってI/Oカードではその第2コマンドに基づ
いて、受信用リカバリバスからI/Oカードを切り離す制
御をが行なわれる。
即ち本発明では、I/Oカードの異常によってTDMバス、
制御バス、あるいは受信用リカバリバスが障害となった
場合、これらのバスからI/Oカードを切り離すことが出
来ると共に、制御後の動作状態を含むI/Oカードと回路
状態をI/Oカードからのレスポンスでマスタカードは完
全に把握可能となる。
なおかかるコマンドの発生、I/Oカードからのレスポ
ンスの検出のために、マスタカードにはコマンド生成部
及びレスポンスデータデコーダ部を備え、一方マスタカ
ードに対し、コマンドに対応するレスポンスを発生する
ためのレスポンスデータ生成部をI/Oカードは備えるこ
とになる。
〔実施例〕
第2図は本発明の実施例のブロック図、第3図はリカ
バリバスフレームフオーマット例を示す。
ここで、第1図におけるレスポンスデータデコード部
41はMPU411,レスポンスデコーダ412,受信回路413から構
成され、コマンド生成部42はコマンド生成回路421,送信
回路422から構成され、I/Oカードでは受信回路51,多数
決判定回路52,パリテイチェック回路53,アドレス・コマ
ンドデコーダ54,送信回路55,トランシーバ56,57を備え
るほか、第1図のレスポンスデータ生成部6はレスポン
スデータ生成回路61,アラーム表示ビット生成回路62,状
態表示ビット生成回路63から構成される。
尚、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
以下、リカバリバスは従来例と同じく、送信用が3系
列、受信用が1系列、クロック供給用が1系列として、
第3図を参照して第2の動作を説明する。
先ず、本発明のコマンドのフレームフオーマットは第
3図−に示す様に、スタートビットSTの後の8ビット
A0〜A7が各カードのアドレス、次の7ビットC0〜C6がそ
のカードに対する制御データ、パリテイP、最後にスト
ップビットSPで構成され、調歩形式の直列データになっ
ている。即ち、 A0〜A7: I/Oカードの実装位置を特定する為のアドレス
信号で、0〜255までのカードをアクセスできる。
C0〜C6はコマンドデータの部分で、 C0〜C3: TDMバス,制御バスとI/Oカードとの接続/切
離しを行なわせる。
C4: リカバリバスとI/Oカードとの接続/切離しを行な
わせる。
C5: I/Oカードの中の回路動作をリセットさせる。
C6: 0でC0〜C5を実行、1でC0〜C5未実行(ポーリン
グモード) P: A0〜C6のパリテイビットで奇数パリテイ 一方、レスポンスデータは第3図−に示す様にコマ
ンドと同様に調歩形式の8ビットの直列データで、パリ
テイPが終了した直後に送出される。
即ち、 R0〜R4: 接続/切離し制御が行なわれた後のTDMバス,
制御バスとI/Oカードとの接続状態を示す状態ビット R5: I/Oカードの中の回路の動作状態を変化したか否か
を示す状態表示ビット R6: I/Oカードの中でアラームが発生したか否かを示す
アラーム表示ビット RP: レスポンスデータのパリテイビットで奇数パリテ
イ 結局、リカバリバスを伝送する信号のフレームフオー
マットとして従来例と異なる点は、コマンド制御データ
部分が1ビット増加し、I/Oカードからコマンドに対応
するレスポンスの状態ビットが7ビットになった点であ
る。
次に、マスタカードはコマンド生成回路421で、第3
図−に示すコマンドを定期的に生成し、信頼性維持の
ため分配部分で3系列の同一コマンドに分配し、送信回
路422を介して3系列の送信用リカバリバス71に送出す
る。尚、この時はC6を1として、状態変化、アラーム発
生があったか否かの異常の有無のみを各I/Oカードから
順次レスポンスすることを要求する。
ここで3系列のコマンドは全てのI/Oカードの受信回
路51で受信された後、多数決判定回路52で多数決が取ら
れ、パリテイチェック回路53でパリテイチェックが行な
われ、チェック結果が正常であれば、アドレス・コマン
ドデータ54でアドレスが自己のアドレスと一致するか否
かチェックし、一致すればリカバリバス接続制御信号を
送信回路55に送出してこの送信回路を動作状態とする。
一方、このI/Oカードで1つでもアラームが発生した
り、回路の状態が変化するという異常有であれば、例え
ばORゲートで構成されたアラーム表示ビット生成回路62
や、状変表示ビット生成回路63からレスポンスデータの
R5,R6ビット(各1ビット)がレスポンスデータ生成回
路61に与えられる。
レスポンスデータ生成回路では、第3図−に示す様
なフレームフオーマットのレスポンスデータを生成し、
動作状態である送信回路55を介して受信用リカバリバス
72に送出する。
マスタカードは受信回路413でレスポンスデータのパ
リテイRPをチェックし、正常ならレスポンスデコーダ41
2でデコードしMPU411に送出する。
MPUはC6が1の為にR5,R6のみを抽出して対応するI/O
カードの異常有を検出する。
マスタカードは制御バス14を介してアラーム発生個所
の特定の為に障害情報収集のため制御バスに接続された
際、制御バスに継続してデータが送出されていると、こ
れを制御バスが障害として検出する。
そこで、マスタカードはアドレスをI/Oカード5に、C
6を0にした第2コマンドをコマンド生成回路421,送信
回路422,送信用リカバリバス71を介してI/Oカード5に
送出する。
I/Oカード5は上記と同様にコマンドとアドレスデー
タの多数決を取り、パリテイチェックをしてアドレス・
コマンドデコーダ54で自己のアドレスと一致するとコマ
ンドをデコードする。そして、このデコーダは取り出し
た接続制御信号を送出して制御バスに対応するトランシ
ーバ57中の送信部分をオフにして制御バスとの接続を断
にすると共に、制御結果をレスポンスデータ生成回路61
に送出する。
レスポンスデータ生成回路は第3図−に示す様なフ
レームフオーマットのレスポンスデータを生成し、動作
状態となっている送信回路55,受信用リカバリバス,受
信回路413,レスポンスデコーダ412を介してMPUに返送す
る。
MPUはレスポンスデータをチェックして制御が正しく
行なわれたと判断する。そして制御バスからの切離しと
共にコマンドに基づく接続制御信号による制御でI/Oカ
ードの障害が除去される。
またマスタカードからI/Oカードにコマンドが送出さ
れるとI/Oカードから受信用リカバリバスを介して必ず
レスポンスがマスタカードに送られる様になっているの
で、このレスポンスの異常はマスタカードで検出され、
これは受信用リカバリバスにレスポンスを送出するため
の送信回路の異常であり、これによって受信用リカバリ
バスが障害となったことをマスタカードは直ちに認識す
る。
これによってマスタカードはI/Oカードを受信用リカ
バリバスから切り離すことを要求する接続制御信号を含
む第2コマンドを送信用リカバリバスを介してI/Oカー
ドに送出すると、I/Oカードではアドレス・コマンドデ
コーダ54からのリカバリバス接続制御信号により送信回
路55をオフにし、I/Oカード5と受信用リカバリバスと
の接続を断とし、他のI/Oカードが受信用リカバリバス
を使用できる様になる。
即ち、レスポンスデータに制御結果を示すビットを設
けたので、マスタカードによるI/Oカードの制御が正し
く行なわれたか否かが正確に分かる。また各I/Oカード
の監視の際、制御バスが障害となっていても、第1,第2
コマンド送出を高信頼性の送信用リカバリバスを介して
I/Oカードに送出することによって、コマンドは確実にI
/Oカードに伝えられる。
またコマンドを第1,第2コマンドとし、第1コマンド
では異常の有無のみレスポンスさせ、異常有の場合の第
2コマンドではTDMバス,制御バス及びリカバリバスか
らのI/Oカードの切離し、回路のリセット等の接続制御
信号を有しているので、異常有の検出が容易に行なわれ
ると共に、異常有後のI/Oカードの種々の制御が急速に
行なわれ、しかも制御バスの障害でもI/Oカードの制御
とレスポンスの受領が可能となるばかりではなく受信用
リカバリバスの障害の際I/Oカードの切離しも実現され
る。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明した様に、本発明によればI/Oカード
の障害により障害となったTDMバス,制御バス,受信用
リカバリバスのいづれの復旧もマスタカードからの制御
により確実に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の実施例のブロック図、 第3図はリカバリバスフレームフオーマット、 第4図はカード間通信の概略説明図、 第5図は従来例のブロック図、 第6図は従来のリカバリバスフレームフオーマット、 第7図は第5図中の多数決判定回路のブロック図例を示
す。 図において、 4はマスタカード、 5はI/Oカード、 6はレスポンスデータ生成部、 7はリカバリバス、 13はTDMバス、 14は制御バス、 41はレスポンスデータデコード部、 42はコマンド生成部を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスタカードと複数のI/Oカードとの間に
    は、少なくとも送信用及び受信用を備えるリカバリバス
    と、TDMバスと、制御バスとが設けられ、 マスタカードから各I/Oカードに対し送信用リカバリバ
    スを介して順次所定フレームフオーマットで、かつI/O
    カードでの異常の有無のレスポンスのみを求める第1の
    コマンドを送出し、 異常有のレスポンスの場合、マスタカードは対応I/Oカ
    ードでの異常状態情報収集の為制御バスに接続の際、制
    御バスの異常を検出すると、 マスタカードは所定フレームフオーマットで、かつI/O
    カードの回路動作のリセット、バスからの切離し等を制
    御する第2のコマンドを送信用リカバリバスを介してI/
    Oカードに送出すると、 I/Oカードでは第2コマンドに対応する制御が行われる
    と共に制御バスから切り離され、制御結果と回路状態を
    示すレスポンスを受信用リカバリバスを介してマスタカ
    ードに送出し、 またI/Oカードから受信用リカバリバスを介するマスタ
    カードへのレスポンスの異常をマスタカードが検出した
    場合、マスタカードは受信用リカバリバスからの切離し
    制御を含む第2コマンドを送信用リカバリバスを介して
    対応I/Oカードに送出し、 I/Oカードでは第2コマンドに基づき受信用リカバリバ
    スから切り離されることを特徴とする情報送受装置内バ
    ス障害復旧方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2506335B2 (ja) * 1986-05-20 1996-06-12 富士通株式会社 共通バス構造を持つデ−タ処理装置

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JPH03108046A (ja) 1991-05-08

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