JP2856611B2 - キャリア保持機構 - Google Patents
キャリア保持機構Info
- Publication number
- JP2856611B2 JP2856611B2 JP26098992A JP26098992A JP2856611B2 JP 2856611 B2 JP2856611 B2 JP 2856611B2 JP 26098992 A JP26098992 A JP 26098992A JP 26098992 A JP26098992 A JP 26098992A JP 2856611 B2 JP2856611 B2 JP 2856611B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- holding
- holding mechanism
- sensor
- carrier holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板(以下単に
ウェーハと呼ぶ)を複数枚収納するキャリアを掴み搬送
するキャリア搬送装置におけるキャリア保持機構に関す
る。
ウェーハと呼ぶ)を複数枚収納するキャリアを掴み搬送
するキャリア搬送装置におけるキャリア保持機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のキャリア保持機構の一例を
説明するためのキャリア搬送装置を示す斜視図である。
従来、この種のキャリア搬送装置は、図2に示すよう
に、一方向に移動する搬送ヘッド4と、搬送ヘッド4か
ら上下に上昇する支持棒1と、支持棒1の先端に取付け
らるキャリア7を保持する保持部2と、この保持部2よ
り突出しキャリア7の凹みを引換けるフック3と、キャ
リア7の有無を検知するセンサである発光部5a及び受
光部5bを有している。
説明するためのキャリア搬送装置を示す斜視図である。
従来、この種のキャリア搬送装置は、図2に示すよう
に、一方向に移動する搬送ヘッド4と、搬送ヘッド4か
ら上下に上昇する支持棒1と、支持棒1の先端に取付け
らるキャリア7を保持する保持部2と、この保持部2よ
り突出しキャリア7の凹みを引換けるフック3と、キャ
リア7の有無を検知するセンサである発光部5a及び受
光部5bを有している。
【0003】このキャリア搬送装置でキャリア7を移動
させる場合、まず、センサである発光部5aから光を投
射し、キャリア7により光が遮断されれば、有と確認
し、支持棒1がつぼみ、保持部2とフック3によりキャ
リア7を掴み、搬送ヘッド4が移動し、キャリア7は別
の場所に移動させる。また、キャリア7が無いときは、
発光部5aの光は受光部5bに入光され、支持棒1は動
作せず、停止したままになる。
させる場合、まず、センサである発光部5aから光を投
射し、キャリア7により光が遮断されれば、有と確認
し、支持棒1がつぼみ、保持部2とフック3によりキャ
リア7を掴み、搬送ヘッド4が移動し、キャリア7は別
の場所に移動させる。また、キャリア7が無いときは、
発光部5aの光は受光部5bに入光され、支持棒1は動
作せず、停止したままになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のキャリア搬
送装置におけるキャリア保持機構では、キャリアの有り
を確認し、4つの保持部とフックでキャリアを保持して
いるものの、一本の保持部でもその保持状態が悪いと、
キャリアが傾き、キャリア内のウェーハが、脱落し、ウ
ェーハが割れ、落下附近にある処理槽等にウェーハの割
れたかすが処理槽内の処理液に混入し、汚染してしまう
問題があった。
送装置におけるキャリア保持機構では、キャリアの有り
を確認し、4つの保持部とフックでキャリアを保持して
いるものの、一本の保持部でもその保持状態が悪いと、
キャリアが傾き、キャリア内のウェーハが、脱落し、ウ
ェーハが割れ、落下附近にある処理槽等にウェーハの割
れたかすが処理槽内の処理液に混入し、汚染してしまう
問題があった。
【0005】本発明の目的は、キャリアを確実に保持す
るキャリア保持機構を提供することである。
るキャリア保持機構を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のキャリア保持機
構は、搬送すべきキャリアの四隅に対応して設けられた
四つの保持部のの各々に、前記キャリアの対応する壁面
の有無を検知するセンサが備え付けられていることを特
徴としている。
構は、搬送すべきキャリアの四隅に対応して設けられた
四つの保持部のの各々に、前記キャリアの対応する壁面
の有無を検知するセンサが備え付けられていることを特
徴としている。
【0007】
【実施例】次に、本発明について、図面を参照して説明
する。
する。
【0008】図1は本発明のキャリア保持機構の一実施
例を示す斜視図及び部分拡大図である。このキャリア保
持機構は、図1に示すように、搬送ヘッドより伸びる4
本の支持棒1の先端の保持部2にキャリアの壁面に接し
ているか否かを確認するセンサ6を取付けることであ
る。それ以外は従来例と同じである。また、このセンサ
6は発光部と受光部を備えたもので、例えば、市販の反
射型フォトインタラプタである。
例を示す斜視図及び部分拡大図である。このキャリア保
持機構は、図1に示すように、搬送ヘッドより伸びる4
本の支持棒1の先端の保持部2にキャリアの壁面に接し
ているか否かを確認するセンサ6を取付けることであ
る。それ以外は従来例と同じである。また、このセンサ
6は発光部と受光部を備えたもので、例えば、市販の反
射型フォトインタラプタである。
【0009】次に、このキャリア保持機構の動作を説明
する。まず、搬送ヘッドよりキャリアを支持棒1が下降
し、支持棒1がつぼみ、保持部2で掴む、この時、各保
持部2のセンサ6がキャリアの壁の有無を検知する。そ
して各センサ3の信号の論理積を取ることによってキャ
リアの保持状態が完全であることを確認する。また、1
つのセンサでもキャリアの壁を確認できないときは、エ
ラーとし搬送動作を停止させる。
する。まず、搬送ヘッドよりキャリアを支持棒1が下降
し、支持棒1がつぼみ、保持部2で掴む、この時、各保
持部2のセンサ6がキャリアの壁の有無を検知する。そ
して各センサ3の信号の論理積を取ることによってキャ
リアの保持状態が完全であることを確認する。また、1
つのセンサでもキャリアの壁を確認できないときは、エ
ラーとし搬送動作を停止させる。
【0010】このように複数本ある支持棒1の保持部2
に独立してセンサ2を設ければフック3がキャリアの凹
みに充分入らない場合は、その保持部のセンサ6の信号
が得られず、エラーとしてカウントされる。従って、各
センサ6が同時に信号を発生することは保持部2のフッ
ク3がキャリアの凹みに挿入され、確実にキャリアを保
持したことになる。
に独立してセンサ2を設ければフック3がキャリアの凹
みに充分入らない場合は、その保持部のセンサ6の信号
が得られず、エラーとしてカウントされる。従って、各
センサ6が同時に信号を発生することは保持部2のフッ
ク3がキャリアの凹みに挿入され、確実にキャリアを保
持したことになる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数本の
支持棒の保持棒の保持部の全てにキャリアの壁面の有無
を検出するセンサを設け、これらセンサの信号の論理積
が0でないことを確認することによって、キャリアのバ
ンドリング状態を確認できるので、キャリアを傾きをむ
けて保持したり、収納されたウェーハを落下させること
なく、確実に保持出来るという効果がある。
支持棒の保持棒の保持部の全てにキャリアの壁面の有無
を検出するセンサを設け、これらセンサの信号の論理積
が0でないことを確認することによって、キャリアのバ
ンドリング状態を確認できるので、キャリアを傾きをむ
けて保持したり、収納されたウェーハを落下させること
なく、確実に保持出来るという効果がある。
【図1】本発明のキャリア保持機構一実施例を示す斜視
図及び部分拡大図である。
図及び部分拡大図である。
【図2】従来のキャリア搬送装置の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
1 支持棒 2 保持部 3 フック 4 搬送ヘッド 5a 発光部 5b 受光部 6 センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 搬送すべきキャリアの四隅に対応して設
けられた四つの保持部のの各々に、前記キャリアの対応
する壁面の有無を検知するセンサが備え付けられている
ことを特徴とするキャリア保持機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26098992A JP2856611B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | キャリア保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26098992A JP2856611B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | キャリア保持機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06112296A JPH06112296A (ja) | 1994-04-22 |
JP2856611B2 true JP2856611B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=17355525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26098992A Expired - Lifetime JP2856611B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | キャリア保持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2856611B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010171051A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 移載機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100486107B1 (ko) * | 1997-12-26 | 2005-08-17 | 삼성전자주식회사 | 반사형감지센서를갖는트레이이송장치 |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP26098992A patent/JP2856611B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010171051A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 移載機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06112296A (ja) | 1994-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4253365B2 (ja) | ウェハ搬送装置 | |
US6109677A (en) | Apparatus for handling and transporting plate like substrates | |
KR920018888A (ko) | 로드록장치 및 웨이퍼의 반송시스템 및 웨이퍼의 위치 검출장치 | |
TWI425590B (zh) | 基板處理裝置及其基板搬送方法 | |
KR102521418B1 (ko) | 기판 처리 장치 및 기판 반송 방법 그리고 기판 반송 프로그램을 기억한 컴퓨터 판독 가능한 기억 매체 | |
TW202043123A (zh) | 保存容器之分隔板、保存容器、基板處理系統及基板之搬運方法 | |
KR100751495B1 (ko) | 반도체웨이퍼 분류장치 및 그것을 이용한 분류방법 | |
JP4487302B2 (ja) | ロードポート | |
JP2856611B2 (ja) | キャリア保持機構 | |
EP0844531A2 (en) | Master plate transporting system | |
KR100256568B1 (ko) | 웨이퍼 이송장치 및 방법 | |
JPH1070183A (ja) | 壊れやすい物体の保管及び運搬用の容器 | |
KR100383260B1 (ko) | 레티클 위치감지장치기능을 갖는 포크 암을 구비한 레이클이송장치 | |
JP2004207507A (ja) | 基板検出装置 | |
JP2606423B2 (ja) | 半導体ウェハー搬送装置および搬送方法 | |
JPH0456338A (ja) | ウエハ搬送方法およびウエハ搬送装置 | |
JP2808199B2 (ja) | ウエハ搬送装置 | |
JP3017186B1 (ja) | ウエハ搬送装置および半導体製造装置 | |
JPH07147316A (ja) | 検出装置 | |
JP3335264B2 (ja) | カセット保持装置並びにこれを具備した基板搬送装置及び基板自動処理装置 | |
JP6656441B2 (ja) | 基板処理装置及び基板搬送方法並びに基板搬送プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 | |
JPH06252251A (ja) | 受渡し装置 | |
JPH0774230A (ja) | 半導体製造装置 | |
KR100187437B1 (ko) | 반도체 웨이퍼 운반용 캐리어 | |
JP2000031257A (ja) | 半導体素子製造用基板収納装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981027 |